日本がアブナイ!

mewrun7.exblog.jp

「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター

<   2015年 02月 ( 36 )   > この月の画像一覧

頑張ろう、東日本&ニッポン!安心と希望を抱ける1年に。o(^-^)o 

よろしければ、1日1回、2つのランキングの応援クリックをしてくださいませ。m(__)m




にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 4日未明、イスラム国が拘束していたヨルダンのパイロットを焼殺する映像を公開した。(`´)<中尉のご冥福をお祈りしたい。>

『過激派「イスラム国」が、拘束していたヨルダン軍パイロットのカサスベ中尉(26)を殺害した映像を日本時間4日未明に公表した。生きたまま火を付けられる残虐な映像。ヨルダン軍は、中尉が1月3日に殺害されていたと発表。事実なら、イスラム国がフリージャーナリスト後藤健二さん(47)の「人質交換」と中尉の生死を関連づけた時、すでに中尉は死亡しており、悪質な謀略だったことになる。

 イスラム国が中尉を殺害したとみられる映像には、おりの中で生きたまま火を付けられる場面が含まれ、ヨルダン軍報道官は中尉の死亡を確認。タラウネ下院議長は追悼番組で「軍は痛烈な報復を加えるだろう」と述べた。その言葉通り、当局は収監中の女、リシャウィ死刑囚を処刑した。(スポニチ15年2月25日)』(詳しい関連記事*2に)

 イスラム国は1月27日に、リシャウィ死刑囚を釈放しなければ後藤さんと中尉を殺害すると警告。さらに、29日には「死刑囚を日没までにトルコ国境に連れてこなければ、中尉を直ちに殺害する」と脅迫していたのであるが。
 ヨルダン政府は、カサスベ中尉は1月3日に残忍な方法で殺害されたとの情報を得ていたため、中尉の生存を確認できない限りは、リシャウィ死刑囚を釈放しないと主張。
 一部情報では、後藤健二氏は人質交換のためにトルコ国境の地域まで運ばれて来ていたものの、イスラム国とヨルダン政府との交渉が調わなかったことから、30日頃に殺害されるに至ったと見られている。(-_-)

 ヨルダン政府は、報復としてリシャウィ死刑囚らを処刑。イスラム国への空爆も行なったと報じられているのであるが・・・。
 mewは、ここからさらに「報復の連鎖」がエスカレートすることを憂慮しているし。安倍首相らの意図がどうであれ、日本は決して、この「報復の連鎖」に加わっても、巻き込まれても行けないと考えている。(**)

* * * * *

 ところで、このブログでは、安倍政権のメディア監視&支配の問題点について、色々と訴えているのだけど・・・。
 今回のイスラム国の人質事件に関しても、安倍官邸&政府は、メディアを監視して、自分たちにとって不都合な情報を出さないように圧力をかけ始めているようだ。(@@)

今月3日には、外務省がテレビ朝日の「報道ステーション」が事実に反する報道を行なったとして、抗議をしたという。<外務省の申し入れ書を*1に。「外務省の意に反して,中東訪問が行われ,スピーチの当該部分が作成されたかのような報道」を否定している。>

『外務省は2月3日、テレビ朝日に対し「事実に反する報道」が行われたとして、文書および口頭で申し入れを行ったと発表しました。
 問題となったのは2月2日放送の「報道ステーション」内。同番組では安倍晋三首相の中東・エジプト訪問について「外務省は総理官邸に対し中東訪問自体を見直すよう進言していた」と報じましたが、外務省によれば「事実と全く異なる」とのこと。
 外務省の発表によると、首相の中東訪問についてはさまざまな観点を総合的に判断して決めたもの。今回のような報道は「国民に無用の誤解を与えるのみならず、テロリストを利することにもつながりかねないものであり、極めて遺憾と言わざるを得ません」と、番組に対し強く抗議するとともに、速やかな訂正を求めています。

 テレビ朝日によると、今後の放送内容については答えられないが、少なくとも2月3日の放送時点では特に訂正・謝罪などは行っていないとのこと。「報道ステーションの放送内容は取材に基づくものです。今後も正確な取材とていねいな報道にあたってまいります」(テレビ朝日 広報部)。(ねとらぼ15年2月5日)』

<ちなみに、日刊ゲンダイ2日の記事によれば、古賀茂明氏が「報ステ」で、「安倍首相が雄志連合にはいることを狙っていた」「I am not Abe」発言(コチラ参照)をした後も、『官邸の秘書官筋からテレビ朝日の上層部に抗議の電話が入り、大騒ぎになった』らしい。(~_~;)>

* * * * *

 外務省が安倍首相の中東外遊に消極的だったという話は、他のメディアも伝えていることだ。(・・)

 週刊ポストの記事を扱う「NEWS ポストセブン」は、1月26日には『安倍首相中東訪問 外務省は時期悪いと指摘も首相の反応は逆』という記事をネットにもアップしている。

『安倍晋三首相は、1月17日~21日にかけて中東歴訪を行なったが、出発前の1月7日にフランスで週刊紙銃撃テロ事件が起きると、外務省内から今回の首相の中東訪問は「タイミングが悪い」という声が上がった。
 ところが、安倍首相の反応は逆だった。官邸関係者がこんな重大証言をした。

「総理は『フランスのテロ事件でイスラム国がクローズアップされている時に、ちょうど中東に行けるのだからオレはツイている』とうれしそうに語っていた。
『世界が安倍を頼りにしているということじゃないか』ともいっていた」
 周囲はその言葉を聞いてさすがに異様に感じたという。関係者が続ける。』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆



 また、LITERAは、外務省担当記者なら誰もが知っていることだとして、外務省が人質事件に関して動いていたのに、官邸がその動きにストップをかけていたと。「報ステ」もそれを裏付ける報道をしていたと伝えている。(・・)

『イスラム国に拘束された後藤健二さんと湯川遥菜さんの映像がアップされて以降、本サイト・リテラは一貫して官邸が救出に動いていないこと、それどころか交渉の障害になっているという事実を指摘してきた。
 当初、外務省が水面下で動いていた際も、官邸は少額の身代金交渉さえ許さず、二人を放置したまま解散総選挙を強行。拉致情報が選挙に影響を与えないよう外務省の動きにストップをかけて、箝口令をしいた――。

 これらの記事に対しては、安倍晋三首相の親衛隊やネトサポらしき連中が「安倍さんを攻撃するためのデマ」「真偽不明のいい加減な情報」と攻撃してきていたが、本サイトが載せたのは外務省担当記者ならほとんどが把握しているような情報ばかりだ。大手マスコミが「人命優先」「テロに屈するな」という政府の圧力に怯えて報道を自粛していた事実を活字にしたにすぎない。
 実際、ここにきて、わずかながら本サイトの記事を裏付けるような報道もでてきている。

 たとえば、『報道ステーション』(テレ朝系)は2月2日の放映で、外務省は11月1日に、後藤さんがシリアで音信不通になったことを把握し、その翌日には外務省は後藤さんのガイドから聞き取りを行うなど、動いていたことを報じた。

 ところが、同番組によれば、昨年12月2日、後藤さんの妻のところにイスラム国から届いた身代金の要求があった少し後、外務省は後藤さんの妻に、政府としてメールを含めた直接交渉はしない、また身代金は支払わない、という趣旨を伝えていたという。
 いわば外務省は、ある時点から態度を急変させ、一切の交渉を放棄していたのだ。この変化の背景には選挙に走った官邸の意向があったことは想像に難くない。』

『だが、こうした事実は『報ステ』以外のテレビ局では一切報道していない。それどころか、日本テレビやフジテレビでは、コメンテーターも含めて安倍政権の責任を問う声自体一切なし。たとえば、2月3日には参院予算委員会で共産党の小池晃副委員長が安倍首相の演説内容を追及したが、『NEWS ZERO』(日本テレビ系)などはこの国会のやりとりさえ放映せず、そのかわりに自衛隊のテロ対策部隊の海外派遣のための体制づくりという安倍政権のPRのような映像を延々流し続けた。

 こうした背景には、もちろん安倍政権の圧力がある。安倍首相は国会で小池副委員長に対して「テロリストを批判してはいけないのか!」とムチャクチャな反論をしていたが、安倍首相とその周辺にいる政治家、官僚、専門家は自分たちの政権批判には必ずこの台詞を持ち出して恫喝をかける。
 いうまでもないが、テロリストに対峙し、テロを防ぐことと政権の対応を検証することはまったく別だ。ところが、安倍政権は「テロに屈しない」という錦の御旗を使って自分たちの批判を抑えにかかるのでる。

 実際、外務省幹部の証言による官邸の暴走を報じた『報ステ』には、さっそく外務省から「事実と全く異なる」との抗議があったという。外務省はこの間の官邸のやり方にかなり不満をもっており、『報ステ』には次官か審議官クラスが直接証言したのではないかといわれているが、官邸に「何をいってるんだ! 抗議をしろ!」とねじこまれ、態度を一転させて抗議をしたということらしい。
 おそらく、これに呼応してまたぞろ、ネトウヨやネトサポの『報ステ』攻撃が始まり、同番組はますます孤立することになるだろう。』(リテラ15年2月4日)』

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 

 何故、外務省がわざわざ「報道ステーション」に抗議をして来たのかと言えば、これ以上、官邸と外務省(特に中東アフリカ局)との間のいざこざをオモテに出されたくないからではないかと。しかも、「報ステ嫌い」の安倍官邸に、クギを刺しておけと促されたからではないかと邪推している。(・・)

<mewは、逆に外務省が安倍首相の中東訪問に消極的だったという報道を見て、「外務省(中東)はそうじゃなくちゃ、困るでしょ~」って、むしろ外務省を評価していた&チョットほっとしていたのにな。^^;>
 
 mewは別に官僚主導の国政を望んでいるわけではないのだが。安定した平和外交を行なうには、各地域の事情に精通した外務省の役人の知識や情報、日ごろの現地との交流は不可欠だし。
 特に外交政策や各地の事情に関する知識や思慮に乏しいor極端な思想を持った首相や閣僚には、外交政策や言動に関して、しかるべき助言をしてくれないと、日本の国や国民、外交政策にダメージを与えるおそれが大きいからだ。(++)

<とりわけ、中東のように宗教、民族、政治権力などの情勢が複雑である上、刻々と諸状況が変わる難しい地域は、外務省+αの専門家が、きちんとその時々の状況を把握して、官邸に適切な情報提供、助言をしておかないと、とんでもないことになる。(@@)>

 でもって、これまでは日本の首相や閣僚は、外務省の助言に従って、宗教、民族、政治情勢が複雑な中東地域では、各国や組織との距離をうまく保ち、極めて慎重な言動を行なって来たのだけど。
 ところが、米国と肩を並べて有志連合の一員として、何らかの形でテロとの戦いに加わりたい安倍首相は、中東における外交スタンスを変更。
 人質事件への対応も含めて、官邸やNSCの首相周辺の仲間たち(+外務省の北米局あたり)が主導して、アレコレ決めてしまった可能性が大きいと思われ・・・。それで色々な問題が拡大しているのではないかと察する。(**)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆



 実際、外務省(中東ア局)は、昨年8月、11月に湯川遥菜氏の拘束や後藤健二氏の行方不明のことを知り、対策本部を設置。一部報道では、当初は人質救出のために情報収集や解決策の検討を行なっていたようなのだが。
 ところが、ある時からぱたっと外務省の動きが止まってしまうのだ。(~_~;)

 後藤氏の妻は外務省に身代金要求メールに関して連絡し、外務省の支援を期待していたものの、昨日の記事にも書いたように、彼らは妻に事件に関して公表しないように口止めをした上、人質解放のための交渉は全く行なっていなかったし。しかも、官邸のNSCは、人質対策のための会議は、1月20日に2人の映像が公開されるまで、1回も行なっていなかったのである。(ーー)

『岸田外相は「去年12月3日に後藤健二さんの妻から『イスラム国』からメールが届いたという連絡を受け、それ以降、後藤さんの解放のために支援をしていた」と述べた。その上で、政府として後藤さんの妻のメールを通じ、「イスラム国」と直接やり取りしたことはないことを明らかにした。(NNN15年2月5日)』

