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2015年 08月 19日 ( 2 )

デモ批判の武藤にうさん臭い金銭トラブル報道で焦る自民&派閥の長・麻生の指導に疑問

頑張ろう、東日本&ニッポン!安心と希望を抱ける1年に。o(^-^)o 


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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】



 今月4日に、自民党の武藤貴也氏(衆院2期)が、ツイッターで安保法案反対の活動を行なっている学生団体の主張は「利己的」な発想に基づくものだと批判。<しかも、その原因は戦後教育にあると指摘。>
 安保法案に反対する市民や団体から、また野党やメディアから反発を浴びることいなったのだけど。(~_~;)
<関連記事・『デモ潰し、SEALDs潰しをはかる安倍自民~幹部職員や安倍シンパ議員が問題カキコ』>
 その武藤氏が、今度は週刊文春に、未公開株にからむ金銭トラブルがあったことをスクープ報道され、問題になっている。(@@)

『「利己的発言」武藤議員に金銭トラブル 未公開株の誘いで…

 自民党の武藤貴也衆院議員(36)=滋賀4区=が、知人に未公開株の購入を持ちかけ、出資金の返還をめぐりトラブルになっていると19日発売の「週刊文春」が報じることが18日、分かった。武藤議員の事務所は「分かる者がいないので対応できない」としている。

 週刊文春のホームページによると、武藤議員は昨年、知人に「国会議員枠で買える」と、ソフトウエア会社の未公開株の購入を持ちかけた。その後、話に乗った23人が計約4000万円を武藤議員の政策秘書の口座に振り込んだが、実際には株は購入されず、出資金の一部は戻っていないという。
 武藤議員は、安全保障関連法案に反対する学生らのデモを「“戦争に行きたくない”という極端な利己的考え」とツイッターで指摘し、党内から批判が出ている。(スポニチ15年8月19日)』

* * * * *

 週刊文春WEBに、記事の一部が公開されていたので、ここにアップしておこう。

『学生デモ批判 武藤議員が“議員枠未公開株"で4100万円集金していた

「国会議員枠」を口止め

安保関連法案反対のデモを行う学生集団を<「だって戦争に行きたくないじゃん」という自分中心、極端な利己的考えに基づく>と批判したことで知られる武藤貴也・自民党衆院議員(36)に金銭疑惑が発覚した。

武藤議員の学生時代からの知人が明かす。

「昨年10月末、値上がり確実なソフトウェア会社の新規公開株を国会議員枠で買えるとLINEで持ちかけてきました。ただ資金がないので、私に資金を集めてくれと。上がった利益の半分を武藤さんに渡すという約束でした」

この知人が投資家を探したところ23人、合計4104万円が集まり、それぞれ武藤議員の政策秘書の口座に振り込んだ。しかし、結局、未公開株の購入はできず、出資者が返金を求めたが、約800万円を秘書が別の借金返済にあてていたことが発覚。いまだに約700万円が返済されていないという。

武藤議員は週刊文春の取材に、秘書の流用や未返済を認めた上で、発端は、自身の資産運用として、知人とそのビジネスパートナーの事業資金に累計1億円を貸し付けており、それが返済されないことが原因だとして、次のように釈明した。

「知人に『これで挽回できるかもしれないから、秘書の口座にお金集めて振り込め』と言ったのは事実です」

また、LINEを送ったのが、自らが委員の衆院外務委員会中だったことについては、こう答えた。

「それは……まずいですね。いやでもLINEって時差があるじゃないですか。止まっていて、電波が繋がったらパッと送るとか」

 さらに武藤議員には知人への貸付を、資産等報告書に記載しておらず、資産公開法違反の疑いもある。武藤氏の「利己的」な振る舞いに批判が集まりそうだ。(2015.08.18  週刊文春WEB
)』

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 武藤氏は、「利己的」発言を問題視されたものの、自分の考えは変わらないとして、カメラの前で発言を撤回しないと断言。ブログなどで反論を試みていたのだが・・・。
 党幹部や所属派閥の長である麻生副総理に、しばらく大人しくしておくように注意を受けたため、ブログやツイッターへの投稿をじっと控えていた。^^;

<また、これは近日中に別記事で取り上げたいのだけど。武藤氏は、安倍首相と同じく戦後憲法を否定する超保守派で、かつてブログに憲法の三大原則(平和主義、民主主義、基本的人権尊重)が「日本精神」「日本人的価値観」を失わせたため、日本社会の様々な問題の根本原因になっていると主張。その考え方も問題視されているんだよね。(-"-)>

