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<   2012年 06月 ( 42 )   > この月の画像一覧

橋下が「負けた」発言but首長連&細野と限定再稼動に挑む?+東電&原子力ムラの実態

 これは今日2日、1本めの記事です。

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 前記事で、大飯原発の再稼動にずっと反対していた橋下大阪市長が、ついに再稼動に関して「事実的な容認だ」と発言したという話を書いたのだけど。
<関連記事・『コロコロ橋下が「容認」発言&政府が大飯再稼動を決断but党内で慎重派が署名集め~』>

 橋下市長は1日の会見で、「負けたと思われても仕方ない」という表現を用いたという

『大阪市の橋下徹市長は1日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の再稼働を巡り、これまでの反対姿勢から「事実上容認する」と方針転換したことについて、「負けたと思われても仕方ない」と述べ、“敗北宣言”した。一方で「次のステージに向けて頑張る」と話し、原子力規制庁での安全基準作りや電力供給体制の変革について積極的に発言していく意欲を見せた。

 橋下市長は、政府が大飯原発の再稼働を妥当と判断した4月以降、「選挙で民主党政権に代わってもらう」などと政権批判を続け、再稼働に反対してきた。しかし、夏の電力不足が約15%と厳しく、政府が再稼働を最終決断する見通しが強まったことを受け、先月31日に「夏を乗り切るために、再稼働を容認する」と方針転換した。

 1日には市役所で記者団に、「反対し続けなかったことに責任を感じている」とした上で、「大飯原発は『超』例外」「安全が完全に確認された上での再稼働ではないことを分かってもらうため、今回のようなやり方しかなかった」と釈明した。(毎日新聞6月1日)』
 
 橋下氏は「民主党政権を倒す」とした方針を見直すと発言。
 さらに今回、再稼動に関する姿勢を変えたのは、細野原発事故担当相が「暫定的な安全判断だ」とする自分の意見を受け入れたのが大きな理由であって、経済界らの脅しや圧力は一切ないと語った。

『「大阪維新の会」代表の橋下徹・大阪市長は1日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の再稼働を巡り、「民主党政権を倒す」としてきた自らの発言を撤回すると述べた。次期衆院選で民主と対決するとしてきた維新の方針も見直す方針を明言した。

 市役所で記者団に述べた。橋下市長は、政府が大飯原発の再稼働を妥当と判断した4月13日、「政治家が安全なんて確認できるわけはない。次の選挙で民主党政権に代わってもらう」と発言。維新の会としても翌日、次期衆院選で民主と全面対決する方針を決定したが、わずか1カ月半で方針転換することになった。

 橋下市長はこの日、原発再稼働を「事実上容認する」と判断する決め手になったのは、細野豪志・原発事故担当相の発言だったと説明。5月30日の関西広域連合で、細野氏が「(再稼働について)暫定的な安全判断だ」と橋下市長の主張を一部受け入れたことが、政権への対決姿勢を軟化させた最大の理由だったと明かした。

 一方、5月15日に関西の経済3団体首脳らと会食した際、再稼働について「何とかならないか」と求められたことも明かしたが、「(経済界からの)脅しや圧力は一切ない。細野氏の発言が一番の判断根拠だ」と強調した。(毎日新聞6月1日)』
.
* * * * *

 mewは、詭弁の達人である橋下氏の言葉を、そのまま受け取る気は全くないのだけど・・・。

 橋下氏や首長連合が、野田政権がろくに安全確保の手段もとらずに、安易に原発再稼動を決めようとしたことに抵抗していたのは事実で。そのことによって、メディアもこの件を大きく取り上げ、国民の関心を高めたことは評価したいと思っている。(・・)

 ただ、首長連合に対しては、政府をはじめ、いわゆる原子力ムラからの圧力&脅しははかり知れないものがあったことは想像できるし。結局、彼らは、その力に追い込まれ、負けてしまい、再稼動を容認せざるを得ないことになってしまったのだろう。(~_~;)

 それは各首長のこんな言葉からも、伝わって来る。

『松井一郎大阪府知事は、「関西広域連合が再稼働のアリバイ作りに使われたという思い。再稼働ありきのガス抜きみたいなものだった」と、政府が声明を事実上の容認と受け取ったことに、納得できない表情をみせた。