『菅義偉官房長官は2日午後の会見で、過激派組織「イスラム国」とみられるグループに日本人2人が殺害された事件に関して、政府としては身代金を用意せず、犯人側と交渉するつもりはなかったことを明らかにした。
 イスラム国は1月20日にインターネット上に投稿した映像の中で、拘束していた湯川遥菜さんと後藤健二さん解放の条件として、身代金2億ドルを要求していた。菅官房長官は会見で、身代金を用意していたかについて記者から問われ、「それは全くない。100%ない」と明確に否定した。さらに、イスラム国と交渉する気は「全くなかった」と述べた。(ロイター15年2月2日)』

 しかも、何と菅官房長官は、昨日5日の衆院予算委員会で、開いてメールに返信をしないことは、自分が会合を開いて判断したと答弁している。 (・o・)

『日本を元気にする会・松田代表:「後藤さんの奥様にISIL(「イスラム国」)からメールがあり、そこからコンタクトを試みなかったのはなぜか」
 菅官房長官:「ISILは、卑劣極まりないテロ集団です。その実態もよく分からない。まともに交渉できるような相手ではない」
 日本を元気にする会・松田代表:「なぜ、やりもせずに判断してしまったのか。メールに返信しないとの判断をしたのは誰か」
 菅官房長官:「私のもとで会合を開き、そこで判断した」(ANN15年2月6日)』

* * * * *

 また昨日の国会では、民主党の福山哲郎氏も外務省のスタンス変更について追及したのに対し、安倍首相はスタンス変更を認める発言を行なった上、問題になっているエジプトでのスピーチの内容に関しても、自らの責任で決めたと語ったのである。(・・)

『民主党の福山哲郎幹事長代理は首相演説を「問題になっているスピーチ」と断定。その上で、自ら外務副大臣、官房副長官を務めた経験を踏まえ、首相がテロを批判したことについて「(以前は)首相の演説ほど強いトーンではなかった。スタンスが変わった理由は何か」と指摘し、攻め立てた。
 これに対し、首相は「まさに新しい事態だ。前例を踏襲していればいいわけではない」と述べ、イスラム国問題が深刻化する前の視点で攻める福山氏を一蹴した。さらに、イスラム国の影響で1千万人近い難民がいることを挙げ、「人道支援を行うメッセージを出すのは当然だ」と強調した。(産経新聞15年2月5日)』

『民主党・福山幹事長代理:「NSC(国家安全保障会議)がほとんどスピーチを書いて、オバマ大統領の一般教書演説のテロの表記にほぼひょうそくを合わせる形で書いたというような情報も入っている。演説の起案を誰がして、どういうふうな理由で今までのポジションを変えたのか」

 安倍総理大臣:「私の中東政策スピーチなので、私の責任においてスピーチを決定した。起案においてもそうだから、責任の帰するところは私自身にあるといってもいいだろう。前例を踏襲していればいいというだけではなく、国際社会が連携しているなかにおいて、難民に対して我々は人道支援を行っていく、というメッセージを出していくのは当然だろう」(ANN15年2月5日)』

<福山氏が、スピーチを書いたのは外務省ではなく、NSCのスタッフだと指摘していたことに注目しておいて欲しい。首相が否定しなかったところを見ると、あの問題のあるスピーチは外務省ではなく、NSC&官邸のライターが作った可能性が大きい。^^;>

* * * * * 
 
 mewは外務省にはスタンス変更や対応の問題があったのではないかと思うし。今後の日本の国政、国民のことを考えれば、メディアがこの人質事件の対応を検証して国民に知らせることは、と~っても重要なことなのだけど。
 安倍政権になってテレビ局が、官邸に睨まれるのが面倒でどんどん自粛モードにはいっている中、せめて「報道ステーション」には頑張って欲しいし。もし取材源に自信があるなら、安易に謝罪や訂正はして欲しくないところ。

 日本の平和や国民の安全を守るためにも、メディア各社が圧力に負けずに、このイスラム人質事件の対応や安倍政権のあり方に関して、しっかりと国民に伝えて欲しいと切に願っているmewなのだった。(@@)
                       THANKS


【下の2つのランキングに参加しています。できれば、2つともクリックして頂けると、有難いです。組織票は全くなく、記事を読んで下さる方々だけが頼りなので、よろしくお願いします。m(__)m】

↓このクリックが、mewの大きな励みに。(・・) 




にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ


↑もう1クリックが、ブログを続けるエネルギー源に"^_^"


More
[PR]
by mew-run7 | 2015-02-06 07:16 | (再び)安倍政権について | Trackback(4)
頑張ろう、東日本&ニッポン!安心と希望を抱ける1年に。o(^-^)o 

よろしければ、1日1回、2つのランキングの応援クリックをしてくださいませ。m(__)m




にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


mewは、日本の国民に訴えたいことがある。これ以上、安倍晋三氏に日本の首相を続けさせて、国会や会見などの場を含め、アチコチで好き勝手なことを言わせていたら、とんでもないことになる。(**)

 日本は平和国家としての歩みを捨てて、アブナイ国に変貌させられるだけでなく、国内外において、日本国民の生命や生活の安全が、日々脅かされることになるおそれが大きいからだ_(。。)_

 今回のイスラム国の人質事件で、す~っかり強国宰相ロマンに浸ってしまった安倍首相は、米国と肩を並べて「テロとの戦い」の仲間入りをしたいがために、あえて挑発的な強い言葉を武器のように振り回して、イスラム国を煽っているのだ。
 そして、「言葉の暴走」を重ねることによって、たとえ国民がそのアブナさに気づいて拒絶しても、もはや日本の国が後戻りできない状況を作ろうとしているのである。(ーー)

* * * * *

 このことは1日にアップした記事でも触れたのだが。(『ISが殺害したジャーナリスト・後藤健二の功績を讃え、平和への思いを受け止めたい』)

1日の朝、6時過ぎにTVをつけたら、後藤健二氏が殺害されたというニュースが流れており、mewは大きな衝撃を受けると共に、しばらく呆然とさせられていたのであるが。
 その後、6時40分に安倍首相の会見を見た時は、その言葉に「何、危ないこと言ってんの?こいつ。誰かこのアホ勘違い首相のクチを塞いでくれ~」と叫びたくないなるくらいに、驚愕させられることになった。(@@)

 というのも、安倍首相が目を潤ませながら、報道陣のカメラの前でエラそ~に。こんなことをほざきやが・・・もとい、語っていたからだ。。(`´)

『政府として全力で対応してまいりましたが、誠に痛恨の極みであります。非道、卑劣きわまりないテロ行為に強い怒りを覚えます。
 テロリストたちを決して許しません。その罪を償わさせるために国際社会と連携してまいります。
 日本がテロに屈することは決してありません。食料支援、医療支援といった人道支援をさらに拡充してまいります。そして、テロと戦う、国際社会において、日本としての責任を毅然として果たしていきます。』
 
* * * * *

 中でも、「罪を償わさせるために国際社会と連携する」「テロと戦う」と明言したことは、イスラム国に対して、完全にケンカを売った(売られたケンカを正面から買った)と言えるだろうし。ある意味では、報復のための宣戦布告をしたと言ってもいいだろう。(・・)

 そりゃあ、mewだって、日本人がテロ組織に殺害されたとなれば、かなり大きな怒りやと哀しみを覚えるし。そのようなテロ組織を早く解体、撲滅させられないかとも思うところはあるけれど。
 憎悪による報復の連鎖は、世界各地のの平和、人々の生活の安全を壊すことにつながるのは明らかだし。(後藤氏はまさにその連鎖を断ち切りたいという思いで、危険な地域で取材を続けていたのだし。)
 しかも、昨日の記事にも書いたように、このような無思慮で稚拙な挑発的な言葉を用いて、相手を感情的にさせることは、日本の国民の生命や生活の安全を脅かすおそれが大きいわけで。一国の首相としては慎重に言葉を選ぶ必要があったことは言うまでもあるまい。(-_-;)

 それでmewは、1日の記事にも「おいおいっ、何を危ないこと言っちゃってるの~?」「菅やスピーチライターはチェックしなかったの?」とビツクリしたですと書いたのだけど・・・。

 さらに驚愕させられたことに、何とこのフレーズは、安倍首相が事務方が用意した文案に、自ら書き加えたものだというのである。(@@) <もとになった日本経済新聞2日の記事(非公開)は、*1に。>

 『「その罪を償わせる」…安倍首相が自ら声明に加筆していた

 イスラム国を「テロリスト」と名指しし、「罪を償わせる」と厳しい言葉で非難――。後藤さんの殺害映像が公開された直後、安倍首相が記者団に発表した勇ましいメッセージは、安倍首相が自ら加筆したものだった。

 2日の日経新聞によると、安倍首相は声明発表の30分前、隣接する首相公邸から官邸に移った際、事務方が用意していた「首相声明」に自ら手を入れたという。書き加えたのは「テロリストたちを決して許さない」に続く、「その罪を償わせる」という強烈な言葉だ。

 首相が加筆した“宣戦布告”とも受け取れる言葉は、イスラム国に自国民を殺害された米英の首脳の声明に似ている。イスラム国と戦う国々のトップと同じような言い回しを使うことで、国際社会との連携を強めることを内外にアピールする狙いがあるのだろう。

 米オバマ大統領は自国民が殺害された直後、イスラム国への空爆をシリア領内に拡大。英キャメロン首相は下院で空爆参加の承認を取り付けた。憲法で武力行使を禁じられた日本のトップが米英両国を模倣して、どうする気なのか。安倍首相は完全に冷静さを失っている。(日刊ゲンダイ15年2月2日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆



 J-CASTニュースは、この安倍首相の言葉には、世界が驚いたとまで書いている。(@@)

『安倍首相「罪を償わせる」談話に世界がびっくり? 「平和主義から離れ、報復を誓う」と海外報道も

 イスラム国に拘束されていたジャーナリストの後藤健二さんを殺害したとする動画が公表された直後に安倍晋三首相が発表した談話が、波紋を広げている。「その罪を償わせる」と、日本の首相としては異例の強い表現を含んでおり、これを「報復」の宣言だと受け取った海外メディアも少なくないようだ。
ただ、記者会見のやり取りでは具体的にどうやって「償わせるか」は明らかになっておらず、現段階では安倍首相の「決意表明」にとどまっている様子だ。

英語版の談話では「ひどい行動の責任を取らせる」

2015年2月1日早朝に発表された安倍首相の談話で最も注目されているのが、
「テロリストたちを絶対に許さない。その罪を償わせるために、国際社会と連携してまいります」
という部分。ここには、安倍首相の強い意志が反映されているとみられ、日経新聞はこう報じている。
「安倍晋三首相は、事務方が用意していた『首相声明』に自ら手を入れた。『テロリストたちを決して許さない』に続けて『その罪を償わせる』と書き加えた」

首相官邸ウェブサイトに掲載された英語版の声明では、この部分は
「彼らのひどい行動の責任を取らせるために、国際社会と協力していく(I will work with the international community to hold them responsible for their deplorable acts.)」
となっており「罪を償わせる」よりも表現が弱くなっている。

だが、海外メディアは日本語の表現に着目したようだ。ニューヨーク・タイムズ紙は「日本の平和主義から離れ、安倍晋三首相は殺害への報復を誓う」という見出しで、安倍首相の談話を「テロリストに代償を払わせる(to make the terrorists pay the price)」と紹介。
「指導者が過激派の暴力に直面した際、西側世界ではこういった報復宣言は一般的かもしれないが、対立を嫌う日本では聞かれなかった。...これまでは」
と指摘した。民主党の長島昭久衆院議員(元防衛副大臣)の
「字義通り実行犯を捕え処罰するとの意味か?この欧米流の言い回しは、これまでの日本外交にはなかった。欧米並みの実力行使まで突き進むつもりか?」
というツイートも紹介し、日本外交が方針転換する可能性を印象付けた。(J-CASTニュース15年2月4日)』

 実際、共同通信2日は、こんな記事を載せていた。

『首相「報復」発言に米で注目 日本では異例と各メディア

【ワシントン共同】過激派「イスラム国」に対して「罪を償わせる」と誓った安倍晋三首相の発言に米メディアが注目している。激情をのぞかせた物言いが日本の政治家としては異例と受け止められている。
 2日付のニューヨーク・タイムズ紙は「過激派の暴力に指導者が直面した際、こうした報復の誓いは西側では普通だろうが、対立を嫌う日本では異例だ」と紹介した。(共同通信15年2月2日)』

* * * * *

 しつこく書くが、安倍首相&仲間たちの最大の目標は、日本を経済的だけでなく軍事的にも、(敵視する中国に勝って)、アジア、世界のTOPの国にすること。そして、米国などと肩を並べて、世界の警察を気取り、「テロとの戦い」などと称して、世界を支配することにある。(-"-)

