これは26日、2本めの記事です。

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 先週、mewが最も唖然とさせられた&みっともないと思ったのは、麻生副首相が記者の前で朝日がどうのとツッコむ、みっともない姿だった。(゚Д゚)

 先週、会計検査院が、森友学園への国有地売却に関して、ゴミ処理代の値引きに十分な根拠がなかったことや、財務省などの書類が破棄されて保存されていなかったことの問題も指摘した。

 これは近畿財務局が国有地を売却したことに関する問題なので、当然にして財務省、そのTOPである麻生大臣にも大きな責任があるわけなのだが・・・。

 麻生大臣は、国会で森友問題を審議している最中、部下に「記録もない」「記憶もない」と繰り返して言わせておきながら、自分は「我関せず」みたいな感じで、足を組んでほとんどニヤニヤしているような感じ。

 まあ、さすがに先週は閣議のあとの会見で、それなりに改善する姿勢を示したようなのだが。

『麻生太郎財務相は同日の閣議後会見で、検査院の報告について「結果を重く受け止めなければならない。国有財産の管理処分について手続きの明確化をはかり、例外は極力つくらない」と強調。今後、財政制度等審議会で具体的な見直し内容を検討するとした。(朝日新聞17年11月24日)』

 しかし、『麻生氏は今回の責任問題については「今の段階で答えることはない」とし、省内で森友問題の再検証をする可能性についても「今のところありません」と否定的な考えを示した』とのことで、財務省TOPとしてはほとんど反省はしていない様子。(-"-)

* * * * *

 この検査院の指摘も少しはきいたのか、これまで財務省がどうしても全面公開しようとしなかった(ほぼ全面黒塗りにしていた)森友学園の小学校設立趣意書を、急に黒塗りなしで公開したことがわかったのだが。<財務省は「学校経営のノウハウが書かれているため」に公開できないとしていた。(詳細記事*1)>

 その冒頭にある「『XXXX』設立趣意書」の黒塗りの部分に関して、籠池理事長自身が「安倍晋三記念」と書いたかもと言っていたので、一部メディアや野党もそのように言っていたのだが。実際には、そこには「開成小学校」と記されていたことが判明したのである。(・・)

<そもそも小学校名を隠すこと自体、不要だし、おかしいと思うのだけど。もしかして、東京では御三家として名門の「開成中高」のOBや関係者(政治家・官僚にも結構いるはず)が、こんなところに「開成」の名を出したくない&関わりがあると思われたくないので、隠したんじゃないの??^^;>

 そうしたら、これを受けてネトウヨだたちが「朝日が『安倍晋三記念小學院』だと捏造して報じたウソがバレた」と大騒ぎをスタート。 (~_~;)

 mewがビックリしたのは、そのあと取材陣に対応した時の麻生副総理の言動だ。(゚Д゚)

 麻生氏は、周辺にいた朝日新聞の記者に向かって、こんなことを言ったのだ。

「この話は極めて簡単で(総理の名前は)書いてなかったんですよ。」
「朝日(新聞)は書いてあるってあおった口だろ。そうだったじゃねえか。素直に言えや」(麻生太郎財務相)  

<TV映像なので、発言の言葉はそのまま。まるでチンXラみたいな脅し口調で、「・・・だろ~。そうだったじゃねえか。素直に言えや」って言ったのよ。(-"-)>

 麻生氏は、わが国の「副総理」なのである。安倍首相もよく問題にされているのだが。政府のTOP級たる副総理たるものは、言葉遣いに気をつけなくてはいけないし。
 特定のメディアの記事に関して、よほど大きな誤りでもない限り、いちいち批判を行なうのは問題があるのではないかと考えられている。<報道の自由の抑圧につながるので。^^;>

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 その麻生氏の発言も含め、この件のニュース記事を・・・。

『当時「のり弁」と揶揄、森友「黒塗り文書」に何が

 森友学園に国有地が大幅に値引きされた価格で売られていた問題です。政府が黒塗りで公開していたこの文書の中身が、一転、全面的に開示されました。安倍総理と学園との関わりが記されているのではと言われていましたが、その文書の内容は?

