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カテゴリ:憲法&憲法改正( 85 )

国家権力側の視点から作られた自民党の憲法草案はアブナイ!(2)

<タイトル&本文の書き方が稚拙だったせいか、若干の誤解を与えた部分があるかも知れない
ので、とりあえずタイトルを変更した。私は自民党の憲法改正プロジェクトの基本方針&それに
基づいて作った憲法改正草案について問題があると言いたいのであるが・・・この件については
後述するとして、先に既に書いてあった(1)のつづきをアップすることにしたい。>

(1)では憲法の意義と人権制限について書いたが、私がもう一つ大きな問題点を感じた
のは、この憲法改正プロジェクトが、議会制民主主義を最大限に尊重せず、政府(内閣)
主導の政治システムを作りたいという姿勢を示していたことにあった。議会をコントロー
ルするというのは、まさに政府=国家権力の側からの視点になる。

 前稿でも書いたが、憲法改正プロジェクトのメンバーの中には首相や閣僚経験者が
少なくない。もちろん彼らもまた国民の一人であるし、現議員も含めて、国民の代表と
しての立場も有している。そして自民党は国会議員が多いのだから、民意を反映しやす
い部分もあるので、その政党が草案を作ること自体には何の問題もない。それは間接
民主主義の理にもかなっているとも言えよう。
(私自身、もしいつか憲法改正の運びとなる場合には、当然にして、自民党が草案を
出して来ることになるであろうと思っていた。)

 しかし、そのためには議会制民主主義が最大限に尊重され、できるだけ民意が反映
できるシステムが存在することが前提となる。しかも、重要なのは、そのルールと
プロセスなのである。それらを軽視するような方針は、国民側からのコントロールを
弱めてしまい、民主主義の理念にかなっているとは言えないのではないかと思う。

 04年の憲法改正プロジェクトの論点(案)には、こう記されている。

「議会制民主主義を採る以上、政策決定に当たり議会の多数の同意を得なければなら
ないことは当然であるが、現在の政策決定システムの問題(運用も含めて)は、各省庁と
内閣・政党との関係、一律の国務大臣の出席義務、会議の定足数など、最終的に議会の
同意を得るに至るまでの間にあまりにも多くの時間を要するシステムになっているの
ではないかという点である。」
「政治主導の政策決定システムをより徹底させるとともに、そのプロセスを大胆に合理
化し、時代の変化に即応してスピーディに政治判断を実行に移せるシステムとすべきで
ある」

 私なりに解釈すれば、こういうことである。
「政府が与党や官僚たちと色々な政策を決めても、国会で法案等を通して具体的に実現
するのに、アレコレの規定があったり、審議やら何やらに時間がかかって、かったるい
(野党の抵抗がある時はさらなり)。もっとスピード&合理化を考えて、政府主導で
どんどんコトを決められるような憲法に作り変えたい」

 (1)でも書いたことだが、そもそも憲法は、国家権力が好き勝手できないように
コントロールするため、統治のルールを作ることから始まったのである。やがて議会制
民主主義の発達により、議会や行政府に関する様々なルールが決められるようになった。
 日本の場合は、三権分立制を採用すると同時に、アメリカのような大統領制ではなく、
議院内閣制になっている。国会が内閣を総理大臣を選び(閣僚も半数以上は国会議員
から選ばれ)「内閣は国会に対し連帯責任を負う」という形である。内閣に何か問題が
あった時には、国会(衆院)は内閣に対し不信任案決議をして総辞職を要求する権能
さえある。(内閣の側にも衆院の解散権はあるが。)

 議院内閣制が大統領制と大きく異なるところは、国会が内閣をコントロールする形
をとっているところにある。それはひいては主権者たる国民が行政府をコントロール
することにもつながるのである。(通説によれば、政治的美称ながらも)国会が国権
の最高機関と記されているのもそのためだろう。これが議会制民主主義&議院内閣制
の重要な部分なのである。

