中川騒動でも、ブレブレKYだった麻生&自民党。判断能力欠如で、日米関係&国民生活にもマイナスに。
2009年 02月 18日
最新記事の一覧表・・・2月分がコチラ、1月分はコチラに
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。
今回の中川昭一氏の辞任騒動で、mewは麻生&自民党政権は、「マジ
にボロボロ、ガタガタになってるな~」と、いかに末期状態にあるかを
実感させられるとこがあったのだけど・・・。^^;
その一つに、中川氏の辞任騒動を、クリントン米国務長官の来日と
ぶつけてしまったことがある。(ーー;)
これは政府与党として落第とも言えるダメダメの対応ではない
だろうか?(**)
昨日は朝から晩まで、さらに今日にかけて、マスコミ、特にTVの
報道は、中川氏の辞任騒動でほとんど埋め尽くされてしまって・・・。
そのために、折角、クリントン氏が、最初の外遊の最初の訪問地と
して日本に来たのに、その扱いは、ごくごく小さなものになってしま
ったのは、本当に頂けなかった。(-"-)
mewは個人的にヒラリー(クリントン氏)がチョットごひいき&
おおいに関心があるので、彼女が、首相らとの会談や様々な場で、
どのような言動をするのか、もっともっと見たかったのに~~~、
と思ったこともあるのだけど。(・・)
でも、これは麻生政権にとっても、めっちゃ痛手だったし。ひとりの
国民として、客観的に日米関係を考えた時にも、かなり大きなマイナス
になってしまったに違いない。(ーー;)
* * * * *
クリントン氏は、日米関係を重視していることをアピールするために、
わざわざ今月24日に、麻生首相をオバマ大統領との会談を行なうこと
を発表。他国の首脳として、ホワイトハウスへの初の招待客にすると
いう手土産を用意して来ていたのに、そのビッグ・ニュースも完全に
かすんでしまった。^^;
<山本一太氏がブログに、『麻生総理とオバマ大統領との間には、まだ
「個人的な信頼関係」が構築されていない。 この状況下で「ホワイト
ハウスに招かれる」というのは極めて異例だ。 ふうむ。 米国政府
から「過大な見返り」を要求されなければいいんだけど...。』って
書いていたけど。<コチラ> このブログでも、何回か書いているよう
に、もちろん、ビッグな見返りのためだと思うけどね。(・・)>
また、ヒラリーは、朝から精力的に動いていて。<朝8時過ぎには、
明治神宮を参拝して、お神楽を観たりしてたし~。>首相や閣僚との
会談のほか、天皇・皇后陛下を訪問&歓談、東大の学生とディスカッ
ションを行なったり、拉致被害者の会のメンバーと懇談して、拉致問題
への関心をアピールしたりしていたのに。その活動も無為なものにして
しまったわけで。これは、ある意味で大きな失点だろう。(-"-)
当然に、麻生首相&内閣の側も、オバマ新政権の要職であり、日本
でも有名なヒラリーとの会談の様子や、日米の強い同盟関係を、国内外
にアピールする機会を失ってしまったわけで・・・。^^;
* * * * *
もしmewが、麻生首相の側近だったら、クリントン氏が日本に滞在
している間に、しかも、本格的に活動するのは、たった1日だけで
あることを考えれば、よりによって、その日に中川氏が2回も辞任会見
を行なうようなことはさせないだろうし。
増してや、麻生ークリントン会談&食事会の前に、辞任発表などを
させるようなバカなことはしないだろう。(**)
<mewなら、彼からマスコミを遠ざけるために、昨日1日だけでも、
体調不良で入院か自宅ごもりをさせることを考えちゃうかも。^^;
小泉元首相の飯島秘書官なら、それなりに有効な手立てを講じたんじゃ
ないかな~?(・・)>
何かそういう配慮や対処ができないところを見ても、日本の政府&
自民党は、本当にダメになってしまったな~と。麻生内閣や自民党
には、ろくな議員やスタッフがいないんだな~と、改めて思って
しまったところがあった。(-"-)
<mewが米政府の人間なら、「日本政府は何をやっているんだ、国務
長官が最初に訪問してやってるのに、失礼な!」って怒るかも~?>
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尚、クリントン氏と首相、閣僚、小沢氏との会談の内容は、コチラ
の記事をご参照頂きたいのだが・・・。
まあ、今回のクリントン国務長官の来日は、とりあえず新政権に
なったご挨拶の訪問だったので、麻生首相や中曽根外務大臣、浜田
防衛大臣との間では、そんなに本格的に立ち入った話はしなかった
ようなので、特に注目すべき点はないかも知れないのだけどね。^^;
<日米同盟強化、米軍再編計画(特に沖縄の基地&グアム移転)の
推進、北朝鮮問題の協力の確認。日本の自衛隊の海外への国際貢献
を増強するように要請(海賊新法、アフガン派遣、PKOなど)が
主だった内容だったようだ。オモテに出さなかったけど、それらに
対する費用負担も暗に求めていたと言えるだろう。(-"-;)>
mewが興味深く思っていた民主党の小沢代表との会談では、小沢氏
