「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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前原が竹島に「実力行使」発言+谷垣&自民党の攻勢に野田は?+ばんえい

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*印がついた報道記事は、記事の最後のMore部分にあるです。

 まずは、地方競馬広報係のお仕事(?)を。"^_^"
 
  明日20日には、帯広のばんえい競馬で、JRAジョッキー・デ~のイベントが開催される。(**)
<詳細は、ばんえいHP(コチラ)&オッズ・パーク特設サイト(コチラ・ネット中継ありで。>
 今年は、初回からイベントに積極的に協力してくれている藤田(北海道出身)やアンカツ、勝浦のほか荻野、小林徹、武英、藤岡佑、松岡、村田、和田が模擬レースや様々なイベントに参加する。
 お近くの方は是非、帯広競馬場で、忙しい方はネット中継で、お楽しみ下さい。"<できれば、ばんえいの馬券も買って下さいね~。"^_^">

 先週は、大井競馬場にばん馬(広報馬のミルキーと現役のドオーダッシュ)が来てくれて、オトナも子供も、嬉しそうに馬に乗って写真を撮っていたです。(^^♪
<何でいつも東京に来るのは、ドオーダッシュなんだろう?トシタカが命名して有名だから?輸送に強いから?それとも、おとなしいからかな?>
 当日は、現地ではばんえいグランプリ(宝塚記念みたいなもの)が行なわれたのだけど。伏兵5番人気のギンガリュウセイが勝ったのにはビツクリ。<ちょっとごヒイキなので、尚更に。(@@)>
 
 JRAも、10月から地方競馬の重賞をI-PATで売ってくれることになったし。<詳細はコチラ。ただ、ばんえいがはいっていないのと、A-PATは制限があるのが不満だけど。>
 是非、地方競馬の応援をよろしくお願いいたしますです。m(__)m

p.s. あと先月には、福島の相馬野馬追いが行なわれて。昨年は一部の行事しかできなかったのだけど、今年は完全復活したのも嬉しかったです。(^^)

~ * ~ * ~ * ~ * ~ *~

 先週から、TVでは竹島&尖閣諸島の問題が、かなり取り上げられるようになっているのだけど。

 今朝、たまたまTVのチャンネル移動中に、前原くんがとんでもアブナイ発言をしていたシーンと遭遇して、ギク~ッとさせられてしまった。(@@)

 それは、民主党の前原政調会長が、読売TV系の「ウェークアップぷらす」に出演中のこと。<この番組は、やや保守系モードなので、その手の議員がやや勇ましい発言をしがちなとこがあるのだけど。>
 司会の辛坊治郎氏に、韓国による竹島の実効支配ををやめさせるにはどうしたらいいのかと問われた前原くんが、何とこんな一言をクチにしたのだ。

「もしそのようなことをやるのであれば実力をもって奪還するしかないと思う。」(゚Д゚)

 スタジオは、この言葉をスル~しようとした感じがあったのだが。中継出演していた東京の猪瀬副知事が、「前原さん、『実力で』ってどういうことですか?」と前原氏の発言をツッツいて来たので、「あらら~」という雰囲気に。

 前原氏は「部隊等を駆使してってことですよ」と答えたものの、自分の発言のアブナさに気付いて、明らかに動揺し、目がオロオロとキョドって、しどろもどろ状態になってしまい・・・。
 自分の発言について質問されているのに、何故だか、猪瀬副知事に「何をおっしゃっているんですか」「よく分からない。武力行使ってことですか?」と逆質問して、何とかごまかそうと必死に。(~_~;)

 さすがに、保守系で有名な辛坊氏も、このままじゃマズイと思ったのか「横で聞いていてそういう意味ではないと思いますよ」とフォローしたのだが。気まず~い雰囲気が残った。^_^;

 mewは、この件をメディアがどう伝えるのか、興味深く思っていたのだけど。 ネットで見る限り、どのメディアも、この「実力」発言はスル~して、一切取り上げていない様子。
<このあと、前原氏が尖閣諸島上陸事件のビデオ公開すべきだと語った件は、しっかりと報じられていたんだけどね。(名誉挽回?^^;) (関連記事*1に)>

 前原くんと言えば、何かにつけて、つい口先(だけ)でアレコレ言ってしまうことから、「言うだけ番長」「口先番長」などととして知られるようになっているのだが。<あと米国の講演とか保守系の会合などタカ派ムードの場所だと、ついつい勇ましい話をしてしまうことがある人なのよね~。(-"-)>

 これが首相や閣僚だったら、簡単にスル~してはもらえないものがあるわけで。

「やっぱ前原くんは、あまりにもアブナっかしいので、絶対に日本の首相にはできないな~」と改めて認識させられたmewなのだった。(@@)

<もしかしたら、youtube とかに、TVの映像が残っているかもです。>

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 また、昨日はこんな動きもあった。

 超党派の「日本の領土を守るため行動する議員連盟」<最高顧問・平沼赳夫(「た」党)、会長・山谷えり子(自民)>の国会議員など150人が、慰霊祭を行なうために尖閣諸島に向けて出航したという。
【追記・このうち9人が、魚釣島に強行上陸したとのニュースが。(・o・)】

『超党派の「日本の領土を守るため行動する議員連盟」会長の山谷えり子参院議員(自民党)ら国会議員8人は18日夜、沖縄県・尖閣諸島の魚釣島に向け、同県石垣市の石垣漁港を出発。政府の上陸許可が得られなかったため、19日に魚釣島周辺の洋上で先の大戦末期に起きた疎開船遭難事件の慰霊祭を行う予定。

 出港に先立ち、山谷氏らは石垣市新川の遭難死没者慰霊碑で行われた慰霊祭に出席した。

 魚釣島方面に向かった国会議員は山谷氏のほか、民主党の長尾敬、自民党の新藤義孝両衆院議員ら。地方議員や地元漁師ら約150人とともに21隻の船に分乗し、19日未明に魚釣島近海に到着する見通し。

 尖閣諸島上陸には地権者と賃貸借契約を結ぶ政府の許可が必要。同議連は3日に上陸を申請したが、政府は13日、「(尖閣を)平穏かつ安定的に維持・管理するためという政府の賃借の目的を踏まえると上陸は認められない」と回答した。(産経新聞8月18日)』
<あの田母神俊雄氏(元航空幕僚長)も、同行したんだって。(・・)>

 中国政府は、反政府的な主張も行なっている香港の政治活動家の上陸に関しては、やや静観するような構えを見せていたのだが。
 この慰霊祭に関して、中国国内で強い批判が出ていることから、政府も巻き込んで、日中関係の悪化を招くおそれがあるという。(-"-)

* * * * *

 野田政権にとっても、今回の竹島、尖閣諸島に関する問題は痛いところ。
 もしかしたら、この件で、野田首相が早期の解散または退陣に追い込まれる可能性があるかも知れない。(~_~;)

<10年9月、菅直人氏が代表&首相に再選した時、一時的に支持率が上がったのだが。代表選中に起きた尖閣沖の衝突事件の対応&ビデオ公開の件で、自民党や一部メディアが大攻撃を行なったことや海保の映像流出事件が起きたことで、一気に支持率が急落。それ以降、国会が紛糾&参院問責決議も次々と可決され、お手上げ状態になった。^^;>

 野田首相は、17日に韓国の李大統領に親書を出して、大統領の竹島上陸や日韓関係をめぐる最近の発言に遺憾の意を伝えるとともに、竹島問題を解決するため国際司法裁判所(ICJ)への提訴するという日本政府の方針を伝えたとのこと。
 また15日に尖閣諸島に上陸した香港の活動家らを含む14人に関しては、身柄拘束をしたものの、刑法犯に当たらないとのことで、17日に不法入国者として強制送還(国外退去)を行なったのだが。
 これらの対応に関して、自民党を中心に保守系の政治家や識者、メディアなどから大きな批判が出ている。(@@)

 自民党は、消費税増税法案が成立したことから、もともとお盆明けの国会では「近いうち解散」を目指して、野田政権と対峙して行く方針だったのだが。
 今回の件は、ある意味で、保守政党・自民党にとっては、野田&民主党政権の「弱腰外交」を攻撃する「絶好のチャンス」になる。(・・)
 同党は、お盆休み中であるにもかかわらず、16日には外交部会などを招集して、官邸に抗議声明を提出。また、その後も毎日、この件で野田政権の批判を続けている。^^;

* * * * *
  
『自民党の外交部会・領土特命委員会合同会議は16日、香港の活動家らが尖閣諸島(沖縄県)に上陸した事件について「一連の政府対応は、わが国の国家主権も守れない愚行だ」とする声明をまとめ、首相官邸で藤村修官房長官に提出した。

 声明は政府に対し海保が撮影した香港船のビデオを早急に公開するよう要求。党本部で開かれた合同会議では、事件当日に警察と海保を所管する松原仁国家公安委員長と羽田雄一郎国土交通相がそれぞれ登庁していなかったことが明らかになり、同党は国会審議で追及する構えだ。(毎日新聞8月16日)』

『自民党の谷垣禎一総裁は16日午後の党外交部会・領土に関する特命委員会合同会議で、香港の活動家が沖縄県・尖閣諸島に上陸したことについて「毅然(きぜん)たる態度で中国政府に抗議する必要がある。政府の対応に極めて問題があったのではないか」と政府の対応を批判した。(産経新聞8月16日)』

『香港の活動家らによる尖閣諸島への上陸事件など、領土をめぐる問題が相次いでいることについて、自民党の谷垣総裁は、「民主党政権で外交を立て直すのは不可能だ」と厳しく批判した。

 谷垣総裁は「これだけ北方領土だ、尖閣だ、そして竹島だと続くのは、甘く見られているというところがあるだろうと、私は思います。これもですね、もはや、民主党政権では立て直すことは不可能だろう」と述べた。
 また、谷垣総裁は「民主党政権の外交の基本線がしっかりしていないから、こういう事態を招いた」と批判するとともに、9月8日までの国会会期内に「内閣不信任案や問責決議案をどう使うかも念頭に考えていく」と述べた。(FNN8月19日)』

* * * * *

 野田首相は、9月8日の会期末までに、何とか特例公債法案と衆院定数是正法案の重要2法案を成立させたいところなのだが。
 自民党は、20日から始まるお盆明け国会の最初に、竹島、尖閣諸島に関する審議を行なう日程をとるように要求。尖閣上陸の際の海保の映像の公開なども求めて行く方針だという。

 また、参院では、森本防衛大臣、松原国家公安委員長と羽田国交大臣などの閣僚や野田首相の問責決議を可決して、審議をストップすることも計画しているとのこと。野田政権は、苦しい国会運営を迫られそうだ。(~_~;)

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 今回、韓国の李大統領が、竹島上陸を敢行した最大の理由は、支持率低下を挽回するために党内や国民の保守層にアピールする狙いがあったからだと言われているのだが。

<韓国も深刻な経済・雇用低迷期を迎えているので、その不満&批判をかわすために、領土問題に目を向けさせ、ナショナリズムを煽る意図もあるという見方もある。>
 
 実は、自民党&谷垣総裁も、党内外の支持率が低下しており、mewには、ある意味では同じような立場にあるように見えるところがある。(~_~;)

* * * * *

 自民党は、09年の衆院選で大敗したのを受けて綱領を改定し、民主党との対抗軸を鮮明にするために、より保守的な方針をとることに決めた。そして、次の衆院選でも、憲法改正や集団的自衛権、領土保全、国防力の強化などを公約に掲げ、それを前面に押し出して戦うつもりでいる。(-"-)
 
<mewは、一般国民は、もっと生活に密着した分野の施策を求めているのではないかと察するのだが。自民党は、まずは固定支持層である保守派の人たちの支持を、しっかりと得たいと考えている様子。また脱原発がメインの争点になるのをかわす意図もありそうだ。^^;>

 そして「近いうち解散」を目前にして、この領土問題を契機に、党全体として強気の姿勢をアピールしたいという思いがあるのだ。(・・)

<そもそも、自民党政権だった時代、04年の中国の活動家が尖閣諸島に上陸した時に、小泉政権が強制送還したことや、竹島が韓国にどんどんと実効支配されて行った状況を何十年も放置して来たことになどに関して、自民党はどのように説明するのだろうか?誰か、正面からきいてみて欲しいものだ。(`´)>

* * * * *

 さらに、谷垣総裁の場合は、もっと強気の言動をしなければならない事情がある。
 このブログでは以前から、谷垣総裁が、消費税増税法案で野田首相に協力したことや、早期解散の確約を得ていないことなので、党内の強硬派から批判を受けているという話を書いているのだが。
 その強硬派の大半は、中朝韓を敵視している(超)保守タカ派の議員が占めており、谷垣総裁がここで紳士的な言動を見せでもしたら、すぐにでも「谷垣おろし」の動きが起きそうな状況にあるからだ。^^;

 しかも、次の総裁選には、国防族TOPの石破茂氏(元防衛大臣)や、超保守派のリーダーである安倍元首相が出馬に意欲を示していることを考えると、谷垣総裁は、彼らの批判を受けないためにも、尚更にどんどんと強気の姿勢をオモテに示す必要があるわけで。
 本来なら、冷静かつ理論的な演説こそが谷垣総裁の持ち味なのだが。<そこが谷垣くんのいいとこだったのにな~。^_^;>
 おそらく、ここからは、ある意味では政治生命を賭けるような感じで、こめかみに青筋を立て、口角泡を飛ばすような感じで、民主党批判を繰り広げるのではないかと、また、そうせざるを得なくなるのではないかと察する。(@@)

* * * * * 

 そして、困ったことに、自民党がそのような方針をとり、保守系のメディア党内の一部の勢力が、野田首相の「弱腰外交」を批判するようになると、今度は野田首相自身やその周辺も、強気の姿勢をとらざるを得なくなる可能性が出て来る。

<藤村官房長官は、海保の映像公開は控える方針を示しているのに、前原くんは18日のTVで「尖閣諸島への上陸事件で海上保安庁が撮影したビデオ映像について、「国民にしっかり事実を知らしめるためには、公開すべきだ」と、野田首相をたきつけるようなことを発言をしているし。先述した「日本の領土を守る~議員連盟」にも、民主党の議員が何人も参加しているしね~。^^;
 <ついでに言えば、ここには、民自連立を考える野田ー谷垣陣営(ふつ~の保守派?)と、自民党中心の保守結集(維新の会も含む?)をもくろむ超保守派との争いも関わっているわけで。かなり複雑な構図があるように思える。>

 mewは、実のところ、一般国民の大部分は、領土問題にはさして強い関心は持っていないと思うし。あまり他国にナメられるのはイヤだと思う人は少なからずいるだろうけど、中国や韓国との関係が悪化して、経済、貿易、文化交流などに支障を来たすようなことは避けて欲しいと望んでいる人の方がず~っと多いのではないかと察するのである。(・・)

<たぶん韓国や中国でも、経済的な面で影響が出るのは困ると思う人は結構いるのではないだろうか?(@@)>

 でも、そのような国民の思いをよそに、特定の思想を持った人の批判にをかわすために谷垣総裁が強気で勇ましい言動&批判を行ない、その批判をかわすために、今度は野田首相が中韓に対して強気の対応、言動を行なわざるを得なくなって。そうなると中韓もさらに強気の対応をして来て・・・。
 ・・・という感じで。それぞれの自己保身のために、強気の相乗作用が生じて、言動がエスカレートして行くと、一般国民の感覚や考えとどんどん離れて行くおそれがあるだけに、その点を憂慮してしまうところがある。(~_~;)

<これが講じると、誰かみたいに(過って?)「実力行使」がどうのなんて言葉を発することになってしまうからね。(-"-)>

* * * * *

 mewは、日本政府は、各問題に毅然に対応すべきだと思うし。竹島の件を国際司法裁判所に提訴することや、尖閣諸島への不法上陸を予防するために海上保安庁の支援や権限強化などを行なうことは重要だと考えている。<海上自衛隊ではなく、海上保安庁ね。(・・)>

 ただ、玄葉外務大臣は15日に、韓国大統領の発言に関して『「冷静に対応しなければならない難しい問題で、あえてナショナリズムをあおるような言動は韓国のためにならない」と指摘した』そうなのだが。(毎日新聞8月15日)
 mewは、全く同じことを日本の政治家たちにも言いたいと思う。(**)

 そして、どうか一般国民も、妙なナショナリズムを煽るような言動や報道に惑わされることなく、冷静に政府や各党議員の発言や行動をウォッチして、今後の国政を委ねるべき政党や政治家を判断をして欲しいと願っているmewなのだった。(@@)

                   THANKS

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by mew-run7 | 2012-08-19 09:11 | 政治・社会一般 | Trackback(3)

原爆式典に脱原発の訴えは当然+野田も脱原発志向を強める?

