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日本がアブナイ!


  朝からバタバタしていたら、昨日書いておいた安倍氏ネタなどいくつかの記事が
行方不明になってしまった。<誤まって、消しちゃったかも~。(涙)>
というわけで、とりあえず手元に残っているスポーツ・ネタ(王監督の退院&亀田
の試合+スポーツの盛り上げ方に関して)を二つアップすることにするが、両者とも
メディアのあり方に関わる話なので、その観点からも読んで頂ければと思う。

 * * * * * *

その前に、私がこだわっている「航空自衛隊のイラクでの活動範囲」の問題(コチラなど)
<憲法・イラク特別措置法違反のおそれがある>に関して、ほとんどのTVや新聞はその事実
は報じ、ちらっと安全面などの問題性に触れるのだが、肝心の問題点について取り上げ
ているところがほとんどないことにイラ立ちを覚えている。
<メディアがそれでは、これからも自民党の一部議員&関係者の好き勝手にされてしまい
ふと気付いたら、とんでもないことになっていることもあり得るのにな~。>

 こういう時こそ野党の議員にも頑張ってもらって、もっと国民にこの問題点をアピー
ルして欲しいのだが、「戦闘地域での活動」の問題を最初に投げかけた民主党<コチラ
参照>は一体何をしているのだろうか?
 ・・・と思っていたら、小沢、菅、鳩山の三氏は、そろって復興状況の視察のために
三宅島に行っていた。もちろん他の視察も行なったようだが、1日には観光、水産資源
の回復状態の調査とやらで、早朝から6時間も海釣りをしていたという。釣り好きの
小沢氏は80匹もの大漁にご機嫌の様子で<大漁得票をイメージしたかな?>、それで
水産資源の回復も確認できたとのこと。<おいっ>
 すっかり拍子抜けさせられてしまった私であった。^^;

 そこへ本日(3日)、麻生氏が急遽イラクの首都バクダッドに行ったというニュース
が飛び込んで来た。報道記事は後掲(*1)するが、現地ではマリキ首相やジバリ外相
と会談するほか、航空自衛隊の活動範囲などについても意見交換するらしい。
<共同通信は「バクダッドに乗り入れる空自活動の安全性を示す意図もありそうだ」と
書いていた。> 
 額賀防衛庁長官は陸自撤収の際にクウェートまで行ったが、イラク国内にははいらな
かった。それゆえ、現閣僚の中では、イラクにはいったのは麻生氏が初めてであり、
総裁選に向けて、行動力のあるところを示す意図もあるのかも知れない。

 尚、ロイターによれば、安倍官房長官は麻生氏のイラク渡航に関して答えを控えたが、
現地の治安情勢については、いわゆる「戦闘地域」とはしていないものの「厳しい状況
と認識している」と語ったという。

<日経新聞によれば、イラクの治安情勢はさらに悪化しているようだ。*2>


* * * * * *

 2日の朝、プロ野球・ソフトバンクの王監督が退院し、記者会見を行なった。
 術後、順調に回復して退院したことは本当に喜ばしいことなのだが。以前コチラでも少し触れ
たように、まだ十分ではない状態の中、本人に記者会見をさせることに強い疑問を覚えた。
 王氏は責任感が強い人なので、心配をかけた人たちにきちんと自分の姿を見せて挨拶をした
いという思いもあって引き受けたのかも知れないが、スタッフの方でそれを止めるぐらいの配慮
が欲しかったな~と思ったりもする。<コメント+写真を発表するぐらいで、いいのでは?>
 ただ、おそらく会見を開いた背景には、もしそうしないと状態がよくないという憶測が出たり、
<長嶋氏の時もそうだったが>退院後の姿を撮影したいとカメラマンたちが自宅近辺を張り
込んだりするおそれがあったということもあると思う。

 胃の全摘出は本当に大変なことで、身体も心もその状態に慣れるまで色々な症状が出るし、
食事の仕方も含め、それらに対応しつつ体力を回復させるには、個人差はあるだろうが、
かなりの努力と時間を要するときく。
 王氏自身も「2週間で福岡に戻りたいと思っていたが、そう簡単なことではないとわかった」
という内容の発言をしていたが、もし王氏の回復、現場復帰を願うなら、マスコミも国民も静かに
見守って心安らかにゆっくり自宅療養できるような形を作って欲しいと切に願っている。

* * * * * *

 2日の夜、外出先から帰る途中のこと。たまたま通りがかった商店街の路上に人だかりが
できていたので、一体何があったのかと思ったら、店内にTVが設置されている飲食店の前に
通行人が集まって、亀田興毅選手(19)のWBAライトフライ級王座決定戦の試合中継
を観ていたことがわかり、少し驚いた。
 開放された入り口部分から店内のTV画面が見えていたのだ。その人だかりを見て、
「何だか昔、力道山の試合を観るために街頭テレビの前に人々が集まっていた光景の
映像とダブルところがあるかも」と思ったりもした。
 
 私はボクシングも好きで、小さい頃から日本選手が出る世界タイトルマッチは、ほと
んど観ている<時に用事を断ったり、ビデオに録ったりしてでも>。でも、昨日の試合
はあまり観る気にはなれず、今朝のニュース等でダイジェストを見ただけである。
<本人は朝早くから番組出演させられて、チョットかわいそうな感じもした。>
 でも、何と視聴率が42%以上(瞬間最高は50%以上)あったとのこと。実際、商店
街で試合を見ている人たちの中には、思ったより年配の人たちが多く、色々な意味でこの
試合や亀田選手に興味を抱いているようだった。
 何だか見事にマスコミに乗せられてしまった人が多いことがわかり、「何だかな~」
という気になってしまった。

