私は、安倍改造内閣&党人事の人選の仕方を見て、安倍氏というのは
かなり頑固で、我を通そうとする部分が強い人なのかも知れないな~
ということも感じた。<まあ、ある意味では義理堅いというか、もしか
したら好き嫌いが結構激しいのかも、というか。^^;>
 
 というのも、結局、自分がイヤだと思う人は起用しなかったし。
あれだけ批判されていたにもかかわらず、結局は、お世話になった人や
自分の仲間をできるだけ起用していた(or起用しようとしていた)から
である。

 
 ☆ 何やかんや言われても、論功の義理&お仲間は大事に!

 今回の人事では、安倍首相が「お友達内閣」の是正に努めたかの
ように言われているが・・・。しかし、よ~く見てみると、「そんな
こたぁ、ナイ!」(ーー;) 

 先に、コチラの写真を見て頂きたい。これは今回、初入閣した
岸田文雄氏(沖縄北方担当大臣)のHPにあった「自民党・七人
のサムライ」のメンバーの写真である。
<右から、塩崎、河野(太)、安倍、岸田、石原、根本、渡辺・・・
ちなみに、たぶん根本氏以外は、すべて2・3世議員だ。>
 この写真は、次代の自民党を担う&改革を進める若手集団という
ことで、05年8月に撮られたもののようだ。

 そして、この7人の中では、前回は、塩崎氏が官房長官に、
石原氏が幹事長代理に、そして根本氏が首相補佐官に。さらに途中
から、渡辺氏が行革大臣に起用されていた。
 今回は、石原氏が何と党三役の政調会長に。渡辺氏は行革大臣に
留任。そして岸田氏が、初入閣を果たした次第である。
<河野太郎くんは、まだ40代だし「待機」の身分?^^;>

* * * * *

 中でも、政調会長というのは、自民党の政策を決める役職なわけ
で。安倍氏の考えに沿って、党内の政策をまとめてもらうためには、
考えが合う&気心が知れた人が必要になる。<前回は中川昭一氏。>
 石原氏は会見で、自ら「安倍首相とは20年来の友人」と認めて
いたけれど、ここに石原氏を起用した意味は大きい。

 岸田氏は古賀派所属で、谷垣派の議員とも付き合いがあって、
安倍氏べったりの立場ではないのだけど。改憲&改革路線では考えも
合うようだし。何か大臣就任の記者会見では、安倍首相から「2010
美しい国プロジェクト(プラン?)」だかなんかを進めるように言わ
れたとか語っていたりもした。(@@。

 尚、安倍氏は、親友の菅氏(前総務大臣)に近くにいて欲しいと
思い、官房長官か副官房長官に起用することを決めていたのだけど。
組閣間際に、菅氏の事務所費問題が出てしまったため、やむなく断念。
党の選挙対策局長に置いた。<今度の衆院選は、安倍氏にとっても
勝負だもんね!(・・)>
 また、安倍氏は、塩崎氏を政調会長代理にしようとしたが、これは
麻生氏から反対されて、あきらめたようだ。_(。。)_< >

* * * * *

 今回の内閣では、「人心一新」という割に、5人も留任者がいた
のだけど。冬柴国交大臣は公明党のご推薦、太田 は経団連ご推奨
だと思うので、致し方ない(?)として。
 伊吹文科大臣、甘利経産大臣は、総裁選でと~ってもお世話に
なった方々だし。<伊吹大臣は、教育基本法&関連法案の改正でも
お世話になったので、事務所費問題でアブナイけど、留任。>
で、残る渡辺行革大臣は、上述のようにお仲間である。

 また、5人の首相補佐官による「チーム安倍」は解散したが、
以前から、一緒に活動して来た山谷えり子氏(教育再生担当)と
中山恭子氏(拉致問題担当)は残した。

 そして、安倍氏は首相就任時に、父親と懇意だったとされる的場
氏を、民間から官房副長官に登用したのだが。この人が、ほとん
ど官邸の中で役に立たないと批判されていたにもかかわらず、
こちらも留任となった。

