ヤンキー義家の「出席停止」着ボイスに怒!+続・安倍&柳沢=御手洗(経団連)ライン構築か?!


 今回は、「教育再生会議のヤンキー先生こと義家氏のトンデモ着ボイス」の話と、
「安倍氏&柳沢氏&御手洗経団連」の話の続きについて書いてみたい。


 安倍官邸の教育再生会議で担当室長を務める義家弘介氏(ヤンキー先生)が、自分が
番組を持つFM放送局が有料配信をする「着ボイス」で、

「携帯に出ないやつは出席停止だ」「おい、こら。メールを見ないと出席停止だ」

という言葉を録音し、配信していたという。<9日から削除された。> (*1)

(*1の朝日新聞の記述とは違うが、「おい、こら。電話(携帯?)に出ろ!出ない
やつは出席停止だ~」というような内容だったときく。メールも同様。)

 義家氏はFM横浜で「YーYーY」(ワイ、ワイ、ワイ)という番組のDJを担当
しており、同放送局が運営する携帯電話の有料音楽配信サイトの着ボイスに配信する
ために、番組PRの一環として本人が担当者とセリフを考えて録音。1月上旬から、
配信していたという。

 同放送は「出席停止の問題に関心を持ってほしいという思いがあった」と説明。義家
氏の事務所は「若い世代が多いリスナー向けに録音した。出席停止をちゃかしたり、
再生会議の報告に盛り込むためにしたりしたわけではない」と話しているらしい。


 私は、これを単なるシャレやジョークで済ませるほど、ガキでもヤンキーでもない。
 これが一般のDJやお笑いタレントがやったことだとしても、チョット問題かな~と
思うのに。ましてや、政府の教育再生会議のメンバーとして、(エラそうに?)「教育
のあり方」を語り、しかも教育改善のために「出席停止の活用を積極的にアピール」
している当人が、こんなことをやっていてはシャレにもなるまい。

 こんなのを作る放送局も放送局だけど(作ったのは制作会社かも知れないけど、最終
責任は放送局にある)。もし、ノリやウケだけをメインに考えているスタッフが提案して
も、それを断わるのが政府の機関&教育に携わるオトナのとるべき態度ってものでしょ~。
それを、スタッフと一緒に考えて、自らの声で録音しちゃうなんて。
 これで、「XXしたら、出席停止だ~」とかいうフレーズを流行らそうとしたわけ
ではないと思うけど。そうなる可能性だってあるんだからね。
<しかも再生会議では、携帯電話が子供たちにもたらす悪影響なんかについても、討論
しているっていうのにね~。>

 ともかく、まずは毎度ながら、政治家でも何でも、もうチョット自分の立場やTPO
を考えて、言動に注意するオトナになろうよ~と言いたい。ふだんの生活でも、自分の言動
の善し悪しを判断できない(判断しようともしない)オトナが多すぎるように思う。
 こんなことやってて、社会や子供たちに道徳観やらモラルやらを要求しても、実現
できるわけないでしょ~。(ーー゛)
 
 しかも、今月3日には、再生会議の提言&安倍首相の指示によって、文科省が全国の
教委に「出席停止の運用」を含む体罰のあり方の見直しに関して通知を出して、学校の
現場や教育関係者の間でも、大きなとまどいやアレコレ論争が生じているのに。昨年末
に「出席停止論」が出てから、この件に危惧したり、ナーバスになったりしている教育
関係者が少なからずいるのである。<最近は、TV等でこの件を取り上げるところも
増えているような気がする。>
 もう、「何をかいわんや」という感じである。<ベタだけど>、こういう行為をする
人は、教育再生会議を出席停止にすべきだろう。

 私は以前、義家氏に、色々な体験をしている分、少しは多角的な意見を出してくれる
かと期待した面があるのだが、残念ながら、彼はトンデモ期待外れであった。
 それは今回のことに限らず、他の場での発言や行動を見ても、知名度が上がるにつれ、
かなり勘違いをしてしまっているように思える部分も多い。私が見聞したわずかな範囲
だけでも、コロコロと話が変わってしまっているものがある。<また、真偽のほどはわか
らないが、参院出馬orタレント活動の話もあるらしい。>
 これから徐々に週刊誌や夕刊紙、ネットあたりで、チョコチョコと義家氏に関わる問題
が出て来るかも知れない。
 再生会議の委員を続けるなら、もう少し真摯な姿勢で取り組んでくれないと、子供たちに
迷惑だと思う。


* * * * *

これは、コチラの記事の続きである。

『実は、私はこの何ヶ月か安倍内閣を見ていて、もしかしたら安倍氏は、「小泉&竹中
=奥田(前経団連会長)ライン」を踏襲する形で、「安倍&柳沢=御手洗+経団連」と
いうラインを築こうとしているのかな~と感じていたところがあった。

 今回、安倍首相が頑固に柳沢大臣を辞任させなかった理由として、相次ぐ要職、閣僚
の辞任で、与野党から首相の任命責任や指導力の乏しさを追及されるのを防ぐためだ
ということが言われていたが。私はそれに加えて、柳沢氏への個人的な情や信頼と、
経団連との関係があったのではないかと考えている。』の続きだ。

 先に概略を書いてみたい。

「安倍氏と柳沢氏の関係」で言えば・・・安倍氏は、自分の内閣の中で、人格面+能力面
を総合的に見れば、最も信用&頼りにしているのではないかと思われる。
<同年代の閣僚やスタッフは仲がよく信用もできるが、能力、経験に乏しく、党内にも
顔がきかないので頼りにはならない。派閥、参院推薦の閣僚とは、さほど親交がない。>
 また総裁選の時に派閥横断の大きな選挙対策本部の本部長として、他派閥の支持、票
集めを担ってくれたことで恩義もある。また、安倍氏は経済、労働、社会政策にはあまり
明るくないので、その点でも柳沢氏を頼りにする部分が大きい。<経団連とのパイプ役と
してもしかり。>

「安倍氏と御手洗経団連の関係」で言えば・・・経団連は奥田前会長から、政治への介入
を深め(政治献金も復活させた)、小泉&竹中政権では新自由主義政策の促進&小泉氏の
悲願だった郵政民営化に協力した。<小泉氏は悲願達成のために、この経済政策に乗った。>
 御手洗会長は、安倍政権に小泉改革を引き継ぎ、さらに企業優遇になるような成長路線
をとることを求めている。そのかわり、御手洗氏は安倍氏の悲願である憲法改正&国家
再興に協力してくれるのだ。<今年1月、経団連の御手洗ビジョンとして「希望の国へ」
を発表。2010年までに憲法改正を目指すことや愛国心や公共心重視、競争原理を
導入する(安倍氏の主張と同じ)教育再生も明記してくれた。(コチラ参照)>
 安倍氏は悲願達成のために、経団連の存在を重視し、その政策に乗ろうとしている。
経団連にしてみれば、軍事産業や学校教育産業などの分野拡大も見込めるので、ある
意味で、ギブ&テイクになる。

「柳沢氏と御手洗経団連の関係」で言えば・・・柳沢氏は、もともと元・大蔵省官僚で
経済、金融、財政に明るく、財界とも関わりがある。御手洗氏は、あまり政界には顔が
広くないらしい。おそらく柳沢氏は、労働政策でも数字(コスト&利益の増減)を考え
ることができるので、話もスムーズに運び、頼りになる存在だと思われる。<柳沢辞任
問題が生じた時も、御手洗氏はすぐに柳沢氏を擁護する発言をしていた。ちなみに、
御手洗氏と柳沢氏は同い年だ。>「偽装請負」の問題でも、経済団体は厚労省のフォロー
を期待しているように思う。

 ・・・というわけで、安倍首相と御手洗経団連がお互いのメリットのために、ギブ&
テイクのいい関係を築いて行くためには、柳沢氏は閣僚の中で、重要な役割を担っている
のではないかと。柳沢氏が辞任すると安倍氏も御手洗氏も困ってしまうのではないかと
思われるのである。
<安倍氏が政府税調会長に任命した本間氏も重要な存在だったのだが(この時も御手洗
氏は擁護コメントを出していた)、辞任することになって、痛かったかも知れない。>

 
* * * * *

 安倍氏が柳沢氏を信頼し、恩義を感じる大きな要因の一つが、総裁選での働きだ。
 安倍氏は、自民党内ではまだ下っ端の方の存在であり、総裁選に出る時も、当初は
若手&中堅議員の支持しかなかった。これでは各派閥の長や年長議員の支持を固める
ことが難しい。そこで、森氏らベテランが動いて、派閥横断の選対本部を作る準備をし、
その本部長を柳沢氏に依頼したと言われている。

 柳沢氏は当時の丹羽派に所属しており、麻生氏、谷垣氏と同じ宏池会系の派閥の議員
だったのだが、丹羽氏と共に安倍支持を表明し、選対本部長を引き受けてくれた。
<ちなみに丹羽氏もこの支持によって、党三役の総務会長に選ばれている。>
 柳沢氏は71歳で、実績もある上、派閥を問わず、長老から若手議員にまで、人望も
厚く、与えられた仕事を懸命に着実にこなすタイプだという。それゆえに、選対本部長
の役割も熱心に果たしてくれた。<詳細なリストを作り、票の数字読みもかなりやった
らしい。総裁選の開票の時、安倍氏の横に座っていた柳沢氏が、票数を見て渋い顔を
して天を仰いだのが映っていた。おそらく予定した数字より、少なかったのだろう。>


 昨年9月1日<総裁選の3週間前>のロイターの記事には、早くも柳沢氏が安倍政権
の要職につくであろうという観測が書かれていた。

『経済に決して明るくない安倍氏にとって、柳沢氏は「政権の経済政策運営を安心して
任せられる数少ないベテラン議員の1人」(自民党財政改革研究会メンバー)とされる』
『自民党の中では、党内屈指の経済通である柳沢氏を選対本部長に据え、「安倍政権」
の重要ポスト就任を既成事実化したいのではないかとの指摘も出ている。・・・
 柳沢氏は与謝野氏が自民党政調会長時代、政調会長代理として与謝野氏を補佐し、
郵政解散・総選挙の際に政権公約を取りまとめた経緯がある。今回の本部長就任も、
そうした過去の実績を踏まえた安倍人事の先触れではないかとの憶測も出ている。』

 私も柳沢氏は財務関係の大臣になると思い込んでいたので、厚生労働大臣に任命された
と知った時には、ちょっとビックリしたのだが。ただ、柳沢氏は、以前から消費税増税に
よる財政立て直しを唱えているので、それを前面に出されると不都合なこと、また社会
保障費の歳出削減が急務であり、今後の社保庁改革、年金一元化も予定されていること
から、その兼ね合いで数字に強い人がわかる人が必要なのかな~と思っていたりもした。

 他方、前回も書いたように、厚労省は2年前から経団連等とWE法案を含む労基法の
改正の準備に取り組んでおり、昨秋から仕上げの段階にはいっていた。
 昨年12月には、御手洗氏と柳沢氏、経団連と厚労省担当が集まって会合を開いたり
もして、07年の通常国会でWE法を含む6法案を成立させるべく、着々と計画を進め
ていた。 
 
 日刊ゲンダイには、御手洗氏の知人の話として、こんな記事が載っていた。
『政治的には素人です。前会長の奥田碩氏に請われ、02年に経団連の副会長に抜擢され
るまで、政治にはタッチしてこなかった。政界人脈が、小泉・安倍路線に偏っているため、
発想も似てくる。また、一度知人になると皆、「イイ人」になってしまう。柳沢氏とは
金融担当相時代に知遇を得たはず。だから、TPOをわきまえず、ついつい擁護するの
です。』