 この件はもし機会があれば、改めてゆっくり書きたいと思うのだが・・・。
 これは亀田選手のことに限らず、他の競技も含め、近年、大会や出場選手への注目を
集めたり、競技を普及させたりする目的もあって、マスメディアやスポンサー企業と
タイアップする形で、試合や大会を興行化、イベント化するケースが増えている。
 そして、その過程ではスター選手作りやキャラクター作りも盛んに行なわれるように
なっている。<司会や応援で芸能人を絡ませるケースも増えている。>
 各競技の団体や関係者としても、ともかくまずはその競技が注目され、普及させない
という思いが強いようだ。もし人気が低迷すれば、団体運営や選手強化も困難になって
しまうし、選手自身の競技生活にもおおいに影響するからだ。そのために、時には意に
沿わないようなことでも、マスコミの方針に従って協力せざるを得ないようなケースも
少なくないときく。

 今のスポーツを取り巻く現状や事情を考えると、私は一概にこれらのやり方を批判
することはできないと思う面もある。
 だが、近時のマスメディアのやり方を見ていると、本当にその競技を普及させたい
と考えてやっているとは思えないところが多い。彼らは単に、商売になりそうなスター
選手やイベントが欲しいだけ、それらを作りたいだけのように感じることが少なくない
からだ。下手すると、スポーツやその競技の本質からどんどん外れて行ってしまうよう
に見える部分もあるし、そのために本当にその競技のファンだった人が興ざめして、
離れてしまうようなケースも生じており、初期の目的とはズレてしまっているように
思えることがある。

<たとえば、私は当分バレーボールの全日本の試合会場には行かないだろう。以前に
行った時に、試合前にまずは、ファンの女の子たちの恐ろしい歓声の中でジャニーズ
の歌と踊りを見せられ、そのキャーキャーのノリや妙なDJや効果音の中で試合が
行なわれていたために、とてもまともにバレーボールの試合&プレーを観ることが
できる環境ではないことを思い知らされ、ある種の嫌悪感さえ覚えたからだ。>
 
 亀田兄弟(一家)に関しても、ボクシング関係者やファンの中には当初からその取り
上げ方や試合設定などに疑問を抱く人が少なくなかったが、低迷するボクシング人気を
盛り上げるためには致し方ないという思いもあって、OBや関係者の多くはあまり批判
の声はあげずに見守っているところがあった。 <具志堅は言ってたけど。>
 プロボクシングは、本当にハードで命を賭けた競技であるのだが、もともと興行性が
強い部分もあり、実力より人気や知名度で興行収益やファイティング・マネーが大きく
左右される面があるので、その点でも複雑なところがあったかも知れない。

 だが、2日の試合があってから、試合の放映の仕方や試合内容&判定に疑問を抱い
たり、これまでのことに問題性を指摘したりする声が表に出て来たようにも思う。
もしかしたら週刊誌あたりは、キナ臭い話も持ち出して来るかも知れない。それでは
やはりボクシングのイメージアップという目的とは逆になってしまうだろう。
 できれば、このことを機会に、マスメディアによるスポーツのとり扱い方を改めて
考えたり見直したりすることにつながるといいな~と思った次第である。

 もちろん、亀田興毅選手自身には何の罪があるわけでもなく、むしろ周囲の大人に
いいように利用(食い物やオモチャ)にされているようなところもあり、ある意味
では犠牲者と言える部分があるかも知れないのだが。
<あのキャラや話し方も、今後もあのまま続けざるを得ない面があるのだろうと思う。
ちなみに本人は結構シャイで生真面目な感じの青年らしい。>

 彼本人は自分の目標に向かって、本当に一生懸命に練習して努力を重ねていると思う
し、今、彼にできるのは、このチャンスをうまく活かして、リングの上で自分の実力を
示して行くことだけだとも思う。自分の経験や技術の不足は、本人が一番感じ取っているに
違いない。是非、今回の試合をいい経験&バネにして、また次戦で頑張ってくれればと願って
いる。

<全部、試合を見ていないのできちんとした感想は言えないが、これまでの経験で考えれば、
1Rでダウンを奪われ、相手の上手さに体力を消耗させられたラウンドも多かったときく中、
ギリギリの減量をしたにもかかわらず、12ラウンドをたたかい切っただけでも、立派なもの
だと思える部分もある。心身にのタフさはもっと評価してあげてもいいのではないだろうか?>

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*1
麻生太郎外相がバグダッド訪問のため2日夜、イラクに向け民間航空機で出発したことが
3日分かった。複数の政府関係者らが明らかにした。外務省は日程を公表していないが、
クウェートを経由してイラク入りし、日本時間の3日午後にもマリキ首相やジバリ外相らと
会談する方向だ。2003年3月のイラク戦争開始後、日本の閣僚がバグダッドを訪れるのは
初めて。現地の治安情勢を考慮し、「電撃訪問」の形をとる。
 一連の会談では、イラク南部サマワに駐留していた陸上自衛隊の撤収を踏まえ、航空自衛隊
のイラク国内での活動範囲拡大や政府開発援助(ODA)による経済協力の本格化など、今後
の復興支援について意見交換するとみられる。バグダッドに乗り入れる空自活動の安全性を
示す意図もありそうだ。<共同通信3日>

安倍官房長官は午前の記者会見で、麻生外相のバグダッド訪問について聞かれたが「お答えは控えさせていただきたい」と述べた。また、現地の治安情勢については、いわゆる「戦闘地域」
とはしていないものの「厳しい状況と認識している」と語った。時事通信は、麻生外相がイラク
の首都バグダッドを訪問し、マリキ首相やゼバリ外相らと会談する見通しとなったと伝えている。
<ロイター3日>


*2 
AP通信によると、イラクのバグダッド西部のサッカー競技場で2日、手製爆弾2発が爆発、
15歳から25歳までの選手や観客計11人が死亡した。別の地域では迫撃弾2発が着弾し、
15歳以下の3人が死亡。うち1発はやはりサッカー競技場に着弾した。
 現場はともにイスラム教シーア派住民が多数を占める地域。APによると、このほかイラク
全土で米兵2人を含む42人が死亡した。
 イラクでは2日、タラバニ大統領が、全土のほとんどの地域で駐留米軍などが握っている
治安維持権限を「イラク治安部隊が今年末までに引き継ぐ」と言明したばかり。しかし、イラク
では1日にも全土で宗派対立やテロなどで70人以上が死亡しており、治安は悪化の一途を
たどっている。 <日経 3日>
# by mew-run7 | 2006-08-03 16:05 | スポーツ・競馬 | Comments(18)