 議会制民主主義&議院内閣制においては、議会が主導的立場を果たすことが予定
され、そのプロセスには細かなルールが定められている。定足数が定められているの
も、政府が賛成しそうな議員だけを集めて、勝手に議会を開いて法案を成立させない
ための策である。(私は定足数は1/2以上あってもいいと思っている位なのだが)
それらは、国家権力を抑制するための足かせなのである。
 また国政にとって重要な事案ほど、(何か新自由主義を思い起こさせる発想である
が)スピードや合理化を考えてはならないものだろう。もし慎重に検討せず、誤った
方向に進んだなら、迷惑を被るのは国民なのである。
 国政にとって重要な事案、法案、予算案などに関しては、委員会や国会において、
それ相当の時間をかけて慎重に審議され、議決されなければなるまい。当然にして、
内閣は質問や批判に応じて、きちんと国会ひいては国民に説明をして理解を得なければ
ならない。また数の論理だけでなく、小数意見を尊重することも民主主義の要請なので
ある。(野党とて常に全ての法案等に反対して、時間をかけようとしているわけでは
ない。委員会や国会の審議でもめたり、長引いたりすることがあるのは、問題のある
事案や法案の時なのだ。)
 
 小学生の学級会でだって、いきなり決をとることはしない。様々な立場から意見
を出し合って、色々と考えるプロセスを経て、多数決をとるのである。
 もし「どうせ与党は各院の議席の過半数を占めていて法案は可決されるのだから、
グダグダ審議などをしているのは時間のムダだ」と思うことがあるとすれば、真の
民主主義国家とは言えまい。
 政治主導のシステムを作って、政府が決めた政策をさっさと法制化して実現したい
議会もそれに協力させたいという考え方は、国家権力が議会、国民をコントロールし
ようという発想であり、下手をすれば議会制民主主義の崩壊にもつながりかねない。

 私が今回、自民党が発表した改正憲法草案を「国家権力の側から作っている憲法」
だと批判したのは、上述のような観点からである。
 そして、このような視点で作られた改正憲法が制定されてしまったら、これまで
自由、民主主義の実現や発展のために戦われて来た歴史や、また日本でも60年に
わたり培われて来たものが、ムダになってしまうようにも思う。これは憲法の後退
だからである。
 それが自由&民主主義を標榜する政党によってもたらされるとすれば、皮肉な
ことだとも思う。

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by mew-run7 | 2005-11-18 03:25 | 憲法&憲法改正 | Comments(8)

国家権力側の視点から作られた自民党の憲法草案はアブナイ!(1)

  何だか世間一般的には、気にもされていない感じの憲法改正問題であるが・・・。^^;
 15日の報道ステーションの特集では、既に憲法改正後に、日米が合同で戦場に行く
ことも想定しての準備が着々と進んでいる様子も見え、懸念だけが募る今日この頃である

 先月末、自民党が発表した憲法改正草案(*1)を何度か読み直してみたが、各条の
問題点云々の前に、どうしても全体的に違和感を覚えてしまうところがある。
 それはおそらく、国家権力の側が作った憲法草案だからなのではないかと思う。

 My Policy にも少し書いたが、そもそも憲法というのは、国民が国家をコントロール
するために設けられるものであり、国民の側から国&国民のあり方を示すものである。
決して、国家が国民をコントロールするために作るべきものではないのである。
<これは私個人が勝手に主張している見解ではなく、後述するように、長い歴史の中で
世界の国々の市民が国家権力と戦いながら、築き上げて来た概念なのである。>

 しかし、自民党の憲法プロジェクトが04年6月にまとめた論点(案)などを読んで
もわかるのだが、彼らは国家権力(行政府)を担う側の立場から憲法というものをとら
え、現憲法の中で国家権力にとって不都合な面を修正することをメインに考えている
ように思えるのである。

 そもそも自民党は立党50年を機に改正草案を発表したのであるが、この党はその
50年のうちわずか10ヶ月を除いて、ずっと政権与党の座にいた政党である。そして
今回の改正草案作りを行なった憲法プロジェクトのメンバーには、かつて内閣総理大臣
や閣僚を経験した者や、与党の中心として働いて来た議員が少なくない。