 まあ、そこまでは行かなくとも、同い年だし、経済や数字に強いし、お互いにスムーズ
に話ができる重要な人材だと思ったしても、不思議はないかも知れない。
 しかも柳沢氏は律儀な人で<本当は厚労省は、労働者の保護を第一に考えるべき省庁
だと思うのだけど>、企業側の事情も考えて、与党内で強い反対があっても、最後まで
WE法案を他の法案と共に成立させるべきだと主張してくれていたのだった。
<労働者にプラスになる法案と企業側にプラスになる法案がセットになっているので、
一部だけ通すとコストのバランスがとれず、企業側に不利になってしまうからだ。>
 また、おそらく野党がこれからもっとツッコむであろう「偽装請負」の問題でも、
御手洗氏が会長を務めるキャノンは行政指導を受けており、その法制度の調整を求めて
いる。この点でも、経団連が厚労省に頼る部分は小さくないのかも知れない。
 
 御手洗氏も、1月28日に柳沢氏の「産む機械」発言があり、辞任論が出始めて
間もなくの31日には、御手洗氏は記者会見でわざわざ「すぐに謝罪、訂正したのだから、
進退をどうのこうのということにはならない」と柳沢氏を擁護するコメントを出して、
注目を集めた。また5日にも、共同通信のインタビューで「誠心誠意反省し謝罪した。
辞める必要はない。これからも大いに仕事をしてもらいたい」と語っている。
 
 さらに以前も書いたように、経団連やその他の経済団体は「WE法案を成立させない
場合は、他の労働関連法案を通すことはできない」とかなり強く主張していたのに<経済
同友会は今でもそう主張している>、ここに来て御手洗氏が、急にWE法案以外の法案を
先に成立させることにOKを出した。
 これも安倍政権が参院選で不利にならないように、また柳沢氏に厚労大臣としての実績
作りをさせるための支援策なのではないかとも思える。

 これらを見ていると、もしかしたら安倍&柳沢=御手洗経団連ラインが構築されようと
しているのではないかと思うのであるが。これを放置しては、日本の経済政策、労働政策
は小泉政権時代よりも国民軽視のひどいものになってしまう。
 しかも、もし安倍首相が憲法改正&国家再興という自分の悲願の実現のために、経団連
の言いなりになるとすれば、尚更に許容できないように思う。

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*1
『 「携帯に出ないやつは出席停止だ」「メールを見たやつは出席停止だ」――。携帯電話の着信を声で知らせる有料の「着ボイス」に、政府の教育再生会議の担当室長を務め、生徒指導のために出席停止の必要性を強く訴えている義家弘介氏が自ら、こう録音していたことがわかった。配信元の横浜エフエム放送は「誤解を招く可能性がある」として9日、配信サイトから削除した。

 同放送によると、義家氏がFMヨコハマで毎週土曜の未明に放送されている「Y(ワイ)―Y(ワイ)―Y(ワイ)」でディスクジョッキーをしていることから、PRの一環として企画。「ヤンキー先生」として知られる義家氏にふさわしい表現をと、本人が担当者とセリフを考えて録音。1月上旬から、同放送が運営する携帯電話の音楽配信サイトから月額315円でダウンロードできるようにしていた。

 同放送は「出席停止の問題に関心を持ってほしいという思いがあった」と説明。義家氏の事務所は「若い世代が多いリスナー向けに録音した。出席停止をちゃかしたり、再生会議の報告に盛り込むためにしたりしたわけではない」と話している<朝日新聞10日>』
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# by mew-run7 | 2007-02-11 15:06 | 安倍政権に関して | Comments(6)

安倍首相&関連議員連盟のアブナイ動き+ 森氏も柳沢辞任派? + 伊吹文科大臣はやはりお怒り

今回は、当ブログで取り上げて来たことの続報をまとめてお伝えしたい。

 取り上げるのは・・・
「森・元首相も柳沢辞任の必要示唆?!」
「安倍首相が、参院選で憲法改正を争点にすると明言、恒久法にも前向き」
「安倍氏が顧問を務める議員連盟が、慰安婦問題、南京大虐殺否定の検証を?!」
「山谷えり子氏(教育再生担当)の発言に伊吹文科大臣が反発」の4つを。 

* * * * *

 ☆ 森・元首相も柳沢大臣の辞任の必要性を示唆?!

『自民党の森喜朗元首相は9日、TBSの番組収録で、柳沢伯夫厚生労働相の続投に
よる夏の参院選への影響について「(政府には)少し時間がたてばとの思いがあるかも
しれないが、野党やマスコミは承知しない。そういう意味から言うと非常に苦しい」と
述べ、避けられないとの見方を明らかにした。
 その上で、森氏は「党のために、関係者がどうしたらいいのか考えるべきだ」と述べ
た。参院選までには厚労相の進退について改めて検討するよう安倍晋三首相らに求めた
発言とみられる。党内の一部で取りざたされる2007年度予算案成立後の内閣改造に
ついては「今そのことは考える必要はない」と語った。<時事通信 9日>』 

 森元首相は、安倍氏の政界での親(叔父ぐらい?)代わりの存在であり、もしかしたら
党内の長老格では、最も本心から安倍政権の存続を願い、サポートしようとしている
議員かも知れない。<ただ、安倍氏に十分な経験や力がないことを心配するまりに、
アレコレ口や手を出し過ぎる部分もあるのだが。>
 また、総裁選の際に、柳沢氏に安倍氏の選対本部長を依頼したのは、森氏だという
話が出ていたことがある。

 その森氏が、柳沢氏が続投しては参院選が非常に苦しいと述べ、柳沢氏の進退問題に
言及したことは、大きな意味があるかも知れない。

* * * * * 

 ☆ 安倍首相が、参院選で憲法改正を争点にすると明言、恒久法にも前向き

『安倍晋三首相は9日夜、自民党の谷津義男選対総局長が、憲法改正を参院選の争点に
掲げるとした自らの方針に異論を唱えたことについて「そもそも憲法改正は党の綱領に
入っている。選挙でも訴えていくのは当然だ」と述べ、強い不快感を示した。 
<時事通信 9日>』

 前記事<コチラ>で、自民党の谷津選対局長が、「参院選の公約には改憲は入れず、
生活に密着した政策を中心にしたい」という趣旨の発言をしたことを伝えたのだが。
やはり、安倍首相は、どうしても改憲をメインの争点にしたいようだ。
 ただ党内でも参院選を危ぶむ声が強いし、公明党との選挙協力の兼ね合いもあるの
で、柳沢辞任と改憲争点の問題はまだまだくすぶりそうな気がする。

 ただ、以前コチラなどにも書いたように、安倍氏はもう改憲&国家再興勢力やその
支持者を頼りにやって行くしかない状況になっている。<それが今、彼が唯一信頼できる
固定支援者&支持層なのであろう。>
 もちろん、支持率アップ&無党派層の取り込みのために、他の施策でもアピールを
試みるだろうが、安倍氏の政権構想の中心はあくまでも改憲&国家再興<軍事強化含む>
であることを忘れてはいけないと思う。


 自衛隊をいつでもどこでも海外派遣できる恒久法を作ることを考えているのも、
その政権構想の一環である。

『安倍首相は9日午後の衆院予算委員会で、自衛隊の海外派遣を随時可能にする恒久法
制定に関連し「世界の平和と安定にいっそう貢献するため、国民的な議論の深まりを踏ま
えて検討したい」と述べ、あらためて前向きな姿勢を示した。非核3原則に関しては
「(日本の)核武装は考えられない。核軍縮を進める義務がある」と堅持する姿勢を重ねて
強調した。自民党の石破茂氏の質問に答えた。<共同通信 9日>』

 コチラの記事などにも書いたように、恒久法ができると、いちいち国会で特別な法律を
作らなくても自衛隊を海外に派遣できるようになる上、任務や武器使用の範囲も拡大する
ような内容になっているため、日本の自衛隊の活動あり方が根本的に変わってしまい、
ケースによっては憲法9条に反するおそれも出て来る。<世界各国の日本への見方、日本
への信頼なども変容してしまうおそれがある。>
 当ブログでは、この恒久法は最も警戒すべきアブナイ法案の一つとして、反対を唱えて
行きたいと思う。

 尚、首相が「(日本の)核武装は考えられない。核軍縮を進める義務がある」と明言
してくれたのは、非常に心強いことだった。是非、世界の核軍縮のためにいい働きを
して欲しいと願っている。

* * * * *

☆ 安倍氏が顧問を務める議員連盟が、慰安婦問題、南京大虐殺否定の検証を?!

 さて、コチラの記事で、米国議会に慰安婦問題の対日非難決議案が提出されたという
話を書いた<河野談話などの話も>。また、9日にはNHKの「日中戦争」(文化庁
芸術祭大賞受賞)が放映されていたが、今年は日本軍が南京占領70周年に当たること
もあり<南京を占領する際に、大量虐殺があったという主張がある>、米国でドキュメン
タリー映画が発表されたほか、米英、中、香港などでこの件をテーマにした映画が製作、
公開される予定だと言われている。

『自民党の「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」が9日、党本部で会合を開き、
従軍慰安婦問題で旧日本軍の関与を認め謝罪した93年の「河野洋平官房長官談話」の
見直しを求める提言を今月中にも取りまとめ、安倍晋三首相に提出する方針を決めた。
参院選に向け保守層を引きつける狙いがある。<毎日新聞 9日>』

『自民党有志議員による議員連盟「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」(会長・
中山成彬元文部科学相)は9日、日中戦争中の1937年12月から翌38年2月に
かけて、旧日本軍が起こしたとされる「南京大虐殺」の史実を検証する小委員会(戸井田
委員長)の初会合を党本部で開いた。4月中にも検証結果をまとめて公表する方針だ。
 今年12月で旧日本軍の南京占領から満70年になるため、各国で南京大虐殺を題材
にした映画制作が進んでおり、「日本が認めていない内容が世界に広まる恐れがある」
との立場から、検証結果に基づき反論していくのが狙いだ。有識者からのヒアリングや
史料の収集、分析を進めるとともに、民主党の有志議員らと超党派の議連を結成する
ことも検討するという。<東京新聞 9日>』


 この「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」は、97年に安倍晋三氏が中川昭一氏
らと作ったものであり、現在は2人とも顧問を務めている。<04年から若手の文字
が外されたという。> 米中韓なども、当然そのことは知っているだろう。
 私は日本人の手で、特に先の戦争に関わる史実の検証を行なって欲しいと考えているが、
一部の議員だけでそれを行なうことが妥当かどうか、疑問を覚える部分がある。
 もちろん、政治家も思想や学問の自由は有するので、個人的立場で何を研究しても構わ
ないとは思う。ただ、政治的な言動をする場合には慎重を期さなければなるまい。それが、
日本政府(ひいては国民)の見解だと受け止められるおそれがあるからだ。
 ましてや、もし毎日新聞が書いているように「参院選に向け保守層を引きつける狙い」
で、このような活動を公な形で行なうのであるとするなら、尚更に疑問を覚えるところがある。

 安倍首相は「安倍内閣として河野談話を踏襲する」ことを明言し、「歴史認識は識者の
評価に委ねる」と表明して、それを前提として米中韓など諸国との外交を行なっている。
もし安倍氏が直接関わっている議員連盟が、それらと異なる主張をし、米国議会に働き
かけたり<*1によれば、メンバーが訪米し決議採択阻止を目指すことを決めたという>
安倍内閣の談話見直しを提言したりなど政治的行動をした場合には、日本の外交政策に
影響を及ぼすおそれも小さくはないかも知れない。
<昨秋に安倍首相が訪中した際に合意した日中の識者による「歴史共同研究」の会合も
昨年末に始まったばかりである。コチラ参照>

 安倍氏も個人的な考えは色々とあるとは思う。だが、まずは日本の首相として、どの
ように対応すべきか、よ~く考えて欲しいと思う。
<同議員連盟の活動を、安倍氏が容認または指示して行なっていると見られてしまう
かも知れないということも考慮した上で、対応を考えて欲しいとも思う。>

* * * * *
 
 ☆ 山谷えり子氏(教育再生担当)の発言に伊吹文科大臣が反発 

『伊吹文明文部科学相は9日の閣議後会見で、山谷えり子首相補佐官が中央教育審議会
(文科相の諮問機関)の在り方を政府の教育再生会議で見直すと発言したことに関連し、
「別に中教審について意見を言っても構わないが、どうするかは総理なり内閣が決める
こと」と話し、「審議会そのものは公開しているわけで、再生会議よりはオープンだと
思う」とけん制した。
 さらに同相は、「いろいろ再生会議だとか総理の私的諮問機関だとかあるが、ここが
何か言ったから行政をやるということではない」と、「官邸主導」の各種会議の在り方
にクギを刺した。<時事通信 9日>』 

 これも前記事<コチラ>の記事の続報である。7日、山谷えり子氏が中教審を批判し「再生会議
のメスを入れたい」などと発言したことに対し、8日、安倍首相がこの考えを否定。
山谷氏も発言を撤回したのだが。
 やはりこの発言は、伊吹文科大臣を怒らせてしまったようだ。<内心、よしよしと
思う私?!(・・)> 頑張れ、政府&閣内抵抗勢力!