<ちなみに彼らは、同じように周辺の人々を害したり、蛮行や残虐行為を行なったりしていた国や組織があっても全てに関与するわけではなくて、自分たちに従わないor自分たちの利益を害する国や組織だけが、「悪の枢軸」「テロ国家or組織」とみなされて、攻撃対象にされるんだよね。(>_<)>

 安倍首相が、今政権で「積極的平和主義」なる言葉をやたらにアピールし始めたのも、強引にNSC(国家安全保障会議)を作って、秘密保護法を通したり、集団的自衛権の行使の解釈改憲を行なったりしたのも、全てはその目標を実現するための準備にほかならない。(-_-;)

 そして、安倍首相&仲間たちは、今回、日本人2人がイスラム国に拘束されてたことを知りながら、彼らの人命よりも強国の仲間入りすることを優先。さらに、彼らが殺害されたのを奇貨として、これを「テロとの戦い」に参加するための、おいしいきっかけに利用しようと考えているのである。^^;

『政府は3日、米ワシントンで18、19両日に開かれるテロ対策の国際会議に岸田文雄外相を出席させる方向で調整に入った。「イスラム国」が日本人2人を殺害したとみられる映像を公開したことを受け、国際社会に「テロに屈しない」とする日本の立場を発信し、各国との連携を強化する。(産経新聞15年2月4日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆



 昨日の記事でも少し触れたのであるが。1月下旬になって、実は政府が昨年8月に湯川遥菜氏がイスラム国に拘束されたこと、昨年11月に後藤健二氏がシリアで行方不明になっていたことを把握しており、官邸に(情報)連絡室、外務省に対策室を立ち上げ、ヨルダンに現地対策本部を立ち上げていたことが明らかにされた。^^;

 しかも、官邸は12月2日には後藤氏の妻の下に、イスラム国から身代金を要求するメールが届いていたことも把握していたのであるが。身の安全も考えた面もあったのだろうが、何よりも衆院選の真っ最中だったこともあり、妻にその事実を公表しないように指示していたとのこと。 (・o・)

 結局、政府が本格的に2人の日本人の情報収集や救出に動いたのは、イスラム国が2人が映った身代金要求の映像を発表した1月20日以降であって、それまで、彼らはいわば放置された状態にあったのである。(-"-)

 民主党の鈴木貴子氏の質問趣意書に対して、政府はこのような答弁書を出したという。

『外務省は、▽湯川遥菜さんについては去年8月16日に、▽後藤健二さんについては去年11月1日に、それぞれ行方不明になったことを把握したとしています。
 そして、いずれも把握した直後に、外務省に三好領事局長を長とする対策室を、また、ヨルダンの日本大使館に現地対策本部を設置して、情報収集に全力を挙げてきたとしています。
 その後、2人を殺害すると脅迫する動画が公開された先月20日に、対策室を緊急対策本部に改めたとしていて、「あらゆる手段を講じてきており、政府としては、対応は適切であったと考える」としています。(NHK15年2月3日)』

 答弁書では『「後藤さんの妻に、『イスラム国』側から金銭を要求するメールが届いていたことを把握しているかどうか」という質問については、「これを公表すれば、今後の対応に支障を及ぼすおそれがあることから、答えを差し控えたい」として』いたようなのだが。(同上)
 この件の政府の対応に関しては、こんな記事が出ている。(~_~;)

『後藤健二さん 外務省が妻にしていた「総選挙12日前の口止め工作」 女性自身 2月3日(火)

 (前略)殺害を受け、後藤さんの妻は、夫を「誇りに思う」との声明を発表した。妻は、幼児2人を抱えながら独立行政法人で働く、東大大学院修了のキャリア女性だ。12月2日に夫の拘束をイスラム国からのメールで知って以来、彼女は苦難の日々を過ごしてきた。だが、常岡さんは重大な情報を本誌に明かす。

「この12月2日という日は、衆議院総選挙の告示日でした。12月14日が投票日ですから、その12日前という状況です。じつはこのとき、外務省が後藤さんの奥さんとシリア人の現地ガイドに、厳重に“口止め”をしていたのです」

 選挙直前に“日本人人質事件”が発覚すれば、選挙に影響が――。万一にも事件が表沙汰にならないよう、外務省が口止めをしていたというのだ。

「奥さんは子供を守るため、もともとメディアにさらされたくないとは思っておられましたが、外務省からの“口止め工作”について、現地ガイドがはっきりと証言しています。外務省は『後藤さんを守るためだ』と言ってきたそうですが、選挙前にこの話が出たら、安倍首相にプラスにはなりません。譲歩して助けても、助けられなくても批判されますから。でも、選挙前に拘束の事実が明らかになっていたら、日本政府はもっとまじめに助けていたかもしれませんね」

 政府による後藤さんの救出活動に問題はなかったのか。これからその検証が始まるーー。』

* * * * *

 mewも、今後のためにも一連の政府の対応に問題がなかったかどうかしっかりと検証すべきだと思うのだが。<政府の責任も、きちんと追及すべきだしね。>
 ところが、先ほども触れたように、ここに「待ってました」とばかりに「秘密保護法」の壁が立ちはだかって、肝心なこと、政府に不都合なことは国民に知らされないまま、終わってしまうおそれが大きいのだ。(ーー)

『安倍晋三首相は4日午後の衆院予算委員会で、過激組織「イスラム国」による日本人人質事件をめぐる情報の扱いについて、「外国での邦人に対するテロ事件であることから、(特定秘密に)該当し得る情報が含まれ得る」と述べ、一部の情報が昨年12月に施行された特定秘密保護法の指定対象となる可能性に言及した。維新の党の井出庸生氏への答弁。
 同法は行政機関の長が「防衛」「外交」「スパイ活動防止」「テロリズム防止」の4分野で、特に秘匿が必要な情報を特定秘密に指定する。首相は「情報の提供を依頼しているが、当然、(守秘)義務がかかっていて、一切言わないとの条件で情報提供を受けている」と説明した。(時事通信15年2月4日)』

 それにこんな検証の結果を待っている間にも、安倍首相や閣僚たちが、さらにアブナイ言葉の暴走をしまくれば、国民の思いなどそっちのけで、「日本の国の方針、あり方」に関してイスラム国だけでなく海外から誤解を受けることになるし。国民の安全がどんどん脅かされることになるわけで。
 1日も早く、安倍氏を首相の座からおろして、そのクチや動きを封じないと、日本&国民の命がアブナイとマジで危惧しているmewなのだった。(@@)
                           THANKS



【下の2つのランキングに参加しています。できれば、2つともクリックして頂けると、有難いです。組織票は全くなく、記事を読んで下さる方々だけが頼りなので、よろしくお願いします。m(__)m】

↓このクリックが、mewの大きな励みに。(・・) 




にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ


↑もう1クリックが、ブログを続けるエネルギー源に"^_^"


More
[PR]
by mew-run7 | 2015-02-05 05:01 | (再び)安倍政権について | Trackback(2)
頑張ろう、東日本&ニッポン!安心と希望を抱ける1年に。o(^-^)o 

よろしければ、1日1回、2つのランキングの応援クリックをしてくださいませ。m(__)m




にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 これは、昨日の『日本人の流血を待っていた安倍~米国と台頭に「テロとの戦い」をするため』のつづきになるのだけど。
 安倍首相のイスラム国に対する発言が、国会をはじめ、様々なところで批判されている。(・・)

 mewは、昨日の記事にも書いたように、もう昨年の秋からずっと、安倍政権がイスラム国への言動を誤らないようにと懸念していたし。今年の中東外遊での発言にも神経をとがらせていたのであるが・・・。(『安倍と日本人の覚悟が問われる~イスラム国の日本人人質事件』)

 mewも含め、様々な人たちが、安倍首相らのイスラム国に対する発言を懸念、批判しているのは、単にイスラム国に日本人が拘束されていたからだけではない。安倍首相らの無思慮な発言が、日本人全体の考え方を誤解されることにつながったり、国内外の日本人生命や生活を脅かしたりすることになりかねないからだ。(**)

 しかし、安倍首相&仲間たちは、日本の国民の安全よりも、自分たちの思想や国家観、日本の国の威信や誇りの方が大事なわけで。<イスラム国は悪い組織。自分たちは「悪やテロと戦う」「テロには屈しない」って、米英などと共に、カッコよく言ってみたいのよね。^^;>

 だから、mewは昨年来、何度も、日本の国民は、安倍政権の安保外交の方針、発言を容認するのか、彼が主張する日本の国、日本のあり方を受け入れるのか、よ~く考えた方がいいと書いているのである。(・・)

* * * * *

 どうやらmew周辺の日本人の中には、中東などに行かなければ、さほど危険はないと考えている人たちがいるようなのだが。イスラム国の戦闘員や支持者は世界各地におり、組織からイスラム国と敵対する国の政治家や住民を殺害、攻撃せよという指示を受けている。
 それゆえ、既にカナダやオーストラリアなどで、一般市民を巻き込むテロ事件が起きているように、中東以外でも、特にイスラム国と敵対していると見られている国では、テロ事件の被害にあう危険があるし。日本国内にも、日本人も含めて、イスラム国の支持者がいる可能性は十分にあるのだ。(-"-) <実際、去年、イスラム国に戦闘員の訓練を受けるために渡航しようとしていた大学生がいたしね。^^;>

 しかも、イスラム国のメンバーは、後藤健二氏の殺害を示した映像の中で、このように予告しているのだから。

「日本政府よ。邪悪な有志連合を構成する愚かな同盟諸国のように、お前たちはまだ、我々がアラーの加護により、権威と力を持ったカリフ国家であることを理解していない。軍すべてがお前たちの血に飢えている。
 安倍(首相)よ、勝ち目のない戦争に参加するという無謀な決断によって、このナイフは健二だけを殺害するのではなく、お前の国民はどこにいたとしても、殺されることになる。日本にとっての悪夢を始めよう。」

 この事件を受けて、政府は、テロリストの入国阻止に向けた水際作戦や空港などの警備強化に取り組むことを決定。また全在外公館に日本人の安全確保に万全を期すよう指示したのも、やはり日本人に危害が加わるリスクが高くなったと認識しているからにほかなるまい。^^;

* * * * * 

 それこそ、今、海外に自分や家族が住んでいる人たちは、気が気ではないだろう。(-"-)

 mewは、ジャーナリストの北丸健二氏は、1月末にこんなツイートをしていたのが印象的だったのだが・・・。

『NYに住む友人たちがみんな怒りまくっている。今も電話で「海外で働いている私たちをどうして危険にさらすような演説をしたんだ。最後の一人まで助けるとか言っておいて何もできないなら、初めから黙っていてほしい。私たちは平和を貫く日本人だったのに、安倍のせいで狙われる対象になった」と。15:30 - 2015年1月31日』

『フォトジャーナリストの豊田直巳さんも、ツイッターで、NHKの取材に答えたと報告したうえで、安倍首相の対応を批判した。「交渉を失敗した安倍政権による敵愾心の煽動が怖い」といい、取材に対し、「彼を殺すことを真剣に止めようとしなかった日本政府に対しても、何をしてきたんだという失望と絶望と憤りを感じます」と話したとした。ただ、NHKサイトのニュースでは、この部分はすべて反映されておらず、代わりに「日本政府はどう交渉していたのかという気持ちです」という表現になっていた。(J-CASTニュース15年2月2日)』<NHKのカットのことも覚えておいてね。(・・)>

 mewの知人たちもよく言っていたことだが、中東では国を問わず、日本人に国民性の面である種の共通意識やリスペクトを持った親日的な人たちが多く、他の外国人に比べて日本人は最も安全だ、犯罪やテロに狙われにくいと見られていたのだけど。<中東地域、特にイラン、シリア、エジプト、イラク、トルコなどでは、ドラマ「おしん」がめっちゃ人気があったのよね。>
 しかし、中東地域に在住している人は、一気に不安が増大することになった。<伝聞情報だが、一部の企業は、早くも家族の帰国や社員の安全対策、一部撤退なども検討しているらしい。^^;>、

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆



『報道によると、元外務官僚や野党政治家からも、安倍首相の責任を問う同様な声が出ている。安倍首相が後藤さん殺害声明を受けて、「テロリストたちを絶対に許さない」「その罪を償わさせる」と強気なコメントをしたことも、疑問視されていた。

