《新型コロナウィルスの新規感染者数・・・5月中旬以降、ピーク時から、かなり減っていたのだけど。先週辺りから、下げ止まりの傾向が見えている。
東京は、16日が1935→2015、18日が1526→1681とに前週の同じ曜日を上回ることに。前週より減っているという日も、17日は57人、17人は4人しか減っておらず、1週平均は前週の98.3%しかない状態だ。(-_-)
大阪も、12日は1人減、13日は37人減、18日は同数と下げ止まりの兆候が。沖縄もしかりで、ここからリバウンドをしないように注意が必要だ。(**)》
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アンチ安倍の立場のmewは、やっと「悪夢のような安倍政権」が終わったと思ったら、安倍氏が首相退任後、どんどんとオモテで好き勝手な発言をするようになった上、自民党最大派閥の安倍派の力をバックに、岸田内閣の政策に影響力を及ぼしており、またまたイラ立ちが募って来ている。(`´)
mewとしては、何とか安倍氏の弱体化させて、自民党&国政からその影響力を排除したいところ。<同時に、戦前志向で超保守タカ派の安倍仲間の力も弱めたい。>
そんな中、安倍氏にとってマイナスとなりそうなニュースがいくつか出ていた。(@@)
安倍元首相の事務所が主催していた桜を見る会の前夜祭に、サントリーが無償で酒類を提供していた件につき、安倍元首相や秘書らが、政治資金規正法違反の疑いで告発されたという。(・・)
『安倍晋三元首相の後援会が主催した「桜を見る会」前日の夕食会にサントリーホールディングスが酒類を無償提供した問題で、神戸学院大の上脇博之教授が15日、寄付に当たるのに政治資金収支報告書に記載しなかったとして政治資金規正法違反の疑いで、安倍氏や配川博之元公設第1秘書ら4人に対する告発状を東京地検に郵送した。
上脇教授は告発状で、4人は資金管理団体「晋和会」と後援会の代表者または会計責任者だったが、2017~19年分の収支報告書に寄付の事実を記載しなかったと主張している。
上脇教授は取材に「安倍氏は首相在任時の事件なのに真実を説明していない」と話した。(共同通信22年6月15日)』
安倍元首相の秘書は、前夜祭に関して政治資金規正法違反で、既に有罪になっているのだが。
安倍元首相は、前夜祭に関して、国会で虚偽答弁を100回以上行なっていたことが、既に判明してのだが。結局、きちんと説明せず、ウヤムヤなままコトを済まそうとしている。
今回の件に関しても、全くスル~だ。<マスコミも何故か追求していない。(-_-)>
世間では、特に安倍元首相や周辺or安倍シンパは、「またか。もう終わった話なのに、しつこい」と思うかも知れないが。問題のある行為をしたら、見逃さない国民がいることを示すためにも、今回の告発はよかったと思うし。検察はきちんと捜査をして、国民が納得行く結論を出して欲しい。(++)
また、安倍氏は、ウクライナ侵攻を利用して、防衛費を2倍に増額したり、専守防衛をやめて相手に実質的な専制攻撃を容認したりする策を提言。さらに、核共有(核シェアリング)の検討まで提案し始めているのだが。(-"-)
今、安倍氏の実弟である岸信夫氏が、防衛大臣を務めているのだが。安倍氏は、自分の首相時代に秘書官を務めていた島田防衛次官(防衛省TOP)と懇意で、彼らと連携して軍事拡大策を進めて行こうと考えていた。
しかし、岸田首相は、島田次官の退任させ、他の人物を次期次官に決めたとのこと。これは、安倍氏にとって、大きな誤算(裏切り行為?)らしい。(・n・)
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まずは、安倍元首相が17日に仙台で行なった講演の中身を・・・。
<安倍氏がいかに欧米諸国と肩を並べ、中国を上回る軍事力を持ちたいと思っているのかが、よくわかる内容だ。しかも、ウクライナが侵攻されたのは軍事力が弱かったからだと、日本国民に脅しをかけているのよね。(-"-)>
『自民が参院選公約で国内総生産(GDP)比2%以上を念頭に防衛費を増やす方針を明記したことについては「国家意志を示している」と強調。中国がこの30年で軍事費を約40倍に増強したことに言及し、「軍事バランスを、よりバランスの取れた状況に変えていくことが大切だ。ウクライナはロシアと軍事バランスがとれていなかった」と指摘した。