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*印がついた報道記事は、記事の最後のMore部分にあるです。

 exciteから、また削除要請が来た。しかも、今度は10個もの記事が対象になっている。(>_<)

 ただ、今回は申し出た人が、どの記事のどの部分がプライバシーや名誉の侵害に当たると考えているのかが記されたリストが添付されていたので、これから一つ一つをチェックして対応を考えてたいと思っている。

 mew自身、近時、ネット上で安易に個人の人権を侵害するようなケースが増えていることを憂慮していることもあり、今回も、申し出た人の考えや気持ちを尊重して、前向きに対応したいと思ってはいるのだが・・・。

 あえて言うなら、政治社会系のブログでは、メディアが報じたことについて取り上げ、それに対する自分の考えを書くケースが極めて多いわけで。

 意図的に虚偽の事実を書いたり、事実を歪曲したりしたとか、誹謗中傷に当たるような表現をしたりなどした場合は論外だと思うけど。

 一般論として、果たして、何をどこまで扱っていいのか、どこまで自分の考えを書いていいのか、プライバシーや名誉の権利というのは主観的な部分も大きいだけに、本当に難しい問題があるな~と考えさせられてしまうところがあるし。
 正直なところ、かなり重~い&ブル~な気分になっている。_(。。)_

* * * * *

 他にもあれやこれやで、色々と考えてしまったりもしたのだけど・・・。

でも、不思議なことに、この件+αをきっかけに、何だかチョットふっきれたような感じもあって。ともかく、今のうちに、自分の思ったこと、考えていることを、もっと率直に書いて行きたいという気持ちがフツフツと沸いて来るところが・・・。(@@)

 今日からは、<人権に配慮しつつ&たとえ多くの人に理解や支持が得られなくとも>、もっとマイペースで、自分なりに書きたいことを書きたいように書くことにしようっと、そんな気にもなっているmewなのだった。(**)
  
<何を言っているのか、わけがわからないような文章になっているかも知れないけど。^^; mewが、自分に色々と言い聞かせようとしているということで、スル~して下さいませ。m(__)m>

~ * ~ * ~ * ~ * ~ *~

 先週、8月9日には長崎で平和祈念式典が開かれた。(・・)

『長崎は9日、67回目の「原爆の日」を迎えた。長崎市松山町の平和公園で平和祈念式典が開かれ、被爆者や遺族、各国政府代表ら約5900人が出席。原爆が投下された午前11時2分、黙とうをささげて平和への誓いを新たにした。
 田上富久市長は平和宣言で、核兵器の非人道性を強調し、核兵器廃絶に向け具体的な行動を取るよう国際社会に呼びかけた。また福島第1原発事故を踏まえ、「放射能に脅かされることのない社会の再構築」を政府に訴え、そのための新しいエネルギー政策を示すよう求めた。(毎日新聞8月9日)』

 今年は広島、長崎の式典に、米国のルース駐日大使や核保有国の英仏の大使も出席。
 広島と長崎への原爆投下を決定したトルーマン元米大統領の孫、クリフトン・トルーマン・ダニエルさん(55)も長崎を訪れ、原爆資料館の視察や被爆者などとの面会を行なって、「皆さんの話を聞き、胸が張り裂ける思いだ。行動を起こさないといけない気持ちになった。米国に帰って若い人たちに何が起きたのかを伝える」と語っていたという。(発言部分は、時事通信8月7日)

 また、この式典には、福島の原発事故被害にあっている福島県の川内村村長や高校生なども出席しており、田上市長は「放射能の不安に脅(おび)える日々が今も続いていることに心を痛めている。長崎市民は福島に寄り添い、応援し続ける」とメッセージを送った。
<ただ、原発問題に関しては、高レベル放射性廃棄物の処分についても「国際社会が解決に協力すべきだ」と指摘したが、「脱原発」の文言は昨年に続き盛り込まなかった。>

* * * * *

 ちなみに、mewは、8月6日の広島原爆の日に、このブログに「原爆と原発・・・」という記事を書いたのだけど。

 そうしたら、産経新聞7日に『「原爆」と「原発」を同一視すべきではない。広島、長崎の慰霊の日を反原発運動に利用するな。言いたいことはこれだけだ』という書き出しから始まっていたので、強い反発を覚えてしまうところがあった。(`´)(記事全文は*1。)

 上にリンクした記事にも書いたように、日本が唯一の被爆国でありながら、戦後間もなく原発を導入した大きな目的は、エネルギー確保&経済成長のためだけでなく、いざとなれば日本も核兵器を製造する能力を備えるためだったことや、今も原発推進派は、核の抑止力として原発を用いることを考えていることは、既に明るみになっているわけで。
 それだけでも、「原発と原爆」を切り離して考えることにはムリがあると言うものだ。(・・)

 しかも、原発も原爆も、多くの地域や人々に放射能による甚大な被害や苦悩をもたらす危険性があるという点に、大きな共通性があるわけで。
 だからこそ、長崎市長は式典に福島原発事故の被害者である川内村の村長や同県の高校生を招いて、「放射能に脅やかされることのない社会の再構築」をすべきだと訴えたのだし。
 だからこそ、今、一般国民の多くが、核廃絶だけでなく、脱原発を訴えるようになっているということを、きちんと認識すべきなのではないかと考える。(**)

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 ただ、野田首相が、今年の広島&長崎の式典での挨拶で、憲法の遵守や核兵器廃絶を訴えると共に、「脱原発依存の基本方針の下、中長期的に国民が安心できるエネルギー構成の確立を目指す」と語ってくれたことは、mew的に幸いなことだった。(・・)

 相変わらず菅叩きに熱心な産経新聞は、「余計な置き土産だ」との小見出しで・・・
『広島に原発を持ち込んだのは菅直人前首相である。記者会見で唐突に「脱原発依存」を宣言し、昨年の平和記念式典のあいさつでは「原発に依存しない社会をめざす」と語った。参列した歴代首相が原発に触れたのは初めてだった。(中略)
 それにしても、余計な置き土産をしてくれたものだ。今やヒロシマ、ナガサキとフクシマは片仮名で並記され、反(脱)原発運動のシンボルになっている。この流れは加速しつつある』と。でも、「原発と原爆は違う」と強調していたのだが。^^;

<ちなみに、他の記事にも『昨夏の66回目の広島原爆の日の式典では、菅前首相があいさつの3分の1以上を割き、エネルギー政策の「白紙からの見直し」や原子力「安全神話」への反省、「原発に依存しない社会」などの持論を展開した。鎮魂の場の「政治利用」とも批判された。それに比べ、野田首相のあいさつは極めて抑制的な表現だ』と記していたのだが。
 ホント、何につけても(特に原発がらみでは?)、菅くんを批判したいのね。(~_~;)>

 けど、mewは、菅前首相は、とてもいい置き土産をしてくれたと思っているし。
 野田首相は、抑制的な表現ではあったかも知れないが、「脱原発依存」という言葉をきちんと挨拶に盛り込んだことは評価したいと思っている。(**)

<昨年も今年も、広島&長崎市長は、市民などからの要望があったにもかかわらず、最終的に「脱原発」という言葉を使うことは控えることになったのだが。2人とも自民党や経済界などの支持も受ける形で、革新系の候補に勝って当選しているため、「脱原発」という言葉を使うことにためらいがあった(周辺に抵抗を示す人がいた?)からではないかと察する。>

* * * * *

 産経新聞の記事を見てもそうなのだが。mewは、たぶん原発推進派の人たちは、野田首相に、原爆式典の挨拶で「脱原発(依存)」の言葉を使って欲しくないと望んでいたのではないかと思うところがある。^^;

 彼らは、菅直人氏が首相として「脱原発」なんぞと言い出したことや、既に決まっていた原発の再稼動の計画を潰したことに、大きな怒りを覚えていて。
 政治家もマスコミの大部分も、あれは「思いつきだ」「政権浮揚のための政治利用だ」と、菅バッシングを展開。早く菅氏を首相の座からおろし、その流れをリセットし、「脱原発」政策をなきものにしたいと考えていたからだ。(ーー)  

* * * * *

 野田首相は、昨年9月の就任時から<とりあえず?>「脱原発依存」を目指すという言葉を繰り返していたのだが。
 ただ、野田氏らが考える「脱原発依存」は、既存の原発の再稼動を続けて行くことを前提にして、「今後は、新しい原発は作らず、40年の寿命が来た原発は廃炉にする」「そうすれば、約40年後には、原発はゼロになる」というもの。
 確かに、脱原発依存には違いないのだが。その速度はかなりゆるやかなもので、10~20年の中期的な観点から見れば、限りなく「原発維持」に近いと言えるだろう。^^;

 野田首相らが、経産省や経済界、自治体などの強い要請を受けたこともあって、強引に大飯原発の再稼動を決めたのも、そのような考えに基づくものだし。
 政府が、2030年までのエネルギー政策の方針を決めるに当たって、原発比率の目標を「0%」「15%」「20~25%」の3つの選択肢のうち、15%を選ぶのではないかと見られているのもそのためだ。(-"-)

* * * * *

 それこそ7月末に、政府の日本再生戦略会議が行なわれた際に、野田内閣が「脱原発依存」という言葉を用いていたことを、会議に出席していた経団連の米倉会長をはじめ経済界の重鎮が強い批判を行なったという。

『総理時代「脱原発依存」を最初に掲げた菅氏は、野田総理や民主党も巻き込んで、「脱原発」に突き進みたい意向を示します。しかし、そうした思惑に経済界が立ちはだかります。

 政府は経済成長を2020年度までの平均で、名目で3%、実質で2%程度に引き上げるとした「日本再生戦略」を閣議決定しました。原発に変わる再生可能エネルギーを含んだ「エネルギー・環境」や、「医療・福祉」、「農業・漁業」の3つを重点分野として、優先的に予算配分していく方針です。しかし、会議に参加した経済界の重鎮からは「再生戦略」に含まれるこの言葉に異論が相次ぎました。

 「『脱原発依存』という表現について、極めて曖昧な表現である。納得のいく説明をしてもらいたい。『脱原発依存』のために『再生戦略』をというのは、本末転倒だ」(経団連・米倉弘昌会長) (TBS7月31日)』

* * * * *

 また経産省では、こんな動きもあったという。

『経済産業省資源エネルギー庁の吉野恭司原子力政策課長が昨年12月、「(原発依存度の)結論がまとまる前に『脱原発シナリオ』を分析することは、慎重派を勇気づけても、原子力を維持する材料にはならない」とのメモを作成し、内閣府原子力委員会の近藤駿介委員長に手渡していたことが、3日分かった。枝野幸男経産相が閣議後の記者会見で明らかにした。(時事通信8月3日)』

 彼らの間では、もはや「脱原発(依存)」という言葉は、タブー視されていると言ってもいいのかも知れない。(~_~;)

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 でも、チョットいい兆しも見えているのだ。何と野田首相が、先月末辺りから「本当の脱原発依存?」の方に寄って来つつあるからだ。(・o・)

 『民主党内に原発政策で新たな対立~菅Gの脱原発活動&規制委の同意人事』などにも書いたのだが。
 党内では菅Gが中心になって、昨年から「脱原発ロードマップの会」なる勉強会を主催し、「2025年までのできるだけ早い時期に原発ゼロにする」という提言を首相官邸に提出&脱原発基本法の要綱案を発表。そして、野田首相本人や役員会などの場で、次期衆院選で「脱原発」を公約化するようにと訴えていた。(・・)

 これに対して、民主党内には、菅氏らが早期の「原発ゼロ」実現を目指す動きに、警戒を示す議員もいたのだが・・・。
<『菅氏が「多くの国民が原発問題で意思表明している。党としても声を受け止めることが必要だ」と述べたのに対し、原発エネルギーの活用を重視する旧民社党系グループの田中氏は「(菅氏は)『脱原発をマニフェストに明記すべきだ』と発言しているが、党に確認してから発言してほしい」と反発した。(読売新聞7月31日)』>

* * * * *

 野田首相は、菅氏の提言に理解を示し、先週には、原発依存度をゼロにする場合の課題を検討するように関係閣僚に指示を行なったとのこと。

『野田佳彦首相は6日午前、広島市での記者会見で、将来のエネルギー政策を決める政府のエネルギー・環境戦略に関し「将来、原発依存度をゼロにする場合にはどんな課題があるかということは、議論を深める際に必要だ。関係閣僚にしっかり指示したい」と述べた。

 政府が示した総発電量に占める原発比率の三つの選択肢のうち、国民向けの意見聴取会や討論型世論調査で0%を支持する意見が多数を占めており、政府としても検討する姿勢を示す必要があると判断したとみられる。

 一方で首相は「脱原発依存の基本方針のもと、中長期的には原発依存度を引き下げる。安心できるエネルギー構成の確立を目指したい」と述べ、脱原発依存の方針に変わりはないことを強調した。(毎日新聞8月6日)』

 また、民主党は、現在、作成中の党の綱領にも、エネルギー構造の抜本的転換を推進」を明記する案をまとめたとのこと。

『民主党は7日の常任幹事会で、東日本大震災からの復興やエネルギー構造転換の推進、経済格差の是正を柱とする綱領案をまとめた。(中略)

 綱領案は1998年の結党時に策定した「私たちの基本理念」を基本に、時代の変化に伴って生じた課題に対する考え方を追加した。野田政権の方針に沿って、震災復興や東京電力福島第1原発事故の克服に「最優先で取り組む」とした上で、脱原発依存を念頭に「エネルギー構造の抜本的転換を推進」と明記した。(時事通信8月7日)』

* * * * *

 さらに野田首相は、10日の記者会見で、毎週金曜日に首相官邸前でのデモを主催している市民グループと、お盆明けに会う意向があることも明言している。(・・)

 野田首相は、7月末に市民グループと会った菅氏の要請を受けて、8日に彼らと会う約束をしていたのだが、政局が混迷し、国会日程が流動的になったことから、延期することに。また、党内から面会に反対する声が上がっていたため、面会を中止するのではないかという見方も出ていたのである。

『民主党の前原誠司政調会長は7日の記者会見で、野田佳彦首相が脱原発デモを行っている「首都圏反原発連合」の代表者との面会を予定していることに対し、「多くの方々が(デモで)集まる中、面会する人が代弁者たり得るのか懸念を持つ。一活動家がすべてを代弁する形で会うことがないようにしてほしい」と述べ、疑問を呈した。(産経新聞8月7日)』

『枝野幸男経済産業相は7日の閣議後記者会見で、野田佳彦首相が脱原発を訴える市民団体の代表者と面会する方向で調整していることについて「私は反対だ」と明言した。特定の団体代表者と面会することは「公平性、透明性を考えれば、誤解を招く可能性がある」と疑問を呈した。
 政府は将来のエネルギー政策に関する意見聴取会を全国の11都市で開き、国民から広く意見を聞いた。枝野経産相はこうした機会を例示し、「全ての国民が参加可能なシステムがある」と説明。その上で「経済界をはじめ、直接意見を聞くことはしていない。統一して徹底したい」と強調した。(時事通信8月7日)』 
 
* * * * *
 
 確かに、一部のグループの意見が、全ての脱原発志向の人たちの声を代弁するものではないと思うが。脱原発志向の国民のナマの声に耳を傾けることは大切なことだと考えるし。
 枝野大臣は「経済界をはじめ、直接意見を聞くことはしていない。統一して徹底したい」と言ったそうだが。上にも書いたように、現に経団連の会長をはじめ経済界の重鎮は、政府主催の会議に出て、原発推進派の立場からアレコレと意見や要望を出しているわけで。
 それにもかかわらず、脱原発派の一般国民との面会はダメだということになれば、逆にバランスを欠く部分があるように思うし。<地位のある人は、首相や政府に意見を言う機会を持てるけど、一般人はなかなかそういう機会が持てないしね。^^;>

 それゆえ、mewは、野田首相が市民グループと面会することには問題はないのではないかと考える。(++)

* * * * *
 
 野田首相が、このように脱原発の方向に傾いている(or傾いたように見せている?)のは、党内で脱原発を訴える菅Gなどの支持をキープしたい&次の衆院選で、脱原発を望む国民の支持を少しでも増やしたいと考えているからではないかと見ることもできるのだが。<脱原発を強調した方が、自民党との対立軸を作ることが可能になるしね。(・・)>

 もしここで自民党に政権が移るor自民党主体の民自連立政権が誕生することになれば、本当に「脱原発」はなきものにされる可能性が大きい。
 それだけに、mewとしては、たとえ自分のピンチをしのぐ策としてであっても(?)、首相レベルの人がひとりでも多く、「脱原発依存」をクチにしたり、「早期の原発ゼロ」を政府や民主党の政策に掲げる意向を示してくれたりすることには、大きな意味があると思っている。(**)

 残念ながら、野田首相とは、他の分野ではほとんど考えが合わないのだが。せめて<最後に?>、こういうところでこそ、しっかりと国民の声を反映する形で、「決める政治」を見せて欲しいと願っているmewなのだった。(**)
 
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by mew-run7 | 2012-08-12 09:03 | 民主党、民進党に関して | Trackback(2)

お盆明け政局はいかに?+自民党がごねると、民主非野田陣営が有利に?

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*印がついた報道記事は、記事の最後のMore部分にあるです。

ロス五輪もあとわずか。今回はチョット厳しいかな~と思っていた陸上男子100mx4が好タイムで決勝進出。上位国が失格で、2大会連続でメダル獲得の可能性も?(・・)

 またボクシングでは、44年ぶりに2人の選手がメダルを獲得という快挙を達成。バンタム級の清水は銅メダルに。そして、何と昨日、ミドル級で村田が決勝進出を決めた。(・o・)
<mew的には、これは日本人が陸上100mで決勝進出orメダルをとるに等しいぐらいスゴイことかも。(・・) >
 明日の決勝戦、思い切って、戦って欲しいと願っている。o(^-^)o 

 男子サッカーは、3位決定戦で勧告に破れ、残念な結果に。A代表にはいって来そうな選手もいるので、この悔しさを、次のWCにつなげて欲しい。(**)

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 さて、昨日10日、参院で消費税増税を含む「社会保障と税の一体改革法案」が賛成多数で可決され、ついに問題の法案が成立することになった。(・・)

 参院の採決でも、民主党から徳永エリ、水戸将史、植松恵美子、大久保潔重、有田芳生、田城郁氏の6人の議員が反対票を投じて造反を行なったのだが。6人とも離党はしない方針だという。

『造反した参院民主党の6人のうち「国民の生活が第一」の小沢一郎代表に近い田城郁氏は「代表選で首相にノーと言い、党内改革を追求する」と話し、9月の党代表選を通じて首相交代を目指す構え。同じく小沢氏に近い徳永エリ氏も「国民との約束を破ったのは政府で、私たちは間違ってない。民主党を取り戻すために頑張りたい」と同調した。

 造反議員に共通するのは増税批判。小沢氏に近い大久保潔重氏は「選挙を経ずに決めることに違和感がある」と指摘。鳩山由紀夫元首相に近い植松恵美子氏は「国民に約束していないことに投票できなかった」と話した。有田芳生氏は「生活破壊にとどまらず、命を破壊するような法案だ。国民の立場に立てば反対は当たり前」と語った。水戸将史氏は「国民への背信行為」と党執行部を批判した。(毎日新聞8月10日)』

* * * * *

 民主党執行部は、この6人には厳しい処分は行なわない方針であると言われている。これ以上、離党者が出たら、参院での第一党(第一会派)の地位を失うおそれがあるからだ。

『6月に消費増税法案を衆院で採決して以降、民主党では参院議員も16人離党し、参院第2会派の自民党に1議席まで迫られている。このため民主党執行部は今回造反した6人について厳しい処分には踏み込まない見通しだ。(同上)』

 尚、9日の衆院で行なわれた内閣不信任案の決議で造反した議員に関して、民主党は次のように処分する方針を決めたとのこと。

『民主党は9日、離党届を提出し、内閣不信任決議案に賛成した小泉俊明(茨城3区)、小林興起(比例東京)両衆院議員を除籍(除名)とする方針を固めた。採決を欠席した鳩山由紀夫元首相ら6人に関して党幹部は「体調不良による欠席届があり、処分対象にならない」と説明した。 (北海道新聞8月10日)
<鳩山くんの体調不良による欠席届作戦は成功したのね。(・・)>

 また、自民党も、賛成票を投じて造反した7人の議員に対して、軽い戒告処分で済ませる方針のようだ。

『自民党は10日、中小野党が提出した内閣不信任決議案をめぐる9日の衆院本会議採決で、棄権するとの党方針に反し賛成票を投じた中川秀直元幹事長や小泉進次郎青年局長ら7人を戒告処分とする方針を固めた。13日に決める。

 造反したのは他に菅義偉元総務相、塩崎恭久元官房長官、河井克行、柴山昌彦、松浪健太各衆院議員。戒告は8段階ある処分のうち、下から2番目に軽い。

 執行部には「野田内閣を信任できない気持ちは理解できる」と不問に付す意見もあったが、「いつも同じ顔触れが造反している」として処分することにした。(共同通信8月10日)』

* * * * *
 
 そして、夕方には、野田首相が、一体改革法案の成立を受けて、記者会見を行なったのだが。
 その際に、消費税増税が09年衆院マニフェストに記載されていないことに言及し、謝罪したという。<自分で公約違反を認めちゃうのね。(・o・)>
 これは、おそらく自民党の要求を呑んだものだろう。^_^;

『野田首相の会見要旨

 消費税引き上げは、2009年の衆院選で民主党のマニフェスト(政権公約)に記載していなかった。深く国民の皆さまにおわびしたい。引き上げられた増収分は全て社会保障として国民に還元される。
 決断しなければならない時に決断する政治を行うことこそ、最大の政治改革だ。先輩政治家たちが消費税を導入、税率を引き上げた時、筆舌に尽くし難い大変なご苦労をした。私自身も想像を超える厳しい困難があった。政治生命を懸ける覚悟がなければ、ぶれたり、逃げたり、避けたり、ひるんだりする可能性があった。だからこそ、不退転の覚悟を述べた。(時事通信8月10日)』

<mewから見ると、野田くんは、さんざん、ぶれたり、逃げたり、避けたり、ひるんだりしたように思うし。民主党の代表としては退転しちゃっているようにも思うんだけどな~。(@@)>

