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日本がアブナイ!

これは今日2本めの記事です。


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*印がついた報道記事は、記事の最後のMore部分にあるです。


 今日23日は、沖縄戦没者を悼む「慰霊の日」だ。

 糸満市の平和祈念公園で開かれた沖縄全戦没者追悼式には野田首相も出席。正午から参列者全員が1分間黙とうし、戦没者の冥福を祈った。

『野田首相は「美しい沖縄の大地に刻まれた悲惨な歴史を決して忘れてはならない。戦争の惨禍を二度と繰り返さないために、国の安全保障に万全を期すことは国政を預かる者の務めだ」とあいさつ。(東京新聞6月23日)』
<ここで、安全保障(=軍事)に万全を期すという話を出してしまうとは。(-"-)>

『仲井真知事は「恒久平和の実現を目指し全力でまい進する」と宣言。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設問題については、昨年に続き「一日も早い県外移設」を要求した。(同上)』

* * * * *

 しかし、平和や安全を願う沖縄県民や多くの国民の思いとは逆行するような感じで、野田首相が今月4日に任命した森本防衛大臣が、早くも暴走の兆しを見せている。(`´)

 森本氏は超親米保守タカ派として知られており、自民党のタカ派議員たちのブレーンにもなっていたような人であるだけに、mewは野田内閣がアブナイ方向に走るのではないかと、大きな危惧感を抱いているのだけど。
<関連記事・『森本を防相に起用、最悪の内閣改造・・・』など。>

 この森本大臣が、案の定、就任早々にアブナイ言動を連発しているのである。(-"-)

 今、日本の保守タカ派が一番実現したいことは「集団的自衛権の解釈の変更」だ。^_^;

 日本政府は、これまでずっと「集団的自衛権は憲法9条で禁止されている」という解釈を貫いているのだが。自衛隊が米軍と一緒に、日本の防衛だけでなく、海外のアチコチでも軍事活動を行なえるようにしたいと考えている保守タカ派は、何とか早くこの解釈を変更しようと懸命になっていて。
 民主党内では前原誠司氏らが、解釈変更を検討。また、自民党では石破茂氏らが、集団的自衛権を認める新たな法案を作って、政権をとったらすぐに法案を成立させようと待ち構えているような状況だ。<自民党は、次の衆院選公約にも、集団的自衛権の行使容認を掲げる予定。>

 ただ、野田氏は首相就任時に「これまでの政府解釈を守る」と明言。また、今は消費税増税の方に力を傾けたいこともあってか、森本氏を大臣に任命した際に、「集団的自衛権の解釈は変えない方針だ」と指示していたので、mewもチョット安心&油断していたところがあったのだが。

 しかし、森本大臣は、早くも13日には国会答弁で解釈変更を進言する意向を示したとのこと。

『森本敏防衛相は13日午前の参院予算委員会で、政府の憲法解釈で行使が禁じられている集団的自衛権について、解釈変更に慎重な姿勢を示した。その上で「同盟関係を拡充する観点から、この問題をどう扱うのが正しいか、野田佳彦首相に率直に意見を申し上げようと考えている」と述べた。(時事通信6月13日)』

 さらに19日の国会では、何と日本の防衛の大原則である「専守防衛」を破り、「敵基地攻撃」策の検討が必要だとまで答弁したという。(゚Д゚)

『森本敏防衛相は19日の参院外交防衛委員会で、他国の弾道ミサイルなどの攻撃を防ぐための敵基地攻撃能力の保有について、「従来の専守防衛だけで全ての国家の防衛ができるのか、常に見極めながら防衛政策を進めるのは国家の責務だ」と述べ、検討が必要との考えを示した。山本香苗氏(公明)への答弁。(時事通信6月19日)』

* * * * *

 沖縄では、今、米海兵隊が、普天間飛行場に安全性に問題がある垂直離機「MV22オスプレイ」を配備しようとしていることが問題になっている。

 昨日の平和式典でも『県議会の高嶺善伸(たかみねぜんしん)議長は式辞で、普天間飛行場に配備予定の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイに触れ「配備は断じて許されない。政府には国民全体で安全保障を考えていただくことを強く望む」と訴えた。(東京新聞6月23日)』

 オスプレイは以前から事故率が高いと言われており、今年も4月にモロッコで、6月にはフロリダで墜落事故が起きたばかりだ。(・・)

