「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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カテゴリ:民主主義、選挙( 102 )

自民、若者向け漫画の軽さ+主権者たる国民がナメられないように、投票に行こう!

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 今回の参院選から、18歳以上の男女も投票できるようになる。(*^^)v

 このブログを10代の人がどれだけ読んでいるかわからないのだけど・・・・。

 mewからのお願いは一つだけ。(10代に限ったことではなくて、全ての有権者にお願いしたいことだけど)、それは、ともかく主権者として、投票所に行って欲しいということだ。(**)

 私たち国民こそが、日本の政治のあり方を決めることができる主権者なのだから。 (^ー^)

 mewに言わせれば、首相や大臣をやっている人たちも含めて、国会議員なんて、私たち国民に奉仕するために、私たちが投票して選んでやって、雇ってやっている人たちなわけで。(首長や地方議員もしかり。)
 私たちは、もっと上から目線で、政府や議会、閣僚や議員などにアレコレ要求したり、彼らを監視やコントロールしたりしなくてはいけないのである。( ̄ー ̄)

<残念ながら、政治家の中には、そうしないと、国民そっちのけで、自分たちのやりたいこと、自分たちの得になることしかやらなくなる人が多いので。(~_~;)>

* * * * *
 
 で、投票する際には、本当は自分でネットとか選挙公報とかなどで色々と調べて、「この人なら」「この政党なら」と思える人or党の名を書けると一番いいのだけど。
 もし「このXXなら」という候補がいなければ、自分が重要だと思う分野に関して考えが合う、他と比べてマシだと思う人や政党を選ぶのもいいのではないかと思う。(++)

<平和を重視する人みたいだとか。女性の活躍を強く応援しているとか。自然保護を強く訴えていそうだとか・・・。>

 個人的には、最悪の場合は、白票を投じてもいいし。自分やmewの名を書いても、X印を描いても構わないので、ともかく投票所に行って欲しいと思っている。(@@)<たまたま書きたい名がないだけで、政治や選挙には関心があるというところを見せておくのだ。>

 白票を投じるくらいならorふざけた投票をするくらいなら、行っても行かなくても同じだろうとか行かない方がマシだと考える人もいるかも知れないけど。
 mewは有権者が、投票に行かないというのは、国民としての大事な権利を放棄することだと思うし。また、それを放棄する人が多いと、国民が政府(首相や閣僚や官僚、含む)や国会議員などにナメられることにつながると考えているからだ。(-"-)

<好き勝手をしたい政治家ほど、国民が政治に関心を持たず、何も言わずに全てお任せにしてくれれば思うようにやりやすいわけで。残念ながら、国民が何もわからない、政治に関心がない方がやりやすいと喜ぶ人たちが少なくないのである。^^;・・・2000年に森喜朗元首相が『「有権者の投票態度について「まだ決めていない人が40%ぐらいある。そのまま(選挙に)関心がないといって寝てしまってくれれば、それでいいんですけれども、そうはいかない」と言っちゃったことがあるぐらいで。(>_<)>

 それに、一般の国民が投票に行かないと、いわゆる組織票を持った人たちを多く当選させることにもつながってしまう。<そういう人たちは、自分たちの組織の考えに沿うor組織の利益になる政治を進めようとするので、そのために一般国民が損をしてしまう可能性が大きい。>

 だから「私たち有権者は投票に行く意思がある」という気概を示すためにも、「もしきちんと国民のために政治をしなければ、すぐに他の候補者や政党の名を書いて、落とすからね」と脅しをかけたり、「頑張ってれば応援するからね」と励ましたりするためにも、是非、投票所に足を運んで欲しいのだ。(・・)

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 でもって、自民党も18歳以上の投票解禁を意識して、HP上に若者向けの政策パンフ&漫画を載せていたのだけど・・・。
http://mainichi.jp/graphs/20160602/hpj/00m/010/001000g/1
 mew的には、そもそも「国に届け」というタイトルがアウト。<どうしても「国」を前に出しちゃうのよね。(>_<)> 何かあまりにも中身がない、フワフワと軽い漫画なので、「何のためにわざわざこんなのを出すのか、わかんねぇ~」って感じ。_(。。)_

 毎日新聞が、『自民党 選挙向け漫画が変 「軽いノリじゃダメですか?」』と疑問を示す記事を載せていたので、それをアップしたい。^^;

『「軽いノリじゃダメですか?」。仲間内のイベントならばいいのかもしれない。でも、この言葉は、自民党が5月に発表した政策パンフレット「国に届け」の中で描かれた漫画のタイトルなのである。今夏の参院選から新たに18歳の若者が有権者になる。そこで投票を促そうというわけだが、その内容から透けて見えるものとは??。【江畑佳明】

 主人公の女子高生、好きな男子に近づくため参院選勉強 「無知で感情的」女性観浮き彫りか、若者を勘違い

 漫画のストーリーを紹介しよう。主人公は高校3年生の女子生徒、安田アスカさん。彼女が思いを寄せる浅倉君は、イケメンで女子にモテモテの生徒会長、さらに母親が地元の議員という設定だ。

 浅倉君は友人の佐藤君と人口減少問題を話し合う。共通の話題を見つけたいアスカさんは「さんいんナントカって私も行けるんだっけ!?」と浅倉君に話しかけるが、「そんなことも知らねーの?」「親にでも聞いてみろバーカ」とダメ出しされる。

 それでもアスカさんは「仲良くなるチャンス!?」と、浅倉君、佐藤君と一緒に投票に行く約束を取り付ける。投票前のアスカさんは自宅のベッドで寝そべりながらスマートフォンで投票の手順や候補者を確認。「候補者ってそれぞれ理念とか志とかあるんだ……。じゃあこの人にしよっかな」と投票先を決める。投票の日、アスカさんは「私なりに理念とか志とか調べたもん!」と胸を張る。浅倉君は「若者が政治に参加したらもっと未来が明るくなるかもな」とチラリと笑顔を見せる。

 「国に届け」は、選挙のQ&A▽戦後史の年表▽小泉進次郎氏ら若手国会議員と17?20歳の若者との座談会??などを収録。6万部印刷し、自民党の各都道府県連で手に入るほか、ホームページでも閲覧できる。表紙には「18歳選挙、始まります。日本には若い力が必要です。」。党本部に狙いを尋ねると、担当者は「どんなきっかけでも投票していただくことが大事。投票先は自民党でなくてもいいのです。ぜひ一歩を踏み出してほしい」と語る。

 「選挙に行って」との願いをよそに、この漫画には多くの批判が出ている。「『女子高校生は政治的な問題を深く考えなくてもいい』というメッセージだと受け取られても仕方ありません」。こう指摘するのが、「欲望のコード マンガにみるセクシュアリティの男女差」の著書があるジェンダー・漫画研究家の堀あきこさんだ。

 堀さんは「アスカさんは参院選自体を知らず、投票を、好きな浅倉君に近づくチャンスとしか捉えていません。しかも投票前にちょっと調べただけで、佐藤君に『へえ、えらいね』とほめられる。佐藤君は別の場面で『僕たちも何かしなきゃね』と話すのですが、政治を主体的に考える男子とアスカさんとの落差があまりに大きい」と憤る。

 この漫画を読んだ東洋大助教(政治学)の林大介さんは「うーん」と腕組みをしたまま困った表情を浮かべた。各政党の政策パンフなどを使って高校生が模擬投票をする活動を続けている林さんの率直な感想は「この漫画を見て投票に行こうという気持ちになるでしょうか。なぜ『若い力が必要』なのかが全く伝わってきません」。

 林さんは「漫画は社会問題を分かりやすく伝える意味では有意義なツール」と一定の理解を示す。その上で「投票を迫るだけでは、民主主義に不可欠な賢い有権者を育てることにはつながりません」と苦言を呈するのだ。(下につづく)

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 より物足りなさを感じているのは、アスカさんが「選挙行った?」と母親に尋ねているのに、母は背を向けたまま「期日前投票でお父さんと行ったわよー」と答える場面。「子どもが初めて投票するのだから、各党の政策を見比べたりして一緒に考える場面がほしい」と林さん。

 若者世代の投票率が低いといわれて久しい。その理由について林さんは「『政治は自分に関係する身近なもの』という意識が薄いから」と説明する。このパンフに収録された座談会では、若手国会議員が「白票だっていい。ぜひ投票に行ってください」と呼びかけるのだが??。

 これに対し林さんはこう強調する。「政党は政治を分かりやすく伝える努力をすべきなのに、『白票でも構わない』と言ってしまうのは、無責任。白票で投票率は上がりますが、棄権と同じ。何の意思表示にもならないし、選挙結果に影響もしない。未来が明るくなるとも思えません」

 高校の現場では、教員が文部科学省から「政治的中立」を求められ、苦悩しながら有権者教育を進めている。この漫画とのギャップは大きい。

 漫画家はどう見ているのか。皮肉やユーモアの利いた4コマ漫画で知られるやくみつるさんは「10?20歳代は世間のしがらみに毒されていない純粋な投票行動が可能な貴重な世代」と若者世代に期待する。そして「私が漫画で投票を呼びかけるなら」と一呼吸置き、こう語った。

 「若者に『きちんと考えて投票しないと、こんな暗い未来が待っているぞ』と負の側面を描きますね。若者が将来感じるであろう社会の不公平さへの憤りを先取りして、知らせたい。例えば『コネを使った就職が横行する世の中でいいのか?』とかね」

 前出の堀さんは、もう一つ深刻な問題点を強調する。「自民党の女性観が浮き出ている」というのだ。

 自民党は昨年4月、「ほのぼの一家の憲法改正ってなあに?」という漫画を発表。曽祖父、祖父、父、母、孫の一家が登場し、主に曽祖父が現行憲法の問題点を解説する。母親(29)は、憲法記念日の新聞の「憲法改正」の見出しに「私は不安で仕方ないのよ?っ。憲法改正なんて?っ」と泣き出し、夫や祖父が改憲についての態度をごまかすと「そんなんで家族が守れんのかああーっ」と怒り出す。

 また安保関連法制が国会で議論されていた時には、ショートアニメ「教えて! ヒゲの隊長」を作製。女子生徒「あかりちゃん」が「日本は戦争に巻き込まれちゃうの?」といった素朴な疑問を投げ掛け、元自衛官の参院議員、佐藤正久氏が答えるものだ。

 堀さんはこう指摘する。「これらの漫画、アニメでは『知識ある男性』と『無知な女性』という性役割が描かれ、女性を一段低く見る姿勢が貫かれています。かつてポスターで主張したように、まさに『ブレない』自民党です」

 このアニメを巡っては、隊長があかりちゃんに論破されるパロディー版の動画がインターネット上に投稿され、100万回以上再生された。堀さんは「これほどヒットしたのは、『無知な女性』を描く自民党へ、多くの人が反感を抱いたことも一因ではないでしょうか」と分析する。ことは女性の尊厳の問題に及ぶのだ。

 「若者は軽いノリでいい」。自民党がそう考えているなら、大きな勘違いと言わざるを得ない。(毎日新聞16年6月2日)』

* * * * *

 どうか自民党をはじめ各政党が、これ以上、主権者である国民をナメないように、特に若者や女性をバカにした政治や言動を行なわないように、「あいつらをバカだと思って、軽く扱ってるとヤバイぞ」と思せるような投票行動をして欲しいと願っているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2016-06-04 02:57 | 民主主義、選挙 | Trackback

参院1人区の野党共闘ほぼ完成。民進が共産に譲る&岡田が代表で正解かも

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【いよいよ今日から、テニスの全仏OPがスタート。フェデラー欠場のため、錦織圭は第5シードに。TOP4だとマレーのブロックにはいっている。(またガスケがいる~。)
 何と錦織は、1回戦からセンターコートに登場。相手のボレリは今こそ116位だが、昨年、一昨年とフルセットでようやく勝った相手。(しかも一昨年の全英は日没S、休日をはさんで3日がかりの試合だったのよね.^^;)すごいバックハンドの持ち主で、油断できない選手だ。本日20時。地上波でも中継がある!(・・) (テレ東、やっと中継日時に恵まれてよかったね~。(ノ_-。))
 この他に、男子はダニエル太郎。女子は、土居美咲、奈良くるみ、日比野菜緒、大坂なおみの4人が出場する。みんな、p(*^-^*)q がんばっ♪です。

 あとmewの学生時代の本業(?)だったバレーボールも、昨日、女子代表が、何とか五輪出場権を得ることができた。(*^^)v祝 (試合に負けたから、本当はお祝いムードでもないんだけどね。(~_~;) う~ん、今のままじゃ、メダルは、いや決勝Tも厳しそうだけど。(最終的なメンバー選定も難しそう?)ケガに気をつけて、ガンバ!o(^-^)o】

* * * * *

 さて、今週は伊勢志摩サミットが行なわれることから、国会の方はほぼお開きムードになっている様子。
 各党の関心は、もはや7月10日に投開票となる可能性が大きい参院選のことに向いているのではないかと思われる。<もしかして6月1日解散で、衆院も同時選挙になるのかとドキドキしながら?^^;>

 そんな中、参院選に関して、めっちゃ大きなニュースが飛び込んで来た。(@@)

 参院選の香川県の選挙区で、民進党が候補予定者を取り下げ、野党側からは共産党の候補者が1人出馬することに決まったとのこと。このことには、2つの大きな意義がある。

 一つは、参院選の1人区はすべて、野党候補が1人だけ立つことになったということ
 そして、もう一つは、民進党や社民党、生活(無所属含む)だけでなく、共産党の候補を野党側の候補として立てることに決めたということだ。(**)

 これで民進、社民、生活、共産の野党4党の参院選での選挙協力は、ほぼ完成したわけで。その他の選挙や国会運営などでの協力体制にも、野党勢力全体に大きな力を与えると思うし。
 「民共」の協力をおそれて、何とか両者を引き離そうとさんざん悪口を言いまくっていた自公与党は、内心、かなりビクビクしているのではないかと察する。_(。。)_

* * * * *

『民進党は20日、夏の参院選香川選挙区(改選数1)で推薦を決めていた県議の擁立を取り下げた。同選挙区では共産党の新人、田辺健一氏(34)が事実上の「野党統一候補」となる。32ある1人区で共産党候補への一本化は初。野党共闘を呼びかける共産党主導の構図が一段と明確になった。これを受け調整中の三重、佐賀両選挙区は民進党候補に一本化する方向となり、32全てで野党共闘が実現する見通しとなった。

 出馬を辞退した県議は民進党所属で、党香川県連が20日に発表した。田辺氏への一本化を強く求めていた共産党に民進党が譲歩した形だ。岡田克也代表は同日の記者会見で、田辺氏への推薦は「白紙だ」としながらも、県議の判断を「勇気ある撤退」と表現し、共産党への配慮をにじませた。

 これまで野党の統一候補が実現した1人区は29あったが、民進党公認13人、無所属16人で、共産党候補はゼロだった。同党の志位和夫委員長は20日、記者団に「相互に支援する野党共闘は最も力を発揮する。1人区の全国の戦いに大きなプラスの影響をもたらすことは間違いない」と語り、香川での一本化を歓迎した。(産経新聞16年5月21日)』

* * * * *

『香川では民進党の県議が無所属で立候補する予定だった。同党香川県連代表の小川淳也衆院議員は20日、香川県庁で記者会見し「一本化の協議が整わない中で撤退を決断した」と説明した。

 1人区の野党統一候補は民進党公認が15人、無所属が16人。共産党はこれまで自前の候補予定者を取り下げるばかりだったため、香川では民進党に譲歩を迫っていた。各地で共産党が持つ「固定票」に期待する民進党としても、「自分たちの候補で一本化したいという強い思いは当然」(枝野幸男幹事長)と最後は配慮せざるを得なかった。

