日本がアブナイ!

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「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター

2015年 02月 21日 ( 2 )

  これは2月21日、2本めの記事です。

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 NHKの籾井勝人会長が、す~っかり開き直っている。(-"-)

 このブログでもずっと書いているように、安倍政権(with超保守仲間のJR東海・葛西会長など)はNHKの人事、運営面での支配を強めているのだけど・・・。

 彼らがNHK会長にそなえつけた籾井氏は、今月5日の定例会見でも、政府の意向を忖度するような発言を行なってヒンシュクを買ったばかり。

『NHKの籾井勝人会長は5日、定例の記者会見で、戦後70年の節目に従軍慰安婦について番組で取り上げる可能性はあるかと問われ、「(慰安婦問題について)正式に政府のスタンスというのがよくまだ見えない。慎重に考えなければならない」などと述べた。
 
 安倍政権は「戦後70年談話」を検討中で、籾井会長は「夏にかけてどういう政府のきちんとした方針が分かるのか、この辺がポイント」と発言。従軍慰安婦について「政府の見解が変わりうるという認識か」と問われると、「お答えは控える。しゃべったら、書いて大騒動になるじゃないですか」などと答えた。

 ■「ジャーナリズム機能損なう発言」

 碓井広義・上智大教授(メディア論)の話 籾井会長は、就任会見での「政府が右と言うことを左と言うわけにはいかない」という発言から何も変わっていない印象だ。そもそもジャーナリズムというのは、自分たちで課題やテーマを探して報じるもの。なかでも公共放送は国民の放送局で、国営放送ではない。権力者から見解を聞かされて、一定の方向に伝えるものではない。NHK内部に慰安婦問題に取り組みたい人がいても、企画書が書けなくなる。NHKのジャーナリズム機能を損なう発言だ。(朝日新聞15年2月5日)』

* * * * *

 民主党の総務・内閣部門会議では、籾井会長を呼んでヒアリングを行なったのだが。<後述するように、この会議での籾井会長の態度は、とんでも横柄&失礼なものだったのだけど。>
 何と、政権忖度の問題に関しても、何と「政権が変わったら その人が『村山談話はいらない』と言うかもしれない」と答えるなど、さらに開き直った&なめ切った発言を行なっていたとか。 (゚Д゚)

『NHKの籾井勝人会長は18日、民主党の総務・内閣部門会議に出席し、従軍慰安婦問題を巡る政府見解と番組作りについて、「河野談話」や「村山談話」を日本政府の公式見解と認めた一方で、「今のところはいいと思います。将来のことはわかりません。(当時と)政権が変わってですね、その人が『村山談話はいらない』と言うかもしれない」などと述べた。

 籾井会長は「この夏にかけて様々な発言やニュースが出てくる中で、(番組作りは)慎重でなければならない」とする一方、「こういう環境の中で、政府の方針に従って放送しますとか言うわけもない」と発言した。またお笑い番組での政治風刺を巡り、「個人名を挙げてネタにするのは品がない」との考えも改めて表明。出席した国会議員からは「NHK内で、会長の考えを忖度(そんたく)する動きが広がる」と指摘する声が上がった。(朝日新聞15年2月18日)』

* * * * *

『NHKの籾井勝人会長は18日、民主党の総務・内閣部門会議に出席した。1月に策定した2015年度から3カ年の経営計画の説明のために呼ばれたが、人事政策や過去の自身の発言についての質問が相次ぎ、議論はヒートアップ。時折、怒号が飛び交った。
 籾井会長は昨年1月の就任直後に全理事から辞表を取り付け「よくあること」と述べたが、その発言を撤回すべきだと迫る議員に「屁理屈(へりくつ)だ」「言葉尻をとらえている」と反論。議論の応酬後、「くだらん」とこぼした。枝野幸男幹事長は同日の記者会見で、「くだらん」発言について「その一点をもって(会長)失格」と厳しく批判した。(毎日新聞15年2月18日)』

『民主党が18日に衆院議員会館で開いた会合で、中期経営計画の説明のため出席したNHKの籾井勝人会長の過去の言動に出席者から批判が集中。籾井氏が「こんなことで呼ばれるのはごめんだ」などとけんか腰でやり返す場面があった。
 出席議員との応酬は1時間余り続いた。籾井氏が就任後にNHKの理事から辞表を集めたことを出席者が非難すると、籾井氏は「なぜ蒸し返して1年前に戻るのか」「あなたが言っているのはへ理屈だ」などと反論した。