 森友学園が建設を予定していた小学校の土地が8億円値引きされた問題。なぜ財務省が値引きをしたのか「根拠が不十分」との調査結果を、会計検査院が出したことについて、国会で野党が追及しました。

 「これは国民にうそをついていたということですからね。適切と言っていたのは。ひと言国民に、おわびの言葉くらいあっていいんじゃないですか」(希望の党 山井和則衆院議員)

 「速やかに国有財産処分に関する見直しを行う。さらに適切に対応する。これが政府の考え方です」(菅義偉官房長官)

 国有地の売買のルールの見直しなど、今後の話に終始し、政府から明確な謝罪はありませんでした。

 会計検査院に問題を指摘された財務省は・・・
 Q.もう一度財務省内で検証は?
 「今のところありません」(麻生太郎財務相)

 一方、「のり弁」と揶揄された黒塗りの資料をめぐっても動きが。これは、森友学園の籠池被告が小学校設立の目的などを記した設置趣意書ですが、財務省が「学校経営のノウハウが書かれているため」との理由で黒塗りにしてきました。それが、24日、開示を求める訴訟を起こしていた神戸大学の上脇教授らに対し、一転、全面開示されたのです。この黒塗り文書が注目されたのは、当初、籠池被告がこんな説明をしていたからです。

 Q.ここには何と書いてあった?
 「安倍晋三記念小学院。ですから黒塗りにされているんだろうか」(籠池泰典被告)

 こうした発言を受け、野党は・・・

 「最初の設置趣意書がその名前だったからこそ、様々な忖度がなされ、特例措置が講じられることになったんじゃないですか」(民進党 福島伸享衆院議員・5月8日)

 当初示された学校の名前が、「安倍晋三記念小学院」だったからこそ、財務省が忖度し、国有地の値引きにつながったのではと追及していました。

 ところが、24日、開示された資料には・・・
 「開成小学校の設置趣意書のコピーを頂きました」(原告代理人 阪口徳雄弁護士)

 学校の名前は開成小学校。籠池被告が主張してきた安倍晋三記念小学院ではありませんでした。

 政府・与党からは、メディアや野党議員への批判がでました。
 「この話は極めて簡単で(総理の名前は)書いてなかったんですよ。朝日(新聞)は書いてあるってあおった口だろ。そうだったじゃねえか。素直に言えや」(麻生太郎財務相)

 追及の急先鋒だった当時民進党の福島前議員は・・・

 Q.問題をあおったとの指摘もあるが?
 「あおられるような情報隠しをやったからこうなるのであって、きちんと説明しないからこの問題はさらに大きくなり、国民に不審を持たれるようなことになったのであって、政府は、その当時の国会対応や情報開示のしかたについて、大いに反省すべき」(福島伸享前衆院議員)

 そもそも財務省は、文書を黒塗りにした理由について、学校経営のノウハウが記されているからと説明していました。

 しかし・・・
 「目いっぱいに広がる田畑が眼いっぱいに広がっている風情。日本人の一番大好きな景色であります」(開示された設置趣意書)

 文面の多くは、籠池被告が常日頃から語ってきた抽象的な教育理念でした。

 「これがなぜ経営上のノウハウなのか全く理解できない。こんなでたらめなことをやられていたら、税金の無駄遣い。我々もこんなことするだけ時間の無駄です」(原告代理人 阪口徳雄弁護士)(TBS17年11月24日)』

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 はじめの方に、財務省が黒塗りした理由を「学校経営のノウハウが書かれているため」と説明したと書いたのだが・・・。

 TBSのニュースを見ていたところ、小学校設立目的に「男女共同参画や子ども権利条約が日本人の品性を貶めた」と記されていたのが見えたりして。
 あと、これはまだ伝聞情報なのだが。他にもおなじみの八百万の神がどうのとか、いわゆる超保守派が好きな日本神国論みたいなことが延々と学校の設立趣旨として記されていたらしい。^^;

 つまり、もしかしたら財務省が黒塗りにして隠した部分には、世間が知ったら「はあ?」と思い、安倍首相や日本政府は今からこんな偏った戦前教育をするような小学校を作る気でいるのかと。で、そんな小学校に何億もの便宜を与えようとしているのかと、大きな疑問や批判を浴びてしまうようなことが記されていて。それを公表するのはマズイと考え、非公開にしたのではないかと思うのだ。(@@)
 
 実際、この森友学園が作ろうとしていた小学校の設立には、何人もの超保守派の政治家が関わっていて。それこそ安倍首相のアニキ分で、超保守議員のドン・平沼赳夫氏は最後の最後まで小学校のパンフレットにメッセージを載せていたほどだし。
 少し前までは、安倍昭恵夫人も何回か森友系の幼稚園を訪問して、教育勅語を唱え、「安倍首相バンザイ」を叫ぶ園児を目にして涙を流し、小学校の名誉校長も引き受けちゃったわけだし。
<確か安倍首相も、国会ですばらしい教育だときいている。共感するとか答弁してたし。大阪維新の超保守である松井知事も当初は協力的だった感じだったしね。(++)