 共産党の志位和夫委員長は20日、「全部の選挙区(1人区)で野党統一候補がかなりはっきり見えてきた」と記者団に語った。残る三重、佐賀でも民共両党の協議は大詰めを迎えている。おおさか維新の会が公認候補を立てる奈良では野党系候補が競合するが、それ以外の1人区は事実上、与野党一騎打ちの構図になる見通しだ。(毎日新聞16年5月21日)】

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 このニュースもそうなのだが。mewは、先週の党首討論や近時の選挙や国会での野党協力に関する報道を見て、しみじみと岡田克也氏を民進党の代表に選んでおいて、本当によかったな~と思っていたりするのだ。(++)

 岡田氏は代表選の時に「日本を民主主義、平和主義を守るために安倍政権に対峙する」ことを第一の公約に掲げて、民主党(当時)の代表に選ばれた。(・・)

 率直なところ、岡田氏自身は、もともとは自民党→新進党にいたフツ~の保守派の議員で。たぶん共産党にはあまり親近感を抱いてはいないだろうし。^^;
 しかも、民進党内には、共産党アレルギーを持つ保守系議員、小沢アレルギーを持つ議員が少なからずいるわけで。昨年来、党内でも隙あらば中道左派に理解のある岡田代表をおろそうと、また野党4党の共闘、選挙協力の体制を壊してやろうとする動きがチョコマカ出ていたので、党運営が大変だったのではないかと思うのだけど・・・。

 でも、さすがは、フランケンと呼ばれるほど頭が固い、頑固な原理主義者だけあって、岡田氏はその公約をしっかり守らんと、岡田執行部に反発を示す党内の保守派議員の反抗を見事に押さえて、野党の選挙協力実現にこぎつけるなどかなり頑張ってくれているわけで。<近いうちに、党首討論のことも書きたいけど。まさに野党の党首らしい主張&ツッコミだったです。(・・)b>
 
 上下の記事にもあるように、民進党内にはまだ不満の声があるのだが。もう参院選の告示まで1ヶ月しかない中、岡田&枝野執行部がいかにリーダーシップを発揮して、党内をまとめて行くか&他党とうまく協力して行くか・・・。mewは、日本の将来はそこにかかっていると言っても過言ではないと思っている。(**)

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 話を戻すと・・・mewは、かねてより、野党による選挙協力、共闘が成功するか否かの鍵は、他の政党が共産党の存在、立場をきちんと尊重できるかどうかだと主張して来た。(・・)

 12年末の衆院選以来、安倍自民党が一強多弱状態が続いている大きな要因は、同じ選挙区に複数の野党候補者が立って、票を食い合っていることにある。(~_~;)
 それゆえ、次の参院選の一人区では(できれば衆院小選挙区の多くでも)、共闘している野党4党からひとりだけ候補を出す形にして、与野党のガチンコ勝負に持ち込み、当選者の数も増やしたいのであるが・・・。

 民主党内の共産党と協力したくない保守派議員の中にも、「全選挙区に候補を出馬させている共産党に、できるだけ候補者を取り下げて欲しい」「自分たちが共産党に選挙区を譲ったり、応援したりするのはイヤだ」「共産党からの推薦やオモテだった応援はされたくないけど、陰で共産党支持者が応援や投票することは拒まない」などと臆面もなく言う人たちがいて。
 mewはそれを目や耳にするたびに、「何て身勝手な&失礼なやつらだ!」と怒っていたのである。(ーー)

* * * * * 

 昨年10月には、長島昭久氏がブログにこんなことを書いていたと言うし。

「(岡田氏が)デモ隊の先頭に立ち、共産党委員長と手を取り合って万歳する姿を見た多くの方々から『民主党はいつから共産党と同じになってしまったの?』と懸念をぶつけられた」「こんな民主党に成り下がってしまったことが残念でならない」(産経15.10.14)

 今月には、次の代表を狙っている元幹事長の細野豪志氏が、米国や国内の会合でこのような話をしていたとのこと。

『米国を訪問している民進党の細野豪志元環境相は3日午前(日本時間3日夜)、ワシントンのシンクタンクで自民党の小野寺五典元防衛相らとともに講演し、共産党との選挙協力について「米国の方々は民進党が共産党と協力をするというと違和感を持つかもしれないが、共産党と政権をともにすることはあり得ない」と強調した。
 さらに「選挙協力という言葉も使っていない。共産党が自らの判断で候補者を出さないことについてはプラスになるので、それを認めているに過ぎない」と述べた。(産経新聞16年5月4日)』

<この「共産党が自らの判断で候補者を出さないことについてはプラスになるので、それを認めているに過ぎない」っていう言い方の何てタカビー&失礼なこと。絶対にこんなやつ、民進党の代表にはしたくないと、改めて強く思っちゃった。(@@)

 あの前原くんでさえ、北海道5区の衆院補選の時には、選挙カーの上で共産党の議員と一緒に応援演説をして、しっかりと手も握るという大事件を起こしてくれたのにね~。(ノ_-。)(『前原が共産と並んで応援(事件)~北海道5区の野党共闘進む&投票率が鍵』)>

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 実のところ、今回の香川県の話もスンナリ決まったわけではなくて。民進党の議員からは不満声がくすぶっている様子。(~_~;)

『共産党に譲歩を重ねる民進党執行部に対し、党内からは「民進、共産両党の融合が一層進みかねない」(中堅)と懸念する声も上がっている。
 民進党香川県連代表の小川淳也衆院議員は20日の記者会見で、「共産党候補が優先される事例がない中、強い思いを肌身に感じた」と語り、香川選挙区で野党統一候補の座を譲るよう求めていた共産党に配慮したことを率直に認めた。ただ、共産党候補への推薦は「ありえない」(党幹部)という。(読売新聞16年5月21日)』

『7月の参院選について、民進、共産、社民、生活の党と山本太郎となかまたちの野党4党は1人区で野党共闘を進めており、香川選挙区では当初、香川選挙区には民進党が押す岡野氏が擁立されるとみられていた。
 今回の擁立取り消しを受けて、民進党内部から戸惑いの声も出ている。香川県出身の衆議院議員、玉木雄一郎氏は21日、統一候補選びについて「共産党候補者との調整が決裂した」などとツイート。「共産党候補を推薦するようなことはありません」と綴った。(The Huffington Post 2016年05月21日)』

<小川氏も玉木氏も党内&国会の活動でガンバっているし。色々と準備をしていたと思うので、地元から民進党の候補者を出せないのは悔しいと思うけど。ここは堪えてちょ。(~_~;)>

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 

 民進党がここで共産党に譲ったのは、野党候補者の一本化が実現した29選挙区すべてで、共産党が候補者擁立を見送っていて。共産党の関係者や支持者の間で、不満の声が強まっていたからだ。(・・) 

 維新の党が分裂したため、共産党は、いまや国会で野党第2党の存在に。直近の衆参院選でも当選者を増やしているし。近時の世論調査の政党支持率のコーナーを見ると、自民党(30%台)、民進党(8%台)に続いて、共産党が5%台で第3位になっていることもあるほど。<そりゃ、共産党を軽んじ過ぎだと思うし。不満も出るはずだって思うよね。(++)>

 総合的&客観的に考えてみても、32の一人区のうち、少なくとも1/4ぐらいは共産党の候補者を立ててもおかしくないし。
 共産党側が、せめて香川の一つは共産党の候補者を立てたい(他の選挙区はさらに相談に応じるから)と強気で要求したとしても、ある意味では当たり前のことだろう。(・・)

『民進県連の関係者によると、県レベルでは、共産から岡野氏への支援が得られる感触があったという。しかし、全国で野党統一候補の擁立が進む中、共産系が皆無なことに共産党中央が態度を硬化。小池晃書記局長は5月16日、国会での記者会見で「田辺候補を野党統一候補にすることを実現したい」と明言していた。その後の党中央の水面下の折衝で、岡野氏が降りることになった。(同上)』 

『■小池晃・共産党書記局長 参院選1人区全32のうち29まで(野党候補者を)統一した。残る三つ。この三つとも野党統一候補が見えてきた。香川県では民進党候補が立候補を取り下げ、我が党の候補で事実上一本化することになった。香川県では野党協議が始まった当初から、共産党の候補にしようと相談してきた。なぜなら共産党候補が統一候補になることが、政党間の相互協力という形を明確にして、野党の共闘を力強いものにするからだ。(21日、JR山形駅前での街頭演説で)(朝日新聞16年5月21日)』
 
* * * * * 

 民進党の岡田代表&枝野代表も、かなり迷ったとは思うのだけど。(岡田氏の地元・三重選出の現職議員も絡んでいるので、色々な意味で、尚更にね~。^^;)

 先ほども書いたように、告示日まで1ヶ月しかない(てか、実際には、本格的に選挙活動が始まる6月1日の閉会まで10日もない)のだから、もうアレコレ迷うことなく、ただひたすらに安倍政権打倒を目指して、野党共闘を進めて行くしかないと思うmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2016-05-22 03:10 | 民主主義、選挙 | Trackback(1)

無所属で出馬は不利?野党共闘の課題&道5区補選、地元新聞の分析

 これは4月28日、2本めの記事です。

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【ボクシングのWBA世界スーパーフェザー級王座統一戦で、プロ転向後、一度も負けたことがなかったMYごヒイキの内山高志(36)が、12度目の防衛戦で6年3ヶ月守り続けたチャンピオンの座を明け渡すことになってしまった。(ノ_-。)

 しかも、内山の最大の魅力と言えば、日本人ボクサーには珍しく、ガンという一発で相手をKOする能力や試合運びの技術だったんだけど。まさかの2Rで3度ダウンを奪われてもKO負けを喫することに。_(。。)_ 相手がちょっと不思議な(お尻を突き出すような)フォームとリズムの選手だったので、距離や間(ま)のとり方が難しくて、やりにくい部分もあったかも知れないけど。<サウスポー相手に、ちょっと右のガードも下がりすぎだったかな。> う~ん、残念だ。(-_-;)
 もう36歳だし。再チャレンジをするのは大変かも知れないけど。<周囲で止める人もいるかも知れないし。>もし本人が納得行っていないようなら、もう一戦、させてあげたいな~とも思うです。

 尚、同日行なわれたWBA世界スーパー・フライ級タイトルマッチは、河野公平が3-0の判定で防衛。WBA世界ライト・フライ級タイトルマッチは、田口良一が11RTKOで防衛した。(*^^)v祝】

* * * * *

 北海道5区の衆院補選に関する記事・・・今回は、北海道新聞と共同通信の出口調査に関する記事と、北海道新聞の記者が選挙を振り返って行なった討論会の記事を。

 あと池田真紀氏のように無所属で立候補した場合、政党公認で出馬した場合と比べて、どのようなデメリットがあるのか、書いてみたです。

*北海道新聞の出口調査

『和田氏、20~40代の支持厚く 出口調査、無党派層は3割

 衆院道5区補欠選挙で、北海道新聞社は24日、選挙区内30カ所の投票所で投票を終えた有権者1800人を対象に出口調査を行った。自民党公認で公明党などが推薦する新人和田義明氏は、自民党、公明党支持層の大半を固めたことが当選につながった。民進党や共産党など野党4党が推薦する無所属の新人池田真紀氏は民進党、共産党の大半を固めたものの、支持に広がりを欠いた。

 和田氏は、自民党の支持層の8割以上を取り込んだ。公明党の支持層も9割固めた。無党派層からの支持は3割にとどまった。前回2014年の衆院選で故町村信孝前衆院議長に投票した人の8割から支持を得た。

 池田氏は、民進党支持層と、共産党支持層の9割以上を固めた。無党派層からも7割の支持を得たが、当選には及ばなかった。

 世代別の支持では、和田氏は20~40代で、池田氏は50代以上でそれぞれ優位だった。職業別は和田氏は「民間企業従事者」「自営業」などで、池田氏は「公務員・団体職員」「契約派遣・アルバイト」などで上回った。

 今回の補選で最も重視した課題や政策は、「社会保障」24・9%、「景気・雇用」19・4%、「安全保障問題」10・9%の順に多かった。(北海道新聞16年4月24日)』

<参考・・・共同通信の出口調査

『無党派層7割、池田氏に 和田氏は自公支持層で手堅く

 24日投開票の衆院北海道5区補欠選挙で共同通信社が実施した出口調査によると、自民党新人の和田義明氏が自民支持層の87.2%、公明支持層の89.0%を固めた。野党統一候補で無所属新人の池田真紀氏も民進支持層の95.5%、共産支持層の97.9%の票を得ており、両候補とも支持層を手堅くまとめた。
 「支持政党なし」の無党派層は、73.0%が池田氏に投票した。

 最も重視した政策を聞いたところ「景気・雇用」を挙げた人の78.0%は和田氏に投票した。「憲法改正の是非」とした人の84.7%、「安全保障問題」とした人の60.7%は池田氏を選んだ。一方、「年金・医療など社会保障」と答えた人は、和田氏が48.0%、池田氏が52.0%と回答が割れた。

 年代別では20代~40代で和田氏、50代~70歳以上で池田氏が優勢。和田氏は2014年の前回衆院選の際、義父で昨年6月に死去した町村信孝前衆院議長に投票した人の78.7%を獲得した。〔共同〕2016/4/25 日本経済新聞』>

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『衆院道5区補選 担当記者が選挙戦振り返る (北海道新聞)


 夏の参院選の前哨戦として全国的にも注目された衆院道5区補欠選挙。水面下では和田義明、池田真紀両氏の陣営で、駆け引きとドラマがあった。担当記者が検証した。

■和田氏 小泉人気が後押し/「大地効果」は不透明

■池田氏 伸びぬ投票率、誤算/市民との共闘実現

 A 最終盤まで結果が見えない激戦だったが、終わってみれば、和田氏が約1万2千票差をつけた。閣僚や与党幹部が連日、応援入りし、安倍晋三政権が総力戦で支持層をしっかり固めたことが勝因だと思う。

 B 応援に入った議員の中で断トツの人気を誇ったのが、自民党の小泉進次郎衆院議員だった。札幌市厚別区の商業施設「カテプリ新さっぽろ」前で、「みなさんカテプリという意味を知っていますか。知らない?フランス語で品質、価値という意味ですよ」と語るなど、軽妙な演説は父親の純一郎元首相譲りだった。演説会場はどこも千人以上の人だかりができていた。

 C 安全保障関連法に反対する市民団体の要請を受けて出馬した池田氏は「巨大与党対市民」という構図を演出し、北海道新聞の出口調査では和田氏より無党派層を取り込んだ。ただ、政治に無関心な層を掘り起こしきれず、投票率は目標の60%に届かなかった。

 D 無所属で出馬したため、党公認の和田氏陣営が2台認められた選挙カーが1台しか使えないなど運動に制約があったことも響いたのではないか。共産党が候補を取り下げ、野党共闘が実現したのは告示約2カ月前の2月中旬。池田氏を支援した市民団体からは「もっと早く野党が手を組めば、違う結果になったはず」と恨み節も聞かれたよ。

 A 和田氏は序盤戦の演説で、支援者に向けた感謝や意気込みばかりを話し、具体的な政策を訴えなかった。選挙の専門家から「地域に合った政策を語った方が良い」と助言され、終盤では江別の特産小麦の「ハルユタカ」などに触れるようになった。

 C 幼少期の父親からの暴力など壮絶な生い立ちが注目を集めた池田氏も序盤は、まとまりのない演説が目立った。選挙巧者として知られる民進党の馬淵澄夫元国土交通相が遊説に付き添い、日々指導していた。後半戦に入ってからは年金改革など有権者の関心の高い政策を繰り返し語った。