 ちなみに派閥の長である麻生氏は、失言大魔王として有名な存在なのであるが。武藤氏に関して派閥の会合で「自分の気持ちは法案が通ってから言ってくれ。それで十分間に合う」と語ったことが、「じゃあ、法案が通れば、何でも言っていいのか」とツッコまれることに。(@@)
 この派閥の長にして、あの議員あり・・・なのである。(・・)

 尚、安倍首相は相変わらず、自らが党総裁であることはヨコに置いて、自民党議員の問題に関して責任をとる気はさらさらないようだ。(~_~;)

『麻生太郎財務相は6日、自民党麻生派の会合で、同派所属の武藤貴也衆院議員がツイッターで安全保障関連法案の反対デモをする学生団体を「利己的」などと批判した問題を念頭に「政府与党の議員の立場を踏まえて発言してもらわないと。自分の気持ちは法案が通ってから言ってくれ。それで十分間に合う」と語った。

 武藤氏は党本部から報道対応を控えるよう指示されており、この日の会合は欠席した。麻生氏は法案に批判が高まっていることに関し「とにかくここが正念場。聞く耳を持たない人に嫌でも聞いてもらわなければ仕方がない。きちんとやらねばならん」と述べた。(朝日新聞15年8月6日)』

『自民党の武藤貴也・衆院議員(36)が安保法案に反対する学生グループSEALDsを「利己的個人主義」などとツイートした問題で、麻生太郎財務相は、武藤氏を呼んで注意したことを明らかにした。8月10日の参院予算委員会で、蓮舫氏の質問に答えた。
 麻生氏は、「8月5日だか7日だかに本人を呼んで話をしている。『与党議員としていかがなものか』と、時間を少々かけてきちんと分かるようにさせたと思っている」と回答。麻生氏が直接、武藤氏を説教したことを明かした。

 蓮舫氏は、8月6日の麻生派の会合で麻生氏が「自分の気持がいいたいなら法案が通ってからにしてくれ。法案が通ってからにしてもらっても十分間に合うから。法案が通るか通らないかが一番だ。その点を腹に収めて、対応してもらうことをお願いする」と述べたことも問題視。麻生氏に「法案が通るまで本音は言うなということか」と詰め寄った。

 これに対して麻生氏は、武藤氏が法案の審議が始まる前までに、自身の考えを十分述べていると指摘。「(法案は)自民党で決まっているんですから。政府として決めた話ですから、決めた話を法案として提出した以上は、言いたいことがあるんだったら、その前に言っておかなければ。この法案を通すというのが、私共に与えられた、今、国家の優先順位の一番ですから当然でしょ?という話をしています」と述べた。(Huffington Post 15年8月10日)』
<mewには、麻生氏のこの説明が理解できなかったっす。(~_~;)>

『麻生太郎副総理兼財務相は10日の参院予算委員会で、安全保障関連法案に反対する学生デモをツイッターで批判した自民党麻生派の武藤貴也衆院議員を先週注意したことを明らかにした。「本人を呼んで『与党議員としていかがなものか』という話をした。時間を少々かけて、きちんと分かるようにさせたと思っている」と強調した。
 一方、安倍晋三首相(党総裁)は「議員の発言(への対応)は党に任せている。問題があれば幹事長室が注意する」と述べるにとどめた。民主党の蓮舫氏への答弁。(産経新聞15年8月10日)』

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 というわけで、しばらく大人しくしていた武藤氏なのだが・・・。今回の未公開株に関する報道には、自民党&公明党幹部もアタマを痛めている様子。(~_~;)
<てか、公明党は自民党の若手が次々と問題を起こすことに、もうキレそうなぐらい怒っているよね。この際、連立解消しちゃえ。^^;>

 武藤氏は、迷惑をかけた人にわびるコメントを発表したという。<記事の中身については否定しないんだよね。(・・)>

『自民党の谷垣禎一幹事長は19日朝、公明党の井上義久幹事長と東京都内で会談した。自民党の武藤貴也衆院議員が知人に未公開株の購入を持ち掛け金銭トラブルになっているとの週刊誌報道に関し、谷垣氏は「事実関係を把握した上で報告したい」と説明した。

