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田中真紀子氏の脅迫事件&国旗、国歌判決に対する考え方


 何だかあっという間に、一週間が立ってしまったような気がする。

 でも、週のはじめはドド~ンと落ち込んでブル~になっていた私も、どんどん元気&やる気
モードにはいっている。 p(*^-^*)q
 アクセス、TBやコメント、クリックを下さった皆さまのお力も本当に大きかったように思う。
有難うございます。m(__)m

 週末に、この危険な流れを止めるために、自分に何ができるのか、具体的にどうしたらいい
のかなどを考えてみたいと思っているのだが。<もちろん、皆さまのお知恵とお力をお借りする
形で!(・・)>
 その作戦の参考資料にもなりそうなので、毎日新聞のネット調査の結果を後掲*2にキープ
しておこうと思う。<やっぱ人柄&イメージによる人気先行、そして女性の支持が多いのね~>


 安倍氏サイドも、イメージアップのためか、早速24日には小泉首相の代わりに大相撲の表彰
式に出席することに決めたり、急に新しい内閣では拉致問題担当大臣を作ることを言い出したり
など、相変わらずの人気とり的なパフォーマンスをやろうとしている。
 このあたりのことは、また次回に書きたいが、いい加減、国民もこのようなイメージ戦略には
乗らないで欲しいな~と切に願う私なのであった。

<注・私は拉致事件の解決は重要だと思っている。ただ、内閣に担当大臣を作るべきかは疑問
であるし。もし最初からそう考えていたなら、早くから発表すべきであったとも思う。でも、どうも、
世論の動向や反応を見て、イメージアップのためには拉致問題をもっと前に出した方がいいと
思い、このような施策を持ち出した可能性が高いように思え、そこにも疑問を覚えるのである。>


 何だかほかにもたくさん書きたいことがあって、困ってしまっているのだが・・・
 とりあえず、まずは田中真紀子氏への脅迫事件の件を。

 先日から気になっている田中真紀子氏の脅迫事件のニュースの続報が、ほとんど出て来ない。
報道されたのは20日だが、被害届を出したのは9日だったとのこと。
『脅しの電話は真紀子議員への攻撃をにおわせ、自民党への批判をやめるように訴える内容。
また、今年に入ってからは自宅の表札に卵やトマトがぶつけられたり、怪文書が飛び交うなど
嫌がらせがエスカレートして』いたという。<デイリースポーツ 20日*1>

  田中真紀子氏は近時も、「「ドーンと上がってみんなが政治が変わると飛び出したら、5年たっ
たら何だったの、というのが小泉さん」。安倍氏については「線香花火がつくと思ったら、すぐ落ち
てしまうことに国民は気づく」とか「安倍氏が靖国神社への参拝の事実を公にしない方針を示して
いることについて「『したか、しないか言わないよ』と言うが、隠れんぼじゃない。そういうことを言う
こと自体、頭が悪い」「「甲子園ではハンカチ王子が人気。(日本の政治に)空っぽな風船のような
王子が生まれたと言われないようにしたいが…」などと批判を続けていた。

 また、総裁選でも谷垣氏と論争になった、日中国交回復の際に中国政府が日本の戦争指導者
と一般国民を区別する論理を取った経緯について、安倍氏が「そんな文書は残っていない」と述べ
たことでは「『紙がないからダメ』と言う人は、どんなに外交が、政治が分かっていないか。(あきれ
て)腰が抜ける」とこき下ろしたりもしていたという。

 この件で言いたいことは、加藤氏の放火事件の時も書いたが<コチラなど>、ともかく脅迫や
嫌がらせなども含め違法な方法や暴力的な方法で言論を封じようとする行為は、決して許しては
ならないということである。
 でも、加藤氏の時もそうだったが、何だか最近、政治家もマスコミも世の中も、このような行為
にあまり怒りを示すような感じが見られないのが、残念でならない。コチラの石原都知事の発言
ではないが、どうも「あいつは、ああいうことを言ったのだから、やられても仕方ないだろう」という
風潮が感じられて、そのような面でも危険性を覚える時があるのだ。

 彼女は近時も自民党や安倍氏に対し、時に辛らつな言葉で批判を繰り返していたし、私でも、
それをきいてカチ~ンと来る支援者がいたとしても不思議はないだろうな~と思う部分はある。
 でも、だからと言って、このような暴力行為を安易に許すようになったら、日本の民主主義は
どんどん破壊されてしまう。
<表現の自由は、民主主義を行なって行くための要となる最も大切な人権なのだから。>

 
 22日、石原都知事が定例会見で、都教委通達の地裁判決について批判を行なった。
『石原慎太郎都知事は「当然控訴します」と表明した。その上で「裁判官は都立高の実態を見て
いるのか。現場を見たらいい」と判決を批判した。
 同知事は「(学校の)規律を取り戻すため、ある種の統一行動は必要。その一つが式典に応じ
ての国歌、国旗に対する敬意だ」と強調。「法律でこれが国歌国旗だと決め、その後旧文部省が
学習指導要領を出した。それに乗って都は通知した」と説明し、教職員は従う義務があるとした。
(時事通信 23日) 』
<「平均的なレベルの高校を見たが、(生徒は)先生の言うことを聞かない。規律を取り戻すため、
ひとつの手だてが国旗国歌への敬意だと思う」(共同通信23日)>

「都立高の生徒が先生の言うことを聞かない」→「規律を取り戻すべきだ」→「統一行動が必要。
その一つが式典に応じての国歌、国旗に対する敬意だ」・・・この発想が私には理解不能だ。
 
 逆に考えてみれてば、式典で教職員や生徒が国旗、国歌に敬意を持てば、統一行動ができ
るようになって、生徒が先生の言うことをきくようになる・・・なんて思っているわけ?
 大体、生徒に言うことをきかすのに、日の丸や君が代を利用しようなんて考え方自体が危険
であるし、ある意味では、日の丸や君が代に対し失礼(不遜)なことかも知れないとも思う。

 確かに私の目から見ても、都立高の多くは、あまりにも自由過ぎるというか、規律がなさ過ぎる
というか、生徒の言動なんかを見聞していても「何だかな~」と思う部分がある。どうやら先生方
の中にも、かなり自由な言動をする人がいるようだ。
 でも、それは他の形で指導や研修を行なえばいいことであって、式典の国旗、国歌と結びつけ
るべき必然性はまったくないであろう。

 また「法律で国旗、国歌が決まっている」→「国旗、国歌の理解を指導すべきと学習指導要領
が出ているので、通達を出した」→「教職員は従う義務がある」というのも、理論的には成り立た
ないところがある。
 当ブログのコメントや他のブログの記事やコメントなどでもこれに近い見解を見たのだが・・・。