 B 一方で、和田氏は消費税率の10%への引き上げについて触れず、池田氏も北海道電力泊原発(後志管内泊村)再稼働の反対を明言しなかった。それぞれ、安倍政権の政策や、組織内で意見が割れている連合北海道の事情を気にして避けた印象だ。

 E 和田氏陣営では、補選での野党共闘をめぐって民主党(現民進党)とたもとを分かった新党大地の支援を得て、鈴木宗男代表や鈴木貴子代表代理が各地で応援演説を行った。ただ、北海道新聞の出口調査で新党大地支持層は1%に満たず、どこまで結果に影響があったのかは不透明だ。

 A 告示直前の札幌市議会本会議で、安全保障関連法の廃止を求める討論を行った共産党市議に自民党市議が「精神鑑定受けた方がいいんじゃないか」とやじを飛ばした。自民党の国会議員の不倫問題や失言も相次ぎ、「1強政治」の緩みを感じた。和田氏は重鎮だった義父の故町村信孝前衆院議長と違い、知名度が高くない。今後も接戦の選挙が続くようなら、こうした党内の不祥事や政権批判の影響を受ける可能性もあるのではないか。

 D 池田氏の陣営では、民進党の中でも保守的なスタンスの前原誠司元外相が選挙戦最終日の23日、共産党の小池晃書記局長と同じ街宣車に上り「共産党の議員と一緒に演説するのは初めて」と話す場面があった。池田氏の政策を紹介する民進党のチラシを共産党の関係者が配るなど、野党が別々に戦っていたこれまででは考えられない光景が見られた。ただ善戦はしたものの、勝てなかったことで、野党共闘の評価は定まらなかった。夏の参院選でも、同じような共闘が進むか注目したい。

 C 若者グループ「SEALDs(シールズ)」など市民団体と野党が共闘した選挙でもあったよね。「新しい政治の担い手」として池田氏が次回も道5区から出るのか。その場合は比例代表道ブロックでの復活の可能性を残すため民進党などの公認を受けるのかどうかが焦点となりそうだ。

 B 発信元は不明だが、選挙中、特定の政党を批判するビラがまかれたり、私生活や経歴をめぐり候補者を誹謗(ひぼう)中傷する情報が飛び交ったりした。政治不信を高めないよう、関係者にはフェアな戦いを願いたい。(北海道新聞16年4月26日)』

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 上の記事でD記者が「無所属で出馬したため、党公認の和田氏陣営が2台認められた選挙カーが1台しか使えないなど運動に制約があったことも響いたのではないか」と発言しているのだが。

 実際、国政選挙では、無所属の候補者は、政党公認の候補者に比べて、かなり不利な条件を強いられることになる。<無所属候補の乱立を抑制するためらしい。>

・無所属候補者は、選挙事務所の数が3ヶ所まで。政党候補者はプラス3ヶ所、設置できる。

・無所属候補者はTV、ラジオの政見放送に一切出られない。

・無所属候補者は掲示板以外にポスターが貼れない。政党候補者はその他に、政党分のポスターを1000枚貼ることができる。

・無所属候補者は選挙カーが1台だけ。政党候補者は政党分1台を加え、2台使える。

・無所属候補者は個人としてビラの配布は2種類・7万枚、はがきの送付は3万5千枚が認められる。政党候補者は、政党分のビラ4万枚、はがき2万枚がプラスされる。

・この他、新聞広告の段数やネット広告の出し方などなどに差が設けられている。

* * * * *

 この辺りは、改めて書きたいと思うのだけど・・・。

 池田氏は、本当は民進党所属でありながら、野党統一候補として無所属で出馬する形を選ぶことにしたのだが。その結果、実際、選挙が始まると、思いのほか不利益を実感することになったようで。選挙後のインタビューで「無所属で政党に属していないことはハンディだった」と語っていたし。

 民進党の中では、選挙前から「無所属で出馬することのメリット、デメリット」について様々な見解が出ていたのだが。選挙後、参院選で他党と選挙協力を行なった場合でも、無所属で選挙活動するのは色々とデメリットが大きいので難しいという声が出ている。^^;

『民進党の安住淳国対委員長は25日、「主軸になる政党の旗色を鮮明にして戦う手はあったかもしれない」と記者団に語った。池田氏が、選挙運動で政党公認候補より不利な無所属だったのが敗因の一つという見方だ。民進党幹部は「途中で党公認への切り替えを検討した」と明かす。

 毎日新聞の調べによると、参院選の「1人区」(改選数1、32選挙区)で野党4党を中心に協力する21選挙区のうち、11選挙区が無所属の統一候補だ。民進党には、このまま参院選に突入すれば北海道5区の教訓を生かせないという危機感がある。

 ただ、無所属候補を政党公認に切り替えると、選挙区によっては協力関係に亀裂が生じかねない。共産党の小池晃書記局長は25日の記者会見で「無所属だから各党が横並びで推せるメリットはあった。必ずしもマイナス面ばかりではない」と指摘した。(毎日新聞16年4月26日)』

 今後、野党共闘を行なうに当たって、これは重要な検討課題になりそうだ。(・・)

 でもって、これらの記事を参考にしながら、少しずつ選挙の敗因の分析や今後の課題を考えて行きたいと思っているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2016-04-28 09:40 | 民主主義、選挙 | Trackback

安倍自民、道5区の結果に不安+心強い(?)前原発言&お維の支持低下

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【テニスのバルセロナOP、錦織圭は決勝でナダルと対戦。4-6,5-7で敗れ、3連覇はならなかった。(-_-) <ナダルはこの大会3年ぶり9度目の優勝。クレーコートの勝利も過去最多だったギレルモ・ビラス(アルゼンチン)に並ぶ49とした。・・・別格ね。(@@)>

 2セットで終わったものの、試合時間が2時間を超えていたように、内容的にはフルセットに近い激戦。しかも、2人ともビッグサーバーではなくストロークが得意な選手なので、リターンやラリーの見所も十分。錦織も随所にTOP10らしいいいプレーを見せていた。(^^♪
 ただ、肝心なところでは、ナダルが一枚ウワテで。ここぞというポイントをとらせてもらえず。試合後、錦織が「先にミスをしてしまったり、力んでしまったり。ブレークチャンスを取れず、自分が焦ってしまったのが一番の原因」と語っていたのだが。それが全てだと思うです。(~_~;)
 この反省点を活かして、全仏でガンバです!o(^-^)o

 ・・・あと先の大会でマスターズ初勝利をして、2桁ランキングにはいったダニエル太郎もガンバ。(本拠地がクレー中心のスペインだしね。)】

* * * * *

 24日には、京都3区と北海道5区の衆院補選が行なわれた。(・・)

 自民党が候補を立てなかった京都3区では、民進党の現職(比例復活)だった泉健太氏が、お維、こころなどの候補者を大きく引き離して圧勝。(^^)

 北海道5区でも野党が勝って、2連勝したいところだったのだが。残念ながら、こちらは接戦ながらも、自民党候補・和田義明氏の初当選を許すことになった。(ノ_-。)

 ただ、これは『前原が共産と並んで応援(事件)~北海道5区の野党共闘進む&投票率が鍵』の続報になるのだけど・・・。

 mewは民進党の前原誠司氏が共産党の議員と一緒に街宣車に乗って応援したこと、そしてその前原氏から、この言葉を引き出せただけでもよかったと思っている。(++)

4月23日のツイートより

『小池晃 @koike_akira

札幌野党共同街宣。私は「これは事件だ。前原さんと私が一緒の街宣車に乗っている。立憲主義を否定する安倍政治を倒さなければならないからだ」
前原誠司さんは「共産党の方と一緒に演説するのは初めてだ。独裁政治を倒すためには、野党が力をあわせるのは当たり前ではないか」』

『吉岡正史 ?@masafumi_yoshi

【歴史的事件】民進党の前原さん、22:30登壇。「国会議員22年やっていますが、共産党の議員と訴えるのは初めてす。1点だけ訴えたい。安倍さんを止めるため野党は協力して、北海道5区で勝たなければならない」』

<まあ、ゆうだけ番長(or口先番長)の言うことだから、どこまで信用していいかわからないし。どうせ選挙が終わったら、党の支配権&代表の座を争って、やり合うことになるのだろうけど。
 ただ、その前に、参院選(or衆参同時選)でまた惨敗したら、もうどうにもならないんだからね。
とりあえず民進党全体で、他党との選挙協力に前向きになってくれないことには、野党共闘への道も進めることができないんだもん。(・・)>

* * * * * 

『衆議院京都3区の補欠選挙は24日に投票が行われ、民進党の前の議員で社民党が推薦する泉健太氏が、ほかの5人の新人を抑え、6回目の当選を果たしました。投票率は30.12%で、戦後に行われた衆議院の補欠選挙の中では最も低くなりました。
衆議院京都3区の補欠選挙の開票結果です。

▽泉健太(民進・前)当選、6万5051票。▽森夏枝(お維・新)、2万710票。▽小野由紀子(こころ・新)、6449票。 ▽田淵正文(無・新)、4599票。▽大八木光子(諸派・新)、2247票。▽郡昭浩(無・新)、370票。(NHK16年4月25日)』

『与野党が全面対決する構図となった衆議院北海道5区の補欠選挙は24日に投票が行われ、自民党の新人で公明党などが推薦する和田義明氏が初めての当選を果たしました。
衆議院北海道5区の補欠選挙の開票結果です。

▽和田義明(自民・新)当選、13万5842票。
▽池田真紀(無・新)、12万3517票。

(中略) 投票率は57.63%で、前回(平成26年)の衆議院選挙を0.8ポイント下回りました。(NHK16年4月25日)』

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 京都3区は、自民党の宮崎謙介氏が不倫問題で議員辞職をした分の補選。自民党が候補者を立てず、与野党対決にならなかったため、有権者の関心が薄くなり、過去最低の投票率になってしまったのは残念だが。

 ただ、「立憲主義、民主主義」の重要性をアピールして、安倍政権を強く批判していた泉健太氏がしっかり勝ったこと&超保守系で安倍シンパのおおさか維新、こころの候補をしっかり負かしたことを評価したいと思う。(**)
 
 ご存知のように、mewは、安倍首相をサポートするために作られた準与党的な超保守政党は、早く自民党と合併するか、なくなってしまった方がいいと思っているのだが。(・・)
<安倍首相らは「野党にも改憲や安保に賛成な政党がある」とアピールしたくて、こういう形をとっているのだけど。野党のふりして、与党を支え、他の野党を批判しまくるような政党がいくつもあると、国民にもわかりにくいしね。^^;>

 一昨年、維新から離れた「次世代」(現・こころ)が、もうあと数人しか議員のいない状態になっているし。昨年、旧維新から離れた「おおさか維新」も、橋下氏の引退もあって、国民からの関心や支持率がどんどん低下している様子。

 お維の馬場幹事長が、記者団に「橋下徹法律政策顧問に依存しない形で、いかに政治活動、選挙活動をやっていけるかが課題だ」と語っていたそうだが。(時事4,24より)

 お維は、橋下徹氏がいなくなってからは、国会他での失言、暴言でしか話題になっていない気もするし。大阪の地域政党としてはGOODなのかも知れないが、国会では存在価値がないようにも感じるし。今回の結果で、それが証明されたようにも思えた。(・・)

<党名に「おおさか」がついていると他の地域で期待されにくいので、党名を変えた方がいいと言ってるい人が少なからずいるらしいけど。別におおさかをはずしても、橋下氏抜きでは、政党としてさしたる期待は得られないと思うよ。(mew的には、橋下氏がいても、魅力がないんだけどね。(>_<)>

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 で、北海道5区に関しては、自公の勝因、野党の敗因などなどについて、改めて書きたいと思っているのだけど・・・。
 数字だけを見ると、両陣営とも大きく票を伸ばせなかったことになる。(・・)

 今回の補選(投票率は57.63%)は、和田氏が135,842票、池田氏が123,517票を獲得したのだが。同じくらいの投票率(58.43%)だった14年末の衆院選では、、町村が131,394票、民主・共産両党候補の得票の合計は126,498票だったわけで。
 和田氏が少し増えて、池田氏が少し減ってはいるものの、あまり大きな変化が見られかったのだ。^^; 
<たぶん和田氏が増えたのは、経済強化に期待する若手の票と、2~3万票持ってると言われたムネオ票のごく一部(何千票か?)の分ではないかと邪推するです。>
 
 しかも、昨年末に行なった情勢調査では、野党候補の池田真紀氏との間に10ポイント以上の差がついていたはずが、4月にはいってヨコ一線に追いつかれることになったため、大慌ててでテコ入れをせざるを得なくなったわけで。(・o・)

 安倍首相は官邸から地方議員や関係者に電話をしまくっていたと言うし。国会から議員秘書を延べ1000人以上、現地に送り込んで、地元の議員らと経済界、自営業者をローラー作戦で回っていたらしいし。人、もの、カネ(=利益)を総動員して動いた結果がコレだったことから、自民党としてはかなり苦戦したという厳しい印象を抱いているかも知れない。^^;

<自衛隊のチェックも(いつもに増して?)厳しかったとの話も。実際、駐屯地のある恵庭、千歳は見事に自民候補の圧勝だったです。^^;>

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 それゆえ、官邸&党幹部は、補選での薄氷の勝利に安堵しながらも、参院選に向けて、かなり警戒心を高めている様子。(@@)
 自民党は、「もし支持率が低くなかったら」「もし災害がなかったら」「もし大規模なてこ入れがなかったら」、和田氏が負けた可能性が十分あることに気づいているからだ。(・・)

『安倍総理は、北海道5区補選で自民党候補が競り勝ったことについて、党幹部に電話で、「参院選に向けて極めて重要な選挙で勝利できたのは大きい」と話しました。
 ただ、政府関係者が25日朝、「投票率が高ければ危なかった」と述べるなど、参院選に向け、与党側は組織の引き締めを急ぐことになります。
 「今回の結果におごることなく、謙虚に国家国民のために政府与党としては一致して、いっそうの緊張感を持って有権者のふたくに応えられるよう」(菅義偉 官房長官) (JNN16年4月25日)』

『自民党の谷垣禎一幹事長は、「我々の主張の方が大きな目であれば分があったことは明らかだとは思うが、これも『自民党、感じ悪いね』『この頃自民党は驕ってるね』『自民党がやっていることは少しピントがおかしいね』ということになると、(野党側による)ピンポイントの批判が力を持ってくる」と警戒し、「脇を締めて摺り足でいくことが肝要」と述べた。(自民党HPより)』

* * * * * 

 また、憲法改選実現のため、衆参2/3の議席確保を目指している安倍首相も、この結果に危機感を抱いたという。^^;

『「今後、相当引き締めていかないといけない」

 安倍晋三首相は24日夜、改めて周囲にこう決意を示した。与党候補対野党統一候補の対決という構図となった衆院北海道5区の補欠選挙は、ひとまず与党候補が勝利した。

 「(旧民主党時代も含め)民進党と共産党がこんなにずぶずぶの関係となった選挙は初めてだ。民進党はどうかしている」

 安倍首相は選挙中、こうあきれてもいた。今回、与党はその破れかぶれにも見える「民共合作」戦術を打ち破ったにもかかわらず、夏の参院選に向けて不安材料が浮上したのだ。

 それは、共同通信の出口調査によると、支持政党を持たない無党派層の実に73%が自民、公明両党が推した和田義明氏ではなく、野党候補である無所属の池田真紀氏に投票したことだ。

 「どうしてこんなことになってしまったのか」

 政府高官はこう感想を述べ、衝撃を隠さない。安倍政権の熊本地震対応が国民の多くの支持を受けている中で、無党派票が逃げていったのは、失言や醜聞をはじめとする自民党内の「ゆるみ」が影響しているとみられる。政府・与党は、5月に安倍首相が議長として主催する主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)や、それに合わせてオバマ米大統領が被爆地の広島を訪れる見通しになったことは、政権浮揚の一助とはなるとみているものの、それほど大きな効果は期待していない。