自衛隊の厳しい運用状況を巡り「機関銃の弾からミサイル防衛のミサイルまで圧倒的に足りない。飛行機の部品を確保するために、なんとか使える飛行機をバラバラにして、他の戦闘機の部品にしていく、いわゆる『共食い』をやっている。こんなことは止めないといけない」と内実を明かしながら、防衛予算を増額すべき理由を説明した。
防衛費をGDP比で考える理由については「それぞれの国の経済力、実力に見合った防衛努力をしていこうということだ。攻められたとき、努力していない国のため、手を差し伸べる国は世界中どこにもない」と述べた。(産経新聞22年6月17日)』
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ちなみに、5月29日の富山県での講演では、こんなオチャラケ話までしやが・・・していたという。(-"-)haratatsu~
『ジョークを交えて安全保障における日米同盟の重要性を強調する場面もありました。
安倍晋三 元総理「私はトランプ大統領と5回ゴルフをしました。安倍さん、よっぽどゴルフが好きなんだねと言われましたが、ただ好きだからやっているわけではない。安倍晋三とトランプはよっぽど仲がいい、であるならば、もし日本にミサイルを撃ったらアメリカは必ず報復するなと。つまり抑止力を高めるためにみなさん、私はゴルフをやっていたんです」
安倍氏はこのように述べ、自らの内閣で成し遂げた集団的自衛権の行使容認や安保法制によって、日本とアメリカはお互いに助け合える同盟になったと胸を張りました。(JNN22年5月29日)』
でも、先ほど書いたように、岸田首相は、安倍氏が推していた元秘書官を、防衛次官に起用せず。安倍氏本人の要請を飲まなかったという。(・o・)
『政府が17日、防衛省の島田和久次官の退任人事を決めたことが波紋を呼んでいる。防衛省は続投を希望していたのに対し、首相官邸の主導で交代となったためだ。
島田氏は安倍元首相の首相秘書官を約6年半務め、2020年8月に次官に就任した。政府関係者によると、岸防衛相は年末に国家安全保障戦略など3文書改定を控えていることを考慮し、5月頃から続投を打診したが、官邸側は在任が2年を超えることに難色を示し、受け入れなかった。
後任の鈴木敦夫防衛装備庁長官は、島田氏と同じ1985年に防衛庁(当時)に入った。同期が2代続けて次官となるのは2007年発足の防衛省では初めてだ。装備庁長官は「上がりポスト」ともされ、省内では「驚きの人事」との受け止めもある。
島田氏は安倍氏に近く、防衛費の国内総生産(GDP)比2%達成に向け、政府内の旗振り役を務めてきた。安倍氏も島田氏の続投を望んでいたとされる。
安倍氏は防衛費増額を巡り、「国債で賄えばいい」と主張するなど、積極的な発信を続けている。自民党内では、3文書改定に向け、「島田氏の交代は、安倍氏と岸田首相の対立の火種となりかねない」との見方が出ている。(読売新聞22年6月17日)』
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『「正直言って、あり得ない判断だ。功労者に対してそんなやり方では」
安倍氏は周囲にこう憤る。15日午後には東京都内のホテルで開かれた安倍派(清和政策研究会)の会合で、実弟で同派議員でもある岸信夫防衛相と次官人事について話し込んだ。
島田氏は平成24年12月から安倍氏の首相秘書官を約6年半務めた。次官就任後は防衛費の国内総生産(GDP)比2%を求める旗振り役となった。省内では戦略3文書改定の議論をまとめるため、年末までの島田氏留任は既定路線とみられていた。(略)
16日午後1時半ごろ、安倍氏は議員会館の自室で首相と向き合っていた。防衛政策全般について意見交換する中で安倍氏は島田氏退任人事の再考を促したが、首相の答えは「ノー」だった。今回の人事について首相は周囲に「もう決まっていることだ」と漏らした。
「安倍氏への意趣返しではないか」(防衛族議員)との憶測もある。安倍氏は今年の経済財政運営の指針「骨太の方針」で、防衛費の大幅増額を主張。原案では注釈で触れたのみのGDP2%を本文に入れ、必要額達成までの年限を「5年以内」と明記させた。
官邸が安倍氏らの要求をのんだ形となり、島田氏が安倍氏に「助言」したという見方は官邸内に根強い。これに対し、岸氏は引き続き島田氏に戦略3文書改定に関与させたい考えだ。島田氏の次官退任は認めたものの、大臣権限で大臣政策参与に就任させる。(市岡豊大)(産経新聞22年6月17日)』
安倍政治に関しては、最近、すっかり性格が歪んで来たためか・・・。この記事を見て、ついついニンマリしてしまったmewなのである。(@_@。
THANKS