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2012年 11月 13日 ( 2 )

野田と自民が小沢&輿石タッグを警戒。TPPと早期解散で、純化路線はかる

 
  これは、11月13日の2本目の記事です。


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 先週から今週にかけて、いきなり政局が大きく動き始めた。(@@)

 9日に『野田&前原がTPP参加と早期解散を画策か+分裂覚悟で、民主中道を守れ! 』という記事をアップしたのだが。
 先週末になって、何故だか、大手TV&新聞社が急に次々と「野田首相が年内解散の決意を固めた」と報道を開始。
 しかも、野田陣営は「TPPの参加表明をして解散する」or「TPPを衆院選の公約&争点にして戦う意思を示している」と、まことしやかに報じるようになっているのだ。(-"-)

 複数のメディアが、その情報源に関して、首相側近or閣僚が語ったと載せていたのだが。野田首相の周辺に、何とか「早期解散」や「TPP参加表明」を実現したくて、積極的にリーク情報を流布して、野田首相が、もうその方向に進むしかないという流れを作ろうとしている人がいるのだろう。(~_~;)

 昨夜の「TVタックル」でも、そんな話が出ていたけど。相変わらず、永田町では、野田&前原陣営が、自民党や維新の会と密約を交わしたのではないかというウワサも駆け巡っている様子。
 
 実際、安倍自民党が、先週末から完全に方針転換して<本人いわく太陽政策で?>、早く解散の環境整備を整えるために、やけに国会の審議や重要法案の成立に協力的になっているし。
<何となく、前原氏の不正事務所費疑惑の追及も弱まったような感じが?(~_~;)>

 また維新の会の橋下代表も、TPP参加の方針を絶賛していることもあって、ますます密約疑惑が深まっているところがあるのかも知れない。^_^;

<橋下代表は、野田首相のTPP公約化について問われ、早速「すばらしいことだと思います。野田首相も政界再編も考えながら、政策で政治家が集まるセンターピンを探られているんじゃないか」「TPPの交渉参加は経済政策のセンターピンで、ここで政治家のグループが分かれる」と評価したとのこと。
 前原国家戦略担当大臣も、先週、『日本維新の会などを念頭に「第三極の中にはTPPに賛成だと言っているところがある。選挙後の連携の大きな軸にもなり得る」との見通しを示した』りしていたわけで。
 何だか2人とも言うことが、ピッタリ合ってるみたいだしね。(-"-)>

* * * * *

『首相が解散の検討に入った事情について、首相に近い民主党幹部は「うそつきと言われ続けることは首相には容認できない」と指摘する。(時事通信11月12日)
 自民党の安倍総裁や執行部、議員たちは、そのような情報を得てか、クチを開く度に、うるさいほどに「ウソつき」「ウソつき」を連呼し始めている。
 12、13日と衆院で予算委員会が開かれているのだけど。自民党の山本有二議員は「うそつきにならない年内解散。うそつきになる来年の解散。どちらでしょうか」と質問。石破幹事長も「世の中で『近いうち』は最近、禁句になりつつある。うそつきと一緒になりつつある。総理の言葉は、それだけ重いものだ」と迫ったりして。<しかも、後方からは「ウソつき~」の野次コーラスつき。^^;>
 小学生じゃなるまいし。一体、大の国会議員が何やってんだかって、情けなくなってしまうところがある。(~_~;)
 
<何か映画の洗脳or精神的拷問シーンみたいな感じで。オトコが周囲から「ウソつき」「ウソつき」と言われ続けるうちに、アタマの中でその言葉が響き渡るようになって。で、精神的にキツくなって来て、思わず自分の手で両耳をふさいで「ギャーッ、やめてくれ~」「わかった。ちゃんと解散するから。だから、頼むからもう『ウソつき』とは言わないでくれ~」と叫んでいる光景がついつい思い浮かんでしまったmew。(@@)>

* * * * *

 ただ野田首相が、早期解散に傾いた理由は、他にもいくつかあるように思う。

 野田首相は、政局の混乱が続くと経済がますます低迷して、消費税増税の景気条項がクリアできなくなる=消費税増税が実施できなくなる可能性が高まることを強く懸念しているという。<TPP参加の話を持ち出した要因の一つには、米国や経済団体の要望に応えて、景気浮揚策の一環としたいという思いもあったのかも。^^;>
 首相は、そのため、当初は自ら補正予算や来年度予算を組んで、景気回復策を講じた上で解散を行なうことも考えていたのだが。それも困難な状況になっている。(~_~;)