*おまけ

 尚、民主党が教育法案の対案を出す準備をしているようなのだが<これは、内容が
よければOKなのだけど>。何だか、昨年国会に出していた教育基本法の民主党改正案
をもう1度国会に提出する案があるという報道も一つだけあった。私には、この意図が
チョット理解しかねる。

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*1
『『河野談話見直し始動 歴史教育議連、訪米も計画<1月27日8時1分配信 産経新聞>

 慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の河野洋平官房長官談話の見直しを検討している
自民党の「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」小委員会は26日、本格的に活動を
開始した。米下院で慰安婦問題に対する誤解に基づいた対日本非難決議案が提出される
動きがあるため、中山泰秀小委員長らが早期に訪米し、採択阻止を目指すことを決めた。
 会合では、防衛研究所の元研究員が「当時『従軍慰安婦』の言葉はなく、旧日本軍が
直接募集にかかわった事実はない」と説明した。
 安倍晋三首相は昨年の臨時国会で、政府として「河野談話」を踏襲する考えを示したが、
旧日本軍による直接募集という「狭義の強制性」は否定した。「首相の本心は河野談話を
踏襲することではない」(同会メンバー)とされ、政府が河野談話の見直しに踏み切れる
よう側面支援していく考えだ。
 また、同会は「南京事件」から70周年の今年、同事件を題材にした映画が公開される
ことを懸念し、新たに小委員会を設けて誤解を解く運動を行う方針。中山成彬会長は
「中国で外国人観光客が誇張、偽造された日本兵の残虐な行為の展示物をみれば、日本人
へのイメージダウンになる。言うべきことを言わないと、真の日中友好ははかられない」
と述べた。』
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# by mew-run7 | 2007-02-10 04:53 | 安倍政権に関して | Comments(6)

柳沢問題&改憲で、安倍の難敵は野党よりも公明&自党かも?!+山谷、菅の失言

【午前8時に、山谷発言に関する*3の記事を追加】

 安倍首相にとって心穏やかでない発言が、身内の与党の中から次々と出ている。

 公明党の松あきら女性局長は、TV番組で、柳沢大臣に関して「やっぱりどこかで
けじめをつけていただくことが必要だ」と辞任を促すような発言を。
 自民党の選対総局長の谷津義男氏は、やはりTV番組&取材で「参院選では憲法改正
は公約に入れない」との発言を行なった。

 あと山谷えり子氏の教育再生会議に関わる発言撤回の報と、菅氏の問題発言に関する
ことをチョット書きたい。

<チョットと思ったのに、案の定?長くなってしまった。^^; すみません。>

* * * * *

 まず、8日朝、公明党の松あきら女性局長が、民法の番組で、女性を「産む機械」
に例えた柳沢厚生労働相の進退について、「個人的な見解だが、やっぱりどこかでけじめ
を付けていただくことが必要なのではないか」と述べた。さらに、「同じ与党として辞め
なさいとか、いつ首を切りなさいとは発表できない。その思いは(安倍晋三首相に)
伝わっていると信じている」と語った。と述べ、最終的には辞任が必要とする考えを
示した。<時事通信 8日> <関連*1>

 公明党は、4日の地方選が終わるまでは、同じ与党として柳沢批判を控えているよう
なところがあったが、その後、柳沢大臣が「健全」発言を行なった時には、さすがに
怒りが爆発したのか、松あきら氏はTVカメラに向かって「またかという思い。冗談
じゃないですよ!」とかなり強い口調で批判をしていた。<その口調がチョット宝塚時代
の男役っぽい感じだったかも。>
 浜四津代表代行は「産む機会」発言の時も「無神経で女性にとって大変失礼な発言だ。
女性に対する差別はすべての弱い立場の人への差別に共通する。与党の女性も怒って
いる」と批判していたが、今回はさらに険しい表情を浮かべて「少子化問題の本質、
背景について誤解があるから同じような発言が出てくる。基本的な考え方を変えていた
だかないと…」とカメラの前で不快感をあらわにしていた。

 コチラの記事でも少し触れたが、公明党を支持する創価学会の婦人部が、柳沢発言に
かなりの怒りや不満を覚えているようで<公明党支持層(女性)からの安倍内閣支持
率が急落>、このままでは自民党の選挙には協力したくないという声も出ていると
いう話もある。<一部には、北九州市長選、愛知知事選でも、与党推薦候補に投票しな
かった者がいるのではないかとの話も?!>
 党の女性局長を務める松あきら氏は、その婦人部の気持ちを代弁しようとしたのかも
知れない。
 
 公明党内では、地方選を控えて、男性幹部が女性議員等を懸命になだめていたよう
なのだが、さすがに二度めの問題発言にそうもできず、7日には北側幹事長がわざわざ
記者会見の場で(辞任は不要としながらも)「前回の(産む機械)発言の後だから、
丁寧に慎重に話したらいいのになと思う」と苦言を呈した。
 太田代表も、「個人的だと付け加えて発言している」と火消しに努めたが、「個人が
どう発言するかを規制するつもりはない」と、党内の空気を代弁した形の松氏に理解も
示したという。<北海道新聞8日などより>

 公明党が選挙に強い最大の要因は、創価学会婦人部の献身的な働きにある。婦人部
にはもともと平和、護憲志向の人が多く、安倍氏がやたら改憲を主張することに抵抗感
を覚えている人も少なくないときく。
 安倍内閣は彼女たちを敵に回したら、接戦となりそうな選挙区の大半を落とすことに
もなりかねない。安倍氏にとっては、今後、柳沢問題で難敵になるのは、野党よりも
公明党女性議員&婦人部になりそうな気もする。

* * * * *
 
 そして、何と8日午後には、自民党の谷津義男選対総局長が民放番組の収録やNHK
の取材で「憲法改正を参院選の争点にしない」という認識を示したのだった。

<このニュースは夜にはいくつものネット記事が扱っていたのに、未明になったら、
ほとんど消えていた。>

 安倍首相は、年頭会見や党大会で「参院選で憲法改正を争点にしたい」と明言して
いるだけに、この発言は安倍首相の意向を無視するものであり、党内でも波紋を呼び
そうに思える。

『(谷津氏は)TBSのCS放送番組の収録で、安倍晋三首相が憲法改正を参院選の争点
にしたい意向を示していることについて「憲法改正は争点の中に入ってこない。首相は
憲法改正を言うが、年金や教育、少子化問題など具体的で身近に感じるものをきちんと
出したい」との認識を示した。執行部で選挙対策を担う有力幹部が首相方針に公然と異論
を唱えた形だ。<産経新聞 8日>』

 文末*2にNHKのインタビューの記事をアップしたが<実際に映像を見た>・・・
谷津氏は「愛知知事選で野党推薦候補に投票した20~40代の層には、憲法改正より
年金等の生活に密着した課題を訴えることが大切だ」と述べ、「参院選のマニフェスト
に揚げる公約はは3つぐらいでいい。憲法改正は公約に入らないと思う」と言っていた。
 これに対し、丹羽総務会長は記者団に、憲法改正も生活に密着した課題も両方訴えれ
ばいい、「二者択一ではない」という認識を示したという。

 自民党の参院や選対は、7月の参院選に大きな危機感を覚えている。もう年初から、
「支持率の低下した安倍内閣では選挙が戦えない」と懸念しており、柳沢発言があった
時も参院側は早期辞任を要求する声が多かったのだ。<2度めの健全発言では、「もう
かばい切れない(閣僚経験者)」「ずうずうしい。直ちに辞任すべきだ(自民参院議員」
などの厳しい発言も出ていたという(スポニチ7日)」>
 そして、何より1~2月の地方選で苦戦したのを目の当たりにして、いわゆる無党派
層を取り込むには、安倍首相の改憲ロマンには付き合っていられないと考える議員も
出て来ているのかも知れない。
 選挙対策総局長というのは、(06年から)自民党役員会のメンバーにもなっている
要職なので、個人的な見解で気軽に発言したものとも思えない節がある。<公の場で
言ってみて、党内の支持を集める契機にしたいという意図があるかも知れないけど。>

 参院選のパートナーである公明党も、改憲を参院選の争点にすることには抵抗を示して
いるだけに、今後の展開が注目される。
 
<ただ、公約には全く載せずor小さくしか扱わない形で、改憲路線を突っ走られるのも
問題かも知れないとも思う。教基法改正の時、安倍首相は呆れたことに「自民党はマニ
フェストに教基法改正を掲げて、選挙に勝った」と正当化したのだ。
 05年の衆院選の自民党のマニフェスト(公約)の表の方には「郵政民営化」や「改革」
がデカデカと載っていて、教基法はそのあとゴチャゴチャと120の約束が並んでいる中
の25番目に書かれていたに過ぎず、選挙運動中に教基法のことを語った候補者など、
限りなくゼロに近いと思われるのに、である。(安倍氏自身は訴えたらしい?!)>

* * * * *

 7日、山谷えり子首相補佐官(教育再生担当)が茨城で行なった講演で、文科省の
中教審のあり方を再生会議で見直す必要があると発言。中教審について「大ざっぱなこと
を延々と議論している。再生会議でメスを入れていきたい」などと述べていたのだが。
<このニュースも7日はいくつも出てたのに、8日には一つも残っていなかった。
・・・追記・9日朝に朝日新聞の記事が出ていたので、*3にアップした。>

 これに対し、安倍首相は8日、記者団に「中教審は教育のあるべき姿について議論して
いる」と述べ、否定した。
 塩崎官房長官も同日の記者会見で「再生会議で(中教審改革を)議論する話はまったく
聞いていない」と否定。その後、山谷氏は毎日新聞の取材に「(中教審を改革すべきだと
は)言っていない」と発言を撤回した。
 政府は教育関連3法案の今国会提出を目指しているが、諮問先の中教審内に「拙速だ」
との声がある。首相官邸にはこれへの不満があり、山谷補佐官の発言は行き過ぎたけん制
だったようだ。<毎日新聞 9日より>