 ・・・ということで、今回の内閣や党人事も、何やかんやで論功賞
人事や、お仲間人事はし~っかり続けているのであった。(@@。
 

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 

 ちなみに、私は同年代の、また同じような志を持つ政治家たちが、
グループを作って親交を深めたり、勉強会や政治活動を行なったり
することは、と~ってもいいこと&大事なことだと思っている。
<そう言えば、元・自民党の同期当選組(小沢、羽田、綿貫、森)
の4人は、近時も定期的に集まっているのよね~。(・・)>

 そして、その中の誰かが首相になったら、考えが合う&気心の
知れた人と一緒に政治を行ないたいと思う気持ちもわからないでは
ないけれど。<その方がイケイケ・モードになれて、よく言えば、
エネルギッシュな政治も行なえるというメリットもあるけど。逆に
自分たちの考えが正しいという思い込みが強くなって、他の考え
に配慮できないor排他的になってしまう危険性もある。>

 ただ、「国政」というのは、年代も境遇も考え方も様々なに違う
国民のことを考えなければならないし、また全体感&バランス感覚
も必要になる。そして、お仲間同士を中心に政策を考えたり、政治
を進めたりすることは、視野が狭くなりがちだし、視点や方向性が
偏ってしまうおそれも大きいので、首相たるものは、そのあたりを
きちんと考慮すべきではないかと思う次第である。(*_*)

 まあ、今回は、周りを囲んでいる大物大臣たちが、イエスマンに
はなりそうにないので、前回ほど暴走するようなことはないだろう
・・・と思いたいんだけどね。(@_@。

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 ☆ 「イヤなものはイヤ」は、しっかり通す

 今回の改造では、事前から「谷垣氏or谷垣派の議員が起用される
のか」という点がかなり注目されていたのだけど。<mew,too.(・・)>
 安倍首相は見事に、前回に続いて、谷垣派からはひとりも閣僚にも
党の要職にも選ばなかった。(>_<) akarasama~

 また、古賀氏を直接起用するかも話題になっていたが。古賀派から
は、閣僚に2名入れたものの、古賀氏自身は選ばれなかった。

<ちなみに、昨日も書いたが、森氏は、谷垣氏&古賀氏の入閣を推奨
していた。^^; また、森氏は町村氏を官房長官にするよう進言して
いたが、それも従わなかった!>

 さらに、尾辻参院会長が推薦した矢野氏が、入閣しなかったのも
ある意味では、サプライズになったかも知れない。
<TVでもさんざん報じていたが、矢野氏はもう決まりだと思って
モーニングを事務所内に堂々と吊るして、連絡を待っていたのに。^^;>

 矢野氏は、その後、安倍首相に抗議の電話をかけて、25分も
「何故、自分が選ばれなかったのか」と問い続けたというが。安倍
首相は、理由を答えなかったという。
 これは、単に矢野氏自身が大恥をかいたというだけでなく、これ
から大変な国会運営を迫られる参院の幹部や議員たちとの関係にも、
支障が生じるおそれがあり、かなりの問題人事である。
<矢野氏が身体検査に引っかかったとの話も出ているが、それなら
事前にうまく根回ししておく方法もあっただろう。>

* * * * *

 安倍氏は、もしかしたら、とても義理堅いところがある反面、自分
が一度イヤだ、嫌いだ、敵だと思ったら、すごく執念深くそれを思い
続け、何かの際に、相手を痛い目にあわせてやろうと仕返しを考えて
しまうような部分があるのかも知れない・・・と思ってしまう部分がある。
<根に持つタイプというか、ガキンチョだというか・・・。>


 そもそも安倍氏は加藤紘一氏&谷垣氏とは、基本的に考えが合わ
ないし、二人のことを快く思っていない部分が大きい。
 いわゆる「加藤の乱」なども含め、お互いの派閥は対立関係にある
し。加藤氏は、小泉、安倍政権を批判し、党内で対抗勢力集めに走って
いるし。
 加藤派の一部を受け継いだ谷垣氏は、総裁選で対立候補として出馬
して、かなりの安倍批判をしたし<一説によれば、どこかの討論会
で、谷垣氏が安倍氏をバカにしたような言い回しをしたとかで、安倍
陣営が超ムカついたとか>。参院選後も、谷垣派の中谷氏らが、公の
場で痛烈な安倍批判&退陣要求までしていたし・・・。^^;
 だから、安倍氏が「あいつらは、ぜってぇ~、ワタクシの内閣には、
入れてやんない!」と考えたとしても不思議はないのだけど。(・・)
 