 ふと気付いたら、もう8月にはいっていた。(・o・)

 6月に国会が終わり、7、8月はじっくりと関心のあるテーマのついて書いて行こう
と思っていたのだが、7月にはいって早々に北朝鮮のミサイル発射があり、その後も
時事ネタに追われるままに終わってしまった感がある。<反省 _(.. )>

 8月は、重要な時事ネタは取り上げつつも、憲法や国政に関わる諸問題(社会政策を
含む)や、以前から書きたいと思っている堀江シリーズの続編(社会における価値観の
変容について)、もし余裕があれば刑事裁判や治安などの司法の問題などを取り上げて
行ければな~と考えている。<目標を書いておかないと、サボってしまいそうなので>
 あ・・・書きかけのものもたくさんあるんだよな~。^^; これも夏休みの宿題として
何とか続きを順次書いて行きたいと思っている。

 一回の記事でいくつものテーマを並行して取り上げることになるかも知れず、長く
なったり、読みにくくなったりするかも知れないが、ご容赦頂ければと願っている。

* * * * * * 

 今回の内容
☆ やはり航空自衛隊はイラクの「戦闘地域」で「武装兵士」を輸送か?!

☆ 時事ネタ <靖国合祀者の遺族の発言、 レコード大賞の予定・・・次回繰越になる
かも?)>

* * * * * *

 コチラの記事のつづきになるが・・・。
航空自衛隊のイラクの首都・バクダッドへの輸送活動が始まった。
 
 『防衛庁によると、多国籍軍兵士らを乗せたC130輸送機1機が31日午前10時
(日本時間同日午後4時)ごろ、クウェートのアリ・アルサレム空軍基地を出発。
約1時間20分後にバグダッド空港に到着し、午後1時半(日本時間同日午後7時半)
ごろ、アリ・アルサレム空軍基地に戻った』という。
 尚、『防衛庁は「外国部隊の移動」を理由に人数や武装の有無は明らかにしていない。
<中日新聞 1日 >』

 やはり多国籍軍の兵士を運ぶことがメインだったのか?!
 しかも、バクダッドに派兵される部隊が、武装していないとは考えにくい。


 一方、『政府は1日午前、自民党の国防・内閣・外交部会合同会議で、イラク南部
サマワで活動した陸上自衛隊の撤収完了を受けて、イラク復興支援特別措置法に基づく
基本計画の変更を提示し了承された。安全保障会議を経て4日に閣議決定する見通しだ。
 陸自活動に関する従来の規定を削除し、航空自衛隊活動の実施区域として、これまで
例示していた首都バグダッド、バスラ、モスル、バラドの4カ所の飛行場施設に加え、
タリル、北部アルビルを追加したのが柱。
 派遣期間は変えず今年12月14日までだが、部隊活動について(1)イラク新政府
による有効な統治確立に向けた政治状況の進展(2)現地の治安状況(3)国連、
多国籍軍の活動状況と構成の変化(4)イラク復興の進展状況-などを勘案し
「適切に対応する」との方針を明記。<共同通信 1日>』

『政府は昨年12月、米国の要求を受けイラクでの空自の活動に関する「実施要項」を
変更。空自の活動の対象となる空港をそれまでの13空港から、イラク国内すべての
24空港に拡大しています。
額賀防衛庁長官は実施要項の変更を認める一方で、内容については「安全確保」を
口実に公表しないとしています。政府が現在、空自の活動拡大先として明らかにして
いるのは、バグダッドと北部のアルビルだけです。(あかはた1日)』

『空自の活動を拡大する理由は「国連からの要請も踏まえ」との表現にとどめ7月末に
バグダッド空港への輸送支援を始めた米軍中心の「多国籍軍からの要請」には触れなか
った。部隊は航空機8機以内と従来通りの規模にしている。<朝日新聞1日>』


 あれれ? 基本計画の変更(活動地域含む)が閣議決定されるのは4日なのに、もう
その前にバクダッド空港へ輸送を行なうのは、順番が違っているのではないだろうか?
 それに、空自活動の「実施要項」では、活動の対象はイラク国内すべての24空港に
拡大しているとのこと。これも「基本計画」とは合わない。

 しかも早速、輸送したのは多国籍軍の兵士なのに、理由は「国連の要請」だけ?
下にもあるように、多国籍軍との連絡を専門に行なう班まで作っているのに。
 結局、閣議決定なんかしなくても、防衛庁が米国側と協議して、好き勝手に活動内容
を決めることができるシステムになっているような感じもして来る。

 
『空自はイラクでの支援活動のため、クウェートを拠点にC130、3機を派遣。安全
対策として、赤外線やレーダー誘導ミサイルをかく乱する火炎弾「フレア」、金属片
「チャフ」の放出装置などを装備しているほか、地上から狙われるのを防ぐため、空港
上空でらせん状に旋回して降下、着陸する「ランダム・スティープ・アプローチ」を
必要に応じて採用する。

額賀福志郎・防衛庁長官が陸自部隊に撤収命令を出した6月20日、空自の活動範囲を
拡大し国連や多国籍軍の輸送支援に乗り出すことを表明。
これを受け、空自はクウェートの要員約200人を約10人増員。バグダッドで多国籍
軍との連絡や調整、情報収集を行う数人の連絡班も編成した。(中日新聞 1日)』


 何だか装備といい、着陸の仕方といい、まさに戦闘地域での活動を表わしているような
気が。^^; 