『2013年度予算案や、通常国会への提出を目指す12年度補正予算案の成立が難しくなれば、景気への悪影響は避けられない。改正消費税法の付則は、14年4月の消費税率引き上げにあたって、経済状況を好転させることを条件としている。首相が「政治生命をかけ」て道筋をつけた消費税率引き上げまで危うくなりかねない。首相周辺は「首相は消費増税ができなくなるのは何としても避けたいと思っている」と指摘する。(読売新聞11月3日)』

 そこで、もし自公が政権をとった場合でも、民自公(&財務省?)が協力して、3党合意に基づく社会保障との一体改革政策を行なうというお約束を交わした上で、早期解散を行なうのではないかという話が出ている。(-"-)

* * * * *

 また、12月末に予定されていたロシア訪問&日ロ首脳会談が、延期になってしまったのも、早期解散の決意に拍車をかけたように思われる。(-"-)(関連報道記事*1に)
 野田首相は、9月にプーチン大統領と会談を行なった際に、12月末にロシアを訪問することで合意。プーチン大統領やロシア高官と懇意の仲である森元首相や鈴木宗男氏の後押しも得て、北方領土の返還問題を前進させるための交渉を行なうつもりでいたのである。(・・)

 もしこの交渉がうまく進めば、野田首相や民主党政権への期待度や支持率が上がる可能性があるわけで。首相はそれも意識して、年内解散はせずに訪ロを優先するつもりでいたのだが。
 ロシア側は近いうちに首相でなくなるであろう野田氏と会談を行なうことに疑問を覚え始めていたようで、訪問日程を決めるための事務方の交渉が難航。
 日本側は、何とか話を進めようとして、森元首相の派遣を検討していたのだが。今月になって「ロシア側がプーチン大統領の外交日程などを踏まえ、日程調整が難しいと日本側に伝えてきた」ため、先週8日、正式に年末のロシア訪問は延期(実質的に中止)することが決定したため、野田首相の中では、年内解散を強く拒否する大義が消えてしまったのである。(~_~;)

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 そして、もう一つ。野田&前原陣営は、輿石幹事長が党内の非野田派と組んで「野田おろし」を画策したり、小沢氏の「生活」と連携して動いたりすることを強く警戒しており、自分たちが主導権を握ったまま、TPP参加を公約にして早期解散をした方がいいと考えているようなのだ。(-"-)
 
『小沢鋭仁元環境相は、11月12日昼のTBS「ひるおび!」の中で、「総理は元々TPPは推進ですから、ある意味で言うと、これを堂々と訴えることによって、そういう意味では『純化路線』ですよね」と解説。

 TPP反対派が大量離党した方が、総選挙でTPP賛成の旗印を掲げることができ、逆に戦いやすくなるとみているようだ。また、TPP反対議員は総選挙で当選する見込みが薄い人が多く、離党したところで「実害」は少ない、という見方も出ている。(J-CASTニュース11月12日)』

『政治評論家の浅川博忠氏は「12月中旬解散、1月投開票が現実的」と指摘。「首相がTPP参加を明言すれば、20人程度が離党に踏み切るとみられるが、年内解散を主導している官邸サイドでは、“純化路線で考え方が違う人が党を出て行ったほうが、衆院選後の党の立て直しがスムーズにいく”という声も出ている」と説明した。(スポニチ11月10日)』

 つまり民主党は、どうせ次の衆院選では負けて、野党に転落するのは目に見えているのだから。そうであるなら、反TPPの離党者や多数の落選者が出ても、自分たちの考えに合う議員が残りさえすればいいと。その方が、自分たちの思うように(保守&新自由主義をベースに)民主党を立て直したり、他党と連携してまた政権与党を目指したりしやすいので、むしろ都合がいいと考えているのである。(@@)

 また、自公もそのような思惑もあって、早期解散を迫っているのであるが。
 民主党の野田&前原陣営の中には、維新の会や「生活」をはじめ、いわゆる第三極の政党が選挙準備や連携の交渉が難航しているうちに、早く衆院選を行なった方が、(知名度の高い人が多い野田&前原Gの?)有力候補を確実に当選させる得策だと主張している人もいるようだ。(・・)

