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稲田が靖国参拝(安倍ゴルフ)で、真珠湾慰霊の殊勝な気持ちはどこへ&米中韓・与野党から批判

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 ハワイの真珠湾慰霊の旅から帰国した安倍首相は、29日から冬休みにはいったとのことで、殊勝な顔つきはどこへやら。早速、大好きなゴルフへGO!(@@)
<一緒に回ったのは、超保守系後援者&NHK支配に関わっている古森重隆富士フイルムホールディングス会長^^;>

 そして、真珠湾に同行していた稲田防衛大臣はと言えば・・・何と29日に靖国神社へGO! (゚Д゚)
 これにはさすがに、中韓や野党だけでなく、米国や防衛省なども呆れていたようだ。(~_~;)

 稲田朋美氏は、バリバリの日本会議系の超保守派の安倍っ娘で。国会議員になってから、閣僚としても靖国神社参拝をずっと続けているのだが。
 今年の終戦記念日には、官邸が防衛大臣として靖国参拝するのはマズイのではないかと考えたようで、(参拝できないようにするため)ジブチに派遣されることに。<『稲田、涙を浮かべ靖国断念~代わりにジブチ基地に訪問し、軍事力拡大PR』>
 でも稲田氏自身、靖国参拝を控えるのは耐え難いようだし。稲田氏の支援者、とりまき議員も靖国参拝を強く求めているため、何とか年内に行きたいと考えていたようなのである。(-_-)

* * * * *

 しかし、最近、中国が南・東シナ海などで危険な動きを強めていて、一触即発モードになっているため、米国も防衛省も無用な刺激を生じる言動は避けたいところ。
 防衛省は不測の事態が起きないように、中国との防衛交流を進め、連絡メカニズムを構築しようとしていたのだが。そこで、よりによって防衛大臣の稲田氏があえて中国の反発を買うようなことをすれば、交渉がうまく行かないおそれが大きい。(ーー)
 
 しかも、北朝鮮も核やミサイルの開発、実験をさらに活発化させようとしていることから(半分は中国にも備えて?)、つい27日にも安倍首相とオバマ大統領が、日米韓でしっかり連携をとって対応して行こうという話をしたばかり。(~_~;)

 まあ、mewは、もともと日本の政府を代表する首相や閣僚が、靖国神社に参拝することには反対の立場なのであるが。<閣僚の言動に個人として切り離せる部分があるか、ビミョ~なところだし。稲田氏もそうだけど「個人として」とか言って、しっかり「XX大臣」と肩書きを付して記名している人が多いし。*1>

 ましてや、日本の国防を担う防衛大臣が、このような米中韓との関係が大事な時期に、あえて彼らが批判して来る&関係が悪化するとわかっていながら、靖国神社を参拝してしまうとは。_(。。)_

 とはいえ、昨日の靖国参拝に関して、おそらく安倍首相からOKをとっていたと思うので。安倍首相&内閣自体、やや非常識な(クレイジーな?)外交感覚を有する部分があるということなのだろう。^_^; <まあ、実際、安倍首相も13年12月に靖国参拝してるし。たぶん、2人とも「靖国参拝のどこが悪い、何で非難されるんだ」って、半ば洗脳状態で思い込んじゃってるからな~。(>_<)>

* * * * *

『稲田朋美防衛相が29日、東京・九段北の靖国神社を参拝した。8月の防衛相就任後初めて。2007年の防衛省の省昇格後、現役の防衛相の参拝も初めてとなる。稲田氏は27日(日本時間28日)に安倍晋三首相に同行して米ハワイ・真珠湾を訪問し、日本の真珠湾攻撃による戦没者を慰霊したばかり。中国や韓国はA級戦犯を合祀(ごうし)した靖国への防衛相の参拝に反発を強めており、各国との連携や防衛交流にも影響しそうだ。