 国旗、国歌法では、日本の国旗、国歌が日章旗、君が代だと定められているだけである。
国旗、国歌をどのような態度で臨まなければならないということは、たとえば敬意を持たなければ
ならないとか、歌わなければならないという義務などが決められてれいるわけではない。
<それを定めたら、違憲な法律になってしまう可能性が高い。>
 地裁判決も、教職員側も国旗、国歌が日の丸、君が代だと認めないと言っているわけでもない。
 だから、日本が法治国家だからとか、民主主義で決められた法律だから、公務員である教職員
はそれに従うべきだという批判は、的外れなものだと思う。

 次に、私は教職員は学習指導要領に記されたことは、できるだけ守るべきだと考えているが、
文科省の学習指導要領の国旗、国歌の扱いに関しては、高校の場合、「入学式や卒業式などに
おいては、その意義を踏まえ、国旗を掲揚するとともに、国歌を斉唱するよう指導するものとする」
と定められているだけで、その掲揚の仕方や斉唱の仕方を定めているわけではない。

 つまり、今回の裁判で問題になった通達は、都の教育委員会が独自の解釈でその内容や、
違反者には処分をすることを決めたものである。これはまったく民主主義によって決められたもの
ではない。しかも、もしその内容に問題があれば(しかも憲法や教育基本法など、通達より上位で
民主主義的な法に違反するような問題があれば)、必ずも従うべきであるとは言えないのである。
 
 そこで、教職員は、この通達に問題があるのかどうかその判断を地裁に求め、地裁が違憲&
教育基本法に違反すると判断した・・・それだけのことなのである。


前記事の文末*1に判例要旨を記したが、判決はこのように言っている。

『国旗国歌法が施行されている現行法下において、生徒に日本人としての自覚を養い、
国を愛する心を育てるとともに、国旗・国歌に対する正しい認識を持たせ、それらを
尊重する態度を育てるのは重要なことだ。
 しかし、国旗、国歌に対し、宗教上の信仰に準じた世界観や主義、主張から、国旗
掲揚や国歌斉唱に反対する教職員、国歌のピアノ伴奏をしたくない教職員がいることも
また現実である。
 このような場合に、懲戒処分をしてまで起立させ、斉唱させることは、いわば少数者
の思想良心の自由を侵害し、行き過ぎた措置である。
 国旗、国歌は、国民に強制するのではなく、自然のうちに定着させるというのが国旗
国歌法の制度趣旨であり、学習指導要領の理念と考えられ、都教育長通達や各校長に
よる職務命令は違法であると判断した。』

 ただ、小泉首相のように、ふだんから憲法や法律を意に介さず、自分の価値観や思想
でものを考えたり、決めたりする人は、「法律以前の問題じゃないでしょうかね。人間
として、国旗や国歌に敬意を表すというのは」と言ってしまう。

 哀しいかな、法治国家の首相が、法律を離れて判決を語ってしまうのだ。裁判では、
法律を離れて判断することなどあり得ないのに。
<いい加減、憲法や法律を少しは理解できる人に首相や国務大臣、知事をやって欲しい
と切に思う。>

 確かに、世の中には、日の丸を強く尊び、敬意を払うべきだと考える人もいる。そう
いう人にとっては、許しがたい非難すべき判決になるのかも知れない。
 だが、それはあくまでもその人の日の丸の対する価値観や思想なのであって、他人に
それを押し付けられるものではないということを知って欲しい。
 
 尚、最後に参考までに米国の国旗の判例や他国の国旗、国歌の扱いについて記された
サイトをご紹介しておきたい。<コチラ
 さすが自由の国アメリカ・・・って感じですよ!

1977年 マサチューセッツ州最高裁

「公立学校の教師に毎朝、始業時に行われる国旗への宣誓の際、教師が子どもを指導
するよう義務づけられた州法は、合衆国憲法にもとづく教師の 権利を侵す。バーネット
事件で認められた子どもの権利は、教師にも適用される。教師は、信仰と表現の自由に
基づき、宣誓に対して沈黙する権利を有する。」

1977年 ニューヨーク連邦地裁

「国歌吹奏の中で、星条旗が掲揚されるとき、立とうが座っていようが、個人の自由で
ある」

1989年 最高裁判決(国旗焼却事件)

「我々は国旗への冒涜行為を罰することによって、国旗を聖化するものではない。これを
罰することは、この大切な象徴が表すところの自由を損なうことになる」


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*1

『田中真紀子衆院議員(62)=民主党・無所属クラブ=の東京都文京区内の自宅などに脅迫
電話や嫌がらせが相次いでいることが20日、分かった。真紀子議員は9日に脅迫電話について
の被害届を提出。警視庁大塚署が脅迫事件として捜査している。脅しの電話は真紀子議員への
攻撃をにおわせ、自民党への批判をやめるように訴える内容。また、今年に入ってからは自宅の
表札に卵やトマトがぶつけられたり、怪文書が飛び交うなど嫌がらせがエスカレートしており、
強気で知られる“女帝”もショックを受けている。

 同署によれば、脅迫電話は最近では、今月9日午前にあった。関西なまりのはっきりした男の
声で、強い口調が特徴。「おまえの口を金属バットで殴って叩きつぶしてやるぞ。自民党の批判を
するのをやめろ!殺してやるぞ」などと真紀子議員の自宅の留守番電話の録音テープに数分に
わたって吹き込まれていた。

 議員事務所の関係者によれば、真紀子議員は「前に何回も聞いたことがある声だった。とに
かく(録音が)長かったので怖かったし、気持ちが悪い。思い出したくもないわ」と話し、ショックを
受けた様子だったという。

 強烈な脅しの文言が入っていたため、録音テープを同署に届けた。自宅にはほかにも「殺すぞ」
など脅迫めいた内容が書かれたはがき、手紙が何度も届いており、今回、2枚を同署に提出した。

 今年に入ってからは、自宅が“襲撃”される被害が続出。「田中」の表札に数個の生卵やトマトが
投げつけられる嫌がらせが計3回、あった。同署のアドバイスを受け、入り口などに監視カメラを
増設するなど警備態勢を強化したという。

 また、04年12月には自宅の鉄製の大型門がレールから外されるイタズラが発生していたことも
判明。気がつかず開けようと手をかけた真紀子議員に向かって門が倒れたが、下敷きになる寸前
で逃げ、幸いケガはなかった。被害届は出さなかったが真紀子議員は「死にそうになった」と話した
という。05年には地元・新潟にある父・角栄元首相の銅像に赤ペンキが塗られ、警察が器物損壊
容疑で捜査している。