 また、野田首相は、『(解散について)特定の時期を明示的に示すことはふさわしい話ではない。(衆院小選挙区の)1票の格差是正と選挙制度改革は一刻も早くやらなければならない。特例公債法案は一日も早く対応しなければならない。さまざまな重要法案を仕上げていくのが私の責任だ』と述べ、お盆明け後には、重要法案の成立に取り組む意欲を示した。(同上)
 またお盆明けに、官邸前の脱原発デモを主催する市民グループの代表者と会う意向も表明したという。(・・)

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 ところで、mewは、9.10日の記事で、もしかしたら2人きりの党首会談の際に、野田首相は解散時期について谷垣総裁に対して明言していないのではないか、谷垣総裁は消費税増税を実現するという個人的な考えを優先したのではないかという推論を書いたのだけど。

 読売新聞10日には、こんな記事が出ていた。(・・)

『同じ財政再建論者として首相に一定の信頼を置く谷垣氏は、首相と「一対一」で本音を言い続けた。もっとも、会談は谷垣氏の思い通りには進まなかった。

 首相は、谷垣氏に解散時期を確約するわけにはいかなかった。党首会談の前に首相周辺から「今選挙をやったら、民主党は100議席を割る」との見方を伝えられた首相は「解散なんかできるわけがない」と漏らしていた。

 2人だけの党首会談は約30分に及び、永田町では解散時期に関する「密約」があったのではないかとの見方もくすぶる。

 しかし、前原政調会長が8日、首相に電話で問いただすと、首相は「密約なんてない」と素っ気なかった。谷垣氏も8日夜、町村信孝元官房長官に電話で「首相は頭が固いんだ」と語り、解散確約が不発に終わったことをにおわせた。』

 まあ、仮に密約が行なわれたとしても、それをオモテで話すはずはないし。<それじゃあ、密約じゃなくなっちゃうもんね。^_^;>
 また、永田町には、何故か「解散時期に関しては、ウソをついてもいい」というルールがあるそうなので、真相を知ることはできないのだが。

 昨日、載せた報道記事にもあったように、谷垣&石原コンビは、野田首相がなかなか解散確約をしようとしないことに業を煮やして、本当に、何とか密約をしたかのように見せかけるために演出を行なった可能性も否定できない。(~_~;)

* * * * *

 ただ、自民党の強硬派は、野田&谷垣氏の間に密約があるか否かにかかわらず、ともかく1日も早く野田政権を解散に追い込むことを考えており、早くも戦闘モードにはいっている。(@@)

 実際、自民党は、既に9日に平野復興大臣などの更迭を要求。さらに、昨日は、国民新党が森本防衛大臣の辞任を要求。自民党も罷免を求め、問責決議案を出すことを検討するなど、野田政権との対決姿勢を示すようになっている。

『自民党の脇雅史参院国対委員長は9日、国会内で民主党の池口修次参院国対委員長と会談し、委員会審議の際の言動が不誠実で看過できないとして、平野達男復興相、吉田治国土交通副大臣の更迭と、玉置一弥参院復興特別委員長の交代を要求した。自民党は消費増税関連法案成立後、あらゆる手だてで野田政権を衆院解散に追い込む構えで、復興相らの責任追及はその一環とみられる。

 この後、脇氏は記者団に、平野復興相が3日の特別委で質問されていないのに答弁したとして「質問権を剥奪した」と指摘。また、吉田副大臣が委員会を無断で中座したことも問題視し、玉置氏も吉田氏の行動を「よくあること」と注意しなかったため、「中立公平な委員長としてあるまじき言動だ」と批判した。(時事通信8月9日)』

『森本敏防衛相は10日の記者会見で、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が竹島を訪問したことについて「韓国が内政上の判断で決めたことだ。他国の内政にとやかくコメントするのは控えるべきだ」と述べた。この発言に対し、与野党から「防衛相としての資質を疑う」(自民党幹部)と辞任を求める声が続出。自民党は森本氏への問責決議案提出を検討している。

 自民党の谷垣禎一総裁は10日、記者団に「こんなばかな発言をするとは信じられない。国会で召喚し、真実ならば問責などに値する」と批判。同党の中曽根弘文参院議員会長は党会合で「罷免に値する」と更迭を要求した。与党でも国民新党の下地幹郎幹事長が会見で「辞任してもらった方がいい」と述べた。(毎日新聞8月10日)』

* * * * *

 森本大臣は、mewのプチ天敵ゆえ、その発言は厳しい目でチェックしたいところなのだし。mewも、李大統領がこの時期にあえて竹島上陸したことや、森本大臣が、いかにも評論家のような発言をしたことには疑問を覚える部分があるのだが。

<ただ、李大統領は、まさに国内&党内の支持率アップを第一に考えて、竹島上陸を行なったわけで。評論家としては、的を射たコメントをしたと言えるかも。^_^;>
 
 ただ、保守系の議員から見れば、まず、防衛大臣が大きな怒りを示さないこと自体に問題を覚えるようだし。さらに、竹島問題を韓国の「内政問題」だと表現するということは、竹島を韓国の領土として認めたことになると批判を行なっている人がいるとのこと。
 でも、森本大臣が、そのような意味で発言していないことは明らかで。かなり揚げ足とりorイチャモンに近い形の批判であるようにも思われる。(~_~;)

<さすがに『公明党の山口那津男代表は記者団に「閣僚としての責任感が十分ではないのではないか」としながらも、「直ちに問責というのはいかがなものか」と疑問を呈した』とのこと。(同上)>

 また、平野大臣が質問されていないのに答弁して「質問権を剥奪した」などと言って辞任要求を行なうのは、もうナンクセの領域にはいっている感じがあって。
 もしmewが自民党支持者であれば、こんなことをやっていたら、却って「何をせこいことやってんだ」と呆れてしまいそうにも思うのだが。

 おそらく、自民党は<特に参院の強硬派は>お盆明けから、何か批判できそうな材料を見つけては、首相&閣僚の辞任要求や問責決議を行なうことを考えているのではないかと察する。(-"-)

<問責決議が可決された場合には、自民党の議員は審議に応じないので、その後、法案を通すことは極めて難しくなる。^^;>

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 ただ、もしかしたら輿石幹事長は、このような自民党の動きを歓迎している部分があるかも知れない。(~_~;)

 輿石幹事長は、衆院の議員定数是正法案を成立させない限り、次の衆院選(=解散総選挙)を行なうことはできないと。さらに、法案成立後、3~6ヶ月の周知期間を経ないと、衆院選を行なうことはできないと主張している。
 昨年、最高裁が、09年衆院選の一票格差訴訟で、違憲判断を出しており、定数是正を行なわずに選挙を行なえば、また違憲状態が生じることになってしまうからだ。<専門家の間でも、同様の見解を示す人が極めて多い。(・・)>

 また、今年2月が期限だった「衆院選挙区画定審議会」の区割り案勧告にも間に合わず。与野党は、衆院定数の削減も含め、新たな定数&区割り案などを協議していたものの、与野党間、特に民自公の意見の隔たりが大きいため、なかなか合意に至らない状況が続いていた。

 結局、民主党は6月になって、野党各党の意見を少しずつ取り入れる形で、「小選挙区0増5減、比例区40減&一部に連用制を導入」するという法案を単独で国会に提出したのであるが。自民党は、連用制の導入に強く反対し、先月末に、とりあえず格差を解消するため「小選挙区の0増5減」を行なうという対案を国会に提出。両者の溝は埋まりそうにない。

<ちなみに、公明党は、もともとは中選挙区制を一部復活させるなど、選挙制度の抜本的な変更を求めているのだが。もし現行の並立制を維持する場合には、比例区で連用制を導入することを絶対的な条件として挙げていることから、自民党案よりも民主党案を評価。もしお盆明け国会で採決する場合は、民主党案に賛成することを示唆している。>

* * * * *

 野田首相&民主党は、政府与党としての責任上、何とか今国会で法案を成立させべきだと考えているのだが。
 早期解散を何とか回避したい輿石幹事長にしてみれば、自民党がごねて、法案成立が遅れた方が都合がいいのである。(++)
 また、もし公明党などが民主党案に賛成して、今国会中に法案が成立しても、区割りの審査や周知期間などが必要だと主張して、解散を11月以降、うまく行けば来年まで引き延ばすことが可能になると考えている様子。(・・)

<ついでに言えば、自民党が連用制導入に反対すればするほど、公明党や他の少数野党からの自民党への反発が強まり、自公の関係が悪化するのも好都合だ。>

 ところが、自民党は、法案は今国会中に成立させる必要はあるが。それを実行に移すのは次の次の衆院選からでいいので、今国会中にも解散を行なうことが可能だと主張し始めている。

『来年夏の参院選との同日選を主張する輿石氏は「一票の格差」を是正しないまま衆院選を行うと無効判決を受けるという論理で、年内の次期衆院選も事実上不可能だと指摘したのだ。

 これに対し、谷垣氏は党首会談後、今国会での「一票の格差」是正について「当然やらなければならないことだ」と述べた。自民党幹部も「自民党案を今国会中に成立させれば、衆院選は行える」という。

 区割り審の勧告が間に合わないので現行制度での衆院選となるが、「最高裁は『国会は見直しの努力をした』と評価して違憲判決を出さないだろう」というのが自民党の見方だ。

 自民党幹部も「自民党案を今国会中に成立させれば、衆院選は行える」という。
 区割り審の勧告が間に合わないので現行制度での衆院選となるが、「最高裁は『国会は見直しの努力をした』と評価して違憲判決を出さないだろう」というのが自民党の見方だ。(産経新聞8月9日)』

 この衆院の定数是正法案の扱いがどうなるかは、お盆が明けるまでわからないのであるが。
 その行方によっては「近いうち」解散の期日が、どんどん先送りになる可能性があるだけに、この法案を巡る民自公の駆け引き&攻防もかなり激化するのではないかと思われる。(@@)

* * * * *

 野田首相&安住財務大臣(&財務省)が、最も懸念しているのは「特例公債法案」だろう。この法案が通らなければ、国債が発行できず、秋以降の予算執行に大きな支障が生じることになるからだ。(-"-)

 自民党は、昨年も特例公債法案を政権打倒の材料として利用しており、菅前首相は、最終的には、この法案の成立と引き換えにして、8月末の退陣を約束させられることになった。
 それゆえ、今年も、この法案を人質にして、野田首相に解散や辞任を迫ることが想定されるのだが。民主党の反野田陣営にしてみれば、野田首相がこの法案と引き換えに辞任してくれれば、それに越したことはないわけで。自民党がごねればごねるほど、民主党にプラスに働く可能性がある。(・・)

 また、今回は、2つの法案を巡る民主党vs.自民党の動きに関する話を中心に書いたのだが。民主党内でも自民党内でも、新たな対立&党分裂の材料がどんどん出ており、「野田or谷垣おろし」「ポスト野田or谷垣争い」も激化しそうな可能性があるだけに、お盆明けの政局の展開は、かなり複雑なものになるのではないかと察する。(~_~;)

* * * * *

 お盆休みの間は、国会議員の大部分は、地元に帰ることになるのだが。<衆参院選が近いので尚更に、地元での活動が大事になるしね。>
 おそらく各党の幹部は、お休み中も連絡を取り合ってorこそっと会合を行なって、お盆明けにどう動くかを協議するのではないかと思われる。^^;

 何とか自民党が政権奪還することを阻止したいmewとしては、早期解散を阻止すると共に、野田首相が自ら辞任して、民主党の立て直しをはかれるような形を作りたいところ。
 果たして、谷垣陣営や野田陣営が、さらには非谷垣陣営、非野田陣営が、どのような方針を立てて、お盆明け政局に臨むのか、今からと~っても気になっているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2012-08-11 09:01 | 民主党、民進党に関して | Trackback(1)

野田・谷垣の玉虫色決着の背景&野田・谷垣おろし、造反の動きも

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*印がついた報道記事は、記事の最後のMore部分にあるです。



今週にはいって激化していた「野田首相vs.自民党」のドタバタの攻防は、結局、決して想定外ではなかったものの、やはりチョット拍子抜けするような「玉虫色決着」で終わった。(@@)

 8日夜、野田首相と谷垣総裁が会談を行ない、一体改革法案を成立させた後、「近いうちに国民に信を問う」ことで合意。公明党の山口代表も了承した。
 これで自民党は、10日に行なわれる予定の参院採決に協力することに。また、当面は、内閣不信任案や参院問責決議案を出すことも控えるという。(・・)

 野田首相としては、とりあえず最大の危機をクリアして、ほっと一息というところ。また、谷垣総裁は、もしかしたら、それなりの覚悟を決めて、最後は自分の思いを通そうとしたのかな~と思う部分もあるのだが・・・。

 ただ、この曖昧な決着のつけ方は、「一件落着」と言えるものではないだろう。 これが、却って自民党、民主党の双方の議員から反発を招き、さらなる大きな騒動&混乱につながる可能性も十分にある。^_^;

* * * * *

 8日も、事態が二転三転することになったのだが。すご~く大雑把に経緯を書くなら・・・。
 自民党は7日夜、8日の午前中までに野田首相が解散確約を行なうことを要求。
 それに対して、民主党は国対の会談で「法案成立後、近い将来国民の信を問う」という回答案を提示したのだが、自民党は時期が明確でないとして、再回答を求めた。
<尚、自民党は文書化も求めていたが、民主党側はそれは強く拒否した。>
 野田首相側は、解散時期は明示できないとして、協議は平行線に。自民党内には、夕方、不信任案提出を決めようとする動きが出た。
 しかし、野田首相と谷垣総裁は、公明党が提案していた3党の党首会談を行なう意向を示し、結論を出すのは夜に持ち越されることになった。^^;

 野田首相は、夕方5時半から民主党の両院議員総会に出席し、「解散時期は明示できない」と明言。その後、谷垣総裁と1時間ほど電話で話し合いを行なったものの、なかなか協議が調わず。最後の手段として、まず、民主&自民の2党による党首会談が行なわれることになった。
 2党による会談は、30分ほど行なわれたのだが。途中で他の役員が退席し、野田氏と谷垣氏は2人きりで話をしたとのこと。その後、公明党の山口代表も加わり、野田氏と谷垣氏が出した結論を確認&了承。わずか5分ほどで3党による党首会談を終えた。(++)

* * * * *

 野田首相は会談後に行なった記者会見で、『二つのことを確認した。一つは、3党合意を踏まえて、一体改革関連法案については早期に成立を期すということ。二つ目は、一体改革関連法案が成立した暁には、近いうちに国民に信を問う』ことだと発表。
 そして、谷垣総裁と山口代表と、自分が政治生命を賭けた法案に関し、決めなければいけない時に、先送りしない政治について改めてお互い確認できたこと、また両党首が不信任案等を出さないという厳しい重たい決断をしたことに感謝の意をあらわした。(・・)

 谷垣総裁の方も記者会見を行なったのだが。「(野田首相を)信頼して、必ず信頼に応える行動をしていただけると。『近いうち』というのは意味の重い言葉であると受け止めています」と発言。(NNN8月8日)

 記者に「確約になるのか」と問われ、『「近いうちに信を問うということが、(解散の)確約でなくて何なのか」。谷垣氏は会談終了後の記者会見で、険しい表情で何回も繰り返した。そして、首相と2人だけになった場面について問われると、ようやく笑みを浮かべ「(解散について)私の考えを方を開陳したし、首相も考え方を開陳した」と思わせぶりに語った』という。(時事通信8月8日)

<ちなみに、TVのニュースで見たのによれば、自民党幹部が「『近い将来』の『将来』をとるのが大変だった」と語っていたらしい。^^;>

* * * * *

 また、公明党は、ずっと3党合意案を守ることを主張しており、自民党に不信任案提出の話が出ていることに不快感を示して、党首会談による事態打開を行なうように要望。
 それこそ、7日には公明党幹部が「自民党が何ら努力をしないまま合意を破棄するなら、次期衆院選での選挙協力を見直すかもしれない」と、ある種、脅しに近い発言まで行なっていたほどなので。<たぶん、この脅しは、その後も続いていたと思う。>
 昨夜の党首会談で、何とかうまく決着がつけることができて、山口代表も、かなり安堵したような&やや満足気な表情をしているように見えた。(・・)

* * * * *

 でも、昨夜、ニュースの映像を見ていて、mewの目に、一番、嬉しそうな顔をしているように映ったのは、民主党の輿石幹事長だった。
 
『民主党の輿石幹事長は、記者団に対し、「これまで私が言ってきたのは、『解散したくない』ということではなくて、今は『解散できる状況ではない』ということだ。衆議院の選挙制度を改革するための法案の取り扱いはどうするのか。違憲状態で衆議院選挙を行うのか。また、赤字国債発行法案の取り扱いについてもどうするのか。『近いうちに信を問う』ということばにこだわる必要はない」と述べました。
そのうえで、輿石氏は記者団が、「『近いうちに信を問う』というのは、今の国会中に衆議院を解散するということか」と質問したのに対し、「いや、そんなことはない。近いうちは近いうちだ」と述べました。(NHK8月8日)』

 何分にも輿石幹事長は、一環して早期解散回避を主張して色々と動いて来ただけに、ここで解散時期の確約を行なうことだけは、どうしても阻止したかったところ。
 輿石氏は、今度は、いかに解散総選挙を先送りさせるか、アレコレと策を練っていることだろう。^_^;

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 谷垣総裁がこのような譲歩を行なった背景には、後述するように、公明党や自民党長老派、さらには財務省、財界からの強い要望(圧力、脅し?)などなどもあったと思うのだが。

 谷垣氏は、もし自分が大きく譲歩した場合、党内の強硬派からの突き上げが激しくなって、下手すれば、総裁の座を失う可能性があることはわかっていたはずで。それにもかかわらず、上のような決断をしたのは、総裁としてというより、ひとりの政治家として、消費税増税という大きな仕事or使命を達成することを重視したからではないかと思ったりもする。(・・)

 谷垣氏は、小泉政権の頃から、消費税増税を強く訴えていたし。また、それを実現するために、民主党側と結託して、やや強引に3党協議に踏み切っていたわけで。野田氏が、党内の反対を押し切り3党協議を強行&小沢切りまで行なったのを見て、
自分もあとに引けないと、最後の最後は、そういう個人レベルの思いで、覚悟をもって、決断するに至ったのではないかと察するところがある。(@@)
 
<これは、あくまで邪推だけど。2人はともかく消費税増税法案だけは成立させようと。そして、もし政局的にこじれるようなことになった場合は、潔く党首の座をおりようという話をしたかも知れない。また、もしかしたら、政界再編に向けた動きに関する話などもした可能性もある。^^;>

* * * * *

 もちろん谷垣総裁&執行部にとっては、公明党が「選挙協力の見直し」までクチにして、自民党側に3党合意を守ることを迫ったことも大きかったと思うし。

<次の衆参院選は公明党が選挙協力を行なうことを前提に準備を進めているので、もし協力が得られなくなったら、折角、解散総選挙が実現しても、悲惨な結果になってしまうおそれがあるからね~。(・・)>

 また、自民党長老派からの圧力も、無視できないものがあっただろう。

 特に09年の総裁選で谷垣氏を当選させ、ここまで支援し続けて来た森喜朗氏は、今回の騒動&谷垣氏の対応にかなりお怒りの様子だったのだ。

『自民党の森喜朗元首相は7日夜のBSフジの番組で、谷垣禎一総裁ら党執行部が消費増税法案の成立と引き換えに野田佳彦首相に衆院解散の確約を求めていることについて「首相は絶対に解散を確約してはいけない。言えないことを言えというのは頭がおかしくなったと思いたくなる」と批判した。