 稲田氏は「防衛大臣 稲田朋美」と記帳し、玉串料を私費で納めた。その後、真珠湾訪問の直後に参拝したことについて、「最も激烈に戦った日米が最も強い同盟関係にある。未来志向に立ち、しっかり日本と世界の平和を築いていきたいという思いで参拝した」と記者団に語った。

 また、靖国参拝に各国から否定的な反応が予想されることについて、稲田氏は「いかなる歴史観に立とうとも、祖国のために命をささげた方々に感謝と敬意と追悼の意を表することはどの国でも理解される。忘恩の徒にはなりたくない」と強調。首相は神奈川県茅ケ崎市内で記者団に「それについてはノーコメント」と述べるにとどめた。

 稲田氏は安倍政権発足後、行政改革担当相や自民党政調会長だった13~15年に終戦記念日(8月15日)に靖国を参拝した。一方、防衛相就任直後の今年はアフリカ東部・ジブチで海賊対処活動に当たる自衛隊部隊の視察日程を組み、参拝を見送った。【村尾哲】(毎日新聞16年12月29日)』(詳報記事*1に)

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 米国は稲田氏の行為に呆れ、異例なことにコメントを出して来た。(・o・)

『【ワシントン時事】米国務省当局者は29日、稲田朋美防衛相の靖国神社参拝について「われわれは歴史問題には癒やしと和解を促進して取り組むことが重要だと強調し続ける」と述べ、慎重な対応を求めた。
 閣僚の靖国訪問でコメントを出すのは異例。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は、安倍晋三首相に同行した真珠湾での慰霊から帰国した後に、「近隣諸国から軍国主義の過去を美化すると見なされている神社を訪問した」と批判的に報じた。(時事通信16年12月30日)』 

* * * * *

 与野党からも批判が出ている。<`ヘ´>

『<防衛相靖国参拝>「和解の力」に冷や水 与野党から批判

 稲田朋美防衛相が29日に靖国神社を参拝したのは、安倍政権の支持基盤である保守層への配慮からだ。ただ、稲田氏が米ハワイ・真珠湾に同行し、安倍晋三首相が日米の「和解の力」を強調した直後だけに、A級戦犯を祭る靖国への参拝に理解を得るのは容易ではない。中韓両国との関係改善にも冷や水を浴びせかねず、与野党から批判の声が上がった。

 稲田氏は参拝後、特攻隊員だったおじが靖国に合祀(ごうし)されたことに触れ、記者団に「家族や国を守るために出撃した人々の命の積み重ねの上に今の日本があることを忘れてはならない」と語った。

 稲田氏は2006年、A級戦犯を裁いた東京裁判の不当性を主張する「伝統と創造の会」を自民党の有志議員と結成。サンフランシスコ講和条約(1952年)が発効して日本が主権を回復した4月28日と、終戦記念日の8月15日に靖国を参拝してきた。

 それでも、防衛相就任直後の今年の8月15日は参拝を見送った。首相に同行して真珠湾で米国の戦没者を慰霊した以上、靖国参拝は国内の保守層への配慮を示すために必要だとの認識とみられる。ただ、日本の戦争責任を認めることに否定的な靖国への参拝で、外交上の波紋は避けられない。日米外交筋は29日、稲田氏の参拝で「中韓との良好な関係を求めてきたオバマ米政権のメンツを潰したのは間違いない」と語った。

 政府は日中国交正常化45周年の来年に首相の訪中を模索。日韓では北朝鮮の脅威に備え、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を締結するなど安全保障分野の連携が進んでいただけに「歴史認識問題が再燃し、中韓との交流が止まりかねない」(政府関係者)との懸念が出ている。

 自民党幹部は29日、取材に対し「首相が稲田氏を起用したので仕方ないが、防衛相には不適格だ」と批判。公明党幹部も「米国だけでなく中韓との和解はどうあるべきか、政治家としての姿勢が問われる」と語った。民進党の野田佳彦幹事長は「真珠湾に同行した直後の参拝はどういう意味なのか、内外に説明する責任がある」と述べた。【高橋克哉、小田中大】(毎日新聞16年12月29日)』