 従軍慰安婦問題に関しても民主党側は、籾井氏が5日の記者会見で「政府のスタンスが見えないので、放送は慎重に考える」と発言したとして追及。籾井氏は「これだけワーワー言われているから、慰安婦問題をああだこうだ言うわけがない」などと声を荒らげた。
 籾井氏のこうした対応について、NHK出身の安住淳国対委員長代理は記者会見で「この方がいる限りNHKが培ってきた国民の信頼は揺らぐ」と語った。(時事通信15年2月18日)』


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 安倍首相も、ますます開き直って来ている感じがある。(-"-)
 
 今週、安倍首相が、衆院予算委員会で民主党議員から質問を受けている最中、閣僚席から野次を飛ばし続けたため、委員会が紛糾。委員長からたしなめられたという話を書いたのだけど。
(『恥・安倍首相が野次で注意受ける+自民議員が共産党「テロ野次」で謝罪』)

 20日の予算委員会で、民主党の前原誠司氏が改めてこの件を取り上げて、安倍首相に反省を求めたところ、首相が逆に開き直った態度で応じたため、前原氏が怒。

 「何が『偉そう』だ!」「この議場でその答弁席からヤジを飛ばす方が品位に欠けるじゃないですか。しっかりと反省をすべきですよ!」などと声を荒げたりもして。(@@)

 しかも、安倍首相がまた日教組の献金がどうのと話したことから、その後、細野豪志氏が「総理がデマを撒き散らす」とツイートするに至った。

『細野氏はツイッターで「確認したら、日教組は補助金をもらっていないし、教育会館は議員に献金していない」と指摘。その上で「総理の失言はこれまでも見てきたが、これほど『明確なるデマ』を総理が流すのを初めて見た」と続けた。さらに「反省を求められて更にデマをまき散らす。やはり異様だ」と締めくくった。(産経新聞15年2月20日)』

* * * * *

 そもそも閣僚席から野党を揶揄するような野次を飛ばす首相というのは、めったにいるものではなくて。それ自体、首相としての品格、適格性に欠けると思うのだけど。
 安倍首相の場合、TV中継をやっている日でも、平気で(あえて?)そういうことをするのが不思議なところ。(@@)

 一般的に考えると、TV中継がはいった国会質疑では、首相たるもの、国民の目を意識して、毅然と野党に対応して答弁する姿を見せようとするのではないかな~と思うのだが。
 安倍首相は、何とかTVカメラの前で民主党(時に共産党)を貶めたい(サヨクのイメージをアピールしたい?)と思うのか。それとも、ウヨ系の支持者に受けることを優先するのか、ナマ中継がはいった日ほど、mewから見ると一国の首相としてふさわしいとは思えない言動を示すことが少なくない。(~_~;)
<しかも、ナマ中継の国会答弁で言っちゃって。内容が誤っていても、言いっぱなしという無責任発言なのよね。(-"-)>

 最近で言えば、昨年10月、安倍首相が、まったく質問と関係がないのに、民主党の枝野幹事長に過激派から献金を受けていると言い出したり、根拠もなく朝日新聞の記事を捏造だと批判したりした時もそうだったし。
(関連記事・『小渕の議員辞職拒否のウラにドロドロの事情+安倍が国会で枝野、朝日に逆ギレ攻撃』)
 18日の日教組野次も、20日の献金の説明(デマ?)もしかりだ。^^;

 おそらく国民やメディアが、それを一国の首相として「みっともない、恥ずべき行為だ」と教えてあげないので、「これぐらいのことを言っても、大丈夫だ」「支持者にはウケるし」と、どんどん勘違いして、図に乗っているのではないかと思うのだけど・・・。

 mewは、ひとりの国民として、(考えが合うか合わないか別として)一国の首相がこういう姿勢で国会に臨むのはいかがなものかと思うし。
 いい加減、メディア(特にTV)も、日本の国政の劣化を防ぐために、国民にこのような首相の姿を伝えて、「こんなことでいいのか?」と問いかけて欲しいと思う。(**)  

<ただ、民主党の保守勢が安倍首相にかみつく光景を見るっていうのも、何だか、チョット興味深い感じがあったりするかも。(~_~;)>

* * * * * ☆

『衆院予算委員会は20日、安倍晋三首相と民主党の前原誠司元外相が冒頭から「やじ」をめぐり激しく火花を散らす場面があった。
 「答弁席からやじを飛ばすのは言語道断だ。厳しく反省してもらいたい」