 平成28年度補正予算案の早期提出など、打てる手はすべて打つにしろ、楽観できる情勢にはない。このままでは、自民党の党是であり、安倍政権の一大目標である憲法改正に向け、是が非でも勝ちたい「正念場」である参院選への不安が払拭できないことになる。

 北海道5区補選は安倍首相にとって、野党共闘の限界を露呈させることに成功した点で、参院選での野党の連携にくさびを打つという意義はあった。

 だが、同時に無党派層による「風」は容易には得られず、むしろ対処を誤ると「逆風」が吹きかねない厳しい現実も見せつけた選挙だった。(阿比留瑠比)(産経新聞16年4月25日)』

* * * * * 

 そう。安倍シンパの阿比留瑠比氏も書いているように、今回は無党派層への対処を誤ると「逆風」が吹きかねない厳しい現実も見せつけた選挙だったのだ。(~_~;)
 
 つまり、安倍官邸や自公幹部は、もし野党共闘&市民連合が、うまく無党派層の心をつかんだら、一気に自分たちに逆風を吹くかも知れないと恐れているのであるが。
 逆に、野党側は、いかにその「逆風」を起こして行くか、党利党略をヨコに置いて、真剣に考えなければならないと思うmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2016-04-26 07:17 | 民主主義、選挙 | Trackback(2)

衆院選で自民大敗65減、民進74増の予測。野党共闘が成功すれば実現可能に

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 衆院補選に関する記事を書いたのだけど、編集(文や報道記事の切り貼り?)する際に誤って半分ぐらい消してしまったです。(ノ_-。)
 
 すぐに書きなおす時間がないので、とりあえず選挙がらみで、もし衆参W選挙を行なえば「自民大敗65議席減(225議席)民進74議席増(169議席)」になるという予測記事を。

 自民党は、北海道5区の補選でかろうじて勝ったものの、思いのほか接戦となり、色々な意味で相当のエネルギーを(人、金、物とかも)を使った様子。本地震が起きたことから、震災対策&自衛隊の重要性をアピールして、何とか振り切ったとの見方も出ているという。

 しかも、公明党の選対局長が「接戦になったことは野党共闘に一定の効果があったことを示していると考えられ、参院選に向け与党として緊張感を持って臨みたい」と、野党共闘にかなり警戒感を示していたのも事実で。
 もし野党の選挙協力さえうまく行けば、自民党の当選者を激減させることは不可能ではないと思うし。このような予測を決して笑い飛ばしてはならないと思うです。(++)

* * * * *

<見やすくするために、小見出しに☆を入れました。この記事に載っていた表は・・・
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160419-00048437-gendaibiz-bus_all.view-001に>

『衆参W選挙 全選挙区の当落「衝撃データ」を公開する!自民大敗65議席減(225議席)民進74議席増(169議席)

 現代ビジネス 4月19日(火)

 自民は前回の「接戦」選挙区で次々敗退、「民進党+共産党」の野党連合は思わぬ勝利を手にすることに。育休議員の妻・金子恵美、松島みどり、佐藤ゆかり、堀井学、平井卓也、石原宏高らはみんな落ちる。

 政界の情勢は春の空模様よりも変わりやすい。3年あまり盤石を誇った安倍政権でさえ、ひとたび風向きが変わればひとたまりもない。想定外の事態に、総理はどう決断するのか。 

☆ 異変が起き始めた

 「消費税増税慎重派の議連『アベノミクスを成功させる会』の会合が、4月6日に開かれた。安倍総理にも直接『開催OK』をもらったらしいから、総理は増税先送りの流れを作りたいんでしょう。そうなれば、必然的にダブル選、ということになる」(自民党中堅衆院議員)

 「私は、ダブル選はないと思うなあ。今の状況では勝てるかどうか分からない。それに、やれば参議院の連中は得をするけど、衆院議員からしたら、なんで今、わざわざ選挙なんだという気分ですよ」(自民党ベテラン衆院議員)

 消費税を上げるか上げないか。そして、「衆参ダブル選挙」をやるのか、やらないのか。永田町の議員のみならず全国民が、安倍総理の真意を知ろうと、その言動を固唾を飲んで見守っている。

 だが、冒頭で紹介した通り、当の自民党内部でも見方はバラバラだ。

 当然である。ギリギリまでのらりくらりとかわし、野党と国民を煙に巻いておいて、一気にちゃぶ台をひっくり返すことこそが、安倍総理の真の狙いなのだから。

 政治家の中でただ一人、総理だけが持つ「伝家の宝刀」。それが、衆議院の解散権だ。この刀は、総理以外の全員が「ええっ、どうして今! ?」と度胆を抜かれるタイミングで抜き放ってこそ、最大の威力を発揮する。

 野党も国民も虚を突かれ、右往左往しているうちに選挙をやり、一挙に圧倒的勝利をかっさらう。そうして、衆参両院で3分の2以上の議席を確保し、憲法改正に向けた態勢を作り上げる。総理にとって、今年の夏はその最後にして最大のチャンス―の、はずだった。

 しかし、安倍総理の計画は、にわかに狂い始めた。「何かがおかしい」という違和感は、当の安倍総理自身が最も強く感じ取っているはずだ。

☆ 共産党が覚悟を決めた

 総理が恐れる、これまでにない不確定要素。それが、今まさに生まれようとしている、史上空前の「野党連合」である。

 本誌はすでに、この「野党連合」の胎動について4月9日号で報じている。そこで今回は、「7・10衆参ダブル選」の実施前に「野党連合」が成立した場合を想定し、全選挙区、そして比例区の当落をシミュレートした。

 結論から言おう。弾き出されたのは、自民党225議席(マイナス65議席)、民進党169議席(プラス74議席)という衝撃的なデータである。

 表には、民進党を中心とした「野党連合」と自民党の対決構図が成立する、全国257小選挙区の当落予測を掲載した。そのほぼ全てで、前回総選挙の得票数から、数万票が「野党連合」候補に上乗せされるとすると、実に60人もの自民党候補が、落選の憂き目に遭うことになる(前回当選した自民候補が落選する選挙区が、表中のグレーの部分)。

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 本誌の予測では、自民党は衆院で65議席を減らし、単独過半数の238議席さえ割り込む。また、自民候補が落選するとみられる選挙区を眺めると、ここ数年のうちに世間を騒がせてきたスキャンダルの当事者が、数多く含まれていることに気付くはずだ。

 新潟4区で逆転予測が出たのが、「育休不倫」で世の女性の怒りを買った、宮崎謙介・元自民党衆院議員の妻、金子恵美氏だ。前回、次点の民主党候補とわずか3000票差で当選した彼女は、夫とともに「ただの人」になってしまうかもしれない。

 東京を代表する「お騒がせ議員」、松島みどり氏(東京14区)も落選の予測だ。一昨年、選挙区内で「うちわ」を配って公職選挙法違反に問われ、法相の職を辞した松島氏だが、ここ最近は国会で居眠りしたり、携帯電話をいじったりする姿が報じられている。前回以上の逆風は必至だろう。

 そのほかにも、学生時代の「いじめ体験」を自身のホームページで得意げに公言、国民の顰蹙を買った熊田裕通氏(愛知1区)。選挙のたびに選挙区を転々とし、昨年には地元支援者と金銭トラブルを起こした佐藤ゆかり氏(大阪11区)。'13年、長男が知人宅のインターホンを破壊し逮捕された、平井卓也氏(香川1区)……。

 '14年の総選挙で、自民党が291議席の圧勝を収めた背景には、ひとつには戦後最低の投票率52・7%を記録した国民の無関心が、そしてもうひとつには「抜き打ち解散」に右往左往する、野党の体たらくがあった。

 結果として、未公開株購入をめぐるトラブルで自民党を離党した武藤貴也衆院議員や、前述した「ミスター育休」宮崎謙介前衆院議員のような人々が、国政に居座ることとなった。騒動が発覚した当時は、自民党内にさえ、「やはり勝ち過ぎは議員の質を下げる」という声が上がったほどだ。

 安倍総理、そして図に乗った自民党議員が「虫ケラ」とばかりにバカにし、侮ってきた弱小野党。しかし、風向きは変わった。台風の目となっているのが、これまで他党と一線を画し、孤立主義を続けてきた共産党だ。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

 「すでに参院選の1人区について『32区のうち約半分で民進・共産の協力態勢ができている』と報じられていますが、実際には25区前後で話がついた、という情報も入ってきています。

 また、ある共産党幹部は、3月に行われた野党の非公式幹部会合で『衆院選の小選挙区でも、候補者を70~75人まで絞る覚悟でいる』と宣言している」

☆ 「死票」が生き返る

 さらに前出の自民党中堅議員は、鈴木氏の言葉を裏付けるようにこう明かした。

 「私たち自民党の衆院議員にとって一番怖いのは、共産党が小選挙区で候補者を擁立しないことです。これまで共産党は意地で全国の選挙区ほぼすべてに候補者を立てていましたが、次の総選挙では、それを取り下げる公算が大きいと聞きます。

 民進党の候補に共産党支持者の票が100%乗るとは思いませんが、前回共産党が2万~3万票取った選挙区で、地盤が弱い自民党の議員は不安がっています。共産党が民進党と一枚岩になれば、相当な強敵になる」

 前回の総選挙では、共産党は全国の小選挙区で約700万票を獲得しながら、1議席しか獲得できず、ほとんどが「死票」になっていた。その隠れた一大勢力が、1200万票以上を持つ民進党に、事実上合流する。

 一方で自民党は、直近2回の総選挙で約2550万前後の票を得てきた。民進党と共産党の計1900万票に、社民党、生活の党、さらに旧維新の党の票が加われば、「野党連合」は2000万票を超える巨大な勢力に成長し、一強の自民党に肉薄することになる。

 民進党と共産党の完全な統一候補擁立・選挙協力が、来るダブル選で実現したら―実力以上の「勝ち過ぎ」で議員になった自民党現職候補たちは、ひとたまりもない。

 事実、前回・前々回の総選挙を比較すると、自民党の総得票数がおよそ20万票減った一方で、共産党の得票は1・5倍に増え、700万票に達している。「無党派層が共産党に入れる」という、これまでの選挙ではとうてい考えられなかった事態が起きているのだ。民進党議員はこう語る。

 「岡田(克也代表)さんや枝野(幸男幹事長)さんは、表では『共産党とはそう簡単には組めない』と言っていますが、これは自民党に対するカモフラージュの部分も相当あると思うんです。

 例えば、参院への鞍替え出馬が決まりかけていた新潟の菊田真紀子に、枝野さんは先月になって急遽、立候補を取り下げさせたのですが、これは『共産党との協力が見込めるので、菊田をダブル選で衆院新潟4区に出せば、今回は金子(恵美)に勝てる』と読んだから。そういう計算を、実はウラでやっている。

 共産党の側も、表では『比例の票を分配しろ』と言うけれど、実際には全然そんなことはない。『ここだけはという選挙区だけ譲ってくれて、選挙のときに民進党幹部が応援に来てくれれば、共産党員には説明が立つから』と言っています」

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☆ 安倍に残された時間は短い

 '09年、そして'12年の総選挙で、何が起きたか思い出してほしい。投票した国民の側が、「こんなに勝たせるつもりじゃなかったけど……」と驚くほどの「大逆転圧勝劇」が演じられ、いともたやすく政権交代が実現した。これが、オセロのように一気に情勢がひっくり返る、小選挙区制の恐ろしさである。

 この先、株価の急落や急激な円高などで経済状況が悪化し、安倍政権の支持率が一気に下がるようなことがあれば、「野党連合」にさらなる風が吹く。自民党が2割、3割と票を減らせば、総獲得票数は逆転し、自公が200議席を割るシナリオも現実味を帯びる。

 安倍総理の総裁任期は―「3選禁止」という自民党の内部規定そのものを変えない限りは―あと2年半。「憲法改正」というあまりに高いハードルを越えるためには、もはや悠長なことは言っていられない。その上、アベノミクスが後退局面に入った今、解散の決断を遅らせれば遅らせるほど、自民党には不利になる。安倍総理に残された時間は長くないのだ。

 衆参ダブル選の「Xデー」と目される7月10日に向け、永田町はすでに臨戦態勢に入った。

 「選挙の準備は進めています。ポスターもビラも作り直しました。先輩議員と会うたびに、『キミたち、選挙対策は大丈夫?』と言われてますからね」(自民党若手衆院議員)

 盤石の強さを誇る小泉進次郎衆院議員も、この春に選挙ポスターを新調した。

4月補選で自民が負ければ
 また、自民党きっての実力者・二階俊博総務会長をはじめ、「衆参同日選、総理はやる気だ」とほうぼうで吹聴する議員も現れている。総理といえども、周囲の思惑にがんじがらめになって、いつの間にか解散という宝刀を「抜かされる」こともあるのが、一筋縄ではいかない政局というものだ。

 安倍総理の最終判断は、衆参ダブル選の「前哨戦」、北海道5区の補選にかかっている。現在、4月24日の投開票に向けて追い込みがかけられているところだが、ある自民党議員は「余裕だと思っていたけれど、けっこう厳しい」と漏らす。

 「候補者は町村(信孝前衆院議長)さんの娘婿ですが、苗字が『和田』だから、町村さんの支持者からイマイチ親近感を持たれていない。

 それに、細田派(旧町村派)の議員には『必ず1回は応援に入れ』と指示があったんですが、全然統制がとれていないんです。同じ地元企業に5回も6回も議員が行くもんだから、『どうなってるんだ』と選対にクレームが入ってきている」

 たったひとつの失敗が、盤石の政権に小さな穴をあける。そこから吹き込んだ微風は、やがて嵐となって全国を呑みこみ、景色を一変させる―。

 人生最大の賭けに出ようとしている、安倍総理の眠れぬ夜は、まだ当分続くだろう。 「週刊現代」2016年4月23号より』

* * * * *

 何とかこの予測を現実のものにするために、さらなる野党の頑張り&いい形での野党共闘の促進を後押しして行きたいと、また皆さんにも後押ししていただきたいと願うmewなのだった。(@@) 


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by mew-run7 | 2016-04-25 09:02 | 民主主義、選挙 | Trackback(1)

前原が共産と並んで応援(事件)~北海道5区の野党共闘進む&投票率が鍵

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【テニスの錦織圭が、2連覇中のバルセロナOPで決勝に進出。相手はクレー大得意&復調著しいナダルだ。(・・)koro-chiki ja naiyo!
 錦織は今大会(mewの指示をきいて?)、スピードよりコース重視のサーブに変えてファースト・サーブの確率を上げている分、プレーが安定。ここ1~2年、全仏王者・チャンの指導でクレーが得意になって来ているので、いい試合を見せてくれることを&できれば勝って3連覇を果たしてくれることを期待している。(^^♪

 あとフィギュアの宇野昌磨が、世界で初めて公式戦で4回転フリップを決めたとのこと。(*^^)v祝(難易度・アクセル>ルッツ>フリップ>ループ>サルコウ>トゥループ)
 実はmew、この間、真央ちゃんや昌磨くんが出てたスターズ・オン・アイスを見に行ったんだよね。(^^ゞ】

* * * * *

今日24日は衆院補選の投票日。どうか北海道5区、京都3区の有権者の方々は、投票に行ってください。m(__)m

<24日は石狩管内でおおむね晴れ、最高気温は平年並みの15度まで上がるとの予報。投票日和ですね。(^^♪>

 特に北海道5区は、自公vs.野党4党のガチ対決になって注目を浴びているところ。この結果が、今後の政局に大きく影響するとも言われている。(@@)

 mewとしてはもちろん、野党候補の池田真紀氏に勝って欲しいのだけど。心配なのは、投票率がどこまで伸びるかということ。^^;