 さらに『バグダッド空港への乗り入れは、空自が2003年末に初めて派兵された際
にも計画されていました。しかし、同空港周辺で米軍輸送機などへの攻撃が相次ぎ、政府
は乗り入れを見送った経緯があります。
その後も、オーストラリア軍のC130輸送機がバグダッド空港を離陸直後に銃撃を
受け1人が死亡(04年6月)、同空港から飛び立った英国軍のC130輸送機が撃墜
され10人が死亡(05年1月)など攻撃が絶えませんでした。このため政府は、空自の
空輸先を南部のタリル空港やバスラ空港に限ってきました。
現在のバグダッド空港周辺も、「予断を許さない状況」で「地対空ミサイルなどによる
航空機に対する攻撃が発生する可能性も排除されない」(守屋武昌防衛庁事務次官、
7月27日)というのが実情です。 あかはた1日』 


 バクダッド空港は、防衛庁の事務次官も、地対空ミサイルにより攻撃の可能性を否定
できないような危険なところらしい。
 やはり米空軍HPが書いたように「戦闘地域」と呼ぶのが正しいのではないだろうか?
しかも、戦闘行為中の米兵を中心とする多国籍軍を、武装込みで輸送するとなれば、
「戦闘行為」に参加しているととらえられても致し方ない面がある。

 小泉首相は、これでも「自衛隊の活動する場所は非戦闘地域」と繰り返し、政府は
あくまでも「国連の要請で、人道復興支援を」と主張し続けるのだろうか?

* * * * * *

 靖国神社に絡んで、いくつか気になったニュースがあったので、今後の資料にする
意味も含めて、書いておきたい。

『A級戦犯として処刑され合祀された広田弘毅元首相の孫が、「広田家として合祀に
合意した覚えはない」「靖国神社に行くことはあるが、国のために亡くなった戦没者を
思い手を合わせている。祖父は軍人でもなければ、戦没者でもない。靖国神社と広田家
とは関係ないものと考えている」と表明した。<朝日新聞 7月27日抜粋>

『第二次世界大戦中に旧日本軍に徴用された台湾人を含む元軍人らの遺族が、「遺族の
同意なしに故人が『英霊』として靖国神社にまつられ、遺族としての人格権を侵害され
た」として、靖国神社を直接相手取り、合祀取り消しを求める訴訟を8月11日に大阪
地裁に起こすことが分かった。靖国神社そのものを被告として、合祀取り消しを求める
訴訟は初めてとなる。<毎日新聞 1日 抜粋>

『靖国神社に合祀されているA級戦犯の東郷茂徳元外相の孫で、元外務省欧亜局長の
東郷和彦氏が、月刊誌のインタビュー記事で「一部の反発を覚悟で提案したい。小泉
首相の後継者は、靖国参拝の一時停止(モラトリアム)を宣言せよ、と。後に続く首相
も、モラトリアムを解除できると判断する時期が来るまでこの政策を継続することだ」
と表明した。その理由について「中国やアジア諸国とのあつれきを深めているこの状況
は、『東洋平和』に命をささげた英霊たちが望んでいた日本の未来像だとは思えない」
と強調している』<共同通信 7月30日 抜粋編集>


 靖国神社の問題については、改めて取り上げたいと考えているが・・・。
 昭和天皇メモの影響があったのか、ここに来て靖国神社に合祀されているA級戦犯
や戦没者等の遺族、関係者が以前より積極的に口を開いているように思われる。
<他の新聞、サイトなどでも見かけた。>
 これらは一つの見解に過ぎないが、実際に靖国神社に祀られている者の遺族、とり
わけA級戦犯を含め、戦時中に一定の地位にあった者の遺族が発言することは、多く
の人が靖国神社の存在やあり方、首相の参拝を多角的な面から考えるいいきっかけに
なるのではないかと思う。

 上の2つは、靖国神社が遺族の合意もなく勝手に「英霊」として合祀を行なっている
ことを問題にしたものであるが。ここに靖国神社のあり方、姿勢の問題点が見えるよう
にも思う。<特に、戦前と変わらず、あたかも国の機関としての権威が残っているor
自らそれが残っていると思い込んでいるような部分が。>
 首相の靖国神社参拝や靖国神社と国との関係が問題視される要因は、こういうところ
にもあるのかも知れない。

 また東郷元首相の孫に発言は、靖国参拝反対の根拠がアジア関係を憂慮したもので
あり、「東洋平和に命を捧げた英霊」の話が出て来る点では、私個人とは見方がかなり
異なる面があるが。このような立場をとる関係者にも、首相の靖国参拝には懸念を示して
いる者がいるという部分では、意義のある発言かも知れないと思う。

<とりあえず、ここまでアップ>          THANKS

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# by mew-run7 | 2006-08-01 13:47 | 平和、戦争、自衛隊 | Comments(21)

  前記事に追記するとかなり長くなってしまうので、(2)を設けることにした。

  英GIキングジョージ・・・にチャレンジして、惜しくも3着に終わったハーツクライという競走馬
の話もこちらに移したい。<サッカー女子のなでしこJAPANの話も含めて、文末で触れたい。>

 (1)<コチラ>のおさらいを少しすると・・・航空自衛隊は、イラクでの活動を拡大し、7月末
から首都バクダッドや北部の空港に、人や物資を輸送する活動を始める。
 民主党の鳩山幹事長が、米空軍のHP<コチラ>に「日本の航空自衛隊が、戦闘地域で
活動する」と書かれていたことを指摘。 もしそうであれば、憲法やイラク特措法に反する
おそれが高い。
 だが、小泉首相は、その指摘に対し「自衛隊の活動している地域は非戦闘地域である。
(国会の審議での)私の答弁、みんなおかしいと言ったけど、全然おかしくないんですよ」と
記者団に語ったのだった。

 
* * * * * *

  今回の空自の活動範囲には二つの大きな問題点がある。
 一つは、上述したように「戦闘地域での活動」に当たるのではないかということだ。
そしてもう一つは、米軍の兵士や武器、物資を運んだ場合には、それは人道的な復興
支援活動ではなく、「戦闘行為に参加」することになるのではないかということだ。

 米空軍が、航空自衛隊の活動地域を「戦闘地域」と称したのには理由がある。 
 空自は、新たにイラク北部のアルビルと首都バグダッドの空港への輸送を行なうの
であるが、両者とも危険度が高い地域だからである。

