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2012年 11月 16日 ( 2 )

解散宣言に前原の笑み&小沢潰し?+揺れる第三極&小沢・亀井で四極も?+違憲選挙

   これは11月16日、2本めの記事です。


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 野田首相が、14日の党首討論で解散宣言を行なったのを受けて、政界はアチコチでドタバタとした動きが起きることに。(@@)
 あまりにもアレコレがあって、全ての動き&ニュースがフォローし切れないような感じがある。^^;

<ただでさえ忙しくて、ゆっくりTVやネットで情報収集できない時期なのに。森光子さんの逝去を静かに悼んだり、サッカーW杯予選の勝利を喜んだりする余裕もないし。東京は、都知事選と地域によっては都議補選なども重なって、選管もアタフタしているようだし。TVも年末編成が狂って困っているようだし。本当にいい迷惑。(>_<)>

 ドタバタについて書く前に・・・。mewは15日に野田首相が党首討論で16日の解散に言及した時に、前原くんが笑みを浮かべていたという話を書いたのだけど。<『野田が自己チュ~解散を明言+アブナイ自民政権&前原らの民主党乗っ取りを阻止したい 』>
 何と昨日、昼のTBS系「ひるおび!」に出ていた室井佑月さんも、「首相の後ろで、すごく笑って喜んでいた人がいた。前原さん」と指摘していたです。(・・)

 その前原氏に関して、こんなニュースが出ていた。

『前原国家戦略相は15日の衆院予算委員会の理事会で、2005年度の政治資金収支報告書の事務所費について、政治資金規正法が定める所定の様式とは異なる手書きの領収書が7件確認されたと報告し、陳謝した。
 7件は、前原氏の東京後援会関連の事務所費で、事務担当者が銀行振り込みの明細書をもとに、手書きで領収書を作成したという。

 理事会では、野党側から「偽造ではないか」との指摘が出たが、前原氏はいずれも支払いの実態があるとして、「法律解釈を含め、領収書など提出書類の取り扱いに思い違いがあった」と説明した。前原氏は12日の衆院予算委で「法令に従い適切な処理をした」と答弁していたことから、議事録の修正を要請し、理事会で了承された。(読売新聞11月15日)』

 先週だったか、このブログにmew知人が「前原は国会で事務所費の不正追及をされるのもイヤなので、早く解散させたいのではないか」と言っていたという話を書いたことがあるのだが。
 もう国会も実質的に終わるし。理事会で話がつけば、オモテで追及されることもなくなるわけで。知人の推理も半分ぐらい(or more?)は当たっているかもと思ってしまったりもして。(~_~;)
 いずれにせよ、この年内解散宣言に前原氏が絡んでいたことは間違いないな~と確信してしまうところがあったmewなのだった。(・・)

* * * * *

 また、昨日、フジTV系の「知りたがり!」では、野田首相が今週中に解散することを決めた理由として、小沢一郎氏の存在を挙げていた。(@@)

 遠くからチラチラッとしか見られなかったので、正確には再現できないのだけど。
 民主党と自民党の議員の間で、12日の控訴審で無罪判決が出たら、小沢氏が動き始めるので、その前に解散した方がいいという話をしていたという情報があったようなのだ。

 13日に『野田と自民が小沢&輿石タッグを警戒。TPPと早期解散で、純化路線はかる』という記事をアップしたのだけど。
 野田陣営や自民党が、小沢氏の動き&輿石氏との連携を警戒していたのは事実だろう。(・・)

 民主党の議員は、小沢氏の手腕や力量を身近なところで見て来ているし。<特に選挙の手腕、戦略のスゴさを実感しているだろうし。>いわゆる反小沢派は、色々と苦労したことも多かっただけに、彼らにとっては(よくも悪くも?)実に大きな存在なわけで。どうしても恐れてしまう部分があるのではないかと察する。^^;
<しかも、輿石幹事長と連携するとなれば、妖怪の後ろに大魔王が控えているような感じに思えていたりして。^^;>

 それは、自民党の議員も同じことで。石破幹事長は11日にも「何かと言えば小沢氏が登場して流れを止めてしまうのを断ち切らなくてはならない」と警戒感を示していたし。
 安倍総裁も12日、小沢氏の控訴審判決を受けて「おそらくこういう判決が出ると予測していたが、多くの国民は裁判での無罪と無実というのは別だと思っていると思う」と牽制しながらも、「小沢氏は、またさらにがんばっていこうという気持ちになっているかもしれない」と警戒心を示していたとのこと。^^;<発言部分は、産経新聞11月12日より>