 一般的に、投票率が低いと、組織票のある政党や与党に有利、投票率が高ければ、無党派層の票が占める割合が多くなる分、野党に有利になりやすいと言われている。

 実際、自民党の町村信孝氏の牙城と言われていたこの北海道5区で、09年に民主党の小林千代美氏が勝った時の衆院選の投票率は76%以上だったわけで。今回も60%を下回った場合は、自公候補が勝つ可能性が高いと見られているようだ。(-_-)

<同様に、安倍自民党が12年、14年の衆院選で圧勝しているのも、投票率が低いから。自民党は惨敗した09年と比べてさほど票数が増えていないものの、投票率が低く野党の票数が減っている&複数野党の間で票が割れた分、当選者が増えてしまったのだ。_(。。)_
 ただ、支持率も議席数も野党第二党になった共産党も組織票を持っているので、もし野党の選挙協力がうまく行けば、次の衆参院選は少し展開が変わって来るかも知れないのだ。(・・)>

* * * * *

 地元の北海道新聞も、投票率がどうなるのか気にしているようだ。(++)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160417-00010000-doshin-hok.view-000
<最近5回の衆院選道5区の投票率と主要候補の得票の表・・・コチラに>

『24日投開票の衆院道5区(札幌市厚別区、石狩管内)補欠選挙で、新人2氏の各陣営による投票率の見通しが分かれている。自民党の和田義明氏(44)=公明党、日本のこころを大切にする党、新党大地推薦=の陣営は、補選は全国一斉の選挙より有権者の関心が高まりにくいとし、2014年の前回選挙の58・43%を下回ると予測する。一方、無所属の池田真紀氏(43)=民進党、共産党、社民党、生活の党推薦=の陣営は、夏の参院選の前哨戦として注目を集めていることを踏まえ、前回を上回るとみる。

 衆院道5区では過去、補選も含め8回選挙が行われた。投票率が最も高かったのは民主党(現民進党)が政権交代を実現させた09年の76・32%。最低は10年補選の53・48%だった。
 11日現在の選挙区の有権者数は45万5780人。投票率を60%とした場合、当選ラインは約13万7千票となる。(北海道新聞16年4月17日、全文は*1に)

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『道5区補選、勝敗の鍵は投票率 和田陣営、「期日前へ」訴え票固め/池田陣営、札幌中心部で投票PR

 衆院道5区(札幌市厚別区、石狩管内)補欠選挙は24日に投開票される。大接戦のまま終盤を迎え、与野党の両陣営とも「投票率が勝敗の鍵を握る」と分析。組織票を固めたい与党側は「期日前投票で勝負を決める」と力を込め、無党派層を取り込みたい野党側は「投票率が上がれば勝てる」と意気込む。

 「期日前投票は行かれましたか。ぜひ投票所へ足をお運びください」。自民党公認で公明党などが推薦する新人和田義明氏(44)が22日に厚別区で開いた街頭演説で、地元選出道議は支持者にこう呼びかけた。

 和田氏の支持層は、義父の故町村信孝前衆院議長の後援会関係者や、公明党の支持母体の創価学会、千歳、恵庭両市の自衛隊関係者ら。票固めには「(投票日を待たず)期日前投票に行ってもらうのが確実」(陣営幹部)。熊本県を中心とした地震に関心が集まる中、高い投票率は期待できないとの観測も広がる。ある道議は「身内をどう固めるかだ」と気を引き締める。

 一方、民進党や共産党など野党4党が推薦する無所属の新人池田真紀氏(43)の陣営は、投票率向上を促す取り組みに力を入れる。22日には市民団体が、5区管内の有権者が多く勤務する札幌市中心部を練り歩き、投票日を書いたチラシを道行く人に配布した。

 道5区では、2005年の小泉政権の郵政選挙を除き、投票率が上がるほど、野党候補の得票合計も積み上がる傾向にある。池田氏は無党派に強みがあるとみる民進党幹部は「投票率アップで当選を引き寄せたい」と強調。悪天候は投票率低下を招きかねず、陣営内には雲行きを案じる声も出る。(後略)(報道センター 上野香織、五十嵐知彦)(北海道新聞16年4月23日)』

* * * * * 

 昨日は、両陣営とも閣僚クラスや党幹部の議員を送り込んで、「最後のお願い」に懸命だった様子。(++)

 今回の北海道5区の補選は、今後の野党共闘がうまく行くかどうかを占う意味でも重要な選挙になるわけで。与野党からも、世間からも注目されているのだが。<mewもね。(・・)>
 特に関心が集まっているのは、果たして民進党(の保守派)と共産党がうまく協力できるかどうかということ。(@@)

 もともと民進党の保守派議員の中には、共産党とは協力できないと公言する人がいるし。自公与党も、民進党と共産党が協力するのを恐れて、何とか妨げようと、やれ「民共合作だ」「野合だ」と批判を強めていて。
 今回の選挙でも、民進党と共産党の幹部クラスの議員が、なかなか一緒に活動しようとしないなんて報道も出たりしていたのだけど・・・。

 何と昨日は、民進党の前原誠司氏などの複数の保守派議員と、共産党の小池晃氏らが(さらに生活の山本太郎氏も)、同じ場に並んで応援演説をするシーンがあったとのこと。(・o・)

 小池晃氏が、ツイッターで「事件です」と書いていたです。^m^

『小池晃 @koike_akira

 札幌駅前野党共同街宣。松木謙公さんが司会。民進党から山尾志桜里、細野豪志、前原誠司、原口一博、石関貴史、篠原豪、木内孝胤。共産党から私と穀田恵二、紙智子、笠井亮、畠山和也、梅村さえ子。生活の党から山本太郎各氏が訴えました。事件です。
1:44 PM - 23 Apr 2016』

『小池晃@koike_akira

北海道五区補欠選挙、野党共同街宣。
ラストは17時10分から紀伊國屋書店前で。民進党から前原誠司、松木謙公、川田龍平、木内孝胤、石関貴史、篠原豪、共産党から小池晃、穀田恵二、紙智子、池内さおり。
ネット中継あります。共産党のHPから入れます。
あなたも歴史的瞬間の目撃者に!』

小池氏のツイッターには、彼らが街宣車の上で並んでいる写真が何枚も載っている。>

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『衆院北海道5区補選、与野党幹部が続々詰めかけ「最後のお願い」

 衆院北海道5区補選は、4月24日、投開票される。与党の公認候補と「野党連合」候補の一騎打ちとなり、夏の参院選の前哨戦として注目された選挙戦は、選挙戦最終日の23日、与野党の幹部が札幌入りし、有権者に支持を訴えた。

 自民党新人で44歳の元商社員・和田義明氏(公明、日本のこころを大切にする党推薦)と、無所属新人で43歳の社会福祉士・池田真紀氏(民進、共産、社民、生活推薦)の一騎打ち。環太平洋連携協定(TPP)や安全保障関連法の是非やアベノミクス、子育て政策など、安倍政権で焦点となった政策が争点となり、結果は今後の安倍政権の行方にも影響を与えるとみられる。

 和田氏陣営には23日、自民党から岸田文雄外相が現地入り。北広島市で街頭演説し、「相手もこの瞬間、必死になって戦っている。私たちも手を緩めるわけにはいかない」と力説した。ショッピングきたひろ駅前店の街頭演説には、岸田氏のほか、橋本聖子参院議員、長谷川岳参院議員、高橋はるみ北海道知事、新党大地代表代理の鈴木貴子衆院議員、前田一男衆院議員らが応援に駆けつけた。

 一方、池田氏陣営の応援には、民進、共産、生活3党の幹部らがJR札幌駅前で、同じ選挙カーに乗って街頭演説した。民進党の前原誠司衆院議員は、共産党の小池晃・参院議員と並んで演説し「独裁政治を倒すためには、野党が力をあわせるのは当たり前ではないか」と述べ、「野党連合」が推す池田氏への支持を訴えた。民進党の山尾志桜里政調会長や、生活の山本太郎氏らも池田氏への投票を呼びかけた。(The Huffington Post 16年4月23日)』

* * * * *

 何分にも、前原氏は、昨年の11月にTV番組で「共産党の本質はよく分かっているつもりだ。シロアリみたいなものだ。ここと協力をしたら土台が崩れる」と発言したことがあるほどだし。

 今回は来ていなかったけど。保守仲間の長島昭久氏も、共産党との共闘に関して、ブログなどで「共産党と手を組むのは民主党の自殺行為だ」「こんな民主党に成り下がってしまったことが残念でならない」とか書きまくっていたりしていたわけで。^^;

 岡田代表らの執行部は彼らの反発に配慮してか、なかなか共産党との選挙協力に積極的な姿勢を見せられなかったのだけど。これで、一つハードルを乗り越えられたような感じが。(・・)

 昨日23日には、こんなニュースも出ていたしね。"^_^"

『民進、共産、社民、生活の野党4党が夏の参院選で目指す改選1人区での統一候補擁立が、32選挙区のうち半数を超える17選挙区で実現した。大半は共産党の公認候補取り下げによるもので、統一の動きはさらに加速する見通しだ。民進党幹部は「最終的にほとんどの1人区で統一させる」と意気込む。
 民進党や共産党が23日までに統一候補として発表したのは青森、宮城、山形、栃木、群馬、石川、福井、山梨、長野、岡山、山口、長崎、熊本、宮崎、沖縄に加え、今夏の参院選で合区となった「鳥取・島根」と「徳島・高知」の計17選挙区。(共同通信16年4月23日)』

* * * * *

 これで野党候補が京都3区と合わせて北海道5区の衆院補選に勝てれば、参院選に向けて、民進党をはじめとする野党陣営にも、また野党共闘にも、め~っちゃ勢いがつくのは間違いないと思うし。<仮に負けても、この共闘体制はしっかり維持して欲しいけど。>

 アブナイ国政の流れを変えて行くためにも、今夜、いい結果が見られるといいな~と、心から願っているmewなのだった。(-人-)
 
 THANKS


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by mew-run7 | 2016-04-24 06:19 | 民主主義、選挙 | Trackback

安保反対は“刹那的な世論”か?~江川紹子が民意を分析+簡単に忘れさせないぞ

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 先週、安保法案を強引に衆院通過させた後、安倍内閣の支持率が30%台に下落。不支持率が50%を超え、ほとんど社の調査で支持率を逆転した。 (゚Д゚)
(関連記事『内閣不支持が50%超えに~安保解散or辞任に追い込め!+野党は要強化』)
 
 安倍首相は、TV出演した際に「支持率のために政治をしているわけではない」と、いかにも政治家らしい台詞をエラそ~に語っていた(=うそぶいていた?)のであるが。実際には、来週からの安保法案の参院審議、9月の総裁選などを控えて、かなりヒヤヒヤしているのではないかと察する。(~_~;)

でも、安倍首相の側近たちは「大丈夫。日本の国民は、どうせすぐに忘れますから」と、首相が弱気にならないように励ましているらしい。(@@)
(関連記事・『戦後日本を壊す安保法案~国民無視、どうせ忘れるとナメてる安倍陣営に鉄槌を』)
 
 まあ、実際のところ、mewから見ても「Why Japanese people・・・?」と怒鳴りたくなるほど、日本の国民は、政治や社会の重大な問題に関して「忘れるのが早過ぎるだろ~!」と思うケースが多い。^^;

 13年末の秘密保護法案の時も、14年7月の集団的自衛権に関する閣議決定の時も、安倍政権の強引さやアブナさ、人権や国民を軽視する姿勢があんなに問題視されて、国会や官邸前だけでなく、全国各地集会やデモも行なわれて、支持率も一度は下がったのだけど。
 それでも、日本の国民は、よ~っぽど寛容なのか、記憶キープが苦手なのか(or結局、政治への関心が乏しいからなのか)、いつの間にか支持率が徐々に回復して、安倍自民党は国政選挙でも圧勝してしまうわけで。
 それじゃあ、安倍陣営が「どうせ来年の参院選まであと1年あるので、国民はそれまでに安保法案のことなんか忘れちゃいますよ」「国民の関心が高い五輪のネタを目の前にぶら下げれば、そっちに飛びつくのでは?」などとアドバイスしてたとしても、不思議はあるまい。(>_<)
 
<本当は、昨年の閣議決定の前から、安保法案の集団的自衛権の部分は違憲だと。砂川判決を根拠にするのは誤っているとわかっていたのだから、その頃から、もっと野党や専門家やメディアが、今の半分ぐらいでも頑張ってくれていたら&国民も抗議してくれていたら、14年末の衆院選の結果や安保法案作りの流れも変わっていたと思うんだけどね~。(-"-)butsu butsu>

* * * * *

 ただ、最近の安保法案に抗議する様々な活動や、その広がり方を見ていると、もしかしたら「今度は国民は、簡単に忘れないかも知れない」「反対運動も一時的なもの、刹那的なものでは終わらないかも知れない」と期待を抱いてしまうところがある。(・・)

 でもって、江川紹子氏が「安保法案反対は“刹那的な世論”か」という視点から、内閣支持率や国民の動向を分析している記事を見つけたので、ここにご紹介したい。(**)

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安保法案反対は“刹那的な世論”かーー内閣支持率が証明する、個々人の集積としての民意

  江川紹子/ジャーナリスト Business Journal 7月24日(金)

 安全保障関連法案の衆議院可決後の各種世論調査では、安倍晋三内閣への支持率が急落している。

毎日新聞 支持35%(前月42%)/不支持51%(前月43%)
共同通信 支持37.7%(前月47.4%)/不支持51.6%(前月43.0%)
朝日新聞 支持37%(前月39%)/不支持46%(前月42%)
産経・FNN 支持39.3%(前月46.1%)/不支持52.6%(前月42.4%)

 政府・与党も、衆院で安保関連法案の採決を強行する際には、支持率低下は織り込み済みだったろう。これまでも、特定秘密保護法の成立時や消費税増税の延期を理由に衆院解散した時には支持率が低下した。だが、その後支持率は回復し、選挙にも大勝した。

 今回も、いずれ支持は回復すると踏んでいるのか、安保法制についての強気な姿勢を崩していないように見える。自民党の高村正彦副総裁は、NHKの番組で「刹那的な世論だけに頼っていたら、自衛隊も日米安保条約改定もPKO法もできなかった。国民のために必要だと思うことは、多少支持率を下げてもやってきたのが自民党の歴史だ」と胸を張った。

 高村氏が例示した中で、1960年の日米安保改定は、安倍首相の祖父・岸信介氏が総理大臣として主導した。今回の安保法案を語る時にしばしば引き合いに出され、安倍首相と岸氏を重ね合わせる見方も多い。60年の安保改定では、労働組合や全学連による反対運動が盛り上がる中、岸政権は新条約案の採決を急いだ。国会に警官隊を動員し、スクラムを組んで採決に反対する社会党議員をゴボウ抜きにする荒っぽい強行採決で衆院を通過。反対運動はさらに激化し、デモ隊が警官隊と衝突して死者が出た。岸政権は国民の支持を失い、退陣に追い込まれた。

 この時も、「刹那的な世論」に反して安保改定を押し切ったことは、「結局、国民のためになったではないか」という自負が高村氏の言葉からにじむ。

 また、60年安保闘争を知る人からは、国会周辺に押し寄せたデモは、今回の安保法案反対デモのような「ちゃちなものではなかった」などと、当時を懐かしむような声も聞こえてくる。