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 もちろん中国も韓国もかなり怒ってて、外務省レベルでスタッフを呼び出し、抗議を行なって来たという。(*_*;

『稲田朋美防衛相が靖国神社を参拝した。中韓両国への配慮から、就任直後の終戦記念日の参拝は見送ったものの年内参拝にはこだわりを示し、保守的な自身の政治信条を優先させた格好だ。中韓両政府は早速反発。北朝鮮の核・ミサイル開発への対応で不可欠な日韓防衛協力や中国との政治対話に支障が出れば、国益を損ねたとの批判を招く可能性もある。

 稲田氏は今年8月の防衛相就任後、靖国参拝に関し「心の問題だ。安倍内閣の一員として適切に判断し、行動する」と言い続けてきた。例年、8月15日の終戦記念日など歴史の節目に、自民党保守系議員の「伝統と創造の会」会長として参拝。今年の終戦記念日は海外視察の日程を入れ、参拝できない状況を自らつくったが、周辺によると年内参拝に意欲を示していたという。

 韓国政府は国内世論の根強い批判にもかかわらず、日本との間で11月に軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を締結しただけに、冷や水を浴びせられた形だ。協定締結を後押ししたのは、来年末までの核の弾頭化を目指しているとされる北朝鮮の脅威。協定運用に及ぼす影響について、日本の防衛省幹部は「計り知れない」と指摘した。

 中国軍空母の西太平洋進出が初めて明らかになるなど、同国が軍事力を誇示する中、自衛隊と中国軍の偶発的衝突を防ぐ海空連絡メカニズム構築も急務だが、防衛当局間で進む協議にも影響が出かねない。稲田氏は就任後5カ月近くたっても、中韓の国防相と会談するめどは立っておらず、両国との防衛交流は一段と遠のきそうだ。(時事通信16年12月28日)』 
 
* * * * *

『中国外務省は29日、「断固とした反対」を表明。北京の日本大使館の伊藤康一次席公使を呼び、「厳正な申し入れ」をした。華春瑩副報道局長は定例会見で、稲田氏が安倍首相の真珠湾訪問に同行したことに触れ、「昨日は和解と寛容を言いながら、今日はA級戦犯が祭られている靖国神社に参拝する。『和解の旅』に対する大きな皮肉となった。日本の行動と意図への警戒を高めるだけだ」と述べた。また、改めて日本の指導者に対し、侵略の歴史を直視して反省するよう促した。

 中国国防省の楊宇軍報道官も同日の会見で「強烈な不満と断固たる反対」を表明した。さらに、安倍首相の真珠湾での演説も持ち出し、「全く罪を悔いていないだけでなく、攻撃で命を落とした日本軍の兵士を勇士扱いした」と不満を述べた。

 一方、韓国外交省は「植民地侵奪と侵略戦争を美化し、戦争犯罪者を合祀(ごうし)した靖国神社に参拝したことについて、政府は慨嘆を禁じ得ない」とする報道官論評を発表。「日本の指導者たちが歴史を正しく直視し、真の反省を行動で示すときだけが周辺国と国際社会の信頼を得られると再度厳重に指摘する」とした。同日午後には日本大使館の丸山浩平総務部長を呼び、抗議。国防省も「深刻な憂慮と遺憾を表明する」などとするコメントを出した。(北京=延与光貞、ソウル=東岡徹)(朝日新聞16年12月29日)』

* * * * *

 最近は、mew周辺だけでなく、保守系の人からも「稲田をあのまま防衛大臣にしておくのは、アブナイかも知れない」「あれじゃあ、どんどん厳しい任務や訓練を課されている自衛隊員がかわいそうだ」という声がきこえ始めていたりして。^_^;
 早く稲田氏を防衛大臣からおろさないと、(保守じゃないのに、つい)日本の国防にも大きな問題が生じちゃうのではないかと懸念してしまうmewなのだった。(@@)