<森本防衛大臣が、就任当初からオスプレイの安全性に問題はないとして、普天間への配備を行なおうとしたため、民主党の沖縄県連が罷免を要求。
 そして、12日には、防衛省の職員が、沖縄県庁にオスプレイ導入について説明に行ったのだが。その翌日の13日に、フロリダで墜落事故が起きたのよね。(-"-)>

 しかし、米軍側は昨日も防衛省側にオスプレイの安全性には問題がないと説明して、7月には本州の米軍基地で飛行試験を行なった後、8月に普天間基地への配備を強行しようとしており、森本大臣もその計画を受け入れる予定だと言われている。

 このまま、野田&前原政権が続いたり、自民党が政権を取り戻すことになったりしたら、日本は本当にアブナイ国になってしまうおそれが大きい。

 そのことを考えると尚更に、小沢Gには、中間派の後押しを得る形で、民主党に残ってもらい、野田&前原陣営+自民党との戦いに勝って欲しいと願っているmewなのである。(-"-) 
 
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 週末を迎えて、民主党内の攻防はますます激化しそうな感じがある。(@@)

 民主党は、一体化法案の採決前に改めて党内議論ができるよう25日に臨時代議士会を開くことを決めたという。
 野田首相は、ここで改めて、党の議員たちに法案可決への協力を求めるつもりでいるようなのだが。どちらの陣営も、この代議士会までに、態勢を決しておきたいと考えていることだろう。

 小沢一郎氏は、22日もホテルにこもって、グループの議員との会合を行なったり、自らも一部の議員に電話をして意思確認を行なったりするなど、積極的に動いていたとのこと。
<近しい議員たちとウナギを食べて、「われわれが主張してきたことは正しいから、貫いていこう」と話したという。>

 報道によって情報がかなり異なるのだが。多くのメディアでは、小沢陣営は、既に50人の反対者を確保し、54人以上まで人数を集められる可能性が出て来たと伝えている。

 小沢G内には、「新党を作った方が選挙でも有利になる」という声も出ているようだし。「裁決前に離党するのではないか?」という憶測も流れているのだが、小沢氏は、党残留と離党の両構えで色々と準備をして、党内の状況を見ながら対応を決めるのではないかと思われる。(・・)

* * * * *

 野田陣営の中には、当初、「反対者は40人程度しか出ないのではないか」という楽観論が優勢だったとのこと。特に「小沢切り」に意欲を燃やす議員は、「40人程度なら、除名すればいい」という強気の姿勢を見せていたようなのだが。
<欠席・棄権者は処分を軽くすることを考えていたようだが、その数も2~30人までぐらいだとタカをくくっていたようだ。^^;>

 ところが、ここに来て、思ったよりも小沢陣営が反対者を集めている上、中間派議員からも反対者が出たり、予想以上の欠席・棄権者が出るという情報が流れていることから、やや焦りが生じている様子。
 さらに、幹事長チームや鳩山由紀夫氏、鹿野道彦氏らから「党内融和」を行なうようにというプレッシャーが強くなっていることから、やや押し込まれている感がある。

 小沢氏の盟友だった石井一氏が、TVの取材に対して、「野田首相の側近が、色々動いて、対立を激化させている」と指摘して、不快感を示していたのだが。
<mewのアタマには、真っ先にSくんやMくんが浮かんでしまったです。^^;>

 別に野田首相を擁護する気はないけど。このような記事を見ると、周辺の議員がいかに首相を懸命にけしかけているかが伝わって来るような感じがある。

『「処分問題でひよっては、さらに造反が増えてしまう」(首相周辺)との懸念から、首相側は強気な姿勢を崩していない。(毎日新聞6月22日)』

『野田首相周辺からは「(法案に)反対したら、絶対に除名にしないと駄目。小沢さん、鳩山さん、どうぞ出ていってくださいだよ」といった声が聞かれた。(FNN6月22日)』

 野田陣営では、小沢Gや中間派の切り崩しや説得をするために、野田首相や岡田副総理が自ら電話をかけるほか、あの手この手を使って<ポストその他のエサもバラまいて?>、激しい議員争奪活動を繰り広げているようだ。(~_~;)
<民主党の衆院議員ほぼ全員に、小沢氏の離婚スキャンダルの雑誌コピーの記事が郵送されて来たんだって。(-_-;)>