 自民党を離れ、舌ぽう鋭く小泉内閣を批判してきた“女帝”。この日に誕生した同党の安倍晋三
新総裁とは父・角栄元首相の“政敵”福田赳夫元首相の愛弟子だけに激しいバトルとなるのは必至。

 また、真紀子議員は来夏の参院選で民主党をバックアップする必要もあり、関係者は「怪文書や
嫌がらせは今回だけではない。本当にやめてもらいたい」と訴えている。(デイリーS 20日)』



『石原慎太郎都知事は22日の定例記者会見で、「当然控訴します」と表明した。その上で「裁判官
は都立高の実態を見ているのか。現場を見たらいい」と判決を批判した。
 同知事は「(学校の)規律を取り戻すため、ある種の統一行動は必要。その一つが式典に応じて
の国歌、国旗に対する敬意だ」と強調。「法律でこれが国歌国旗だと決め、その後旧文部省が
学習指導要領を出した。それに乗って都は通知した」と説明し、教職員は従う義務があるとした。
(時事通信 23日) 
<「平均的なレベルの高校を見たが、(生徒は)先生の言うことを聞かない。規律を取り戻すため、
ひとつの手だてが国旗国歌への敬意だと思う」(共同通信23日)>

*2 毎日新聞22日 ネット調査

『自民党の安倍晋三新総裁の就任を受け、毎日新聞は20、21の両日、総裁選に関するインタ
ーネット調査を実施した。安倍氏を支持するかどうかの質問には、「支持する」が65%で、「支持
しない」が35%だった。安倍氏勝利の最大要因を尋ねたところ、トップが「来夏の参院選で勝つ
ため」の41%で、多くの人が安倍氏の役割を自民党の「選挙の顔」と位置づけていることが浮か
んだ。

 インターネット利用者のうち、協力依頼に応じた人を対象にした「アンケート」で、国民の平均値
を映し出す「世論調査」とは異なるが、民意の傾向をある程度反映した数字が得られる。

 男女別にみると、安倍氏支持は男性60%で、女性は69%。不支持は男性39%、女性31%
だった。政党支持別では、自民支持層の94%が支持と回答し、突出する高支持率。公明支持層
は支持、不支持がそれぞれ65%、35%で、全体の傾向と一致した。民主支持層は支持45%、
不支持55%。共産、社民両党も不支持の方が上回った。「支持政党なし」の無党派層は支持
56%、不支持43%だった。

 安倍氏勝利の要因は4者択一で聞いたところ、(1)「来夏の参院選で勝つため」41%(2)「ほか
に適任者がいない」30%(3)「議員が自らの処遇を考えた」21%(4)「政策が評価された」9%
――の順。安倍政権に最も期待する政策は、財政再建、社会保障制度改革、景気対策の三つが
20%でトップ。続いて、アジア外交の立て直し14%、格差の是正13%の順。安倍氏が重視する
憲法改正、教育改革は各6%にとどまった。』


『毎日新聞のインターネット調査は、自民党の安倍晋三総裁が65%の支持を集める一方、主張
する政策は十分に浸透していない現状も浮き彫りにした。目玉に掲げる「再チャレンジ」政策を
評価する人は25%で、憲法解釈の変更によって集団的自衛権の行使を可能とすべきだと答えた
人も27%にとどまった。「主張する外交」を掲げた外交姿勢は74%の支持を集め、北朝鮮への
強硬姿勢で人気を高めた安倍氏の「イメージ先行」が改めて印象づけられた。

 小泉改革による格差拡大が指摘される中、安倍氏は「再チャレンジ可能な社会の実現」を訴えて
いるが、「格差問題を解消する政策として評価できる」との回答が25%だったのに対し、「具体策
が分からないので判断できない」が60%。安倍氏の支持層でも「評価できる」は32%にとどまり、
「判断できない」の50%を下回った。政権構想が「勝ち組、負け組が固定しない社会」などと抽象
的な内容にとどまったことの影響とみられる。

 集団的自衛権については、安倍氏は行使を禁じた憲法解釈の変更を主張しているが、「憲法
改正で行使できるようにすべきだ」が36%で、解釈変更派の27%を上回った。「行使を認める
べきでない」も36%だった。安倍氏支持層でも解釈変更派34%、憲法改正派43%という結果
で、安倍氏の考えが十分に浸透していないことが浮かんだ。

 安倍氏は小泉純一郎政権で関係の悪化した中国、韓国との信頼強化を掲げる一方、4月に
自身が靖国神社を参拝したことは公表を拒んでいる。首相就任後の靖国参拝への対応を尋ねた
ところ、「参拝すべきだが、公表する必要はない」との回答が30%だったのに対し、「参拝すべき
ではない」が47%、「参拝し、公表すべきだ」が23%。参拝賛成派は過半数にのぼったもの
の、安倍氏の方針を支持する回答は3分の1に届かなかった。
 
 調査は安倍氏の資質についても尋ねた。その結果、国民的人気や若さに期待しつつ、経験不足
や政策実行力に不安を感じる人が多かった。この傾向は8月下旬と9月上旬のネット調査と
変わらず、総裁選の論戦を経ても安倍氏のイメージは変わらなかったようだ。

 安倍氏の資質で「最も評価できるもの」「最も足りないもの」を同じ12項目の選択肢を挙げて
尋ねた。評価されたのは(1)国民的人気33%(2)若さ24%(3)人柄16%――の順で、印象面
が上位に並んだ。これに対し、足りないものは(1)経験28%(2)政策実行力15%(3)リーダー
シップ14%――の順で、政治家としての実力を疑問視する回答が多かった。

 自民支持層では足りない資質に「経験」を挙げた人が40%に達しており、来夏の参院選へ
向けた「選挙の顔」として実績より人気を優先させた総裁選だったことをうかがわせた。』
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by mew-run7 | 2006-09-23 16:42 | 憲法&憲法改正 | Comments(14)

安倍、石原には逆風の画期的判決が。「都教委の国旗、国歌の通達は違憲!」


 今日の私は、さらにご機嫌がいい!(~~)

 何故って・・・都教委の国旗、国歌通達に違憲判決が出たからだ。<*1>

 まだ地裁判決で控訴されちゃうと思うけど、なかなか画期的な内容の判決なのである。
 あまり強引に憲法の理念から外れるような行為をすると、司法だって黙っちゃいない
ぞというところを見せてくれたのだから。それも歴史的なことまで踏み込んで。

