まず、前記事<テロ特措法延長or給油継続に関して、安倍首相の
「職を賭して」発言をしたこと>の続きを書きたい。

 昨日の朝、9日に行なわれたオーストラリアでの会見の映像を
何局かのTVで見た。その一つに、例の部分をノーカットで流して
いたところがあったのだけど。チョット気になった部分があった。

 
 安倍氏は「職を賭すとは、内閣総辞職をする覚悟か?」と問われて、
「給油継続を可能にするために努力をして、全力で職責を果たさな
ければならない(要旨)」と語ったあと、いったん口をつぐんだ。<*1>

 で、なかなか続きを話そうとせず、沈黙が流れてしまったので、司会
役の人が「それでは、次の質問をお願いします」と切り出した時、
安倍氏がいきなり口を開き、司会役と声がかぶさるような状態で、
「そこで、私は職責にしがみつくということはございません」と言い
加えたのである。
 それも、きっぱりと決意を示すというよりは、例の視点が定まら
ない(目キョド状態の)不安げな表情で、何だか大きなとまどいを
覚えながら、いたし方なく発言をしたようにも見えたのであった。

<このようなことを言うべきなのか否か、言ってしまってもいいもの
なのかどうか、自問自答しているようにも感じられた。 
 何か一瞬、誰かにこのような発言をした方がいいって言われてて、
どうしようかと迷ったのかな?・・・とか思っちゃった。(・・)>

* * * * *

 自民党の議員の中からは、このような声もあったという。 
『「会見映像を見ていると(首相は)精神的に不安定な感じ。辞める
つもりじゃないか」(津島派関係者)、「自信をなくし弱気になって
いるのでは」(谷垣派幹部)との見方も。加藤紘一元幹事長(68)
は「野党との最初の対決で最後のカードを切らざるを得ないほど追い
込まれていたのだろう。無理な続投がそうさせている」と指摘した。
<サンケイスポーツ 10日>』

 確かに、安倍氏はかなり疲れているように見える。参院選の前&
最中から閣僚のアレコレがあり。参院選の選挙運動&惨敗で、心身
ともにガクンと来た部分も大きいと思われるのに、今年は夏休みも
とらずに外遊&組閣準備をしていたし。_(。。)_
 外遊から帰って、すぐ内閣改造・・・「さあ、心機一転」と思い
きや、早速の閣僚辞任。次々と出る閣僚&自民党員の「政治とおカネ」
の問題に関する報道。
 おまけに、テロ特措法延長or給油継続の見通しも立たず。米豪首脳
と会っても肩身が狭い。<北朝鮮問題でも、日本はカヤの外に置かれ
気味だしね~。>
 そして10日の朝に帰国して、午後には衆参院に出席して、所信
表明の演説を行なったわけで。参院では、原稿を2行読み飛ばして
しまったし・・・。^^;

<安倍首相が10日の参院本会議で行った所信表明演説で、草稿に
盛り込まれていた、来年7月の北海道洞爺湖サミットに向け「リーダー
シップを発揮してまいります」とする一文を読み飛ばすハプニングが。
政府筋は「単なるミス」としているが、議員の間では一時、「首相はサミッ
トをやる気がないのでは」との憶測も流れた。(時事通信10日より)>

 
 まあ、アンチ安倍っちの私でさえ、心身の疲労を心配してあげたく
なってしまうほどだ。
<やっぱ、早くやめて、ゆっくり休んだ方がいいのかも~?(@@。>

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 昨日10日には、自公与党からの様々な反応に関する報道が出て
いた。

『自民党の麻生太郎幹事長は同日午前、国会内で開かれた両院議員総会
で「首相が新たな決意、覚悟を表明された。一丸となってバックアップ
し、決意に応えていかねばならない」と訴えた。公明党の漆原良夫国対
委員長も「不退転の決意で臨むという姿勢を強調したものだ」と語った』

 自公幹部の大部分は、<まあ、そう言わざるを得ない立場でもあると
は思うが^^;>、「強い決意や意欲を示す言葉」であると受け止めて、
それを与党内の引き締めや結束につなげようとしているようだ。

『しかし、テロ特措法の議論を担当する自民党幹部は「これから国民の
理解を得る努力をするのに、結論を先に言うような発言は、正直言って
迷惑だ」と語った。自民党の加藤紘一元幹事長は「最初から最後のカー
ドを切ってしまった。潔い発言だが、国会戦略、外交戦略としてはもっ
としたたかであってほしい」と批判。公明党幹部は「真意が分からない」
と語った』という。<以上、毎日新聞10日より>

 この他に、こんな声もあった。
『閣僚の1人は「民主党はこれで絶対に賛成しない。もう内閣総辞職だ」
と安倍政権の先行きに厳しい見方を示し、自民党参院幹部は「どういう
つもりだろう。野党がやりやすくなった」と述べ、首相を批判した。
<時事通信 10日>』

* * * * *

 安倍首相は、10日、記者から改めて「職責にしがみつかない」の
真意をきかれて、「言葉通りです」と答えていたが・・・。
 まさに「進むも地獄、ひくも地獄」の状況になりつつあるのかも
知れない。
 
 給油新法の作り方、国会運営の仕方でも、党内でまだまだもめそう
だし、後半に書くように、いわゆる小泉チルドレンの新人議員たちを
中心に、平沼氏+αの復党や改革路線後退に関して、批判や要求が
相次いでおり、まだまだ心身の休まらない&悩み多き日が続きそうな
感じだ。(-"-;)