* * * * * 

 先週、『 「民自に密約」(早期解散&一部連携)のウワサを邪推&検証してみる!』や『野田&前原がTPP参加と早期解散を画策か+分裂覚悟で、民主中道を守れ! 』という記事に書いたのだけど。、

 前原氏や野田氏&仲間たちは、民主党に参画した当初から、同党を保守政党として育て、日本に保守二大政党制を作ることや、早く鳩菅&小沢のトロイカ体制をしのいで、自分たちのペースで党運営や政権運営を行なえる状態を作ることを目標にして活動して来たものの、なかなかそれを実現できずに、忸怩たる思いを抱えながら、十数年を過ごして来た。(~_~;)

 しかし、昨年9月になってようやく野田氏が首相に。また今年7月には天敵だった小沢一郎氏が離党したため、「さあ、これから自分たちの思うようにやるぞ~」と張り切っていたのであるが。
 ところが、小沢氏は離党したものの、党内には元祖オーナーの鳩山元首相や脱原発でうるさい菅前首相などが目の上のタンコブのようにして残っているし。野田&前原氏らが悲願にしている憲法改正や集団的自衛権、TPPなどに強く反対する中道左派勢力も残っているし。

 おまけに、折角、前原氏が政調会長として「民主中道」の言葉を基本理念(新綱領案)から削除することを決めたのに、新政調会長の細野豪志氏が「中道路線」を高らかに主張し始めたため、困ってしまうことに。(~_~;)

 野田&前原陣営は、中道路線をメインにしないためにも、新綱領ができるのを待たずに解散を仕掛けようとしているようだ。
『首相に近い与党幹部は・・・「脱原発依存とTPP(環太平洋パートナーシップ協定)推進、(衆院の)定数削減を争点にする」と語った。(時事通信11月12日』 
 
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 しかも、ここに来て、「輿石幹事長が(鳩山元代表も?)小沢氏や「生活」との連携を模索しているのではないか」「反野田勢力が、野田おろしをして、細野氏を擁立しようとしているのではないか」という話が飛び交っていることも、野田&前原陣営を焦らせている要因になっているのではないかと思われる。(・・)


 先日も週刊朝日にこんな記事が出ていたばかりだ。

『老獪な輿石東民主党幹事長(76)は小沢一郎氏(70)と組み、巧妙に、解散の時期を決める“ボール”を取り戻そうとしている節がある。

 輿石氏は10月中旬、最高裁で「違憲状態」とされた衆院の一票の格差是正について、自民党が提案している「0増5滅案」の先行実施に含みを持たせ、「法案成立後の衆院解散についても協議しなければいけない」と思わせぶりに語った。

「輿石さんは、今国会の会期中に衆院が過半数割れしたら、小沢さんと裏で組んで、0増5減案より先に野田内閣の不信任案を通してしまう、という大胆な裏技を画策している。そして、『違憲状態が解消されないままの解散はできない』という理屈で、野田佳彦首相(55)を総辞職に追い込む筋書きです」(民主党国対幹部)
<週刊朝日 2012年11月16日号>』

 文芸春秋12月号にも、こんな記述があった。

『新体制下で輿石は、時計の針を戻そうとする動きを続けている。10月10日夜、都内で元首相・鳩山由紀夫と極秘会談。「力を貸してほしい」と鳩山を持ち上げた。気分を良くした鳩山は「私は外交で尽力したいが、動くと二元外交と言われる」と愚痴をこぼした。輿石は大げさに同調して見せ外交担当の党最高顧問就任を要請。鳩山はあっさり受け入れた。鳩山の離党は当面食い止めた。

 次の標的は「国民の生活が第一」の小沢一郎。非公式に接触しながら、よりを戻す機会を探る。輿石は小沢を「別れても好きな人」と呼んではばからない。』

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 野田首相は、11日の夜に輿石幹事長と首相公邸で1時間ほど会談を行なったのだが。この際に、年内解散やTPP公約化の意向を輿石氏に伝えた上で、党内情勢に関して意見交換をしたのではないかと見られている。

 しかし、輿石幹事長は、野田首相の意向を受け入れる気がないのか、12日の記者会見でも、こんな発言をしている。

『輿石幹事長は衆議院の解散・総選挙を巡り、先に「年内は難しいのではないか」と述べたことについて、「そんなに認識がコロコロ変わってはおかしいのではないか。その認識は野田総理大臣にも伝えてある」と述べ、年内の解散・総選挙は難しいという認識を改めて示しました。