 安倍氏は20日の記者会見で、26日からの臨時国会では、まず教育基本法の改正
とテロと特措法の延長をしっかりやりたいと言っていたけど。
 この判決は、愛国心教育を強化したいと思っている安倍氏&仲間たちや、石原都知事
などにはあまり面白くないも内容に違いない。<石原jr.は仲間たちの方ね。>

 野党4党も、秋の臨時国会で共闘することに決めて、特に教育基本法や歴史認識、
共謀罪のあたりをツッコンで行きたいと考えているようだ。<*2>
 この判決は、きっと追い風になってくれることだろう。(*_*)

 
 というわけで、今回は都教委の違憲判決についてメインに書きたいと思う。

 私は東京都民なので、この問題にはかなり関心があるし、自分の地域でこういう問題
が起きているのは、本当に情けなく、なげかわしく感じていたりするのだが・・・。

 ここまでの経緯をかなり大雑把に書くなら・・・。
 99年、国会で国旗、国歌法が制定された。これを機に、文科省は全国の自治体に
公立学校で国旗、国歌に関する指導を強化するように指示したのである。
 すでに89年には小学校の学習指導要項にも「国旗、国歌の理解」の指導が盛り込ま
れ、入学式や卒業式などの式典で国旗掲揚、国歌斉唱を行なうように決められていたの
だが、学校や教職員によって扱いがまちまちだった。
 そこで、自治体の中にはそれが守られているか実態調査を行なって、数字を100%
にすることを目標に、式典の国旗、国歌を行なっていない学校には厳しい指導を行なう
ところが出て来た。その中で、東京都が各校の校長あてに通達を出して、教職員に
国旗掲揚、国歌斉唱などに対する態度を強制したことから<守らないと処分などがある>
今回の訴訟になった。>


 先に私の考えを書いておくなら・・・私は「愛国心」なるもの自体や、国旗を掲揚、
国歌を斉唱すること自体は悪くないと思っている。
<国歌は「君」の解釈を「国民」or「国民+天皇」にすればいいと思うが。だって憲法
が主権者を「国民」、象徴を「天皇」と定めているのだから。>

 ただ、愛国心も国旗も国歌も、国や自治体がそれらを強制することはいけないと思う。
たとえ公務員でも、思想・良心の自由が保障されているからである。
<判決では、教育基本法に定められた「教育に対する不当な支配」に当たるとも判断され
た。今度の改正では、この条文を削ろうという案も出している議員もいる。>
 それに、教職員に強制することを許せば、結果的には生徒たちも間接的、実質的に
強制されるのと同じような状況になってしまうおそれが高いからである。


「でも、先生たちも国歌ぐらい一緒に歌ったっていいんじゃないかしら?」って思う人
もいるかも知れない。
 ただ、人によっては、国旗や国歌に快くない思いを持っている人がいるかも知れない。
判決の中にもあったが、日の丸は戦争を思い起こさせるという人もいるし、君が代は
天皇主権を現す歌詞だとされるなら歌いたくはないという人もいるのである。

 そうでなくとも<これは国旗、国歌の尊重には賛成の人も懸念していたことだけど>
都が通達(*3)を出して、ここまでアレコレ細かく決められて、それに従わないと
処分をされたり不利益を受けてしまうというのはいかがなものかと思う部分が大きい。


 たとえば教職員は、司会者が「国歌斉唱」のと発声で起立して、壇上中央に掲揚
された国旗の方を真っ直ぐ向いて斉唱しないといけないと。国歌はピアノ伴奏でないと
ダメとか(テープ等の伴奏ではダメということ)。さらに大きな声で歌っているかとか、
服装までチェックされたりしているのである。
<都の職員が、わざわざメモ帳やビデオカメラを手にして、先生たちが通達を守って
いるかチェックしに来ちゃったりするのだ。>

 そして、それが守られていないと戒告とか減俸とか停職とかの処分を受けたり、反省
を見せないと何度も研修を受けさせられたり、通常は希望すればOKになうはずの
定年後の再雇用を拒否されたり・・・かなり脅迫に近い感じの強制ぶりも見られて、
ちょっと異常な状況になっているのである。


<ちなみに小泉首相は「法律以前の問題じゃないでしょうかね。人間として、国旗や
国歌に敬意を表すというのは」と述べ、疑問を投げかけた。思想・良心の自由について
は「裁判でよく判断していただきたい」と述べるにとどめたそうだ。(毎日21日)

・・・人間として、法律以前と来ちゃうとは?!(・・) これは、憲法の問題なのよ。
けど、靖国参拝は総理大臣云々の前にひとりの国民としての「思想、良心の自由、
こころの問題だ。人からとやかく言われることではない」って盛んに主張してたよね。
だったら、教職員の国旗、国歌に対する姿勢に関しても、それを認めてあげないと
矛盾しちゃうのではないかしらん?> 
 

 そして、一応「生徒たちには強制しない」ということにはなっているのだが。
 学習指導要項の中に「国旗、国歌への理解を深める」ということが盛り込まれて
いるので、生徒がきちんと通達に沿うような行動をしないと、結局、先生が指導力
不足だと判断されることになってしまう。だから、先生たちも生徒にチャントやる
ようにと指導せざるを得ない。義務や強制じゃないけど、やらせようとはするのだ。
 その学校の先生や生徒に問題があると、校長が注意されたり、査定で不利になって
しまったりするので、校長も何とか守らせようとする。

 こういうことを放っておくと、愛国心とかそういうことでも、実質的な強制が行な
われることになりかねない。<すでに内申書にそういう項目を設けていたところも
あったりしたわけだしね。>
 99年に国旗、国歌法ができた時だって、当時の小渕総理は、わざわざ談話の中で
「法制化したからって国民に強制することはありません」と発表したのだ。だけど、
「じゃあ、安心ね」と思ってたら、公立学校ではそうは行かなくなっている。
 もし教育基本法が改正されれば、同じようなことになりかねない。そういうことも
あって、教育基本法の改正に反対している人も多いのである。

・・・・・ここまでで、かなり長くなってしまっているかも~ 。^^;

 とりあえず、今回はここまでにして、また近々、教育基本法改正の話の時に続きを
書きたいと思う。

 もしよかったら、教育基本法改正に関わる記事も読んでみて下さい。
(2)の記事内のリンクから、安倍氏がハチマキをして「愛国心」について力強く演説を
している姿も見られるですよ。(**)