 首相官邸前でも、イスラム国のビデオ声明後にデモがあり、安倍首相への批判が行われた。

 ツイッターなどの情報によると、デモでは、「湯川さん、後藤さんを殺したのはテロリスト。しかし、それに手を貸したのは安倍だ」「安倍首相の愚かな行為が国民を危険にさらしている!」といったプラカードが掲げられた。中には、「湯川さん 後藤さんのいのちを返せ」といったものまであり、安倍首相は日本人を危険にさらした責任を取って辞任すべきだなどとする主張が相次いだ。(J-CASTニュース15年2月2日)』

* * * * *

 ところが、安倍首相は自らの発言を反省することもなく、すっかり開き直っている様子。昨日の参院予算委員会では、こんな答弁を行なった上、質問した小池氏に逆ギレ攻撃まで行なう始末だった。
<さすがに、安倍氏が『小池さんの質問はISILを批判してはいけないと」の答弁の時には、野党側から「それは違うだろ~」と反論野次が飛んでいたけど。
 mewはこの答弁を見ていて、「日本は何でこんな子供のような無思慮でおバXな首相を選んでしまったのだろう」とあまりにも情けなくて泣きたくなったです。 (ノ_-。)>

『国会では3日もイスラム過激派組織「イスラム国」による日本人殺害事件が取り上げられた。共産党の小池参院議員は、安倍首相が中東訪問中に「『イスラム国』と戦う周辺国に支援を約束する」などと表明したことによって、拘束されていた日本人2人に危険が及ぶ可能性を認識していたかただした。

 小池参院議員「『ISIL(「イスラム国」)と戦う周辺諸国に総額で2億ドル程度支援をお約束します』このフレーズの中には、非軍事の人道支援だという表現はございません。湯川さん、後藤さんが『イスラム国』に拘束されていると知っていながらこういう演説をやれば、2人の日本人に危険が及ぶかもしれない。そういう認識が総理にあったのか、なかったのか」

 安倍首相「テロを恐れるあまり、その脅かしに屈するような態度をとればテロには効果があったと(テロリストは考える)」

 小池参院議員「テロに屈するということと、慎重に言葉を選ぶということは違うと思う」

 安倍首相「いたずらに刺激する、それは避けなければいけませんが、同時にテロリストに過度な気配りをする必要は全くないんだろうと」「小池さんの質問はまるでISILに対して批判してはならないような印象を受ける」

 小池参院議員「テロに屈しない。その一言でさまざまな懸念や批判に耳を貸さないという態度でいいのか」

 小池参院議員は、支援を表明するなら人道支援を強調するなど「慎重な物言いが必要でなかったか」と重ねて質問した。これに対し安倍首相は、人道支援の必要性を強調するなど議論はかみ合わなかった。(NNN15年2月3日)』

『「最近も殺戮(さつりく)を行い批判を浴びているイスラエルと軍事協力をし、そのイスラエルの首相と肩を並べ『テロと戦う』と述べることが、中東諸国の人々にどう受け止められるのかを考慮したのか」

 「拘束された日本人を危機にさらす危険性を考慮しなかったのか」

 質問に立った小池氏はこうまくし立て、1月の中東訪問中の首相の言動を批判した。

 これに対し首相は「今の小池さんの考え方は全く間違っている。私がイスラエルと関係を持ち、イスラエルにアラブの考え方を伝えることはアラブの国々が望んでいることだ」と反論。その上で、「エジプトでもヨルダンでもパレスチナでも私がイスラエル首相と会談して言うべきことを言い、中東和平に向けて進んで行くことを促したことに対して評価されている」と強調した。

 小池氏はこれに先駆けて首相がエジプトで行った演説についても「『非軍事の人道支援』という表現はない。2人の日本人に危険が及ぶかもしれないという認識があったのか。首相の言葉は重い」などと追及した。

 首相は「いたずらな刺激は避けなければいけないが、テロリストに過度な気配りをする必要はない。ご質問はISIL(イスラム国)に対して批判をしてはならないような印象を受ける」と反撃。イスラム国と対峙(たいじ)する国々への協力姿勢を打ち出した演説は現地で高評価を得たとも主張した。(TBS15年2月3日)』 

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆


 特に安倍首相が1月18日にエジプトで行なった演説に関して、批判を浴びるのは致し方ないことだろう。(・・)

mew&周辺は、『安倍と日本人の覚悟が問われる~イスラム国の日本人人質事件』にも書いたように、まだ人質殺害予告がなされる前から、あの会見の表現はアブナイとギョッとさせられていたし。
 安倍首相がイスラム過激主義を批判したり、アチコチで「積極平和主義」(要は自衛隊の海外派遣による軍事貢献)をやたらとアピールし回ったり、閣僚たちと強国の仲間入りごっこをしていたのを見て、イヤ~な感じがしていたのである。(ーー)

<安倍首相の中東外遊と同じ時期に、中谷防相が米仏と連携して海賊退治+αの活動拠点になっている自衛隊のジブチ基地(中東にも近いとこ)を訪問したり、岸田外相がフランスでイスラム過激派のテロ行為を批判しまくったり、中谷・岸田両大臣が(イスラム国が米国と共に最も敵視しいる)イギリスを訪問し、2プラス2(外務防衛閣僚会合)を行ない、テロ対策について協議していたりしたのよね。>

 安倍首相は、安倍首相は2人の日本人がイスラム国に拘束されていて、命の危険もあるかも知れないことがわかっていながら、あえて中東を外遊し、エジプトをはじめ、各地でイスラム国を念頭において「過激主義」を批判。
 しかも、わざわざ演説の中で、「ISIL(イスラム国)がもたらす脅威を少しでも食い止めるため」とか、『ISILと闘う周辺各国に2億円を支援する」などと語ったのだから、イスラム国を挑発していると見られても不思議はあるまい。^^;

* * * * *

 mew的に言えば、日本語で読んでも十分に挑発的なのであるが、おそらくイスラム国のメンバーが読む英文は、も~っと挑発的なものになっていたという。(@@)

『日本を元気にする会の松田公太代表は28日の参院代表質問で、中東の過激派「イスラム国」の周辺国への2億ドルの人道支援を表明した安倍晋三首相のスピーチについて、英訳で支援の目的のニュアンスが変わったことが日本人人質事件を誘発した可能性を問題視した。首相は反論した。

 首相は中東歴訪中の17日に演説し「地道な人材開発、インフラ整備を含め、ISIL(イスラム国)と戦う周辺各国に総額で2億ドル程度、支援をお約束する」と述べた。

 松田氏は、英訳では支援の目的部分が「for those countries contending with ISIL,to help build their human capacities,infrastructure,and so on」となっていることを指摘。「イスラム国と戦っている国が戦闘要員や戦闘の基盤を構築するために2億ドル支援するとなってしまっている」と述べた。

 そのうえで「日本が本格的に戦争に加担することになったと捉えることができ(人質事件の)口実を与えてしまった可能性がある」と強調。首相に「あえて変えて発信したのか、単純ミスなのか」と質した。
 首相は「スピーチの英文は和文に忠実な形で訳されており、ニュアンスが異なっているという指摘はまったくあたらない」と反論した。(日本経済新聞15年1月28日)』

<これは、『安倍と日本人の覚悟が問われる~イスラム国の日本人人質事件』で触れた知人も、外務省は本当に英文をきちんとチェックしたのか。それともイスラム国のことなど考えず、米英向けのアピールのため、わざとあのような英文にしたのかと憮然としていたという。>

* * * * * 

 しかも、この辺りのことは、改めて書きたいのだが。日本政府は、昨年8月には湯川遥奈氏がイスラム国に拘束されたことや、昨年11月には後藤健二氏がイスラム国で行方不明になっていること&12月に妻のもとにイスラム国から身代金要求のメールが来たことも把握していたことがわかっている。^^;

 つまり、安倍首相&官邸スタッフ、外務省は、2人の人質の生命をタテに何かの要求との引き換え材料とされる危険性があることを知りながら、あえてイスラム国との戦いを支援する方針をオモテに出すような表現を使ってスピーチを行なったわけで。
 そりゃあ、イスラム国との戦いに2億ドル(240億円)も出すと言えば、米英やエジプトなどを含む有志連合の国々、そしてウヨやタカ派のお仲間には高評価だったかも知れないし。安倍首相は、とーってもご満悦の気分を味わえたかも知れないけど。
 イスラム国から見れば、日本首相から敵対宣言を突きつけられたことになるのは明らかだし。それが、彼らがいわば揚げ足をとる形で、今回の要求を行なうきっかけを作ったことは否めないだろう。(-"-)

 でも、安倍首相&仲間たちにとっては、冒頭にも書いたように、国民の命や安全よりも、国の威信の方が大事だし。これからも、日本を軍事的にも世界の強国にするという自分たちの目標実現のためなら、国民の意思や犠牲を軽視する可能性が大きいわけで。<しかも、今回の事件を利用してテロ対策と称して、軍事増強や有事対策、一般国民の人権制限を強化をしようともしているわけで。)
 「あなたたちは、それでもいいのですか?」「自分たちの平和で安全な生活が脅かされても、安倍政権の継続を容認して、彼らの思うままに言動させるのですか?」と日本の国民に大きな声で問いかけたい気持ちになっているmewなのだった。(@@)

                           THANKS 
   、
【下の2つのランキングに参加しています。できれば、2つともクリックして頂けると、有難いです。組織票は全くなく、記事を読んで下さる方々だけが頼りなので、よろしくお願いします。m(__)m】

↓このクリックが、mewの大きな励みに。(・・) 




にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ


↑もう1クリックが、ブログを続けるエネルギー源に"^_^"

[PR]
by mew-run7 | 2015-02-04 07:29 | (再び)安倍政権について | Trackback(3)
頑張ろう、東日本&ニッポン!安心と希望を抱ける1年に。o(^-^)o 

よろしければ、1日1回、2つのランキングの応援クリックをしてくださいませ。m(__)m




にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 先週、湯川遥菜氏がイスラム国に殺害されたことがわかった後、mewは『犠牲出て、安倍は目的を達成?~日本が米英と一緒にテロと戦うのが夢だから』という記事をアップしたのだが。

 1日に後藤健二氏も殺害されたことがわかり、安倍陣営の中には、これをうまく活用しない手はないと、今後の軍事拡大策に意欲を燃やしている議員やスタッフが少なからずいるのではないかと察する。^^;
 
 というのも、上の記事にも書いたように、安倍首相&仲間たちの最大の目標は、日本を経済的にも軍事的にも(天敵・中国に勝って)アジア、世界のTOP国にすることなわけで。それに近づくためにも欧米各国と肩を並べて、勇ましく「テロとの戦い」や世界の警察役ごっこなどに、少しでも参加したいという思いが強いからだ。(-"-)
<それで世界のアチコチで「積極的平和主義」をアピールしたり、一緒に戦うために集団的自衛権の行使の解釈改憲を強硬したりしたんだもんね。(~_~;)>

 しかも、安倍首相らは(超)保守タカ派の議員や識者の中には、以前から、日本も血を流さないと、安保軍事関係において米国と信頼関係が築けないと考えているところがあるからだ。(ーー)

 事実、安倍首相は『いうまでもなく、軍事同盟というのは“血の同盟”です。日本がもし外敵から攻撃を受ければ、アメリカの若者が血を流します。しかし、今の憲法解釈のもとでは、日本の自衛隊は、少なくともアメリカが攻撃されたときに血を流すことはないわけです。実際にそういう事態になる可能性は極めて小さいのですが、しかし完全なイコールパートナーと言えるでしょうか。』と語っているし。(岡崎久彦氏との対談における安倍氏の発言。『安倍らは「血を流す」ために集団的自衛権の行使を急いでる&国民に覚悟と判断の機会を』)

 石破茂氏(現・地方創生大臣)も、雑誌のインタビューで、「カネも出している、基地も貸している」だけでは信頼性が築けないんだと。「『日本がやられたらあなた方は助けに来るんですよ、血を流すんですよ、日本は血を流さないけど基地を提供しているからいいよね』ということを、日本だけが言っている。それは本当に実効性のあるものだろうか、ということなのです」と語っていたりするわけで。
 
 今回の場合は、血を流したのは自衛隊隊員(兵士)ではないにせよ、日本政府が米英と同じように、テロ組織と戦い、彼らの脅しに屈せず、身代金を払うのを拒否したため、日本人の中から血を流す犠牲者を出したことで、自分たちのポジションが米英に少しでも近づくのではないかと。米英が仲間として見てくれるのではないかと期待している人がいるのではないかな~と察する。^^;