 それゆえ、小沢氏の存在が、野田首相&周辺が(&自民党も?)、、今週中に解散した方がいいと判断した一因になったとしても、全く不思議はないように思われる。(@@)

~ * ~ * ~ * ~ * ~ *~

 さて、14日に解散宣言が起きてから、アチコチで色々な動きが出ているので、mewの目についた&気になったことを書いて行きたいと思う。

 まず、民主党では、TPPに大反対している山田正彦氏(元農水相)をはじめ2人の元閣僚を含む7人が離党を決めたとのこと。
 そのうち小沢鋭仁氏(元環境相)は維新の会に、山崎誠氏はみどりの風に、そして長尾敬氏は何と自民党に移るという。^^;

<長尾氏は、安倍っち率いる超保守議連の「創生日本」に所属。「中道」路線をとる民主党にはいられない&日ごろから安倍氏の師事を受けているので移籍するとのこと。長尾氏の地元・大阪15区では、自民党の谷畑氏が維新の会に移ったため、長尾氏が谷畑氏の代わりに自民党から立候補するという、何だか今の政界を象徴するような複雑怪奇っぽい状況に。(~_~;)>

 これで民主党は、ついに衆院でも過半数割れしたことになるのだが。自公が重要法案への協力を約束してくれているので、もはや何人離党しようと「そんなの関係ねぇ」(古っ?)、「ジャマなやつは、とっとと出て行けばいい」という感じになっているのかも知れない。^^;

<野田首相は、今年にはいってから、消費税増税を実現したいあまりに、自党の議員の声をきくより&自党を守るより、民自公の連携を重視して来たところがあったのだが。最後になって、それが象徴的にあらわれている感じも。(-"-)>

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 とはいえ、自公が協力する気になれば、話は早いのも事実で。^^;
 15日には早速、衆院本会議で、特例公債法案の修正案と、衆院の格差是正法案(0増5減のみ)を民自公の賛成多数で可決。16日には参院本会議で可決して、法案成立する見込み。
 そして、今日16日の午後に衆院本会議を開き、そこで野田首相が解散を宣言することに決まったという。(@@)

 ただ、野田首相は安倍総裁に対して、解散期日を宣言するのと引き換えに衆院定数削減への協力を迫った(という形をとった?)のだけど。それが本当に実現できるかはビミョ~なところだ。

 昨日、衆院本会議では民主党の提出した衆院比例代表の定数を40削減&一部連用制を導入する法案も、同党などの賛成多数で可決されたものの、野党多数の参院では採決されず、廃案になることが決まったとのこと。
 民自公は、議員定数削減に関しては、来年の通常国会で結論を出すことを文書で確認する方向で協議しているのだが。定数削減案に関しては、3党とも意見がバラバラだし。他党からも異論が出ているので、本当に3党で意見がまとまって、通常国会で法案を成立させられるのかは、「???」の状況にあるからだ。(~_~;)

 野田首相がどこまで衆院定数削減の実現に意欲を持っているのか、mewにはわからないところがあるのだけど。
 実のところ、野田陣営は、今後も民自公で連携して行くこと&民主党の新政権への影響力を保持することを意図して(&そのようなお約束の下に?)、民自公3党の課題を作っておきたいと思っている面もあるようだし。
 そのために、税と社会保障の一体改革に関する国民会議の設置や衆院の定数削減案の3党合意を解散の条件にしたのではないかという見方もあるので、来年までアレコレと持ち越すことは、却って好都合なの部分もあるかも知れない。^^;

 つまり、野田陣営にしてみれば、ともかく解散総選挙で下野した後も、自分たちが国政に参画できる道が残せれば、それでOKなのだろう。<だから、自己チュ~解散だって言いたくなるのよね。(ーー)>

~ * ~ * ~ * ~ * ~ *~ 

 また、今回、野田首相が年内解散を決めた理由の一つとして、いわゆる第三極の政党の連携協議や選挙準備が調わないうちに解散をした方が、民主党にとって<自公にとっても>有利になることが挙げられているのだが。
 実際、第三極と呼ばれる各党は、突然の解散宣言にかなり困惑して、かなりアタフタしている様子が伺える。(~_~;)