* * * * *
 
 mew期待の(?)幹事長チームや鳩山氏、中間派も頑張っている。(**)

 鳩山由紀夫氏と同Gの議員は、何とか党分裂を回避すべく動いている。

『民主党の鳩山元首相グループで22日、消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案の26日の衆院採決で造反する動きが表面化した。

 新党を視野に入れる小沢一郎元代表グループ以外にも、造反が広がる可能性がある。野田首相や党執行部は、態度未定の議員の説得に全力を挙げている。

 鳩山グループの松野頼久、初鹿明博両衆院議員は22日、読売新聞の取材に対し、法案採決で反対票を投じる考えを明らかにした。初鹿氏は「格差を是正すると訴えて政権交代したのに、法案が修正され、富裕層の負担が減り、低所得者層の負担が増える内容になった。認められない」と語った。松野氏も「反対する」と明言した。

 初鹿氏は鳩山グループ幹部にも、こうした考えを伝えた。鳩山氏は22日の鳩山グループの会合後、記者団に「『党を割らない』と言ったのに割れたら、代表(首相)と幹事長の責任は重い」と指摘した。(毎日新聞6月232日)』

 鳩山氏は、21日に「新党に同調することはない」と語っていたのだが。
 同氏は、何分にも民主党の創業者ゆえ、党への愛着も人一倍強いものがあるだけに、今はともかく党の分裂を阻止することを第一に考えているようで。26日に小沢氏らが反対票を投じても、離党(除名処分含む)しないで済むように、中間派に協力を求め、野田陣営への働きかけ&圧力がけを強めて行く方針のようだ。(・・)

<松野氏らはもともと小沢Gとも交流があるし、いざとなれば、新党に参加してもいいという気持ちがあるかも知れないのだが。鳩山氏に近い議員が反対票を投じることによって、野田陣営が反対者を除名処分にすることを回避しようとする狙いもあるように思われる。>

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 輿石幹事長も、22日昼には、首相官邸を訪れ、直談判を行なったという。

『民主党の輿石東幹事長は22日昼、首相と会談後、同党議員に「(首相に)党内分裂を避けろと言いに行ったが、話がかみ合わなかった。あなたも説得に行ってくれ」と語った。軽い処分を模索する輿石氏に対し、首相は依然として首を縦に振らなかった。(毎日新聞6月22日)』

『輿石氏は同日の首相との会談で、テレビに出演して反対派を批判する首相側近らを念頭に「国民に悪いイメージを与え、党内の対立感情をあおる」と苦言を呈した。』という記事も出ていた。(毎日新聞6月22日)』 
<先週からチラホラTVに出ている首相側近のTくんのことかしらん?^^;>

 ただ、輿石幹事長は、首相の反応がイマイチだったこともあってか、かなり不機嫌な表情を見せていて。取材陣がマイクを突き出した時も、「コメントはない!」と声を荒げるような場面の映像も流れていた。(~_~;)

また、樽床幹事長代行は、会見の場で、党内融和を訴えていたとのこと。

『処分をめぐって22日、樽床幹事長代行は「過去の事例をしっかりふまえ、総理と幹事長の思いも受け止めて対応をしていくべきだ」と述べた。(FNN6月22日)』

 樽床氏が「過去の事例」のことを持ち出したのは、「民主党では、過去に法案の採決で造反しても除名になった例はない」からのようだ。(同上)

<昨年6月に松木謙公氏が内閣不信任案に賛成して除名されたのだけど、法案採決では除名されたケースがないということなのだろう。>

* * * * *

 中間派のリーダー格である鹿野道彦氏も首相官邸を訪ね、野田首相に党分裂を回避するように求めたという。

『鹿野道彦前農相は22日、首相官邸を訪れ、首相に「今こそ党内融和だ。党が割れるということがあってはならない」と求めた。鹿野氏によると、首相はうなずきながら聞いていたという。

 官邸関係者は「小沢元代表は自ら離党したいとは思っていない。除籍にする必要はないのではないか」と語った。(毎日新聞6月22日)』

『造反議員による不信任案提出→可決といった不測の事態を避けるためにも、分裂回避を優先して法案採決前に慎重な手続きを踏むよう求める声も中間派を中心に強まっている。(同上)』