が、「日米同盟を重視but対等な関係の構築」をきっちりアピール
していた。
この会見のことは、また改めて詳細を書きたいが。両者とも、
近い将来、日本でも民主党が政権をとることを意識したような感じ
があったし。民主党&小沢氏としては、成功だったと実感している
のではないかと思う。(・・)
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話を麻生首相&内閣&自民党のダメダメな部分に戻すと・・・。
今回の件で、『中川氏がG7に出席した際、飲酒していたことは
官邸サイドもつかんでいた』のだという。(・・)
『政府高官は16日朝、「(マスコミも)一緒に飲んでいたそうじゃ
ないか」などと語っていた』らしい。<毎日新聞18日より・全文*2>
『しかし、記者会見での醜態は飲酒だけが原因とみていなかった。中川
氏は実際に体調を崩しており、「薬を多めに飲んでしまった」との説明で
事態は乗り切れると踏んでいた。自民党関係者は「首相も盟友の不祥事
ゆえに判断が甘くなり、収まると思ったのではないか」と推測する。
官邸サイドにはまた、経済危機の中、野党側が中川氏追及を理由に
予算審議を引き延ばせば、「野党側にも批判はいく」(政府高官)など
との読み違いもあった』とのこと。<同上>
つまり、麻生首相&その周辺、そして中川氏も、あのまま何とか
ごまかして逃げ切れると思っていたようなのだ。(-"-)
* * * * *
麻生首相にしてみれば、前記事にも書いたように、盟友である中川
氏を財務・金融大臣にすることによって、2人で協力をして、この
難局を乗り切って、何とか麻生内閣&自民党への支持をアップさせたい
という気持ちが強かったと思われる。(・・)
<特に国家の年度予算の成立というのは、すべての首相&財務大臣に
とって、国政における最大のイベント&実績になるものなので。これ
を何とか仕上げたいという思いも強かったのではないだろうか?>
しかも、mew的には「あり得ない!」ような話なのだが。麻生氏ら
の超保守仲間の間では、ポスト麻生として、中川昭一氏の名が、総裁
&首相候補として挙がっていたのだという。(゚Д゚)
いわゆるANA(麻生、中川昭、安部)の会で言えば(HANAの
会から自民党を離党した平沼氏を除いた仲間)、安倍氏、麻生氏が
すでに首相の座についたので、次は中川氏をという感じになっていた
のかわからないが・・・。^^;
<ちなみに、超保守勢力の間では、もう少ししたら、安倍氏を首相に
復活させる話も出ているとか?(>_<) motto arienai!
彼らにしてみれば、ともかく超保守政策&憲法改正を早く進めたい、
改革派で名前が出ている小池百合子氏や石原伸晃氏には総裁の座を
渡したくないという気持ちもあるのかも知れないが。超保守派も
かなり人材難なのかもね~。_(_^_)_>
麻生首相は、そんなこともあって、できるだけ中川昭一氏を簡単に
切りたくはないという思いも抱いていたのかも知れない。(-"-)
結局、前記事にも書いたように、お友達、なあなあ内閣の欠点が
ここにあらわれてしまったと言えるのではないだろうか?(・・)
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しかも、ここに麻生首相の最大の欠点であるKY<空気&漢字
(感じ)が読めない?>と、ブレブレ姿勢も加わってしまうことに
なった。^^;
中川氏は、17日朝になって「テレビに映っている自分の姿を見て
ギョッとした。辞めたい」と、首相サイドに辞意を伝えたのだという。
<お昼の会見でも、「あの映像を見た人、特に子供たちから見て、
いろいろな印象を国民に与えたのではないか」と語っていた。>
例の会見前の飲酒の話も、報道に出てしまい、マスコミや自公与党
内からの批判が強まっていて、このままじゃマズイという感じになった
のだろう。^^;
ここで、クリントン氏の来日のことを配慮したり、もう少し周囲の
状況を見て今後の対応を決めたりすればよかったものの、中川氏は、
中途ハンパにも「衆院で予算が通ったら辞任する」と発表。麻生首相や
国対も、それで大丈夫だと思ったらしいのだ。(ーー;)
『河村建夫官房長官は午後4時からの記者会見でこう説明したが、5時
過ぎには、国会内で首相と対応を協議。一転して、「このまま問題を
長期化させれば、内閣の致命傷になりかねない」との認識で一致した。
河村氏は午後6時過ぎに電話をかけてきた中川氏に、「これから官邸の
首相執務室に来てもらいたい」と、辞表提出を求めた』<同上>
こうして、朝昼晩どころか、麻生首相や官邸も中川氏も1~2時間
ごとに対応がブレブレになってしまったことが、事態をますます悪化
させることになったのだった。(ーー;)
* * * * *
おまけに、18日になって、麻生首相はロシアとの首脳会談などの
ためにサハリンを訪問している間に、自公与党の幹部が集まって、
こんな話をまとめたという。(-"-)
・
『自民、公明両党の幹事長、政調会長、国対委員長は18日午前、
中川昭一前財務相の辞任をめぐる麻生太郎首相の任命責任はないとの
認識で一致、09年度予算案の週内衆院通過を目指す方針を確認した。