<もし問題が起きたら、稲田氏を防衛大臣に任命した安倍首相にも、今度こそクチばっかの「任命責任」をとっていただかないとだわね!(**)>

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by mew-run7 | 2016-12-30 12:22 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

松井の土人発言擁護に維新内からも批判+鳥取地震+泉谷の本当のチャリティ+靖国参拝

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 21日午後2時7分ごろ、鳥取県中部の倉吉市や湯梨浜町、北栄町で震度6弱を観測する地震が発生した。気象庁によると、震源は同県中部で震源の深さは11キロメートル。地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.6と推定される。

 幸い現段階で死亡者は出ていないようなのだが。鳥取、岡山県なんどで、計20人が重軽傷を負ったとのこと。停電や断水が起きている地域も少なからずあり、数千人が避難所に避難しているが、大地震が警戒されている地域ではないため、毛布などの避難用品が不足している場所もあるという。
 また、昨日から震度3~4レベルの余震が頻発しており、不安な夜を過ごしている人々が多いのではないかと察する。被害にあわれた方にお見舞い申し上げると共に、一日も早く、平常時の生活に戻れるようにお祈りしている。

* * * * *

 被災地の復旧、復興のためにボランティアやライブなどを行う有名人、アーティストは多いが。
そう何回も、また長期間継続して行なう人は、さほどいないのではないかと思う。
 しかし、泉谷しげる氏は違うのだ。(**)

『2010年に発生した口蹄疫で牛に大きな被害が出た宮崎県の復興を応援しようと、歌手の泉谷しげる(68)が毎年続けてきた野外ライブ「水平線の花火と音楽」が16日、最終回を迎えた。雨の中集まった約1万4000人を楽しませた。

 口蹄疫では県内の種牛がほとんど殺処分された。泉谷は、新たな種牛が育つまで7年かかると聞いて「(復興ライブを)7年続ける」と宣言していた。種牛の数は発生前と同水準まで回復。

 宮崎市内に設けられた会場のステージで河野俊嗣知事が泉谷に感謝状を手渡し、長年の支援をねぎらった。泉谷は「宮崎とは縁もゆかりもないが、また泉谷が必要なときは呼んでください」と話し、観客の拍手に応えていた。(スポニチ2016年10月17日)』

 大変申し訳ないことに、mewは宮崎の口蹄疫被害のことを忘れていた。m(__)m

* * * * *

 泉谷氏は、阪神大震災、東日本大震災などの際はもちろんだが。それら以前に1993年の北海道南西自身による奥尻島の大津波被害や、長崎・普賢岳噴火災害救済のチャリティ活動も行っていた。

 奥尻島のために、まずは東京の街頭でゲリラ・ライブを行ない義援金集め。忌野清志郎氏や桑田佳祐氏、小田和正氏なども協力して、札幌で義援コンサートも開催した。
 で、島の状況が落ち着いてから、奥尻島に激励に行ったのだが。島では、日中は高齢者や子どもしかおらず、コンサートを行なっても、泉谷氏を知っている人はほとんどいない状況の時もあったとか。
 それでも泉谷氏は、持ち歌にまじえて、古い歌謡曲やアニメ・ソングなどを歌い、後年も含め、何回もコンサートを行なっていたときく。(++)<美空ひばりやアンパンマン、歌ってたもんね。^^;>

 泉谷氏自身、いわゆる小児麻痺の後遺症で足に障害がある。また、若いときに家が全焼して、大変な目にあった経験もあるとのこと。
 照れ屋の彼「チャリティーという売名です! 一日一“偽善”!」と言って、「お前ら、募金をしろ~」と悪ぶって叫んだりしているのだが。泉谷氏のように、本当に弱い人たち、困っている人たちの立場になって、このような活動を続けられる人を、mewは心から尊敬しているです。(++) 

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 今週は、靖国神社で秋の例大祭(17~20日)が行われたので、毎度恒例の靖国参拝メモを・・・。