 13日にあわてて結成された石原新党の「太陽の党」は、15日に河村たかし名古屋市長が率いる「減税日本」との合併を発表。今後、日本維新の会やみんなの党も含めて4党での合流を目指す考えを表明した。

 太陽と減税は消費税増税などの政策面で、かなり大きな違いがあるのだが。<太陽は消費税増税に賛成。「減税日本」は党名通り、大反対だったはずなのに。^^;>
 石原氏と河村氏は、「中央集権打破」「国と地方の制度の改革」という大きな目標で一致していることを強調。減税の国会議員は全て太陽に合流して、減税は地域政党として残すことになるという。<尚、減税の河村代表も、市長を辞任して衆院選出馬を検討しているという話が出ている。>

 民主党から減税に移った小林興起氏は、もう10月末の時点で、石原新党と合流する話をしていたので、この合併話は、早い段階で決まっていたのかも知れない。

<小林氏は、元・自民党議員で、平沼赳夫氏らと共に郵政造反離党をしたひとりだし。かなり超保守的な発言をすることも多いのよね。
 河村氏は、中国の政府関係者に対して「南京大虐殺事件はなかった」と発言して、超保守派に絶賛されていたし。(~_~;)>

 また、石原氏は15日に、都内でみんなの渡辺喜美代表と会談し、維新を含めた3党の連携協議の継続で合意したとのこと。16日には、維新の橋下代表と会って、
4党の合流を呼びかけるという。(・・)

 石原氏は会見の席で「名古屋市の河村市長とも、小異や誤解を捨てて一緒にやろうということになった。あす、日本維新の会を率いる大阪市の橋下市長と最後の話し合いをするが、必ず大同団結できると思っている。最終的には、日本維新の『大連合』という形で、統一の政党でやらなければならない」と発言。(NHK11月15日より)
 「太陽の党は、すぐになくなってもいい」と語り、維新と合流して一つ政党を作ることに強い意欲と自信を見せていたのだが・・・。
 維新の橋下代表の方は、この日、かなり渋い顔をしていた。(>_<)

* * * * *

 減税の河村代表は、昨年来、維新との連携を望んで、働きかけを続けて来たのだが。橋下代表は、政策が合わない部分が大きいとして、ずっと河村氏と距離を置こうとしており、先月になって、ついに減税とは連携できないと明言したばかり。<減税はそのこともあって、石原新党と合流することに決めたのかも。>

 その大きな理由として、橋下氏は、民主党から減税に移った熊田篤嗣氏(大阪1区)が、(橋下氏の天敵である?)組合から支援を受けており、自らが出馬していた大阪W選で、「大阪都構想」に反対して対立候補を応援していたことを挙げ、考え方の相反する議員のいる政党とは連携できないと主張していたのである。^^;

 しかも、橋下代表は、この太陽と減税の合流に関して、事前に何の連絡もなく、意見を問われることもなかったことに、大きな不快感を覚えたようだ。

 15日の会見でも、4党合流について「良い方向に行ければと思う。石原さんの力を借りないと全国的に戦うのは難しい」と語りながらも、「今回の石原さんのマネジメントに関しては疑問を持っている。政治家はこういう形ではまとまらない」と主張。
 太陽と減税の合流に関しても、「合流決定には戸惑っている」「合流を先に決められたとなると、僕らは難しい」と述べ、減税が合流した太陽との連携は困難だという認識を示し、「合流でない形で共闘ができるのかどうなのかを探っていかないといけない」と述べた。<発言部分は、産経新聞11月15日などより>

 他方、維新の会は15日、みんなの党と衆院選に向けて、成長戦略や教育改革など両党の共通政策に合意し、みんなの浅尾慶一郎政調会長と維新の浅田均政調会長が都内で合意文書に署名。両党は今後、具体的な選挙協力の調整を始めることになったという。(・・) *1

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 おそらく維新の会としては、自分たちを中心にして、石原氏をTOPに担ぐ形で、みんなの党+αで組むのが、理想的な形のではないかと思うのだけど。