(1) 教育の憲法に「愛国心」は必要なのか? ~自民党のこだわり~
(2) 安倍晋三氏がハチマキ姿で主張する愛国心の中身は?  
(3) 続・安倍晋三氏がハチマキ姿で主張する愛国心の中身は? 
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*1 

【東京地裁の判決要旨 国旗掲揚、国歌斉唱をめぐる訴訟 判決要旨】


 国旗掲揚や国歌斉唱をめぐる訴訟で、東京地裁が21日言い渡した判決の要旨は次の通り。

 【国旗、国歌をめぐる状況】

 日の丸、君が代は明治時代以降、第2次世界大戦終了まで、皇国思想や軍国主義思想の精神的支柱として用いられてきたことがあるのは否定し難い歴史的事実で、現在も国民の間で価値中立的なものと認められるまでには至っていない。

 このため、公立学校の入学式、卒業式で国旗掲揚、国歌斉唱に反対する者も少なからずおり、こうした人の思想良心の自由も公共の福祉に反しない限り、憲法上保護に値する権利というべきだ。

 【学習指導要領の国旗国歌条項に基づく義務】

 同条項の法的効力は、その内容が教育の自主性尊重、教育における機会均等の確保と全国的な一定水準の維持という目的のために、必要かつ合理的と認められる大綱的な基準を定めるもので、教職員に対し一方的な理論や理念を生徒に教え込むことを強制しないとの解釈の下で認められる。

 同条項がこのような解釈を超えて、教職員に対し、国歌を斉唱しピアノ伴奏をする義務を負わせていると解することは困難だ。

 【都教育長通達に基づく義務】

 通達は国旗掲揚、国歌斉唱の具体的方法について詳細に指示し、各学校の裁量を認める余地はほとんどないほどの一義的な内容で、都立学校の各校長の裁量を許さず、これを強制するものと評価できる。原告ら教職員に対しても、各校長の職務命令を介し、国歌斉唱やピアノ伴奏を強制したものと評価できる。

 そうすると、通達やこれに関する都教育委員会の指導は、教育の自主性を侵害する上、教職員に対し一方的な理論や観念を生徒に教え込むことを強制することに等しく、教育における機会均等の確保と一定の水準の維持という目的のために必要かつ合理的と認められる大綱的な基準を逸脱しているとのそしりを免れない。

 従って、この通達や都教委の指導は、教育基本法が規定する「不当な支配」に該当し違法と解するのが相当だ。

 【校長の職務命令に基づく義務】

 原告ら教職員は国旗国歌法や都教育長通達などで、国歌を斉唱しピアノ伴奏をするまでの義務はなく、思想良心の自由に基づき、これらの行為を拒否する自由を有していると解するのが相当だ。

 原告らが拒否しても、格別式典の進行を妨害することはない上、生徒らに対して国歌斉唱の拒否をことさらあおる恐れがあるとまではいえず、国旗国歌条項の趣旨である入学式、卒業式等の式典における国旗、国歌に対する正しい認識を持たせ、これを尊重する態度を育てるとの教育目標を阻害する恐れもない。

 原告らのうち音楽科担当教員は、授業でピアノ伴奏する義務は負うものの、式典での国歌斉唱の伴奏は授業と異なり、必ずしもピアノ伴奏で行わなければならないものではない。また、伴奏を拒否しても他の代替手段も可能だ。

 そしてこれを拒否した場合に、異なる主義、主張を持つ者に対しある種の不快感を与えることがあるとしても、憲法は相反する主張を持つ者に対しても相互の理解を求めており、このような不快感により、原告らの基本的人権を制約することは相当とは思われない。

 従って、各校長が原告ら教職員に対し、国歌斉唱の際に国旗に向かって起立し、国歌を斉唱せよとの職務命令を発することには、重大かつ明白な瑕疵(かし)がある。

 【小括】

 都教委が通達に基づく職務命令により原告ら教職員を懲戒処分とすることは、裁量権の範囲を超え、その乱用になると認められ、在職中の原告らが上記行為を行う義務がないことの確認のほか、都教委が懲戒処分等をしてはならない旨命ずるのが相当だ。

 【賠償請求】

 原告らは違法な通達などによって、国歌斉唱の際に国旗に向かって起立し、国歌を斉唱するか否か、ピアノ伴奏をするか否かの岐路に立たされたこと、あるいは自らの思想、良心に反して通達および職務命令に従わされたことで、精神的損害を被った。

 損害額は、違法行為の態様、被害の程度等を総合考慮すれば、1人当たり3万円を下らないものと認定するのが相当だ。

 【結論】

 国旗国歌法が施行されている現行法下において、生徒に日本人としての自覚を養い、国を愛する心を育てるとともに、国旗・国歌に対する正しい認識を持たせ、それらを尊重する態度を育てるのは重要なことだ。

 しかし、国旗、国歌に対し、宗教上の信仰に準じた世界観や主義、主張から、国旗掲揚や国歌斉唱に反対する教職員、国歌のピアノ伴奏をしたくない教職員がいることもまた現実である。

 このような場合に、懲戒処分をしてまで起立させ、斉唱させることは、いわば少数者の思想良心の自由を侵害し、行き過ぎた措置である。

 国旗、国歌は、国民に強制するのではなく、自然のうちに定着させるというのが国旗国歌法の制度趣旨であり、学習指導要領の理念と考えられ、都教育長通達や各校長による職務命令は違法であると判断した。





*2 <北海道新聞21日>

『民主、共産、社民、国民新党の野党四党は二十一日、国会内で国対委員長会談を行い、
自民党の安倍晋三総裁が最優先課題とする教育基本法改正案について、臨時国会での
成立を阻止することで合意した。与党側が同案を採決しないことを確約しない限り、
与党提案の八十一日間の臨時国会会期にも応じない方針。これに対し、与党側は国会
召集日の二十六日の本会議で会期の採決に踏み切る構えで、国会冒頭から与野党の対立
が激化しそうだ。

 会談では、共謀罪創設を柱とする組織犯罪処罰法改正案と、憲法改正手続きを定める
国民投票法の与党案についても反対する方針を確認した。
 国民投票法案は、与党と民主党が昨秋の衆院憲法調査特別委設置を受け、共同提出を
目指したが、小沢一郎代表が就任後「与野党が協力するのは国民に分かりにくい」と
方針転換。与党と民主党は投票年齢や投票対象の異なる法案をそれぞれ提出し、いずれ
も継続審議となっている。
 このほか、民主党は党首討論の早期実施を与党に求める考えを示し、他党も同意。
野党共闘強化のため、国対委員長会談は定例化し、国民新党を正式メンバーに加える
ことを決めた。』