 確かに、60年安保の際には、主催者発表で33万人、警視庁発表で約13万人がデモに繰り出し、国会を取り囲んだ。一方、今回の安保法案が衆院で可決された時も、国会前で反対の声を挙げた人たちは、主催者発表でも「入れ替わりも含め10万人」。ただ、労働組合などに動員された人たちも少なくなかっただろう60年安保の頃の33万人と、組織には所属していない個々人の意思で集まった10万人を単純に比較することはできないように思う。今のデモが、かつてのような暴力的なぶつかり合いにならないのは、「ちゃち」だからではなく、国民の表現方法や当局の警備手法が進化した証しだろう。

 ●60年安保改定と今回の強行採決の違い

 実は60年安保の頃は、国会内外の反対運動は激しかったが、それは国民全体が反対で燃え上がっていたわけではなかった。

 例えば、60年1月に行われた朝日新聞の世論調査。安保改定に関連していくつかの質問をした後、「結局、安保条約が改定されるのは、よいことだと思いますか、よくないことだと思いますか」という問いに、「よいことだ」と答えた人は29%で、「よくないことだ」の25%を上回った。さらに多かったのが、「わからない」40%だった。

 同年3月の毎日新聞の世論調査でも、安保新条約を国会で承認することについて「承認するのがよい」15.8%、「承認はやむを得ない」18.8%で、是認する意見は合わせて34.6%となり、「承認しないほうがよい」の27.9%を上回った。ここでも、「わからない」が31.4%を占めている。

 衆院での強行採決がなされた直後の朝日新聞の調査では、岸内閣への支持は17%、不支持は48%。退陣したほうがよいと考える人は58%に上った。不支持の理由としては、「世論を聞かず独裁的だ」が一番多かった。(下につづく)

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 このように、強引な政権運営に批判が集中したが、安保改定についての反対世論は、最後まで高まらなかったようである。岸氏が退陣し池田勇人内閣となった直後に実施された毎日新聞世論調査(1960年7月末)では、新安保条約発効について、33.9%が「やむを得ない」と答えた。「よい」15.3%と合わせると、49.2%が是認しており、「よくない」の22.1%を大きく引き離した。この時点でも「わからない」と答えた人は、26.6%もいる。

 世論調査の結果を見る限り、国民の大多数は、安保改定を仕方なく受け入れたり、よくわからないのであえて反対はしない、という立場だった。したがって、政府・与党は「刹那的な世論」に抗して安保改定を敢行したとはいえないだろう。

 一方、今回の安保関連法案はどうか。

 各種世論調査では、軒並み法案への「反対」が「賛成」を上回っている。今月初めに行われた読売新聞の調査のように、「安全保障関連法案は、日本の平和と安全を確保し、国際社会への貢献を強化するために、自衛隊の活動を拡大するものです。こうした法律の整備に、賛成ですか、反対ですか」という、露骨な誘導質問を用意していても、「反対」は50%と、「賛成」36%を上回った。今国会での成立については、「反対」は63%に達し、「賛成」は25%だった。「わからない」など、回答を控える人の割合が少ないのも、60年安保の時とはまったく違う。

 国会前に繰り出す人々の数は、確かに60年安保の時に比べれば少ないかもしれないが、法案の中身を一人ひとりが考えたうえで、「反対」の意思表示をしていることがうかがえる。

 今回の安保法案に関する憲法論議に火をつけた憲法学者の長谷部恭男・早稲田大教授は、7月19日付朝日新聞での対談で、次のように語っている。

「首相は委員会採決の直前に、『国民の理解が進んでいる状況ではない』と答弁しましたが、私は、国民の理解はむしろ進んでいると思います。法案は違憲の疑いが濃く、日本の安全保障に役立ちそうもない。そうした理解が進んだからこそ、反対の声が強いのだと思います」

●アベノミクスが支持の支え

 ところで、世論調査における内閣に対する支持・不支持の理由を見ると、今回の支持率急落は、それまでにもあった支持率低下とはちょっと様相を異にしている。

 特定秘密保護法成立直後の13年12月8~9日に行われた共同通信の世論調査では、内閣支持率が前回から10ポイント以上急落した。同法に「反対」と答えた人は5割に上った。

 この時点で内閣を「支持する」と答えた人の支持理由のトップは「経済政策に期待できる」28.0%だった。秘密保護法への反対世論は大きくても、アベノミクスへの期待が支持離れを最小限に食い止めたのだろう。

 一方、同社が今月17~18日に行った世論調査では、支持者の支持理由は「ほかに適当な人がいない」31.4%がトップ。「経済政策に期待できる」は10.6%にとどまった。また、不支持の理由で一番多かったのは、「首相が信頼できない」27.9%。秘密保護法直後の調査では、この理由を挙げた人は15.8%だった。

 アベノミクスの恩恵を感じられない人々の、経済再生を掲げた安倍内閣への期待はしぼんでいく一方で、ひたすら安保法案を急ぐ首相への不信感が膨らんでいるのだろう。野党第一党の民主党がいまだ国民の信頼を回復していないのに助けられているものの、自民党の支持率もじわじわと下がってきた。「マスコミを懲らしめる」といった自民党議員の発言や、自民党がテレビ局の幹部を呼びつけるなどの対応も相まって、「自民党、なんか危ないよね」という警戒心も生まれ、国民がずりずりと後ずさりしている状況ではないか。

 これを「刹那的な世論」、つまり目先の利益や一時的な気分で短期間に移ろう見方と評価すべきなのか、それとも安倍政権が持つ本質的な危うさに人々が気づき始めたと解すべきなのかは、見解が分かれるだろう。

 ただ、安保法案の衆院可決の直後、やはり国民の関心事である新国立競技場の計画を安倍首相が白紙撤回する発表をした。このことは世論にも好感されているが、それでも内閣支持率の低下は食い止められていない。

 世論は、それほど「刹那的」ではないかもしれない。』

 そして、今度こそ、日本の国民が簡単に忘れないようにしたいと。そのためにも、この安保法案の問題を理解している政治家や識者、メディアはもちろん、私たち一般国民も全力で、安倍政権&安保法案のアブナさを訴え続けて行かなければと、改めて思うmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2015-07-25 07:52 | 民主主義、選挙 | Trackback(3)

日本の民主主義の真価が試される~安倍の解釈改憲、勝手なルール変更が許されないわけ

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】



 いよいよ今日15日の夕方、安倍首相が、集団的自衛権の行使に関して、政府の考え方を説明するため記者会見を行なうことに。(-"-)
<TV番組表(NHK)を見たら、18時からやるみたいですね。>

 要は、安倍首相が「憲法9条は自分の考えに合わないから、わたしの内閣で変えちゃいますよ」「9条の条文は無視して、自衛隊は、海外でも武力行使をできるようにしちゃいますね」って宣言するってことなんだよね。^^;

<もう少し言うと、「自分は、GHQから与えられた戦後憲法なんてもともと認めていないし。特に9条はおかしな&ジャマな存在で。他国のような軍隊も持てない、思うように武力行使や戦争もできないし。お花畑みたいな「平和主義」なんてチャンチャラおかしいから、『最高責任者のわたし』が自分の権力を使って変えてやる~」ってことだよね。(>_<)(詳しくは後述)>
 
 しかも、これを国民に提案して、民意を問うというなら、話はわかるのだ。<だから、憲法9条の改正を発議して、国民投票で決めるべきだと言っているのよね。>

 憲法は、主権者たる国民のものであって。内閣は、憲法に関して何の権限も有していないのだから。<内閣の仕事というのは、憲法を守って、誠実に国会が決めた法律を執行し、国務を総理することなのだから。>
  
 ところが、安倍首相は、官邸にお仲間のブレーンを集めて、自分たちの考えに沿った憲法解釈を作っちゃおうと。そして、国民の意見もきかず。国会でも議論せず。連立与党の自民党と公明党が了承したら、政府が勝手に解釈を変えて、9条を実質的に改正しちゃうつもりでいるわけで・・・。
<しかも、9条が禁じていることを、OKにしちゃうんだからね。(-"-)>

 NYタイムズの社説が、「憲法は、政府の気まぐれで変更できるものではない」「今、日本の民主主義(の真価)が試されている」と書いていたのだけど。

 実際、こんなことがまかり通ったら、日本はもう立憲主義、民主主義の国とは呼べないのではないかと思うし。
 何とか日本の国民が早くそのことに気づいて、国民の力で「政府が勝手に、実質的に憲法改正をするのはダメだ」と、安倍内閣の暴挙を阻止できないものかと。このブログ+αを通じて、呼びかけたいと思っているmewなのであるだ。(**)
 
* * * * *

先週8日、ニューヨークタイムズ紙が、安倍首相が政府の解釈変更という手法を用いて集団的自衛権の行使を容認しようとしていることに関して「民主的手続きを損なう」と批判、「日本の民主主義が真に試されている」とする社説を載せていた。(@@)

『米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は8日、安倍晋三首相が憲法9条の解釈を変更し、集団的自衛権行使を容認する意向であることに関し「民主的手続きを損なう」と批判する社説を掲載した。「日本の平和主義憲法」と題した社説は、憲法9条がノーベル平和賞候補になったと紹介。安倍氏がハードルの高い改憲ではなく、解釈変更により「9条の無効化を追求している」と指摘した。

 「安倍氏の最大の政治目標は、第2次大戦後に米軍によって書かれ、押し付けられた憲法を改正することだ」とも指摘。その上で、「安倍氏は憲法が日本の主権に重い制約を課し時代遅れだと強く感じている」と分析し、「安倍氏は憲法の主要機能は政府の権力をチェックすることだと知るべきだ」と主張。憲法は「政府の気まぐれで変更できるものではない」とし、「日本の民主主義が真に試されている」と結んだ。(共同・産経新聞14年5月9日)』

<NYタイムズのサイトで社説全文を読んでみたけど、おおむね上の記事のようなことが書かれていて。最後に「安倍首相の野心を阻止することができるのは、連立与党の公明党しかない」と。(「野党8党はだらしない(or混乱した)状態にある」とも。^^;)

 で、「安倍氏はstrong hand(強権、強い力)を有している。日本はその民主主義のgenuine testに直面している」と結ばれていたのだが。このgenuine testという言葉は、mew的には「日本の民主主義の『真価が問われるor試される』という感じを受けたです。(・・)>

* * * * *

 まさに「その通り!!」と声をかけたくなるような内容でしょ。(**)

<同時に、mewはこれを読みながら、本当なら、日本のメディア(特にTV)こそが、もっとこのような問題点を国民にわかりやすく伝えて、「それでもいいの?」と問いかけて欲しいのにな~と、しみじみ思ってしまったとこがあるのだけど・・・。_(。。)_
 今からでもいいから。良心&良識のある報道関係者は、安倍会見を機に、自分たちの仕事、使命を果たすべく、頑張って欲しいです。 o(^-^)o>

 だって、そもそも憲法は主権者たる国民のものだし。国民が国家に与えたルールブックのようなものだから。
 そして、憲法の最大の役割、存在意義は、国民が国家に好き勝手なことをされて、自分たちの権利や国家のあり方が侵害されないために、そのルールブックをもとにして、国家をコントロールをすることにあるのだから。(=立憲主義&国民主権)

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 もし主権者たる国民が、憲法に記されたルールの内容が「時代や国民の要請に合わない。変える必要がある」と思えば、自分たちの手でそれを変えることはOKだけど。
 でも、国民が与えたルール守るべき国家の方が、自分たちの都合で、好き勝手に憲法の内容を変えることを許したら、国民は国家をコントロールできなくなってしまうわけで。それは、絶対に許されないことなのである。(**)

<スポーツで言えば、監督や選手が「このルールだと、自分の思うようなプレーしにくい」と言い出して、試合中に勝手にルールの変更を決めようとしているようなものなんだよね。(~_~;)
(サッカーで言えば、オフサイドが厳しいと攻撃しにくいから、「今から、1m以上前に出なければ、OKにする」と試合中に言い出すようなものかも。(>_<))>

* * * * *

 憲法というのは、ある意味で、国民の国家に対する命令書(国家が守るべきルールブック)みたいなもので。
 9条で言えば、国民が国家に「他の国と戦争をしちゃけませんよ」と命令しているようなものだし。12,13条で言えば、国家に「国民の基本的人権、個人の尊厳を最大限に尊重しなければいけません」と命令していると考えてもいい。(・・)

<統治の部分の、国会や内閣、裁判所の構成や内容なんかも、国民が国会はこのように運営しなさいとルールを与えて、それを守るように命令しているようなもの。>

 そして、その憲法ルールを変えるには、国民の代表である国会議員が発議(提案)して、それを国民の過半数の同意を得なければならないわけで。
 内閣(首相を含む)には、憲法を変える権限は何一つないのである。(-"-)
 
 内閣の役目(お仕事)は、国民に与えられたルールである憲法や、国会の作った法律に従って、それを誠実に執行したり、国の行政事務(国務)を行なったりして、国民に奉仕すべき存在であって。(いわば、会社の従業員のようなものね。>
 彼らには、国の重要なルール(憲法や法律)を作る役割や権限は与えられていないのである。^^;

 何故って、首相や内閣の閣僚は、国民に選ばれているわけではないし。<国会議員としては、国民に選ばれているかも知れないけど。首相や閣僚としては、国民に選ばれているわけじゃない。>
 その時々の政府(首相&内閣)が、勝手にルールを変えることがあっては、国民の権利を守ることができないからだ。(-"-)
<それは、過去の長~い歴史において、王様が勝手にルールを変えて、国民の権利を侵害して来たことへの反省から築かれた考え方なんだよね。(-"-)>

* * * * *

 ところが、安倍首相は、そもそも今の憲法を尊重する気がない上、人一倍、自分の思想や国家観を実現したいという思いが強いし。
 しかも、どうも自分の立場というものもわかっていないようで。あたかも王様になった気分で、暴挙をはたらこうとしているのである。^^;

 安倍首相は、日本をもっと軍事的に強い国にして、(中国に勝って)アジアのTOP、世界のリーダーとなる国にしたい。そのためにも、自衛隊を軍隊にして、日本の外でも、武力を行使を伴った軍事活動をしたいのに、あの9条がジャマで仕方がない。

 憲法の専門家の大多数は、現憲法の9条では、集団的自衛権の行使や海外での武力行使は認められないと主張しているし。これまでの政府(歴代内閣)も、ルール検討機関である内閣法制局も、そのような解釈をしているし。
 本当は9条を改正したいのだけど、国民がOKしそうにないから、それもすぐにはできない。^^
 で、「え~い、内閣で憲法解釈を変えて、自衛隊がどこでも軍事活動できるようにしてやる~
」と発想しちゃうのである。(-"-)

* * * * *

 その背景には、先日『ボコハラムと安倍らの超保守派の思想、施策の共通性~西洋思想を排除して、戦前の日本に』という記事に書いたように、「戦後の憲法や日本の仕組みを早く壊したい。なきものにしたい」という彼らの独特な思想、国家観がある。(~_~;)

「そもそも、あんなGHQに与えられた憲法は認めていないし。尊重することはできない」「戦後体制を肯定するような学者や内閣、官僚の解釈なんかにも従いたくはない。そんな解釈は、間違っている」「実際、自分の仲間はみんな、自分の考え方が正しいと。解釈改憲をしてもOKだと言っている」し、「戦後の日本を弱体化させた9条を壊すのは、自分たちの使命だ」

 それに「自分は日本の政府の最高責任者の内閣総理大臣なんだから、自分が日本の あり方を決めてもいいはずだ」「国民は安倍自民党を選挙で勝たせたのだから、自分に全てを委ねたと思っていい」「憲法に関しては、国民はまだGHQやサヨク(メディア)に洗脳された状態が続いているから、正しい判断ができないから、国民の意見をきいても仕方ない」

 彼らは、そのような仲間うちの考え方に基づいて、専門家の意見にも目をつぶり、主権者である国民の存在も軽視して、解釈改憲と手段を用いようとしているわけで。
 しかも、安倍首相は、同じ思想の仲間に「あなたしかできない。あなたは一国の総理だ」と持ち上げられ、王様気分になって、一国の総理として最もやってはならない暴挙をはたらこうとしているのである。(-"-)