 同席した公明党の大口善徳国対委員長は会談後、記者団に「疑惑が指摘されているので、本人が説明責任を果たすべきだ」と語った。(共同通信15年8月19日)』

『安保法制に反対する学生デモを批判した自民党の武藤貴也衆議院議員に金銭トラブルがあるという一部報道を受けて、自民党が調査する方針を明らかにしました。

 自民党・佐藤国対委員長:「軽々な話もできませんので、事実関係を把握したうえでご報告させて頂く」

 自民党の谷垣幹事長は、与党の幹部会で武藤議員が知人に未公開株の購入を持ち掛けてトラブルになっているという週刊誌報道についての説明を行いました。公明党の大口国対委員長は終了後、記者団に対し、「疑惑が指摘されているなら、説明責任を果たすべきだ」と強調しました。武藤議員は19日午前、「ご迷惑をおかけした皆様には、心よりおわびを申し上げます。今後、関係者らと相談し、きちんと対応して参りたいと思います」とコメントを出しました。(ANN15年8月19日)』

* * * * *

『自民党の武藤貴也衆議院議員は、19日発売の週刊誌で、知人に未公開株の購入を持ちかけ、集めた出資金の返還を巡ってトラブルになっていると報じられたことについて、「ご迷惑をおかけした皆さまには、心よりお詫びを申し上げます」などとするコメントを発表しました。
衆議院滋賀4区選出の自民党の武藤貴也衆議院議員は、19日発売された「週刊文春」で、知人に未公開株の購入を持ちかけ、集めた出資金の返還を巡ってトラブルになっていると報じられました。
これについて、武藤議員は「ご迷惑をおかけした皆さまには心よりお詫びを申し上げます。本件につきましては、今後関係者らと相談し、きちんと対応してまいりたい」とするコメントを発表しました。

 一方、自民党の谷垣幹事長は、19日朝、公明党の井上幹事長らと会談した際、武藤議員を巡る報道について、「事実関係を確認したうえで報告したい」と述べました。
 これに関連して、公明党の漆原中央幹事会会長は記者団に対し、「疑惑を持たれたら、本人が説明し、理解を求めることが先決だ」と述べました。
 武藤議員を巡っては、先に、安全保障関連法案を批判している学生らの団体の主張を「利己的考えに基づく」などとみずからのツイッターに書き込み、野党だけでなく与党内からも批判が出ていました。(NHK15年8月19日)』

* * * * *

 まだ、武藤氏の未公開株&金銭トラブルに関する情報を十分に得ていないので、現段階では確かなことは言えないのだが。
 そもそも「国会議員だけに割り当てられる未公開株」っていうのがうさん臭い話で。<リクルート事件を思い出したりもして。^^;> 場合によっては、犯罪を構成する可能性も否定できないし。 この議員枠の未公開株の話が事実だとすれば、他の議員や国会全体に波及するおそれも否定できないだろう。^(~_~;)

 また、仮に武藤氏の主張どおり、知人に貸付があったとしても、資産等報告書に記載されていないことから、資産公開法違反の疑いもあるわけで。今回は、簡単にコトが収まらないように思える。(・・)

 でもって、mewは憲政ルールを守らず、自分勝手に国政を行なうえげつない相手に対しては、「何でもあり」だと開き直っているとこがあるので。
 安倍内閣&自民党の支持をダウンさせ、安倍政権&安保法案を潰すためなら、こんなしょ~もない若手議員の問題発言や問題ある行為もどんどんと利用させてもらおうと。<武藤氏は、思想的には安倍氏とほぼ同じだしね。>
 そして、是非、野党やメディアにも、武藤氏の諸事に関して、また大きく取り上げてもらいたいと願っているmewなのだった。(@@)
   
       THANKS









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by mew-run7 | 2015-08-19 14:24 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

安保国会が再開~防衛省の内部資料、核ミサイル運搬などアブナイ戦争法案の成立阻止を

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】



 今日19日から、参院の安保特別委の審議が再開されることになった。(・・)

『安全保障関連法案の成立を前提に作成された防衛省統合幕僚監部の内部資料を巡り審議が中断していた参院平和安全法制特別委員会は18日の理事懇談会で、委員会審議を19日に再開することを決めた。委員会冒頭で中谷元(げん)防衛相がこの資料について説明することで、野党側が審議再開を受け入れた。