<また後藤氏はジャーナリストとして活動実績があり評価も高いため、同氏の殺害は日本の一般国民や海外の人々の怒りを買うことができて、ますます「テロとの戦い」への支持を得る材料として使いやすいと考えている人もいるかも知れない。(ーー)>

* * * * *

 実際のところ、後藤氏殺害のニュースを受けて、オバマ大統領やキャメロン首相はすぐにイスラム国を非難する声明を発表し、日本をようやく「テロとの戦い」の仲間としてみなしたという。

『過激派組織「イスラム国」がジャーナリスト後藤健二さん(47)を殺害したとみられる映像を公開したことを受け、アメリカのオバマ大統領やイギリスのキャメロン首相ら世界の指導者は、強い非難声明を発表した。
 オバマ大統領はホワイトハウスからの声明として、「アメリカはテロリストグループISILによる後藤さんの凶悪な殺害を非難する」と厳しく追及。「アメリカは同盟国やパートナーとともに、イスラム国を弱体化させ、最終的には壊滅させるため、引き続き断固とした措置をとる」と述べた。
 後藤さんについて、オバマ大統領は「シリアの人々の苦境を勇気を持って世界に伝えようとしていた」と称えた。

 イギリスのキャメロン首相は「卑劣でおぞましい後藤氏の殺害行為を徹底的に非難する」とする談話を発表。「ISIL(イスラム国)が人命を一顧だにしない悪の権化であることを改めて示すものだ」と非難した。その上で、テロと戦う安倍政権と立場をともにしていく姿勢を示した。(The Huffington Post15年2月1日)』

* * * * * 

 オバマ政権は、イスラム国の爆撃に参加している有志連合と併行して、「ISILを弱体化させ壊滅するための60カ国」なるものをリストアップしており、有志連合に準じた扱いをするつもりの様子。<資金を出してくれると有難いしね~。>
 
 オバマ大統領は24日、湯川遥菜さんが殺害されたとみられる画像の公開を受け、日本が同盟国であることを強調。『声明で「同盟国である日本と肩を寄せ合い、日本の貢献を称賛する。我々は『イスラム国』を打倒するため断固たる行動を取り続ける」と結束を訴えていた」し。
 国防総省のカービー報道官は27日の会見で、「いかなる人質事件も、連合の強固さをはかるリトマス試験紙にはならない。60カ国以上が加わっている連合は非常に強固で、日本も貢献している」と強調。
 このような動きを受けてか、朝日新聞2日もこんな書き方をしていたです。

『米オバマ政権が、過激派組織「イスラム国」と戦う「連合」は約60カ国・地域だと、改めて強調している。日本では「イスラム国」と戦う有志連合は軍事作戦に加わる国だけで、日本は含まれないという理解があるが、米国は軍事・非軍事を切り分けず、日本も「対『イスラム国』連合」の一員という立場だ。』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆



 安倍首相&仲間たちは、後述するように、昔から米英と「テロとの戦い」をする仲間になりたくて仕方なかったことから、この米英の評価や歓迎振りにかなり気をよくしているかも知れず。
 早速、今月18~9日にワシントンで、米国と有志連合中心に行なわれるテロ対策の会合に、岸田外務大臣を派遣することを検討しているという。^^;

『岸田文雄外相は今月19日にワシントンで開催が予定されているテロ対策の閣僚級協議に出席する方向で検討に入った。外務省関係者が2日明らかにした。国会日程で流動的な面もあるが、出席できれば、過激組織「イスラム国」による日本人人質事件を踏まえ、テロ撲滅に向けた各国との連携強化を確認したい考えだ。(時事通信15年2月2日)』

<天木直人氏は1月24日のブログに、産経新聞が一面トップに「安倍首相は2月18日からワシントンで開かれるテロ対策の首脳会議に出席する方針を固めたと」書いていたと。「これは日本の命運を決める一大政治決断である」と記していたのだけど。
 さすがに安倍首相は、自分がカネと時間をムダに使って解散総選挙を行なったせいで、国会日程がきつくなっている上、あまりにも見え見えなので、今回は出席は見送ることにしたのかな?^^;>

~ * ~ * ~ * ~ * ~  

 実は、mewは、安倍首相がイスラム国を対象にして、「テロとの戦い」が云々と言い出す日が来るであろうことを、またそのために日本人が国内外でテロの犠牲になるおそれがあることを、昨年9月からずっと警戒していたのである。(-"-)

 それは昨年9月にアップした『日本の有志連合への軍事参加、支援はいかに?~今こそ国民はマジで考えるべき』にも書いたのだけど・・・。
 イスラム国の勢力拡大を懸念&人質2人を殺害された米国のオバマ大統領や諸閣僚は、昨年9月に国連総会や関連会合で、イスラム国を弱体化、ひいては撲滅させるべく「有志連合」を作ることを提唱。英仏など10カ国が早速、手を挙げたのだ。(・・)
 
 
 ただ当時は、まだ安倍官邸や外務省、防衛省もイスラム国との戦いにオモテ立って協力する姿勢を示すことを控えているような感じがあって。イスラム国の対策を協議する関連会合などで発言する際もも、かなり慎重な表現を使っているところがあった。<9月には既に湯川遥菜氏がイスラム国に拘束されていたしね。^^;>

* * * * *

 それで、mewは上の記事に『もし日本も有志連合の一員として、イスラム国の攻撃に参加や支援を行なった場合はもちろん、日本政府(安倍首相や閣僚など)がイスラム国を批判し、組織への攻撃や撲滅への支持や支援を表明した場合、日本の国内や海外にいる日本人がテロ攻撃のターゲットになる可能性も否定できない。<イスラム国には邦人1人拘束されているが、その数が増える可能性もある。また日本人の戦闘員や支援者も複数いるとの情報もある。> 

 それゆえ、日本の政府は、そのようなリスクをきちんと認識し、それ相当の覚悟を持った上で、様々な発言や支援の申し出、集団的自衛権の行使の法整備などの対応を考えなければいけないし。
 日本の国民も、そのようなリスク認識&覚悟の下に、安倍内閣&自民党の言動や施策をチェックしたり、支持や批判などの意思表明をしたりする必要があると思うのだ。』と。

 そして『これを機に、日本の政治家や識者にも、そして一般国民にも、もう一度、集団的自衛権の行使や海外派兵の問題、ひいては日本の国や国民のあり方を考えて欲しいと。
 決して「自分とは関わりのない世界のor『国家』レベルのこと」「他人事」ではなく、現実に国民の安全に影響のある問題としてとらえて、真剣に考えて欲しいと願っていると書いたのだけど・・・。

 でも、おそらく安倍陣営や外務省、防衛省の一部は、屈辱感が募るような日々を送っていたのではないかと察する。(@@)

 というのも、上の記事でも触れたように、9月以降、欧米では盛んに「イスラム国」への対応を協議する会合が開かれ、いわゆる西側陣営の首相や閣僚は積極的に参加していたのであるが。日本の首相や閣僚がそれに招かれずに終わっていたし。^^;
 また国連総会ウィークやその前後には、オバマ大統領は積極的に同盟国、関連国の首脳に会談や電話協議をしまくって、イスラム国との戦いへの協力を要請していたのであるが。安倍首相とは会談も行なわなかったし、協力要請の電話もかかって来ず。カヤの外に置かれているような感じになっていたからだ。(~_~;)

<天木直人氏も「日本はこれまで対イスラム有志連合の会議には参加してこなかった。仏紙銃撃事件を受けて米仏主導で決まったこの首脳会議が発表された時も、この首脳会議への参加については一切報道されることはなかった。つい2日前の22日にロンドンで開かれた「イスラム国」対策を話し合う有志国の外相級会合にも、日本は参加しなかった。
 それには理由があった。日本はイスラム国を軍事攻撃する有志連合と距離を置くことによって、テロの脅威から一線を画すという明確な意図があったからだ。それが今度の邦人人質事件で変更を余儀なくされたのだ。」と記している。>

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆



 そもそも安倍氏を含む超保守タカ派が、本気で憲法9条改正やら、集団的自衛権の行使やら、海外派兵の恒久法やらに取り組むきっかけになったのは、91年の湾岸戦争で、米国のブッシュ(パパ)大統領が、日本政府に参戦や後方支援などの軍事協力を要請したものの、海部首相が「日本は憲法9条で参戦や集団的自衛権の行使は認められていない」と軍事協力を拒んだことにあった。(・・)

 日本政府は、多国籍軍に対し135億ドル、周辺諸国に対しても十億ドル単位の資金援助をしたのだが。(超)保守タカ派の議員や識者が、血を流さず、カネだけ出すような日本は、国際世論に評価されておらず、日本にとって屈辱or恥だと自虐的な反応を示すことに。(@@)

 それ以来、彼らは何とか1日も早く集団的自衛権の行使&いつでもどこにでも海外派兵をできるようにして、日本も米国と世界の警察の一員として戦争ができるようにしようと。また早く憲法9条も改正しなければと、(国民の意思など関係なく)懸命に取り組んで来たのである。^^; 

<尚、この時、日本は戦争終了後にPKO活動として、ペルシャ湾の機雷掃海の仕事をしたのだが。超保守タカ派の中には「戦争から2年立ってから、のこのこ行くのは、遅過ぎて恥ずかしい」という声が出ていたことから、安倍首相は、この通常国会で、今度は戦争中でも機雷掃海ができるようにしたいと考えている。^^;>

* * * * *

 安倍氏は、小泉政権の時に、官房副長官として官邸スタッフになったのであるが。ブッシュ(ボン)大統領と懇意だった&憲法理念には無頓着な小泉首相は、01年の9.11テロ事件を受けて、ブッシュ氏が唱える「テロとの戦い」に即座に賛成し、インド洋やイラクへの自衛隊派遣を強引に決定して国会で通したのを、目の前で見ていて、自分はさらなる軍事強化を実行に移そうと意欲に燃えていたことだろう。<その小泉くんも、集団的自衛権の解釈改憲は回避したんだけどね。^^;>

 そこで、安倍氏は自らが首相になった06~7年に、自分の手で集団的自衛権の解釈改憲や海外派兵の恒久法づくりを実現することを目標にして、懸命に動いていたのである。
 米ブッシュ政権は、日米軍一体化計画を推進し、日本がアフガンやイラクの統治アシストや復興活動に、(米軍の手足として)さらなる貢献をすることを求めていたし。安倍首相としては、これが日本の安保軍事を飛躍的に拡大できるビッグチャンスだと考えていたからだ。(・・)

 しかし、安倍前政権が始まり、小泉政権の負の遺産であった新自由主義による格差が拡大した上、閣僚の問題発言なども重なり、07年の参院選で大敗することになったため、それらは実現できず。
 おまけにブッシュ大統領と約束を交わした「インド洋の海自派遣延長」もすぐに実行に移せず。米国の怒りや不信感を買ったことも手伝って、電撃辞任に追い込まれることに。^^;
 
 安倍氏は、そのリベンジを果たすべく、今度こそ自分の手で、集団的自衛権の行使やいつでもどこでも海外派兵ができるようにして、欧米と共に「テロとの戦い」をできるようにしようと。たとえ日本の自衛隊員や国民の命が奪われるようなことがあっても、言葉の言い回しなどに配慮することもせず、勇ましく「日本はテロには屈しない」などと言って、強気で彼らと闘う姿勢を示せる首相になりたいと。また、米英にも仲間だと思われる日本を作りたいと夢見ていたのだ。^^;

* * * * *

 昨日の参院予算委員会でも、安倍首相は、かなり威勢のいい答弁をしていた様子。

『首相は後藤健二さん(47)と湯川遥菜(はるな)さん(42)を殺害したとみられるISを「極悪非道の犯罪人だ」と非難。「罪を償わせる」とした1日の首相声明について、「どれだけ時間がかかろうとも、国際社会と連携して犯人を追い詰め、法の裁きにかける強い決意だ」と説明した。

 ただ、米国主導の有志国連合によるIS空爆に、自衛隊が参加・後方支援する可能性は否定した。また、現地対策本部を置いたヨルダンを「極めて情報収集能力が高い」と評価し、情報収集などにあたる駐在武官のヨルダン派遣を検討する考えを示した。

 2人が拘束されていた1月、首相はIS対策の総額2億ドルの支援を表明。IS側はこれを「有志国連合に参加した」と日本人を標的とした理由に挙げた。首相は予算委で、「脅しに屈すれば『テロに効果がある』とテロリストが考え、日本人がさらに巻き込まれる可能性が高まる。テロリストの思いをそんたくするようなことがあってはならない」と正当性を強調した。