 それゆえ(詳細は後述するが)憲法の意義に関し「これまでは、ともすれば、憲法とは
「国家権力を制限するために国民が突きつけた規範である」ということのみを強調する
論調が目立っていたように思われるが、…「国民の利益ひいては国益を守り、増進させる
ために公私の役割分担を定め、国家と国民とが協力し合いながら共生社会をつくることを
定めたルール」としての側面を持つものであることをアピールしていくことが重要である」
「憲法の法的な側面ばかりではなく、憲法という国の基本法が国民の行為規範として機能
し、国民の精神(ものの考え方)に与える影響についても考慮」すると考えているのだ。
さらに、「個人主義」が戦後のわが国においては正確に理解されず、「利己主義」に変質
させられた結果、家族や共同体の破壊につながってしまったのではないか」「政治主導の
政策決定システムをより徹底させる」など、現憲法(というより憲法なるもの)の重要な
意義、役割を否定的に解し、いかに国家権力の側から国益に資するよう国民をコントロー
ルできるかを主眼においているのである。

 私は今、憲法改正に関して根本的なことに問題性を感じている。仮に憲法を改正する
としても、このように国家権力の側の立場から、また本来の憲法の意義や人権、統治の
概念を否定するような立場から作られた憲法改正草案をたたき台にして、改正案を作っ
て行くことは妥当なのだろうか、ということである。
 もしそのような憲法が作られたなら、日本は先進文明国でありながら、その憲法は
近代憲法の理念から後退したものになってしまう。少し大げさに言えば、それは先進
文明国として「恥」であり、近代憲法確立のために戦って来た人々や日本国民への
「侮辱」とも言えるかも知れない。そして、もし自民党がそれを正当なものと考え、
強引に改正を進めたなら、それはある意味でアメリカよりもひどい国家権力からの
「押し付け憲法」になるかも知れないとさえ思うのである。

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by mew-run7 | 2005-11-16 18:15 | 憲法&憲法改正 | Comments(21)

こんな新憲法はイヤだ~~~!!!<自民党憲法草案>

  自民党が立党50周年を祝して(?)作った新憲法の草案が発表された。

  http://www.jimin.jp/jimin/shin_kenpou/shiryou/index.html
 
 まだ、ざっとしか読んでいない段階であり、細かい論点、問題点などの話は、今後
色々と書いて行きたいと考えているが。とりあえず今日は大まかな感想を書いてみたい。

<ちなみに、以前も書いたが、私は憲法改正絶対反対派ではない。もしよりよいものに
「改正」されるなら、その部分に関しては賛成していいと思っている。
 だが、「改悪」はNO!である。あまりに改悪されるぐらいなら、現行憲法をその
まま続けてくれた方がずっといいと考えている。>

 まず、前文を目にした瞬間から、心が叫んでいた。
「こんな新憲法はイヤだ~~~!」

 改悪だと思うワースト3をあげてみると、前文、9条、96条だろうか?

 前文については、後述するが。それにしても、何て味気なくひどい内容&文章の前文
なのであろう。もし本文の内容が全てOKでも、こんな前文の新憲法は持ちたくない。

 9条は最悪であった。
 おそらくレベルダウンさせられることも考えて、思いっきり自営軍の活動範囲を広く
とる戦法に出たのであろうが。これでは集団的自衛権も国際協力を名目にした海外派兵
もやり放題になってしまう。国会の承認の仕方もきちんと明記されていない。
 この活動範囲も問題だし、何よりも法律に委ねる部分が多過ぎるのがイケナイ!

<他の条文も含めて、この法律に委ねてしまう手法には注意すべきだ。衆参過半数を
占める与党があれば、いつでも好きなように法律を作ったり変えたりできてしまうの
だから。>

 そして、96条の憲法改正の規定を変えて来たことも問題である。
 国や国民にとって大事な憲法を、法律と同様の1/2以上で発議できるようにする
なんて。憲法をバカにしている。
 いくら国民投票があっても、これでは、世の流れ次第で、憲法がコロコロ変えられる
ことになりかねない。(変えたいからそうするんだろうけど。)
 硬性憲法は守り、すぐ変えなくてもいいように、丁寧にしっかりした新憲法を作る
ように心がけて欲しい。

 この他にも、ざっと見ただけでたくさん、たくさん改悪だと思われるところがあった

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by mew-run7 | 2005-10-29 22:42 | 憲法&憲法改正 | Comments(27)

憲法改正路線がスタート 国民の関心と監視の目が重要だ!