 9月の党総裁選で谷垣氏の再選を支持したとする自身の発言については「今のようなことを谷垣さんがやっているようでは、がっかりだ」と語った。「(法案の)3党合意をなくして喜ぶのは『国民の生活が第一』の小沢一郎代表だけだ」とも指摘した。(毎日新聞8月8日)』

* * * * *

 森氏は、以前からあのナベツネ氏とタッグを組んでおり、07年に自民党政権がねじれ国会状態に陥ってから近時に至るまで、自民&民主党の大連立を実現させようと、何度も画策しているのだが。
 その大きな目的の一つは、財務省や財界の要望に応えて、早く消費税増税を実現させるためだと言われている。^^;
http://mewrun7.exblog.jp/17457117/
 3月に『野田ー谷垣密談のウラに、ナベ&勝の影が?』に書いたのだが。ナベツネ氏は、財務省TOPの勝次官や野田&谷垣氏とつながっており、野田氏が次期首相になるように後押ししたという話もあるし。

 また、森氏と野田氏は同じ早大雄弁会のOBとしてつながりがあるため、森氏は尚更に野田氏を応援。野田氏が首相になってからも、野田側近でやはり雄弁会OBの手塚首相補佐官が間にはいって、常に森氏と連絡をとっていたという。
 
 そして、森氏としては、自分が支持している野田首相&谷垣総裁が協力して、消費税増税法案の成立&民自連立を実行に移して欲しいと考えていただけに、ここで両者が対立して全てがアウトになるようなことは、何とか防ぎたかったのではないかと思われる。(・・)

* * * * *
 
 実は、昨日は、経済界からの圧力もすさまじいものがあったのだ。(@@)

 経団連の米倉会長は、わざわざ緊急の記者会見を開いたとのこと。(~_~;)

『経団連の米倉会長は、消費税増税法案の扱いと衆議院の解散時期をめぐって政治が混乱していることについて強い不快感を示し、あらためて法案の早期成立を求めました。
 「僕は本当に理解できない。こういう土壇場にきて全てが政局化するというようなことは、まさに党利党略ということなんで。法案を3党合意に基づいて早期に成立させていただきたい」(経団連 米倉弘昌会長)
 経団連の米倉会長は緊急に開いた記者会見でこのように述べ、法案が成立しなければ、国内外に日本の財政に対する不信を招くと指摘しました。(TBS8月8日)』

 また『長谷川閑史経済同友会代表幹事は8日、「(民主、自民、公明の)3党合意に基づいて決めた日本にとって最重要の法案を犠牲にしても解散を求めることが理解できない」と厳しく批判した』という。(産経新聞8月8日)

 実際、ここで消費税増税法案が急に破談になったとなれば、マーケットへの影響も大きいだけに、他の経済団体や大企業の関係者、また投資・金融系のアナリストなどからも、危機感を示すような意見が相次いでおり、それも野田、谷垣両陣営にプレッシャーを与える要因になったのではないかと思う部分がある。(・・)

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 とはいえ、このような姑息な(=その場しのぎの+通例・ヒキョ~な)&曖昧な決着のつけ方では、アンチ谷垣・野田陣営が納得するはずもあるまい。(@@)

 政界やマスコミでは、果たして「近いうち」とはいつ頃のことを指すのか、アレコレと憶測が飛び交っているのであるが。
 自民党の強硬派は、「今国会中だ」「遅くとも9月中、民自の代表選が行なわれる前だ」との解釈を主張しているようなのだが。民主党の執行部は「今国会中は、絶対にない」「衆院の定数是正が必要なので、早くとも10~11月まではムリ」と語っているとのこと。
 
 野田首相と谷垣総裁の間では、解散時期を明示しての密約があったのか否かという点に関しても、疑問が呈されている。^^;

 この「近いうち」論争は、今後、与野党内で、新たな火種になることは間違いないだろう。(**)

* * * * *

 また、自民党では谷垣総裁が、最終的に野田首相に譲歩したことに「弱腰だ」「ふらついている」などの批判が続出しており、今後、「谷垣おろし」の動きが加速する可能性が極めて大きい。(~_~;)
 
 ちなみに自公以外の野党が提出した衆院不信任案の決議は、今日9日の夕方に行なわれる見通しなのだが。自公は、反対に回って野田政権を信任したことになるのはイヤなので、現段階では、自民党は欠席、公明党は否決か棄権をする予定だとのこと。
 でも、自民党強硬派の中には、この議決の際に造反をして、賛成に回る議員が出るのではないかという話もある。<一体改革法案の参院採決でも、造反する人が出るかも?^^;>

* * * * *

 民主党の場合は、早期解散に反対or慎重な議員が多いこともあり、野田首相が、曖昧であれ「解散解約」を行なったことに対して、反発の声が強まっている様子。
こちらも、「野田おろし」の動きが出ることは必至だろう。(・・)
 
 今週にはいって、早くも「野田おろし」に関する報道記事がチラホラと出ているのだが。反野田陣営の動きだけではなく、『首相退陣論、急浮上 「岡田新代表」仙谷氏画策か』というタイトルで、野田陣営の仙谷氏が首相交代を画策しているなどと報じるものもあったりして。(全文*1)(・o・)

 民主党内は、早期解散の阻止をしたい議員、野田首相の消費税やTPP、原発推進、安保軍事などの政策に反対の議員も含めて、ここから激しく動くことになりそうだ。(@@)

 さらに、民主党でも、不信任案に賛成に回って、新たに造反&離党する議員が出る可能性が大きい。<既に小林興起氏は、造反&離党を宣言している。鳩山由紀夫氏や松野頼久氏、その周辺もビミョ~なところ。>

 民主党は、小沢Gなどの離党によって、衆院議員の数が250名に激減。あと11人の離党者が出れば過半数割れにするため、まさに危険な状況にあるわけで。もし不信任案自体は否決されても、多数の造反者が出ることになれば、野田内閣の総辞職や野田政権の崩壊につながる可能性もある。(~_~;)

 ただ、民主党内には、もしここで造反離党者が多数出て、民主党政権の崩壊を招くことになれば、「自民党の思うツボになる」という意見もあることから、鳩山氏は「刻々と変化している状況を、冷静に把握をして、その中で分析しながら、行動を決めていくのが大事だと」として、今後の動きに関して慎重に判断するつもりのようだ。(・・)

* * * * *

 そして、小沢新党「生活」をはじめ消費税増税に反対する&不信任案を提出した野党各党の議員にしてみれば、今回の決着で一体化法案が成立する可能性が大きくなったのは痛いところだが。
 でも、野田首相や谷垣総裁が消費税増税の3党協議に続いて、また密室談合の3党会談で曖昧な決着の仕方をとったことで、自民党や民主党に対する批判が増えるのは、各党にとってプラス要素になることで。

 自公を除く野党5党は、8日夜に記者会見を開き、早速、次のような批判を行なったという。

『生活の鈴木克昌氏は「法案成立前に国民の信を問うべきだ。全力を挙げて成立を阻止していく」と強調。共産党の穀田恵二氏は「これほど国民不在の党利党略はない。三党合意は、消費税大増税の連立と言わなければならない」と批判した。
 社民党の照屋寛徳氏は「三党による談合の政治が、著しく国会審議を形骸化させてきた。民主主義の破壊だ」と指摘。みんなの党の水野賢一氏は「三党で合意すると、あとは問答無用という国会運営が行われてきた。増税法案の合意は、その最も悪質なものだ」と語った。新党きづなの豊田潤多郎氏は「国民を裏切る野合で、断じて許せない」と述べた。(東京新聞8月9日)』

 また、自民党内や民主党内で様々な争いが起きたり、造反&離党者が出たりする可能性が高くなれば、野田政権を倒しやすくなるわけで。9日の議決までに、おそらく様々な形で、造反&離党を呼びかけて行くのではないかと察する。(・・)

* * * * * 

 何分にも、「近いうち」合意が発表されたのは、昨夜9時頃になってからのことなので。各党の議員は、今日の朝からそれぞれのグループで集まり、今後の対応を検討するのではないかと思うのだが。

 お盆前の9、10日にも何があっても不思議はないし。それこそお盆明けには、政界&政局が大きく動くようなことが起きる可能性もあるのではないかと思うmewなのであった。(@@)

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by mew-run7 | 2012-08-09 09:39 | 民主党、民進党に関して | Trackback(3)

自民が、野田の解散確約を迫り最後通牒+輿石の抵抗&小沢は、してやったり

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*印がついた報道記事は、記事の最後のMore部分にあるです。
 昨日の『野田も谷垣も追い込まれ、民自の攻防激化&公明、反野田の抵抗』の続報を・・・

消費税増税を含む一体改革法案を巡り、与野党の間で激しい&めまぐるしい攻防が繰り広げられている。(@@) 

 そして、小沢一郎氏は、民主党を離党&新党を結成してから1ヶ月余りで、早くも野田政権&消費税増税法案潰しを実現する可能性が出て来た。(@@)

 昨日7日の午後になって、参議院で、8日に一体改革法案の採決を行なうことに決まった。
 野田首相としては、何とかこのまま採決に持ち込みたかったところなのだが。これを受けて、新党「生活」、みんなの党などの自公を除く野党7会派は、夕方、衆院に内閣不信任案、参院に首相の問責決議案を提出。ここから、事態が混沌とすることになった。

『不信任案を提出したのは生活、共産、新党きづな、社民、みんな、新党日本。提出理由で「国民の多くは消費増税法案に反対しており、今国会で成立させるべきではないとの声は圧倒的多数」と指摘。「国民への約束、国民の声に背く政治姿勢をとり続ける野田内閣は信任に値しない」と断じた。民主党幹部は、不信任案を採決する衆院本会議は10日になるとの見通しを示した。
 首相問責案は、生活、みんな、共産、社民、みどりの風、新党改革、新党大地・真民主の7会派が共同提出した。(時事通信8月7日)』

<衆院の本会議を開く場合には、前日までに開催を決定しなければならないので、衆院で不信任案を決議できるのは、早くとも9日以降になる。> 

* * * * *

 他方、7日、自民党の方針は二転三転することになった。^^;

 自民党は、午前中の役員会で、いったんは8日の参院採決を受け入れる方針を決めていた。

『自民党は7日午前、社会保障と税の一体改革関連法案を8日に参院で採決する民主党の提案を受け入れる方針を決めた。石原伸晃幹事長が役員会後の記者会見で「視界良好で、波が静かなら受け入れる」と説明。野田佳彦首相への衆院解散の確約要求については「9月、10月の景色がみえれば視界が良好ということ。こうこうこう言えとは首相に対して言えない」とし、具体的な解散時期の説明は求めない姿勢を示した。〔日経QUICKニュース8月7日)』

 谷垣陣営は、もともと3党合意案の成立に前向きな立場だし。前記事にも書いたように、公明党は、3党合意案を破棄することに反対していることもあり、自民党は、公明党の意向にも配慮したのではないかと察する。(・・)

 ただ、自民党内の強硬派からは、「解散解約が得られない限りは、採決に協力すべきでない」「すぐにでも不信任案を出すべきだ」などの声が出ており、後方からの強い圧力がかかる状況が続いていた。^^;

* * * * *

 そして、6日にはかなり強気の主張をしていた公明党も、7日にはいって、かなり揺れ始めて来た感じが・・・。

『公明党の山口那津男代表は7日午前の記者会見で「早期成立を図るべきだ」と述べ、法案採決前の不信任案などの提出に慎重な姿勢を示した。
 ただ、複数の公明党幹部は7日午前、「自民党と共同提出はできないが、民主党の政権運営の破綻が提案理由なら反対できない」と述べ、自民党の提出を容認して採決では賛成すべきだとの意見も出ている。(毎日新聞8月7日)』

 公明党は、当初、自公幹部の協議でも、8日の採決には協力すべきだと主張。また、自民党が不信任案を提出することには難色を示していたのだが。
 夕方になって、自公を除く野党各党が不信任案などを提出したのを受けて、改めて自民党側と協議。

『自民・公明両の求めている今国会中の解散について方向性を引き出すため、8日午前中まで党首会談も模索して、野田総理大臣の対応を見極め、そのうえで問責決議案や不信任決議案を提出するかどうかについて判断することになりました。(NHK8月7日)』

 公明党としては、3党合意案を成立させたいのは山々なのだが。今、自分たちが抵抗を続けると、却って野田民主党を利することになる上、同党が求めている早期解散も実現も遠のくことになる。
 また、これ以上自民党との関係が悪化すると、選挙協力に支障が出たり、最悪の場合、自民党の強硬派が公明党の切捨てを主張するのではないかと恐れたりする部分もあったのではないかと察する。(~_~;)

* * * * *

 自民党は、7日の夜7時になってから、改めて谷垣総裁や石原幹事長ら幹部が党本部で協議。 
『この中で谷垣総裁は、「官邸から事態を打開すべく鋭意検討しているので、しばし待ってくれ」という話が来ていることを明らかにしました。』
 
 そこで、自民党は最終的に『野田総理大臣が8日の午前中までに衆議院の解散を確約しなければ、内閣不信任決議案と野田総理に対する問責決議案を国会に提出する方針を決めました。』(以上、TBS8月7日)

 もし野田首相が、解散時期を確約しなかった場合は、3党合意も破棄されて、消費税増税を含む一体改革法案の成立は、困難になるわけで。
 野田首相は、今日の午前中までに、極めて重い決断を迫られることになる。(~_~;)

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 政府&民主党側は、午前中には自民党が8日の参院採決を受け入れる姿勢を示していたこともあって、無事に法案成立をさせることに意欲を示し、解散解約を主張する強硬派をけん制するような発言を行なっていた。

『藤村修官房長官は7日午前の記者会見で、自民党が解散の確約を要求していることについて「(法案成立とは)次元が違う話だ。政党間協議の合意はないがしろにできない。3党合意に従って成立させていただきたい」と述べ、解散要求には応じられないとの認識を強調した。

 首相は、事態打開のために自民党の谷垣総裁との会談を行う方向で調整しているが、民主党執行部は党首会談に慎重な姿勢だ。輿石東幹事長は7日昼、野田首相に電話し、「本当に会談するのか」と問い合わせたが、首相は明確な回答はしなかった。輿石氏は周囲に「やるわけがない」と漏らしている。(毎日新聞8月7日)』

* * * * *

 何度も書いているように、輿石幹事長は、一環して早期解散&党分裂に反対の立場を貫いている。(**)

 輿石氏は、6月に行なわれた野田&小沢&輿石の三者会談で、野田首相が早期の解散を行なわないことを約束したと語っていたのだが。
 輿石氏が、小沢Gと分かれることになっても、野田陣営に協力して3党合意案の衆参院での可決に協力しているのも、先日には、次期代表選で野田首相の再選を支持するような発言をしたのも、全ては、野田首相に早期解散をしないという約束を守らせるためだと言われている。(・・)

 野田首相は、7月末から谷垣総裁と会談を行なうことを望んでいたものの、自民党側から、「解散の確約をする気がない限りは、会っても仕方がない」と拒否されていたとのこと。
 輿石幹事長は、野田首相にもし党首会談を行なえば、解散を確約するしかなくなるとして、ずっと反対しているという。(~_~;)
<それが、上の記事の「やるわけがない」という言葉にもつながっているのではないかと思うです。>

 ただ、一体改革法案に政治生命を賭けている野田首相としては、何とかして3党合意の破棄は避けたいところ。
 谷垣氏が言っていたように、おそらく7日の夕方辺りに、野田首相本人or側近が、谷垣総裁or側近に、少し待って欲しいと電話をしたのではないかと察する。(~_~;)

* * * * *

 野田首相としては、今頃、ハムレットのような心境になっていることだろう。^^;

 消費税増税か、解散か・・・自分が政治生命を賭けて取り組んで来た「消費税増税法案を優先するか」、そのために執行部を裏切り、党を犠牲にしてまでも「解散を確約するのか」・・・それが問題だ。(-"-)

 もし野田首相が、解散確約の道を選んだ場合は、造反残留組の鳩山氏らや輿石幹事長をはじめ党内の中間派なども一緒になって、「野田おろし」に走ったり、新たな造反&離党者が出たりするおそれが大きくなる。(・・)

 ここら辺のことは、またの機会に書きたいのだが・・・。

 今回のことは、おそらく野田首相の側近や参謀役の仙谷由人氏などが、衆院採決の造反やその後の離党者の人数同様、自民党や小沢新党の対応を読み間違えて、甘く見ていたのではないかと思うところもある。(~_~;)
 
 ただ、仮に野田首相が解散確約の道を選択したとしても、衆院定数是正の問題が残っているので、すぐに解散総選挙を行なうことは難しいし。解散する前に、次の代表選で野田氏が首相に再任されない可能性もある。

 また公明党は、最後まで、内閣不信任案の提出には反対の意向を示していたとのこと。それゆえ、もし自民党が、それでも強引に不信任案を出した場合にはどうするのか、また自公や他の野党が賛成したとして、民主党から15人の造反者が出て、不信任案が可決することになるのか・・・。

 民主党にも自民党にも公明党にも、様々な問題が残っているだけに、野田首相がどちらの道を選んだとしても、まだまだ混乱が続くことになりそうだ。(@@)

* * * * *

 他方、小沢一郎氏にしてみれば、「してやったり」という展開になりつつあるのではないだろうか?(・・)

 7日のたった1日の間だけでもそうだったのだが。今回、自民党が急にバタバタとし始める大きなきっかけになったのは、小沢氏がみんなの党の呼びかけに応じて、野党6党7会派で一緒に、一体改革法案の成立の前に、内閣不信任の提出の話をまとめたことにある。(@@)

<不信任案提出には51人の議員が必要なのだけど。衆院議員39人を擁する小沢新党が他党と協力すれば、すぐに提出することが可能になっちゃうのよね。>

 そして、それが、自民党の強硬派を焦らせ、ひいては谷垣総裁に「いざとなったら、3党合意破棄も止むを得ない」と思わせることにつながっているからだ。^^;

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 そのことに関して、産経新聞が6日には『小沢氏、民自分断に「高笑い」「増税阻止」に自信』、7日には『民自公分断、小沢氏の術中 中小野党連合で政局呼ぶ 「増税阻止」公約実現?』というタイトルで、こんな記事を出していた。

『社会保障・税一体改革をめぐる民主、自民、公明の3党合意が事実上破綻しつつある状況に、仕掛け人のひとりである新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表は6日、公約に掲げた「消費税増税阻止」の実現に自信をのぞかせた。(山本雄史)

 ◆対立の芽見逃さず

 「衆院で不信任案を出して、じゃあ参院は何もしないでいいということにはならない!」

 6日夕、国会内で記者会見した小沢氏は首相問責決議案にも前向きな姿勢をみせた。
 今回の政局の呼び水になったのは、みんなの党などの呼びかけに応じて3日、「生活」と共産、社民など中小野党7党が内閣不信任決議案の提出を決断したことだった。

 小沢氏はこれまで、3党合意を「増税談合勢力」と非難、「生活」の公約の冒頭に「増税阻止」を掲げていた。それでも、中小政党が集まっても「談合勢力」に勝てる見込みはなく、民主党を除籍された小沢氏らの勢力は、永田町の中で埋もれてしまう可能性があった。