 コチラにも書いたように、安倍官邸は、教育再生会議の第一次報告書に基づいて、教育
3法案を今国会で成立させることを目指しているのだが、伊吹文科大臣は「あくまでも
文科省下の中教審で審議をしなければ法案化できない」という方針を貫こうとしており、
今月から集まっている4期中教審のメンバーに法案を諮ろうとしている。
 ただ中教審の委員の中には、再生会議の報告や提言に異論を唱える者もおり、スムー
ズに審議が進むかどうかはわからない状況なのだ。<*3>
<山谷えり子氏が関わっている教育改革団体や識者は、もともと文科省や中教審に対して
かなり批判的な部分があり、中には「文科省は日教組に侵されている」「文科省に教育
再生は任せられない」というような発言をした者がいるのも見たことがある。>

 山谷氏は、地方での講演会ゆえか、つい中教審批判を行なってしまったものと思われる
が。これが中教審の委員の耳にはいれば、安倍官邸や再生会議への非難が高まり、法案
の諮問にも影響するおそれがあることから、安倍首相も塩崎官房長官もあわてて、これ
を否定、山谷氏にも撤回させたものと思われる。

* * * * *

 最後に、民主党の菅代表代行も失言をしていたという。

 公明党は7日、公明新聞で<コチラ>、『民主党の菅氏が愛知県での選挙演説中に
「愛知も東京も経済がいい。生産性が高いといわれるが、ある生産性は、一、二を争う
ぐらい低い。子どもを産む生産性が最も低い」と発言していた』ことを指摘。
『この菅発言を知った同党幹部は、あわてて菅氏に「出生率を生産性と結びつけて使わ
ないよう要請したという」。柳沢氏の発言は当然、極めて不適切なものだが、身内の都合
の悪い発言にはフタをして、他人ばかり攻撃する民主党のやり方こそ、不見識と言わざる
を得ない。』と批判した。

 このブログでも以前書いたのだが、菅氏はこの何年かになって、妙にウケ狙いの言葉
遊びをしたがるようなところが見え<オジサン化?!>、私がきいても「おいおいっ」
とツッコミたくなるような失言がちょこちょこある。
 もし、この発言をしたのが本当ならば、すぐに謝罪すべきであろう。そうでなければ、
公明党が言うように、柳沢大臣の発言を批判する資格はないと思う。

 柳沢失言のあと、他ブログで(このコメント欄にも)野党議員がこのような失言をして
いるという書き込みが少なからず見られたのだが・・・。確かに国会議員として、問題
発言をすることは好ましくないことだし、必要であれば撤回、謝罪すべきである。
 ただ、今回、何で柳沢大臣の発言がこんなに批判の的や騒動になったかと言えば、それ
は柳沢氏が、日本の国政を担う内閣の閣僚であり、特に少子化問題を担当する厚労大臣
だからこそであることを、認識すべきなのではないかと思うところがある。

 よく名前を挙げられていた菅氏や辻元氏は、発言の影響力が大きい人なので、もっと
慎重に言葉を選ぶべきだと思うが、彼らは単なる野党議員のひとりで、実際に行政を
担える立場ではない。何より彼らが同様のことを言っても、海外のメディアに、わざわざ
日本の閣僚がこんな発言をしたなどと取り上げられるような立場にはないのである。
 だから、菅氏らもこのような失言をしているのだから、「柳沢大臣の発言はたいした
問題ではない」とか、「柳沢氏をこんなに責めるのはおかしい」という主張は、やや
的外れなのではないかとも思う。

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# by mew-run7 | 2007-02-09 05:52 | 安倍政権に関して | Comments(19)

柳沢問題以外の国会審議の報道もして欲しい!+安倍は偽装請負擁護?+リーダーシップの中身が大事では?

あ~あ、折角書いた前記事の続きがまたアウトに。(ノ_-。)
(だからPCが不調な時は、こまめに保存しながら書けって言ってるのに。<to 自分)
 7日の柳沢健全発言の記事へのコメントのレスも書きかけていたのですが、消えて
しまいました。正直なところ、すごくたくさんあるので、レスを書き直すには、
かなりの気力が必要でして・・・。週末までお待ち頂ければと思います。

 
 あまり時間がないので、チョット気になったニュースや事柄などを。

 7日、衆院予算委員会で少子化問題等に関する集中審議が行なわれたのだが。
 TVやネットの記事は、柳沢発言に関するものばかり報じているのだけど。(何か
そればかり審議していたと思われそうな気が・・・。)
 実際にはそれだけをやっていたわけじゃなくて、産院や産婦人科医の不足の問題とか、
障害自立支援法の問題など、いい問題提起の質問が色々行なわれていたのだった。
 衆院TVを見ながら、マスコミも、こういうことをもうチョット積極的に取り上げて
くれないと役に立たないじゃない、と思った。
 
<民主党の若手・高井美穂議員が懸命に食い下がっていて、印象に残った。彼女は、衆院
議員になってから、産休をとって出産。批判や励ましなど色々あったという。
 安倍氏にも(丁重な形で)お子様がいない人の気持ちがわかるのではと質問していたが、
安倍氏はそのことには正面からは答えなかった。>


 またちょうど前記事で、御手洗経団連会長のことを取り上げつつあったところ・・・。
 7日の予算委では、民主党の枝野氏が、御手洗会長が会長を務めるキャノンも絡んで
いる偽装問題のことも追及していた。

『民主党の枝野幸男衆院議員は7日の衆院予算委員会で、御手洗冨士夫・日本経団連会長
の参考人招致を要求した。御手洗氏が会長を務めるキヤノンが、違法な労働形態である
「偽装請負」で行政指導を受けたことを踏まえたものだ。
 御手洗氏は政府の経済財政諮問会議の民間議員も務めているが、同会議で御手洗氏は
請負法制について「無理がありすぎる」などと現行制度の緩和を求めている。枝野氏は
予算委で「自分の足元で違法行為をしているのに、違法行為が合法となるように何とか
してくださいというのはむちゃくちゃだ」と批判した。<朝日新聞 7日>』

『民主党の枝野幸男氏は7日午前の衆院予算委員会で、実態は労働者派遣なのに業務請負
契約を装う「偽装請負」をキヤノンが行っていたとの疑惑を取り上げた。枝野氏は、同社
会長の御手洗冨士夫日本経団連会長が政府の経済財政諮問会議の民間議員であることを
指摘し、「雇用政策に一定の影響力を持っており、事実なら問題だ」と追及した。
 これに対し、安倍晋三首相は「御手洗氏は『法律を順守するのは当たり前だ』と発言
している。成長戦略を着実に実行していくために(諮問会議で)見識を発揮してほしい」
と述べ、問題はないとの認識を示した。<時事通信 7日>』

 WE法案や非正規雇用社員の待遇の問題をきっかけに、企業のある意味ではえげつない
ほどの労働コストをカットしようという姿勢が浮き彫りになりつつあるように思う。
 しかも安倍内閣は、成長路線を堅持するの一点張りで、経団連の言うがままになりつつ
あって、今回も御手洗氏擁護に回っている。<そのかわり、改憲を支援してもらえるん
だよね。>
 柳沢厚労相も、つい数字や理論ばかりに気が行くようで、実際の労働者の実態に目を
向けていないように思える。
 安定した労働形態&収入が実現しなければ、当然に少子化対策にもマイナスになって
しまう。
 こういうところを、もっと国会もマスコミも掘り下げて行って欲しいと思う。
 
* * * * *

 7日に、ちょっと「アチャー(>_<)」となってしまう記事を見てしまった。
「石原都知事支持53%、過去最低 本社世論調査」(朝日新聞)というタイトルの
記事である。<*1 支持率グラフはコチラ>

もしかしたら、 私は石原都知事の支持率の調査結果を見るのは初めてかも知れない
のだが。昨年末からかなりの逆風が吹いているにもかかわらず、「過去最低でも、いま
だに53%も支持率があるなんて・・・。(-_-;)」<以前は、78%もあったのね。^^;>
 海外出張費など公金の使い方や、知事の四男が都の文化事業に関与することに6割
以上が「適切でない」と答えているが、「それだけ?」という感じもしたし。五輪の
東京開催については、賛成が54%で、反対の39%を上回っていたのも、ちょっと
意外だった。

 一般的な「知事観」についても都民に尋ねたところ、求める資質は「リーダーシップ」
が45%で最も多く、「政策立案力」26%、「調整能力」24%と続いていたそうだが。
この「リーダーシップ」を求める人が多いのは、近時、首相や会社の社長などにも共通
している傾向であるようにも思う。

 私ももちろん、政治でも経営でも、組織の長にはそれなりのリーダーシップが必要で
あると思っている。ただ、最近、周囲を見ていると、何だか自信ありげに強い感じで
モノを言ったり、自分の思うことをハッキリ主張していたりする人は、リーダーシップ
があると思ってしまう人が少なくないのではないかという感じもしている。<小泉氏、
石原氏はその代表格かも知れない。>
 これは、ふだん仕事の中でも感じることなのだが、近時、<個人の領域では好き勝手
なことを言っていても>肝心な部分では、あまり自分に自信のない人や自分の意見と
いうものを持っていない人が増えているからなのかも知れないな~と思ったりもする。
小難しいことは関心がないし、アレコレ考えるのも面倒なので、誰か力のありそうな
人にお任せした方がいい、と思う人も少なくないのかも知れない。 

 それは、リーダーたるもの、ハッキリとした姿勢を示してくれた方が確かにわかり
やすいし、頼もしい感じもするのであるが。果たして、どれだけの人が、彼らの主張の
内容を認識したり、吟味したりしているのか疑問に思うことがある。
 強い牽引力のある人に引っ張って行ってもらうのは、と~っても楽なことなのだけど、
果たして自分がどこに連れて行かれてしまうのか、気にはならないのだろうかと、
不思議に思うことがある。何も知ろうとしないまま、とんでもないところに連れて行か
れて、「こんなはずじゃなかった」と嘆いても、もう簡単には引き戻れないのかも知れ
ないのだ。

「最近の人は自己主張ばかりしている」と言われることが多いのだが。こと国や自治体
などの政治に関しては、一般市民の多くはすっかり自己主張することを放棄してしまっ
ているようにも思えることがある。
 
 もう少し政治家の態度だけでなく、チョット政策にも目を向けて欲しいな~と。
 まずは、自分たちの生活の中で感じた小さな不満でいいから、彼らが果たしてそれら
を解消しようとしてくれるのか、という視点を持って、支持する人、投票する人を考えて
くれるといいな~と思う。

<それより、民主党は早く都知事選の対立候補を決めないと~。まだ、こんなに支持率が
あるのでは、立ち遅れると勝負にならなくなっちゃうよ~。>


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# by mew-run7 | 2007-02-08 17:06 | 政治・社会一般 | Comments(6)

残業代割り増し法案のまやかしに騙されるな! + 安倍&柳沢 =御手洗(経団連)ライン構築か?!