 前原氏は前日の予算委で質問に立った民主党の玉木雄一郎氏に対し、首相が「日教組は」などとやじを飛ばしたことを批判した。首相のやじは、玉木氏が砂糖の関係団体から献金を受けた西川公也農林水産相を追及中のことだった。
 前原氏の指摘を受けた首相は「今後は静かな討論を心がけたい。与野党お互いにそういう雰囲気を作っていくように心がけたい」とと答弁。その上で西川氏のケースが、かつて日教組絡みの献金で追及を受けた民主党議員の事例と類似していたことから「日教組」に言及したと説明した。

 ところが、これに前原氏が激高して「開き直って抗弁する。反省していない。反省しなさいと言っている。反省をすべきだよ。素直ではないし、器量が小さい」などと連呼した。与党席からその態度を批判されると、「何が『偉そう』だ!」と語気を強めもした。
 バトルは5分ほど続き、最終的に大島理森委員長が「権威ある予算委員会で実りある議論をするためにお互いに注意していこうではないか」と引き取った。(産経新聞15年2月20日)』

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 実際は、もっと激しい言い合いが展開されていたのだけど・・・。

 J=CASTニュースが、もう少し詳しく伝えてくれていた。

『衆院予算委員会で、2日連続でヤジをめぐる応酬が続くという異例の事態だ。2015年2月19日、民主党議員が西川公也農水相の献金問題について質疑している途中に、安倍晋三首相が突然「日教組!」とヤジを入れたのが発端だ。

 日本教職員組合(日教組)は民主党の有力な支援団体として知られているが、議員は「日教組のことなんか私話してないじゃないですか!」と反発し、翌2月20日には前原誠司元外相がヤジについて安倍首相を追及。安倍首相が反論めいた答弁をしたため、前原氏が「反省をしなさいって言ってるんですよ。反省をすべきだよ!」と激高する一幕もあった。

■「日教組のことなんか私話してないじゃないですか!」

 安倍首相の「日教組」ヤジがあったのは、民主党の玉木雄一郎衆院議員の質疑の時間だ。玉木氏は、西川農水相が砂糖の関係団体から献金を受けたことを「ダミー会社を迂回させた脱法的な献金」だと問題視。

「法の趣旨を考えると、こんなことを許している法律は改正すべきなんですよ!」
などと訴えた。そこに安倍首相が「日教組!日教組!」とやじった。
 玉木氏は「総理、ヤジを飛ばさないでください。今私話してますから、総理。ヤジを飛ばさないでください総理。これ、真面目な話ですよ!政治に対する信頼をどう確保するかの話をしているんですよ」と強く反発したが、安倍首相は「日教組!日教組どうすんだ!日教組!」と続け、玉木氏はさらに「日教組のことなんか私話してないじゃないですか!」と声を荒らげた。
 大島理森委員長も「いやいや、総理もちょっと静かに」「ヤジ同士のやりとりしないで、総理もちょっと」などと安倍首相を注意するほどだった。

 玉木氏は旧大蔵省出身で、日教組とのつながりは知られていない。この時点で意味不明に見えた「日教組」ヤジの意味は、翌2月20日のやり取りで明かされた。

 前原氏から「厳しく反省をしていただきたい。一言お願いします」とヤジ問題への発言を求められた安倍首相は、「事実誤認が明らかである場合は、私がそれを思わず訂正したこともあるが、今後、静かな討論に心がけたいと、与野党お互いにそういう雰囲気を作っていくように、私も心がけていきたい」と答弁。これに対して前原氏は「ちょっと反省が足りないんじゃないですか?」「農林水産大臣のときに、なんで日教組が出てくるんですか?そこでヤジを飛ばしたのは総理自身でしょう?」と「日教組」ヤジの意味をただした。これに対して、安倍首相はこう答弁した。

 「言わば日教組は補助金をもらっていて、そして、教育会館というものがあるが、その教育会館から献金をもらっている議員が民主党にはおられる。それに対する質問を、かつて我が党がした時に、『これは別の団体だから関係ない』というのが、当時の民主党の政府としての大臣が答弁した見解であった訳でありますから、それをどう考えるかという指摘をしたところ」