 広域連合のなかでも最も再稼働に慎重だった嘉田由紀子滋賀県知事は、「地元経済界から『計画停電が起きては経営が成り立たない』との声が届いており、夏場の電力不足を考慮したぎりぎりの判断。慎重姿勢を崩したわけではない」と説明した。

 山田啓二京都府知事は、再稼働を目指す政府の動きをみたうえで、「今のうちに言うべきことを言わないと手遅れになる」と判断したと明かした。一時は見送りの雰囲気もあった声明に「再稼働は限定的」との条件を盛り込むことで、最終的に合意を決めたという。
(産経新聞6月1日)』

* * * * *

 先月28日に菅前首相が、国会の事故調査委員会で「『原子力村』は、今回の事故に対する深刻な反省もしないまま、原子力行政の実権を握り続けようとしている。戦前の軍部にも似た、組織的構造、社会心理的な構造を徹底的に解明して解体することが、原子力行政の抜本改革の第一歩だ」と語っていたのだが。

<関連記事・『野田、小沢会談は何度でも?&中間派も動く+自民党が「脱原発」削除&原子力ムラの秘密会議』>

 上の記事にも書いたように、原子力ムラの住人(原発関連の利権を分け合う政治家、官僚、電力会社&諸企業、学者、自治体などなど)の、何とか原発政策を維持、推進させようとするパワーや執念にはものすごいものがあるし。
 彼らとしては、5月から原発ゼロの状態が続いていることに、このまま脱原発政策が進行するのではないかという大きな危機感を抱いていることから、事故後の再稼動1号になる大飯原発の再稼動を早く決めて、原発ゼロの状態をなくすことに、相当のエネルギーを注いでいるのではないかと察せられるところがある。(@@)


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 ただ、mewは、橋下氏の発言の中で、「あら?」と思ったところがあったのだ。(・・)

 それは、橋下氏が、原発再稼働を「事実上容認する」と判断する決め手になったのは、細野原発事故担当相が、5月30日の関西広域連合で、細野氏が「(再稼働について)暫定的な安全判断だ」と橋下市長の主張を一部受け入れたことだったと語っていたことだ。

 この日、細野大臣が関西広域連合の会合に出席しており、政府の立場を説明すると共に、
首長たちと協議を行なっていたのである。<橋下氏は市議会の都合で会合を欠席したが、電話などを通じて、協議&声明作りに参加したとのこと。>

 橋下氏を含め、首長たちの中にはなかなか納得できない人もいたため、まさに最後の抵抗で、声明には「容認」という言葉は入れないことに決め「再稼働については、政府の暫定的な安全判断であることを前提に、限定的なものとして適切な判断をするよう強く求める」という文面に。そして、会合後のインタビューでも、「暫定的」「限定的」という言葉を強調する首長が多かったのだが・・・。

 もしかしたら、細野大臣が、この再稼動をあくまでも「暫定的」「限定的」なものにすることに理解を示し、前向きな姿勢を見せた可能性がある。(・・)

* * * * *

 実は、昨日、mewは細野氏に関して、一瞬、「はあ?」と思うような記事を目にしていた。

『関西広域連合委員会で、滋賀県の嘉田由紀子知事は閉会直前に発言を求め、原発再稼働を巡る安全対策を報告した細野豪志・原発事故担当相に「一番苦しんでいる細野大臣にエールを送ります。官僚も大臣に協力して」と激励する場面があった。

 退室する細野氏に近寄って握手した嘉田知事は閉会後、取材に対し、「大臣は滋賀県出身。息子みたいなもので、私は母親代わりの気持ち。若い人にはこれから頑張ってほしい」と“親心”を強調。原発再稼働問題とは切り離した心情を語った。(毎日新聞・地方版5月31日)』

 前記事にも少し書いたのだが、mewは滋賀県の嘉田知事は、06年に知事選に出馬した頃から好意を抱いていた上<知的で品があり、物腰は柔らかいけど、理論的で筋が通った主張をするから>、特に環境問題を重視し、安易な再稼動に強い懸念を示していた嘉田知事が、ここで引き下がってしまったことを残念に思っていたところがあったのだ。(~_~;)
 しかも、このような会合で、わざわざ閉会直前に「細野大臣にエールを送ります」と発言したり、退室前に握手して激励したりするなんて・・・。いくら個人的に親心があるからと言って、チョットおかしいんじゃないかと、ガッカリしていたところがあったのだけど・・・。_(。。)_