* * * * *

 この土日に選挙区に帰った議員たちが、地元の後援者と会って、どのような影響を受けるかというのもビミョ~なところ。

『政府筋からは「最終的には反対票は30ぐらいなんじゃないか。この土日で増えることはないだろう。むしろ減ると思う」といった声も聞かれた。
この週末、造反を検討している議員が、地元の支援者らから思いとどまるよう説得される展開を期待している野田首相周辺。
 一方、小沢陣営の山岡副代表は「ここで(地元に)お帰りになったとしますと、迷っていらっしゃる方については、やっぱり民意は、このへんにあるんだなというご認識はされるんじゃないですかね」と述べた。(FNN6月22日)』

* * * * *

 先日も少し書いたのだが。マスコミは、どうしてもこれを「小沢派vs.非小沢派」の戦いであるかのようにして、扱いたいようなのだが。mewは、今回は「民主党を守りたい人vs,民主党を壊してもいい人」の戦いではないかと思っている。(・・)

 もし小沢派が単に自分たちだけで勝手な主張をして、党を混乱させているだけなら、非小沢派に分類されていた人もいる中間派は、ここまで党分裂回避には動くまい。

 今、野田陣営を主導している人たちは、民主党が結党以来、小沢氏が合流する前から長年をかけて築いて来た党のあり方、基本理念&政策(憲法精神&国民生活の重視、官僚主導の仕組みの改変)を変えてしまいたいと。そして、自分たちにジャマな勢力は切って、党を解体し、自民党とともに歩めばいいと考えているわけで。
 中間派の議員は、それに問題を覚え、反発し、小沢G切り&党分裂を阻止しようとしているのである。(**)

 どうか25日の代議士会に向けて、98年結党メンバーが大半を占める鳩山G&中間派が、自分たちの築いて来た民主党を守るために、小沢Gをサポートする形で、頑張って欲しいと切に願っているmewなのだった。(@@)
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by mew-run7 | 2012-06-23 16:26 | 民主党、民進党に関して

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*印がついた報道記事は、記事の最後のMore部分にあるです。

 この記事では、小沢一郎氏の公判に関する話を・・・。

小沢公判~検察役が控訴趣意書を提出&元秘書が聴取拒否&小沢が控訴審出廷』の続報です。

 6月20日に、検察役の指定弁護士が東京高裁に「控訴趣意書」を提出したのだが。
 それを受けて、東京高裁は21日に小沢弁護団に対して、答弁書を7月31日までに提出するように指定した。

『資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(70)の控訴審で、東京高裁(小川正持裁判長)は21日、検察官役の指定弁護士が提出した控訴趣意書に対する弁護側の答弁書の提出期限を7月31日に指定した。

 指定弁護士は20日、「小沢被告の故意や元秘書との共謀を認めなかった事実誤認がある」として、無罪を言い渡した東京地裁判決の破棄を求める控訴趣意書を高裁に提出している。(産経新聞6月21日)』

* * * * *

 また、検察役が提出した控訴趣意書に関して、少し詳しい記事が出ていたので、それもアップしておきたい。

『検察官役の指定弁護士側は控訴趣意書の中で、元秘書らの証言などを詳細に検討し、1審判決が立証不十分と指摘した「虚偽記載への故意」が小沢一郎被告にあったことは明らか、と主張した。故意が認められれば、元秘書らとの共謀を否定した無罪判決を覆すことになり、東京高裁がどのように判断するかが、今後の審理のポイントとなる。

 1審判決は「小沢被告が虚偽記載を認識していなかった可能性」を列挙し、無罪判決を導いた。このため指定弁護士側は、約70ページに及んだ控訴趣意書で、判決が指摘した「可能性」の一つ一つに対して反論した。

 1審判決は、陸山会が平成16年に支払った土地取得費が、16年分政治資金収支報告書ではなく、17年分収支報告書に記載されていた点について「土地の取得費の支出が、17年に先送りされたと認識していた可能性」を挙げた。

 これに対し、控訴趣意書では、16年10月に小沢被告が土地取引のために4億円の融資の関係書類に署名していることから「常識的な経済人として、当日か近接した日に融資が実行され、それが土地の売買代金に充てられると認識していた」と指摘した。

 控訴趣意書に対し、小沢被告の弁護側は、高裁の指定する期日までに提出する答弁書で反論する。控訴審では被告の出廷義務が定められていないが、関係者によると、小沢被告は出廷の意向を示しているという。