 アルビルというのは以前に軍事境界線があったところで、クルド人が人口の大半を
占めている地域だ。そしてイラク国内では、新憲法がクルド人などの少数民族を優遇
するものであるという反発が強まっており、この地域を狙った自爆テロや攻撃が行な
われている。<ちなみにこの地域には、韓国軍が駐留しているという。>

 首都バクダッドは、治安状況が以前より悪化しており、今月25日にイラクのマリキ
首相がブッシュ大統領に、バクダッドの治安回復のために米軍の増員を要請したばかり
だ。米国防省は、帰国予定だった一部の旅団の駐留を延期し、新たな交替要員を派遣
することによって軍備の再配置を行ない、首都の兵力を4~5千人増加させるという。
 
 バクダッドでは、イスラム教の宗派の対立による抗争が激化していることに加え、
米国、米軍への反発が強まり、米軍や米国が主導して作った新政府の機関を狙った
攻撃が続いている。<特に近時、米軍による一般市民の殺傷行為(中には虐殺の疑いが
生じているものも)に怒りを覚える者や、却って治安が悪化して生活が成り立たない
ことに不満を覚える者たちが増えていると言われている。>
 その米軍に協力する者たちは、たとえイラク人でも米軍の仲間とみなされるという。
とすれば、空自も米軍の仲間として攻撃の標的になってもおかしくないのである。
<ちなみに、サマワに駐留していた陸上自衛隊を「占領軍の一部」であるととらえて
いた者が、現地市民の10%以上いたというアンケート結果もあった。 >

 また、米軍は今でもイラクは戦闘状態にあるとの認識を持っている。もし空自が
国連職員や復興支援活動に使う物資や食糧を輸送する分には、人道的復興支援活動
の一環だと主張し得るかも知れないが、米軍の兵士や武器などを輸送した場合には、
戦闘行為に加担することになる。
 だが、航空自衛隊はこれまでもそうだったが、何or誰を運んでいるかを公表しよ
うとしていないという。陸上自衛隊の撤収の際もそうだったが、自衛隊側は安全性
の確保を理由に、マスコミの取材規制を強めており、空自の活動内容もどこまで
明らかにできるかわからない状況だ。

 小泉首相はいまだに、どこが戦闘地域なのか否か、空自が何or誰を輸送している
のかよく知らないのかも知れないが・・・。<なわけないとは思うが>
少なくとも防衛庁はわかっているはずだ。
 もしこのまま空自の活動が続けば、イラク特措法だけでなく、憲法9条に反する
おそれもあることをマスコミも国民もしっかり認識して、監視の目を持つ必要がある。

 
 小泉首相は、陸上自衛隊の「隊旗返還式」で、自衛隊員たちに「よくがんばった」と
感謝を示し、「一発の銃弾を発することもなく、一人の犠牲者も出さなかったのはすば
らしいこと。日本国民、イラク国民の記憶に残るだろう」と訓示したという。

 今回、派遣された自衛隊員たちのある意味での最大の任務は、復興支援活動よりも、
「一発の銃弾を発さないこと&一人の犠牲者も出さないこと」だったと言われている。
小泉首相や一部閣僚、議員、そして防衛庁がやりたかったのは、たとえ危険な地域でも
「米国の求めに応じて自衛隊員を派遣すること、その実績を作ること」だったのである。
しかも、国民や周辺諸国に批判を受けずに実績を作るためには、上述の任務が至上命令
とされたのであった。
 
 陸上自衛隊が駐留したイラク南部のサマワは、イラク全体から見れば比較的安全な
地域であったのは事実だが、それでも決して危険がなかったわけではなく、陸自はかつ
てないほどの装備をしていたという。<関連報道記事*1>
 そして実際、陸自の宿営地内には十数発のロケット弾などの砲弾が打ち込まれ、陸自
の車両を狙って爆発物が仕掛けられていたとも言われている。陸自を護衛する役割を
担っていた英・蘭軍に対する攻撃や、宿営地の周辺地域への攻撃も少なくはなかった
ときく。それゆえ、先崎(まっさき)統合幕僚長をはじめ、自衛隊関係者は「一人の
死傷者も出さずに済んだのは、本当に幸運だった」と語っている。それは本音であろう。

 しかも、危険な状況にあっても、一発の反撃もせず、一人の死傷者も出さないように
するために、自衛隊員たちは駐留している間に大きなプレッシャーとストレスを受け
続けることになった。その結果、帰国後に心身の不調を訴える者が少なくなく、イラク
に駐留した隊員のうち幹部3名を含め、計5名が自殺したという情報もある。<防衛庁
側は、イラクでの活動と自殺の関係があるかどうかは不明だとコメントしているが。>


 もちろん航空自衛隊の隊員たちにも、ひとりの死傷者も出て欲しくはない。その意味
では、「幸運」が続いて欲しいのであるが。
 その「幸運」に頼って、首相や一部の閣僚や議員、そして防衛庁が図に乗ってしまう
ことには、大きな問題性を覚える。
 何よりも日本の政府が、国の憲法も法律も守らなくてもいい、国会や国民への説明責任も
果たさないでいいと思い、好き勝手に自衛隊の活動範囲を決めてしまってもいいと思って
しまったら、おしまいであろう。それでは民主主義国家やシビリアン・コントロールの体をなさ
なくなってしまう。

 政府は30日、米軍の要請に基づき、「テロとの戦い」を支援するため海上自衛隊が
インド洋で米艦船などに行っている給油活動をさらに継続できるよう、11月1日で
期限を迎えるテロ対策特別措置法を改正し、1年間延長する方向で検討に入ったという。
<共同通信 31日>
 テロ特措法によるインド洋への海自派遣は、9.11テロ事件をきっかけに、アフ
ガニスタンにいるタリバン勢力を攻撃することを支援することを主目的に作られたもの
である。アフガニスタンで反政府組織(タリバンの残党も含む)の暴行が激化しているとの
報道もあるが、米国は一部地域の管理をNATO軍に委譲するという話もある。
 インド洋での海自の活動は何のために行なわれるのか、まずはそれを明らかにすべきであろう。