 7日、野党が国会に復帰し、衆院の予算委員会で少子化問題等の集中審議を行なった。
 参院の方は与党が、野党が要望する少子化問題等の集中審議を拒否しているというが、
とりあえず国会が正常化したことはよかったと思う。

 柳沢厚労大臣は、予算委で改めて「産む機会」発言に関して陳謝を行なったが、安倍
首相と共に辞任する(&させる)意向のないことを明言した。また前日の「健全」発言
コチラ参照>については、「若者が結婚しない、子供を産まないと言い出したら困る」
「言葉を撤回しなければならない理由がわからない」と、問題性がないことを主張した。
<なるほどね・・・。(・・) でも、今度は野党以上に、公明党がかなり怒ってるかも?!>
 
 柳沢発言の話は、チョット横に置くとして。こちらもたまたま柳沢大臣が絡んでしま
うのであるが、今回は「残業代割り増し法案」&「安倍&柳沢=御手洗ラインか?」に
ついて書きたい。

* * * * *

 安倍首相は6日、首相官邸に柳沢厚労大臣と自公政調会長を呼び、ホワイトカラー
エグゼンプション<(WE)残業代ゼロ法案>の今国会提出を見送ることを確認する
と共に、「残業代割り増し法案」を含む労働関連法案を今国会で成立させるように
指示した。
 会談後、首相は記者団に「働き過ぎの流れを変えなければならない。残業代の割増
賃金(の引き上げ)を含め労働法制の6法案の提出の準備を進めるよう指示した」と
説明した。<日経等より>

 この残業代割り増し法案(労基法改正案)というのは、現行制度では残業時間の長さ
に関係なく割増率は一律25%となっている残業代を、残業時間に応じて〈1〉残業
時間が月45時間までならば割増率は25%〈2〉45~80時間ならば25%以上と
するよう努力〈3〉月80時間を超えたら50%とする――と定めるものだ。
<尚、中小企業には3年間の猶予措置がある。>

 これで残業代が上がると考えて喜んだサラリーマンがいるときいたのだが。どうか
騙されないで欲しい。
 前述の安倍首相の言葉からもわかるように、これは残業代の割り増し率を上げる
ことによって、企業が従業員に長時間残業をさせないようにして、長時間労働を抑制
することを目的とした法案なのである。
<企業が80時間以上の残業はいい顔をしなくなるので、それ以降はサービス残業を
せざるを得なくなるのではないかという懸念も呈されているときく。>
 
 しかも、これは本来は、WE法案とのセットで考えられていたものだった。WE
法案が成立すれば、一定の地位や収入以上の人は残業代は一切出なくなるので、割り
増し率がいくら上がろうと、関係なくなってしまうのである。
<それも経団連は、年収400万円以上の従業員から、WE法を適用したいと要望
しているので、そうなれば大部分のホワイトカラーのサラリーマンは、残業代が
全くもらえなくなるかも知れないのだ。>
 そして、もし参院選で与党が勝った場合には、間違えなく秋の臨時国会でWE法案
が成立させられるということを、決して忘れないで欲しい。
 

 安倍内閣は、WE法案に対する与党(特に公明党)や国民からの反発が強かった
ことから、地方選、参院選への影響を考えて、WE法案の今国会提出をあきらめた。
 経団連をはじめ経済団体は、本来、セットで考えていたWE法案を見送って、残業
代割り増し法案を先に成立させることに、抵抗を示していた。<経済同友会の北城代表
幹事は、6日の記者会見でも、残業代の割増率引き上げのみ今国会で先行実施すること
について、「知的労働者に対する評価の仕組みがますますいびつになる懸念があり、
おかしい」と批判している。(時事通信)>

 でも、安倍首相がここで割り増し法案を先行させることに決めたのは、参院選対策
<WE法案で支持が離れた20~40代男性の引き戻し>と、柳沢厚労大臣の信頼回復
のためではないかと考えられる。そして、おそらく経団連の御手洗会長が、安倍&柳沢
氏の救済、支援のために、OKを出したのではないかと察する。

 安倍首相は6日に、「WE法案は、国民の理解がまだ十分に得られていないと、柳沢
大臣などからも提言があった」と語っていたが、これには思わず「おいおいっ」とツッ
コミたくなった。1月に、党内や国民の反発が強かったことから、与党がWE法案の
国会提出は見送るべきだと主張していた時に、最後の最後まで「法案提出をする方針だ」
と言い続けていたのは、柳沢大臣だったからである。
 この法案は2年前から、経団連と厚労省の間で話が進められて準備されて来たもので
あるが、昨秋に柳沢氏が厚労省の大臣に就任してからは、柳沢氏が経団連側と今国会へ
の提出までの段取り(プラン)を決め、その実行を約束していたからである。


 実は、私はこの何ヶ月か安倍内閣を見ていて、もしかしたら安倍氏は、「小泉&竹中
=奥田(前経団連会長)ライン」を踏襲する形で、「安倍&柳沢=御手洗+経団連」と
いうラインを築こうとしているのかな~と感じていたところがあった。

 今回、安倍首相が頑固に柳沢大臣を辞任させなかった理由として、相次ぐ要職、閣僚
の辞任で、与野党から首相の任命責任や指導力の乏しさを追及されるのを防ぐためだ
ということが言われていたが。私はそれに加えて、柳沢氏への個人的な情や信頼と、
経団連との関係があったのではないかと考えている。


・・・・
 少し長くなりそうなのと、ちょっと用事ができたので、つづきはまたあとでアップ
することにしたい。

  <つづく>               THANKS

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# by mew-run7 | 2007-02-07 22:12 | 安倍政権に関して | Comments(2)

やはり柳沢氏は厚労大臣には適格ではない!<結婚&子供複数は健全発言を受けて>


柳沢伯夫厚労大臣が、またチョット問題のある発言をしてしまったらしい。(・・;)
これをきっかけに、また厚労大臣としての資質の問題が再燃しそうな感じである。

 
6日の閣議後の、記者会見でのこと。柳沢大臣は、「女性は産む機械」について
「不適切な発言をおわびしたい」と改めて謝罪しつつ「与えられた職務を微力ながら
全うしたい」と辞任する考えがないことを繰り返し強調。
 そのあと、少子化に関する調査の結果をふまえて、「若い人が結婚し、子供を2人
以上持ちたいという極め手健全な希望にフィットした政策を・・・」と発言したという。

 朝日新聞6日の発言要旨では・・・
「家庭を営み、子どもを育てるということには、人生の喜びがあるんだという意識の
面で、自己実現といった広い範囲で、若い人たちがとらえることが必要だと思う。
他方、ご当人の若い人たちは、結婚をしたい子どもを2人以上持ちたいという極めて
健全な状況にいるわけです。そういう若者の健全な希望に、我々がフィットした政策
を出していくということが大事だと思っている」となっていた。

 この発言に対して、社民党の福島瑞穂党首は6日の党参院議員総会で、「女性不在、
また頭数で(少子化対策を)言ったことに強く抗議する」と述べた。民主党の輿石東
参院議員会長も党参院議員総会で「2人以上産まない女性は健全じゃないのか」と
批判した。<毎日新聞6日>
 夕方のTVニュースも早速、この発言を取り上げていたようだ。


 正直なところ、今回の表現は、前回の発言のように憲法&人権に関わるほど大きな
失言ではないと思う。だから、中には、またいちいち小さなことであげ足をとってと
いう人がいるかも知れない。
 だが、私は、やはり柳沢氏は、少なくとも少子化問題を担当する厚労省の大臣と
いう職には適格ではないと改めて思った。

 一つには、少子化問題に対する認識、発想が、現状とはズレてしまっているからで
ある。残念ながら、彼のアタマには昔ながらの固定観念がこびりついてしまっている
ように思える。これでは、現実的に有効な少子化対策を考えて行く省庁や会議で、
リーダーとしての職責を果たして行くことができると思えない。

<それは、たとえば、29日に野党の女性議員有志が辞職の要求に行った時に、柳沢氏
が、自分は女性を蔑視してはいないということを説明したくて、「娘には男性と同じ
ような教育を受けさせた」「家内もずっと働いている」と言ったことからも推察し得る。
それは数十年前では、「なるほど、女性の権利を大事にしている人だ~」と思われる
ことかも知れないが、今の世の中で、このような表現を使うこと自体がズレているよう
に思うのである。>

 もう一つには、閣僚として、社会通念に照らして、どのような言葉、表現に問題が
あるのか認識できていないように思えるからである。特に少子化問題を議論する際には、
女性の人権に関わる話や妊娠、出産などデリケートな話を避けては通れない。
 先週、失言をして大批判を受けたばかりで、言葉には慎重になっているはずなのに、
それでもこのような表現を使ってしまうのである。今後どれだけ問題になる発言をして
しまうかわかったものではない。
<報道陣も通常時に増して、表現のチェックが厳しくなるだろう。かと言って、できる
だけ話さないようにしたとしたら、重要な職責が果たせなくなってしまう。>

 柳沢大臣の奥さま(版画家&美大教授)が、今週の週刊朝日に独占告白を載せている
そうだが、そのタイトルが「勉強はできるけどバカなのよ」であった。(・・)
 柳沢氏は、以前も書いたが、確かに優秀な人物なのだと思う。<特に経済や数字の
分析などの分野では。> また色々苦労をして人格的に優れた人だというし、妻や娘、
孫をとても大切にしている人で、おそらく男尊女卑の考えなどは有していないとも
思う。
 ただ、女性に対する観念がちょっとズレてしまっているのは確かであろうし、また
言葉の使い方を知らないようなのである。どのような表現が適切で、どのような表現
が不敵切なのかわからなければ、いくら注意や配慮をしても、また失言してしまうこと
になってしまうおそれが高い。
 だから、私は柳沢氏には、今後も是非、政治家として今後もその能力を発揮して欲し
いと期待しているのだが、少なくとも厚労大臣には向かないと思うのである。


 安倍内閣は、少子化問題を重要な政策の一つにあげている。今月初めに、わざわざ
「子どもと家族を応援する日本重点戦略検討会議」を立ち上げた。
<この会議の名前自体に、抵抗感を覚えてしまう私なのだが・・・。^^;>
 この会議の長は塩崎官房長官が務め、関連省庁の大臣などがメンバーとなって構成
されているのであるが、当然にしてメインの役割を担うのは、柳沢厚労大臣と高市少子
化大臣になると思われる。
<高市大臣は、柳沢発言に「私は病気で子供を産めない体なので、不良品だということ
になってしまう」と、かなりの不快感を表していた。>

 少子化問題を考える際には、女性の人権、生き方(自由な選択肢)を十分に認識し
それを大前提にした上で、対策を考えて行かなければ、非現実的なものになってしま
う。その際に、「結婚、子供を複数欲しいと思うのは極めて健全」<結婚や出産を
望まない人は、あまり健全でない?!>という考え方を持っている人がいたら、スム
ーズに現実に即した対策の議論を前に進めることができない。
 またこのような厚労大臣が中心となった少子化政策は、国民の期待や信頼を得る
ことができないだろう。

 野党は、国会に復帰する条件として、衆参で少なくとも1日ずつ、少子化問題
(柳沢発言)に関する審議を行なうように与党に要求しているというが、是非、それ
を実現させて欲しいと思う。

   <もしかたら、つづく>        THANKS


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# by mew-run7 | 2007-02-06 19:16 | 安倍政権に関して | Comments(42)

基盤弱体化の安倍政権をしっかり攻めるべし!+小林よしのりの改憲反対を支持!