 安倍首相は、いつものごとく、参拝は見送って、真榊料のみ奉納。閣僚では、高市早苗総務相と加藤勝信1億総活躍担当相が19日午後に参拝した。(・・)

『今秋の例大祭で閣僚の参拝は初めて。高市氏はこの後、「国策に殉じた方々のみ霊に、尊崇の念を持って感謝の誠をささげた。(戦没者慰霊が)決して外交問題になってはならない」と記者団に述べた。
 高市氏は2014年9月の総務相就任以降、春秋の例大祭や8月15日の終戦記念日に欠かさず参拝。加藤氏は昨秋の例大祭でも参拝した。同氏は参拝後、記者団に「私的な思いで参拝した」と述べた。高市氏は「総務大臣」、加藤氏は「国務大臣」の肩書でそれぞれ記帳した。両氏とも玉串料は私費で納めた。(朝日新聞16年10月19日)』

* * * * *

 安倍首相の超保守仲間&超側近では、衛藤首相補佐官、木原財務副大臣も参拝。<安倍の弟分・木原みのる氏は、ついにここまで復活して来たか~。^^;>
 古屋選対委員長は、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の一員として参拝した。<今回の同行者は85名。どんどん数が減っている。>
 
『衛藤晟一首相補佐官も19日に参拝。この後、記者団に「犠牲になられた方々に感謝し、鎮魂、慰霊の思いで参拝した」と語った。玉串料は私費で納め、記帳には首相補佐官の肩書を使った。(同上)』

『木原稔財務副大臣は20日午前、東京・九段北の靖国神社を秋季例大祭に合わせて参拝した。
 木原氏は参拝後「明治維新以来、国事により殉死された皆様に心から哀悼の誠をささげる。これからまた、わが国の平和と安全をしっかりと守っていきたい」と記者団に語った。(中略)
 記帳は「財務副大臣 衆議院議員 木原稔」とし、玉串料は私費で納めた。(産経新聞16年10月20日)』

『超党派の国会議員でつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久元参院副議長)は18日午前、東京・九段北の靖国神社を秋季例大祭に合わせて参拝した。自民党の古屋圭司選対委員長、田村憲久前厚生労働相、民進党の羽田雄一郎元国土交通相ら衆参両院の国会議員85人が参加した。

 同会によると、内訳は自民党72人▽民進党5人▽日本のこころを大切にする党3人▽日本維新の会2人ーなど。政府からは水落敏栄副文部科学相、務台俊介内閣府政務官ら5人が参加した。(毎日新聞16年10月20日)』
 
* * * * *

 果たして稲田防衛大臣が、今回の例大祭期間の参拝をどうするのか、大きな注目を集めていたのだが。<ちなみに終戦記念日には、靖国参拝をできなくするために、急遽、ジブチへの出張を命じられた。>
 稲田大臣は記者会見で『17日から始まる靖国神社・秋の例大祭での自身の参拝に関しても問われ、「参拝するかしないかは心の問題で、行くか行かないということは言うべきではない。安倍晋三内閣の一員として適切に判断して行動していきたい」(産経10,14)』と発言。どうやら、少なくとも公にわかるような形での参拝は見送ったようだ。(・・)

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 『沖縄県民を土人、シナ人と罵倒する機動隊+問題発言を擁護する超保守・維新の松井大阪府知事』の続報を少し。

 この記事の中で、維新代表&大阪府知事の松井一郎氏が、土人発言をした大阪府警の機動隊員を擁護。機動隊員を批判するメディアを批判したことを記したのだが・・・。
 松井氏のこの発言には、さすがに維新の沖縄支部からも抗議文が送られたとのこと。しかし、松井氏は持論を改めて主張し、発言の撤回を拒んだという。(-"-)

『維新沖縄県総支部、大阪府・松井知事に抗議文 「このような時にご苦労さまと言うか」
日本維新の会沖縄県総支部の儀間光男代表は20日、党代表の松井一郎大阪府知事が東村高江の米軍ヘリパッド建設に反対する市民に対し「土人」などと発言した機動隊員に、ツイッターで「出張ご苦労さま」と投稿したことへの抗議文を発表した。