 そして、その理由について「赤字国債発行法案の成立、1票の格差是正、定数削減、社会保障制度改革国民会議の立ち上げは、野田総理大臣も『緊急を要している』と言っていて、日程的にどうなのかという話だ。それ以外にも、今年度の補正予算案や景気対策、尖閣諸島の問題など、もろもろの対応を考えれば、『政治空白を作ることができるのか』という話になる」と述べました。』

『輿石氏はTPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡る交渉への参加について「野田総理大臣も『突然参加を表明する気持ちはない』とはっきり言っているので、信じてほしい」と述べました。

 さらに、国民の生活が第一の小沢代表との連携について、輿石氏は「消費税という問題では意見が分かれたが、それ以外の問題では国会運営も含め仲間だったのだから一緒にやれる点もあるだろう。必要があればそういうことも小沢代表と話し合ってみたい」と述べました。』(NHK11月12日)

* * * * *

 実は、民主党は、いまだに、小沢Gの議員が抜けた穴も含めて70近い選挙区で、候補者が決まっていない。小沢Gが離党してからもう3ヶ月以上立つのに、小沢Gの議員に代わる候補者が決めていないところが多いのである。(~_~;)

 党執行部は、首相の指示もあって今月中旬までに、急いで候補者を決めるように県連に伝えたのだが。
 どうやら野田&前原陣営の中には、上述のような記事がアチコチに出ているのを見てか、輿石幹事長が元小沢G&現「生活」の議員のいる選挙区に、あえて有力な対立候補を立てないようにしたり、いざとなれば衆院選での選挙協力やその後の連携を狙っているのではないかと疑っている人もいるようなのだ。^^;

 さらに週刊朝日11月16日号には、こんな話も載っていた。

『民主党執行部の一人はこう語った。
「小沢さんは、今国会で野田内閣に対する不信任決議案が可決され、野田首相は『辞任する』と言っているが、『解散する』とはひと言も言ってない。これがミソなんだよ。要するに小沢さんは、今国会で野田首相の首を取るところまではやるが、解散までは踏み込まないと。これは盟友だった輿石東民主党幹事長(76)へのメッセージですよ」』

『「輿石さんは、今国会の会期中に衆院が過半数割れしたら、小沢さんと裏で組んで、0増5減案より先に野田内閣の不信任案を通してしまう、という大胆な裏技を画策している。そして、『違憲状態が解消されないままの解散はできない』という理屈で、野田さんを総辞職に追い込む筋書きです」(民主党国対幹部)

 小沢、輿石両氏が「年内解散せずに、野田首相の首を取る」という戦略で連携するのには、それなりの合理性があるようだ。自民党幹部が解説する。

「年内解散でいちばん困るのは“第三極”から孤立し、いま選挙をしても議席減が確実視されている『国民の生活が第一』だ。7月にできた新党なので政党交付金ももらっておらず、選挙資金が足りない。交付金の額は、基準日の1月1日に所属する議員数などで決まる。解散がなければ、生活は現有の49議席をもとに年間約11億円。4月にはその第1期分の3億円近くが入る。小沢さんはそれを待っているんですよ」』

* * * * *

 輿石幹事長&反野田勢力(&小沢氏?)による「野田おろし」の話は、自民党の方にも流れているようで。

 リンクした記事にも書いたように、山本一太氏も自分のブログに『「野田内閣総辞職→4人目の総理(細野首相)」というシナリオが、民主党内で蠢いていると複数のソースから聞いた』と記していたし。

 また11日、12日には、石破幹事長がこんな話をしていた。

『自民党の石破茂幹事長は11日、高知県四万十市での会合であいさつし、同党が目指す年内の衆院解散について「民主党の一部と『国民の生活が第一』の小沢一郎代表が組んで(野田佳彦首相に)解散させないという臆測がある。何かと言えば小沢氏が登場して流れを止めてしまうのを断ち切らなくてはならない」と述べ、小沢氏が解散阻止に動くことに警戒感を示した。(時事通信11月11日)』