 また、関連法案の「法的安定性は関係ない」と発言した礒崎陽輔首相補佐官について野党が要求していた参考人再招致は行わず、代わりに21日午後に安倍晋三首相が出席する集中審議を行うことで与野党が合意。首相は礒崎氏の発言について改めて釈明することになる。

 18日の理事懇談会では、防衛省が統幕の資料について「課題整理と理解を深めるのが目的で、法案成立を先取りしたものでも秘密指定の資料でもない。しかし、内部資料が外部に流出したのは遺憾だ」などと説明。これに対し、野党筆頭理事の北沢俊美元防衛相(民主)は「法案成立前に防衛省が(成立後の運用を)検討していることは問題だ」と改めて批判した。
 これに関連し、自民党の谷垣禎一幹事長は同日の記者会見で「法律ができた時に、どう動くかを考えておく必要はある」と述べ、資料作成に問題はないとの認識を示した。(毎日新聞15年8月19日)』

* * * * *
http://mewrun7.exblog.jp/23572438/
 野党側は、先月初めから磯崎陽輔首相補佐官の再招致を強く求めていたのだが。(mewも!・関連記事『田原総が磯崎発言の問題を指摘&荒れモードの後半国会、まずは磯崎の再招致を』)与党はこれを断固として、受け入れず。
 結局、代わりに、21日に任命責任者である安倍首相が出席して、集中審議を行なうことになったという。(-_-)

 うーん。前回の磯崎氏の参考人招致では15分しか質疑の時間をとってもらえず。しかも、mew的には、その際に磯崎氏が行なった説明や答弁の内容は(ウソやごまかしばっかで)全く納得行くものではなかったので、是非、再招致をして、もっと磯崎氏、ひいては安倍内閣、首相のホンネや責任を追及する時間を設けて欲しかったのだけんどな~。(ーー)

 ただ、野党側は安倍首相を迎えて集中審議を行なうことで、「法的安定性」と関連づける形で、「立憲主義、憲法遵守」「安保法制の違憲性」の問題や、「安倍談話」「歴史認識」などについて首相を相手にツッコンだ質疑を行ないたいと考えたのかも知れない。(++)

* * * * *

 また、11日の審議では、共産党の小池晃氏が、防衛省の内部資料を提示。防衛省が、安保法案が8月に成立、2月には施行されることを前提に、南スーダンPKOでの駆けつけ警護(武器使用)など具体的な作戦、計画を既に作成していたことを指摘したのだが。

 中谷防衛大臣が、内部資料の存在や真贋性(本物かどうか)に疑問を示したり、曖昧な答弁を繰り返したりしたことから、委員会が紛糾。野党側の質問の途中で、打ち切られることになってしまったのだ。(-"-)
<ちなみに、中谷大臣の答弁ぶりから、本人は当日まで、この資料の存在or具体的な内容を承知していないように見えたです。^^;>

『安全保障関連法案の審議が行われた11日の参院特別委員会で、共産党の小池晃議員が、法案の成立を前提にした行動計画を記した「内部文書」が、防衛省内で秘密裏に作成されていると指摘した。中谷元防衛相はしどろもどろの答弁を繰り返し、質疑は紛糾。打ち切られる事態になった。

 文書を入手した小池氏は「防衛省幹部の暴走。戦前の軍部と同じ」と批判、中谷氏の監督責任を追及する構え。法案成立を目指す安倍政権には想定外の「小池爆弾」となった。

 文書は「『日米防衛協力のための指針』(ガイドライン)および平和安全法制関連法案について」。今年5月末、統合幕僚監部が作成。当時は閣議決定を受け、衆議院の審議が始まった時期だ。「今後の進め方」では、法案成立や法施行の時期に言及しているほか、南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に関し、現法下で認められていない「駆け付け警護」の任務を付与する検討に触れた部分もあった。防衛省幹部は内部資料と認めた。

 中谷氏は当初「いかなるものか承知していない」と答弁し、「法案を先取りするようなことは控えるべき」と釈明。小池氏は「国会審議の真っ最中に、法案成立を前提とした計画が議論されている。大臣が知らないとは大問題だ」と指摘した。同日夜の党インターネット番組では「文書の存在を知っていても知らなくても、中谷さんは大変」と指摘。入手の経緯に関し「防衛省でも法案への怒りが広がっている」と話した。国会は12日から「お盆休戦」に入るが、今後の審議の混乱は避けられない。(日刊スポーツ15年8月12日)』