 もし好意的にこの言葉をとらえるなら、嘉田知事は、細野大臣に「これが暫定的、限定的な再稼動にできるように、頑張って、政府の他の大臣や閣僚に働きかける努力をして欲しい」という思いを込めて、エールを送ったのかも知れない。(++)

* * * * *

 しかも、橋下市長は、次期衆院選で民主と対決するとしてきた維新の方針も見直すと明言をしたとのこと。

 この辺りのことは、改めて書きたいのだが・・・。
 維新の会は最近、大阪都構想を実現するための法案作りで、民主党の案をかなり評価しており、同党との対決ムードはかなり薄れているところがあったのだが。
 もし橋下徹氏が首長連合と連携する形で、本気で脱原発政策を目指すなら、また本気で大飯原発の再稼動を限定的なものにしたいと考えているのなら、次の衆院選で、公明党や民主党内の脱原発依存派と協力して行く必要があるわけで。今後の維新の会と民主党の関わり方も変わって来る可能性があるように思えたし。また、その中で、細野氏がポスト野田に浮上する可能性があることも示唆しておきたい。(・・)
<次の代表選で中間派の若手・中堅が細野氏を担ぐことを検討しているという話と、何と小沢氏が細野氏を擁立するのではないかという話が一部メディアに出ていたです。(@@)>

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 

 こちらも原発がらみの話で。またまた原発ムラの問題を実感させられるような報道記事が色々と出ていたので、最後にそのいくつをアップしておきたい。

 福島原発事故があっても、尚、正面から責任を認めようとせず、しかも関連企業への天下り先をキープしている東電の役員たちの話を・・・。

 来週8日に、東電の清水前社長が、国会の事故対策委員会に参考人として招致されることが発表された。
 海江田経産大臣と枝野官房長官(当時)が、昨年3月15日の夜中に、清水社長(当時)から「全面撤退」する意向を示す電話を受けたと証言したものの、東電の勝俣会長はその点を否定したことから、委員会としては、特にその点を清水氏に確認したいとのではないかと思われる。

 ところで、その清水前社長は、今月25日から東電が筆頭株主である「AOCホールディングス」傘下の富士石油の社外取締役に就任することが決まったという。<読売新聞1日によれば、報酬は月20万円程度だとのこと。>
 次の仕事も東電と関わりのある企業の社外取締役だということになれば、今後も東電側の立場に立って、東電に有利なことしか語らないだろう。

 また、原発事故当時に他の東電役員たちも、関連会社の役員などへの就任が決まっている。
 オモテ向きは事故の責任をとるかのようにして東電の役員を辞めた人たちも、みんな結局は、東電系列の企業の役員等になり、ある意味では、ずっと東電の庇護の下に置かれる
、別の見方をすれば、ずっと東電<を裏切らないように?>飼われ続けるのである。(-"-)

『アラビア石油と富士石油の持ち株会社「AOCホールディングス」は31日、東京電力の清水正孝前社長を富士石油の社外取締役に充てると発表した。6月25日付で就任する。清水氏は福島第1原発事故が起きた当時の東電社長で、昨年6月に退任した後、今年3月末まで東電の顧問を無給で務めていた。
 東電はAOCの株式を8・7%所有する筆頭株主。AOCはこれまでも東電から役員を迎え入れており、今回の人事について「前任者の退任によるもの」と説明している。一方、東電は「これまでの経験を考慮して、候補者として妥当だと判断した」としている。

 AOCはこのほか、東電の武井優副社長をアラビア石油の社外監査役に、荒井隆男常務を富士石油の常勤監査役にそれぞれ充てる人事も発表した。
 退任する東電の役員では、勝俣恒久会長が日本原子力発電の社外取締役に再任されるほか、宮本史昭、高津浩明両常務も関連会社社長に就任することが決まっている。(産経新聞5月31日)』 

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 また、原子力ムラでは、政府や電力会社+αが、原発のある地域&自治体、関係者などに様々な形で資金を投じて、原発の存在やその維持、推進策から逃れられない状態を作り出すことに、長い間、力が注がれているのであるが・・・。

 毎日新聞1日には、「電事連と日本原燃:原発事故後に最多寄付 青森に13億円」という報道記事が出ていた。

『青森県の財団法人「むつ小川原地域・産業振興財団」に対し、電力10社で作る電気事業連合会と、同県で核燃料サイクル施設を運営する日本原燃が11年度、過去最多の約13億7000万円を寄付していたことが分かった。寄付はインフラ整備などに使われ、電力会社は東京電力福島第1原発の事故後も多額の寄付を続けている。