 ただ、維新の会は、選挙準備が全く進んでおらず。また、17日に発表する予定だった一時公認候補のうち20名ほどが、何と出馬辞退を申し出ているという話も出ており、かなり苦しい状況にある様子。衆院選まであと1ヶ月しかないだけに、あまり他党との連携交渉に時間をかけてはいられない切羽詰った状態にあるようだ。(~_~;)
 そんな中で、果たして、今日16日の橋下ー石原会談で、どのような協議が行なわれるのか、注目されるところだ。(@@)

 また、石原氏は「太陽の党なんて、他の政党に吸収されても、消滅してしまってもよい」と繰り返し語っているのだが。
 同党の共同代表である平沼赳夫氏は、TVなどで「たちあがれ日本」の精神を守って、一つの確立した政党として活動して行くことに意欲を示したり、将来、自民党との連携を示唆したりする発言を行なっていることから、党の運営方針に関して、石原氏との間でどんどんと考え方に食い違いが出ているようにも思える。^^;
 
<7日の時事通信にも、『番組で石原新党と自民党の協力の可能性を問われたのに対し、平沼氏は「石原氏の息子は自民党幹事長をやっていた。(次期衆院選で)東京(4区)から息子の宏高氏が出る。そういうことを考えれば当然そういう選択肢はある」と述べた』と報じられていた。
 そう言えば、小沢氏も何回か「石原新党は自民党と連携するときいている」と発言しているよね。> 

 亀井静香氏によれば、橋下氏は、もともと石原氏の一本釣りを狙っていたとのこと。<『橋下&釣られた(?)石原の会談は平行線+亀井新党』>
 それゆえ、もしかしたら今でも、石原氏が太陽の党を離れて、ひとりで維新連合に加わるのを待っているところがあるかも知れないのだけど。<今日の会談で、そのような提案をするかも?>
 果たして、石原氏がそのような決断ができるのかどうか、というところにも注目してみたいと思っている。(・・)

~ * ~ * ~ * ~ * ~ *~ 

 他方、小沢新党「生活」も動き始めている。昨日は、新党「きづな」が解党し、小沢新党「生活」に6人の議員が合流することに決定した。<もともと小沢Gの議員だった人たちが多いのよね。>

 小沢氏は、オリーブの木の構想に基づいて少数野党の連合体を作り、維新の会などまでその連携を広げて行きたいと考えていたのだが。残念ながら、解散が早くなったことから、大きな連合体を作る時間的な余裕はないようにも思える。(~_~;)

 ただ、『橋下&釣られた(?)石原の会談は平行線+亀井新党』でも少し触れたのだが。mewは、もしかしたら小沢氏は、亀井新党などと連携して、亀井氏のいう「第四極」を結集を目指す可能性が、まだ残っているのではないかと思うところがある。(・・)

 この話は、もう少し情報を集めてから、また後日にゆっくり書きたいと思うのだけど。
 亀井氏は、実業家を党首にした新党を結成し、石原新党などの第三極とは一線を画す形で、第四極づくりを目指して動くと語っていたのだが。その後、動向がわからず、どうしているのかな~と思っていたら、昨日、旧「きづな」の内山代表や元民主党&小沢Gの山田正彦氏が、亀井氏と会っているという情報が出ていたので、おそらく新党結成の準備を進めているのではないかと思うのだ。(++)
 
 亀井氏は、以前から小沢氏との連携を考えていたし<それも石原氏と袂を分かつことになった要因になっているらしい>、もし亀井新党の結成が間に合えば、同党と小沢「生活」が中心になって、国民連合や民主党離党組などを巻き込んで第四極が広がって行く可能性が十分にある。<鳩山由紀夫氏も、離党して、ここに参加する可能性があるかも。>
 チョット時間的にキツイ部分はあるかも知れないのだが。mewとしては、この第四極がどうなるのかという点にも注目をしている。(**)

* * * * * 

 最後に・・・。mewは、15日の記事に、今、解散を行なえば、違憲状態のまま衆院選を行なうことになるので、裁判所が選挙の無効判決を出す可能性があるという話を書いたのだが。
 何だか昨日になってから、TVや新聞でも、やおらそのことを取り上げて「違憲状態のまま選挙を行なってもいいのか」と問題提起をし始めている定期を取り上げるようになっていて、「おいおいっ」と思ってしまうところがあった。(・o・)