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『鴻池祥肇委員長(自民)は、予定されていた野党の質疑を行わないまま散会を宣言した。(中略)

 11日の質疑で共産党の小池晃氏は、防衛省統合幕僚監部が5月末に作成したとみられる内部資料を提示。その中に審議中の安全保障関連法案の8月成立、年明けの施行を前提としたスケジュール表が掲載されていると指摘した。
 7日に期間延長が閣議決定されたばかりの南スーダンの国連平和維持活動(PKO)についても、派遣延長を前提に自衛隊の具体的な部隊編成や、来年3月からの「新法制に基づく運用」が明記されており、小池氏は「軍部の独走だ。絶対に許されない」と追及した。

 これに対し、防衛相は「(資料の)真贋(しんがん)や位置付けを即答するのは困難だ」と答弁を避け、審議が中断。再開後、防衛相は資料の存在を認め、内容についても「法案成立後に検討すべきことだ」と釈明したが、小池氏は納得せず、法案の撤回を要求。「これ以上議論できない」と質問を取りやめた。(時事通信15年8月15日)』

* * * * *

『防衛省が安全保障関連法案の成立を前提に、南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)部隊に対し、法案に基づき新たに「駆け付け警護」の任務を付与する検討を始めたことが11日、同省の内部資料で分かった。来年2月末以降に新たな法制に基づく部隊運用を始める日程も示されていた。一連の法案は自衛隊の任務拡大を規定しており、適用されれば初の具体化となる。法案成立が当初、安倍政権の想定した時期よりずれ込んでおり、現地の治安情勢を見極めて最終判断する。

 資料は共産党の小池晃政策委員長が入手し、参院平和安全法制特別委員会に提出した。中谷元・防衛相は資料の存在を認める一方で具体的な内容の確認は避けたが、防衛省幹部は取材に内部資料と認めた。

 資料の表題は「『日米防衛協力のための指針』(ガイドライン)および平和安全法制関連法案について」で、防衛省統合幕僚監部が作成した。作成時期は、法案が閣議決定された5月とみられる。

 「平和安全法制に基づく主要検討事項」のPKOに関する項目に「他国軍要員との宿営地の共同防衛が実施可能になるとともに、『駆け付け警護』などが南スーダン派遣施設隊の業務に追加される可能性がある」と明記されていた。

 「今後の進め方」と題する日程表には「最も早いパターン」として8月に「法案成立」、来年2月ごろ「法施行」と記され、派遣中の南スーダンPKOは来年2月ごろから「新法制に基づく運用」との予定が示されていた。8月中の法案成立は困難となっており、見直される可能性がある。

 小池氏は特別委で「法案の成立を前提とした部隊編成の計画まで出ている。戦前の軍部の暴走と同じだ。法案を撤回するしかない」と批判した。中谷氏は「国会の審議中に法案の内容を先取りすることは控えるべきだ」と述べたが、小池氏は納得せず、特別委は質疑を打ち切って散会した。

 岸田文雄外相は特別委で、安保法案に基づき他国軍への後方支援として核兵器を輸送する可能性について、非核三原則の観点から「あり得ない」と重ねて強調した。民主党の大塚耕平氏への答弁。(共同通信15年8月11日)』

* * * * *

『野党各党は17日、防衛省統合幕僚監部が安全保障関連法案の成立を前提とした資料を作成していたとされる問題に関し、参院平和安全法制特別委員会の集中審議を要求した。民主党の枝野幸男幹事長は「暴走の指摘があり、集中審議が必要だ。一般的なシミュレーションを超えている」と記者団に語り、政府の責任を追及する姿勢を示した。

 枝野氏はまた、同日発表された4?6月期の国内総生産(GDP)速報値がマイナス成長になったことについて、「政権は安保法制にかかりきりだ。国民が求める景気、生活の改善に全力を傾けるべきだ」と指摘した。

 資料の存在を国会で追及した共産党の山下芳生書記局長は記者会見で、集中審議と河野克俊統合幕僚長の証人喚問を要求。「憲法を日米安保同盟に従属させる政府の本質が示された。国会無視、国民無視の重大問題だ」と批判した。