 寄付は値上げも見込まれる電力会社の電気料金が原資で、財団の計画では、電事連から94?13年度に計120億円を受け取る。さらに、海外から返還される低レベル放射性廃棄物の受け入れを青森県が10年度に表明した見返りに、昨年度から2カ年、計10億円の寄付が増えた。県によると、原発事故後も寄付額は見直さないという。

 寄付は、施設整備や産業育成などをする「原子燃料サイクル事業推進特別対策事業」として県内の市町村に配分される。体育センター改修(中泊町、3050万円)▽ねぶた小屋整備(今別町、620万円)など各地のまつり支援や学校備品購入、特産品開発、斎場整備などに使われた。【酒造唯】

 ◇むつ小川原地域・産業振興財団
.青森県内で原子力施設の立地地域でなく電源三法交付金を受け取れない25市町村のため、県が89年に設立。電事連の当初寄付金50億円と財団の借入金50億円を原資に、各市町村の地域振興事業に助成する。当初は運用益の活用だけだったが、94年度から電事連の寄付による助成を始めた。借入金の利子は日本原燃が寄付で補填(ほてん)。電力業界の寄付金の全県的な“受け皿”になっている。(毎日新聞6月1日)』

* * * * *

 原子力ムラの問題については、毎日新聞と東京新聞(+地方新聞)が果敢に取り組んでいる感じがあるのだが。(^^)// hakushu

次の中部電力の浜岡原発に関わる2つの報道記事も、毎日新聞に載っていたものだ。(・・)

 昨年5月、当時の菅前首相と海江田経産大臣が要請して、大地震&津波による事故が起きる危険性が大きいとして稼動中だった浜岡原発の停止させた。
 同原発は、再稼動を目指して準備を進めているものの、その見込みが立っていないどころか、専門家の中には廃炉にすべきだという意見も出ているため、中部電力もかなり焦っている感じがある。

 中部電力としては、何とか浜岡原発の安全性をアピールすると共に、浜岡原発を維持しながら、同社や原発に関わる人たちにお金を落とし、支持を得る方法を模索しているのではないかと察する。
 
『中部電力が停止中の浜岡原発(静岡県御前崎市)の津波対策として建設している防波壁をめぐり、11年度に安全審査の第三者機関委員を務めた名古屋大教授が06~08年度に、中部電の関連会社や団体から計1140万円の寄付を受けていたことが11日明らかになった。法的には必要のない自主的な審査だったが、中部電は静岡県に「対策は安全」と説明する根拠にしていた。

 寄付を受けていたのは名大大学院工学研究科の中村光教授(48)。中部電子会社の電気設備業「シーテック」と「中部電力基礎技術研究所」(現中部電気利用基礎研究振興財団)から受け取っていた。中部電によると、公募した研究への助成や委託した業務への対価だという。

 中部電は浜岡原発の津波対策で「地震予知総合研究振興会」(東京)に評価を依頼。同会は専門家による検討委員会を設置し、中村教授はメンバーの一人だった。委員会は昨年7月から今年3月に開かれ、対策は安全性が保たれていると結論。中部電は3月末に静岡県に伝えた。(毎日新聞5月11日)』

* * * * *

『中部電力は31日、静岡県御前崎市の浜岡原発に「原子力安全技術研究所」を7月1日に新設すると発表した。東京電力福島第1原発事故を受け、原発の安全性強化と運営改善を目指す。増田博武・原子力部長は「原子力は重要な電源で、安全性のさらなる向上が必要と考えた」と話した。

 中部電はこれまで、原子力については他の電力会社との共同研究やメーカーへの委託研究が中心だった。浜岡原発内に研究所を置くことで、浜岡原発に特化した研究を進める。

 テーマは、機器の故障の未然防止▽地震・津波データの活用▽1・2号機を安全に解体するための工程管理研究▽3・4・5号機の保守技術向上などを予定。大学や研究機関と連携し、新型原子炉や次世代原子燃料サイクルに関する技術開発も進める。さらに、13年度から、原子力の安全性の向上や技術開発に関する公募研究も始める予定だ。(毎日新聞5月31日)』