 ところが、社会保障・税一体改革関連法案の採決日程をめぐって民主、自民両党で対立の芽が出てきたのを見逃さなかった。
 採決前の不信任案提出を仕掛け、自民党に「一体改革法案を成立させた後に内閣不信任案を出すなんて、どういう頭の構造なのか」と挑発を繰り返すうちに、自民党も3党合意破棄を辞さない強硬路線に転じてしまった。

 現状では、不信任案に中小野党と自民党、さらに仮に公明党が賛成に回っても、与党の反対多数で否決される。
 ただ、自民党が問責決議案を提出すれば参院での一体改革法案の採決は困難となり、増税阻止の公約は実現する。民自公の体制の崩壊は、小沢氏らにとって、「談合勢力」を打倒するという大義名分が、目論見(もくろみ)に機能しているかたちだ。

 ◆「みんな」の手招き

 さらに、みんなの党の呼びかけに応じたことにも意味がある。
 「生活」が消費税増税阻止のほかに、原発再稼働、地域主権推進を政策の柱にしたのには、新たな第三極との連携による「オリーブの木」構想が念頭にある。みんなの党の主要政策も、表向きは「生活」と類似していることから、連携相手のひとつになりうるという期待があるためだ。

 みんなの党は、「生活」の政策を「バラマキと社会民主主義」(江田憲司幹事長)と批判し、連携の意思は全くないとしているが、衆院選をにらみ、小沢氏が再び、「台風の目」となる状況が近づいているのは、間違いないようだ。』

* * * * *

 もし不信任案を出すのが、ただの野党なら、自民党もそれに賛成することにやぶさかではなかったのだが。そこに小沢氏が絡んでいるとなると、話が変わって来るようで。
 自民党内では、もし小沢氏が絡んだ不信任案に賛成すれば、「消費税増税法案を潰す上、野田政権を打倒することになり、小沢氏の手助けをすることになる」との声も出ることに。(・・)
 そこから、強硬派の圧力が強まり、谷垣執行部がバタバタし始めたのである。
(追記・野党7会派が消費税増税を不信任案の理由に入れているので、それには賛成できないという意見もあったようだ。)

 今回の不信任案は、『消費増税法案の廃案を目指し、自公両党に「踏み絵」(みんなの党の渡辺喜美代表)を踏ませることが目的。7党の動きに焦った自民党が独自の不信任案提出の検討を始め、民自公の3党合意にくさびを打ち込むことに成功した。(中略)

 7党の提出の動きは自民党の焦りを誘う。国会には一回議決した議案を同じ会期中に再び議題にできない「一事不再議」の慣例がある。7党案が否決されれば、会期中に自民党がもう一度不信任決議案を提出しても採決されない。その結果、自民党は7党と同時期の提出に傾いた。

 自公両党には、生活の選挙準備が整っていない、との見方から「解散させたくない小沢さんがわざと否決させようと仕掛けたのではないか」(自民幹部)との疑念も漏れる。公明党幹部も「消費税をつぶそうとする小沢さんの戦略だ」と指摘した。(毎日新聞8月6日)』

* * * * * 

 昨日の自公会談の報道を見ても、彼らがいかに小沢氏を意識しているかがわかる。

『「民主党が分裂して出来た国民の生活が第一などが内閣不信任決議案を提出するに至ったのは、野田総理大臣の責任だ」として野田総理大臣は自民・公明両党に対し、こうした事態を招いたことや、両党が求めている今国会中の衆議院の解散などについて、どう考えているのか説明すべきだという認識で一致しました。(NHK8月7日)』

<自民党は、自分たちの方から民主党に「小沢切り」をするようにしつこく要求していたくせに。その小沢新党が、不信任案を出したら、今度はそれを野田首相のせいにしちゃうのね。(~_~;)>

 小沢氏としては、3党合意が破棄されて、8日の消費税増税法案の採決が見送られれば一番いいのではないかと思うけど。仮に採決されることになっても、今回の騒動で民自公の関係が悪化したり、野田首相の解散確約や不信任案への対応で、野田陣営の求心力がなくなれば、それはそれで成功だと言えるわけで。

 今頃、輿石幹事長は、「だから、安易に『小沢切り』なんて考えるべきじゃないって言っただろうに」と、野田首相を怒鳴りつけたいような気持ちになっているのではないかな~と思ったりもするmewなのだった。(@@)mew mo sou iitai kibun!

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by mew-run7 | 2012-08-08 01:27 | 民主党、民進党に関して | Trackback(4)

野田も谷垣も追い込まれ、民自の攻防激化&公明、反野田の抵抗+五輪、山縣

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*印がついた報道記事は、記事の最後のMore部分にあるです。

  ロス五輪も終盤。本当は五輪のことも色々と書きたいのだが。いったん書き始めると、政治の話そっちのけで、五輪の話だけで終わってしまいそうなので、ぐっと我慢しているmewなのだけど。_(。。)_
 ただ、なでしこも、卓球女子団体も悲願のメダル獲得が決定。(ノ_-。)
 競泳ラストの男女メドレー・リレーも、フェンシング男子団体の準決勝、ラスト6秒もスゴかったけど。<最後は、思わず「頑張れ、頑張れ」って言い続けちゃったですよ。(・o・)>

 でも、実はmewが一番ゾクゾク~ッと鳥肌が立ちかけたのは、100m男子の準決勝。予選で10秒07の自己新を出した慶応ボーイ山縣亮太(20)が並み居る強豪の中、スタート・ダッシュを決めて先頭に躍り出て、あと5~10mまで2~3位に残れそうだった場面だった。
 「わ~、ついに日本人が初めて五輪で陸上100mの決勝に残れるかも~」「そのまま行け~」と思った瞬間、周囲の選手に抜かれて6位(10.10秒)になってしまったのだけど。<本人もつい、行けるかもと思って、最後に力がはいってしまったとのらしい。^^;もしそのまま、いい走りを続けていたら、10秒を切れたかも?(・・)>
 近年の五輪では、一番、決勝進出に近い走りをしたのではないかと思うし。他の種目がメダルラッシュなので、ほとんどメディアに取り上げてもらえないのだけど。 mewはも~っと評価&賞賛して欲しいと思うし、個人的に「あっぱれ!」メダルをあげたいような気持ちだ。(^^♪

 mewが大好きだった朝原が指導している日本TOPの江里口匡史は、今回、残念ながら予選落ちしてしまったのだけど。何とか2人で引っ張って、100x4リレーでも頑張って欲しいと思う。o(^-^)o 

 他の種目も選手たちも含めて、p(*^-^*)q がんばっ♪です。
 
~ * ~ * ~ * ~ * ~ *~ 

 さて、五輪報道が盛り上がっている陰で、永田町のミニクイ(醜い&見にくい?)政局バトルの方も、大きなヤマ場を迎えている。(@@)

 前記事の『原爆と原発+自民、生活が野田を追い込む+維新と民主造反組が連携か』のつづきになるのだが・・・。

 自民党は6日に、衆参幹部らによる「十役会議」を党本部で開き、野田首相が解散を確約しない限り、一体改革法案の参院採決に応じないという方針を決定。
 野田首相の対応次第では、今週中、早ければ今日7日にも参院で問責決議案、衆院で内閣不信任案を出す可能性がある。(・・)

『自民党は6日、谷垣禎一総裁ら幹部が消費増税を柱とする税と社会保障の一体改革関連法案の参院採決へ向けた対応を協議し、野田佳彦首相が衆院解散・総選挙を確約しない限り採決に応じない方針を決めた。7日にも内閣不信任決議案と首相問責決議案を提出する構えで、最終的な対応は谷垣氏に一任した。(中略)

 政権を否定する不信任案と問責の提出は消費増税をめぐる民主、公明との3党合意の破棄を意味する。野党が多数の参院で問責が可決されれば、法案審議がストップする。「解散か、合意破棄か」の二者択一を迫る自民党と解散を回避したい民主党の攻防は緊迫の度を増し、法案成立は不透明となっている。(毎日新聞8月6日)』

* * * * *
 
 自民党は、先週から8日の採決を強く要求していたので、野田民主党は、これに応じることに決め、再提案したのだが。自民党は、解散確約がない限り、これに応じられないと拒否。野田政権を追い詰めにかかっている。(-_-)
 
『自民党幹部会では、両決議案提出の最終判断を谷垣禎一総裁に一任することを確認。石原伸晃幹事長は記者団に「『国民の信を問う』と首相が決断するしかこの事態を打開する道はない」と強調した。

 民主党の池口修次参院国対委員長は6日、自民党の脇雅史参院国対委員長に、一体改革法案を8日に参院特別委で採決する方針を伝えた。8日採決は自民党が求めていた日程だが、脇氏は「首相が解散を言明する以外ない」と拒否した。(産経新聞8月6日)』

 ただ、平和祈念式典に出席するため広島訪問中だった野田首相は、6日の時点では解散に言及せず。輿石幹事長も、解散解約には否定的な姿勢を示している。

『野田首相は6日午前、広島市で記者会見し「(民主、自民、公明の)3党合意は重たい。今国会で成立させることができないなら、大変なことになる。そうならないように順守していくのが基本線だ」と自民党をけん制。解散時期については「しかるべき時に対応したい」と述べるにとどめた。(毎日新聞8月6日)』

『民主党の輿石東幹事長は記者会見で「すぐに『じゃあ、解散します』ということにはならない」と解散を否定した。(産経新聞8月6日))』

* * * * *
 
 昨日も書いたように、もし自民党が参院問責決議や内閣不信任案を出した場合には、小沢新党「生活」など野党各党は同調する意向を示しているのだが・・・。

 他方で、公明党は8日の採決には賛同しているものの、解散確約がなかった場合に、3党合意破棄を行なうことには反対の立場。問責決議や不信任案提出にも、慎重な姿勢を示しており、6日に行なわれた自公の協議は結論は出ず、持ち越しに。

 また、不信任案を可決するには、民主党から造反者が15人出ることが必要なのだが。鳩山由紀夫氏らの造反残留組は、野田首相の辞任を要求しているとのこと。
 輿石幹事長らの執行部も、解散は望んでおらず、「野田首相が一体改革法案&特例公債法案成立と引き換えに辞任する」というシナリオを描いているという話も出てため、まだまだ事態は流動的な状況だ。(@@)

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 自民党にとって、最大のネックになっているのは、公明党の対応だ。(~_~;)

 公明党は、自民党が解散確約のために3党合意を破棄したり、問責決議案や内閣不信任案を提出を検討したりしていることに、ずっと反対する意向を示しているのだが。
 昨日は、何と山口代表が「次期衆院選での選挙協力を見直すかもしれない」とまで言って、自民党を牽制。自公協議でも、頑なな対応を続けている。(~_~;)

『公明党の山口那津男代表は6日午前、広島市で記者会見し、内閣不信任決議案と首相問責決議案の提出を検討している自民党に対し「断じて避けるべきだ」と強い口調で自制を求めた。山口氏は「(消費増税法案の)採決前に可決されることになれば、(民主、自民、公明の)3党合意を結んだ大義が失われる。国民に対して説得力がない行いになる」と指摘した。
 自民党が法案を成立させる条件として衆院解散・総選挙の確約を求めていることについても「政局優先と国民に受け止められかねない」と苦言を呈した。(毎日新聞8月6日)』

『公明党は自民党に対し首相、谷垣氏、山口那津男公明党代表の3党首会談で事態打開を図るべきだと申し入れた。公明党幹部は「自民党が何ら努力をしないまま合意を破棄するなら、次期衆院選での選挙協力を見直すかもしれない」と牽制した。(産経新聞8月6日)』

『自民党は6日夜、公明党に対し、野田政権を早期の解散・総選挙に追い込むため同調するよう求めたが、公明党は3党合意の破棄を意味する両案の提出に慎重な姿勢を崩さず、対応を7日に持ち越した。(FNN8月7日)』
  
* * * * *

 公明党はもともと、支持団体も含めて消費税増税に反対の人が多かったのだが。公明党の提言する社会政策案なども3党合意案に入れ込むことで、何とか党内を説得して、話をまとめたばかり。<実際、3党協議の最終日、民自の協議がまとまった後も、最後まで粘っていたのは公明党だったのよね。^^;>

 また、公明党には、衆院定数是正法案で、連用制を導入する民主党案を支持しており、今国会でそれを成立させておきたいという思いも強いという。<連用制は少数政党に有利な選挙制度。自民党は、この導入に反対している。>
 さらに予算がらみのことやら、今後の政界の枠組み(民自連立や自民&保守連立になると公明党の存在が薄くなる)のことやら色々な懸念材料もあるため、ここで、自民党の思惑や党内事情だけで、早急にコトを運ぼうとすることには不快感を覚えている様子。
<おそらく民主党も、衆院定数法案などをエサにして、公明党に、自民党の動きに同調しないように要請しているのではないかと察する。>

 自民党内には、もう公明党と連立政権を組みたくないという声も少なからずあるのだが。<09年までの連立政権では、公明党の反対が強かったため、憲法改正や集団的自衛権、自衛隊の海外派遣などが思うように進められなかったので。>

 ただ、自民党としては、折角、解散に追い込んでも、公明党との選挙協力に問題が生じれば、厳しい戦いを強いられることになるため、公明党の意向は無視し切れないところがあるのも事実で。
 おそらく今日7日も、朝から、何らかの見返りを手に、公明党に協力要請を行なうのではないかと思われる。^^;

* * * * *

 民主党内の対応も割れている。(~_~;)

 輿石幹事長らは、当初より一環して、早期解散&党分裂回避の立場をとっており、野田首相にも、それを強く求めている。
 輿石幹事長は、お盆前の採決に否定的な立場だったのだが。野田首相が、それを押して、8日の採決に応じることに決めたため、首相に協力する気持ちが薄れているような感じも。(関連記事*1)

『輿石氏は6日の記者会見で、首相側が検討する党首会談について「呼びかける意思はない。多分、解散を確約しろという話になる」と否定的な考えを表明。首相は6日午後、広島から帰京して首相官邸に入ったが、輿石氏が官邸を訪ねることもなかった。

 民主党は解散確約や党首会談の代わりに、自民党の要求を踏まえ、一体改革法案の「8日採決」を提案した。参院幹部は6日、記者団に「すべてを譲って、もう切れるカードがない。自民党の出方を見るだけだ」と強調。しかし、あくまで解散確約を迫る自民党との溝は埋まらない。(産経新聞8月6日)』

* * * * *

 また、鳩山由紀夫氏らの造反離党組も、ここが勝負どころだと見ているようだ。

『法案阻止の構えを示す鳩山由紀夫元首相の側近議員は6日、「内閣不信任案には反対だが、自民党に解散を確約するなら別だ」と党執行部をけん制した。(産経新聞8月6日)』

『民主党の山田正彦元農相ら消費税増税法案の衆院採決で造反した議員が6日、国会内で会合を開いた。自民党が衆院解散・総選挙の確約がなければ同法案の参院採決に応じられないとしていることに関し、出席者から「野田佳彦首相の命運は尽きた」などと、首相に辞任を求める声が相次いだ。

 会合には松野頼久元官房副長官や川内博史衆院議員らも含め計約10人が参加。政権の現状をめぐり「党内の大勢は解散を望んでいない。この事態を招いた首相の責任は重い」「党は危機的な状況で、首相は出処進退を考える時期が来ている」などの意見が出たという。(共同通信8月6日)』(関連記事*2)

 鳩山由紀夫氏は、先週、小沢一郎氏と会談を行ない、不信任案などへの対応を協議を行なったとのこと。また松野氏は、離党して維新の会と手を組む話が出ており、ここで不信任案に同調&離党するという可能性も十分に考えられるのだけど。

 他方、党内には、「野田首相は、(昨年、菅前首相に求めたように)、消費税増税法案や特例公債法案などを通すことを条件に辞任するという手がある」という意見もあるようだし。造反組を含め、増税法案成立や早期解散を阻止するために「野田おろし」に動こうとする勢力もあることから、もし輿石幹事長らが、この勢力と組んだ場合には、また異なる方向に事態が展開することもあり得るだけに、先が読みにくい状況だ。(~_~;)

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 どうやら、自民党がここで強行策に転じることは、野田陣営の参謀役である仙谷由人氏にとっても誤算だった様子。
 仙谷氏は、先週、こんな発言をして、自民党をけん制していたのだが。事態は、仙谷氏の意に沿わぬ方向に進んでいるようだ。(@@)

『民主党の仙谷由人政調会長代行は4日、徳島市内で講演し、自民党が衆院解散の確約を求め、社会保障と税の一体改革関連法案の参院採決前に内閣不信任決議案提出などの動きを示していることについて、「(自民党)総裁選挙で有利になるためには、一体改革法案など重要課題をすっとばしてもいいと言わんばかりだ。あなた方は自分の派閥の人を総裁にすること(の方が)が大事なのか」と批判した。(時事通信8月4日)』

 仙谷くんが、これまで党内外でアレコレ画策して来たことを思うと、「おまえには、言われたくない」と思う人も多いかも知れないのだが。(~_~;)mew,too.
 ただ、今回の自民党の動きには、総裁選&派閥争いが絡んでいるという指摘は、的確なのではないかと思われる。(・・)

* * * * *

 ここに来て、ついに野田首相が追い込まれることになった、というのも事実なのであるが。自民党内で見れば、ついに谷垣総裁も追い込まれてしまった、というのが実情だ。(・・)

 それは、谷垣総裁が6日に記者団に対して、不信任案などに関して「そろそろ決断するかしないかというところにきている」「そういう議論が極めて強くなってきている」と語っていたことからも伝わって来るような感じがある。
 今回の自民党の対応は、谷垣総裁自身の考えによるものではなく、党内からの圧力によって、決断を迫られているものなのだ。^^; 

 谷垣禎一氏は、少数派閥(谷垣派)の長。ただ、09年総裁選では、自民党が野党に落ちたばかりで、。一度壊れた党内をまとめるには、温厚な谷垣氏が適任だと思う人も多かった&森喜朗氏や長老派のバックアップもあって、当選することができたのだけど。

 でも、いよいよ野田民主党政権の崩壊が近づいて来て、待ちに待った政権奪還が目の前にちらつき始めるようになると、次期総裁=次期首相を目指す人たちや、彼らの派閥の議員が、本気になって覇権争いに動くようになる。(@@)

* * * * *

 『野田政権が窮地に~自民が問責決議、小沢新党などが不信任案、党内対立も拡大』にも書いたように、近時は、安倍、麻生元首相を含め、派閥の長クラスの議員がオモテで、どんどんと谷垣陣営に対して批判的な発言を行なうようになっているし。
 さらに、何と小泉家は親子で動いているとのこと。(・o・)
<ちなみに、この親子は、消費税増税には反対の立場なのよね。>
 
 1日は谷垣総裁に直談判を行なった小泉進次郎氏は、昨日6日には「3党合意の破棄を求める全国の有志の地方議員とともに、緊急アピールを執行部に提出した。
小泉青年局長は「一番わかりやすいのは、(法案を)否決。無血開城はあり得ません」と述べた』とのこと。(FNN8月6日)

 また、政界を引退したはずの小泉元首相に関しても、こんな報道が出ていた。

『7月28日。都内のホテルのロビーで、小泉氏が石原伸晃幹事長を呼び止めた。
 「何をやっているんだ。野党が解散権を握ってる政局なんてない。こんなチャンスは珍しいんだぞ!」
 小泉氏は、10分にわたり石原氏に活を入れ、そのけんまくに他の客が立ち止まるほどだったという。小泉氏は他の党幹部や派閥領袖(りょうしゅう)らにも電話で「勝負時だ」と説得した。(産経新聞8月6日)』