5日、どこかのニュースで、民主党の小沢代表が会見している姿が映っていた。
「みんなよく戦ってくれましたけれども、いくら接戦でも負けは負けですから」

 一夜明けて、私もそれをしみじみ感じていた。

 結局、柳沢大臣は辞任しないままで終わりそうだ。
 また、民主党は世論の動向を受けて、7日から国会復帰する方向で、他の野党と話を
進めている。
 柳沢大臣の不信任案や内閣不信任案も出すのも、あきらめたようだ。
 国会が正常化することは、いいことだと思うけど。何か、何事もなかったかのように
幕引きされてしまうような感じもして、何だかな~と思ったりもする。

 
 う~ん。このことは、また機会があれば改めて書きたいが・・・。
 私は、今回の件は、安倍政権を攻撃する材料にしたいというよりも、一般国民が政治
家の安易な失言(特に人権、差別の問題が絡むもの)を許さないような風潮を作って
行く大きなきっかけにしたいという思いの方が強かったのだが。
<    >
 残念ながら、今回も「日本人は政治家の発言に寛容だな~」とつくづく思い知らされ
る結果になってしまい、それでガ~ッカリしている部分も大きい。

<先日、友人と話していて、「もしあの発言を、女子高の校長先生が卒業式とかで
したら、(たとえ、うっかりと発言して、すぐに謝っても) その方が、メディアを
含めて、日本全国大バッシングになったかもね」と言い合っていたりもした。>

 実は、この選挙結果が、民主党の国民投票法案への姿勢にどのように影響するのかも
気になっていたりする。^^;

【追記・・・と思ったら、柳沢大臣がまた少子化対策を担当する省庁の大臣としては、
不敵切と思われる発言をしたらしい。国会でツッコむ余地はまだありそうだ。】

* * * * *

 ただ、流れは確実にこちらに向かいつつあると言っていい。

 安倍内閣の支持率はさらに下がっており、共同通信、報道2001の調査などでは、
不支持率の方が支持率を上回っている。特に若年層を中心に、女性の支持が下がって
いるという。

 また、閣僚に関する問題も絶えない。今度は麻生外務大臣が、3日に米軍のイラク
占領政策について「非常に幼稚だった」と発言したことから<これも久間氏同様、正しい
発言だとは思うが>、『政府は5日、発言の趣旨を米側に説明するなど火消しに追われた。
米国の開戦の決断を「間違っていた」と指摘した久間章生防衛相に加え、外相まで米国の
イラク政策を批判したことになり、外務省幹部の懸念も出ている。<時事5日>』という。

 伊吹、松岡大臣も絡んでいる事務所費問題に関しても、野党だけでなく、公明党も
一定額以上の支出には領収書の添付を義務づけるという法改正を考えているが、自民党
の部会では、難色を示す声が多く、なかなか話がまとまらない。

  
 安倍氏は、自民党内をまとめるのにも、かなり手こずりそうだ。
 党内では、参院や県連を中心に「このままでは、4月の地方選や参院選を戦えない」
という不満や不安の声が高まっている。
 安倍氏を担いでいた桝添要一氏(参院政審会長)も、「官邸は民意の動きに鈍感」
「首相は裸の王様になる」と公然と政権批判を展開していた。
<しかも、記者が安倍首相本人に対して「裸の王様だと批判されていますが」と質問
していたのを見て、「ほ~っ」と。メディアも容赦なくなっている感じがした。>

 また『安倍晋三首相は5日夜、都内の中華料理店で、谷垣禎一前財務相ら総務会
メンバーと会食した。首相はあいさつで「総務会は活力の源泉。活発な議論が自民党の
証しだ」と持ち上げながら、安倍内閣の政策実現に向け党の協力を要請した。
 会合は、柳沢伯夫厚生労働相の失言などで内閣支持率の低下に歯止めが掛からない中、
政府・自民党の結束を図る狙いがあったとみられる。党側から中川秀直幹事長、丹羽雄哉
総務会長らも出席したが、首相と距離を置く加藤紘一元幹事長や福田康夫元官房長官は
欠席した。<時事通信5日>』
 
 しかも、ここに来て公明党もビミョ~のようだ。共同通信の世論調査では、公明党
支持者の中で、安倍内閣の不支持が支持を上回り、53・6%に達した。理由としては
「首相の人柄が好きになれない」が34・9%で最も多かったという。
 年頭から「改憲」「改憲」と繰り返している上、今度の柳沢発言への対応で、さすが
に愛想が尽きて来た学会員が増えて来たのかも知れない。

 ただ、内閣支持率はかなり下がったとはいえ、相変わらず、40%以上と高い数字を
示しているところが多い。そして、民主党や他の野党の支持率が上がっているわけでも
ない。
 肝心なのは、ここからだろう。いわゆる無党派層の政治への関心や共感をどう集めて
行くか・・・。相手の足元がどんどん弱って、これだけツッコミどころがあるのだから、野党は
マジに頑張らなくてはいけないと思う。
 細かいことにこだわって、民主党内や野党同士で足を引っ張り合うヒマはない。ここで
しっかり攻め切れなければ、折角のチャンスを失うかも知れないことを世~ク認識して、
頑張って欲しいと思う。

* * * * *

 話は変わるが・・・。喜八ブログさんに、興味深い記事<コチラ>が載っていた。

 あの小林よしのり氏が、「現時点での憲法改正に反対の立場に回らねばならない!」
と雑誌『SAPIO』(2007年02月14日号)小林よしのり氏の連載「ゴー宣・暫《しば
らく》」に書いていたというのだ。
 彼は、日本がアメリカに追従し、『憲法改正が「自主独立」のためでなく、「日米
同盟の強化」のものであり、米国の属国化を進めるものならば、わしは「護憲派」には
ならないが、「現時点での憲法改正に反対」の立場に回らねばならない!』と書いていた
ようだ。

 これは、心強い!<彼は若者層に対する影響力があるらしいし。>
 また、自主独立・中道ハト派の私としてもおおいに同意できる点がある。

 私は決して「反米」ではないが<反ブッシュ政権だけど>、日本が過度に米国べっ
たりの政治を行なうことには、反対の立場である。
 戦後60年以上立って、さらに東西冷戦も終わって、どんどん日本の自主独立性を
高めて行かなければならないと思うのに、逆に80、90年代、そして2000年代
の小泉政権以降、安保政策に限らず、経済、社会政策などの細かい事項に至るまで、
ふと気付けば、アレもコレもアメリカの要望に従ってという感じになっていて、
何だか改めて占領され直しているような気さえしている今日このごろなのである。
 日本はいい加減、様々な面でアメリカから独立して、日米同盟を重要視するとして
も、対等な立場になって、自分たちの判断で「NO!」と言えるようにならなければ
なるまい。

 憲法改正もしかりだ。
 私は、日本人の手で自主憲法を作りたいという人たちの気持ちはわかる。
 私の場合は、できるなら日本人の手で、もっと平和主義を明確にした憲法を作り
たいと願っているのだが。<たとえば、軍隊保持は認めるものの、自国の防衛のみに
専念し、集団的自衛権は認めない。できれば自国が攻撃された時以外は、一切の武力
を行使をしないというような内容のものにしたい。> その内容はともかく、自主
独立した国になるためには、憲法や安保政策も自分たちが主体になって考える国&
国民でなくてはならないと思っている。

 だが、今の改憲のスケジュールや安保政策(法律の整備も含む)は、すべてアメリカ
主導のものだ。安倍氏&改憲勢力が2010年までには改憲をと急いでいるのも、
2011年の米軍再編成までに、日本がもっと自由に自衛軍を活動させるようにする
ためである。
 アメリカは、あたかも日本の軍隊を自分たちの編成の一部に組み込むような形の計画
を立てているという。下手すると、自衛軍は、米軍の手足として、まるで米軍従属部隊
のように使われてしまう。しかも、「NO!」と言えなければ、イラク攻撃のような
誤まった戦争にも参加させられることになりかねない。
<しかも、アメリカは改憲前に、集団的自衛権を認めろとか、海外でもっと色々な活動
ができて、武力行使もできるような法律を作ることも望んでいる。明らかに内政干渉だ。>

 安倍氏などの改憲勢力は、当初は米国に追従し、利用されるような形であっても、
そのうち自国だけで防衛できる力を身につけて真の自主独立国家にと思っているかも
知れないが。したたかな米国のことゆえ、いつになったら日本が本当にそうなれるか
わかったものではないと思うし、またその前に日本や日本国民が、どれだけの犠牲を
強いられるのかもわかったものではないとも思う。
 
 何より、本当に日本の自主独立を目指すのであれば、まずは国のあり方を決める
「憲法改正」を自分たちの考えや判断で行なうべきだろう。
 
 何はともあれ、アメリカに追従するような憲法改正や安保政策には反対だという点
では考えが共通しているので、小林よしのり氏には、是非、大きな声で改憲反対を
唱えて欲しいと願っている。

                         THANKS


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# by mew-run7 | 2007-02-06 10:24 | 安倍政権に関して | Comments(7)

地方選はドロ~で、与党内も与野党も泥仕合か?・・・今、国民の意思が求められている

4日、民主党の小沢一郎代表が、東京都内で開いた「小沢一郎政治塾」で講演し、
このような発言をしていたという。<時事通信、毎日新聞4日より>

「安倍内閣は小泉内閣とは違った危険な要素を持っている。情緒的に核武装論議が起き
たり、女性の人権を無視する話が起きてみたり、非常に危うさを感じる」
「それに対し日本の国民が反論し、行動を起こさないことになおさら危険を感じている」

(柳沢発言について)「もっと女性の声が大きくなると思っていたが、必ずしもそうでは
ない。腹の中では怒っていると思うが、なかなか日本人は行動に出ない。」

 小沢氏が、今の政治や国民の状況や流れにイラ立ちを募らせているのが、こちらまで
伝わって来るような感じがした。このブログでもよく書くが、日本の民主主義が機能
しなくなりつつある現状に、危機感を募らせているのだろう。
 そして、せめて4日に行なわれた二つの地方選で、投票行動に結びついて欲しいと
願いつつ、この話をしていたのかも知れないとも思う。

* * * * *
 
 その地方選の結果は、1勝1敗で終わった。
 北九州市長選は、かなり接戦で結果が出るのは深夜になるかと言われていたのだが、
思いのほか早く(21時台に)野党3党が推薦した北橋健治氏の当確情報が出た。
 最終的には、北橋健治 217,262票  柴田高博 177,675票 三輪俊和 
56,873票で、2位の自公推薦候補に20%以上の差をつけての勝利になった。
 前回の選挙から18%も投票率が上がったのも大きかったように思う。都市部の無党
派層の票は、野党候補にかなり流れたのだろう。<ちなみに自公候補の柴田氏は、また
また官僚出身であった。>

 だが、愛知県知事選の方は、開票が始まってからしばらく、自公が推す現職知事を
野党3候補が推す候補がわずかな差で追う展開が続いていた。
 たぶん与野党関係者、特に安倍氏や柳沢氏&その周辺や与党幹部は、かなりハラハラ
と経過を見守っていたのではないだろうか。

 私もちょっとドキドキしながら、そして「何とか勝てないかな~」とつぶやきながら
開票速報をチェックしていた。<「でも、野党側の候補は、パッと見た感じや演説の
仕方が小泉に似てるんだよね~」とぼやきつつ?!^^;>

 私は個人的には、地方自治体の選挙には、あまり国政のことを持ち込むべきではない
と考えているのだが。今回の選挙の結果には、特別な関心を持たざるを得なかった。
 もし与党側が2勝すれば、柳沢発言の問題はここで終わりになってしまう。そして
もう土台がグラグラしかかっている安倍政権は、補強工事が施されたような感じになる。
 逆に与党側が2敗すれば、柳沢大臣の辞任は避けられないであろう。しかも、安倍
首相に対して責任を追及する声が与野党で高まり、場合によっては、総裁交代論まで
出る可能性もある。しかも大都市を擁する愛知県の知事選は人口規模も大きいだけに、
ここで負ければ、参院選への不安が渦巻いて来る。
 その意味では、4日の選挙結果は、日本の政治全体を左右するぐらいの重要なもの
であるようにも思えるところがあった。かなりアブナイ方向に流れつつあった政治の
流れに、少し「待った!」をかけることができるかも知れなかったのだ。


 愛知県の県知事選は32年ぶりに与野党対決の形になったという。ずっと大きな
政党の相乗りが続いていたからだ。<民主党は過去2回は、現知事を推薦していた。>
 現職の神田知事は、愛知万博(愛・地球博)や中部国際空港開港など2期8年の実績
があり、地元の経済界からの支援も受け、当初は圧倒的に優勢だと言われていた。
柳沢発言後には、「不敵切な発言だ」と批判を行ないながらも、「知事選とは無関係」
だと主張し続けたという。
 野党3党は党首の応援を行なうなど、巻き返しに力を入れていた。ただ、少し気が
かりだったのは、TV等で見る演説のシーンが、本人も含めて国政のことばかりだっ
たことだ。<「私が当選すれば、柳沢大臣を辞任することになる」とか言っていた。>

 果たして、結果は、自公推薦の現職知事の勝利に終わった。
神田真秋 1,424,761票、石田芳弘 1,355,713票、阿部精六
160,827票と、6%に満たない差であり、ある意味では大健闘だったのだが、
「ここまで追い込んだからには、勝ちたかったな~」と残念にも思った。
<こちらは、13%ほどの投票率アップだったが、もうチョット上がって欲しかった。>

 本音を言えば、安倍政権を倒せるかも知れないこのチャンスを逃がしたことは、
かなり残念だったりするが・・・。何とかこのあとの地方選、そして何より7月の
参院選で、国のあり方としても、経済・社会政策の面でもアブナイ方向に向かって
いる今の政治(政府与党)に国民から「NO!」を突きつけて欲しいと願っている。

* * * * *
 
 さて、1勝1敗という結果を受けて、今後の政局の展開はどうなるのだろう?