 抗議文は県総支部の儀間代表、當間盛夫幹事長の連名で「機動隊員の発言は完全に不適切。『土人』『シナ人』は決して警察官が使う言葉ではない」と機動隊員の発言を批判。

 「役所の窓口で職員が市民を傷つける対応をしたときに首長が『ご苦労さま』と言うか。『市民の心を傷つけるようなことを発言してはならない』と言うべきだ」とも指摘し、松井氏のツイッター投稿に「激しく抗議する」とした。(沖縄タイムス16年10月20日)』

『日本維新の会沖縄県総支部は20日、同県で警備中に市民に「土人」との暴言を吐いた大阪府警の機動隊員を「ご苦労さま」とツイッターでねぎらった松井一郎代表(大阪府知事)に対し、文書で抗議した。「隊員の発言は完全に不適切。『ご苦労さま』と言うことが沖縄県民から理解されるのか」と厳しく批判している。

 松井氏は同日、「機動隊員の発言で沖縄県民の方々を傷つけてしまったことは誠に遺憾」とのコメントを発表。自身の「ご苦労さま」との書き込みに関しては「日々厳しい職務を遂行している警察官全てに対して述べたもの」と釈明した。記者団には撤回しない考えを示した。(時事通信16年10月20日)』

<橋下氏が維新から離れて、維新への注目度が激減したことから、松井代表にはチョット焦りがあって。超保守派の支持を得ようとあえてこのような発言をしている面もあるかも?^^; 早く維新には衰退してもらわなくっちゃだわ。(・・)>

* * * * *

 この松井発言に関して、著名人からも問題視する声が出ているのだが・・・。(・・)

 脳科学者の茂木健一郎さんはツイッターで「知事として言うべきことはそこではない気がする」と投稿。作家の平野啓一郎さんも「今回の『土人』はやるせないほど絶望的に間違っている。大阪府知事の沖縄に対する根深い差別意識」と投稿した。
 教育評論家の尾木直樹さんは自身のブログで土人、シナ人発言を「失礼甚だしい」とした上で、松井知事の発言について「沖縄の住民へのおわびと機動隊員への戒めが全くないのはいかがなものでしょうか!?」との意見を掲載した。(琉球新報16年10月20日)』

 他方で、超保守ウヨ仲間である百田尚樹氏のように、松井発言を擁護する人もいたりして。(-"-)
『一方、作家の百田尚樹さんは「反対派の連中もひどい言葉を吐いている。マスコミはそっちを全く問題にしないのはなぜか」として、報道する側を批判した。(同上)』

 しかも、案の定、この松井知事の発言をきっかけに、ネトウヨが開き直って、あちこちで「サヨクの言葉狩り」「言論抑圧だ」などと主張するようになっていて、何だかな~という感じに。_(。。)_
 日本の重要都市の首長に選ばれるや人、そして一般国民の中に、こんなに人権感覚のない人、道理がわからない人がいるのかと思うと、もう怒りを通り越して、情けない、嘆かわしい思いを抱いているmewなのだった。(ノ_-。)
 
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by mew-run7 | 2016-10-22 06:03 | 政治・社会一般 | Trackback(1) | Comments(0)

稲田のジブチ行きファッションに物議+女性閣僚、首相の超保守仲間が次々と靖国参拝

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 毎年、終戦記念日に靖国参拝した閣僚らについて書いているので、今年もメモとして残す意図込みで書いておこう。(・・)

 安倍首相は今年も自らは参拝せず、「自民党総裁」として代理人を通じて、玉串料を奉納。しかし、安倍内閣にはいっている超保守仲間の閣僚や党の要職にある人たちが何人も、終戦記念日やその前に、靖国参拝を行なったという。(~_~;)
 