  
*3  <東京都教育委員会の通達>
15教指企第569号 平成15年10月23日
 
 都立高等学校長殿 都立盲・ろう・養護学校長殿 
            東京都教育委員会教育長 横 山 洋 吉
 
 
入学式、卒業式等における国旗掲揚及び国歌斉唱の実施について(通達)
 
 
 
 東京都教育委員会は、児童・生徒に国旗及び国歌に対して一層正しい認識をもたせ、
それらを尊重する態度を育てるために、学習指導要領に基づき入学式及び卒業式を適正に
実施するよう各学校を指導してきた。
 これにより、平成12年度卒業式から、すべての都立高等学校及び都立盲・ろう・養護
学校で国旗掲揚及び国歌斉唱が実施されているが、その実施態様には様々な課題がある。
このため、各学校は、国旗掲揚及び国歌斉唱の実施について、より一層の改善・充実を
図る必要がある。
 ついては、下記により、各学校が入学式、卒業式等における国旗掲揚及び国歌斉唱を
適正に実施するよう通達する。
 なお、「入学式及び卒業式における国旗掲揚及び国歌斉唱の指導について」(平成11年
10月19日付11教指高第203号、平成11年10月19日付11教指心第63号)
並びに「入学式及び卒業式などにおける国旗掲揚及び国歌斉唱の指導の徹底について」
(平成10年11月20日付10教指高第161号)は、平成15年10月22日限り
廃止する。
 

 
1 学習指導要領に基づき、入学式、卒業式等を適正に実施すること。
2 入学式、卒業式等の実施に当たっては、別紙「入学式、卒業式等における国旗掲揚及び
 国歌斉唱に関する実施指針」のとおり行うものとすること。
3 国旗掲揚及び国歌斉唱の実施に当たり、教職員が本通達に基づく校長の職務命令に
 従わない場合は、服務上の責任を問われることを、教職員に周知すること。
 
 
別紙

入学式、卒業式等における国旗掲揚及び国歌斉唱に関する実施指針
 
1 国旗の掲揚について
  入学式、卒業式等における国旗の取扱いは、次のとおりとする。
(1) 国旗は、式典会場の舞台壇上正面に掲揚する。
(2) 国旗とともに都旗を併せて掲揚する。この場合、国旗にあっては舞台壇上正面に
 向かって左、都旗にあっては右に掲揚する。
(3) 屋外における国旗の掲揚については、掲揚塔、校門、玄関等、国旗の掲揚状況が
 児童・生徒、保護者その他来校者が十分認知できる場所に掲揚する。
(4) 国旗を掲揚する時間は、式典当日の児童・生徒の始業時刻から終業時刻とする。
 
2 国歌の斉唱について
  入学式、卒業式等における国歌の取扱いは、次のとおりとする。
(1) 式次第には、「国歌斉唱」と記載する。
(2) 国歌斉唱に当たっては、式典の司会者が、「国歌斉唱」と発声し、起立を促す。
(3) 式典会場において、教職員は、会場の指定された席で国旗に向かって起立し、国歌を
 斉唱する。
(4) 国歌斉唱は、ピアノ伴奏等により行う。
 
3 会場設営等について
  入学式、卒業式等における会場設営等は、次のとおりとする。
(1) 卒業式を体育館で実施する場合には、舞台壇上に演台を置き、卒業証書を授与する。
(2) 卒業式をその他の会場で行う場合には、会場の正面に演台を置き、卒業証書を授与
 する。                    
(3) 入学式、卒業式等における式典会場は、児童・生徒が正面を向いて着席するように
 設営する。
(4) 入学式、卒業式等における教職員の服装は、厳粛かつ清新な雰囲気の中で行われる
 式典にふさわしいものとする。
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by mew-run7 | 2006-09-22 05:33 | 共謀罪、教育基本法改正 | Comments(54)

安倍氏がこだわる国立大9月入学&ボランティア+「予備自衛官補」で若者集め


 今回は安倍晋三氏がやけにこだわる「国立大学9月入学」論をメインに書きつつ、
ちょっと気になる「自衛隊の予備自衛官補の制度」なるものを紹介してみたい。

<ちなみに「予備自衛官補」というのは、18歳以上の一般国民が計50日間の訓練を
受け、予備自衛官になる資格を得る制度である。(訓練には1日7900円支給)、
システムの概要などは後述。>

* * * * * 


『安倍官房長官は14日、自民党本部で開かれた公開討論会に出席し、国公立大学の
入学時期について「世界の大体の学校は9月だ」と語り、9月入学の導入を検討する
考えを表明した。そのうえで「(入学まで)4月から9月の間に、ボランティア活動を
やってもらうことも考える必要がある」と述べ、奉仕活動を義務づける考えも示した
<朝日新聞 15日> 』<関連報道記事*1>

 
 <つづきは ↓More をクリック>

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by mew-run7 | 2006-09-15 12:08 | 安倍政権に関して | Comments(58)

アンチ安倍氏の教育再生論?・・・成績判断はやめて、人生の損得勘定を養うべき&船橋競馬の火事


 今回は、少しいつもとは違う感じの内容を書いてみたいと思う。
 あえて副題をつけるなら「成績によって人格を判断することの問題点」と「損得勘定
を学ぶことの必要性」について・・・だろうか?

 ちなみに安倍氏は、自分が首相になったら、憲法改正と並んで、教育再生に力を入れ
たいと力説していた。彼は学力低下の問題を解消するために、全国一斉の学力テストを
導入したり、公立学校の間で競争を行なわせることを提唱している。また、子供たちに
損得勘定を考えずに、公共心を持って社会に貢献することを教えて行くべきだとも言っ
ていた。
 でも、もし、安倍氏が単に国のために色々な形で尽くす人を作りたいだけなら話は
別だが、本当に今の若者たちや少年少女の将来や、諸問題(犯罪等を含む)への対策
のことを考えて、よりよい国家、社会を作りたいと思うのであれば、このような政策
は却って悪影響を及ぼすのではないかと思う部分がある。

 話は全く違う分野のことから始まるのだが・・・。アレコレ考えた始まりがこのこと
だったので、船橋競馬場の火事の件からスタートする。

 * * * * * *

 実は今日、私にとってかなりショッキングなことがあった。3日の未明に、船橋
競馬場の厩舎が集まっている一画で火事があり、2棟の厩舎が焼失し、火元の厩舎に
いた9頭の競走馬が焼死してしまったのである。<人間には被害はなく、また延焼した
厩舎の馬4頭は逃げて無事であったのが、せめてもの救いだった。>