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 もしこんな風に、その時々の政府が安易に憲法解釈を変更することが許容されるとなれば、首相が別の人に代わった後、その人の思想や考え方によって、すぐにまた9条の憲法解釈を変更されるかも知れないし。他の条文の解釈改憲も、次々と行なわれる可能性だって出て来るのだけど。
 そのようなことが横行すれば、国政や国民の混乱を招き、日本の政府は国民からも他国からも信用を失うおそれが大きい。(~_~;)

<他の首相に代わったら、安倍氏らの思想や考え方とは全く異なる解釈改憲をされる可能性だってあるのにね。mewは、その辺りの問題を安倍氏らがどのように考えているのか、不思議でならないんだよね。^^;> 

 もし安倍政権or超保守派による政権が続けば、今度は現憲法の「公共の福祉」も憲法解釈も、「公益及び公の秩序」にしようと。そして、政府が国益や公的秩序に資さないと判断した場合、様々な人権を制限できるようにしようと言い出す可能性だってあるのだ。 (・o・)

『ボコハラムと安倍らの超保守派の思想、施策の共通性・・・』という記事でも触れたけど。
 安倍首相&仲間たちは、天賦人権思想(人は生まれながらに、平等や自由の権利を享有しているという考え方)を認めておらず。明治憲法のように、国民の人権は国が与えたもので、国益のためなら制限しても構わないと考えているからだ。(@@)

<自民党の改憲草案Q&Aにも『人権規定も、我が国の歴史、文化、伝統を踏まえたものであることも必要だと考えます。現行憲法の規定の中には、西欧の天賦人権説に基づいて規定されていると
思われるものが散見されることから、こうした規定は改める必要があると考えました』と。

 また公共の福祉に関しても、『学説上は「公共の福祉は、人権相互の衝突の場合に限って、その権利行使を制約するものであって、個々の人権を超えた公益による直接的な権利制約を正当化するものではない」などという解釈が主張されています。しかし、街の美観や性道徳の維持などを人権相互の衝突という点だけで説明するのは困難です』『意味が曖昧である「公共の福祉」という文言を「公益及び公の秩序」と改正することにより、憲法によって保障される基本的人権の制約は、人権相互の衝突の場合に限られるものではないことを明らかにした』、『諸外国の憲法にも、公共の利益や公の秩序の観点から人権が制約され得ることを定めたものがある』と記されている。(~_~;)>

* * * * *

 実際、12年に発表された自民党の改憲草案では、「公共の福祉」という言葉は、「公益及び公の秩序」に書き換えられていて。12条の「この憲法が国民に保障する自由及び権利」に関しても、自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し、常に公益及び公の秩序に反してはならない」になっているし。(13条の個人の尊厳もね。)

 こともあろうに、自由&民主主義の国にとって、最も重要な人権とされている21条の「表現の自由」の条項にまで「公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない」という規定を付け足して、国家が制限し得るように変えてしまっているのである。(ーー)

<さっき、憲法は国民の国家に対する命令書、ルールブックだと書いたのだけど。安倍氏らは、憲法は国民が国家を縛るものではなく、国民も縛るものだと考えているので、自民党の憲法草案は、国家が国民に対してルールを与えて、命令するかのような感じの表現を用いているものが多いのよね。(~_~;)>

 ということは、安倍政権または同じ思想を持つ政権が、学説上は「公共の福祉」は「人権相互の衝突の場合に限って、その権利行使を制約するもの」なのだけど、政府は「公益及び公の秩序」という憲法解釈をとって、政府が国益に反すると思ったら、表現の自由だって、報道や取材の自由だって(ブログの自由だって?)制限しますよという政策をとることだってOKになってしまうわけで。(~_~;)

 それを考えても、やぱり政府が憲法を実質的に改正するような内容の憲法解釈変更(解釈改憲)を行なうことは、本当にアブナイ&コワイことなのである。(~_~;)

* * * * * 、

 ただ、mewがもっとアブナイと&心から残念に思うのは、この期に及んで、国民の多くが、戦後の憲政史上、最悪の凶行に及ぼうとしていることに気づいていないorさしたる関心を抱いていないことだ。^^;

 安倍首相らは、主権者たる国民の存在を無視し、その権利を侵害して、勝手に憲法9条を実質的に改正しようとしているのに・・・。
 NYタイムズの表現を借りれば、安倍首相らは気まぐれで9条を無効化しようとしていて、日本の民主主義(の真価)が試されている時なのに・・・。
 国民の多くは、そのことに注目することもなく、さほど不満も危機感も抱いている様子もなく、何だか他人事のように傍観しているような感じに見えるのである。(@@)

 それゆえ、どうか今日の安倍首相の会見を機に、多くのメディアがこのことを毎日、大きく取り上げ、多くの国民が、安倍首相が行なおうとしている解釈改憲に少しでも関心を持ったり、理解を深めたりできるようにして欲しいし。
 そして、多くの国民が、自分が主権者であること、日本が民主主義の国であることを改めて認識した上で、果たして自分たちの存在や権利をさしおく形で、安倍首相が解釈改憲を強行してもいいのか、よ~く考えて欲しいと切に願っているmewなのだった。(@@)
 
                         THANKS
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by mew-run7 | 2014-05-15 12:54 | 民主主義、選挙 | Trackback(3)

投票に行こう!参考サイト、資料&江川紹子の「こんなはずではと言わないために」


  これは12月10日、2本めの記事です。

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 昨日も、「こんなに政党があって、色々と言っていてると、どこに入れていいかわからないのよ~」「16日は用があるし、久々に棄権しちゃうかも」という話をきいたのだけど。
 
 気持ちはと~ってもわかるのだが。今回は、本当に大事な選挙だし、期日前投票もやっているので、是非、投票に行って欲しい。(・・)

 後掲する江川紹子氏が言うように、ベストの候補がいなければ、ベターの候補<mewのいう、よりマシ?)、最悪の場合は、「より害悪が小さい(less worse)」人や政党を選択するという方法でもいいと思うし。
 mewは、それこそ、いざとなったら、白紙でもいいから投票して欲しいと願っている。(**)

<白紙も意思表示の一つ。投票に行かない人が多いと、国民がナメられるようになるし。組織票の多い政党が喜ぶだけ。(-"-)
 あの菅前首相の妻・伸子さんが(菅への投票をお願いに行くけれど)「菅に入れずに、白票が増える選挙をやったらどうかとも思います。棄権はダメですよ。政治は悪いものをもっと悪くしないようにするしかない」と言っていたらしい。^^;(スポーツ報知5日>

* * * * *

 どの政党or候補者に入れるか迷っている人に、2つのサイトをご紹介したい。

 今年も、毎日新聞がボート・マッチ「えらぼーと」のサイトを公開している。
 これは、アンケート形式の質問に回答すると、自分の考えに合う政党や候補者を示してくれるというものだ。

 mewは、yahooの「みんなの政治」の衆院選特集をよく見るのだが。(ここにもマニフェスト・マッチなどがある)その中でも「候補者アンケート」なるコーナーを重視している。
 各選挙区や比例区の候補者を選ぶと、右端に毎日新聞のアンケート結果へのリンクがある。その結果を見ると、各候補者が重要な政策に関して、どのような回答をしたかが記されているのだ。

 国政にとって重要な政策は、色々とあるのだけど。迷った場合は、自分の価値観に従って、自分が一番重視する政策or最重要だと思う2~3の政策で考えが合う人や政党を選ぶといいのではないかと思う。
 
* * * * *

 mewが今回の衆院選で最も重視しているのは、「集団的自衛権の行使を容認するかどうか」「原発ゼロを目指すかどうか」ということなのだが。
 脱原発、消費税、TPPの政党別のアンケート結果も、載っている。政党別のグラフを見るために、とりあえず民主党のページを示しておく(コチラ)。
 
 原発ゼロ実現に関しては、社民、共産党、新党日本は直ちに廃止が100%。
 また、民主党、みんなの党、未来の党は約80%以上が、直ちにor一定の期限(2030年代など)をもって廃止すべきだと答えている。

<ちなみに、自民党は直ちに廃止はゼロ。一定の期限までに廃止も10%しかいない。維新の会は、50%ぐらいが一定の期限までに廃止を選んでいるのだが。石原代表が、これを公約にすることを否定している。>

 また「集団的自衛権の行使を禁じた政府の憲法解釈を見直すべきだ」という回答は、自民党が92%、維新94%、みんな85%。<この3党は、集団的自衛権の行使容認を公約に掲げている。>
 民主党は、集団的自衛権に関して「見直す必要はない」が62%で、「見直すべきだ」の27%を上回ったという。未来の党も「見直す必要はない」が5割に達しているようだ。

 憲法改正&9条改正、集団的自衛権のアンケート回答に関する記事が出ていたので、ここにアップしておきたい。

『憲法改正志向が、与野党に広がっている。全候補者アンケートで、憲法改正の賛否を聞いたところ、自民党と日本維新の会の賛成はそれぞれ98%と高く、公明党も87%、民主党は58%だった。一方、9条改正や9条解釈に関わる集団的自衛権の行使容認では、積極的な自民、維新、みんなの党に対し、民主、日本未来の党、公明各党には慎重姿勢が目立つ。

 自主憲法制定を党是とする自民党は、衆院選の政権公約で集団的自衛権の行使容認や憲法改正を盛り込んでいる。アンケートに回答した330人のうち、憲法改正に反対しているのはわずか4人。憲法9条の改正についても回答者の9割が賛成と答え、「集団的自衛権の行使を禁じた政府の憲法解釈を見直すべきだ」との回答も92%に達した。

 第三極勢力の維新とみんなの党も、自民党に近い。憲法9条改正について、維新の85%、みんなの党の82%が賛成。集団的自衛権の憲法解釈も「見直すべきだ」が、維新94%、みんな85%に上った。自民、維新、国民新3党が今回の政権公約やマニフェストで、集団的自衛権の行使容認を明記している。

 一方、憲法改正との回答が半数を超えた民主党は、9条改正の反対が67%に上り、賛成(18%)を大きく上回った。集団的自衛権の憲法解釈についても、「見直す必要はない」が62%で、「見直すべきだ」の27%を引き離している。野田佳彦首相はかつて著書で見直しにふれていたが、党代表就任とともに封印した。

 一方、共産、社民両党は、憲法改正、9条改正に全回答者が反対と答えた。日本未来の党は憲法改正の賛成が53%を占めたものの、9条改正の反対が6割に上り、集団的自衛権の憲法解釈も「見直す必要はない」が5割に達した。公明党は改憲派が8割を占めたものの、9条改正については反対94%に上っている。

 衆参両院の憲法調査会を引き継いだ憲法審査会は、昨年11月に実質審議入りし、各党が個別の条項をめぐる議論を続けている。憲法に関する毎日新聞の全国世論調査(今年8月31日から9月2日実施)では、改憲賛成は65%に上り、過去最高となった。これまでの9条改正論議だけでなく、1院制導入など統治の仕組みを見直す議論も活発化している。(毎日新聞12月8日)』


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 ジャーナリストの江川紹子氏の『選挙後に「こんなはずでは」と言わないために 五感のフル稼働を』という特別コラムが、gooニュースに載っていた。

 mewもかなり共感できる部分があったので、ここに衆院選に関するパートをアップすることにしたい。
<残りの国民審査に関する部分は、More部分にアップしておく>


『離党、移籍、結党、解党、合流……政党や所属議員めまぐるしい動きの末に、12の政党が総選挙に臨むことになった。衆議院の解散以降、できたと思ったら消滅した政党があり、慌ただしく作られた政党があり、主要政策や幹部の言うことに変 遷や食い違いがある政党もある、と言った具合で、主張や実像が分かりにくい。文字で書かれている公約を比べるだけでなく、討論会やインタビュー、街頭演説などを含め、私たちは自分の五感をフル稼働させて、それぞれの候補者や政党を見極めなければならない。

 大事なのは、「今、何を言っているか」では なく、「選挙後に、何をどうやるか」だ。予知能力などまるでない、私のような凡庸な人間が、選挙の後の数年間を予測するのは無理だ。けれども、がんばらなければいけない。なぜなら、日本は今後ますます深刻な状況に陥っていくことが予想されるうえ、最近の選挙を振り返ると、「今」話題になっている課題や、 人々の「今」の気分が結果を決めてしまい、後になって「これでよかったのだろうか」と悔やむ言葉を聞くことが多いから。

 2005年の「郵政選挙」は、小泉首相(当時)が最も力を入れていた郵政民営化を争点にするシングル・イシュー選挙になった。民営化に反対する者は「抵抗勢力」のレッテルが貼られ、選挙区に「刺客」が送り込まれた。小泉人気もあって報道はにぎやかだったが、「郵政」以外の論点をじっくり考える機会があまりなかった。小泉改革路線の「痛み」について、投票の時点で十分な議論がされただろうか。政治の課題は多岐にわたっている。メディアなどで話題になっている課題だけで判断することには、慎重でありたい。

 原発や景気対策など、自分が大事だと思う課題1点で投票先を決めても、もちろんいい。ただその場合でも、それ以外の問題についても、その候補者や政党がどういう政策を持って、選挙後に何をどのように行うかは、確認しておきたい。後から、「こんなはずじゃなかった」と言わないために……。

* * * * *

最悪の事態避けるための選択も

 2009年の「政権交代選挙」の時には、自民党政権に辟易した人々の空気が政権交代の熱を帯びて盛り 上がった。「政治主導で予算の組み替えをすれば、増税しなくても大丈夫」というマニフェストは大いに魅力的だったが、その結果がどうだったか、3年後の今、私たちは目の当たりにしている。「打ち出の小槌」や「魔法の杖」などはなかったのだ。今回の選挙でも、各政党とも明るい見通しや”いい話”をたっぷり語っている。それが「打ち出の小槌」や「魔法の杖」頼みではないか、よくよく見定めたい。

 今の日本が抱えている困難な課題は、様々な 要因や問題が組み合わさった複雑なものだ。だから、解決が難しい。なのに、それを単純化したり一つの視点だけで評価したりして、「こうすればいい」とシンプルな解決法を提示してみせる物言いを見聞きすると、私は「ちょっと待って」と言いたくなる。

 たとえば円高は日本の経済にダメージを与え、産業の空洞化を招いている、と言われている。確かに自動車や電機などの製造業にとっては大問題だ。ただ、今のように原発のほとんどを停止し、エネルギーの大半を化石燃料の輸入に頼っている中では、悪いことばかりではない。円安に動けば、輸出産業は一息つけるかもしれないが、燃料が高騰すれば電気料金 がさらに値上げとなるだろう。それは産業界にも家計にも負担になる。食料自給率が4割を切っている日本では、円安は食品の値上げにつながる。それに円高さえ解消すれば、産業の空洞化が防げるというわけでもない。この問題については、円高、円安、双方にメリット・デメリットがあることを念頭に置きつつ、対応策やその効果を評価していきたい。

 経済の問題を語るにも、財政や社会保障の問題を考えるにも、今、もっとも重視して考えなければならないのが少子高齢化の問題だ。特に、生産しつつ旺盛に消費もする年齢層が急速に縮んでいる今の状況 は深刻だ。ただでさえ消費が減っているうえに、若い人たちの所得は低い。しかも、企業は生産性を高めて厳しい時代を生き抜こうとリストラを敢行。家計はま すます逼迫し、消費はさらに低迷していく。これでは内需は減る一方だ。一方、増加する高齢者は、病気や障害に備えて資産をため込むばかりで、あまり消費せず、内需の拡大には寄与しない。

 今の悪循環を劇的に変え、景気をよくし、財政赤字を改善し、年金や医療の水準を維持しようとするための特効薬などない。女性の力を活用し、社会のニーズにあった新しい産業を育て、外国人観光客を呼 び込み、効率的な町作りを行い……。そんな様々な対策を考え、組み合わせていくしかない。若者たちが結婚して子どもを産み育てられるだけの収入が得られるようにする仕掛けも必要だ。貧困対策や子育て支援は、社会福祉の分野として語られることが多かったが、これからは大事な経済対策でもある。いずれも即効性はなく、時間も手間もかかることばかりだ。長期的な展望をもって、取り組まなければならない。そういう認識で、できるだけ具体的で効果的なメニューが豊富な のはどこの政党だろうか。おいしい話だけでなく、国民の負担についても正直に語っているのは、どの候補者だろうか……。

 今回は、「脱原発」を訴える政党が多い。エ ネルギー政策も、問題は単純ではない。確かに、ひとたび事故が起きた時の被害は途方もなく大きい。原発のない社会を作りたいというのは、国民の多くの切実 な願いだ。その一方で、貧困によって命を脅かされている人々もいる。経済のことを考えれば、「脱原発」は現実的でない、という考えもある。「命か金か」と いった二者択一のシンプルな発想では、議論は具体的にならない。今後も原発を利用していくなら、東電福島第1原発の事故が示した原発のリスクをよくよく考え、「脱原発」を目指すのであれば、それがもたらすリスクとも向き合いたい。エネルギーを確保するのに、なんのリスクも伴わない方法はないのだ。

 こうして経済やエネルギーのことを考えてみても、今の日本が抱える困難な課題は困難で、どの政党が政権をとっても、即効性のある対策は期待できない。難しいことではあるけれど、10年後、20年後を見据えながら、「今」、日本はどういう道を進むべきかを考えたい。

 とはいえ、すべての論点にわたって、自分の考えに一致する政党や候補者は、なかなかいるものではない。自分の選挙区に最善(best)の候補者がいなければ、「まし(better)」な人を探すしかない。でも、そのbetterもいなければどうする? 棄権? それとも白票を投じる?