* * * * *

 谷垣総裁は、以前から消費税増税を訴えていたこともあり、個人的にも何とか一体改革法案を成立させたいという思いが強いし。
 野田首相とも考えが合うようなので、お互いTOPの座をキープして、うまく協議を進めながら、いい形で解散&民自連立を実現したかったかも知れないのだけど。

 3年も政権与党の座&権力と利益の分配構図から離れて大変な思いをしていた自民党の大物議員たちが、次期首相や閣僚の座&派閥の利権を握るチャンスを、指をくわえて見ているはずもない。(~_~;)

 強硬派&非主流派は、もともと3党協議にも反対だったものの、谷垣陣営が、3党合意を通せば、「小沢切り&民主党分裂」「早期解散」が実現できると主張したため、とりあえず譲っていたのであるが。
 小沢切りは実現したものの、残留組が出たため、民主党は過半数割れに至らず。しかも、解散解約がとれていないとなれば、「話が違う」ということになる。<ナンクセをつける材料になる。^^;>

 逆に、谷垣陣営の幹部は、もしここで谷垣総裁が失脚すれば、次期政権で自分たちが冷遇されることになりかねないため、こちらも谷垣総裁のお尻を叩いて、勝負に出るしかない状況なのである。(-_-)

 ・・・というわけで、野田首相も谷垣総裁も追い込まれている今、but公明党や民主党内から様々な抵抗を受ける中、果たして、2人が最終的にどのような決断をするのか。それによって、日本の政界の行方も大きく変わる可能性があるだけに、夜は五輪、昼は政局ウォッチで忙しくなりそうなmewなのだった。(@@)

                    THANKS 

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by mew-run7 | 2012-08-07 08:07 | 政治・社会一般 | Trackback(1)

原爆と原発+自民、生活が野田を追い込む+維新と民主造反組が連携か

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 今日、8月6日、広島では、67回目の原爆の日を迎える。(・・)

 午前8時から平和記念公園で行なわれる平和記念式典では、松井市長が、世界に向けて核兵器廃絶を呼びかけると共に、市民の暮らしと安全を守るためのエネルギー政策を確立することも訴えるという。

 日本は唯一の被爆国として、長い間、核兵器の廃絶を訴えているのであるが。残念ながら、世界では核の保有国が少しずつ増えている状況にある。(-"-)

 しかも、日本でも、昨年の福島原発事故を契機に、脱原発を求める声が強まっているのに対して、原発推進派の中には、「核の抑止力を維持することが必要だ」ということを理由にして、原発をなくすことに反対する人たちが出ている。
 自民党の国防族TOP・石破茂氏もそのひとりだ。(**)

 石破氏は、昨年10月、SAPIOのインタビューに対して、このように語った。

『私は核兵器を持つべきだとは思っていませんが、原発を維持するということは、核兵器を作ろうと思えば一定期間のうちに作れるという「核の潜在的抑止力」になっていると思っています。逆に言えば、原発をなくすということはその潜在的抑止力をも放棄することになる、という点を問いたい。』

『私自身は、安全保障の面から、日本が核兵器を持てることを否定すべきではないと思うし、憲法の解釈上も禁じられていないというのが政府の立場です。「非核三原則」は憲法ではなく、あくまで政策的判断として貫かれているものです。

 しかし、翻って日本は、核の平和利用を原子力発電の技術によって営々と積み重ねてきた。なればこそ、テクノロジー面においても、マネジメント面においても、世界で一番安全な原発を作っていかなければいけない。これは、世界に対する日本の責務だと私は思う。だから、私は日本の原発が世界に果たすべき役割からも、核の潜在的抑止力を持ち続けるためにも、原発をやめるべきとは思いません。(SAPIO11年10月5日号)』

* * * * *

 そもそも日本が、原発の導入を決め、原発政策を推進して来た目的には、エネルギーの確保&経済発展をすることだけでなく、いずれ核兵器を製造するための材料や施設を準備することがあったと言われている。(ーー)

<特に、高速増殖炉「もんじゅ」は、核兵器の材料として使いやすい高純度のプルトニウムを作ることができるため、事故が多発して実用化が困難な上に、1日に5千万円以上もの維持費がかかっているというのに、原発推進派は何とか廃炉にするのを阻止しようと懸命になっているのだ。
関連記事『菅がもんじゅ廃炉、脱原発の公約化に言及&市民運動、超党派で協力体制を』>

 そして、石破氏に限らず、いわゆる保守タカ派の政治家や識者の中には、日本もいずれ核兵器を保有すべきだorした方がいいと考え、そのためには原発を維持する必要があるとして、国が脱原発政策をとることに反対しているのである。(-"-)

<それこそ石原慎太郎都知事などは、日本人は「原爆のトラウマを引きずるべきではない」として、国政進出する場合には、核保有のための施策や原発推進を公約にしたいと語っているほどだ。(>_<)>

 昨年6月、自民党、民主党の歴代首相や党幹部(森、安倍、福田、鳩山、谷垣氏などなど)が結集して、「地下式原発政策推進連盟」なる議員連盟を作ったのも、安保軍事政策の観点からも、当時の菅首相が脱原発政策をとるのを阻止することが目的であったと言われている。<参加者は、wikipediaに。関連記事『元首相が集まる原発議連に、原発利権の陰&「菅おろし」を急ぐ理由』>

* * * * *

 広島や長崎をはじめ、日本全国には、「わが国は非核三原則は堅持すべきだ」と考えている人、「世界から核兵器をなくすべきだ」と考えている人がたくさんいる。
 また、「日本も、早く原発をなくした方がいい」と考えている人も、どんどん増えている。(・・)

 でも、他方で、日本の政界などには、いずれ日本も核兵器の製造や保有を行なうことを前提に安保軍事政策を考えている人たち、そのために原発政策も維持、推進すべきだと考えて、国民の非核・脱原発への思いを潰そうとしている人たちが少なからずいるのである。(-"-)

<そのウラでは、もちろん、原子力ムラの政治家、官僚、企業、学者などの様々な人たちや利権が絡んでいるんだよね。^^;>

 しかも、困ったことに、日本国民の中には、そのような国会議員がかなりいる<しかも、かなり有名な人たちが多い?>ことを知らないor意識していない人が多いという実情がある。(~_~;)

 残念ながら、マスコミの大部分は、原発と核兵器の関係について、一般国民に伝えようとしないのだけど。<大手TVの中では、報道ステーションが石破氏の発言を取り上げていたぐらいかも。^^;> 

* * * * *

 日本が将来にわたって、核兵器を作らない&持たない国であり続けるためにも、脱原発の動きが進めて行くためにも、mewとしては、もっと多くの人たちが原発と核兵器の関係について意識してくれるといいな~と思うし。
 せめて自分にできることとして、このブログでは、機会あるごとに、しつこくそのことに触れて行きたいと、広島原爆の日に、改めて思ったmewなのだった。(@@)

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 次に、『野田政権が窮地に~自民が問責決議、小沢新党などが不信任案、党内対立も拡大』の続報を・・・。

 今日の平和記念式典には、野田首相も出席する予定なのだが。おそらく、野田氏のアタマの中は、今週の自民党との攻防のことでいっぱいなのではないだろうか?(@@) 

 野田民主党は、先週、一体改革法案の参院採決を20日に行ないたいと自民党に申し入れたのだが。お盆前までに参院採決を行なうことを強く求めていた自民党は、この申し入れに激怒。
 もしお盆前の8日までに採決をしない場合は、参院で問責決議、衆院で内閣不信任案の提出をすると言い出した。^^;

 この自民党の対応に焦った野田首相は、3日に輿石幹事長と会談を行ない、お盆前の10日に採決を行なうように指示をしたのだが。
 自民党は、あくまでも8日に採決すべきだと、この申し入れを拒否。また、野田首相が解散を解約しないのであれば、問責決議や不信任案を出さざるを得ないと、改めて圧力をかけて来たという。(@@)

* * * * *

『野田首相は3日、参院で審議中の社会保障・税一体改革関連法案の成立を最優先するため、民主党執行部が予定する20日の採決日程を見直し、10日を軸にお盆前に前倒しするよう輿石幹事長に指示した。
 しかし、自民党は、あくまで8日の採決を求め、7日にも首相問責決議案を参院に提出する構えを崩しておらず、民主、自民両党の接点は依然として見いだせていない。(中略)

 首相が模索する採決日程の前倒し案について、自民党幹部は3日夜、「8日採決以外なら問責決議を提出する」と述べ、拒否する考えを示した。(読売新聞8月4日)』

『自民党の田野瀬良太郎幹事長代行は5日のNHKの討論番組で、自民、公明両党を除く中小野党7党が内閣不信任決議案を提出した場合、自民党も独自の不信任案提出を検討する考えを示した。「苦渋の決断だが、提出を視野に入れていかねばならない」と述べた。7党は民主、自民、公明の3党合意に基づく消費税増税法案の成立阻止のため不信任案を提出する方針。(共同通信8月5日)』

* * * * *

『自民党の田野瀬良太郎幹事長代行は5日のNHK番組で、野田首相が自ら事態の打開に乗り出すよう求めた。自民党幹部によると、岡田克也副総理から同党の大島理森副総裁に党首会談の打診が非公式にあったが、解散の確約を前提としていなかったため断ったという。「あくまで衆院解散を約束させる場」(幹部)として首相側からの正式な申し入れを待つというわけだ。

 法案採決に絡めて「話し合い解散」を求める自民党がお盆前の8日採決を主張し、警戒する民主党執行部がお盆明けへの先送りを画策しているのが現在の対立構図だ。首相は3日、輿石氏にお盆前の10日採決を指示し、5日は記者団に「柔軟性をもって対応しようということで認識が一致した。それを踏まえて明日(6日)から対応してもらえるものと思う」と語った。(毎日新聞8月5日)』

『民主党の樽床伸二幹事長代行はNHK番組で、特例公債法案と衆院選挙制度改革関連法案も含め「トータルとして日程を相談する」と消費増税法案の先行採決を否定。「いきなり党首会談ではなく、幹事長間でしっかり議論するプロセスを踏まないと意味がない」と党首会談への警戒感も示した。

 こうした民主党執行部の姿勢は、消費増税を潰してでも解散を回避しようとしていると自民党側には映る。田野瀬氏は「樽床さんはこの局面をなめとったらあかん。野田さんも民主党もこの法案と心中するつもりで取り組まないとうまくいかない」とまくし立てた。事前に石原伸晃幹事長らと打ち合わせた首相への警告だった。(同上)』

* * * * *

 小沢新党「生活」は、みんな、社民、共産など野党7党で、参院採決前に、衆院に内閣不信任案を提出することで合意しているのだが。
 もし自民党が単独で不信任案を提出した場合も、これに同調する意向を示している。

『新党「国民の生活が第一」の幹部は4日、自民党が消費税増税法案の参院採決の前に、独自に内閣不信任決議案を提出した場合、これに同調する意向を示した。幹部は「理由はどうであれ、大局的には同調することになるのではないか」と語った。(産経新聞8月5日)』

 公明党は、3党合意を尊重すべきだとして、現段階で不信任案を提出することには慎重な姿勢を示しているのだが。もし公明党や野党各党が賛同し、民主党から15人の造反者が出れば、不信任案が可決されて、野田内閣は今週にも総辞職か解散かの決断を迫られることになる。(@@)

『小沢氏は2日夕、自ら衆院委員部に電話をかけて、過去の不信任案の事例を細かく問い合わせた。さらに3日の党首会談後には、衆院議員会館の自室で盟友の鳩山由紀夫元首相と会談した。不信任案への同調を働きかけたとみられる。(夕刊フジ8月5日)』

 しかも、後述するように、鳩山氏の側近&小沢氏とも近い松野頼久氏が、民主党を離党し、大阪維新の会のために新党を作るという話も出ている。^^;

* * * * *

 このような動きを受けて、野田首相は出張先の広島県で『5日、消費増税関連法案の参院採決について「輿石東民主党幹事長と、先方(自民党)の事情もあるから柔軟性を持って対応しようということで認識が一致した」と述べた』という。
『首相発言は、党執行部に指示した10日採決をさらに前倒しする可能性を示唆したものだ。』(時事通信8月6日)

 ただ、早期解散&党分裂阻止を考えて動いている輿石&樽床の幹事長チームは、野田首相が一体改革法案の成立を第一に考えて、他の重要法案の審議に配慮せずに採決日を前倒ししたり、解散の確約をしたりすることを好ましく思っていないだけに、野田首相と執行部の間に亀裂が生じるおそれもある。(~_~;)
 
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 昨日は、こんな興味深いニュースも出ていた。(・o・)

『民主党の松野頼久元官房副長官(51)(衆院熊本1区)は4日、熊本市で開いた自らの国政報告会で「今の民主党の政治スタイルに限界を感じている。次の選挙までに(政界が)流動化して、新しい流れが出てくるかもしれない。その流れの中に身を置くことになるかもしれない」と語った。

 地域政党・大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)との連携を念頭に、新党結成を模索する考えを示したものだ。

 大阪維新の会は公職選挙法などが定める政党要件を満たすため、現職国会議員の加入を検討している。維新の会幹部は4日、すでに松野氏と接触していることを明らかにした。松野氏周辺では、九州選出の議員による地域政党を結成する構想も浮上している。(読売新聞8月5日)』

 松野頼久氏は、鳩山由紀夫氏の側近。鳩山氏が首相時代には、官房副長官として常に同氏と行動を共にしており、昨年からは、鳩山Gの幹事長を務めている。
 また、小沢Gの議員とも親しく、小沢Gと鳩山Gが民主党内で一緒に活動していた時には、両者のパイプ役も担っており、小沢氏にも近い関係にある。(・・)
 さらに言えば、松野氏は維新の会の松井幹事長と同じ超保守団体・日本会議のメンバーでもある。^^;

<尚、九州選出の民主党議員では、佐賀県の原口一博氏が「日本維新の会」なる地域政党を作っていることから、この政党を母体にする形で、維新の会の国政版を作る可能性もある。>

* * * * *

 上の記事にもあるように、大阪維新の会は、先週、衆院選前に、既に国会議員となっている者を5人以上集めて、国政レベルでの政党を作る方針を発表。自民党、民主党などの議員と接触しているという。

『地域政党・大阪維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は1日の記者会見で、「(次期衆院選を)戦うなら、国で定められている政党を目指す」と述べ、公職選挙法上の政党要件を満たすため、国会議員5人以上を集める方針を明言した。

 政党要件を満たせば、衆院選で立候補者が小選挙区と比例選の重複立候補も可能になる。松井氏は「政党と地域政党ではメディアの扱いや選挙でできることが全然違う。悔いなく戦うために既存政党と同じ扱いをしてもらえる体制にしたい」と強調した。(読売新聞8月1日)』

<政党要件を満たさないと、重複立候補ができない、比例代表に候補者を擁立するには、各比例ブロックの定数の5分の1以上の候補者を届け出なければならない、候補者個人のビラに加え政党ビラを作製・配布できない、衆院小選挙区の候補者が政見放送を利用できない、企業・団体献金や政党交付金を受けられないなどのデメリットが大きい。>

* * * * *

 国政の政党では、みんなの党が維新の会と共に活動して行くことに意欲を示しているのだが。どうやら維新の会の方は、みんなに限らず、他党の議員も交えて新党を作ることを考えている様子。

『すでに複数の維新幹部が、自民党や民主党などの現職国会議員や元議員数十人と接触。現在の所属政党を離党し、維新に参加する可能性があるか見極めていると見られる。(毎日新聞8月1日)』

 実際、今年5月には、こんな記事が出ていたこともある。

『松井知事は4月中旬、東京・新橋の鳥鍋料理店で自民党の松浪健太氏、西村康稔氏、大阪府知事選への出馬を取り沙汰された丸山和也氏ら6人、民主の松野頼久氏、石関貴史氏、みんなの党の小熊慎司氏と会談した。

「自民党の府議会議員だった松井知事は松浪氏と前からの"ポン友"で、自公案は松浪氏が維新の浅田均政調会長や橋下氏のブレーンである堺屋太一氏らと調整して練り上げた。維新は都構想を実現するため、お膝元の大阪の小選挙区で10人前後の自前候補を立て、残りは選挙協力にとどめるなど、自公の候補者に配慮するとうわさされている」(自民党関係者) (週刊朝日5月18日号)』

<mew注・自公案→大阪都構想に関する法案の話。この法案は、結局、民自公みなどの7党が共同して法案を作り、国会に提出された。>

* * * * *

 上の記事に出ている石関貴史氏は、小沢Gの一員。松野氏同様、消費税増税法案に造反し、今は民主党に残留しているのだが。
 もし自民党or「生活」などの野党が、今週、本当に野田内閣の不信任案を提出した場合、それに賛成&造反する形で、鳩山氏や松野氏、石関氏らの造反残留組(離党予備軍?)も党を離れる可能性が十分にある。(**)

 また松野頼久氏は、今年1月には、愛知県の大村知事の会合にも出席しているのだが。大村知事は、もともと小沢一郎氏と懇意の関係。また、橋下徹大阪市長と連携も約束しているだけに、この辺りのラインがどのように伸びて行くかも気になるところ。(・・)

 まさに崖っぷちの状態に追い込まれている野田首相が、この6~7日にどのような決断をするのか、自民党や生活などの野党各党がどのように動くのか・・・その行方によっては、今週にも野田政権が終末を迎え、新たな政界の地図が描かれ始める可能性も否定できないように思うmewなのだった。(@@)

                     THANKS

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by mew-run7 | 2012-08-06 06:07 | 政治・社会一般 | Trackback(2)

民主党内に原発政策で新たな対立~菅Gの脱原発活動&規制委の同意人事

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*印がついた報道記事は、記事の最後のMore部分にあるです。



 野田陣営&民主党が、今度は、原発政策を巡って、揺れている。

 菅Gを中心にした党内の脱原発派が、脱原発政策を早期実現するために、積極的な言動を行なうようになって来たからだ。(@@)

 特に今、大きな問題となっていることが2つある。

 一つは、菅前首相らが「2025年までのできるだけ早い時期に原発ゼロ」にすること&その法律化を政府に提言すると共に、それを民主党の衆院選公約にするように求めていることだ。
 もう一つは、野田内閣が選んだ原子力規制委員会の委員に関して、党内の脱原発派が見直しを強く求めていることだ。(・・)

* * * * *

 野田陣営は、オモテ向きは「脱原発依存」の方針を掲げながらも、実際には、原発維持&推進を求める経済界や原発ムラの要望に応え、今後も原発の再稼動を続けて行こうとしている。
<政府の原発政策に関しても、2030年までに原発比率を15%にすることを念頭に置いて、原発依存は縮小but当面、再稼動は続行という方針をとろうとしている。>

 彼らとしては、何とか政権を維持して行くために、曖昧な感じの施策をとりながら、どちらにもいい顔をするような感じで、うまくしのいで行きたいという思惑もあるのではないかと察するのだが。
 しかし、ここに来て、党内からも野田首相の決断を迫る動きが出て、その対応に苦慮する事態に。もし野田陣営が彼らの意見を無視or軽視した場合は、新たな党内対立&党分裂につながるおそれがある。(~_~;)

* * * * *

 野田首相が、先週になって、官邸前でデモを行なう市民グループと面会をする意向を示したのも、脱原発派に配慮してのことだ。

『野田首相は3日の内閣記者会のインタビューで、原子力発電所再稼働反対を訴えて首相官邸前で抗議活動を行っている市民団体代表らとの面会について、「反対している方の声もぜひ聞きたい。やり方や日程を調整しており、遠くない将来に実現できると思う」と述べ、近く応じる考えを明らかにした。(読売新聞8月3日)』