 そして、自民党はいちいち特別措置法を作らなくても、自衛隊を海外に派遣できる
ような恒久法を作ろうとしている。安倍氏もそれに積極的であり、早ければ秋の臨時
国会か、来年1月からの通常国会に法案が提出されるかも知れないという。
<関連記事コチラ

 いったいどうすれば、この動きに歯止めをかけることができるのだろう。ただただ
憂いだけが増す私である。


* * * * * *

30日、サッカー日本代表女子の「なでしこJAPAN」が、2007年女子ワール
ドカップ予選を兼ねた女子アジア・カップの3位決定戦で北朝鮮と戦った。この試合に
勝てば、5大会連続のW杯出場が決まる大切な試合だった。

 北朝鮮代表は、準決勝の中国戦で自チームのゴールがオフサイドの判定を受けて、
認められなかったことに激怒し、審判に暴行を働くなどしたことから、GKを含む
レギュラー3人が出場停止となっていた。しかし、「このままで帰るわけには行かない」
と思ったのか、背水の陣を敷いた形になった北朝鮮チームは、最初から意欲的かつ積極
的に攻め続け、前半39分までに3点を連続してゲットした。
<観ている方にとっても、あれよ、あれよという間の出来事だった感じがあった。>
 他方、なでしこJAPANは、27日に準決勝でオーストラリアに負けたショックが
あとを引いていたのか、序盤からやや押され気味で、前半にポンポンとゴールを決め
られ、あわててしまったところがあったように思えた。前半の42分に1点を返し、
後半も果敢に攻めたが、ロスタイムにもう1点を返すのが精一杯で2-3で敗れてしま
った。

 だが、北中米カリブ海3位とのプレーオフに勝てば、まだW杯の切符をつかむこと
ができる。何とかチームを立て直して、頑張って欲しい。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 30日(日本時間)、日本の中央競馬の競走馬・ハーツクライが世界最高峰GIの
一つ、イギリスのアスコット競馬場で開かれた「キングジョージ6世&クイーンエリ
ザベスDS」(芝2400m)というレースに挑戦したが、直線でいったん先頭に
立ったものの、3着に終わってしまった。
 同レースに挑戦した日本馬では、過去最高の着順ではあったのだが、勝ち馬とはこの
1馬身しか差がなく、少し悔しい敗戦であった。

 私は、もともと馬が好きで、競馬もよく楽しんでいるのだが。正直なところ、個人
的には血統のいいエリート高額馬や、クラシックと呼ばれるような大きなGIのレー
スにはあまり強い関心を持っていない。<とりあえず観戦&馬券購入はするが。>
 血統云々より、中央競馬でも地方競馬でも、何か個性があったり、何か下からコツ
コツ上がって来るような馬が好きで、そういう馬を応援して追いかけていることが
多い。

 ところで、競馬を全くやらない人も、ディープインパクトというの馬の名はきいた
ことがあるのではないかと思う。この馬はデビューから無敗のまま05年の3歳クラ
シック3冠(皐月賞、ダービー、菊花賞)を制した超・強い馬で、今年も宝塚記念と
いうGIを勝って、世界ランク1位に評価されて、10月にフランスの凱旋門賞と
いうこちらも世界最高峰のレースに挑戦することになっている。

 だが、そのディープインパクトにたった1頭勝ったことがある馬がいる。それがハーツ
クライなのだ。<HEART'S CRYって名前も何だか胸にキュンと来る名前じゃありません?>
 この馬はディープの1歳上で、血統もよく、それなりに期待されていたのだが、
3歳クラシックは14・2・7着に終わってしまった。<まあ、GIに出たり、
ダービーで2着になるだけでも、スゴイことではあるのだが。>
 4歳になって大きな成長を見せ、宝塚記念、ジャパンカップという大きなGIで
好走したもののクビ、ハナ差で勝利を逃がし、2着にとどまってしまう。そして
05年暮れの有馬記念で、ついにディープに勝って、初めてのGIの栄冠を手に入れ
たのだった。さらには、06年春にはドバイで行なわれたシーマCというGIでも
優勝した。

 でも、何故だかこの馬はディープほど高く評価されない。有馬記念も、ハーツクラ
イが勝ったというよりは、ディープが菊花賞の疲れや不調などによって負けたという
感じのとらえられ方であったし。折角、海外のGIを勝っても、世界ランクは7位。
(算定方法の問題もあるのだが) 
 今回のキングジョージには、ディープと並んで世界1位にランクされたハリケーン
ランという馬(昨年の凱旋門賞にも優勝)も出走したので、何とかその馬を負かして
優勝し、ディープに負けない力があることを証明すると共に、できればディープと
共に凱旋門賞にチャレンジして欲しいと思って、30日にはかなり力を入れて、応援
していたのである。

 今回のレースが行なわれたアスコット競馬場(よくイギリスの上流階級の人たち
がお洒落な帽子&服で集まる競馬場として紹介されるところ)は、直線が長く、
のぼり坂になっていて、芝も深くタフなコースである上、ハーツクライはドバイ以来
約4ヶ月ぶりのレースだったこともあってか<何で一回叩かなかったのかな~?>、
最後はやや脚が上がってしまい、伸び切れず、また粘り切れないところがあったよう
に見えた。<ちょっと隣の馬が寄って来たのも邪魔だったかも?>
 ルメール騎手が先頭に立つのが早過ぎたのではという声もあるが、勝ちに行った
結果なので仕方ないかなと思う部分もある。<こればかりは結果論なのでは?>
やはり世界一位だけあってハリケーンランは、タフで強かった。

 ハリケーンランは凱旋門賞にも出る予定らしいので、今度はディープインパクトに
是非、彼を負かしてもらいたいと思う。<初めてディープをマジで応援することに
なるのかも?!(・・)> 
 ハーツクライは帰国して、今年は秋のジャパンカップ、暮れの有馬記念に出走し、
来年、またキングジョージに挑戦するかも知れないという。こちらもまずは打倒ディ
ープで、頑張ってくれることを期待している。