 以前にも少し書いたように、私は馬が大好きで(競走馬に限らないのだが)、競馬も
楽しんでいる。JRA(中央競馬)にも興じるが、近時は地方競馬の方により親しみと
楽しみを感じている。それゆえ、船橋競馬にも馴染みがあり、今回亡くなったと思われ
る馬の中には、私自身、見知っている馬もいたため、尚更に心が痛んでいた。
<被害にあった厩舎、馬たちの関係者の方々には、心からのお見舞いとお悔やみを申し
上げたい。また近隣の馬たちに、精神的な影響や支障が生じないようにと願っている>

 午後になって、ネット上でも次々とこの火事の報道記事がアップされた。その一つを
見て、私は何とも言えない気持ちにさせられた。記事の最後に、このような一文があった
からである。
『死んだ競走馬はいずれも特に成績が優秀ではないという。』

 私はこの記者が何を意図して、この一文を書いたかはわからない。何の気なしに競馬場
関係者か警察が、質問などに答えて、そのように言ったのを記しただけなのかも知れない。
ただ、正直なところ、私はこれを見た瞬間、ある種の怒りや不快感や、大きな疑問を覚えた。
「じゃあ、何? 馬は9頭も死んだけど、優秀な成績の馬は一頭もいなかったからたいした
事故or被害ではないって言いたいわけ?」・・・みたいな気持ちになったのだった。
 
 たかが馬のことと思われるかも知れないが。たとえば、もし(人間の)中高生がいた
宿舎が火事になって、何人か亡くなった時に「死亡した生徒はいずれも特に成績が優秀で
ないという」と記事に書かれていたなら、さすがに皆さんの多くも問題や怒りを感じるの
ではないかと思う。何分にも馬好きの私ゆえ、それと同じような気持ちになってしまう
ところがあったのだ。
<確かにGIや重賞など大きなレースに出るような馬はいなかったが、コツコツ頑張って
上のクラスに上がった馬もいたし、これからデビューをする2歳馬もいたようなのだ。
そして、成績はどうあれ、関係者にとっては大事なかわいい馬たちであるのだから。>

 
 でも、少し気持ちが落ち着いてから、ふと思ったことに、人間の場合も事故や事件に
関わると、成績や学歴(学校ランク)のことを取り上げられることがかなり多いのだ。
(近時起きた、中高大生が関わった事件もそうである。)被害者であっても、加害者で
あっても、その者の人となりを伝える際には、成績や学校の話が出て来やすい。<学校
の校長の記者会見などでも、最初に成績のことを説明するケースが少なくない。>
 さすがに人間の場合、「成績が悪いor優秀でない」時には、それを公にすることは
稀であるが、おおむね「(成績が)いい、優秀だ」「ふつうだ」「悪くない」で分け
られる。<そのあとで、クラブが云々、学校生活で云々という話になる。>

 そして、成績がいい生徒、ランクの高い学校の生徒が被害者になった場合、「何で
こんなに優秀で将来有望な生徒が、こんなことに・・・」という感じになる。「将来はXX
を目指して、一生懸命勉強していたのに」「親や周囲も将来を期待して、楽しみにして
いたのに」・・・何だかとってもかわいそうで、被害者感情も大きいような感じになる
時があるのだ。確かに期待度は大きかったかも知れないけど、そういう面だけで本人や
親の哀しみが決まるものではあるまいに、と思ってしまうことがある。

 逆に成績がいい生徒、ランクの高い学校の生徒が加害者になった場合は、「何で
こんなに優秀で将来有望な生徒が、こんなことを・・・」という感じになる。きっと何か
特別な事情や大きなストレスを抱えるような問題があったに違いないと、推理ごっこ
や分析ごっこを始めるケースが少なくない。
<大人でも、学歴がいい、大手の有名会社に勤務している、優秀と言われる職業に
就いている場合には、同じようなとらえ方をする場合が多いように思う。>

 以前、堀江シリーズの時に少し書いたのだが(本当はこの価値観の問題の記事を
もっと書きたい気持ちがあったりもするのだが)、特に当ブログで言う魔の7YEARS
世代以上の人たちは(74年以前生まれ、コチラ参照)は、どうも成績の数字や学歴
に関して絶対的に近い価値観序列を抱いている人が多く、成績、学歴がいいことは
「いいこと、いい人、まじめな人」であるととらえがちのような気がする。そして
成績や学歴がいい人が、犯罪を思いつくこと、それを実行することが理解し難いよう
なところが見えるのである。
 そして、このような感覚が根強く残っている人たちには、今の社会や犯罪等に関する
諸問題の対応は考え付かないのではないかと思ったりもする。


 私は、今の子供たちの学力低下は本当に深刻な問題であると思うし、早く対策を
講じないと、これまた何十年後かの日本はアブナイと思っているのであるが。
<また私自身は勉強も含めて競争することを否定するものではないが。>
だからと言って、公立学校同士で競争させるのは(ましてや金券を使って)、もっと
危険であると思う。また上述の成績、学歴価値観序列が復活するだけで、上の方の
学校や生徒は伸びるかも知れないが、下の方の学校や生徒はどんどん置いて行かれ、
学力格差社会ができるだけである。
 安倍氏が考えるのに反して、もっと夢や目標が持てない人間が増えるだけなのでは
ないだろうか。<まあ、そういう人たちに再チャレンジと称して、国や軍隊の下支えや歩兵的
役割をさせようと思っているなら、話は別だが。>
 

 さて、もう一つ、これも成績、学歴、会社、職業などがいい人が犯罪を行なった時
に言われることが多いのだが・・・。
「何であんな優秀な人、将来有望な人が、あんなことをしてしまうのか。そんなことを
したら、自分にとって損だとか、もったいないとか思わないのかしら」という声がある。
 最近の日本人は、損得勘定ばかりしているとなげく人がいるのだが<安倍氏にもその
ような思いがあるのかも知れない>、私から見れば、逆に損得勘定ができなくなっている
人が増えているのではないかと思うのである。客観的に見て、これは自分の人生において
現在及び将来にとってプラスになることなのか、マイナスになることなのか、判断しよう
としないor判断する力を失っている人が多くなっているように思われるのだ。つまり、
人生の損得勘定ができないのである。
 そして、何かをやったあとで、自分の人生にとって大きな損失を被ることをしたことに
気付くのだ。
 これは10~20代の若い人たちに多い傾向のように思うが、かなりの年齢になっても
損得勘定を忘れてしまっている人を見かけることがある。

     <つづく>            THANKS              

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by mew-run7 | 2006-09-03 22:51 | 政治・社会一般 | Comments(49)