 ここで、谷垣派を入れたら「度量が大きい」「まさに挙党一致」と
評されただろうけれど。安倍氏は、そんな風に評価されるより、彼ら
を干すことを選んだのだった。
<それよりは、何とかして、この対抗勢力を潰せないものかと、考えて
いるかも知れない。(-"-;)>

 まあ、谷垣派に関しては、麻生氏にとっても宏池会結集のライバル
的存在になっているので、入れないことに同意したかも知れないの
だけど。
 古賀氏に関しては、麻生氏は、できれば、古賀派と組みたいと考え
ているので、入閣させたいと考えたのではないかと思うのだ。
 古賀氏が選ばれなかった理由については、報道の中では、古賀氏自身
が固辞したという話と<さしたるとこの大臣ではなかったので?>、
安倍氏が古賀氏を入れるのに反対したという話があったようだ。

<古賀氏は、靖国神社に関わりが深い「日本遺族会」の元・会長なの
だが。近時、A級戦犯分祀論を強く唱え、積極的に活動している。安倍
氏は、祖父・岸氏がA級戦犯とされたこともあり、東京裁判の正当性や
A級戦犯の存在を認めない立場であること、古賀氏はかなりのハト派で
あることから、その点で、あまり彼のことを快く思っていない。(--)>

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 参院の矢野氏を落としたのは、矢野氏が青木参院前会長と近い
立場であること<今回も青木氏が彼の推薦を考えたと言われている>、
が大きいのではないだろうか?
 また天敵(?)の青木氏が会長でなくなったこともあり、今度こそ
自分が参院に対して優位に立ちたいという気持ちもあるのかも知れない。

<あと、おぼろげな記憶ゆえ、誤ってたらゴメンなさいなのだが。
矢野氏は、参院の国対委員長として、安倍官邸の国会運営に振り
回されており、会期延長の問題も含め、青木氏と共に、官邸批判を
していたようにも思う。>

 安倍氏は、参院の青木会長が好きではない。<親分の森氏と青木
氏は仲がいいんだけど。>
 安倍氏が幹事長だった04年の参院選の時に、青木氏が安倍氏
を「何もわからない若造」のような扱いをして、安倍氏の意見を
聞き入れようともしなかったことを、根に持っているとの話もある。
<しかも、その参院選で、自民党は民主党に負けて、安倍氏はその
責任をとらされて、幹事長代理に降格させられちゃったし~。^^;>

 そして、安倍氏が首相に就任してからも、前記事に書いた閣僚
候補の問題、参院候補の入れ替えの問題、「格差はある、ない」の
問題、今国会での参院の運営・延長の問題などなど、青木氏はこと
ごとく安倍官邸と衝突する場面があり、安倍氏にとっては、本当に
ウザい存在だったに違いないのだ。
<安倍氏は、参院選に負けたのは痛いけど、青木氏が参院会長で
なくなって、あまり会わずに済むようになったのは、嬉しく思う
部分が大きかったりして?!(@@。 でも、尾辻会長は、あまり
力がなくて、青木院政と言われているようだけど?(・・)>

* * * * *

 何だかアレコレとダラダラ書いてしまったけれど。(^^ゞ

 そんなこんなで、今回の安倍造内閣では、世間が見るよりも、
安倍首相がかなり自己主張を通した(自分の我や感情的なものを
通した)部分があるようにも思うmewなのだった。

                   THANKS

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by mew-run7 | 2007-08-30 04:19 | 安倍政権に関して | Trackback(9)

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* * * * *

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  2007.8.30  管理人   mew-run7
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by mew-run7 | 2007-08-30 03:58 | コメント・TBについて | Comments(65)