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 自民党で、平沼赳夫氏の復党の計画に、ついに小泉チルドレンの1年生
議員が、公の場で批判の声をあげた。

 やはりこの計画で主導的役割を果たしたのは、麻生幹事長と与謝野
官房長官の二人だったようだ。
<平沼氏と麻生氏は、日本会議の議員懇談会の会長の前任・現任者。
平沼氏と与謝野氏は、麻布中高時代からの同級生なんだって。(・・)>

 自民党の代議士会では、議員のひとりから「執行部が平沼氏に復党
をお願いした」という表現まで出ていたが。
 平沼氏の方はインタビューで「私はどっちでもいいんですよ」と
余裕を見せており、まさに三顧の礼を尽くして復党して頂くという
感じにも思えてしまう。^^;

 もし平沼氏ひとりであれば、もうとっくに話が決まっていたのだが。
平沼氏が(昨秋の復党話の時もそうだったのだが)、自分と同じく
郵政民営化に反対票を投じて離党し、05年の衆院選で落選組も一緒
に復党させて欲しいと要求していることから、話が長引いている。

 平沼氏の復党を切望している安倍首相も、「平沼氏の復党とその話
(落選組の話)は別だと思う」と発言していること、党内からの反対
も少なからずあることから、話がスムーズにまとまりそうにない。 

<小泉氏は、平沼氏復党に関して記者にきかれて、口を真一文字に
結んだまま、通り過ぎて行った。(TVで目撃)(・・)>

* * * * *

 そんな中、10日に、自民党の代議士会が開かれたのだが。そこで
いわゆる小泉チルドレンの新人議員から、復党問題が提起された。

 口火を切った中川泰宏氏(京都4区)は、「執行部が無条件で(復党
を)お願いし、さらに平沼氏が(落選組の復党の)条件を出すのは小泉
改革の否定だ。国民はアホじゃない」と厳しく追及した。
 川条志嘉氏(大阪2区)も「国民を愚弄(ぐろう)している。落選
議員まで一緒に復党を画策している」「参院選大敗北の原因は造反議員
の復党にある、と総括報告書にも明記されている。復党は国民が決して
許さない」と強く反対した。
 麻生幹事長が「県連などの意見を十分参考にして対応する」と述べて
場を収めようとしたが、元・小泉首相の秘書官だった小野次郎氏(比例
南関東)も「参院選大敗の要因の一つに復党問題があった。参院選総括
を踏まえて対応してほしい」と注文した。

 中川、川条両氏は、平沼氏が処遇を求めている「造反組」の落選議員
と選挙区で競合しており、平沼氏の動きに危機感を募らせたものと見ら
れる。  <以上、日刊スポーツ&読売新聞より抜粋、編集>

 彼らにとって見れば、衆院選も近いだけに、復党問題は死活問題に
なるので、「必死にもなるよね~」と思ったりもするけど。
 でも、言ってることは、正しいとも思う。(**)

『党内では1回生議員の批判に同調する動きが広がっておらず、平沼氏
の復党は動かない見通しだ。ただ、平沼氏が落選議員の復党にも強く
こだわると、決着が長引く可能性もある。
 平沼氏は10日、国会内で記者団に「私は落選した人たちの応援を
しているから、そことぶつかる人は冗談じゃないと思っているだろう」
と述べた。その上で、「私の気持ちも(復党するかどうか)半々だ。
結論が出るのは再来週ぐらいだろう」として、週内の決着は難しいとの
見方を示した。<読売新聞11日>

<ここには登場していないけど、片山さつき氏なども、イライラして
いるのかな~?(ё_ё)

 追記・喜八ログさんによると、平沼氏は片山氏の同じ選挙区の落選
の城内みのる氏のシンポジウムに手弁当でかけつけるとか・・・。(・o・)>
 やっぱ、さつきちゃまは、イライラかも~。(~_~;)>
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

『当選1回組の一部グループは、次の衆院選の候補者調整で発言力を
高めるため、新しい派閥の立ち上げを検討。総裁選になった段階で、
まとまって独自に候補者を擁立する方針だ。30人を超える規模が
集まる見通しで、公認調整で選挙区の公認が得られなくても、派閥
として公認候補と争うことも辞さない構えだ。
 一方、別のグループの12人が10日、首相の所信表明演説が終わっ
た後、国会内で集まった。呼びかけた山内康一氏は「最近の党は小泉
構造改革を否定するような動きが増えている。これにどう立ち向かっ
ていくか議論したい」と述べ、定期的に勉強会を開くことを決めた。
<朝日新聞 11日>

 このグループは「国民本位の政治を実現する会」という名前らしい。

 これらの動きに、小泉氏が直接関わっているとは思わないけど。
間接的に何らかの形で関与する可能性はあるかも知れない。<金銭的
なこととか、色々ね。(・・)>

 執行部の中には、たかが1年生議員と思っている者もいるかも知れ
ないが、05年初当選組は、80人以上おり、そのうち数十人は有力
派閥にはいっていないという。<この数は結構、大きい。>
 もし安倍首相&執行部が反小泉の動きを強めた場合、党内で数十人
の反乱にあうおそれもあるかも知れないし。
 もし、早い時期に衆院選を迎えることになった場合は、民主党と
戦う前に、党内で一騒動起きるかも知れない。


 いや。mewは、決して騒動や反乱を期待しているわけでは・・・。
きっと、たぶん・・・?(^^ゞ

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by mew-run7 | 2007-09-11 07:01 | 安倍政権に関して | Trackback(16)