 どうやら、既に複数の弁護士グループが、選挙差し止めや選挙無効の訴訟を提起する準備を行なっているとのこと。(*2)先日も書いたように、これまでさんざん裁判所の警告を無視して来た自民党の見解(とりあえず法案さえ成立させておけば、大丈夫)に乗って、解散を行なうと、今度は本当に選挙を無効にされるおそれがある。^^;
 
 15日の記事にも書いたが、元弁護士の横路衆院議長は、もしかしたら弁護士Gが訴訟準備を行なっているという情報を得た上で、そのことも憂慮して、解散を延期すべきだとの文書を配布していた可能性があるのだけど。
<何と読売新聞は、横路衆院議長が、違憲の衆院選をさせないために、今日の本会議開会ベルを鳴らさないのではないかとまで書いていたりして。(~_~;)*3>

 一国の首相が、違憲状態で衆院選を行なうことになるとわかっていながら、解散を行なうことには、大きな問題があると思うし。野田首相&民主党が、違憲状態を解消してから解散をしたいと訴えていたにもかかわらず、「それは解散引き伸ばしの口実だ」と批判するばかりで、違憲状態の解消に協力しようとしなかった自公にも大きな問題があるだろう。(-"-)

 さらに言えば、本当なら報道メディアは、そのことをきちんと国民に説明して、早く違憲状態を解消するように促すべきだったと思うのだけど。大部分のところは、自民党と一緒になって「解散引き延ばしがどうの」「落選がイヤだからor政権にしがみつきたいから、どうの」と言って、早期解散を煽るところがあったわけで。
 もし今回の衆院選が無効になった場合には、マスメディアの姿勢にも、大きな問題があったのではないかと思うところがある。(・・)
 
 そして、今後のことを考えると、私たち国民もきちんとそのような状況を把握して、国政に参加する必要があるのではないかな~と思うmewなのだった。(@@)

                 THANKS 

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by mew-run7 | 2012-11-16 08:55 | 民主党、民進党に関して

小沢秘書の控訴審~「被告人提出の証拠の大半が却下」への疑問


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この記事では、小沢一郎氏&秘書の公判の話を・・・。

 14日から小沢一郎氏の元秘書3人、石川知裕氏、大久保隆規氏、池田氏の控訴審が東京高裁で始まった。
 この日を含め、来年1月まで4回の公判が行なわれる予定になっている。(・・)
<日程などは『小沢秘書の控訴審が、今日から開始~ウラ献金授受も含め、逆転の無罪判決を願う。 』に>

 12日には、東京高裁で小沢一郎氏に対して1審の無罪判決を支持する形で控訴棄却の判決が。
 しかも、判決理由の中で、一部の行為に石川氏らの違法性の認識がなかった可能性があるとの判断も記されていたことから、秘書ら3人の控訴審にもいい流れが来るといいな~と期待した部分があったのだが。
 残念ながら、非常に厳しい展開になってしまったようだ。(-"-)

 弁護側は改めて3人の無罪を主張。起訴された事実を否定するための証拠も提出していたのだが、何と飯田喜信裁判長は大半の証拠の請求を却下。1審後の事情に限定し、一部の証拠や被告人質問を採用するにとどめたとのこと。
 そのほぼ全ては、情状面での証拠だったようで。犯罪事実に関する証拠は採用されず、秘書ら3人は1審とほぼ同じ証拠で審理されることになってしまった。

 また、弁護側は、秘書らの違法性の認識を否定した小沢氏の控訴審の判決も証拠として申請したのだが、これも却下されたという。(ーー)

 後述するように、刑事裁判の控訴審というのは事後審なので、基本的には1審の証拠を中心に審理されるべきものではあるのだけど。ただ、被告人にとって有利になる新たな証拠は、積極的に採用すべきだという見解もあるだけに、事実に関する新たな証拠がほぼ全く認められなかったことには、大きな疑問を覚えるところがあるし。
 秘書3人&弁護団にとっては、戦いにくい控訴審になってしまったように思う。

* * * * *

『「国民の生活が第一」の小沢一郎代表の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で、収支報告書の虚偽記載罪に問われ、一審東京地裁でいずれも有罪とされた衆院議員石川知裕(39)、元公設第1秘書大久保隆規(51)、元私設秘書池田光智(35)各被告の控訴審第1回公判が14日、東京高裁であり、弁護側は改めて無罪を主張した。飯田喜信裁判長は、弁護側が請求した新たな証拠の大半を採用しなかった。