* * * * *

 以前も書いたように、原子力ムラの住人は、政治家や官僚も含めて、一般国民の原発の安全性や諸問題に対する関心が薄れてしまいさえすれば、また、事故が起きる前と同じように、原発政策を推進できる日が来ると期待しているのではないかと思うのだが。

 その原子力ムラの思惑を打ち砕き、日本が本当に脱原発依存政策を実行に移して行くためにも、全国の一般国民がしっかりとこの件への関心をキープして、原子力ムラに立ち向かう人々やメディアの後押しをして、その力に負けないようにして行く必要があるのではないかと、改めて訴えたいmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2012-06-02 07:39 | 政治・社会一般

コロコロ橋下が「容認」発言&政府が大飯再稼動を決断but党内で慎重派が署名集め&地方競馬

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*印がついた報道記事は、記事の最後のMore部分にあるです。


少しだけ地方競馬の話を・・・。

 今日から全国の地方競馬でダービー・ウィークが始まるです”(**)
<ダービー・ウィーク特設サイトはコチラに>
 
 今日1日、佐賀競馬での九州ダービー栄城賞を皮切りに、4日は岩手ダービーDC(盛岡)、5日は北海優駿(門別)、6日は東京ダービー(大井)、7日は兵庫ダービー(園田)、8日は東海ダービー(名古屋)。特に来週は、毎日、どこかでダービーが開催されているという感じに。(^^♪

 各競馬場の近くにお住まいの方は是非、競馬場へ。競馬場に行けない人は、是非、ネット観戦&参戦して、各地のダービーを盛り上げて下さるように、をよろしくお願いいたします。m(__)m 

 以上、勝手に地方競馬広報係のmewでした。"^_^" 

* * * * *

【ちょこっと速報&警報
1・野田首相が、今日1日、輿石幹事長と会談する予定。もの別れに終わった場合、2閣僚と共に輿石切りに走る可能性がある。
2・中国大使館の書記官のスパイ騒動は、秘密保全法を早期に成立させるために、保守勢力&公安が動いたものだという情報あり。(民主・中間派つぶしも?)】

* * * * *

 ところで、mewは、このブログで「橋下くんは、本当に脱原発志向ではない」「発言がどんどん変わって行くぞ」とずっと書いて来たのだけど。
 昨日、mewが「ほ~ら、やっぱしね。( ̄ー ̄)」と言いたくなるようなことがあった。

 そう。あの橋下徹大阪市長が、ついに大飯原発の再稼動を容認する発言を行なったからだ。(@@)http://www.news24.jp/articles/2012/05/31/04206714.html
<もし映像が残っていれば、コチラに。>

『関西電力」大飯原発3・4号機の再稼働をめぐり、これまで再稼働に批判的だった大阪市・橋下市長は31日午前、初めて「容認」を明言した。

 橋下市長「うわべばかり言っていてもしようがない。事実上の容認ですよ。夏が過ぎて(原子力)規制庁というものが全く見えなくて、安全基準ができるのが2年も3年も先になるのに、このままずっと大飯原発が動き始めて、2年も3年も動かし続けるのは、これはあってはならないと思いますから。秋くらいをターゲットにしっかりチェックをして、違うものは違うと、規制庁が見えない中でそのままだらだら動かし続けるのは違うと言っていかなくては」(NNN5月31日)』

 また、橋下市長は、このようにも述べたという。

『「暫定的な安全基準に基づく安全判断。(このまま稼働を続けるのではなく)限定的に動かすというところは譲れない。夏が過ぎて、原子力規制庁ができず、安全基準ができるのが2年も3年も先になるなら、動かし続けてはいけない」とくぎを刺した。
 また、政府が進める発送電分離などの電力自由化にふれ、「中長期で新しいエネルギー供給体制の工程表が進むと国民に納得してもらったうえで、夏を乗り切るための一時的な稼働を理解してもらうしかない」と述べた。(読売新聞5月31日)』

* * * * *

 先に言えば、mewは、一度、安易に原発の再稼動を決めたら、率直なところ、もう終わりだと思っている。(**)
 
 橋下氏らが言うような、「暫定的な容認」だとか「限定的な再稼動」なんていうのは、ほとんどあり得ない&実に困難なことだと思うし。彼らも、本当はそのことをわかっていながら、このような言葉を述べているのではないかと察する。(-"-)