『石破氏は、小沢氏の動向に関し「衆院解散阻止に向けて動くとすれば、内閣不信任決議案を否決するとか、(民主党議員と連携して)野田佳彦首相に代えて新しい首相を選ぶとか、いろんなことが考えられる」と警戒感を示した。小沢氏主導で特例公債法案の成立前に不信任案が提出された場合の対応に関しては「今どうするか述べる時期ではない」と語った。(時事通信11月12日)』 

 それゆえに、民主党&自民党の一部の間で(たとえば、仲のいいI陣営とM陣営の間で)小沢氏&輿石氏コンビの「野田おろし」や連携の動きを警戒して、お互いに協力をして早く解散をした方がいいというプチ密約が交わされた可能性も否定できないのである。(-"-)

* * * * *

 さらに、後日、改めて書きたいけど。非野田派が民主党を分党することを考えているとか、仙谷氏も「野田おろし」を画策し始めたという話もあるし。菅前首相もブログで、早期解散に反対する意見を載せていたりもするわけで。
 野田&前原陣営のTPP参加の公約化&早期解散の方針には、党内で抵抗する人たちがまだまだたくさん出そうな感じも・・・。

 そして、ここはもちろん「野田おろし」で早期解散を阻止して、「中道路線へGO!」を<できれば、そこから平和&リベラル系の連携も>期待してやまないmewなのである。(@@)
                    THANKS

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by mew-run7 | 2012-11-13 06:20 | 民主党、民進党に関して

小沢控訴審~高裁が控訴棄却&秘書の違法性認識も否定+報道に不満


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 11月12日、東京高裁で、いわゆる陸山会事件で起訴されていた小沢一郎氏の控訴審の判決言い渡しが行なわれた。

 小川正持裁判長は、判決の冒頭で『主文・本件控訴を棄却する』と言い渡し、一審の東京地裁の無罪判決を支持したという。(*^^)v

 まだ、無罪判決が確定したわけではないので、冷静に受け止めたいとは思っているのだけど。<小沢氏本人も、判決が確定してから記者会見を行なう予定だとのことだし。>

 まあ、この結果は当然といえば当然のことではあるのだが。<みんなでズラ~ッと並んで、「当たり前体操」を踊りたいぐらいに?(・・)>

 でも、09年の西松事件で大久保秘書が逮捕されて以来、これまでずっと当然のことが当然には行かない状況が続いていただけに、今回の結果には、ほっと一安心させられるところがあったし。
 小沢氏本人や関係者、小沢氏を支持する人たちはもちろん、小沢氏を支持するか否かは別として、西松事件、陸山会事件の捜査、検察審査会、裁判などに問題性を感じて色々と行動や発言をして来た人たちも含めて、皆さんと、とりあえず「本当によかったね~」という安堵の気持ちを分かち合いたいと思っているです。"^_^"

<小沢氏は昨夜、(おそらく自分が昔から主催している)国際交流プロジェクトの歓迎会に出席していたのだけど。心なしか、いつもより笑顔がこわばっていなくて、柔らかな感じに見えるかも。(写真はコチラ)>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121112-00000055-jijp-pol.view-000
* * * * *

『2度目の「無罪」宣告に深々と頭を下げた。12日に東京高裁で開かれた、元民主党代表で、「国民の生活が第一」代表の小沢一郎氏(70)の控訴審判決公判。政治とカネの疑惑をめぐり、法廷で「白黒つけること」を求めた検察審査会の民意に対する司法の答えは、またも無罪だった。「控訴棄却」の言葉に、検察官役の指定弁護士は天を仰いだ。

 ダークスーツ姿の小沢氏は午前10時すぎ、東京・霞が関の裁判所合同庁舎横に止められた車から降り立った。小雨が降る中、主任弁護人の弘中惇一郎弁護士(67)、喜田村洋一弁護士(62)ら弁護団と笑顔であいさつを交わした後、報道陣の前をゆっくりとした足取りで進み、法廷へ向かった。

 午前10時半。小川正持裁判長が開廷を告げた。「被告人、証言台の前へ立ってください」と促されると、小沢氏ははっきりとした口調で「はい」と答え、法廷の中央に歩み出た。

 小沢氏は深く一礼。静まり返った法廷で、小川裁判長がゆっくりとした口調で判決を言い渡した。

 「主文、本件控訴を棄却する」

 小川裁判長をまっすぐ見つめていた小沢氏は頭を下げ、そのまま数秒間動かなかった。支援者とみられる傍聴人から拍手がわき起こり、裁判所職員が「静かにしてください」と制止に入る。小沢氏は顔を上げると、弁護団の間に設けられた被告人席に戻り、目を閉じた。