 虚偽記載の故意や共謀があったかに加え、一審が動機として認定した中堅ゼネコン水谷建設からの裏献金受領の有無が主な争点となる。

 石川被告の弁護側は「水谷建設から5000万円をもらった事実はなく、小沢代表からの土地購入費4億円を隠す動機はなかった。虚偽記載をしたという認識はない」とする控訴趣意書を陳述した。大久保被告側は「(石川、池田両被告と)共謀した事実はない」と述べ、池田被告側も「虚偽記載の故意は認められない」と主張した。検察側は控訴棄却を求めた。

 弁護側は、石川被告に現金を渡したとされる元水谷建設社長の陳述書などの証拠採用を求めたが、情状証拠を除いていずれも却下された。石川、池田両被告の被告人質問は情状面に限って認められた。次回は30日に開かれる。

 東京地裁は昨年9月、起訴内容の一部を除き虚偽記載を認定し、3人に執行猶予付き有罪を言い渡した。一審判決によると、3人は土地購入代金を2004年分の収支報告書に記載せず、翌年分に記載するなどした。また、大久保被告は西松建設からの寄付を同社のダミー政治団体名義で記載した。(時事通信11月14日)』

* * * * * 

『小沢氏も同法違反罪で強制起訴されたが、東京地裁が無罪を言い渡し、高裁も1審を支持した。

 12日の小沢氏の2審判決では、元秘書らの虚偽記載について一部の故意を否定。3秘書公判への影響も注目されたが、控訴審は虚偽記載や、ゼネコンの「裏献金」を認定した1審とほぼ同じ証拠で審理されることになった。

 弁護側は控訴審初公判で、大久保、石川両被告らの行動予定などが記された手帳などを新証拠として提出。「裏献金授受の事実はない」と主張した。また、小沢氏の2審判決が土地資産計上について、石川、池田両被告が「適法に先送りできたと思い込んだ可能性がある」と指摘した点に言及。この判決の証拠採用を求めた。

 しかし、飯田裁判長はこれらを含む大半の請求を却下。1審後の事情に限定し、一部の証拠や被告人質問を採用するにとどめた。(産経新聞11月14日)』

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『「国民の生活が第一」代表の小沢一郎被告(70)=1、2審無罪=の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、元秘書3人=1審有罪=が政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた事件の控訴審第1回公判が14日、東京高裁であった。飯田喜信裁判長は弁護側の追加の証拠請求について大半を却下した。【鈴木一生、和田武士】

 この日、弁護側は1審有罪判決を「重大な事実誤認がある」と批判し無罪を主張。陸山会の事務担当秘書だった衆院議員、石川知裕被告(39)と元会計責任者で元公設第1秘書、大久保隆規被告(51)が土地購入前後に中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県)から裏献金を5000万円ずつ受領したとする1審の認定も強く否定した。

 しかし、裏献金はなかったと反証するための証人申請を含め、弁護側の追加の証拠請求の大半は却下され、小沢代表を無罪とした12日の東京高裁判決の証拠採用も「必要なし」と退けられた。

 その結果、控訴審は実質的に新たな証拠調べを行わず、石川議員と後任の事務担当の池田光智被告(35)について、1審判決後の情状部分に限り、次回以降の期日で被告人質問を行う。

 1審判決は、04年の土地購入時に小沢代表が陸山会に提供した4億円を同年分の政治資金収支報告書に記載しなかったなどの虚偽記載を認定。石川議員を禁錮2年、執行猶予3年▽池田元秘書を禁錮1年、執行猶予3年▽西松建設違法献金事件でも併せて起訴された大久保元秘書を禁錮3年、執行猶予5年--とした。

 ◇「ゼネコンと癒着」背景に

 1、2審で無罪を得た小沢代表と、元秘書3人の裁判が大きく異なるのは、検察側が裏献金の受領を虚偽記載の動機としている点にある。陸山会が西松建設から多額の違法献金を受けていたとされる事件も併せて審理されており、「小沢事務所とゼネコンの癒着」(元秘書らの1審判決)が、政治資金収支報告書の複雑な記載を読み解く「背景」となっている。