 自民党は野党時代の2012年、日教組の支援を受けている民主党の神本美恵子参院議員が、日教組の本部ビルに後援会事務所や政党支部を置いていることを追及した経緯がある。当時、民主党は日教組の本部ビルを所有する「日本教育会館」と日教組は別法人で問題ないなどと反論していた。 今回、西川農水相も献金を受けた「精糖工業会」と「精糖工業会館」とは別法人で違法性はないという説明をしており、安倍首相としては民主党の追及が、いわゆる「ブーメラン」になりうることを指摘する狙いがあったとみられる。

 最後は大島委員長が「お互いに注意していこうではございませんか」ととりなす

 この答弁に対して、前原氏は「これは全く反省してないですね、あなた。そのとおりだって、昨日は西川さんのいわゆる献金疑惑について玉木議員が質問して、それに対して、あなたはそこからヤジを飛ばしてたんですよ。聞かれたそれを答弁するなら分かりますよ。それを開き直って、また抗弁する。全然反省が足りないじゃないですか。反省をしなさいって言ってるんですよ。反省をすべきだよ!」と激高。
 前原氏へのヤジも相次ぎ、前原氏は「何が『偉そう』だ!」「この議場でその答弁席からヤジを飛ばす方が品位に欠けるじゃないですか。しっかりと反省をすべきですよ!」と言い返した。

 結局、大島委員長が「お互いにそこは、この権威ある予算委員会を実りある議論をするためにも、お互いに注意していこうではございませんか」などととりなし、前原氏は「まあ、こんなくだらんことで5分も時間を使うというのは本当に情けない話」と吐き捨てるようにして「本題」の在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部ビルの売却問題に関する質問に移った。(J=CASTニュース15年2月20日)』

* * * * *
 
 そして、こんな風にエラそ~に開き直っている&品格に欠ける連中(安倍とか籾井とか)を1日も早く引き摺り下ろさないと、マジで日本がアブナイぞ~と危惧しているmewなのだった。(@@)  
<前原くんもエラそ~だったけどね。^^; キミも維新に行ってよし?(・・)>
 
                           THANKS


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by mew-run7 | 2015-02-21 14:40 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)
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 これは『全体主義化する安倍下の日本~個人を認めぬ全体主義ほど怖い(terrorな)ものはない』の関連記事になるのだが・・・。

(関連記事・『田原総が安倍のメディア干渉に怒+池上彰も国益重視の朝日バッシングに怒+ステイゴールド』)

 イスラム国の人質事件以来、政府や一部勢力(メディア含む)あたりから、政権批判を許さない、政府に意に反する戦地での取材を許さないような感じが広がっていて。日本がまるで戦前のような、と~ってもアブナイ国になりつつある中・・・。
 戦場ジャーナリストに関する2つのシンポジウムが開かれた。(@@)

 それらに関する記事を、ここにアップしておきたい。 


『「ジャーナリストが戦場に行くから国民は知ることができる」 ジャーナリストらがシンポで議論
THE PAGE 2月18日(水)23時1分配信

 戦争と報道について考えるシンポジウム「日本人拘束事件とジャーナリズムに問われたもの」が18日夜、都内で開かれ、戦場取材経験のあるジャーナリストらが紛争地で取材して伝えることの意義について議論した。動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=6Au77jIP7Fo

 このシンポジウムは、アジアプレス、JVJA、新聞労連、「創」編集部が主催。第1部と第2部の二部構成で、第1部「戦場取材をめぐる現実」には、ジャーナリストで映画監督の綿井健陽氏、フォトジャーナリストの豊田直巳氏、フリージャーナリストの安田純平氏、TVジャーナリストの金平茂紀氏らが参加。第2部「戦争とジャーナリズム」には、アジアプレス代表の野中章弘氏、作家で映画監督の森達也氏、ジャーナリストの堀潤氏、新聞労連委員長の新崎盛吾氏らが参加し、総合司会は月刊「創」編集長の篠田博之氏が務めた。

「ジャーナリストが戦場に行くから国民は知ることができる」 ジャーナリストらがシンポで議論
[写真]18日夜、都内で開かれた戦争と報道について考えるシンポジウム
民主主義の根幹を支える
 なぜジャーナリストが危険を犯して紛争地で取材するかについて、豊田氏は「現場に行かないと分からないことがたくさんある」と説明。誰かが現場に行って伝えないと、「隠されることもいっぱいある」として、「危険かどうか、国の判断とは別に、行かなければならない時もある」と戦場取材の意義を語った。