 2人の居住地を管轄する警視庁と千葉県警が合同捜査を始めている。菅義偉官房長官は2日の記者会見で、国際刑事裁判所への訴追を念頭に置く考えを示しつつ、ISは「話し合いができる集団ではない」と遺体引き渡しは呼びかけない考えを示した。(毎日新聞15年2月2日)』

* * * * *

 安倍首相は、湯川氏と後藤氏を殺害した犯人を刑法犯として法の裁きにかけると主張。警察が合同対策本部を作って捜査を開始したものの、果たして警察官をイスラム国が活動するシリア・イラク地域やその周辺に派遣して、殺害犯特定のための捜査を進めるのか、また指名手配などをして本当に身柄拘束をする気で動くのか、mewには「???」の部分があるし。
 ヨルダンに情報収集のために派遣するのは、警察官ではなく、自衛官(駐在武官)であるわけで。どう見ても、将来に備えて、軍事面に関する情報を収集する気でいるような感じが。^^;

 しかも、もし本当に日本の首相として、一国民である湯川氏や後藤氏の死を悼み、遺族のことも考えるのであれば、何らかの手段を使って、せめて遺体の引渡しがなされるように努めてみてもいいのではないかと思うのだけど。菅官房長官は、最初から「話し合いができる集団ではない」と遺体引き渡しの要求、交渉はしない方針を示しているし・・・。
 要は、彼らがテロ組織に殺害されたという事実だけあれば&それを自分たちがうまく利用できれば、それでいいのであろう。_(。。)_

 ただ、もし安倍首相らが、このまま「テロとの戦い」ごっこに走ったら、日本の国民がどんどんと国内外でテロ行為に会う危険性が高まるわけで。日本の国民は、そろそろいい加減、安倍首相の身勝手な夢や目標のために、自分たちの平和や安全な生活を脅かさないでくれと、「安倍との戦い」に立ち上がってもいいのではないかと思うmewなのだった。(@@)

                        THANKS

【下の2つのランキングに参加しています。できれば、2つともクリックして頂けると、有難いです。組織票は全くなく、記事を読んで下さる方々だけが頼りなので、よろしくお願いします。m(__)m】

↓このクリックが、mewの大きな励みに。(・・) 




にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ


↑もう1クリックが、ブログを続けるエネルギー源に"^_^"

[PR]
by mew-run7 | 2015-02-03 08:00 | (再び)安倍政権について | Trackback
頑張ろう、東日本&ニッポン!安心と希望を抱ける1年に。o(^-^)o 

よろしければ、1日1回、2つのランキングの応援クリックをしてくださいませ。m(__)m




にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


昨日2月1日の午前5時過ぎに、イスラム国が同組織のサイトに後藤健二氏を殺害する映像をアップ。映像にはイスラム国のロゴなどもはいっており、信憑性が高いという。(-"-)
 最初に、キリスト教徒であった後藤氏が、安らかに天に召されるように心からお祈りしたい。

『動画は約1分間にわたるもの。冒頭に「A MESSAGE TO THE GOVERNMENT OF JAPAN」のテロップが表示され、日本政府に向けた発言であるとしている。
 次に映し出されたのは、砂漠のような場所にいる2人の男性。ひとりはオレンジ色の服を着てひざまずいている後藤さんらしき人物、もう1人は黒ずくめで立つ、処刑人とみられる男だ。

 男は後藤さんの首にナイフを突きつけ、ことの経緯を説明する。日本政府が対ISILの戦いに参加したことを殺害を正当化する理由としつつ、「日本の悪夢が始まる」などと主張。最後に後藤さんとみられる、斬首された男性の遺体写真が表示される。(J-CASTニュース 15年月21日)』

『後藤健二さんが殺害されたとみられる映像の中で、流されたメッセージは以下の通り(原文英語)。
 日本政府よ。邪悪な有志連合を構成する愚かな同盟諸国のように、お前たちはまだ、我々がアラーの加護により、権威と力を持ったカリフ国家であることを理解していない。軍すべてがお前たちの血に飢えている。

 安倍(首相)よ、勝ち目のない戦争に参加するという無謀な決断によって、このナイフは健二だけを殺害するのではなく、お前の国民はどこにいたとしても、殺されることになる。日本にとっての悪夢を始めよう。(朝日新聞15年2月1日)』

* * * * *

 また、イスラム国のラジオも同日、後藤氏の殺害を伝える放送を流したという。

『過激組織「イスラム国」が運営するラジオ局アルバヤンは1日、イスラム国が人質の後藤健二さんを殺害したと伝えた。命を奪った理由について「(『捕虜交換』の)期限が過ぎたため」と説明している。
 アルバヤンのキャスターは、イスラム国系のメディア関連組織が、後藤さんを残虐な手法で「処刑」する映像を公開したと指摘。その理由について「イスラム教徒と敵対する(欧米主体の)十字軍に日本が参加した上、イスラム国が日本に提示した期限が過ぎたため」と述べた。(時事通信15年2月1日)』

 どうやらイスラム国は、日本の国を、また安倍政権を、完全に米英と共にイスラム国を潰そうとする敵軍の一味だと決め付けてしまったようだ。_(。。)_

* * * * *

 後藤氏の妻は、「紛争地帯で人々の苦境を報じた夫をとても誇らしく思う」との声明を出した。

『フリージャーナリスト後藤健二さん(47)の妻が1日深夜、英国拠点のフリージャーナリスト支援団体「ロリー・ペック財団」などを通じて英語の声明を発表した。「家族と私は悲しみにうちひしがれています。彼は愛する私の夫であり、2人のすばらしい子供の父親であっただけでなく、世界中の多くの人たちの友人でした」としている。

 「大きな喪失感を感じています」とする一方で、「イラクやソマリア、シリアのような紛争地帯で人々の苦境を報じた夫をとても誇らしく思います」と後藤さんのジャーナリストとしての功績をたたえた。「特に子供の目線で、普通の人々への影響に光を当て、戦争の悲惨さを私たちに伝えることに情熱を注ぎました」ともつづっている。(朝日新聞15年2月1日)』

* * * * *

 そして、安倍政権への批判は次回以降に回したいと思うのだが・・・。一言だけ言わせて欲しい。

 安倍首相は、午前6時40分、官邸入り口で、目を少し潤ませているような感じで、ぶら下がり会見を行なったのであるが。
 このような事態に至っても尚(至ったからこそ?)、またイスラム国にケンカを売るような言葉を吐いていたのには、唖然とさせられた。 (・o・)

 安倍首相は、単に「テロに屈しない」と言うだけでなく、「政府として全力で対応してきたが、痛恨の極み」だと。そして、「非道、卑劣きわまりないテロ行為に、強い怒りを覚えます。テロリストたちを、決して許しません。その罪を償わせるために、国際社会と連携して参ります」とアピールしやが・・・もとい、したのである。(@@)

 本人は、そんなつもりはないと言うだろうが(あくまでも非軍事的な協力だとかね)、でも、ふつ~「他国と連携して罪を償わせる」という言葉は、「他国と協力して空爆などの攻撃や経済制裁などを行ない、罰する」と受けとられても致し方ないように思うし。
<実際、mewは、ナマで安倍首相が語るのをききながら、「おいおいっ、何を危ないこと言っちゃってるの~?」「菅やスピーチライターはチェックしなかったの?」とビツクリしたです。>

 この安倍首相の発言は、後藤氏の思いに反して、今後、この問題をさらに複雑化&重大化させるのおそれが大きいし。また、日本の国民の安全をさらに脅かすことにもつながるのではないかと思われる。(-"-)saite~

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆



 後藤さんが殺害されたことをわかって、ネットではこんな動きが出ている。

『「共有するなら後藤さんの功績を」。フリージャーナリストの後藤健二さん(47)が殺害されたとみられる動画が公開されたことを受け、ツイッターなどのソーシャルメディアでは動画の拡散を自制し、代わりに紛争地で取材する後藤さんの姿を共有しようという動きが世界中に広がった。残忍な映像を配信した「イスラム国」(IS)側の狙いに加担しないという草の根の意思表示だ。

 「あの映像を共有するな。彼らのゲームに加わるな。仕事をしている時のケンジの画像を共有しよう」
 後藤さんを殺害したとする映像が配信された日本時間の1日早朝。英国のジャーナリスト、ジェームズ・ロングマンさんがツイッターに英語で書き込んだ。(毎日新聞15年2月1日)』

 昨日は後藤氏のツイッターなどの言葉も、ネットで広がっているようだ。

『イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)とみられるグループが、ジャーナリスト、後藤健二さん(47)を殺害したとする映像がインターネット上で公開された後、ツイッター上で後藤さんの過去のツイートが広がっている。

「目を閉じて、じっと我慢。怒ったら、怒鳴ったら、終わり。それは祈りに近い。憎むは人の業にあらず、裁きは神の領域。そう教えてくれたのはアラブの兄弟たちだった」。中東取材も多かった後藤さんが2010年9月7日に自身のツイッターアカウント(@kenjigotoip)で発信したツイートだ。1日午後4時現在で8000回を超えるリツイートがあり、ツイッター上で拡散が続いている。

 後藤さんは同年12月2日のツイートでも、ジャーナリストとしての使命感を記している。「そう、取材現場に涙はいらない。ただ、ありのままを克明に記録し、人の愚かさや醜さ、理不尽さ、悲哀、命の危機を伝えることが使命だ。でも、つらいものはつらい。胸が締め付けられる。声に出して、自分に言い聞かせないとやってられない」。このツイートも1000回以上リツイートされており、後藤さんの過去の発信に注目が集まっている。(毎日新聞15年2月1日)』

* * * * *

 ジャーナリストとしての後藤氏は、常に戦争その他で生活を破壊された現地の住民、とりわけ子供たちに焦点を当てて取材し、戦争の悲惨さ、平和で平穏な生活の尊さを伝えようとしていたわけで・・・。
 mewも、まずはその功績を讃え、それぞれが自分のできる範囲でその遺志を継ごうとする気持ちを持つことが、何よりの後藤氏への弔いなのではないかと思ったりもする。(・・)

『後藤健二さん(47)は仙台市出身で、番組制作会社を経て、平成8年に東京で映像通信会社の「インデペンデント・プレス」を設立し、フリージャーナリストとして活動しています。後藤さんは、中東やアフリカを中心に戦争や貧困問題などを取材し、テレビなどで伝えているほか、紛争地域で苦しんでいる子どもたちをテーマにしたノンフィクション作品などを出版しています。

著書の中で後藤さんは「唯一の希望は子どもたちです。私たちにできることは、さまざまな方法で彼らに手をさしのべ続けることなのではないか」と記しています。東日本大震災の被災地でも取材を行い、地元の人によりますと、震災直後の惨状を見て「この状況を必ず伝える」と話していたということです。後藤さんは全国各地で講演してきたほか、東京の中学校の授業に毎年招かれ、少年兵の問題や教育を受けられない子どもたちの現状などを教えています。(NHK15年2月1日)』

 後藤氏は、昨年5月にシリア取材に出発する前に、こんな話もしていたという。
「私が取材に訪れる場所=『現場』は、『耐えがたい困難がある、けれどもその中で人々が暮らし、生活を営んでいる場所』です。困難の中にある人たちの暮らしと心に寄り添いたいと思うのです。彼らには伝えたいメッセージが必ずあります。それを世界に向けてその様子を発信することで、何か解決策が見つかるかもしれない。そうすれば、私の仕事は『成功』ということになるのでは」(CHRISTIAN TODAY 14年5月30日)』

* * * * *

 英エコノミクス誌の元東京支局長(現メキシコ・中米支局長)のヘンリー・トリックス氏は、東京経済オンライン(1月28日)にこんな寄稿をしていた。

『過激派組織、イスラム国武装集団に拘束されているジャーナリストの後藤健二氏(47)は、典型的な記者ではないし、典型的な日本人でもない。しかしその勇気と、危険な紛争地帯に生きる普通の人々の姿を伝えようという責任感は、ジャーナリストとして世界一流と言っていい。昨年、後藤氏をシリアに向かわせたのも、そうした彼の勇敢な気質だった。』

『私は2010年、英エコノミスト誌の東京支局長だった時に後藤氏と知り合った。家が近所だったのだ。家族にとって彼は愛すべき父親であり、今は3人の子どもがいる。温厚で穏やかな語り口の後藤氏と、筋金入りの戦争ジャーナリストのイメージを重ね合わせるのは難しい。