 そういう時には、最悪の事態を避けるための選択、というのも必要だと思う。今、放っておけば起きるかもしれない最悪の事態を避けるためには、「よくない」と思える候補者の中から、「より害悪が小さい(less worse)」人を選択するというのも大事なことだと思う。

 政治とは、最悪を回避したうえで、よりよい状態に近づけていくための営みなのだから。』

* * * * *

 いつもブログに書いていることだけど。mewも投票した後、「こんなはずじゃなかった」というのが、一番よくないことだと思っている。

 こんなことをやる政党だと思わなかった、こんな政策、考えを主張している人だとは知らなかったというのが、一番、国民自身が損をすることになるし。政治不信を招く要因にもなる。

 まあ、どの政党も全ての議員が同じ考えではないし。代表や実権を握っている人が代わると、党の政策や方針がかなり変わってしまうケースも少なくない。
<実際、民主党の菅前代表と野田代表、自民党の谷垣前総裁と安倍総裁、維新の会の橋下前代表と石原代表では、基本的な理念や考え方がかなり違うし。実際、公約の内容も変わったものがある。^^;>

 でも、それこそネットその他のメディア、そして何より自分の五感をフル活動して、自分なりの価値観や基準で、何とか政党&候補者を選び、是非、投票に行って頂きたいと切に願っているmewなのである。(**)

                    THANKS

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by mew-run7 | 2012-12-10 15:58 | 民主主義、選挙 | Trackback(2)

ニコ動の党首討論&できれば野田・安倍討論も+都知事選での珍百景?


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 昨日29日、ニコニコ動画で、10党の党首による討論会が行なわれたのだが。<新党改革と維新の会は、参加しなかった。>
 
 90分の討論だったのだが、10人も党首がいると、それぞれが自分の党の主張、アピールをするだけで精一杯という感じで。各論にはいっても、ひとり1分の発言では通りいっぺんのことしか言えず。他党への疑問や批判を行なっても、それに応じる機会や時間もなく、なかなか双方向の「討論」にはならず。
 ネット界初の討論会には、最大140万人が視聴していたとのことで、その試み自体はよかったと思うのだが。何分にも参加者の数が多かったため、討論会としては、消化不良の感はぬぐえないように思えたし。^^; 
 改めて「党多杉~」と実感させられてしまったところがあった。(~_~;)

 mewが最も重視している憲法、安保軍事(特に集団的自衛権)の問題は、テーマとして取り上げられることなく終わってしまったのも残念なことだった。(-"-)
<共産党の志位委員長もそのことを気にしてか、最後に自党のアピールをする際に、これらの問題点を取り上げていたのがせめてもの救いだったけど。>

* * * * *

『もともとは民主党が首相と安倍氏の1対1の公開討論を呼びかけたのがきっかけ。これに対し安倍氏が逆提案したのが動画サイトでの討論だった。
 安倍氏は「インターネットなら(他党に配慮する)制約は少なくなる」と説明したが、民主党が「ネット右翼と言われる人たちが書き込みをして問題になっており、(安倍氏にとって)自分の都合のいい土俵で待っているみたいな話はよくない」(安住淳幹事長代行)などと難色を示す論争に発展していた。

 結局、民主党側が受け入れて討論会が実現したが、10党首が参加する形になり、「2大政党対決」をアピールして第三極勢力に対抗しようとした民主党側の思惑は外れた。10党首がそれぞれの主張を一方的に展開する場面が目立ち、党首間の討論は深まらなかった。(毎日新聞11月30日)』

* * * * * 

 正直なところ、mew個人も、野田氏と安倍氏の1対1orせめて3~4人での党首討論を行なって欲しいという思いがあった。(・・)

 野田首相としては、14日の党首討論で一定の成果をおさめたこともあってか、安倍総裁と1対1のサシで討論(タイマン勝負?)をすれば、党首力の差が出るのではないかということを期待する面があって、討論を呼びかけたのではないかと察する。

 安倍総裁は、<以前、首相を務めていた時も、14日の党首討論の前もそうだったようなのだが>、周辺のお友達やスタッフと原稿を作って、何度も決まったフレーズや質疑パターンの練習をしているようで。今回も、TVや会見、街頭演説などで、アタマに叩き込んで来たお決まりのフレーズを繰り返し主張しているのだが。

 経済金融政策や社会政策などの分野は、十分理解できていない部分があるので、ツッコまれるともろい&少しずつ発言を修正しているし。
 逆に自分が、真正保守派として最も重視している「戦後レジームからの脱却」に関わる政策(憲法改正、集団的自衛権など安保軍事、対中政策、教育再生など)の話になると熱くなり過ぎて、クチが滑ることが少なくない。<一般ピ~プルがきいたら、ギョッとしたり、クビをかしげてしまうような発言&表現をクチにしがちり、言いがち。>

 それゆえ、mewとしては、1対1の討論を行なうことによって、安倍総裁のそのような部分を、もっと露呈させてして欲しいと願う部分があったのだ。(@@)

<まあ、mew的には、野田氏も改憲や安保軍事に関しては、安倍氏に近いところがあるので、安倍氏のツッコミ役としてはイマイチだと思う面はあるのだけどね。(~_~;)>

 ただ、確かに、まだ告示前とはいえ、既に解散して選挙戦にはいっている以上、民自の党首だけで討論を行なうのは公正さを欠く面もあるし。
 安倍陣営としても、1対1の討論は避けたいという考えもあってか、自分のホーム・グラウンド(?)でもあるニコニコ動画での討論会をセッティングしたのではないかと察する。^^;

 野田首相としては、安倍陣営が設定したこの討論会に参加する代わりに、自分が呼びかけた党首討論にも応じて欲しいと考えているようなのだが。安倍総裁がそれに応じるかは「???」だ。(-"-)
 
* * * * *

 また今日は、mewが国政選挙(&大政党の党首選)のたびに楽しみにしている、日本記者クラブの討論会があるのだけど。こちらには12党の党首が参加する予定だとのこと。
 この討論会では、参加者同士がご指名で相手への疑問をぶつける時間があったり、記者がかなり厳しいツッコミをすることがあったりするので、それが楽しみ&興味深い部分なのだけど。やっぱ、これだけ参加者が多いと、うまく行くのかどうか、憂慮してしまう面もある。(-"-)

* * * * *  

 ちなみに、昨日のニコ動の討論会で、mewが印象に残った点を挙げるなら、鈴木宗男氏が元気に頑張って、野田首相に噛み付いていたかな~ということと、未来の党の嘉田代表が、小沢一郎氏について語ったことだろうか。

『嘉田氏は、20年近く政党の離合集散を主導してきた小沢氏と組むことへの疑問が滋賀県庁に寄せられていることを紹介しながらも、「私は政治家としての小沢氏を尊敬している」と信頼関係を強調。「これまで小沢氏を利用した人は自分のために利用したかもしれない」と』『「私は小沢氏の力を日本の政策実現、未来のために使わせてもらう」と述べ、小沢氏が党の実質的支配者になるとの一部の見方を強く否定した』のだ。(時事通信11月29日)

 この「私は小沢氏の力を日本の政策実現、未来のために使わせてもらう」という言い方に関して、「小沢氏を信奉する議員や支持者がどう思うのかな~」と懸念してまったところはあったが。mew個人は、このような考え方には共感できる部分があったし。また嘉田氏のある意味での気の強さ&芯の強さを感じさせられるところもあった。(・・)

<これは改めて書きたいのだけど。滋賀県知事でもある嘉田氏は、マスコミだけでなく、滋賀県民や県議会からも、国政新党の結成や小沢氏と組んだことに関して、あれこれと突き上げられているようで、大変な状況にあるみたいなのよね。(~_~;)>

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 話は変わって・・・。 昨日は東京都知事選が告示日を迎えて、候補者たちが選挙活動をスタートさせた。(**)

 有力候補とされていた新党改革代表&参院議員の舛添要一氏、前宮崎県知事の東国原英夫氏は出馬を断念し、結局、9人の候補者たちが出馬することに。

 石原前都知事が後継候補に指名した猪瀬直樹副知事(自民、公明、維新推薦)が、最有力視されているのだが。脱原発&脱石原都政を唱える宇都宮健児氏(社会、共産、未来推薦)にも注目が集まっている様子。
 この2人を、前神奈川県知事の松沢成文氏、前自民党衆院議員の笹川尭氏が追う展開になっているようだ。
 
<尚、民主党とみんなの党は、自主投票に。民主党の菅直人前首相は宇都宮氏を支持することを発表している。>

* * * * *

『石原慎太郎前知事の辞職に伴う東京都知事選が29日、告示された。4期13年余り続いた石原都政の刷新か継承かが大きな焦点だ。東京五輪招致の是非や脱原発についても論戦が繰り広げられる。投開票は来月16日で、首都決戦は衆院選とダブル選挙となる。

 石原氏が後継者として名をあげた猪瀬直樹氏は、JR新宿駅西口で「東京は国に言うべきことを常に言う。東京から日本を変えていく」と石原都政の継承をアピール。石原氏や橋下徹・大阪市長が応援に駆けつける中、防災対策など副知事時代の実績を強調した。

 「脱原発」を目指す市民らの声に推され立候補した宇都宮健児氏。JR有楽町駅前の第一声に菅直人前首相や共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首が駆けつけた。「首都から脱原発を推進する。東京電力に株主として原発の廃炉を提案する」と強調した。

 松沢成文氏は、前回都知事選で石原氏から後継を打診されたが、石原氏が翻って4選出馬し、立候補を見送った。東京・日本橋での第一声で「新銀行東京は大失敗」として清算を主張。「肥大化した無駄ばかりの都庁をしっかり行政改革していく」と訴えた。

 「都知事は色々な経験をした人が務めないといけない」。笹川尭氏は浅草・雷門前の第一声で自身の実績を強調した。衆院当選7回で自民党総務会長を務めたベテラン。「官僚の悪口を言うのは大間違い。役人に給料以上の仕事をさせるのが知事の仕事」と訴えた。

 「前都知事の継承ではなく、新しい東京をつくる。国際力、創造力、愛国心を持ち合わせているのは私のみ」。JR渋谷駅前で第一声を上げた中松義郎氏は、6回目の都知事選立候補。前回の「ドクター・中松」ではなく本名で届け出て、意気込みを示した。(朝日新聞11月29日)』

<この他にスマイル党総裁のマック赤坂氏、幸福実現党員&歌手のトクマ氏、元ネパール大使の吉田重信氏、社団法人理事の理事の五十嵐政一氏が出馬。>

* * * * *

 今回の選挙の大きな争点の一つは、石原都政を継承するか見直すかということなのだが。<新銀行東京、築地市場の移転、東京五輪招致、教育政策など>

 28日に候補者が集まって行なわれた討論会で、4候補者が石原都政につけた点数は次の通り。
『「石原都政」への点数を問われると、元自民党総務会長の笹川堯氏(77)はディーゼル車の排ガス規制などで「及第点」とし70点に。前日弁連会長の宇都宮健児氏(65)は「貧困格差が広がった」と10点。「よいところも悪いところもある」と50点にした前神奈川県知事の松沢成文氏(54)は国への発言力を評価しつつ「国にばかり顔が向き都庁改革がおろそかだった」とした。(産経新聞11月28日)』

『都政課題に関しては猪瀬氏が石原都政継承、宇都宮氏と松沢氏、元自民党総務会長の笹川尭(たかし)氏(77)の3人が刷新を訴える。こうした構図は猪瀬氏が「継続」、3氏が「見直し」を掲げる新銀行東京の扱いで明らかだが、それ以外の政策はスタンスがまちまちだ。
 2020年五輪の招致は4氏の中で宇都宮氏だけが「場合によっては見直す」という慎重姿勢。沖縄・尖閣諸島の購入に向けた約15億円の寄付金については▽海上保安庁に寄付(松沢氏)▽寄付者に聞いて適切に処理(笹川氏)▽寄付者に返すのが筋(宇都宮氏)▽条件付きの国への譲渡(猪瀬氏)--と全員の見解が異なる。有権者は、候補者の主張の中身を一つ一つ吟味することが求められる。(毎日新聞11月29日)』

 また4候補は、松沢氏が「公共施設は禁煙か分煙」、笹川氏は「武道実践の教職員養成」、宇都宮氏「性描写漫画規制見直し」、猪瀬氏「防災対策にSNS活用」
という独自の公約も掲げている。(関連記事*1)

* * * * * 

 東京っ子のmewは、今回は、宇都宮氏を応援しているのだけど。<関連記事『脱原発~菅、小沢が宇都宮支持・・・』>

 昨日は、ニュース映像にとても興味深い光景が映し出されていた。
 宇都宮氏の応援演説のために、菅前首相、未来の東幹事長、社民の福島党首、共産党の志位委員長が集結。この4人が選挙カーに並ぶという国政の場では滅多にお目にかかれない姿が見られたからだ。<mew的には、菅氏と東氏が並んでいる姿につい目が行ってしまったのだけど。これが小沢氏だったら、もっとスゴかったかも。(@@)>
 
 宇都宮氏には、都知事選と衆院選が連動する形で、多くの国民、都民の原発政策への関心が高めたいという思いがあるし。その思いは、脱原発を主張する各党&各議員も同じだと思うので、脱原発政策に関しては、超党派で協力し合って、少しでも原発推進&維持派の議席を減らすために&脱原発派各党の議席を増やすために頑張って欲しいと願っているmewなのだった。(@@)

<日本維新の会の公約発表会見についても書きたかったのだけど。時間切れなので、できれば今日中にもう1本、無理だったら、明日、アップするです。>

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by mew-run7 | 2012-11-30 10:46 | 民主主義、選挙 | Trackback