『首相は当初、面会に消極的だったが、脱原発を目指す鳩山由紀夫元首相と菅直人前首相がデモ参加者と同調。2人は原発再稼働を決断した首相に反発する姿勢を強めており、党内融和を図るため首相が面会を決断した。
 毎週金曜日に行われている抗議デモは縮小傾向にある。政府関係者は首相と代表者との面会について、「鳩山、菅両氏の留飲を下げるため面会する」と話している。(産経新聞8月2日)』

* * * * *

 野田陣営は、毎週金曜日に首相官邸前で行なわれるデモは、しばらく放置しておけば、そのうちに収束するものだとタカをくくっていたようなのだが。<産経の期待に反して?>その勢いはおさまるどころか、近時は、全国各地に動きが拡大しているのが実情だ。(・・)

 しかも、官邸前のデモには与野党の国会議員も参加するようになっており、先月には何と鳩山由紀夫氏までが登場。
 さらに、菅前首相らの「脱原発ロードマップの会」や超党派の「原発ゼロ」の会の議員が、官邸デモを主催する市民グループと会い、意見交換を行なうに至った。

『総理官邸前で原発の再稼働反対を訴えてデモを続ける市民グループが、初めて国会議員と意見交換の場を持ちました。意見交換したのは、菅直人前総理大臣など脱原発を目指す国会議員で、大飯原発の再稼働中止などを求めました。

 首都圏反原発連合のメンバー:「すべての原発の再稼働をやめて頂きたい」
 菅直人前総理大臣:「原発をいつまでにやめると決められる状況を作ること。国民投票が一番良い」
 また、市民グループからは、大飯原発の再稼働中止や反原発を訴えるために野田総理大臣に面会を求める声が上がったのに対し、菅前総理は「総理に会いたいなら、その段取りは進めたい」と応えました。さらに、国会議員側からは原子力規制委員長の人事に関連して、政府が提案した田中俊一氏には反対する意見も出ました。(ANN7月31日)』

『菅氏は30日に野田佳彦首相と電話で話したことを明らかにし「野田首相は『会って話を聞くことはやぶさかではない』と言ってくれた」と述べた。(中略)

 菅氏は「野田首相の中でも、やはり会うべきだというところまで踏み込んでいる印象は受けた。実現する可能性は十分あると思う」と説明した。
 また、菅氏によると、首相に今春、「国民の憤りの対象になっている」と伝えると、首相は「え、そんなことになっているの」と驚いたという。菅氏は「消費税問題とか大きな問題があると他の問題に割く時間と意識が薄くなる。周りがしっかりしていないと、(国民の)感覚が伝わらない」と語った。(毎日新聞7月31日)』
* * * * *

 野田陣営にとってみれば、菅前首相が市民グループと会った上に、野田首相との面会の段取りを進めるなどと発言したことは「余計なことをしやがって」という感じだったかも知れないのだが。
 しかし、もしここで面会を断れば、党内の脱原発派や一般国民から反発を受けるのは必至であるだけに、止むを得ず、面会を行なうことにしたというのがホンネのところだろう。(・・)

* * * * * ☆

 ただ、菅前首相らの脱原発派は、これで終わらせる気はない。(**)

 『菅がもんじゅ廃炉、脱原発の公約化に言及&市民運動、超党派で協力体制を』などにも書いたのだが。

 菅Gが中心となっている「脱原発ロードマップの会」は、「2025年までに原発ゼロ」にすることを官邸に提言。それを明記した「脱原発基本法案」の要綱も発表し、それを民主党に衆院選公約にするように求めている。

 また、菅氏側近の荒井聡氏(元首相補佐官)らは、大飯原発の再稼動に関しても慎重に判断するよう官邸に要請文を提出したのだが、小沢Gや鳩山氏などを含め、わずか数日間で100名以上の署名を集めた。荒井氏が座長を務める原発事故収束対策PTは、「もんじゅ」の廃炉を提案しているほか、後述するように原子力規制委員会の人事の見直しも要求している。

 さらに、この辺りは改めて書きたいのだが。もともと市民運動出身である菅前首相は、近時、全国各地で集会や講演などに参加しており、市民運動などと連携して脱原発活動を行なって行くことを明言。他党の議員とも協力して、法案成立を実現させることに意欲を示すと共に、野田首相にも脱原発政策を実行するように迫っているのである。(・・)

* * * * *

 実のところ、菅Gや社民系など党内の脱原発派の議員には、昨年の代表選で野田佳彦氏を支持した人たちが多い。
 また、彼らの大部分は、菅内閣の頃から「社会保障と税の一体改革」の施策づくりに関わっていることもあって、今回の消費税増税を含む一体改革法案でも賛成に回っている。<ただし、野田陣営が強引に3党協議を進めたり、民主党案を棚上げしたりしたことには不満を抱いている人が少なからずいる。>

 ただ、もし野田首相が菅氏らの脱原発に関する提言を無視or軽視した場合には、彼らが野田陣営に反旗を翻す可能性が大きい。<先月には既に、党内の脱原発派の議員が3名、離党をしたばかりだ。>、
 それゆえ、野田首相も、何とか今国会を乗り切り、代表選の再選を果たすまでは、彼らの存在を無視することができずにいるのである。(~_~;)
 
 しかし、このような菅氏らの動きに、今度は党内の「原発維持派orゆるやかな脱原発派」から異論が出ている様子。

『民主党の田中慶秋副代表は31日の常任幹事会で、将来的な「原発ゼロ」を唱える菅前首相を面と向かって批判した。

 菅氏が「多くの国民が原発問題で意思表明している。党としても声を受け止めることが必要だ」と述べたのに対し、原発エネルギーの活用を重視する旧民社党系グループの田中氏は「(菅氏は)『脱原発をマニフェストに明記すべきだ』と発言しているが、党に確認してから発言してほしい」と反発した。(読売新聞7月31日)』

 もし菅氏らが、今後も脱原発の公約化や法案化を主張し続けるようだと、また党内に新たな対立が始まるおそれがある。(・・)

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 しかも、ここに来て、新たな火種が生じることになった。(@@)

 野田内閣が発表した原子力規制委員会の委員の人選に関して、野党各党から批判が続出。党内からも、人事の見直しを求める声が強まって来たからだ。

 福島原発の事故を契機に、政府の保安院や原子力安全委員会などが、電力会社や各原発を十分にコントロールできていなかったことが判明。特に、原発政策を推進して来た経産省などの管理下に機関が規制を担当することが問題となった。

 そこで、政府は、各党や国民の声を受け、9月から各省庁から独立する形で原子力規制委員会を新設することを決定。
 この委員会の委員を正式に決めるには、国会の同意を得ることが条件となっているため、先週、野田内閣が選任した委員5名の人事案を国会に提示した。

『政府は26日、国会の議院運営委員会両院合同代表者会議で、新たな原子力規制組織「原子力規制委員会」の初代委員長に田中俊一・前内閣府原子力委員会委員長代理(67)を起用する人事案を原案通り提示した。
 各党は人事案を党内で審査し、8月上旬の衆参両院本会議で同意するかどうか採決する。野党内では公明党が人事案に賛成する方向だが、参院で同意を得るには自民党の対応が焦点となる。

 人事案は、委員長の田中氏のほか、委員に中村佳代子日本アイソトープ協会主査(62)、更田豊志(ふけたとよし)日本原子力研究開発機構副部門長(54)、大島賢三・元国連大使(69)、島崎邦彦地震予知連絡会会長(66)の4氏を起用する内容だ。
 人選を主導した細野原発相は26日、人事案提示後の記者会見で「全体のバランスから言ってベストの陣容だ」と強調した。(読売新聞7月27日)』

* * * * *

 原子力規制委員会は、原子力行政のTOPに立ち、原発の安全管理、再稼動、廃炉などなど原発の規制に関する様々な判断を行なう強大な権限を持った機関だ。
 政府から独立した機関ゆえ、もし委員に何か問題があったり、委員の判断に疑問が呈されたりすることがあっても、政府が介入することはできないため、その人選には慎重を期すべきことは言うまでもない。(・・)

<ちなみに、委員の任期は、委員長が5年、他の委員が2~3年で、一度、人事が決まれば、何か特段の事情がない限り任期を務めることになる。>
 
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 まあ、正直なところ、原発に関する専門知識を持った人のほぼ全ては、おそらくここまで何らかの形で原子力ムラと関わったり、支援を受けたりしたことがあるのではないかと察するので、全く関係のない人を選ぶのは極めて難しいと思うのだが。

 ただ、今回の人選には、党内外から「原発ムラに深く関わっている人が多すぎる」「熱心な原発推進派が多く、脱原発の立場の人がひとりもいない」などと批判が相次ぐことになった。

 特に、委員長の田中俊一氏は、放射能関連のエキスパートなのだが、独)日本原子力研究開発機構 副理事長、原子力委員長代理、原子力学会会長を歴任。原子力ムラの中で、原発推進派の立場で活動して来たと言われている人だ。^^;
<原子力委員会というのは、核燃料サイクル維持のために、例の秘密会議を開いたり、不利な資料は隠蔽したりしていたところね。(-_-;)>

 福島県出身で、原発事故後は、放射能除染に関わって来たのだが。「20ミリシーベルト未満の地域は除染する必要はない」と主張したり、原子力損害賠償紛争審査会において、最後まで自主的避難者に対しての賠償方針に反対したりするなどしていたため、自治体や避難者から大きな批判を受けているという。
 それゆえ、「これでは、国民が安心して原発の規制を任せることができない」という声が出ているのである。(-"-)  

『細野豪志環境相は「田中氏のように福島の除染ボランティアに携わってきた専門家はいない。福島に寄り添って判断した」と説明。「反対派(の有識者)にも打診したが、断られた」と述べた。PT事務局長の川内博史衆院議員は「少なくとも委員長を差し替えないと認められない」と述べた。(東京新聞7月27日)』

 また、他の委員も、原子力関係機関から資金を受けていたことが判明しているため、その点で疑問が呈されている。

* * * * *

 これには民主党内からも異論が出るようになり、ついには、党内のPT合同会議では、政府側に人事の見直しを要請する事態になった。

『民主党の環境部門会議と原発事故収束対策プロジェクトチーム(PT)は2日午前、国会内で合同会議を開いた。政府が国会に示した原子力規制委員会の同意人事案について、「このままでは同意できない」とする意見をまとめ、政府側の横光克彦副環境相らに人事案の差し替えを検討するよう要請した。

 会合では委員長候補の高度情報科学技術研究機構顧問、田中俊一氏の発言について、「40年廃炉ルールを(厳格適用するかどうか)どちらとも取れる言い方だ」などと疑問視する意見が出た。

 原発PTの荒井聡座長は会合後、記者団に「このままでは人事を承服できないというのが大半の意見だった」と説明した。(毎日新聞8月2日)』

『人事案は八月上旬に衆参両院で採決されるが、造反者が出る可能性もある。
 会議では、田中氏について「原子力を推進する機関の要職を務めた人。国民に説明できない」と疑問視する声が出たほか、委員の中に「原発反対派がいないのはバランスを欠く」などの批判が相次いだ。(東京新聞7月28日)』

『人事案は八月上旬に衆参両院で採決されるが、造反者が出る可能性もある。
 会議では、田中氏について「原子力を推進する機関の要職を務めた人。国民に説明できない」と疑問視する声が出たほか、委員の中に「原発反対派がいないのはバランスを欠く」などの批判が相次いだ。(東京新聞7月28日)』

* * * * *

 野田陣営は、ここまでは何とか脱原発派をうまくなだめながら、しのいで来たところがあったのだが。この同意人事に関しては、ごまかしがきかないだけに、脱原発派も、野田陣営がどのような対応をするのか見極めようとしている感じがあるのだが。

 野田首相は、今回の人事に異論が出ていることに困惑しているようなのだが、人事を変更する気はない様子。

『「経歴などを聞いて『問題ない』と説明を受けた。一方的な話しか聞いていなかったからね」。首相は1日夜、民主党参院議員約10人との会合で、規制委員長候補の田中俊一・高度情報科学技術研究機構顧問が「原子力ムラの住人」と批判されていることに困惑を隠さなかった。(産経新聞8月3日)』

『政府が国会に提示した原子力規制委員会の人事案については、「人選したメンバーは政府として適任だと思っている」として、差し替える考えのないことを強調。(中略)首相は「(原子力の)安全規制をちゃんとやってもらうために、9月の委員会のスタートに間に合うように審議してほしい」と述べ、早期の国会同意に期待感を示した。(読売新聞8月3日)』

 また、『民主党の輿石東幹事長は2日の記者会見で「政府の同意人事に与党がダメだと言うのはよっぽどのことだ。党で決めたことは従ってもらう」と強調。前原誠司政調会長は「同意人事は政調幹部会の承認で党議拘束がかかる。PT座長には(政府案を否定する)権限がない」と指摘、造反防止に躍起になっている。』

 ただ『同意人事案の採決で大量造反が出れば消費増税法案の採決にも影響する。民主党の女性国会議員8人は2日昼、首相と会食し、党内の厳しい状況を伝えた。首相は「参考になります」と神妙に応じたという。』(産経新聞8月3日)』

* * * * *

 党内には、少なくとも委員長を替えない限りは、国会で同意人事の採決をする際に欠席、反対などの造反をせざるを得ないと発言する議員も出ているとのこと。
 また、鳩山元首相が作る造反残留組のグループも、これに同調する動きを見せているという。(・・)

 それゆえ、もしここで、野田陣営が人事を変更せずに、強行採決に持ち込むようなことがあれば、民主党内の原発政策に絡む対立が一気に激化し、野田陣営がさらに窮地に陥る可能性があるのではないかと思うmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2012-08-05 02:49 | 民主党、民進党に関して | Trackback | Comments(7)

三木睦子さんの訃報に接して~アブナイ野田&自民政権、特に安倍政権は阻止したい

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*印がついた報道記事は、記事の最後のMore部分にあるです。


 昨日、三木武夫元首相の妻・睦子さん(95)が、7月31日に他界していたことが他界されていたことが報じられていて、本当に残念な思いがしているし。心からご冥福をお祈りしたいと思う。

 三木武夫氏は、田中角栄元首相の後、74~76年に首相を務めた人だが。ロッキード事件などで自民党の金権体質が批判される中、「クリーン三木」として政治浄化に尽力。また、自民党内でも最も平和志向が強いと言われるハト派&護憲派だったことでも知られている。
<昔は、自民党にも平和志向の議員が結構いたのにな~。(-"-)>

 睦子さんは『1940年に三木氏と結婚。74年12月の三木政権発足後は首相夫人として支えた。88年に三木氏が死去した後も、北朝鮮との国交正常化や護憲を訴え活動した。95年、民間基金で元従軍慰安婦に補償する「女性のためのアジア平和国民基金」の呼び掛け人となったが、政府が「慰安婦問題は法的に解決済み」と国家賠償を否定したことに落胆し、翌年辞任した。
 大江健三郎、梅原猛両氏らとともに、改憲に反対する「九条の会」呼び掛け人として各地で護憲を訴えた。
 2002年には、日朝親善で積極的に活動したとして、北朝鮮から勲章を授与された。(スポニチ8月3日)』

 睦子さんは、護憲&平和に関する活動や平和外交、国内外で女性の社会進出の活動などに積極的に参加。北朝鮮との国交回復を願い、94年には北朝鮮で金日成主席(当時)と会談を行なったこともある。

* * * * *

 知人は、何回か三木夫人に会ったことがあるのだが。とても品がいいbut気さくで、ふだんんは穏やかながらも、大事なことに関してははっきりとものを言う人で、様々な活動を行なう女性を常に励ましていたとのこと。周辺の人たちからも、とても慕われていたときく。
 
 そんな三木夫人の訃報に接し、本当に残念な思いでいっぱいなのだが。勇気をもって、各方面で言動を続けていたことに、心から「ありがとう&おつかれさまでした」と申し上げたい。
 
* * * * *

 三木睦子さんが、07年6月に「安倍内閣と集団的自衛権」というテーマの集会で講演をした時の映像があるのだが。(・・)
<リンク付けがうまく行かないので、「九条の会 学習会 三木睦子さんの話」(映像ドキュメントcom)で検索して下さい。>

 06年に首相になった安倍晋三氏は、憲法改正と教育再生を2本柱にした「美しい国づくり」構想を発表。「戦後からの脱却」をスローガンに掲げて、日本の戦後体制を大きく変えようとしていて。
 そして、日本本の軍事強化、日米軍一体化を進めるために、憲法改正を経ずして、集団的自衛権の行使を容認することを計画し、実行に移しつつあったのだが。07年7月の参院選で民主党に大敗を喫したため、それが実現できないまま、9月に辞任することになったのだけど。(・・)

 この講演が行なわれた07年6月というのは、ちょうど安倍元首相が訪米して、ブッシュ大統領にインド洋の海自派遣延長や集団的自衛権の容認などをお約束した時期で。平和志向派の人たちが、それこそ、「このままじゃ、日本がアブナイ!」と安倍首相に対する警戒感を強めていた頃である。(@@)

* * * * *

 三木睦子さんは、この講演の中で、安倍晋三氏の父方の祖父である安倍寛氏の話をしていた。
 安倍寛氏は、1937年~1946年のまさに戦前・戦中時代に衆院議員を務めていた人で、日本の平和、非戦論を懸命に説いていたとのこと。同じ平和志向の三木元首相とも仲がよくて、三木家をよく訪れていたという。

<wikipediaによれば、『いわゆる“ハト派”であり、第二次世界大戦中、1942年の翼賛選挙に際しても東條英機らの軍閥主義を鋭く批判、無所属・非推薦で出馬し当選した。戦後第一回の総選挙に向けて準備していたが、直前に心臓麻痺で急死した』そうだ。>

 安倍晋三氏は、こちらも超保守タカ派で、60年日米安保を締結した岸信介元首相の孫として知られているのだが。岸信介氏は、母方の祖父。
 睦子さんは、マスコミが何故、父方の祖父である安倍寛氏のことを取り上げないのかと不満を述べていた。<「安倍氏は寛氏が他界してから誕生したので、祖父のことを知らないのかも知れない。今度、官邸に行く機会があるので、話してきかせようと思う」とも。>

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 何故、この講演の話を取り上げたかと言えば、たまたま、今週、その安倍晋三氏の総裁選出馬に関するニュースと、集団的自衛権&日米軍一体化に関わるようなニュースが出ていて、イヤ~な感じがしていたからだ。(-_-)

 先に、日米軍一体化に関わるニュースの方を紹介すると・・・。
 
『陸上自衛隊は2日、沖縄から北マリアナ諸島のテニアン島までの海域と、グアム、テニアン島を訓練場所とし、21日から9月26日の間、沖縄に司令部を置く米第3海兵遠征軍と共同訓練をすると発表した。島しょ防衛の能力向上を図るのが目的。

 今年4月に日米両政府が発表した在日米軍再編見直しの共同文書で示された「動的防衛協力の促進」の具体策で、海洋進出を活発化させている中国をけん制する狙いがあるとみられる。陸自からは、島しょ防衛を主な任務にする西部方面普通科連隊(長崎県佐世保市)などの約40人が参加。ボートやヘリによる着上陸や敵部隊への襲撃などを訓練する。陸自の部隊は、沖縄から海兵隊の強襲揚陸艦に乗艦し、訓練場所へ向かう。(産経新聞8月2日)』