                               THANKS

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*1

陸上自衛隊のイラク派遣で、現地に持ち込んだ武器の全容が29日、明らかになった。
機関銃は約60丁で、海外派遣で初めて携行が認められた対戦車火器は10門以上に上った。
自動小銃などを含めると武器は常時計約700丁に上り、国連平和維持活動(PKO)など過去の
海外派遣の中では最大だった。
防衛庁は武器の種類と数量について、過去のPKOでは基本計画で明らかにしたが、イラク派遣
では隊員の安全確保を理由に明かさず、撤収後も公表していない。<時事通信 29日>


 

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# by mew-run7 | 2006-07-31 07:58 | 平和、戦争、自衛隊 | Comments(2)

 今回は、航空自衛隊のイラクでの活動の問題について書きたい。

 イラクのサマワに派遣されていた最後の部隊・第10次イラク復興支援群が帰国して
29日に、陸上自衛隊朝霞駐屯地で小泉首相、額賀防衛長官、麻生外務大臣なども出席
して、隊旗返還式を行なった。
 しかし、陸上自衛隊のイラク派遣はこれで終わったものの、コチラにも書いたように
航空自衛隊は現地周辺での活動を拡大して続行することになる。しかも、当初はあくま
でも後方支援のはずだったのが、28日からはまだ攻防が続き、死傷者も絶えない首都
バクダッドの空港にも国連や多国籍軍の関係者や物資を輸送することになるという。
<報道記事*1>

 28日に民主党の鳩山幹事長が、党本部で記者会見を行ない、イラクで輸送支援に
あたる航空自衛隊について、米空軍の公式ホームページ「エアフォースリンク」が
6月28日付で「航空自衛隊は創設以来初めて、積極的に戦闘地域へ配備される」と
いう記事を掲載していたことを指摘した。
 そして、政府が主張してきた「非戦闘地域に自衛隊を派遣する」という論理について
「論理そのものもおかしい」が、自分たちがつくった論理すら「完全に破綻をきたして
いるのではないか」とし、「明らかに憲法に違反する行動が行われようとしている。
このような行動を米国べったりの中で平然と行い、国会で説明責任を果たそうとしない」
と小泉首相を批判し、イラク問題について衆院予算委員会で閉会中審査を行うよう求めた。

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# by mew-run7 | 2006-07-30 15:24 | 平和、戦争、自衛隊 | Comments(14)

 27日、ついに米国産牛肉の輸入再開が正式に決まった。

 川崎厚労大臣が、「米牛を食べたいか?」ときかれ、苦笑いしながら「立場上、食べます」と
返答していたのを見て、ちょっとムッとしてしまった。
「もしまた問題があったら、再度の輸入禁止を考えたい」と言っていたが、せめてその言葉を
守って欲しい。

 小泉首相や中川農水大臣は、「消費者の判断に任せる」と言っていたが、コチラにも書いた
ように、惣菜、調味品、飲食店の料理などの場合は、私たちには判断の材料が与えられない
ということが、相変わらずわかっていないようである。(ーー゛)

 昨夜から今朝のTV番組などでは、「本当に安全なのか?」と疑問を投げかける声も出て
いたが、今頃そんなことを言っても、もう遅い。「じゃあ、何でマスコミはもっと早くから、安易に
<訪米手土産のために>輸入再開を決定することの問題点を指摘しなかったのよ!」と、
そのことにも腹が立って来たりした。

* * * * * *

  そして27日には、谷垣禎一氏(財務大臣)が、自民党の総裁選に正式に出馬表明した。
 
 もう60歳なのだと知って少し驚いたが、自民党の議員の中では、個人的に好きな
タイプの政治家である。その理由は後述するが、彼が現実的かつ理論的に考えて、妥当
性のある結論を導こうとする政治家であることが最大の理由かも知れない。

 おそらく今度の総裁選は、安倍氏で決まりなのであろうが、安倍氏や麻生氏を相手に
きちんと政策論争をして、小泉政権の問題点を浮き彫りにして、今後の日本のあり方を
考えるには、彼の存在は欠かせないと思う。


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# by mew-run7 | 2006-07-28 06:53 | 民主主義、選挙 | Comments(16)


 昨日(26日)の朝、TVでまたやるせないニュースを目にした。
 生活保護の申請を却下された男性が、おそらくは抗議の意味も含めて、市役所の保護
課の前に車を止めて練炭自殺をしたのである。

 後述するように、私はここ数ヶ月の間に生活保護を受給できなかったために、様々な
形で命を失った人のニュースを何件も目にしている。国が国民の生活だけでなく、命
さえも切り捨てたり、いわば見殺しにしているように見えるケースもある。
 だが、国民に対してできるだけ何もしないことを意味する「小さな政府」を目指す
わが国は、さらに社会保障の予算を削ろうとしている。
 果たして、このままでいいのか・・・憂いが募る。新首相候補の安倍氏は、格差是正
や社会福祉の充実を重点政策に掲げ、これからそのために全国行脚をするというが、
彼にはどのようなヴィジョンがあるのだろうか?

* * * * * *

 というわけで、今回は生活保護の問題をメインに取り上げようと思うのだが。その前
に昨夜のテレビ朝日の「報道ステーション」で、また昭和天皇の認識に関わるスクープ
を扱っていたので、先に少しだけそのことを触れておきたい。

 昭和天皇がアメリカの新聞記者からの質問に対し「武力を行使せず、恒久平和を達成
すべきだ」という内容の回答をした文書の原文が、旧・宮内省式部職が作成していた
天皇の謁見録の中にあったのが見つかったというニュースである。

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# by mew-run7 | 2006-07-27 04:52 | 新自由主義&小さな政府 | Comments(16)

今回も気になったニュースをいくつか・・・

☆ 中国が国営銀行の北朝鮮口座を凍結。事実上の金融制裁か?