 指定弁護士側は「違法性の認識については1審の争点ではなかったので小沢被告に質問していなかった。控訴審でも被告人質問が必要になるかもしれない」としているが、弁護団の一人は「1審で全て話しており、必要はない」と反論。指定弁護士側から請求があっても同意しない方針を示している。(産経新聞6月21日)』

* * * * * 

 検察役の指定弁護士(以下、検察役)は、無罪判決が出た後の会見でも「違法性の認識については1審の争点ではなかった」と主張していたのだが。

 彼らにしてみれば、違法性の認識は公判期日前の整理の時に、特に争点としていなかったので、そのことを敢えて意識せずに立証を行なったのだと。
 また、小沢氏が土地購入に際して、自分が拠出資金を担保に入れて銀行融資を受けたるなど複雑な過程を経ていることや、翌年度に政治資金収支報告書に記載することにしたという報告を受けていることが明らかな以上、特に立証しなかったとしても、政治資金規正法違反に当たるような行為であると違法性の認識はあったと言えるのではないかと。

<ヤクザ理論なども持ち出して来ているので、基本的には小沢氏の指示や意向に基づいて行なっていると考えているところもあるかも。>

 それを、秘書からの報告・了承も含め、ほぼ全ての事実を認めながら、「でも、違法性の認識はなかった可能性がある」として、共謀共同正犯の成立を否定した東京地裁の判断には誤りがあると主張したいのではないかと思われる。

<で、この事実の時も小沢氏はわかってたはず、あの事実の時も小沢氏は気づいていたはずみたいな感じで、控訴趣意書にたくさんの事実を列挙したのではないかと察する。>

 また、1審での地裁公判で小沢氏に被告人質問した時には、小沢氏の主観的なことまでは詳しく質問していなかったので、もう一度、被告人質問を行なって、違法性の認識があったことを立証したいと考えているのだろう。(~_~;)
<弁護団は「不要だ」と主張するだろうし。高裁がそれを認めるかどうかはわからないけど。>

* * * * * ☆

 ただ、これはあくまでも素人mewの考えなので、専門的に見て正しいかどうかはわからないのだけど。<たぶん、専門家でも意見が分かれるところだと思う。>
 
 この件については、『検察役、控訴可否の結論は9日に&検察役の判決後の会見を見て思ったこと』にも書いたので、繰り返しになってしまうのだけど。

 そもそもmewは、特に争点になっていなくとも、「共謀共同正犯の成立」を主張するからには、主観的な要件も含めて、その成立要件をそれなりに立証する必要があると思うのだ。

<単に「共謀」があったというだけでは足りずに、それが「相互に他人の行為を利用し補充し合って犯罪を実現したと評価できるだけの共謀」であって、しかも主観的に「単に他人が犯罪を行うことを認識しているだけでは足りず、相互に他人の行為を利用し補充しあって自己の犯罪を実現する意思(正犯意思)」があったことも。>

 だから、検察役が争点になってなかったら、主観的な要件については立証しなかった主張すること自体、「???」に思うところがあるし。<小沢氏に被告人質問を丸1日、行なう時間があったのに。>

 また、小沢氏の事案にこれを当てはめるなら、mewは、2月の証拠調べで、元秘書の池田智光氏が、収支報告書の記載に関して小沢氏に報告して了承を得たと語った供述調書が証拠として採用されることになった時に、果たしてこの証拠だけで「共謀共同正犯」が成立が認められるのか、主観的な要件が立証されていないのではないかと疑問を覚えていた部分があったのだ。
 それは、2月当時のブログにも書いたことなのだけど。<『小沢公判~池田の供述証拠が有罪につながるわけ&意味を失った公判』>
http://mewrun7.exblog.jp/17397681/
 「報告&了承があったというだけでは、小沢氏も共同意思の下に秘書たちの行為を利用して、虚偽記載なる犯罪を犯す意思があったとして、共謀共同正犯の成立を認めるのは乱暴に過ぎるのではないか」「そもそも小沢氏が違法な行為を行なうと認識していたかどうかも、疑問」だと思ったし。
 「虚偽記載を行なおうとしたりした事実)をある程度、認識していて、その上で池田氏の報告に対して了承を行なったということが立証されていなければ、共謀共同正犯の成立を認めるのは難しいようにも思う」と考えていたのだ。