* * * * * 

 野田首相は、4月に訪米した際に、日米共同宣言を発表したのだが。その中で、日米の軍事連携の強化を明記。
 陸海空の自衛隊は、既に米軍と司令部を共有。また、米軍や他国の軍隊と日常的に共同訓練や合同演習を行なうようになっているのだが。近い将来、グアムに共同訓練場を新設する計画も進行中だし。しかも、訓練の内容は、どんどんと「専守防衛」の枠を超えて、海外での軍事活動や他国との戦闘行為を想定したような内容になっているのである。
 そのたびに、訓練内容が憲法9条に違反するのではないかという指摘が出ているのだが。彼らはそんなことお構いなしに、イケイケで日米軍事一体化を進めているのが実情だ。(ーー)

<最近の関連記事・『自衛隊の市民監視活動に違法判決+米軍基地に自衛隊の司令部&日米軍一体化への布石』『野田が小沢会談を1回限りのバクチ宣言?+強気の財務系&新たな対立+違憲の自衛隊訓練』など>

* * * * *
 
 先日、『図に乗る&保守化を強める野田の再選を阻止したい!』という記事にも書いたのだが。

 野田首相は、集団的自衛権の見直しに前向きな姿勢を示したばかり。
 しかも、先月には、国会で「尖閣諸島を含むわが国の領土領海で周辺国による不法行為が発生した場合は、必要に応じて自衛隊を用いることを含め、政府全体で毅然として対応する」として、自衛隊を出動させる意向を表明。さらに、保守派議員の多くは、自衛隊を尖閣諸島に常時配備することを提言し始めているような状況なのだ。(-"-)

 もちろん今回の訓練は、おそらく尖閣諸島などの防衛も意識して行なっているものだと思われるのだが。陸自の部隊は、何と海兵隊の強襲揚陸艦に乗艦し、ボートやヘリによる着上陸や敵部隊への襲撃などの訓練を米軍と一緒に行なっているわけで。
 このような訓練は、海外での軍事活動にも活用できるものだし。こうして、国民が知らない間に、日本はどんどん戦闘体制を築こうとしているのである。(-"-)
 
* * * * *

 mewは、いわゆる絶対護憲派ではないのだけど。9条改悪、特に集団的自衛権の行使や海外での武器使用の禁止は、絶対に守って行かなければならないと考えているし。このブログを続けている最大の目的もそこにある。

 残念ながら、実生活でも、ブログでも、憲法や集団的自衛権の話などをしても、ほとんど関心を持ってもらえない状態が続いているのだけど。でも、今でも保守タカ派の勢力は、着々と日本の軍事強化や日米軍一体化の計画を進めているというのが実情だ。

 それを何とか阻止するためには、<おそらく三木夫人もそう思って、諸活動を続けていたのではないかと察するのだが>、より多くの国民に、そのことに対する関心や危機感を抱いてもらわないといけないと思うし。
 せめて自分にできることとして、政治ブログの片隅で、「日本がアブナイ!」と叫び続けて行きたいと改めて思った次第だ。(・・)

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 今週は、安倍晋三氏に関して、こんなニュースも出ていた。(~_~;)

『自民党町村派の町村信孝会長が2日夜、都内で同派の安倍晋三元首相と会談し、谷垣禎一総裁の任期満了に伴う9月の総裁選に立候補する意向を伝え、支援を求めていたことが3日分かった。ただ、安倍氏は支持を明言しなかった。森喜朗元首相が同席した。
 党内には安倍氏の総裁選出馬に期待する声があり、町村派として候補を一本化する必要性が指摘されている。関係者によると、会談で町村氏が「総裁選に出馬したいので、協力をお願いしたい」と要請したのに対し、安倍氏は「私にはやり残したことがある。応援してくれる人もたくさんいるので、対応はこれから考えたい」と述べた。(時事通信8月3日)』 

『党内では、安倍氏の総裁選立候補に期待する声があり、町村氏と安倍氏は春ごろにも会談したが、安倍氏は回答を保留した。(毎日新聞8月3日)』

* * * * *

 町村氏と安倍氏との関係については、また機会があったら書きたいのだが。
 どうやら安倍氏は、自派閥の長であり、自分に06年の総裁選出馬を譲ってくれた町村氏の要請を拒んででも、もう一度、首相に返り咲くことを本気で考えているようなのだ。(~_~;)

 安倍氏は、先ほど書いたように、自分が06年に首相に就任した際に目指していた「美しい国創り」や「戦後レジームからの脱却」を十分に実現できず、志半ばで首相を辞任したことに、かなり心残りがある様子。

 また本人以上に、超保守派の議員や識者が、もう一度、安倍氏を先頭にして、その構想を実現したいという思いも強いようで。
 それが、安倍氏の「やり残したことがある。応援してくれる人もたくさんいる」という言葉につながっているのである。^^;

* * * * *

 mewは、このブログで、野田&前原Gや自民党、大阪維新の会などの保守政党に政権を握らせることになれば、日本はアブナイ道を走ることになると。だから、何とかそれを阻止したいと、ずっと訴えているのだが。

 その中でも、安倍氏が首相に返り咲く形で政権をとるというパターンは、mew的には最悪のものだと言えるだろう。(>_<)

 残念ながら、安倍氏は父方の祖父ではなく、母方の祖父である岸信介元首相の思想を強く受け継いでしまっており、祖父の悲願である新憲法制定や日本の軍事力復活の実現させることを何より望んでいるし。
 <本当は1960年に締結した日米安保条約50周年に当たる年に>自分が日米新安保条約を結んで、日本の軍隊が、太平洋・アジア地域で米軍と一緒にバリバリに安保軍事活動を行なえるように、また富国強兵を進めて、敵視している中国や韓国、朝鮮を押さえて、アジアの覇権を握るような国づくりを行なうことを、今でも真剣に目指しているのである。(-"-)

 そして、もし安倍氏が総裁になった場合、自民党は、日本会議系超保守派のグループである「創生日本」のメンバーが中心になり、さらにその同じグループで活動している平沼赳夫氏の率いる「た」党や、やはり日本会議に所属する松井一郎氏が率いる大阪維新の会と連立を組んで、トンデモ超保守タカ派的な国政運営を行なうことになる可能性が大きいのだ。(@@)

<維新の会の松井幹事長や多くの所属議員が、安倍氏らと同じ思想の持ち主で。国政進出に当たって、安倍氏&側近と何度も会っていることを、もっと多くの人に知って欲しいと思うです。(・・)>

 しかも、安倍氏は、原発推進派&核武装論者ゆえ、当然にして「脱原発」を実現することも難しくなるし。
 安倍仲間には、小泉式の新自由主義者が多いので、また市場競争原理主義が強化されることにもなりかねないし。
 当然にして、戦前教育に近いような国家主義的な学校教育が行なわれることにもなるわけで。mew的には、いいことが一つもないのである。(ノ_-。)

<平沼「た」党は、もはや国民主権の理念を超え、衆院選公約で『天皇の地位は、皇室の歴史と伝統、国民の歴史的総意に基づく』もので、『義務教育での公民・歴史分野で「皇室に対する理解と敬愛」教育を推進』するなどと明記しているのだが。安部氏やその仲間たちも、同じような考えの持ち主だということを知って欲しいとも思う。^^;>

* * * * * 

 mewは、三木睦子さんと同じように、日本の戦後体制、現憲法の平和主義や人権尊重、国民主権の理念を何とか守って行きたいと本当に強く願っているし。
 mewなりに、戦後、懸命に日本の国や国民を思って、日本の平和主義を守り通して、さらに平和の大切さを訴え続けて来た先輩たちの思いを引き継いで行きたいとも思っている。

 そして、今、日本は、戦後の平和主義を守れるかどうか、本当に大きな岐路を迎えているわけで。何とかひとりでも多くの国民が、そのことをもう少し意識して、今後の日本のあり方を考えて欲しいな~と願わずにはいられないmewなのであった。(@@)
                  THANKS

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by mew-run7 | 2012-08-04 07:51 | 平和、戦争、自衛隊 | Trackback(1)

図に乗る&保守化を強める野田の再選を阻止したい!+五輪開会式

頑張ろう、東日本&ニッポン!一歩一歩、前進を。o(^-^)o 

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*印がついた報道記事は、記事の最後のMore部分にあるです。


いよいよロンドン五輪が正式に開幕した。(**)

 今朝(日本時間)は、開会式が行なわれた。イギリスの歴史を振り返りつつ、音楽を駆使して、今大会のスローガンである「世代を超えたインスピレーション」を表現するような構成&演出だったように思えた。
 
 前半部分の牧歌的な舞台装置&演出や、聖火台の装置&演出イギリスらしくてステキだな~と思ったとこが。また、ミスター・ビンには、「さすが」と思わさせられたり。そして、最後の最後でやっとPマッカットニーが登場して、「お~っ」という感じがあったのだが。

 ただ、全体的には、よく言えば、芸術性のある&趣深いものではあったけど。大掛かりな舞台装置&多大の数の出演者を使いながらも、やや小難しい&懲り過ぎに思える演出を行なう傾向が進んでいるような感じもあって、「う~ん」と考えてしまうところも・・・。

 何かもう少し、世界中の老若男女にわかりやすい&単純に楽しめるようなものに戻した方がいいかな~と思う部分もあって。
 次の2016年五輪はブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催されるので、リオ名物のカーニバルのように、バ~ンと派手でテンポのいい、世界に元気を与えられるような開会式を見られるといいな~と願っているです。(^^♪

 今日からは、本格的に各競技がスタートするので、ここから2週間、何とか朝4~5時まで起きて観戦ができるような生活&仕事サイクルを作らなければと策を練っているmewなのだった。(@@)
 頑張れ、ニッポン。o(^-^)o 

~ * ~ * ~ * ~ * ~ *~

 今週、関西電力が図に乗っているという話を書いたのだけど。<『図に乗る関電の再稼動発言に、枝野が怒+ウラに経済団体と仙谷あり? 』>

 他からも指摘されたのか、『「思いが十分伝わらず、誤解を招いたことは申し訳ない」と述べ、自身の発言を発端とする混乱を陳謝した』とか。^^;(時事通信7月27日)

 でも、何だか野田首相も、図に乗り始めているような感じがある。^^;

 民主党は、9月21日に代表選を行なう予定で、調整を行なっているのだが。
 野田首相は、25日夜の会合で、代表選の話が出た時にも、「油断はいけない」などと、再選を前提にした言葉を発していたらしい。(-_-)

『野田佳彦首相は25日夜、都内のフランス料理店で安住淳財務相、日枝久フジテレビ会長と会食した。任期満了に伴い9月に予定される民主党代表選が話題となり、日枝氏が「あなたに決まりだ」と、再選は確実との見方を示した。首相は「油断はいけない」と気を引き締めるように語った。首相は席上、代表選に立候補すると明言はしなかったものの、出席者の会話は首相の出馬を念頭に行われたという。
 首相はまた、環太平洋連携協定(TPP)など政権が抱える諸懸案について「いろいろ課題をやらざるを得ない。自分の宿命かもしれない」と述べた。首相ら3氏はいずれも早大出身。(時事通信7月26日)』

 そもそも野田くんと安住くんが、フジTVの日枝会長と会食すること自体、mew的には「おいおいっ」と言いたくなる部分があったのだが。<早稲田OBつながりなのね。^^;>

 その日枝氏に再選確実だと言われて、自らもそれを前提に「油断はできない」と言いやが・・・もとい、言ったと知って、ますます「はあ?」っという感じに。
 しかも、「TPPなどが宿命」って言い方に、つい「図に乗ってんじゃねぇよ」と言いたくなってしまったところがあったのである。(-"-)
<この「など」には、集団的自衛権とかもはいっているんだろうしね。^^;>
* * * * *

 しかも、mewは、野田首相が、ここに来て、やたらに保守色を前面に出す発言を行なっていることがめっちゃ気になっているのだが。何と野田首相は、それが党内外の支持につながると思っているようなのである。(~_~;)

『もちろん再選への意欲は十分ある。沖縄・尖閣諸島の国有化、集団的自衛権行使の政府解釈変更-などの政治課題を次々と掲げたのはその証左だといえる。(産経新聞7月25日)』

『野田佳彦首相が集団的自衛権を行使できるよう憲法解釈の見直しに意欲を見せたり、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の国有化に言及したりと、保守色を打ち出す姿勢が目立っている。「政治生命を懸ける」と訴えてきた消費増税法案の審議に一定のめどが立ったためとみられる。(中略)

 民主党の藤井裕久税調会長は23日、首相官邸を訪ね、集団的自衛権や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への交渉参加に前向きな発言を繰り返す首相に、こう忠告した。しかし首相は「国会で聞かれれば、しょうがないですよね」と釈明しただけだった。

 首相は集団的自衛権の行使容認をめぐり「さまざまなレベルで議論されてしかるべきだ」(12日の衆院予算委)と答弁。尖閣諸島の国有化については7日、記者団に「総合的に検討している」と積極的な姿勢を見せた。22日の早稲田大での講演では「TPPのルールメーキングに主導的に参加することが大事だ」と述べ、早期の交渉参加が必要との認識を改めて示した。

 首相の持論ともいえる集団的自衛権などで前のめりな発言が増えているのは、9月の民主党代表選をにらんでのことだ。首相側近は「首相は今月中旬、代表選に向けて初めての打ち合わせを行った」という。(毎日新聞7月24日)』

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 実際、野田首相は尖閣国有化の意向を示したのに続き、26日の国会で、尖閣諸島に自衛隊を出動させるという発言まで行なったとのこと。(・o・)

『野田佳彦首相は26日午後の衆院本会議で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の周辺で中国船の領海侵入が相次いでいることに関し、「尖閣諸島を含むわが国の領土領海で周辺国による不法行為が発生した場合は、必要に応じて自衛隊を用いることを含め、政府全体で毅然(きぜん)として対応する」と表明した。中国の動きをけん制する狙いとみられるが、自衛隊出動に言及したことで中国側が反発を強める可能性もある。楠田大蔵氏(民主)の質問に対する答弁。(時事通信7月26日)』

 藤村官房長官が、27日の会見で、「あくまで理論的可能性として言及したとの理解だ。中国へのけん制といった指摘は当たらない」「(首相は)答弁の中で中国との戦略的互恵関係を深化させる考えをきちんと表明している」と、懸命に尻拭いを行なったようなのだが。
 
 尖閣関連では、森本防衛大臣も21日に『尖閣諸島(沖縄県石垣市)購入を目指す東京都が政府への上陸許可申請の準備を進めていることについて、都内で記者団に「正規の手続きを踏んで申請があれば、それを拒否するということはない。許可になるのが普通の考えだ」』と発言して、注目を浴びたばかり。(時事通信7月22日) 
 これも、藤村官房長官は23日の記者会見で、「(防衛相の)所管外のこととして、個人の思いを述べたと聞いている」と述べ、政府としての見解ではないことを強調』して、カバーに務めていたのだが。(読売新聞7月23日)

 オスプレイ問題ではアタフタしている2人も、尖閣諸島の問題では強気になるわけで。米国には従属精神でへ~こら、中国には敵対目線で強気にというのは、まさに超親米保守タカ派の典型例だ。(>_<)

* * * * *

 野田首相は、まずは消費税増税法案を成立させ、再選も決め、あとは解散総選挙をできるだけ引き延ばして、TPPやら集団的自衛権の容認やらを一つでも多く自らの手で実行に移すことを考えているのかも知れない。
 
 そうすれば、自分の昔からの願望&勝手に使命だと思い込んでいることを達成して自己満足を得られるし。米国や保守系にも評価され、首相としての誇れる(?)実績を作ることもできるからだ。(-"-)

 逆に言えば、もし野田首相が再選して、さらに図に乗ることになれば、日本の安保外交は本当にアブナくなるおそれがあるわけで。
 mewとしては、ますます何とか野田首相の再選を阻止しなければという気持ちが強くなってしまうのだけど・・・。

 しかし、メディアの多くも、野田首相の再選はほぼ確実だという見方をしているのが実情だ。(~_~;)

 何分にも、強力な反野田勢力だった小沢一郎氏&小沢Gの議員+αが、50人余りも離党したのが痛いところ。逆に野田陣営から見れば、こんなおいしいことはないわけで。これで、野田陣営は断然有利な状況になってしまったのである。
 それに加えて、代表選の有力候補と見られていた前原誠司政調会長、玄葉光一郎外相が代表選に出馬せず、首相を支持する考えを相次いで表明。また、岡田副総理も、最大支持団体の連合も野田再選を支持しているという。(-_-)
 
 これに対して、鳩山元首相が対抗馬を擁立する構えを見せているのだが。現段階で、代表選への出馬を検討しているのは、馬淵澄夫氏と小沢鋭仁氏ぐらいしかいない様子。
 鳩山氏としては、中間派も巻き込む形で、野田政権を倒したいところなのだけど。同氏が主張する「反消費税増税」「反原発再稼動」「反TPP」を掲げて野田首相と戦い得る有力な対抗馬は、簡単に見つかりそうにない。(~_~;)

* * * * *

 いや、実際のところ、野田首相の個々の政策や、野田陣営のやり方には反発を覚えている議員は少なくないのである。(・・)

 党内には、消費税法案に造反した議員も20人余り残っているし。法案には賛成したものの、野田陣営が党で決めた社会保障などの政策を棚上げにしたやり方に、いまだに反感を抱いている人もいる。
 鹿野GもTPP参加だけは許容できないと主張している。菅Gや社民系などの中道打破は、集団的自衛権にも反対の立場だし、さらに菅Gは、次の衆院選公約に「脱原発」を盛り込むことを強く要求しているので、この点でも野田陣営と対立する可能性が十分にあるのだ。(++)

 それを考えると、民主党内には、重要な政策において、野田陣営の考えとは合わない人たちの方が多いようにも見えるのだが。
 ただ、現状では、少人数のグループがバラバラに個々の政策で反対を唱えているような感じで。彼らのパイプ役になってヨコの連携を拡大し、最終的には反対勢力を一つにまとめることができる人がいない、また彼らの思いや党の未来を託して、代表選に擁立できるような「コレぞ」という人材がいないことが、尚更に野田陣営を有利な状況に導いてしまうところがある。(~_~;)

<菅G&リベラルの会、社民系は、消費税増税自体には賛成の人が多いようなのだが。今後の社会政策や安保軍事政策のあり方や、原発政策のことを考えれば、増税法案が成立した後は、もう野田陣営を支えなくてもいいと思うんだけどな~。(-"-)>

* * * * *

 野田首相周辺も、このような中間派の動きを警戒しているようで・・・。

 野田首相は、当初、8月にTPP参加を表明することも考えていたのだが、周辺に言われて、もう少し先送りすることにしたという報道が出ていたし。
 また、昨日になって、8月中に決めるはずだった2030年までのエネルギー政策も、先送りする話が出ているとの報道が出ていた。(*1)
<野田首相は15%にするつもりだったんだけど。それだと、0%を主張する党内の脱原発派から、また25%を主張する経済団体や保守派から反発をくらうので、当分の間、曖昧にして、ごまかす戦法をとろうとしているのかも。^^;>

 でも、もし再選した場合には、彼らがやりたいようにやるであろうことは目に見えているのだから。代表選の時点で、何とか野田政権を倒すことはできないのかと、つい、ウダウダ考えてしまうmewなのである。_(。。)_

<ちょっと外出するので、とりあえず、ここまでアップするです。>

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by mew-run7 | 2012-07-28 12:21 | 民主党、民進党に関して | Trackback(1)