 安田氏は、朝日新聞のシリア入りが批判されたことについて、「朝日が入ったのはクルド人が『イスラム国』から解放した街。プレスツアーで入った。そこでどうやって人質になるのか」と指摘。どう危険なのかについての具体的な説明は政府からもないとして、「“空気を読め”というのが一番危険。自分の頭で何が起きているか判断することが大事で、そのための情報を出すのが我々(ジャーナリスト)の使命」と述べた。

 日本人拘束事件について、金平氏は「今までの国の形が変わろうとしている節目。国家が国民の生命財産を本気で守ろうとしたのか。真剣に考えなくてはならない岐路だ」との見方を示した。野中氏は、自己責任論が出ていることに対し、「政府に迷惑をかけるという概念は人権法にはない。自国民の安全を守るのは政府の義務」と指摘。米国や英国では「政府に迷惑をかけるという発想がない」と海外の事例を紹介し、「ジャーナリストがそこに行くから知ることができる。民主主義の根幹を支えるために必要なこと、と考えられている」と意義を語った。

* * * * *

『「ジャーナリストが支えないと大本営時代に戻る」 戦場取材の意義を考えるシンポ開催
弁護士ドットコム 15年2月18日


 中東の過激派組織「イスラム国」による日本人人質殺害事件を受けて、海外の紛争地域で活動を続けているジャーナリストらが戦場取材について考えるシンポジウム(山本美香記念財団主催)が2月17日夜、東京・渋谷で開かれた。

シンポジウムのテーマは「なぜジャーナリストは戦場へ向かうのか」。同財団理事長で、ジャパンプレス代表の後藤和孝さんやフリージャーナリストの安田純平さん、元朝日新聞中東アフリカ総局長の川上泰徳さんらがパネリストとして登壇。命を失う危険と隣合わせの地域を取材する意義を語った。

●「現場に行かないとわからないことがある」

記者として20年以上、イラクやパレスチナなど中東を取材してきた川上さんは「現場に行かないとわからないことがある」と語った。例として、2003年のイラク戦争後に起きた日本人外交官殺害事件についての取材経験をあげた。

川上さんによると、この事件直後、「外交官2人は車を降りたところで撃たれた」という報道があったという。もともと、アメリカ軍からもたらされた情報だったが、川上さんは「イラクにくわしい外交官がなぜそんな危険なところで車を降りたのか」と疑問を感じて、安全対策をしつつ襲撃のあった現場を訪れた。

そこで川上さんが見たのは、道路からそれて、畑の方向に一直線に伸びた車の轍(わだち)だったという。「2人は車から降りたのではなく、明らかに走行中に襲撃されていた。アメリカ軍からの情報は誤っていた」。川上さんはこのように強調した。

●「日本はいろんなかたちで世界に関わっている」

しかし、危険をおかしてまで、日本人のジャーナリストが紛争地域に入る必要があるのだろうか。川上さんは「日本は援助やビジネスなどいろんなかたちで、中東をはじめとする世界に関わっている」と述べた。そんな状況では、情報が「命をかけるほど」重要になるため、「ジャーナリストは国民に判断材料を与える役割がある」と語った。

川上さんはさらに、「日本の戦後のジャーナリズムは、戦時中、(旧日本軍の)大本営発表に加担していたということの反省からきている」と言及。「現場に行かなくていいジャーナリズムは、役割をはたしていない。ジャーナリズムが支えないと大本営発表の時代に戻る」と警鐘を鳴らしていた。』

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 「戦場ジャーナリスト」は本当に必要なのか? 人質事件を受けて問われる「存在意義」
弁護士ドットコム 15年2月18日(水)


 紛争地帯を取材するジャーナリスト後藤健二さんらが中東の過激派組織「イスラム国」の人質となり、殺害された事件をきっかけとして、「戦場ジャーナリスト」の役割をめぐる議論が起きている。命を落とす危険をおかしてまで、ジャーナリストは、政府が渡航自粛を求めるような紛争地域に足を踏み入れるべきなのか。

 イラクやシリアなどで取材活動をしてきたジャーナリストたちも、改めてその仕事の意義が問われている。2月17日には、国際ジャーナリストの支援団体「山本美香記念財団」が東京・渋谷で、「なぜジャーナリストは戦場へ向かうのか」と題したシンポジウムを開いた。