 維新の党の片山虎之助参院議員会長も「首相出席で集中審議をやったらいい」と述べた。(日本経済15年8月17日)』


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 防衛省は、この資料が自衛隊統合幕僚監部が作成した本物であることを認めたとのこと。ただ、中谷防衛大臣が知らなかったということいなると、防衛省&自衛隊幹部(軍部?)の暴走だと批判される可能性が大きいことから、あくまでも「中谷大臣の指示で作成した」「法案が成立した場合を想定して、このようなシミュレーションを作るのは、当然のことだ」と主張して、乗り切るつもりでいる様子。(~_~;)

 他方、野党側は中谷大臣の責任追及に加えて、河野克俊統合幕僚長の証人喚問も求めることを検討している。(@@)

『防衛省は十八日、安全保障関連法案に関する参院特別委員会の理事懇談会で、自衛隊が法案の成立を前提に今後の部隊運用に関する内部資料を作成していたことを認めた。共産党が資料を独自に入手し、十一日の特別委で防衛省に事実確認を求めていた。野党側は今後の審議で「自衛隊の独走だ」と追及する構えだ。

 防衛省は理事懇に資料を提出。共産党への資料流出を「ゆゆしき問題だ」と内部調査を進める方針も示した。資料は四十九ページ。防衛省によると、陸海空の各自衛隊を束ねる統合幕僚監部(統幕)が中谷元・防衛相の指示に基づき五月に作成。四月に再改定した日米防衛協力のための指針(ガイドライン)と安保法案に沿って検討項目を列挙した。

 具体的には、南シナ海の警戒監視への「関与のあり方を検討していく」と明記した。さらに、南スーダンに派遣している国連平和維持活動(PKO)に関し、離れた場所で襲撃された他国部隊などを自衛隊が武器を使って助ける「駆け付け警護」が「業務に追加される可能性がある」と見通しを示している。法案の成立時期は「八月」との見通しも示していた。理事懇は、十九日に中谷防衛相らが出席して一般質疑を行う日程で合意。防衛省側は資料作成の経緯を説明する。野党側は、統幕の資料作成は「シビリアンコントロール上、問題だ」と追及する。

 これに関し、自民党の谷垣禎一幹事長は十八日の記者会見で「役所としては法律ができた時に、何も準備していなかったというわけにはいかない」と述べ、法案成立前の資料作成は問題ないとの認識を示した。(東京新聞15年8月18日)』

『民主党の枝野幸男幹事長は17日、国会内で記者団に「統幕幹部の暴走ともいえる」と強調。共産党の山下芳生書記局長は記者会見で、河野克俊統合幕僚長の証人喚問も同時に求めるべきだと主張した。(日本経済新聞15年8月15日)』

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 この他にも、参院の安保特別委では、安保法案によって自衛隊が他国軍の後方支援で、なし得ることができる行為の範囲が大きな問題になっている。(@@)

 というのも、中谷防衛大臣が、核弾頭やミサイルも「武器」ではなく「弾薬」なので、自衛隊が運搬することが「法文上は可能」だと。また、11日の質疑では、劣化ウラン弾やクラスター爆弾を積んで戦闘に向かう他国軍航空機への給油についても、「法律上は可能」だと答弁しているからだ。(-"-)(*1)

 安倍内閣は、国会や質問趣意書に対する答弁などで、「非核三原則を堅持する日本が輸送することも絶対にあり得ない」「安全確保の必要から米国が我が国に(輸送を)依頼することは絶対にあり得ない」と主張しているのであるが。

 いくら安倍内閣は「絶対にあり得ない」と言って、実際にやらなかったとしても、法文上、可能である限り、他の内閣は現実に実行に移すことができるわけで。野党はもちろん、自公与党の良識ある議員にも、法案の修正を検討して欲しいところだ。(・・)

<この件については、もし時間があったら、改めて書きたいと思うけど。核運搬で言えば、そもそも非核三原則だって、法文化されていない上、もともと三原則には「運ばず」は、はいっていないし。安倍首相のように、50年来の答弁や解釈、禁止原則などを閣議決定で、どんどん変えちゃうような人がいることを思うと、尚更に彼らの主張を信用することはできないっす。(-"-)>

 安倍自民党は、あと2~3週間、数十時間の審議を行なって、参院採決に持ち込みたいようなのだけど。何とか憲政に関して良識のある与野党議員、メディア、そして国民の力で、ともかくまずは今国会でのアブナイ戦争法案成立を阻止したいと強く思っているmewなのだった。o(^-^)o

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by mew-run7 | 2015-08-19 12:11 | (再び)安倍政権について | Trackback