 特にいまや国政や国民への影響力が強く、「脱原発」の旗手のように見られて来た橋下氏が、自らのクチで「事実上の容認だ」と語ったことには、野田首相らや原子力ムラの住人は、さぞお喜びのことだろう。(~_~;)

 そして、おそらくこれを機に、どんどん他の原発の再稼動も進めて行かんと、意欲がみなぎらせているのではないかと察する。(ーー) 
 
* * * * *

 野田内閣&関西原子力ムラ(関西電力、関西の財界や諸企業などなど)は、大飯原発3.4号機の再稼動を急いでおり、関係各所の理解&了承を要請していた<&脅しや圧力もかけていた?>のだが・・・。

 5月30日に周辺地域の首長が集まる関西広域連合が、再稼動を暫定的に容認する声明を発表したことや、地元のおおい町も再稼動に前向きな姿勢を見せていることを受けて、野田首相は「福井県とおおい町の判断が得られれば、私の責任で最終判断したい」と発言。

 福井県の原子力安全委員会も、安全性の判断を終えたことから、政府は2日に細野原発事故担当大臣を福井県に派遣して、県知事や町長らの了承を得た後、来週にも関係閣僚会合を開いて、大飯原発の再稼動を決定することになったという。(@@)

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 関西広域連合が30日に出した声明には、大飯原発の再稼動について『原子力規制庁などの規制機関が発足しておらず、あくまでも政府の安全基準は暫定的とした上で、「再稼働については、政府の暫定的な安全判断であることを前提に、限定的なものとして適切な判断をするよう強く求める」』と記された。

 橋下大阪市長は、市議会があったため、30日の会合を欠席したのだが。
『関係者によると、橋下市長は、「限定的」との表現を加えることにはこだわったが、最大公約数で声明をまとめることには反対しなかった。再稼働批判の急先鋒(せんぽう)だった橋下市長が理解を示したことで、一気に再稼働容認への流れができた』という。

『「限定的」の解釈について、連合長の井戸敏三兵庫県知事は、再稼働の期間を区切ったり、原子力規制庁の発足後には新しい安全基準で適合性を判断し直す必要があるとの認識を示した。
 政府の最終判断が迫る中、広域連合として立場を明確にしておく必要があるとの判断から急きょ声明の形で見解をまとめた。山田啓二京都府知事は「言えるだけのことはしっかり言わないといけない」と話し、嘉田由紀子滋賀県知事は「慎重姿勢は変えていない。あとは政府の判断だ」と語った。』(京都新聞5月31日)

 橋下大阪市長をはじめ関西広域連合に参加する首長の多くは、まだ原子力規制庁が設立されておらず、政府が責任をもって専門家による安全基準を作ることができていない中、安易に再稼動を決めることには問題があるとして、再稼動に反対or慎重する姿勢を示し続けて来たのだが。

 夏の電力ピークに間に合わせるには、6月初旬がギリギリのタイムリミットであることから、野田首相&関係閣僚(+仙谷、前原氏?)が再稼動決定の意思を示したことに加え、地元財界、企業からの要望も強まっていたことから、広域連合の首長たちも追い込まれるような状況になったとのこと。
 そこで苦し紛れながらも、あくまでも「限定的」「暫定的」なものだと明記した上で、再稼動を政府の判断に委ねるとの声明を出すことになったのだという。(~_~;) 

* * * * * 

 橋下大阪市長は、この声明を出した日の会合には、市議会があったため、出席していなかったのだが。首長連合の声明の内容には、同意したとのこと。
 そして、この声明を受けて語ったのが、冒頭に記した「事実上の容認だ」という言葉だった。^^;

 また、橋下氏が率いる大阪維新の会の幹事長だえる松井大阪府知事は、このように語ったという。

『松井一郎知事は31日、記者団に、関西電力大飯原発の再稼働に関し、「関西広域連合を再稼働のアリバイ作りに使われた思いだ。僕は容認したのでも理解したのでもなく、(再稼働までの)プロセスが不十分だと言い続けている」と述べ、広域連合から大筋で理解を得られたとする政府の判断に不快感を示した。