民主党の教育基本法改正の対案(前文)にガッカリ

16日10時 民主党対案に対する自民党その他の反応に関する記事を追記

 16日から教育基本法改正を審議するために新たに設けられた衆院の特別委員会が開かれる
ことになった。 そこで与党案に対抗するための改正案を出すために、民主党が教育基本法案を
作成し、発表した。<後掲>
  あくまで個人的な感想だが、与党案に負けず劣らず教育勅語っぽい印象を受ける部分も
少なからずあり、正直なところ、少しガッカリさせられた。率直な話「ダメだこりゃ」(/-\)と思った。
<特に「日本を愛する心を涵養(かんよう)し、祖先を敬い、子孫に想いをいたし」の部分とか>


  先週、民主党が対案を作成している段階で、私は果たしてどのようなものを出して来るのか、
興味深く待っていた。というのも、対案作成を行なった「教育基本法に関する検討会」の座長を
務めたのが西岡武夫氏だったからである。

 彼は、自民党時代に2期、文部大臣を務めた元・文教族で、コチラの記事にも掲載した
「教育基本法改正を求める中央国民大会、安倍氏らと共にハチマキを巻いて「愛国心の明記」
を強く主張していたメンバーの一人なのである。(集会の模様の紹介、動画ありはコチラ
 しかも、後述するように彼は「日本会議」との繋がりが強いと言われ、その団体から「愛国心の
明記」などについて強く要請されていたと思われるからである。
<ちなみに彼は皇位継承に関する皇室典範改正にも反対であり、民主党内で結成された「皇室
典範改正を慎重に考える会」の会長も務めている。>

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by mew-run7 | 2006-05-15 05:11 | 共謀罪、教育基本法改正 | Comments(21)

続・安倍晋三氏がハチマキ姿で主張する愛国心の中身は? <教育の憲法に「愛国心」は必要なのか?(3)>

<前の記事のつづきです。>

 安倍氏は、日本の教育改革に熱心な議員である。

 04年に長崎県佐世保市の小6女児同級生殺害事件があった時にも、「大変残念な事件が
あった。大切なのは教育だ。子供たちに命の大切さを教え、私たちが生まれたこの国、この
郷土のすばらしさを教えてゆくことが大切だ」とコメントした。
 今年、ライブドア事件が発覚した際には「ライブドア事件の原因は規制緩和と言われるが、
(お金が全てとか損得を優先する)教育が悪いからだ。教育基本法改正案を出したい」と
語っているのを見た。
 この他にも講演会やインタビューなど様々な場で、彼は何かにつけ現在の教育の批判を
して、教育基本法の改正をアピールしているようだ。

 今年の3月、安倍氏は森前首相の長男が石川県議選に立候補した際に、応援に駆けつけ
た。その時の街頭演説ではこんな話をしたそうである。
「損得を超える価値、つまり家族のきずなを大切にする、地域のために頑張る、国に貢献
することの尊さを教えるための教育改革を行いたい」と。現在の教育の問題点としては、
「子供が親を殺したり、親が平気で子供を捨てたり、金もうけがすべてという風潮がある。
戦後60年間、損得ばかりを価値の基準に置いてきた結果だ」と指摘し、教育基本法の
改正への意欲を示したのだという。

「子供たちに生命の大切さを教える」「金儲けが全て、損得ばかりを考えない」「家族の
絆を大切にする」・・・この部分だけきくと、「それはいいことだ」と思ってしまう人が
多いであろう。
 だが、そのあとについて来る「国や郷土のすばらしさを教える」「地域のために頑張る。
国に貢献することの尊さを教える」という発言の方にも、もう少し目を向けて欲しいよう
に思う。安倍氏にとっては、こちらの方がメインなのである。

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by mew-run7 | 2006-04-19 18:34 | 共謀罪、教育基本法改正 | Comments(8)

安倍晋三氏がハチマキ姿で主張する愛国心の中身は?  <教育の憲法に「愛国心」は必要なのか?(2)>

 <19日 4時 *1を追記しました。>

  おそらく今の自民党の内閣の中で、この教育基本法の改正(特に愛国心の明記)に
最も熱心なのは、次期総理候補№1の安倍晋三官房長官なのではないかと思われる。

 そして、先に是非、書いておきたいことがある。
 安倍氏にとっての「国を愛する心」の中には、「国を守ること」「国に貢献する
ことの尊さ」という内容が含まれているということである。
 彼は「国を守ること」をマイナスのものとして教えて来た教育に問題性を覚え、
「家族のきずなを大切にする、地域のために頑張る、国に貢献することの尊さを教える
ための教育改革を行いたい」との発言をしているからだ。

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by mew-run7 | 2006-04-18 07:21 | 共謀罪、教育基本法改正 | Comments(16)

教育の憲法に「愛国心」は必要なのか?(1)~自民党のこだわり~


 教育基本法の改正に関する動きが、慌しくなっている。
 11日~13日の動向について後に記すが、その大きな焦点となっているのが、
主に自民党の一部の議員がこだわっている「愛国心」という言葉をいかに同法に盛り込む
かということである。<ちなみに現内閣の中で、このことに最も熱心なのは、おそらく
安倍官房長官である。>

 50年前の自民党の結党時、その「立党の使命」には「国内の現状を見るに、祖国愛と
自主独立の精は失われ、政治は昏迷を続け・・・初期の占領政策の方向が、主としてわが
国の弱体化に置かれていたため、憲法を始め教育制度その他の諸制度の改革に当り、不当
に国家観念と愛国心を抑圧し、また国権を過度に分裂弱化させたものが少なくない」と
記されていた。
 そして、昨年秋に公表された自民党の新綱領には「高い志をもった日本人を・・・私たちは
国民一人ひとりが、人間としての普遍的規範を身につけ、社会の基本となる家族の絆を
大に、国を愛し地域を愛し、共に支え合うという強い自覚が共有できるよう努めます。
そのために教育基本法を改正するとともに、教育に対して惜しみなく資源を配分し、日本人
に生まれたことに誇りがもてる、国際感覚豊かな志高い日本人を育む教育をめざします」と
記されている。
 実際は自民党内の議員にも、かなりの温度差があるのだが、特に中曽根氏らを中心とした
一部の議員の間では、憲法や教育基本法に「愛国心」またはそれを示す言葉を明記すること
がある種の使命や悲願のようになっており、そのことにこだわり続けて来た歴史があった。

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by mew-run7 | 2006-04-14 05:09 | 共謀罪、教育基本法改正 | Comments(16)