 検察審査会の議決で強制起訴された代表の裁判で検察官役の指定弁護士はそうした主張をしなかったが、3人の1審判決は「東北地方では公共工事の談合で小沢事務所の意向が『天の声』として決定的影響力を持ち、企業に多額の献金を行わせていた」と指摘。西松建設事件については天の声を出していたとされる大久保元秘書が「多額の献金を得るために(西松建設から)他人名義の寄付を受け、虚偽記載した」と認定した。

 陸山会事件の背景にも「ゼネコンとの癒着」があったとし、石川議員が土地購入時の04年10月、小沢代表からの原資不明の4億円のほか、水谷建設からの裏献金も受けたと認定。「報道機関の追及によって、水谷建設の献金や小沢事務所が長年にわたる企業との癒着で資金集めを行っていた実態が明るみに出る可能性があり、これを避けようとした」と述べ、4億円を簿外処理した動機を説明した。

 控訴審で元秘書側は1審の認定を覆そうと、裏献金を受領したとされる日の石川議員のアリバイを主張する手帳などを証拠請求したが、採用されなかった。高裁は「小沢事務所とゼネコンの癒着」について1審と同じ証拠で判断することになる。(毎日新聞11月14日)』 
 
* * * * *

 刑事裁判の控訴審は、原則として「事後審」(1審の1部見直しみたいな感じ)として行なわれることになっている。 つまり、改めて裁判を全てやり直したり、その続きをやるというのではなくて、あくまで1審で行なった審理に基づいて出た判決の中で、控訴した側が「事実に誤りがある」「法律の適用や解釈に誤りがある」などの理由で不服な点を、1審に出された証拠に基づいて、実際に誤りがあったか否かを判断するものになる。

<1審の間に、できるだけ入手し得る全ての証拠を出し合って、審理を尽くすべきだという考え方に基づく。大事な証拠を隠し球としてとっておいて、控訴審になってから出して来るなどという正義に資さない戦略を防ぐ意図もある。>

 だから、控訴審では、1審の証拠を用いて審理するのが原則であって。一般に、1審後に判明した重要証拠とか、1審後に生じた新たな事情とか(情状面が多い)とかに限って、新たな証拠としての採用を認められることになるのだけど。

<それもあって、逆に、小沢氏の控訴審の時には、検察役の指定弁護士が申請して来た証拠は全て却下されてしまったのよね。>

 ただ、被告人側は、検察官ほど証拠収集をする権限や能力がないし。無罪を主張している被告人側が、あえて1審で重要な証拠を隠し球としておっておくということも考えにくい。
 そこで、被告人の利益も考えて、特に有罪判決に対して、無罪を主張して事実を争っているケースなどでは、被告人に有利だと思われる重要証拠が新たに提出された場合には、できるだけ積極的に証拠として採用すべきなのではないかと主張している専門家も少なからずいるのである。(・・)

 でも、上野記事にもあったように、『控訴審で元秘書側は1審の認定を覆そうと、裏献金を受領したとされる日の石川議員のアリバイを主張する手帳などを証拠請求したが、採用されなかった』とのこと。これは、被告人にとって、かなり不利益になると思うし。mew的には、大きな疑問を覚えたところがあった。(-"-)

* * * * *

 正直なところ、今、忙しくて時間があまりないので、まだ報道記事以外には、控訴審判に関する情報をほとんどゲットしていないのが実情なのだけど。
<仕事の宿題も終わらず。政局も大きく動いているので、報道記事のチェックも追いつかないし。小沢氏の控訴審判決もまだゆっくり読む時間がとれない状況。(ノ_-。)>
 週末などに時間を作って、もう少しこの控訴審に関する情報を集めようと思っているので、後日、改めて、続報をアップしたいと思っている。

 mewとしては、できれば、石川氏の控訴審が終わってから(&無罪判決を得てから)解散総選挙になるといいと思っていたのだけど。残念ながら、野田首相は今日、解散するようなので、石川氏は控訴審を抱えながら衆院選を戦わなければならないことに。<しかも、自民党の候補者は、故・中川一郎氏の妻に。>
 おまけに、控訴審が厳しいスタートになってしまって、色々と案じてしまう部分もあるのだけど。
 でも、石川氏も他の2人もともかく体に気をつけて、そして強い気持ちを持って、頑張って欲しいと願っているmewなのだった。o(^-^)o 

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by mew-run7 | 2012-11-16 03:10 | 小沢&秘書の裁判


「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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