* * * * * 

 ただ、共犯者が実行行為を行なった場合、共謀した人は、どこまでのことを知っていれば、違法性の認識があると言えるのかという話になると、専門家でも、人によって解釈の仕方が異なるので、難しいところなのだけど。
 自分で犯罪の実行行為をしていないのに、実行行為をした人と同じように「正犯」として処罰されるからには、主観的な要件を、ある程度、厳格に解釈すべきだというのは、たぶんどの専門家も考えていることだと思うし。

<判例的に言えば「共謀が成立したというには、単なる意思の連絡又は共同犯行の認識があるだけでは足りず、特定の犯罪を志向する共同者の意思が指示、命令、提案等によって他の共同者の意思が特定の犯罪を行なうことを目的とした1個の共同意思と認められるまでに一体化するに至っていることを要するというべき」なわけで。(東京高判昭和52年6月30日)>

 東京地裁の裁判官も、そのように考えて、秘書からの報告&了承があったことは認められても、小沢氏自身は『件土地の取得及び取得費の支出を平成16年分の収支報告書に計上すべきであり、平成17年分の収支報告書には計上すべきでなかったことを認識していなかった可能性がある」「本件4億円を借入金として収支報告書に計上する必要性を認識しなかった可能性がある」と。
<つまりは、小沢氏自身がそれらの行為が、政治資金規正法違反の虚偽記載の罪に当たるような犯罪行為だということを認識していなかった可能性があると。>

 そうであれば、それぞれの行為に関して「被告人に対し、本件土地公表の先送りや本件4億円の簿外処理に関し、収支報告書における虚偽記入ないし記載すべき事項の不記載の共謀共同正犯として、故意責任を問うために必要な要件」を「十分な立証がされたと認められることはできず、合理的な疑いが残る」と判断して、無罪判決を言い渡したのではないかと思うのである。

【ここだけ、ちょっとマニアック(?)な話を。

 先日、この判決が「違法性の認識の可能性がない」として「故意責任:を認めなかったことに関して、「判例によれば、38条の故意は、は違法性の認識は不要なのではないか」という趣旨のメッセージを頂いた。
 38条は、「責任故意」(責任的故意・責任要素としての故意)の話であって。(これは「構成要件的故意」「構成要件要素としての故意」と区別される。)
 判決骨子に記された「故意責任」というのは(「故意」と「過失」を区別する際に出て来る)、「基本的には、故意がなければ責任は問えない」といういわば原則論なので、38条の解釈とは別問題だと思う。
(これは構成要件的故意&責任的故意に共通する概念で、その本質は、「犯罪事実を認識し反対動機を形成することが可能であったにもかかわらず、あえて犯罪行為をなす反規範的人格態度に対する道義的非難」などと言われている。)

 尚、mew個人は(あくまで個人的解釈ね)、東京地裁は、そもそも小沢氏は主観的な要件に関して、共謀共同共同正犯の成立要件を満たしておらず、もし三段階で考えるなら、構成要件の段階で、カットしているのではないかと解釈している。】

* * * * *

 何かスゴ~くわかりにくい文章になってしまって、申し訳ないのだけど。m(__)m
<専門用語が絡む話なので、わかりやすく書こうと思って、却ってドツボにはまってわかりにくくなってしまったという感じが・・・。(~_~;)>

 mewは、控訴趣意書を全部読んでいないものの、色々な報道記事を読んで、その内容が少しずつ明らかになって行くにつれて「そんなレベルのことで控訴したのかよ!」と腹が立ってしまうとこもあって。ついついグダグダ書いてしまったです。

 しかも、公判の話と今の政治状況はリンクさせてはいけないと(アタマでは)考えているものの、今の民主党や小沢氏の状況を見ていると、ついつい「せめて、あの時、無罪判決が確定していれば、流れが違ったんじゃないかな~」と(ココロが)思ってしまったりもするので、尚更に、イラついてしまうところがあるのかも知れない。

 ただ、小沢弁護団がこのような控訴はしっかりとブロックしてくれることを信じて、早く控訴が棄却されるか、改めて無罪判決が出るかして欲しいと願うしかないmewなのだった。(@@)

                     THANKS

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by mew-run7 | 2012-06-23 02:34 | 民主党、民進党に関して