 尚、首相は、今月行なった内閣改造で、稲田朋美氏(防衛大臣)、高市早苗氏(総務大臣留任)、丸川珠代氏(五輪担当大臣)の超保守派の女性3人を任命したのだけど。^^;
 3人のうち高市氏と丸山氏は、(期待に応えて?)しっかりと終戦記念日に靖国参拝を決行。(~_~;)

 他方、右翼の防衛大臣として、国内外から靖国参拝をするのかしないのか最も注目されていた稲田氏は、中韓米などからの要請(プチ圧力?)もあって、涙ながらに靖国参拝を断念。代わりに、自衛隊のジブチ基地に激励に行くことになったのだが。
 空港を出発する際の格好が、まるでリゾート地にバカンスに行くかのようなとんでもないカジュアル・ファッションだったことから、ネット上でも物議をかもしている。(@@)

* * * * *

 まずは、稲田朋美氏の話から・・・。

 安倍首相が、戦前志向の超保守派の中でも最も右寄りだと思われている稲田朋美氏を、よりによって防衛大臣に任命したことには、中韓が強い警戒感を示している上、欧米からも驚きの声が出ているとのこと。(~_~;) <欧米メディアは、安倍首相のこともナショナリスト(国家主義者)とみなしているからね~。^^;>

 しかも、もし稲田氏が防衛大臣として終戦記念日に、戦争を賛美する靖国神社に参拝したとなれば、中国、韓国(+北朝鮮)との関係が悪化するのは確実であることから、中韓からだけでなく、米国からも参拝を控えるように要請があった様子。
 そこで、稲田大臣は、(終戦記念日に靖国神社に参拝不可能にするために)13日からアフリカにある自衛隊のジブチ基地を訪問することになったのである。(関連記事・『稲田、涙を浮かべ靖国断念~代わりにジブチ基地に訪問し、軍事力拡大PR』)
 
 というわけで、稲田防衛大臣は13日夜、アフリカのジブチに向かうために成田空港を出発したのだが。その時に服装が、公務だというのに、デニムのキャップ、カジュアルなブラウスとベスト、さらにサングラス着用と、どこかのリゾート地に出かけるかのような感じのファッションだったものだから。ネットでそれを知って、ア然&ビツクリ。(・o・)

 麻生財務大臣が、海外の重要会合に出かける時のボルサリーノ風(ほとんどマフィアのボス風)のハット&スーツ姿にも、あ~んぐりしてしまうとこがあるのだけど。<とりあえず正装っぽいけど、閣僚の公務の際の着衣としていかがなものかと。^^;>
 さすがに稲田防衛大臣のリゾート・ファッションには、ネトウヨなどからも疑問や批判の声が上がっているようだ。(-_-;) <当日の稲田氏の写真はコチラに>

<今回の服装を見て、「あれ、この格好はどこかで見たぞ」と思ったら・・・。先日、ニュースで稲田氏が大学生の娘さんと「ポケモンGO」に興じる映像が流れたのだけど。その時と同じような格好だったです。(~_~;)
 あ・・・海賊モンスター退治に行ったのかな?・・・でも海賊、ずっと出てないし。(>_<)
(写真http://image.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&p=%E7%A8%B2%E7%94%B0%E6%9C%8B%E7%BE%8E%20%E3%83%9D%E3%82%B1%E3%83%A2%E3%83%B3%EF%BC%A7%EF%BC%AF%20%E5%A8%98#mode%3Ddetail%26index%3D6%26st%3D0


 稲田氏は、もともとミニスカートやコスプレっぽい服装が好きで。さらに地元の特産品普及のためと、様々なめがねや網タイツを常用していて、非常に個性的、独創的(「変」と思う人もいるようなな?)ファッションで有名なのだけど。
 日刊ゲンダイ16日によれば、『表では、選挙区の福井をアピールするためだと、福井県で製造されたメガネをかけていますが、プライベートでは、約5万円する“ティファニー”のサングラスを愛用しています。腕時計は100万円の“フランク・ミュラー”』であるとのこと。^^;