 「原判決が本件公訴事実について犯罪の証明がないものとして、被告人に対し無罪を言い渡したのは正当」「原判決が争点に対する判断の項で説示するところも、一部を除きおおむね首肯(肯定)できる」

 判決理由の読み上げに、指定弁護士の大室俊三弁護士(63)は天を仰ぎ、村本道夫弁護士(58)は首を振りながら眉間にしわを寄せた。

 読み上げが、元秘書の故意の虚偽記載を一部否定する部分に及んでも、小沢氏は目を閉じたまま。表情を変えずに聞き入り、法廷は約1時間で閉廷した。(産経新聞11月12日)』

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『2審も無罪判決です。政治資金規正法違反の罪で強制起訴された「国民の生活が第一」の小沢一郎代表の裁判で、東京高裁は1審に続き、小沢氏に無罪を言い渡しました。

 判決の朝。険しい表情で裁判所に向かった小沢一郎代表。

 「主文、本件控訴を棄却する」

 被告席で無罪が言い渡されても、その表情を変えることはありませんでした。

 小沢氏が問われたのは、自身の資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐる報告書への虚偽記載の罪。1審では元秘書ら3人が有罪判決を受けましたが、小沢氏は「違法性の認識がなかった可能性がある」として無罪となりました。

 そして、12日の2審判決。東京高裁は「小沢氏に違法性の認識があったとの証明はない」と1審判決を支持し、小沢氏に無罪を言い渡しました。さらに、虚偽記載の一部については、秘書も慌ただしい状況下で処理をしていて、違法性を認識していなかった可能性があるとしました。

 「思ったとおりというより、思った以上の判決。土地取得時期について(1審は秘書らが)“あえてウソを書いた”となっているが、『その点も否定されました』と小沢氏に伝えると『ああ、そうですか』と喜んでいました」(小沢氏の弁護団 弘中惇一郎弁護士)

 小沢氏の弁護団は「極めて常識的な判決」としたうえで、今回の強制起訴をこう批判しました。

 「検察審査会という制度を悪用して起訴させたことの問題は大きい。その責任はきちんと検察に取らせるべき」(小沢氏の弁護団 弘中惇一郎弁護士)

 1審で有罪となった元秘書の石川知裕議員は・・・

 「無罪判決も当然で、冷静に受け止めております。(検察が)無理やり事件化しなければ、小沢さんが総理になったとして、もう少しましな政権運営ができたのではと思うと、民主党や国民にとって不幸なことだったと思う」(石川知裕衆院議員)

 一方、検察官役の指定弁護士は上告するか今後検討すると述べました。上告理由を見出すのは困難な情勢ですが、会見でこう釘を刺しました。

 「(政治家が秘書に)『うまくやっとけよ』と『適法に処理しとけよ』と言って『それ以上知らない』と言えば責任を免れられるというメッセージが(政治家に)伝わらなければいいなと思います」(指定弁護士 大室俊三弁護士)

 小沢氏は指定弁護士が上告を断念した段階で会見を開くとしています。(TBS12日)】

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 実は、まだ判決要旨をきちんと全文読んでいないので、その辺りのことは、また改めて書きたいと思うのだが・・・。

 mewは、昨日の記事『今日、小沢控訴審の判決&その見通し+控訴棄却&早期無罪確定を願う』の最後で、小沢氏への疑惑が払拭されるように、もっと国民にわかりやすい形で小沢氏の関与や違法性を否定するような判断が示されればいいな~という思いを書いたのだけど。

 弘中弁護士が「思ったとおりというより、思った以上の判決」と言っていたように、今回の判決は、1審判決よりも一歩踏み込んだ内容になっていて。
 小沢氏だけでなく、秘書らの違法性の認識についても一部否定する内容になっていたとのこと。(・o・)

<どうも高裁は、石川氏らは自分たちの行為が摘発されるほど違法なものだとは考えていなかったのではないかと。それで、小沢氏にも細かくは報告していないし、小沢氏も違法性を認識する可能性がなかったというような判断をしたみたいです。>