 おそらく(もともと日本会議に所属していた)籠池理事長の作ろうとしていたこのウヨ的な小学校は、超保守派の政治家や識者の多くの理想に近いものだったのである。(・・)
 
<きっと今でも、朝から国旗掲揚&国家斉唱し、天皇の写真の前で教育勅語を唱え、天皇神話を習い、靖国神社にも勉強に行き・・・という教育をしたいと考えている人は少なくないはず。>

* * * * *

 だから、彼らは理想の小学校第一号として、瑞穂の國小學院(仮称・安倍晋三記念小學院)を作りたいと考えて、こそこそと計画を進めていたのだが。
<だって、今年1月、これが全国的に問題にならなかったら、そのまま小学校ができていて。今頃、安倍昭恵校長を目の前に、「安倍首相が選挙に勝ってよかったです。バンザ~イ!」「北朝鮮なんかに負けないぞ!」憲法改正、頑張ってください!」な~んてやっているかも知れないのよ。(@@)

 それが国有地の払い下げ費用のおかしさに気づいて、地元・豊中市議会の共産党の木村真市議が疑問を呈したのをきっかけに、ここまで様々な問題がオモテになったわけで。
<それにアブナイ学校の新設も食い止められたし。今後、この手の学校が作りにくくなるだろうし。>
 mewとしては、改めて、このように地元でコツコツと調査、活動している地方議員さんたちの働きと努力に敬意を表したい。m(__)m

* * * * *
 
 ふと、思い出したことに、安倍首相も先日の衆院選の最中、日本記者クラブの会見で、急に朝日新聞の記者に対して、加計問題に関する加戸守行前愛媛県知事の証言をくいかかって。「ほとんどしておられない。しているというのはちょっとですよ。アリバイ作りにしかしておられない。加戸さんについては、(国会で)証言された次の日には全くしておられない」とまくし立てて、ヒンシュクを買ったのだけど・・・。
 
 もはや首相も副首相もこんな感じで。日本の国政のTOPにまともな政治家がいない今、マジで国民がしっかりしないと思うmewなのだった。

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by mew-run7 | 2017-11-26 13:42 | (再び)安倍政権について | Trackback

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 少し前のものなのだが。安倍改憲についてわかりやすく説明した記事があったので、それをアップしておく。

<安倍首相には、憲法改正に関していかに自分なりの「筋」ってものがないのかがよくわかる。
 そもそも「憲法」や各条文にについては、学問的にはよく理解できていないわけで。アレコレもっともらしく言ってみるものの、基本的には、祖父の代からの夢で(GHQから与えられた憲法はイヤだし」、とりあえず「憲法改正なるもの」がしてみたいぐらいにしか考えていないのである。(~_~;)>

* * * * *

『特集ワイド 続報真相 結局何がしたいのか 安倍流改憲の「正体」

毎日新聞2017年6月23日 東京夕刊

 結局、何がしたいのか。憲法改正を訴える安倍晋三首相を見ていて、しみじみ思う。この数年だけでも「96条改正」をぶち上げたと思えば、次は「緊急事態条項創設」となり、今度は「9条改正」に「教育無償化」ときた。日替わり定食のようにころころ変わる論点。安倍流改憲論の正体は何か?【吉井理記】

 安倍首相が政治家として初めて全国メディアのロングインタビューに応じた、と思われる雑誌記事を見つけた。「経済界」の1995年6月27日号だ。93年に父、晋太郎氏の後を継いで初当選して2年後である。

 今と変わらず改憲を訴えていた若き安倍首相、政治評論家の故細川隆一郎氏に「改憲のポイントは」と問われ、実はこんなことを述べていた。

 「89条の私学助成金という表現は日本語としておかしいですし、総選挙という表現も分かりづらいものがあります。26条の子女という表現は差別用語です。こういったところは早急に改正する必要があるのではないか」

 改憲項目として挙げたのは、これだけ。「89条」は、憲法89条が私立学校への国の公金投入(私学助成金など)を禁じているとの読み方もできるから条文を変えよう、との考えを示したようだ。同様に7条の「総選挙」、26条の「子女」も文言が適切ではない、との趣旨だろう。

 今年の憲法記念日(5月3日)に「9条の1項(戦争放棄)、2項(戦力不保持)を残し、新たに自衛隊の存在を記す」と、読売新聞のインタビューや、安倍首相に近い保守団体「日本会議」が主導する改憲集会に寄せたビデオメッセージで語った内容からはあまりに遠い。