 自民党は、まさに辛勝とはいえ県知事選で勝てて、ほっとしたようだ。また、柳沢
大臣は、辞任しない意向を示しているという記事も出ていた。
 選挙対策に責任のある立場として、一番ヒヤヒヤしていたであろう中川幹事長は、
何と「民主党など野党が審議拒否をしていることへの批判が票に結びついた」という
ようなコメントを出していたらしい。<NHKのニュースで聞いた>

 安倍内閣&自民党の一部は、コチラで書いた「謝罪しまくり作戦」と共に、「野党
(特に民主党)の審議拒否を批判する作戦」に出ている。
 1日あたりから首相や官房長官、与党幹部は記者会見をするたびに、「大事な補正
予算の審議に野党が応じない」とチクチク批判を繰り返し、アピールしている。彼らと
しては、柳沢大臣はこんなに謝罪しているのに、野党3党はいまだにそれにこだわって
<党利党略のために>大事な国会の審議に出て来ない無責任なやつらだとして、悪者
扱いする形で、一部メディアも巻き込んで、形勢逆転を狙っているように見える。
 
 ただ、愛知県知事選でかなりの追い上げを許したことには、動揺も大きかったようで、
参院自民党の方からは、このままでは参院選が危ないという不満が出ているようだ。
 一つの手として、安倍首相が内閣改造を行なうという方法が提言されているのだが、
<そうすれば、問題&その疑いのある大臣を辞任させることなく、代えることができる>、
日程的に厳しいこともあってか、安倍首相は「そのつもりはない」と否定している。


 野党の方は、北九州選で勝利し、愛知県知事選であと一歩まで追い込んだことで、
多少の自信は持てたように思うが、今後、審議拒否を続けるべきかどうかという点では
意見が分かれるのではないかと思う。
 
 私個人は、基本的には安易に審議拒否という手段を使うべきではないと考えている。
ただ、ここぞという時には、野党の強力な武器として使っていいとも思っている。
<衆院で300議席以上も与党にとられていると、たいした武器にもならないのが残念
なのだが。^^;>
 今回の柳沢発言は、私から見れば、憲法の規定や人権概念に反するようなものなので
「ここぞ」に当たるとも思う面があるのだが。でも、自衛隊のイラク派遣の時のように
メディアや国民からそれ相当の支持がないと、続けにくいところがある。

 5日以降、メディアや世論がどのような反応を見せるのか、それが鍵になるかも知れ
ない。
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# by mew-run7 | 2007-02-05 04:06 | 政治・社会一般 | Comments(19)

子供たちの現状を考えずに & 政治主導で、教育のやり方を急激に変えるのはアブナイ!

今回は、教育関連のニュースについて書いてみたい。

 今週、一番大きく取り上げられていたのは、2日に文科省が公表した体罰等の基準に
関するニュースであった。<*1>
 安倍首相は、教育再生会議の一次報告書を受けて、1月22日に伊吹文科大臣を
首相官邸に呼び、「現行の法律でできること(体罰等)をまとめて、全国の教育委員会
に通知するように」と指示。それに従って、作られたものである。

 学校教育法は「体罰を加えることはできない」と規定。旧法務庁の意見書(1948年)
でも限定付きながら、「児童に授業を受けさせないという処置は、懲戒の方法としては
許されない」と教室からの退出などを否定していた。
 だが、教育再生会議は「暴力など反社会的行動を繰り返す子どもに対する毅然たる指導、
静かに学習できる環境の構築」を掲げ、旧法務庁の意見書の見直しなどを求めていたの
である。
 そこで、今回の通知では「許される体罰の範囲」を例示し、放課後の居残り指導
▽授業中に教室内で立たせる▽清掃活動や学級当番をさせる――などは肉体的な苦痛が
なければ体罰ではないとし、教室外への退出も「別途指導が行われれば、差し支えない」
などと明記することになった。出席停止の運用の仕方についても、記すという。

 毎度、同じ感想になってしまうが、「現場がわかっていないなよな~」と思って
しまう。再生会議の委員たちや、これをまとめた者たちは、おそらく20年以上前の
学校や教室の光景しか思い浮かべられないのではないだろうか? <または国立か
私立の小中に通っていたので、公立の小中のこと自体、ほとんど知らないとかね。
ちなみに官僚の子供たちは、国立や私立の小中に通う子がかなり多いときくし~。>

* * * * *

 あまりこの件を書いていると、スペースがなくなってしまうので、一例だけ。
 いくつかの公立小・中では、「教室から出て行け!」は禁句になっている。
 もともと授業妨害や問題行動のある生徒の中には、「教室にいろ!」と言っても、
勝手に何人かで教室を出て行って、校内をうろついたり、どこかでたむろって遊んで
いたり、他の教室にチョッカイを出しに行ったり、ひどいものでは毎日のように火災
報知機鳴らしたりなどをして、クラス以外の生徒にも迷惑をかけるケースが少なくない。
そんな生徒たちに、「教室を出て行け!」と言ったら、喜んで「先生が出て行けって
言ってるんだから、出て行こうぜ~」ということになってしまう可能性が高いのである。

 また「そんなに騒ぐなら、みんなに迷惑になるから出て行け!」「勉強する気がない
なら学校に来るな!」などと言ってしまったために、生徒が家に帰ってしまったケース、
どこかに消えたケース(教員で手分けして捜索する騒動になったとか。街をうろついた
あと、公園にたむろっていたらしい)、不登校のようになってしまったケースなど、
却って困ってしまうような状況がアレコレ生じるからだ。<しかも、保護者から苦情が
来たりする。>

「XX、そこに立ってろ!」「OO、教室から出て行け!」・・・「シュ~ン(反省)」
→態度がよくなる・・・な~んてイメージで、教育の立て直しを考えられても、非現実
的に思う教員が圧倒的に多いのではないかと思う。<地域とか、教師の怖さとかにも
よる部分はあるかも知れないが。>

 また、これは改めて書きたいと思うのだが、2日に千葉県松戸市のマンションで
飛び降り自殺をした中2生のように、いじめられる側、いじめる側の立場が一面的
には考えられないケースもある。
 私は学校側が、集団暴行で同級生を骨折させた生徒たち8人を、一律に叱り、
被害者に謝罪させた指導は、決して不敵切だったとは言えないと思うが。<これが
再生会議の提言する毅然とした対応でもあろう。でも、また「何で、この生徒の
立場を別途に配慮して指導やケアをしなかったのかとか、学校や教師を批判する人が
出て来るのだろうが・・・。^^;>


 今は誰がいついじめる側でいじめられる側なのか、ふだんはマジメな優等生っぽい子
が急にとんでもない問題行動を起こしたりとか、実はいじめの指示を出していたりとか、
単純な図式で生徒の指導を考えられないケースが多いのである。また、それがいいか
悪いか別として、昔なら教師に怒られても当たり前だと思えるような場合でも、少し
キツイことを言うと、ひどく傷ついてしまって学校に行かないと言い出したり<教師
も保護者も、万一、自殺や家出なんかしたらとビクビクになったりするようだ>、
逆恨みして事態が悪化したりとか、面倒なケースも少なくないのである。

  
 再生会議もそうだが、議員やTVでコメントする人たちの中には、「自分の小中学生の頃は、
先生はもっと威厳があって厳しかった」「今の教師は毅然としていないからダメだ」とか言う
人が少なくない。
 でも、彼らが子供の頃(60~20年ぐらい前?)そうであったのは、まだ社会全体に上下
関係の序列があったり、保護者や地域を含め一般ピ~プルの多くが、「教師」という職業を
上の存在に見て、かなり尊重し(尊重し過ぎの時もあったような気もするが)、その立場を
押し上げていたところもあったからだと思う。
 だが、特にバブルが始まってからの20年の間に、その状態はどんどん崩れてしまったの
である。<これもまた機会があったら、書きたいけどね。>

 そういう社会や教育現場&周辺の状況、子供たちの実態をよく考えずに、教育、指導の
やり方だけ変えようとしても、うまくは行かないのではないだろうか?

 上述の人たちは、できるなら、どこか問題があって困っているクラスで少なくとも3ヶ月
ぐらい指導をして、お手本を見せて欲しいと思ってしまう。<TVカメラとかはナシでね。> 
 もし、それで問題が解決して、クラスの生徒たちが学力&規範力の高い生徒たちに
変身したなら、私はもう何も言わない。黙って、その人たちの提言に従いたいと思う。

* * * * *

 やっぱりここまでで長くなってしまったので^^;、あとは報道された事実のみ。

 さてコチラの『教育再生も何でも、安倍は国民ではなく「改憲勢力」のために』という
記事の続きになるが・・・。

『安倍晋三首相は29日夜、「教育再生はわたしの最重要課題だから、当然成立を期して
提出も急いでいきたい」と述べ、今国会の会期内成立を目指す意向を重ねて言明した。
 しかし、塩崎恭久官房長官は27日の記者会見で「成立させるかどうかは国会が決める
こと」と指摘。28日には下村博文官房副長官もテレビ番組で「成立してもらいたいが、
これは柔軟に考えてもいいのではないか」と述べ、今国会成立には必ずしもこだわらない
考えを表明した。
 首相としては、「安倍官邸」の中枢メンバーである正副官房長官のこうした発言を放置
すれば、政府・与党内の3法案に対する慎重論が勢い付き政権の求心力にも影響を及ぼし
かねないことから、引き締めを図ったとみられる。<時事通信29日>』

 ただ、法案を準備する側の文部科学省は、首相の指示に従う意向であるものの<イヤ
でも指示に従わないといけない>、伊吹文科大臣は、筋論を通して、あくまでも文科省
下の中教審での審議、同意を経てから、法案を提出したいと発言している。

 尚、この1月末で第3期の中教審のメンバーの任期が終了した。
『今月末で委員の任期切れとなる第3期中央教育審議会は30日、東京都内で総会を
開き、「次代を担う自立した青少年の育成に向けて」<コチラのページに>伊吹文明
文部科学相に答申した。総会で委員が「中教審の役割は教育の政治的な中立性を確保
すること」などと発言、教育再生会議など官邸・政府主導の教育改革を暗に批判した。
<毎日新聞30日抜粋>』