 小沢氏と秘書3人の公判は、とりあえず全く別個のものであるとはいえ、この判断が、明日14日から始まる石川知裕氏ら元秘書3人の公判にもいい影響をもたらすといいな~と<秘書3人の弁護士の戦術のいいヒントになるかも知れないしね>願わずにはいられない。(++)

 またこの判決を機に、検察の捜査や検察審査会の審査のあり方などの問題が、再度クローズアップされるようになっている感じもあるので、<小沢氏がそれらの犠牲になったことには腹が立つものの、せめて>その問題点の議論が深まって、改善されるようになるといいな~と思うとこともある。(・・)

* * * * *
 
 ただ、最後に一つ文句を言うなら・・・。mewは、今回の判決に対する報道の仕方には、大きな不満がある。(`´)

 TVや新聞などのメディアは、小沢氏&秘書に強制捜査(逮捕を含む)がはいる前から起訴に至るまで、さんざん、ニュースやワイドショーのTOPで多大な時間を使って、あることないことを報じて来たくせに。
 そして、1審の時は、初公判や判決の時に、TVはほぼ全局で特別番組を組んで大々的に扱っていたのに。その後は、ほとんど知らん顔のスル~状態に。

<無罪判決が出たので、騒ぎ立てられるのも困るけど。何だか、有罪にならなかったのでつまらなくなった&関心が薄れてしまったような感じも受けたりして?^^;>

 で、今回の控訴審は、控訴棄却(無罪支持)の判決が出るという見方が強かったとはいえ、それでもチョットは大きく扱ってくれると思いきや・・・。
 昨日は、開廷時間の10時半頃には、東京では複数の局が生放送をしていたので、5分や10分ぐらいは裁判所から中継を入れるかと思っていたら、番組内では全く扱わず。(~_~;)
<日テレでは、ニュース速報を流していたようだけど。他局でも、速報は流したのかな?>
 昼前のニュースでも、夕方や夜のニュースでもTOPでは扱わず。ようやく何番目かにチョコっと報じただけのとこも多かった感じで。<NHKの夜9時のニュースは、9時38分になってやっと報じたのよね。(>_<)>

 これは他の犯罪の容疑者にも言えることなんだけど。事件の捜査中や逮捕をされた時だけは、いかにも「コイツがやったに違いない」みたいな感じで、さんざんオモチャにしておいて。不起訴処分や無罪判決になった時には、ほとんど報じないという姿勢をとるのは、いかがなものなのかと。
<いわゆる冤罪事件の時は、大きく報じることもあるのだけど。今回の小沢氏のケースも冤罪に準じる部分があると思うのにな~。(-"-)>

 特に小沢氏の場合は、国会議員&政党の代表であるだけに、刑事裁判の結果というのは、本人や党の議員だけでなく、国政や政局にも影響を及ぼす部分が大きいわけで。昨日のメディアの報道の仕方には、かなりイラついた&大きな不満を覚えて
しまったところがあったのだ。(ーー)

<昨日、安倍っちが「多くの国民は裁判での無罪と無実というのは別だと思っていると思う」とか言いやが・・言ってたんだって? もともと理性や人権感覚の乏しい人ではあったけど。こういう人がいるから、日本人の人権意識や司法感覚が進化しないのよね。(-"-) しかも、そんな人が、また日本の首相になっちゃうかも知れないなんて~。(ノ_-。)>

* * * * *

 さて、検察役の指定弁護士は、2週間以内に最高裁判所に上告するか否かを決めなければならないのだけど。今後、改めて3人で検討するとのこと。

 昨日も書いたように、最高裁への上告理由は憲法違反か判例違反のケースに限られるので、上告が認められるのは困難だし。しかも、2度の無罪判決を得た被告人を、訴訟の苦痛から解放しないことは、司法的&人権的な観点から見て問題があるという考え方が一般的なので<もし上告を行なったら、専門家からも批判が殺到しそう>、できるだけ早く上告断念を発表してくれるといいな~と。

 そして、早くみんなですっきりとした気持ちになりたいと。何よりもこの日本の今後を大きく左右するかも知れない大事な政局&衆院選を目の前にして、小沢氏本人に、早くす~っきりとした気持ちで、政治活動に励んで欲しいと願っているmewなのだった。(**)

                      THANKS

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by mew-run7 | 2012-11-13 01:32 | 小沢&秘書の裁判 | Comments(0)


「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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