 「経済界」で話したことが、本心かは分からない。しかし、ことは国や国民生活の骨格となる憲法の論議である。以下に見るとおり、「改憲のポイント」が数年おきにあちこちブレるのは、その国民から見ても理解しづらいのではないか。

 「そこです。とにかく改憲を成し遂げ、歴史に名を残したい。歴代首相ができなかったことをしてみたい。あれだけ改憲メニューがころころ変わるんだから、私にはそうとしか思えない」と辛辣(しんらつ)なのは元共同通信の政治記者で、晋太郎氏を長く取材したジャーナリストの野上忠興さん(76)だ。

 「経済界」登場の8年後、内閣官房副長官時代には「9条に自衛隊を書くべきだ」(2003年5月10日、広島市での講演)と述べ、05年には「憲法を白地から書くべき」(「諸君!」05年6月号)と明言していた。

 それなのに首相に再登板すると「まず改憲要件を定めた96条を改正する」(13年1月30日、衆院本会議の答弁)と表明したかと思えば、翌年には、緊急時の政府権限などを強化する緊急事態条項について「憲法にどう位置づけるかは大切な課題」(14年2月24日、衆院予算委員会)と述べ、今年は再び「9条改正」を訴え、さらに「教育無償化」も加えた。

 一貫性に乏しい発言を見る限り、なぜ改正したいのか、分からないのだ。「改憲すれば、確かにレガシー(遺産)になるが、憲法は安倍首相の自己満足のための道具じゃない。晋太郎さんも怒っているんじゃないかなあ……」と野上さん。

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「現実に流されただけの思考停止」

 その晋太郎氏の憲法観は後述するとして、一貫しない安倍首相の改憲論に哲学はあるのか? 首相の母校・成蹊大に政治哲学の泰斗を訪ねた。加藤節名誉教授(73)は安倍首相が在学中、必修科目の政治学史を教えていた。

 「改憲論の哲学? 僕は感じたことがない。そもそも安倍君、改憲項目がころころ変わっても、何とも思っていないんじゃないか。彼にとって現憲法は『なかりしもの』なのではないでしょうか」

 確かに安倍首相は「みっともない憲法ですよ、はっきり言って。日本人が作ったんじゃないですからね」(12年12月14日、ネット番組)といった認識を繰り返し述べている。だが、安倍首相が度々言及する「押し付け憲法論」は近年、憲法案を議論した旧帝国議会の議事録公開などで、その誤りが明らかになりつつあり、衆院憲法審査会も昨秋、「押し付け論は前提にしない」との見解を表明しているのだ。

 加藤さんが続ける。「なぜ哲学を感じないか。安倍君は『憲法学者が自衛隊を違憲と言うから憲法を変えるべきだ』という。憲法を現実に合わせるということだが、これは現実に流されただけの思考停止です」

 憲法には、権力者の権力行使に縛りをかけるとともに、権力者がやるべきことを定める「プログラム」の機能もある。

 「憲法の理想を実現する努力が、権力者には課されているんです。例えば9条2項は、1項の『国権の発動としての戦争』のための戦力保持を禁じている。ならば『世界平和』のための戦力なら、違憲とは言えない。日本が率先し、いまだ実現しない『国連軍』創設を成し遂げ、そこに自衛隊を充てる。そんな考えもあるはずです」

 教え子であるはずの安倍首相は普段から「現実に即して考えるのが政治家の役割だ」と述べているが、どうだろう。

 「『現実と理想は違う』と二元論で考えることこそ誤りです。フランス革命やアメリカ独立を見てください。理想を追求した結果に現実があり、現実の変革は理想の追求からしか生まれません」と、教え子の解答に「×」を付けるのだ。

 憲法のプロには、別の見方があった。早稲田大教授の長谷部恭男さん(60)だ。「私には、憲法を変えるべき理由も条文も思い当たりません。私は自衛隊は合憲としますから、なおさらです」と首をひねる。

 その長谷部さんが問う。安倍首相の言うように、自衛隊が存在する現状をそのまま憲法に書き込む。どうなるか?