自民党の細田博之幹事長が「辞任はあくまでも体調不良によるもので、
首相の責任を問うのは筋違いだ」と強調し、公明党側も理解を示した。
公明党の太田昭宏代表は前日、「当然ある」と発言していた。<共同
通信18日>』
麻生首相自身、昨夜の会見で自ら、「任命責任はある」と認めて
いたのに。そして、もはや様々な事実がオモテに出ているのに、
「辞任はあくまで体調不良」「任命責任はない」で押し通そうとして
いるのである。(>_<)
そんなことが本当に通ると思っているのか、通らないと知りつつも、
そうするしかないと思っているのかわからないけど・・・。
こんなボロボロの末期症状で、総理総裁も側近も、党幹部もまとも
な判断ができなくなっている政府&自民党に、国の重要な政策や国民
生活を委ねていては、日本自体が一緒にボロボロになってしまうと、
大きな危惧感を覚えてしまう今日この頃・・・。
早く解散総選挙&政権交代をしないと、このままじゃマジに「日本が
アブナイ!」と訴えたいmewなのだった。(@@。
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ぶいっちゃんの「らんきーブログ」、iiyumeさんの「とりあえず書いて
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さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」をご参照下さい。
先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)終了後の記者会見でろれつが回らないなどの醜態を演じた中川昭一財務・金融担当相が辞任したのは、世論の厳しい批判を受け、政権の致命傷になりかねないと麻生太郎首相が判断した結果だ。ただ、首相は当初続投を指示し、それが一夜にして辞任と対応が迷走したことで、政権の危機管理能力の欠如は覆いようもなかった。重要閣僚でかつ盟友の退場は、低支持率にあえぐ麻生内閣に極めて大きな打撃となった。
16日午後6時27分。野党から辞任要求の声が上がる中、中川氏は首相官邸を訪れた。「首相並びに日本に大変ご迷惑をおかけしました」。陳謝する中川氏に、首相は「体調に十分配慮して、体調管理をしっかりして職務に専念してもらいたい」と叱咤(しった)したが、同時に「脳梗塞(こうそく)じゃないのか。小渕(恵三)元首相の時と似ている。検査してもらえ」と盟友への気づかいも見せた。中川氏は助言に従い、同夜と17日午前、都内の病院で検査を行った。
中川氏がG7に出席した際、飲酒していたことは官邸サイドもつかんでいた。政府高官は16日朝、「(マスコミも)一緒に飲んでいたそうじゃないか」などと語っていた。
しかし、記者会見での醜態は飲酒だけが原因とみていなかった。中川氏は実際に体調を崩しており、「薬を多めに飲んでしまった」との説明で事態は乗り切れると踏んでいた。自民党関係者は「首相も盟友の不祥事ゆえに判断が甘くなり、収まると思ったのではないか」と推測する。
官邸サイドにはまた、経済危機の中、野党側が中川氏追及を理由に予算審議を引き延ばせば、「野党側にも批判はいく」(政府高官)などとの読み違いもあった。中川氏も続投に意欲を見せ、検査で脳梗塞の懸念も払しょくされ、政治決断が必要との認識が薄いまま、時間が過ぎていった。
◇TVで自分を見てギョッとした
事態が急転したのは、一夜明けた17日朝。「テレビに映っている自分の姿を見てギョッとした。辞めたい」。中川氏は首相サイドに辞意を伝えた。中川氏が記者会見直前にも報道数社の記者と飲んでいたことが判明し、「朝刊各紙の論調が予想を超え厳しいものだった」(政府関係者)ことで、官邸内にも危機感が広がった。首相周辺は「中川氏を入院させ、そのまま辞任させるべきだ」と首相に進言した。
一方、辞意を固めた中川氏は首相と大島理森国対委員長に、09年度予算案と関連法案の衆院通過後に辞表を提出する意向を伝えた。「(通過までは)全力を尽くしてやれ」。首相と大島氏は、予算案の衆院通過後の辞任を了承したが、これも「認識の甘さ」をすぐに痛感させられることになる。
体調不良で辞任するが、予算案の衆院通過後までは留任するというのはしょせん取り繕いの策。野党に加えて、自民・公明両党内からも「辞任するのならば、即刻辞任すべきだ」などの批判が噴出した。
「体調が悪くて、あのような心配をかけるようなことを起こしたが、医師の指導に従ってギリギリの体力の中でやり遂げたいということ」。河村建夫官房長官は午後4時からの記者会見でこう説明したが、5時過ぎには、国会内で首相と対応を協議。一転して、「このまま問題を長期化させれば、内閣の致命傷になりかねない」との認識で一致した。河村氏は午後6時過ぎに電話をかけてきた中川氏に、「これから官邸の首相執務室に来てもらいたい」と、辞表提出を求めた。
折しも、クリントン米国務長官の来日中に起きた辞任劇。首相官邸内からは「せっかく前に進もうという時に、そうさせないことばかり出てくる」(政府高官)とのぼやきも漏れた。<毎日新聞18日>』