シンポジウムには、同財団の理事長で、ジャパンプレス代表の佐藤和孝さんもパネリストの一人として登壇し、海外での取材経験をもとに、「戦場ジャーナリストの存在意義」について語った。

●戦地で負傷したジャーナリストに「仕事の意味」を取材した

「2012年に僕は、同僚であり、パートナーである山本美香をシリアでなくしました。この仕事、戦場ジャーナリストは、命をかけてまでやるような仕事なのかどうなのか。美香の死にどういう意味があったのか。本当に考えさせられました。

今回また、後藤さんが現場で亡くなりました。僕は『殉職』だと考えています。ただ、こういう事件を受けて、世の中の話に耳を傾けてみると、『なぜジャーナリストはそんな危険なところに行くのか』という声を多く耳にしました」

佐藤さんは冒頭のあいさつでこのように述べた。「この仕事を35年やっている。演歌歌手なら大リサイタルを開かないといけないくらい」と語る佐藤さん。銃撃の弾が頭の横を通っていったり、爆弾が近くに落ちたりといった危険な事態にも遭遇したが、「だからといって、この仕事をやめたいと思ったことはありません」という。

だが、最も身近な存在であった山本美香さんの死を受け、「戦場ジャーナリストの意味」について、深く考えざるをえなくなった。山本さんが亡くなった2012年には、紛争地帯で負傷した欧米のジャーナリストたちに、「なぜ戦場へ行くのか」を聞いて回ったという。佐藤さんはシンポジウムで、そのうちの一人から聞いた話を紹介した。

「クリフト・カンクというフランステレビのカメラマン。45歳で、アフガニスタン、チェチェン、イラク、ソマリアを取材してきた歴戦のジャーナリストです。彼は、2012年にシリアのホムスで、同僚と一緒に現場の取材をしていたんですが、迫撃砲弾が飛んできて、同僚は即死。彼も破片を受けて、ケガをして国に帰りました」

●「この仕事は絶対に必要」と答えた戦場ジャーナリスト

このフランス人ジャーナリストに、佐藤さんは質問した。「我々ジャーナリストが命をかけ、命をなくしてまでも、伝えなければいけないものはあるでしょうか」。それに対する回答は次のようなものだった。

「それは難しい質問です。しかし、私はこの仕事で起きたことを伝えていかなくてはならないと思っています。そうしなければ、言論の自由が消滅してしまいます。独裁者が、シリアでいま起きているように横行し、市民を虐殺するでしょう。ですから、私たちは伝えなくてはならないのです」

さらに、佐藤さんが「この仕事は必要でしょうか?」とたずねると、次のような答えが返ってきた。

「この仕事は絶対に必要です。圧制者に対する反対勢力ですから。この仕事がなくなれば、圧制者が横行するでしょう。そして、民主主義が消滅するでしょう。

真実に光をあて、残虐で独裁的な指導者たちがしていることを知らしめる。彼らがしていることは間違いだ、と。なぜなら、市民を虐殺しているからです。それを伝えるために、私たちがいるのです。もし、私たちにそれを伝えないようにするのなら、それは悪事への道を開くことになるでしょう」

紛争地帯で取材する他のジャーナリストたちに同様の質問をぶつけたところ、そのほとんどが言い方は違うが、同じような言葉を口にしたという。また、戦地で大ケガをして帰国したジャーナリストに「あなた、現場に戻りますか?」とたずねると、みなが「もちろん」と答えるのだそうだ。

「彼らは、自分たちのジャーナリストという仕事について、そう考えています。そして、誇りをもって仕事をしているのだと、この取材で確信しました」

このように述べたうえで、佐藤さんはシンポジウムの聴衆に向けて、こう語りかけた。

「僕もさまざまな経験してきて、いつ死ぬかわからないという現場ですが、我々が伝えることによって、きっと何かが変わってくれるだろうと信じて、やっています。今後もそれを続けていきたい。これからも、いろんな人が現場に行って大変な目に遭うと思いますが、この仕事を理解していただいて、暖かい目で見ていただけるとありがたいなと思います」』


 私たち国民は、平和や民主主義を守るために、何より自分たちを守るために、ジャーナリズムを守って行かないと、と改めて強く思うmewなのだった。(@@)

                               THANKS


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by mew-run7 | 2015-02-21 11:39 | (再び)安倍政権について | Trackback

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