 今朝のニュースで一番、私の目を引いたのがこの記事だった。「中国の国有銀行BOC
(中国銀行)が、北朝鮮の口座を米国の要請によって凍結した」というものだ。

 北朝鮮は、米国が昨年9月にマカオの銀行BDA(バンコ・デルタ・アジア)に
あった北朝鮮の口座を凍結するという金融制裁を行なったため<米ドル紙幣の偽造や
マネーロンダリングが制裁の要因>、近隣の中国珠海所在の国営銀行などに口座を
移したが、米国が調査を拡大するとともに中国銀行に対しても調査を続け、北朝鮮
との取引を中断させたとされる。
 その額は2400万ドルと小規模ではあるが<北朝鮮は他に2億~3億ドルの資金を
複数の海外の銀行に預けているとされる>、すぐに使用したい資金を止められたこと、
また友好国であるはずの中国が米国に協力する形で口座を凍結したことは、北朝鮮に
とって大きな痛手あると考えられる。
 尚、中国は敏感性を考慮して、この情報を公表していないが、15日から米ワシン
トンで開かれた韓米議員外交協議会に出席し帰国したハンナラ党の朴振議員が、24日
に米前職・現職高官の言葉として明らかにした。 <読売新聞、YONHAP NEWS24日など
から抜粋、引用>

 この件については、またゆっくり取り上げられたらと思うが・・・
 中国がこのような措置を行なった背景には、北朝鮮の反抗的(?)な態度に業を
煮やしどんどんお荷物に感じつつあることや、経済面や北朝鮮問題で米国との関係を
深めつつあることがあると思う。
<北朝鮮が近時、中国の人民元の偽造を行なっており、それが中国国内に流入して
いるとの情報もある。>

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# by mew-run7 | 2006-07-25 13:30 | 東アジア、北朝鮮問題 | Comments(8)

 なかなか夏バテ風邪が治らくて困っているのだが、ゴルフの全英OPはしっかり観て
いる。
 タイガー・ウッズが、父親の死もあって初のメジャー予選落ちをした全米OPのダメ
ージから立ち直り、2日めにはトップに。そのまま突き放して行くのか思いきや、3日
めは停滞気味で、-13で首位をキープしたが、上位拮抗で混戦模様になって来て、
その顔ぶれも面白い。しかも、日本の谷原が-10と3打差の7位につけており、深堀
も-6で浮上の余地がある。最終日がますます楽しみになった。

 * * * * *

 さて、この何日かの間に気になるニュース(書いてみたいと思い、ブックマークして
おたニュース)がた~くさんあったのだが。何から書いていいものやら・・・。

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# by mew-run7 | 2006-07-23 09:28 | 政治・社会一般 | Comments(10)

 
 20日、日本経済新聞が朝刊で、大きなスクープ記事を掲載した。

 昭和天皇が、靖国神社にA級戦犯が合祀されたことを理由に、同神社への参拝を
行なわないことに決めたと思われる発言が書かれたメモ(当時の宮内庁大臣が書いた
もの)を公表したからである。
 この記事の詳細や小泉首相はじめ何人のコメントに関しては、この記事の末尾*1
に記すが、昭和天皇はこのように語ったという。

「私は或る時に、A級(戦犯)が合祀され、その上、松岡、白取までもが。筑波は慎重
に対処してくれたと聞いたが」「松平の子の今の宮司がどう考えたのか易々(やすやす)
と・・・松平は平和に強い考(え)があったと思うのに 親の心子知らずと思っている」
「だから私、あれ以来参拝していない。それが私の心だ」


 私は、今回のメモの発表は靖国問題を考える上で、大きな意義があったと思う。

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# by mew-run7 | 2006-07-21 04:44 | 靖国参拝に関して | Comments(58)

<先週の蒸し暑さ&仕事他の多忙(&北朝鮮問題?)のせいか、早くも夏バテ状態でガクッと
来てしまい、更新も遅れがちな私です。どうか皆さまもお体にお気をつけて下さいませ。
・・・WCの不規則生活の報いもあるのかも? でも、今週からゴルフの全英OPが・・・。^^;>

【 】 部分を20日4時に追記。

  ソフトバンクの王貞治監督が、17日に胃を全摘出する手術を受け、無事に成功した
という。私は王氏を敬愛しており<コチラの記事参照>、1日も早い回復を祈っている
のだが、できればあまりムリをして早期にユニフォームに袖を通す<現場復帰する>
ことは考えず、ゆっくり療養して欲しいという気持ちも抱いている。
<でも、本当に野球が好きで責任感が強い人なので、かえって休む方がストレスが貯ま
ってしまうだろうか?・・・周囲も迷うところかも知れないが・・・。>

 王監督は、入院前の記者会見で、自らの口では「腫瘍」と語っていたが、18日には
医師団の記者会見があり、早期の胃がんであったことや、その病状や手術に関する詳し
い様子などが発表され、TVではこの話題ががあちこちで繰り返し報じられている。
 だが、私はこの記者会見の映像を見ながら、手術が無事に終わったことは嬉しく思う
ものの、かなり割り切れない気持ちを抱いている。

<18日には秋篠宮紀子妃が、胎盤の異常により早産や帝王切開のおそれがあることが
発表されたのだが、同じようにその報道ぶりにはクビをかしげたくなる部分がある。>


 近時、有名人が入院や手術などをする際に、それがガンや白血病など、場合によって
は死に至る可能性のある病であっても、その病名を公表するケースが増えている。また
今回のように、医師団が病状や手術などに関して記者会見を開いたり、インタビューに
応じたりするケースも見かけられる。だんだんと、そうしなければならないような風潮
が生じているようにさえ思われる。
 私はそれらを見るたびに、何でそれなりの立場にある有名人であるというだけで、
こんなプライベートでナーバスな問題を、それも時にこと細かに、世間に公表しなけれ
ばならないのか疑問を感じるところがあるのだ。

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# by mew-run7 | 2006-07-19 09:00 | 政治・社会一般 | Comments(24)