 本当はこの部分ももっと書きたかったのだけど。
 私は「教育(特に公教育)において、政治的中立性を確保すること」は、すごく
大事なことだと思うのだ。
 首相や内閣などのいわゆる政治勢力というのは、その時々の流れやら何やらによっ
て変わって行ってしまう。安倍氏は自分のイメージする「美しい国」を目指して、
急激に&やや強引に教育内容ややり方を変えようとしている。
 毅然とした厳しい指導やエリート作りも考えた競争主義、国の管理や愛国&公共精神
の指導の強化などを考えているけれど、数年後には誰が首相になっていて、どのような
教育を目指すかはわからない。
『安倍&再生会議による「拙速&強引な教育改変」は、アブナイ!」参照>
 そして、そういう政治の流れに教育内容が左右されてしまうと、現場は混乱するし、
何より子供たちが受ける教育の方針に一貫性が保たれないため、子供たちに好ましく
ない影響が生じるおそれが高いからだ。
 それは日本の社会や将来にとっても、決して望ましいことではないのである。


 そして、2月から第4期の中教審のメンバーによる審議が始まる。
「文部科学省は1日、第4期中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の委員30人を
任命する。
 歌舞伎俳優の中村吉右衛門氏やアテネ五輪の女子ソフトボールの監督を務めた宇津木
妙子氏、京都大大学院教授の佐伯啓思氏ら14人が新たに選ばれた。委員の任期は2年間。
中教審は近く開く総会で、劇作家で評論家の山崎正和氏を会長に互選する。
 安倍首相が今国会への提出を明言した教員免許法改正案など教育改革関連3法案につい
て、伊吹文部科学相が中教審の議論を尊重する考えを示している。文科相は31日、
「2月中には大体の結論を出してもらいたい」と語った。
 焦点の教育委員会改革に関し、都道府県教委から市町村教委への人事権の移譲には、
中教審に委員3人を出す地方6団体の中でも意見が分かれ、議論が難航することが予想
される。<読売新聞30日>』 <尚、全メンバーはコチラに。>

 果たして、新しい中教審は、教育の政治的中立性にこだわって、安倍官邸&再生会議
の抵抗勢力になって、行き過ぎをおさえてくれるか・・・。これからも、ウォッチを続け
て行きたいと思う。

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# by mew-run7 | 2007-02-04 17:16 | 政治・社会一般 | Comments(4)

米議会で「慰安婦に関する反日決議案」提出!+共謀罪、犯罪収益法案を修正か?

  今週はついつい柳沢発言のことを多く書くことになってしまったのだが・・・。^^;
他にも気になるニュースが色々とあったので、それをアップしておきたい。

 この記事では、当ブログ警戒の『共謀罪』と『犯罪収益法案』の新情報と、「米議会
米議会で、慰安婦問題に関して対日非難決議案か?!」の3点を。
<できれば、土日の間に教育関連の情報をもう1本、アップしたいと思っている。>

* * * * *


☆ 自民法務部会が、共謀罪の対象犯罪を限定する大幅修正を?!

 自民党の法務部会の小委員会は、31日「共謀罪」の対象犯罪を大幅に絞り込む修正
私案を2月中にまとめる方針を決めたという。<*1>
 現在は、懲役4年以上の犯罪(615の罪が該当)が対象になっているが、国際的
組織犯罪に関係ないものは対象から外し、絞り込んだ結果を具体的に条文として列挙
する方向で大幅修正に踏み切るようだ。
 笹川委員長は「役所の言うように機械的に国際条約を当てはめることはやめ、一度
白紙にして国民の理解を得られるものを作りたい」と話した。<朝日新聞1日より>


 自民党の法務部会は、かなり現実的な方策をとって来るようだ。
 外務省は、ずっと「国連条約の規定は変えることはできない」と主張し続けていた
のだが、米国でも異なる規定や条約の一部留保が行なわれていることが明らかになって
は、もうその主張も通せないだろう。

 私は以前も書いたと思うが、国際犯罪の防止に関わる罪(武器・銃器、薬物、人身
売買など)に限定するなら、共謀行為を罰しても構わないと思っている。これらの
犯罪は、実行行為を待っていては、犯罪防止に資さないからである。<残念なことに
これらの犯罪に日本人(主に日本の暴力組織)が関わっているケースが少なくない。>
 また一般市民の日常会話に、これらの話が登場する可能性はほとんどない(はず)
なので、あらぬ人権侵害や抑制の危険性も小さいように思う。罪名を限定列挙して
くれれば、尚更、人権の保護にも資する。
 ただ、どのような犯罪を選び、成立要件などはどうなるのか、そこが重要だ。とり
あえず修正案を見てみたいと思う。<対象が広く、要件が甘ければ、反対する!>

* * * * *

☆ マネロン対策の犯罪収益法案も、弁護士の密告義務を除外

 また、『警察庁は1日、今国会に提出予定の犯罪収益移転防止法案(仮称)から、
弁護士にもテロ資金などの「疑わしい取引」の届け出を求めるとした規定を除外する
方針を決めた。同庁は、日弁連を通じて弁護士から届け出を受ける枠組みを求めたが、
日弁連側は拒否。自民党からも日弁連との調整がさらに必要との意見が相次ぎ、当初案
修正を迫られた。
 弁護士と同様に、依頼を受けて法律や財産上の事務に携わる司法書士や行政書士、
公認会計士、税理士についても、届け出の規定を除外する。同庁は13日の閣議での
法案決定を目指す。<時事通信 1日>』<もう少し詳しい記事 *2>

 これは、以前にコチラの記事に少し書いたマネーロンダリング防止のための法案で
ある。当初の案では、依頼者に疑わしい取引があるとわかった場合、弁護士等が警察
に届け出るように義務づけることにしていたのだが。それでは弁護士の守秘義務に
反するし<下手すれば、罪になる>、依頼者が安心して相談できないし、依頼者の
保護に資さないということで、日弁連等が大反対していた。<弁護士等に密告義務を
課して、警察の犬にするようなものだもんね。コレは与党内にも疑問の声が出ていた
らしい。>
 さすがに警察庁もこのままでは法案が通らないと思ったようで、弁護士等の一部の
職業に関しての届出義務は除外したようなのだが、金融、不動産などに関わる業種に
ついてはまだ届出義務は残っている。確かにマネーロンダリングの防止は重要なの
だが、警察の管理権限が強まると一般社会の自由な商売、取引、生活などが抑圧される
おそれがある。特定の人や団体を狙い打ちする手段にも使われかねない。<これが、
法案成立を急ぐ目的だという声もある。>
 一つ間違えると、一般市民にとっても危険な法案なので、こういう類の法案は、
時間をかけて、もっと慎重に議論をすべきであると思う。

* * * * *

☆ 米議会で、慰安婦問題に関して対日非難決議案か?!

 1月31日、いわゆる慰安婦問題をめぐる対日非難決議案が、与野党議員7名によって
米下院に提出された。<*3>
 決議案は「慰安婦(IANFU)」を「日本政府による軍の強制売春システム」と定義づけ、
(1)日本政府による公式謝罪と歴史責任の受け入れ(2)謝罪形式は首相の公式声明
とする(3)慰安婦問題への疑問や反論の封殺(4)若年世代への教育強化-を日本に
求めるとの内容になっているという。

 同案は「慰安婦問題に言及した河野洋平官房長官(当時)談話を否定する動きが日本
国内にあると警告」しており、今回の決議案を5月にも見込まれる安倍晋三首相の訪米前
に採択を目指すとの観測が浮上しているようだ。<産経新聞 2日より>


 日本では、久間防衛大臣のイラク戦争や、沖縄の基地移設問題での米国批判が話題に
なっているが<コチラ参照>、米国の国会議員や識者の一部からは、日本の右傾化など
に対する懸念、批判が強まっている。

 昨年は、中川昭一氏の核議論発言にナーバスな反応を見せた人たちも少なからずおり、
中川氏はわざわざ米国に説明に行ったりしていた。
 また、靖国神社の遊就館に展示された米国との開戦に関する記述や写真の配置に関し
て、米国側から苦情が出たため、靖国神社は今年1月に展示内容の修正を行なった。

 そして今度は慰安婦問題であるが・・・。ビミョ~な感じもする。
 私は、この問題が米議会で審議や決議をされるべきものなのか、疑問を覚えるところ
があるからだ。<米国民に被害者がいるなら話は別かも知れないが。>

 私はこの慰安婦問題については、本来であれば日本国内できちんと検証すべきもの
ではないかと考えている。そして、もし少しでもそのような(またはそれに類する)
事実があったなら、率直に認めて反省し、被害者に謝罪し、必要があれば損害賠償など
を行なうようにすべきではないかとも考えている。
 慰安婦問題に限らず、私は日本が関わった戦争の正の部分も負の部分もきちんと検証
して国民に示し<政府として完全に統一された見解でなくても構わない>、政治家や
私たち国民が今後誤まった判断や言動を行なうことのないように、自分たちの歴史を
きちんと認識できるようにして欲しいと思うのだ。(ただし、学校の教科書(特に小中)
に詳細を記すことには、疑問に思う部分もある。)

<それを慰安婦と呼ぶかどうか別として、特に帝国主義が広がっていた当時は世界各国
で男性兵士が、色々な形で、女性を性的処理の道具として使ったり、肉体的な虐待を
行なった事実は、数え切れないぐらいあったという。今も尚、世界各地でそのような
行為はあとを絶たない。
 戦争はそれだけ、人間を野獣(ケダモノ)のような異常な状態にさせてしまうもの
なのである。その意味でも、2度と戦争をしてはならないと思う。
 また、ちょうど柳沢失言があって、女性の人権や女性に対する見方が問題になって
いるが、>

 日本では、93年に当時の官房長官であった河野洋平氏(現・衆院議長)が、政府
が行なった慰安婦に関する調査結果を受けて、慰安所や慰安婦の存在や軍の関与を
認める、いわゆる「河野談話」(コチラ)を発表している。

 しかし、これには議員や識者その他から反論も多く、現首相の安倍晋三氏も大きな
反発を示していた。
安倍氏は、97年に中川昭一氏らと「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」と
いう議員連盟を作ったのだが<両氏とも、今は顧問に>、同会は特に侵略戦争や「慰安婦」
問題の教科書記述に批判的であり、証拠もないまま旧日本軍による慰安婦の強制連行を
認めた「河野談話」を発表した河野洋平を会に呼んで、談話の撤回を要求したこともある。
 また、安倍自身、自民党幹事長代理時代の2005年3月27日に講演会で、「従軍慰安婦は
作られた話」と語ったことがある。<wikpediaより>
 さらに、先日、コチラの記事にも書いたように、01年にNHKが作った慰安婦問題に
関するドキュメンタリー番組の放送前に,「NHK放送総局長らに、いわゆる従軍慰安婦
問題について持論を展開した後、NHKが求められている公正中立の立場で報道すべき
ではないかと指摘した」ことが裁判でも認められている。

 安倍氏は、昨年、首相に就任した際に「私の内閣で『河野談話』を変更するものでは
ない」として、それを引き継いでいくことを国会の場でも明言した。だが、歴史の判断
は識者委ねるべきだとして、自分自身の見解は語らなかった。

 果たして、議案を提出した米議員たちがどのような意図を持っているのかは、わから
ないが。上述のような状況も、意識した部分はあるかも知れない。

 ただ、安倍首相は国連や世界各国に、拉致問題のことを訴えて、非難声明や決議などが
行なわれることを歓迎している。もし米議会が拉致問題に関して、非難決議を行なうと
言えば、それは喜んで受けるのであろう。もしそうであるなら、慰安婦問題で非難決議が
出ることにも、「他国のことに干渉するな!」と文句を言えなくなってしまうような気も
する。

                     THANKS

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# by mew-run7 | 2007-02-03 19:18 | 政治・社会一般 | Comments(23)