 だが、後藤氏のリポートには一般の戦争報道とは大きく異なる特徴がある。戦争の勝者や敗者を追いかけるのではなく、悲惨な状況に追い込まれた普通の人々、とりわけ子どもたちの姿を伝えることに力を注いでいるのだ。こうした普通の人たちの頑張る姿が自分を動かしているのだと、後藤氏は言っていた。でも、交通手段も乏しい危険地帯にどうやって入るのか――そう聞かれると、どこに行っても普通の人たちが毎日の暮らしで使っている道があると、彼は答えていた。人々が道を示してくれるのだ、と。』

(下につづく)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆


『彼のリポートはNHKやテレビ朝日など大手テレビ局で放送されることも多いが、安全面の責任はあくまで自分にあると後藤氏は言い張ってきた。そこには自分が危険な状況に陥ったとき、大手メディアの友人たちが非難を受けないようにとの気遣いがある。今回、後藤氏がイスラム武装集団に拘束される直前に残したビデオで、「何か起こっても責任は私にあります」と語っていたのも、そうした思いがあったようだ。

 後藤氏自身、これまでに多くの戦争の恐怖を味わってきた。リベリアでは、無数の死体がブルドーザーでプール大の穴に放り込まれるのを見た。イラクで額に銃を突きつけられたこともある。だが、そうした中でも、後藤氏は希望、とりわけ子どもたちの希望を見つけて伝えようとしてきた。2003年の『ようこそボクらの学校へ』(NHK出版)は、イラクやアフガニスタンの子どもたちが自分の学校を紹介するビデオ(DVD)付きの書籍だ。紛争で休校になっている場合もあるが、子どもたちは荒れ果てた校舎に後藤氏を案内して、未来への夢を語る。』

 ほかにも後藤氏はエストニアのエイズ問題、シエラレオネの子ども兵士、ルワンダのジェノサイド、アフガニスタンの少女について本を書いている。日本の学校を訪問して、学校に行くのが「普通」である子どもたちに、紛争地帯の子どもたちの状況を話して聞かせることもある。

『ジャーナリストの池上彰氏は、NHKの『週刊こどもニュース』に後藤氏がゲスト出演したときのこと話してくれた。後藤氏は、中東の紛争がピンと来ない日本の子どもたちに、悲惨な状況をわかりやすく伝えようと努力していたという。「やさしい男であり、伝えることに義務感を持っている人間だと感じた」と、池上氏は語っている。また彼によると、一般の日本人にとって中東の紛争は縁遠いというイメージが大きいが、後藤氏の人間味あふれるリポートを見て関心を抱き、難民支援のボランティア活動に参加する人も出ていたという。

 イスラム国武装勢力による拘束が明らかになった当初、日本では後藤氏の解放を求める声は控えめだった。ソーシャルメディアには、「そもそもシリアなんかに行ったのが悪い」と批判する声もあった。だが今は、フェイスブックとツイッターを使った「アイ・アム・ケンジ(#IamKenji)」キャンペーンなど、後藤氏の解放を求める声が急速に広がっている。最新のビデオを見るかぎり、後藤氏の命は今も危うい状況にある。悲惨な紛争地帯で人間味あふれるリポートをしてきた勇敢なジャーナリストが今、悲劇的な状況に置かれている。後藤氏は解放されるべきだ。』

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 上の記事にも出て来た池上彰氏は、電話取材に応じて、このように語っていたという。

『イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)とみられるグループが日本時間2月1日朝、拘束していた仙台市出身のフリージャーナリスト、後藤健二さん(47)を殺害したとする新たな映像をインターネット上で公開した。「言葉が出ないですね……」。後藤さんと親交があるジャーナリストの池上彰さん(64)は1日午前、電話取材にそう言ったきり、しばらく黙り込んだ。「深い悲しみと怒り。あと、無力感ですね。後藤さん、無念だろうな」。働き盛りで幼い子の父である後藤さんを思い、涙をこらえるように語った。

 池上さんが「お父さん」役を務めたNHKの「週刊こどもニュース」のため、後藤さんはイラク戦争で苦しむ現地の子供たちをリポートした。以来10年以上の付き合いになる。2013年にはヨルダンのシリア難民キャンプを一緒に取材した。「彼は弱い者の味方であろうとしていた。誰かが伝えなければ、という使命感から(シリアに)行ったのだと思う。それだけに悔しいだろうな」と話した。

 04年にイラクで取材中に武装集団に拘束された経験があるフリージャーナリストの安田純平さん(40)は「状況が自分とあまりにも違うので、後藤さんの拘束されていた時の心情は簡単には察せない」としながらも、「ジャーナリストとしてまだ伝えたいことがあったはず。生きて帰ってきたら、体験を必ず伝えてくれただろう。とても残念」と話した。(毎日新聞15年2月1日)』

* * * * *

『1996年にヨルダンのアンマンで取材を共にしたフォトジャーナリストの豊田直巳さん(58)は、取材中の後藤さんの姿が忘れられない。「警戒を解きほぐすような笑顔で、子供のような敏感な相手に接していた」。解放された場合に備え、現地に医師や弁護士を派遣する準備を進めていたが、かなわなかった。「イスラム国と日本政府、両者に裏切られた思い」。中東訪問中にIS対策として2億ドルの支援を表明した安倍晋三首相の事件への対応について「本当に交渉しようとしていたのか」と疑問を呈した。

 ISの事情に詳しいフリージャーナリストの常岡浩介さん(45)は「何とか救えなかったのか、頭の中でグルグル回っている状態」と話した。「水面下でどんな交渉をしているのか分からない中、いい見通しがあるのではと期待して見守るしかなかったが、結果として交渉は不適切だった気がする」(中略)
 
 障害児の支援を通して約3年前から交流があった弁護士の杉浦ひとみさんは、「死亡はうそであってほしいと祈っているが、本当なら大変残念だ。後藤さんは、子供は絶対守られるべきだとして行動してきた。生命を懸けたのは、テロや憎しみを拡大させず、戦火の子供が普通に暮らせる状況を作ることだった。政府は今後、テロや巻き添えを増やさない対応へ知恵を絞るべきだ」と話した。(同上)』

* * * * *

 それゆえ、私たちは、後藤氏のやって来た仕事やその死に報いるためにも、これ以上、罪のない子供たちが戦争の被害にあわないように、憎しみの連鎖によるテロや戦火を拡大を防ぐことを真剣に考えて行く必要があると思うし。

 そのためにも、せめて自分にできることとして、まずは日本がしっかりと平和主義を守って、他国を有形無形、様々な形で攻撃、侵害することがないように、ひとりの日本国民として「日本がアブナイ!」と叫び続けて行きたいと考えているmewなのだった。(@@)

                                THANKS


【下の2つのランキングに参加しています。できれば、2つともクリックして頂けると、有難いです。組織票は全くなく、記事を読んで下さる方々だけが頼りなので、よろしくお願いします。m(__)m】

↓このクリックが、mewの大きな励みに。(・・) 




にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ


↑もう1クリックが、ブログを続けるエネルギー源に"^_^"

[PR]
by mew-run7 | 2015-02-02 03:37 | (再び)安倍政権について | Trackback(3)
頑張ろう、東日本&ニッポン!安心と希望を抱ける1年に。o(^-^)o 

よろしければ、1日1回、2つのランキングの応援クリックをしてくださいませ。m(__)m




にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 テニスの話をちょっと長く・・・

 テニス全豪OP男子の準々決勝、世界ランク5位の錦織圭は4位のバブリンカに3-6、4-6、6-7(6)のストレートで敗れ、ベスト8にとどまった。
 錦織の試合を見ていると、昔、マッケンローやらコナーズやらアガシやらの名選手がやっていたようなスーパー・ショットをたくさん堪能できるので、「きゃ~、外国のスター選手みた~い」と夢見心地になっちゃうとこがあるのだけど。
 でも、本人も試合後の会見で「これからはトップ10に勝っていかなきゃいけない立場。ベスト8では、満足できる結果じゃない」と語っていたので、mewも厳しく評価して行きたいと思う。(~_~;)

 今回は、ファーストサーブのスピードが上がった&セカンドも含め、コースや回転の幅が広がったのは大きな収穫。あと格下との試合は、調子が悪くてもしっかり勝って、ベスト8まで行ったのも立派だったと思う。
 でも、何だか、ここぞという時のショットは、最後まで感覚が合わなかったようで。チョットずつ外に出るので、自信を持って打てず。フェデラー戦からは、得意のラリーをむしろ避けるようになっていたのが残念だったです。<サーブ&ボレー作戦も、一つの手として「あり」だとは思うけど。錦織はボレーの反射神経はいいけど、ボレー自体はすごく上手いというわけじゃないように思うし。>
 
ただ、これは、去年の秋以降、ひしひし感じていることだけど。格下の選手はもちろん、何とジョコもフェデラーも、今回のバブもみんな、1回やられた錦織に連勝させまい&早めにビシッと叩いておこういうハンパない強い気持ちで、しっかりと研究して来ているな~という感じが。^^;

 またグランドスラムも含め、これから勝ち上がる機会が増えれば、試合数も多くなって、身体の各所に負担がかかるので、必ずしも万全な状態では臨めないし。(今回もアチコチにテーピングしていたもんね。)
 しかも、やっぱ相手が強くなるにつれて、ボールも重いor伸びるし。キワドイとこ狙わなくちゃと思うあまりに、ミスも増えちゃうとは思うのだけど。
 でも、格上相手にファーストサービスが50%台(1.2セット)とか、先に安易なミスをどんどん出したんじゃ、勝ち目はないわけで。今後は、その辺りをどう克服して行くか、楽しみにしながら応援しているです。 o(^-^)o

<結局、バブリンカは、ジョコビッチに2-3で負けて、全豪2連覇ならず。決勝は、ジョコvs.マリーに。女子は1位のSウィリアムズ(妹)が、2位のシャラポワを退けて5年ぶり6度目の優勝。>

* * * * *

 錦織のプレーを見ていると、昔、伊達がすばっしこくコートを駆け回り、ライジング・ショットやボレーを含め、早いテンポのテニスを展開して大型プレーヤーを翻弄して行った光景を思い出さずにはいられないのだけど・・・。

 そのクルム伊達公子は、今回はドロー運に恵まれ、1回戦で予選上がりの選手と戦うことなったものの、昨年来、故障&不調が続いており、思うように身体が動かなかったため、伊達らしいプレーができず。敗戦後の会見で、涙を見せる場面があった上(mewの知る限り、初めてだと思う)、「もう少し続けたい気持ちがないわけではないが、体と気持ちのバランスが崩れているのが歯がゆい」と引退を示唆するような発言まで行なっていたという。 (ノ_-。)

 昔からの伊達ファンとしては、伊達が08年に復活してくれただけでも嬉しかったし。よもや44~5歳になる15年まで、現役で四大大会に出場するレベルでツアー生活を続けるとは思ってもおらず。もうここまでガンバってくれただけで十分という気持ちではあるのだけど。(と言いつつ、全英と全米があと1回見たいかな?<おいっ ^^;)
 あとは伊達本人が悔いを残さず、「やるだけやった」と納得して、すっきり終われるような試合orプレーができたら、それでOKなのではないかと思うです。 o(^-^)o

 尚、男子は錦織のほかに、添田豪、伊藤竜馬、守屋宏紀と3人が出場したのだが。いつの間にか30歳になっていた添田が4時間を越えるフルセットの熱戦を制して1回戦を突破したものの(2回戦は負け)、他は1回戦で敗退。また女子TOPの奈良くるみもシード選手と当たったこともあり、1回戦で敗退してしまった。
 錦織がTOPクラスにいるうちに、男子も女子もどんどんTOP10を狙える次世代の選手に出て欲しいと願っているmewなのだった。(・・)

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ ☆

 さて、mew的には全く復活を臨んでいなかった&と~っとと早く引退して欲しい安倍首相の話を・・・。

 しつこく書くけど。安倍首相&仲間たちの最大の目標は、富国強兵を進めて、日本を軍事的、経済的にアジア、世界のTOP国にすることなわけで。
 そのためには、日本の軍事力を増強すると共に、まずは海外で他国と一緒に戦闘を含め様々な軍事活動ができるように、集団的自衛権の行使を含む安保軍事法制を整える必要がある。<将来的には憲法9条を改正して、何でもできるようにしたいのよね。>

 安倍内閣が昨年7月に、強引に集団的自衛権の行使の解釈改憲を行なったのもそのためだし。
 彼らは今年6月までの今国会中に、安保軍事に関する法律を一気に成立させたいと考えて、どんどんと準備を進めているのである。(-"-)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆


 で、先月の通常国会の前後には、安保法制に関して「これはアブナイ」と思うような新聞記事がいくつも出ていたのだが。TVのニュースは、ほとんど伝える気がないようなので、mewが気になったものをいくつかアップしておきたい。

 まず、mewが先週、「これはアブナイっしょ」と思ったのはこの記事だった。(@@)

 米国は、以前から、軍事費用の節約のためにも、自衛隊を米軍の一部隊or手足のような感じで利用したいと。とりあえず戦闘はいいから、パトロールとか機雷掃海とかの分野で、米軍と一緒に仕事をさせたいと思っているのだけど。
<安倍首相を含め、日本のタカ派も、いずれは戦闘に参加することを目標にしながら、とりあえず、できることからどんどんと米軍と一緒に仕事をさせて、軍事力をアップして行きたいと思っている。>

『ロイター通信は30日までに、米第7艦隊のロバート・トーマス司令官がインタビューで「南シナ海での自衛隊の活動は将来、有意義になる」と述べ、中国に対抗するため自衛隊が南シナ海へパトロールを拡大することに期待を表明したと伝えた。これに対し、中国は「域外の国は情勢を緊張させることをすべきでない」と反発している。
 ロイター通信によると、同司令官は「この地域の同盟国は日本に対し、ますます(地域を)安定させる役割を期待するようになる」と述べた。

 これに対し、中国外務省の華春瑩・副報道局長は30日の記者会見で「南シナ海情勢は安定している」と指摘。米国などに対し「平和と安定を守る地域の国の努力を尊重すべきだ」と述べ、南シナ海問題に介入すべきではないとの考えを示した。(時事通信15年1月30日)』 

* * * * *

 この米第7艦隊のトーマスって人は、どこかで名前を見たことがあるな~と思ったら、昨年秋にもこんな発言をしていたです。(キープしていた記事の中にあった。)

『米海軍のロバート・トーマス第7艦隊司令官は先ごろ、安倍晋三首相が自衛隊の海外出兵を承認したことを受け、朝鮮半島で戦争が勃発した場合には自衛隊が韓国海域に掃海艇を配備し、シーレーンを確保することを期待するとの考えを示した。27日付で中国新聞網が海外メディアの報道として伝えた。

 安倍内閣は7月、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使容認を閣議決定し、攻撃を受けた友好国への自衛隊による救援が可能となった。韓国海域に掃海艇を配備することにより、米日防衛協力における自衛隊の役割がさらに拡大することになるほか、米国も同地域において増援を得ることになる。
 同司令官は「朝鮮半島の情勢、機雷戦が直面する試練を考えた場合、特に衝突の初期段階において、日本は重要な力になる」としたほか、「朝鮮半島有事の際、盟友の日本に助けてもらいたいか?韓国艦隊はそれを受け入れるか?この2つの問いの答えはいずれも『イエス』だ」と述べた。

 一方、日本の防衛省報道官は「日本が機雷掃海を行うかどうかはその時の状況による。今の段階ではこの問題に答えることはできない」との立場を示した。韓国国防部の関係者はソウルで、「韓国の同意を得ずに日本の艦艇が韓国海域に進入することはできない」と話している。XINHUA.JP 2014年10月28日)』

 日米政府は、今年の夏にも日米の防衛協力指針(ガイドライン)を見直しを行なう予定で、今、水面下でアレコレと折衝しているのだが。おそらく米軍は、あれもできるようにしろ、これもできるようにしろと、注文をつけて来ているのだろう。(ーー)

* * * * * 

 もう一つ、注目しておいて欲しいのが、政府が持ち出して来た「存立事態」なる妙な新語だ。(@@)

 どうやらこれは、「わが国の存立が脅かされ、国民の生命、自由および幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険」が生じて、集団的自衛権の行使の要件を満たし、自衛隊に出動命令が出せるような状態のことを意味するらしい。^^;

 また、03年に制定された武力攻撃事態法では、日本が直接武力攻撃を受けた場合を「武力攻撃事態」、日本が武力攻撃で狙われているような場合を「武力攻撃予測事態」として、地方自治体や公共機関に自衛隊や在日米軍への協力を義務づけた上、国民の権利を一部制限できるような規定を設けているのだが。
 安倍内閣は、この「存立事態」でも、自治体や国民に同様の協力や制限を課す意向があるのではないかと見られている。(-"-)

『政府・自民党は、集団的自衛権を行使する場合の自衛隊の出動要件として、新たに「存立事態」という概念を自衛隊法や武力攻撃事態法に盛り込む方向で調整に入った。政府関係者が8日明らかにした。自衛権発動の新3要件に基づき、日本の存立が脅かされると判断すれば、地理的な制約なく自衛隊出動を認めたい考え。与党内調整を経て、26日召集予定の通常国会に改正案を提出する。

 政府は昨年7月に閣議決定した新3要件で、「わが国の存立が脅かされ、国民の生命、自由および幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険」が生じれば、集団的自衛権の行使は可能と規定した。法律上、この状態を「存立事態」と定義し、自衛隊法が定める自衛隊の出動規定を見直す。
 また、日本有事に備えた現行の武力攻撃事態法は、日本への武力攻撃が発生または発生する危険性が高まった状態を「武力攻撃事態」と定義付け、首相の防衛出動命令で自衛隊が実力行使できると定めている。同法改正案にも、こうした規定に加えて「存立事態」を新設することで、同盟国である米国への攻撃なども自衛隊の出動要件を満たすと位置付ける。(時事通信15年1月10日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

人気ブログランキングへ にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆


『政府は、今国会に提出する安全保障関連法案で、日本への武力攻撃に至っていない段階で米国以外の他国の軍艦も自衛隊が防護できるよう法改正する方針を与党に打診した。昨年7月の閣議決定は防護対象を「米軍部隊」に限っていたが、弾道ミサイル警戒などに参加する米国以外の艦船も守る必要があると判断した。だが、閣議決定の内容を超える法整備は「拡大解釈」と批判されかねず、集団的自衛権の行使を容認する他の法制に波及する可能性もあるとして、公明党が懸念を示すのは必至。近く始まる与党協議の焦点の一つになりそうだ。

 昨年7月の閣議決定は、戦争に至らず、個別的自衛権や集団的自衛権を行使する段階ではない「グレーゾーン事態」の法整備で、日本の防衛に資する活動をしている米軍が攻撃された際の自衛隊の活動拡大を明記。「自衛隊と連携している米軍部隊の武器等であれば、(防護のために)必要最小限の武器使用ができる」とした。政府は北朝鮮による弾道ミサイル発射を警戒する米イージス艦の防護などを想定している。

 この点について、政府・与党関係者は「対象は米軍部隊の船や航空機などの武器だけで、他国軍隊は対象外」と説明してきた。しかし、政府内では「ミサイル防衛にはオーストラリアなどの他国軍も参加する可能性が高い」との意見が強まり、日本の安全確保のため、米軍以外の部隊も防護できる法整備の検討に入った。

 政府は、平時に自衛隊の艦船・航空機などを守るための武器使用を定めた自衛隊法95条(武器等防護)に、米軍を含む「他国軍隊」の武器などを防護できるようにする項目を追加する法改正を検討。ほかの関連法案とともに今国会に改正案を提出したい考えで、政府関係者は「閣議決定は『基本方針』でしかない。書かれていないことを法律で定めても問題はない」と説明する。

 しかし、閣議決定からの逸脱とも受け取られかねない法整備は、従来の憲法解釈を修正した閣議決定に対する野党や世論の批判を増幅しかねない。自民、公明両党は昨年の与党協議で閣議決定を急いだ結果、グレーゾーン事態対応▽国際協力▽集団的自衛権の行使容認--の各分野で詳細を詰められなかった。公明党は「閣議決定を的確に反映した法整備」(山口那津男代表)を求めている。(毎日新聞15年1月27日)』

* * * * * 

 また、安倍首相は、06~7年の前政権の時から、自衛隊をいつでも、どこでも(地理的制約なしに)海外に派遣できるような恒久法を作ることを目標にしているのだが。今回も何とかそれを実現したい様子。
 ただ、公明党が海外派兵の恒久法には慎重であることから、他の法律を改正して、何とかごまかすような形で、海外派兵を認める法律を作れないか検討しているようだ。(>_<) 

『安倍晋三首相は20日午前(日本時間同日午後)、エルサレムで内外記者会見を行い、今春に国会提出予定の安全保障関連法案に関し、集団的自衛権行使に地理的制約を設けることに否定的な見解を示した。昨年7月に閣議決定され、地理的制約の規定がない「武力行使の新3要件」が可否の判断基準となると強調した。(共同通信15年1月20日)』

『中谷元防衛相は16日午後、米軍や多国籍軍の支援などを目的とした自衛隊の海外派遣について、「国際的に自衛隊が活動するため、あらゆる事態に対応できる切れ目のない法律の整備をしないといけない」と述べ、派遣を随時可能にする恒久法の制定が必要との認識を強調した。視察のため訪れた海上自衛隊横須賀地方隊(神奈川県横須賀市)で記者団に語った。
 政府はこれまで自衛隊を海外に派遣する場合、特別措置法で対応してきた。しかし、法律制定までに時間を要することから、安全保障法制整備の一環として恒久法の検討を進めている。(時事通信15年1月16日)』

『政府・与党は、26日召集の次期通常国会に提出する新たな安全保障法制で、自衛隊の海外派遣を随時可能にするため、現行の周辺事態法を改正し、法律の名称も変更する方向で検討に入ったことが22日、分かった。後方支援の対象を米軍以外の他国軍にも広げるほか、派遣地域を地理的に制限しない内容を盛り込む見通しだ。複数の政府・与党関係者が明らかにした。

 政府・自民党は自衛隊を迅速に海外派遣する方策として、新法による「恒久法(一般法)」を模索してきた。だが、通常国会には複数の安保関連法案を提出するため、審議日程を考慮し、周辺事態法改正による対応で調整している。政府・自民党の一部には新法による恒久法制定を求める向きもあることから詰めの作業を行ったうえで、平成26年度補正予算案が成立する2月中旬以降、自民、公明両党が法案の協議に入る。

 周辺事態法改正案では、新たな安保法制の整備に向けた昨年7月の閣議決定に基づき、非戦闘地域でなくても「現に戦闘行為を行っている現場」でなければ、自衛隊による他国軍支援を可能とする。公明党の主張に配慮し、自衛隊の海外派遣には原則として国会承認を必要とするが、派遣後の事後承認も認める。武器弾薬の提供や、発進準備中の航空機への給油や支援活動もできるようにする。

 現行の周辺事態法は朝鮮半島有事を念頭に、事実上、日本周辺の後方地域での米軍支援に限定。政府は、周辺事態を「放置すれば日本の平和と安全に重要な影響を与える事態」と定義し、地理的に特定、確定される「地理的概念」ではないと説明してきた。だが、「中東やインド洋で発生することは、現実の問題としては基本的に想定されない」との国会答弁もあり、活動可能な範囲は日本周辺に限定されるとみなされてきた。

 実際、自衛隊によるインド洋での給油活動は、平成13年にテロ対策特別措置法を制定して対応した。事態ごとに特措法を制定するのでは時間がかかる上、時限法のため期限が切れれば、自衛隊は活動の法的根拠を失う懸念があった。(産経新聞15年1月24日)』

* * * * *

 安倍首相はこのような方針の下に、今回の中東訪問を含め、世界のアチコチで、(日本国民の意思などそっちのけで)軍事力で平和を保つ「積極平和主義」やら「テロとの戦い」をアピールして、イスラム国に敵視されたり、海外からも日本の軍国主義が復活するのではないかと思われたりしているわけで。
 妙な安保法制を整備する前に、とっとと安倍政権を終わりにしないと、日本がアブナイよ~と大きな声で訴えたいmewなのだった。(@@)
                         THANKS


【下の2つのランキングに参加しています。できれば、2つともクリックして頂けると、有難いです。組織票は全くなく、記事を読んで下さる方々だけが頼りなので、よろしくお願いします。m(__)m】

↓このクリックが、mewの大きな励みに。(・・) 




にほんブログ村 政治ブログ 政治・社会問題へ


↑もう1クリックが、ブログを続けるエネルギー源に"^_^"

[PR]
by mew-run7 | 2015-02-01 04:01 | (再び)安倍政権について | Trackback

「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


by mew-run7