 広域連合が発表した声明についても「どこにも『容認』とは書いていない」と述べ、「事実上容認」とした橋下徹大阪市長との食い違いを見せた。また、「(秋には)電力が足りているのに(大飯原発を)動かし続けるのか(野田佳彦首相に)聞きたい」と述べ、再稼働はあくまで期間を限定すべきだとの考えを示した。(時事通信5月31日)』
.
<読売新聞31日には「容認ととらえられても仕方ない。(政府の説明は)最初から再稼働に前のめりだった。」と発言したと書いてあったけど。
 その前のめりの政府を止めるのが、原発再稼動に関して民主党政権と戦うと豪語して、官邸にまで乗り込んだ維新の会に、国民が期待した役割だったのではなかったの?(・・)>
 
* * * * * 

 ちなみに、当初は原発再稼動は許容できないと言っていた橋下市長も、最近では、経済団体の度重なる要請にかなり軟化しているとこがあって、夏の電力需要の多い時期だけ臨時で再稼動してはどうかなんて案を出し始めていたのだけど。
 政府は、この臨時稼動案に否定的な発言を行なっている。(~_~;)

『関西電力の大飯原発を電力不足の夏だけ再稼働させてはどうかという橋下徹・大阪市長の提案について、枝野幸男経済産業相は29日の閣議後会見で、「政府としての提起は、とてもできない」と否定的な考えを示した。理由としては、「安全でないかもしれないが(電力が)足りないときだけ動かす、というふうに受け止められかねないやり方」であることをあげた。

 夏だけ再稼働させる案は、橋下市長が19日の関西広域連合と政府との会合で「臨時に1カ月、2カ月、3カ月という動かし方もある」と述べ、検討を求めていた。枝野経産相は「(再稼働の)大前提は、安全であることと、安全について一定の理解を頂けること」と指摘。橋下市長の提案は、大飯原発の地元の福井県やおおい町の理解を得られないとの考えを示した。

 夏だけ再稼働させる案に対しては、藤村修官房長官も21日の会見で「念頭に置いているわけではない」と述べていた。(朝日新聞5月29日)』

 前原政調会長も、再稼動に反対する首長にプレッシャーをかけるような発言を行なった上で、臨時再稼動に否定的な見解を示していたという。

『前原政調会長:「福井県は北陸電力管内で、そして関西電力に電力供給するために、原発銀座といわれるくらい十数機設置されている。それに対して、感謝の気持ちというものを申し上げたうえで、(反対)意見をおっしゃるというのが、私は社会通念上、礼儀ではないかと思う。それに欠けている首長の方が多いというのは、私はいささか残念だと思います」
 前原氏が批判したのは、再稼働に反対している大阪市の橋下市長や滋賀県の嘉田知事が念頭にあるとみられます。一方、電力不足の夏だけ再稼働すべきという橋下大阪市長の提案については、「コストの問題を含めて考えれば、ピーク時だけというのはいかがなものか」と、否定的な考えを示しました。(テレビ朝日5月31日)』

<そう言えば、ウラで再稼動を主導していたと言われる仙谷くんも福井県やその周辺にわざわざ出かけていたし。自民党も再稼動には賛成の立場だったし。こういう風にして(場合によっては、暗に予算に関わるような脅しをかけたりして?)各自治体の首長に圧力をかけるような政治家や官僚が結構いたのかもですね~。(~_~;)
関連記事・『チーム仙谷が主導して、次々と原発再稼働を進めることを計画』『橋下コロコロ、枝野ブレブレの原発政策+仙谷の狙いは伊方原発再開か?』など>

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 それにこの臨時稼動案は、究極の妥協案なのかも知れないけど。でも、mewは、橋下氏がこれまで言っていたことを考えると、筋が通っていないように思うのだ。(@@)

 そもそも橋下氏らは、安全性が確保できていないのに、安易に再稼動をすることは容認できないと主張していたのである。
 そして、まだ専門的に新たな安全基準を作り、その判断をする原子力規制庁ができていないことや大飯原発の災害対策の設備が調っていないこと(※1)などを理由に、政府が再稼動を決定するのは無責任だと批判していたはずなのに。
 何で夏の電力需要が大きい間は、それらの安全性確保がなされておらず、リスクが高くとも再稼動をしていいということになるのか、mewには(理論的に考えると)さ~っぱりわからないのである。(~_~;)

<※1 大飯原発は、昨年の事故を受け災害対策を見直しを行なったものの、大津波対策の防波堤完成や非常用電源が整備できるのは2013年、大震災時に原発をコントロールするための免震棟やベント設備は2015年にならないと完了しないのだ。
関連記事・『枝野よ、再稼働に反対して、大臣を辞任せよ!~原発政策で揺れる枝野&民主党』>