Excite エキサイト : 政治ニュース

昨日、毎日新聞の憲法改正に関する世論調査の結果が公表された。
  概要は、↑のリンクの記事に載っている。
  詳しい内容は、こちらに・・・
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20051005ddm010010021000c.html

憲法改正に  賛成・・・54%  反対・・・34%
 9条改正に  変えるべきだ・・・30%  変えないべきだ・・・62%

 憲法改正に賛成な人の理由
 1・今の憲法が時代に合っていないから・・・56% 
 2・今の憲法は制定以来、一度も改正されていないから・・・18%
 3・今の憲法は米国から押しつけられたものだから・・・10%
 (4・自衛隊の活動と憲法9条にかい離があるから・・・・9%)

 憲法改正に反対の人の理由 
 1・9条改正につながる恐れがあるから・・・44%
 2・改正するほどの積極的理由がないから・・・26%
 3・国民や政党の議論がまだ尽くされたとは言えないから・・・17%

 憲法改正に賛成な人に、どのように改めるべきか
 1・憲法の文章が翻訳調なので、分かりやすい日本語にする・・・43%
 1・首相を国民の直接投票で選べるようにする・・・43%
 3・自衛隊の位置づけを明確にする・・・41%
 (5・国民の新たな権利を作る・・・20%)

 憲法改正がいつ実現するか? 
 10年以内・・・23% 実現すると思わない・・・23% 5年以内・・・21%

 ちなみに、この調査は総選挙の結果が出る前の、9/2~4に行なわれたそうだ。

 ・・・・・・・・・・・・・・・

 この結果を見て、国民の憲法改正への考え方はそれなりにバランスがとれているのでは
ないかと思われ、少し安心したところがあった。
 だが、憲法改正をそう現実的に受け止めていないような感じも受ける部分がある。
 もし、自民党の改正案が発表されて憲法改正論議が盛んになったり、関連法案も成立
して行ったら、どのように受け止めるのか知りたいところである。

 そして、また自分が一般市民の平均的な考え方をしているのだな~と、感じさせられた。

 私は今の日本国憲法が大好きなのだが。「憲法改正に絶対反対!」という立場ではない。
(その意味ではバリバリの「護憲派」ではない)
 ただし、「憲法改悪には絶対反対!」である。改悪するぐらいなら、今のままでいいと
考えている。

 このブログを作った最大の目的の一つは、憲法改正問題についてより多くの人と考える
場が欲しい(&そのためにも民主主義の重要性を主張したい)と思ったことにあるので、
今後も機会あるごとにこの件について書いて行きたいと考えているが・・・。

 上記の世論調査に即して、今の私の考え方を書くとすればこうなる。

 私が改正してもいいと思うのは、下記のような点である。
 1・プライバシー権のような新しい人権を明記した方がベターである。
 2・現憲法の文言や文章がわかりにくいので、平易な文に改めた方がいい。
 3・その他・・・地方自治、政教分離、経済的自由権、解散権などに改正の余地ありか

 私が個人的に改悪だと思うのは、下記のような点である。
 1・9条改正 (集団的自衛権は絶対反対。国連決議による国際協力も慎重な立場)
 2・軟性憲法化、つまり憲法改正の要件を緩和する改正には反対(国民投票は絶対必要)
 3・その他・・・・国防義務創設、愛国心の明記、首相権限の強化などなどには反対

 今日から、衆院に新しく作られた「憲法調査委員会」がスタートし、早速、憲法改正の
ための国民投票法案の論議が始まる。
 来月には自民党の憲法改正案が発表が予定されており、今、最終的な改正案作りが進め
られている。
 ここからが本番だ。私たち国民がどれだけきちんと関心を持って、監視して行くことが
できるか、全てはそこにかかっている。   THANKS 
by mew-run7 | 2005-10-06 09:21 | 憲法&憲法改正 | Comments(7)

憲法改正・国民投票法案のメディア、運動規制はアブナイ!