 「どうにもなりません。現状のままですから、安全保障環境は1ミリも好転しない。9条を変えても、日本が安全になることはあり得ないんです。しかも憲法をどう変えたら現状をそのまま書いたことになるのか、といった問題が生まれる。そもそも現状を書き込む改憲提案が国民投票で否決されたら、安倍首相は一体、自衛隊をどうするつもりなのか」

 動機も疑問だ。安倍首相は読売新聞のインタビューなどで「『自衛隊は違憲かもしれないが、何かあれば命を懸けてくれ』では無責任」と語った。

 「要は『自衛官に誇りを』ということですが、これは情緒論です。国防に関わる議論は、冷静さと合理性が求められるのに、政治家らは情緒に流れやすい。だからこそ憲法という枠をはめる。その枠を情緒で動かそうとするのは、極めて危険な発想です」

 そもそも安倍首相は国の将来や利益を考えたうえで改憲を訴えているのか。

 「改憲は社会の根本原則を変えることだから、広く社会全般に、つまり国会で訴えるべきです。なのに安倍首相は自分を支持する読売新聞など『お友達』に改憲論を表明し、国会では『読売新聞を熟読して』と言う。こんな手法を見ても、私は安倍首相が社会のためを考えて改憲を訴えているとは思えない。ただ、変えたいのでしょう」

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「平和は尊い」と父は繰り返したが…

 さて、前出の加藤さんの「自衛隊の国連軍への供託」というアイデア、戦後初の東大学長を務めた政治学の巨人、南原繁(1889~1974年)に源流がある。加藤さんは南原の孫弟子で、師の晩年には著作集刊行を手伝った。

 その南原の名前を意外なところで見つけた。晋太郎氏の評伝「いざや承け継がなん」(86年、木立真行著)である。晋太郎氏は東大在学中、志願して海軍特攻隊に入り、出撃しないまま滋賀航空隊で終戦を迎えた。復学後の様子を級友が回想する。

 「安倍クンは日本政治史、外交史、国際政治に興味を持っていた。特に南原繁先生の政治学史などのノートをよくとっていたんで、みんなで借りたね」

 南原は国連軍への供託を除き、米国など、特定の陣営に加担するための再軍備や改憲に一貫して反対した。だから、というわけではないだろうが、晋太郎氏を長く取材した野上さんも「晋太郎さんからは改憲の『か』の字も聞いたことがない。『平和は尊い。大事にしなくては』と繰り返していたが……」と振り返る。

 その晋太郎氏、外相時代に「日米安保は大切」としながら、こんな発言を残している。

 「戦争を始めない、始めさせないことが一番大事、そこに日本の憲法の根源があると思う。(中略)この体制を変え、日本が軍事大国になるとか、専守防衛をやめて攻撃できるように導けば、大変なことになると私は思う。やはり日本人の知恵、我々の歩んできた体験を踏まえた限界を守って、国家体制を維持すべきではないか。それが戦争に巻き込まれず、戦争を防ぐ唯一の道ではないか」(84年7月31日、参院外務委)

 「読売新聞の記事、あれを天国の晋太郎さんにメールで送って読ませたいね。『拉致問題すら動いていないのに、憲法いじっている場合か』となげくのでは」(野上さん)

 戦争を知る父の言葉をどう聞くか。少なくとも、安倍首相から次々飛び出す改憲論は、父のような深い思索に裏打ちされているようには響かないのだ。』


【父・晋太郎氏の「戦争を始めない、始めさせないことが一番大事、そこに日本の憲法の根源があると思う。(中略)この体制を変え、日本が軍事大国になるとか、専守防衛をやめて攻撃できるように導けば、大変なことになると私は思う。やはり日本人の知恵、我々の歩んできた体験を踏まえた限界を守って、国家体制を維持すべきではないか。それが戦争に巻き込まれず、戦争を防ぐ唯一の道ではないか」という言葉に感動。 (ノ_-。)  <何回も使おうっと。>】

* * * * *

 安倍首相は今、困っている。何を改憲のメインに挙げたら、議員たちや国民が喜んで憲法改正に賛成してくれるか検討がつかないからだ。(~_~;)

 安倍首相としては憲法9条をいじりたい、自衛隊(本当は国防軍)を入れこみたいのだが。公明党や野党は9条改憲に慎重、否定的だし。しかも改正の仕方が中途半端なので、自民党の改憲派からも批判が出ている。

 維新が提案した教育無償化なら、各党や国民も乗ってくれるかと思ったが。教育無償化は改憲しなくても実現可能だし。もともと安倍氏本人はじめ保守派の多くは、子育てや教育の全面無償化(社会による教育)には反対だっただけに、おそらくこれもスムーズに行くまい。^^;

<チョットこわいのは、改めて書きたいと思うけど。「ともかく自分たちの時代に、(改憲内容は問わず?)憲法改正なるものを実現しよう」という呼びかけが始まっているらしいということだ。>

 ・・・というわけで、こんな安倍首相には絶対に憲法改正を実現させてはならないと強く思うmewなのだった。(@@)

                        
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by mew-run7 | 2017-11-26 11:36 | Trackback(1)