* * * * * 

 まあ、mew個人は、もともと橋下くんが筋が通った人間だと思ったことはなく、思想も理念もなく、場当たり的にその場の空気を読んでコロコロと言うことが変わる姑息な(=その場しのぎの)やつだと、このブログでも何度も書いて来たし。

 また橋下氏や松井氏、そして維新の会が、本気で「脱原発政策」を目指すとも思っていなかったので、ここで橋下氏があっさりと再稼動を容認したことに、さして驚きはないのだけど。^^;
<脱原発の方がいいな~ぐらいには思っていたかも知れないけど。その方が国民からの支持が受けやすいと思って、アレコレ言っていた面が大きかったのではないかと思う。>

 ただ、TBS31日によれば・・・。

『およそ1か月前は「誰も安全だなんて言っていない。このまま進めるのは国家の重大危機」と述べるなど再稼働批判の急先鋒だった橋下氏。』

『「新規原発ないし原発の延長計画、これを府県民の総力で止めにかかる」(去年4月)
「誰も安全だなんて言ってない。このまま進めていくことは国家の重大危機だと認識」(4月)
 ところが、5月に入ると橋下市長の発言に変化が見られるようになりました。
 「もし再稼働ということがあるなら、動かし方。それは臨時なのかどうか、1か月か2か月か3か月か、そういう動かし方もあるのではないかと」(19日)』

 また、30日にも 「再稼働を僕は基本的に認めない」と語っていたとのこと。(毎日新聞5月30日)<ただし、臨時稼動の提案はしていたらしい。>

 ここまで言っておいて、31日に掌返しをしたかのように「事実上の容認だ」と語ったことには、失望をさせられた市民や国民も多いことだろうし。mewも、チョット唖然としてしまったところはあった。(・o・)

 この橋下氏の発言が、再稼動決定に大きな役割を果たしたことには怒りを覚える部分も大きいが。ただ、これが大阪市民や国民の多くが、橋下氏の本質に気づくきっかけになるとしたなら、幸いなことなのではないかと思ったりもする。(・・)

<橋下氏以外の関西圏の首長も、色々と圧力があったようだとはいえ、最後の最後で、みんなで譲歩してしまったたことにガッカリさせられたとこがあったんだけどね。^^;>

* * * * *

 ただ、ここに来て、ようやく民主党内でも、原発再稼動を阻止しようという動きが出て来たようだ。(**)

『民主党の原発事故収束対策プロジェクトチーム(PT)は31日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に「なお慎重な判断」を求め、党所属の全国会議員に署名を呼びかける文書を配布した。再稼働に慎重な荒井聡元国家戦略担当相らが呼びかけ人で、野田佳彦首相に提出する。要請文は近く同原発を再稼働させる政府方針に関し、原子力規制庁設置法案の成立などの条件が満たされていないと指摘。「党内合意と国民の理解が不十分」と批判している。(毎日新聞5月31日)』

『同党の国会議員100人以上の署名を目指してPTの幹部メンバーらが活動しており、早期に署名を集めて首相に提出する方針。(時事通信5月31日)』

 mew的には「オチョイよ!(`´)」と叱咤したいとこもあるのだが。

 荒井聡氏は、菅前首相の側近。現在は、原発事故収束対策PTの座長を務めており、事故被害者への対策やその法案作りを行なうかたわら、菅Gのメンバーらと脱原発に向けた活動をしているのだが。
 原発事故PTは、先月、政府に対して原発再稼動を慎重に判断するように提言を出していたにもかかわらず、政府が拙速に再稼動を決めようとしていることから、何とか党内から再稼動を止められないかという思いにかられたのではないかと察する。(・・)

 何分にも菅Gは小さなグループゆえ、100人の署名を集めるのも大変なことなのだが。中間派を中心に、何とか多くの議員の協力が得られたらな~と切に願っている。<小沢氏や小沢Gの議員も協力をしてくれるといいのだけどな~。^^;>

 また、もし大飯原発の7月再稼動は阻止できなかったとしても、何とか民主党政権が存続させた上で、脱原発志向の人が新首相になった場合には、それこそ関西地域連合の首長たちの協力も得て、秋に稼動ストップができる可能性もあるだけに、何とかここから巻き返しをはかって欲しいと切に願うmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2012-06-01 07:03 | 政治・社会一般


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