Excite エキサイト : 政治ニュース

   昨日、自民党主体で衆院に憲法調査委員会を作ったこと&国民投票法案を成立させ
 ようとしていることを書いたが・・・。

  その国民投票法案の中に、メディアの報道や国民投票に関わる運動を規制する罰則
規定が設けられていることが問題になっている。

  憲法改正を行なうには、国会の各議院の総議員の2/3以上の賛成+国民投票で
過半数の賛成が必要(憲96条)なわけだが、実はこれを具体化する法律がまだ存在して
いなかったのだ。
  そこで、来るべき憲法改正に備えて、国民投票に関する法律をこの特別国会で成立
させようとしているのである。
  ざっと法案を見てみたが、国民投票をできる者の要件や諸規定は、ほとんど国会議員
の選挙の時と同じで、公職選挙法の規定をそのまま使っている感じになっている。

  まだ議論が固まっていないものとして「条文一つ一つ毎の改正に賛成するか否かを
投票するのか、それとも改正憲法全体を一括で賛成するか否か投票するのか」という
問題が残っているのだが、それは別途に法律で決めることにしたらしい。
<とりあえず、1日も早く国民投票の法律を作ってしまえ、ということなのだろう。> 
 
  ただ、問題は後半の罰則規定の中に、メディアへの規制が含まれていることだ。
  「国民投票に関する新聞、雑誌、テレビ・ラジオ報道や通信などについて
 1・投票の予想結果の公表の禁止
 2・虚偽を記載し、事実をゆがめるなど公正を害する報道の禁止
 3・メディア関係者らがその地位を利用して投票結果に影響を及ぼす目的で報道すること
 の禁止――などを列挙されていて、違反すると、いずれも2年以下の禁固または30万円
 以下の罰金が科される」ことになっている。
  また国民投票に関する運動も規制する条項もある。

  与党側は、「同様の規定は公職選挙法にもある。投票の公正さを担保するためのもの
 だ」 「3の不正利用は、私的な立場から地位を不当に利用した場合に限定される」など
 と説明しているようだが。ざっと法案を読んでみたところ、解釈次第でいくらでもメディア
 の報道を規制をできる余地があるような条文で、弁護士会や報道機関、諸団体から反発
 が出ている。

  そもそも「虚偽」や「事実をゆがめ」などは、一体誰が判断するのか? もし改憲論者に
 とって不利な報道がなされ(もしかしたら事実かも知れないのに)本人が「そんな事実は
 ない」 と主張した場合はどうなるのか? その度に検察庁に事情聴取されたり、下手に
 身体拘束や起訴などをされたなら、憲法改正に対する報道が萎縮してしまう場合がある。
  もし、ある雑誌の出版社や編集長が、憲法改正に反対するような記事を載せたとして、
 「投票結果に影響を及ぼす報道だ」と判断されれた場合も同様である。

  通信にネットも含まれるとすれば、憲法改正に反対したり、問題点を指摘するようなHP
 やブログも規制されてしまうかも知れない。(本当は賛成でもアウトのはずなんだけど?!)

  表現の自由の重要性についても、またいつかゆっくり書きたいと思っているが。
  表現の自由、その中に含まれる報道の自由は、民主主義の基盤となるもので、基本的
人権の中でも、最も重要なものである。仮に憲法改正をするとしても、国民が十分な知識や
考え方を提供するような情報が得られない状態で国民投票を行なうことは、民主主義&基本
的人権を尊重する国家として許されないのではないだろうか?

  民主党は国民投票の法律を作ることには賛成のようだが、メディア規制には反対をして
いるという。<民主党・・・せめて、ここぐらいは頑張れ~。>
 与党側としても、最初からあまり強引な手法をとるのは国民にもいい印象を与えないこと&
将来の改正発議の投票で民主党の協力も得たいことから、できるだけ民主党と意見調整して
共同案にしたい意向はあるようだ。しかし、この特別国会は会期が短いだけに、どうしても今
国会で成立させたいと思えば、そのまま議決に持ち込む可能性もおおいにあるだろう。

  少し前にこのメディア&運動規制の話をしたら、私の周囲の人は、誰もそんな案が出て
いることを知らなかった。マスコミも何故だかこのことをあまり取り上げていないように思える。
国民は、ここから先、もっとウォッチして声をあげていかないと、知らないうちにとんでもない
方向に持って行かれてしまって、本当にアブナイぞ~と思う今日このごろである。
by mew-run7 | 2005-09-24 07:03 | 憲法&憲法改正 | Comments(19)


「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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