 政治思想も合わないけど。こんなセンスを持った人には、絶対に首相になって欲しくないと、改めて強く思ってしまったmewなのだった。(>_<)

<プライベートとはいえ、安倍っちのゴルフのファッションもダサイよね。あの短パン、似合わないし。^^;昨日も、「お友達」閣僚の塩崎恭久厚生労働相、山本有二農林水産相、加藤勝信1億総活躍担当相、そして茂木敏充自民党政調会長、日枝久フジテレビ会長らとゴルフしていたです。>

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 安倍首相は自ら参拝は行なわず。西村総裁特別補佐が代理として靖国神社を訪れ、「自民党総裁」として玉串料を奉納した(出所は私費)という。(~_~;)

『終戦の日・靖国神社 安倍晋三首相は玉串料奉納 閣内から高市早苗総務相、丸川珠代五輪相、萩生田光一官房副長官らが参拝

 安倍晋三首相は15日午前、東京・九段北の靖国神社に、自民党総裁として玉串料を私費で奉納した。首相は参拝せず、西村康稔党総裁特別補佐が靖国神社を訪れて代わりに納めた。また、安倍内閣からは高市早苗総務相、丸川珠代五輪相、萩生田光一官房副長官が参拝した。

 また、山本有二農林水産相は15日午前の記者会見で、6日に参拝していたことを明らかにした。今村雅弘復興相は11日に参拝した。

 首相に代わって玉串料を奉納した西村氏は参拝後、記者団に「(首相から)玉串料を納め、参拝するよう指示を受けた」と説明した。

 萩生田氏は参拝後、記者団に「先の大戦で、尊い犠牲となられた先人の御霊(みたま)に謹んで哀悼の誠をささげた。一政治家、一国民として、恒久平和への誓いを新たにした」と述べた。

 靖国神社を繰り返し参拝してきた稲田朋美防衛相は13~16日の日程で、海賊対処活動のため自衛隊を派遣しているジブチを訪問しており、15日の参拝は見送ることになった。

 一方、超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久自民党参院議員)は15日午前、東京・九段北の靖国神社を集団参拝した。衆参両院の国会議員約70人が参加した。これとは別に自民党の小泉進次郎農林部会長、中谷元(げん)前防衛相、新藤義孝元総務相らも参拝した。(産経新聞16年8月15日)』

<『民進党の長島昭久・元防衛副大臣なども参拝した。(読売8.15)・・・長島くんは、民進党の代表選に立候補するのかな?ただ、推薦人を20人集めるのが難しいらしい。>

* * * * * 

『高市総務相、丸川五輪担当相が靖国参拝=外交問題化をけん制―終戦記念日

 高市早苗総務相と丸川珠代五輪担当相は終戦記念日の15日午後、東京・九段北の靖国神社を参拝した。

 閣僚としての参拝は、高市氏が2年連続で、丸川氏は初めて。両氏は閣僚の肩書を記帳し、私費で玉串料を奉納した。安倍晋三首相は参拝を見送り、代理人の西村康稔自民党総裁特別補佐を通じて同日午前に私費で玉串料を納めた。山本有二農林水産相は6日、今村雅弘復興相は11日に個別に参拝した。

 高市氏は参拝後、記者団に「国策に殉じた方々に尊崇の念を持って感謝の誠をささげた」と説明。その上で「慰霊の在り方は外交問題になるべきではない」と語り、閣僚の参拝に批判的な中国や韓国をけん制した。

 丸川氏も「国策に殉じた方たちをどのようにお祭りするかは、その国のやり方がある。外交問題と捉えるものではない」と記者団に強調した。(中略)

 超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久元参院副議長)のメンバー67人は同日午前、集団で参拝。この枠組みなどで、首相の実弟の岸信夫外務副大臣や水落敏栄文部科学副大臣ら副大臣4人が参拝した。(時事通信16年8月15日)』

* * * * *

 ここで着目して欲しいのは、安倍氏が「自民党総裁」として玉串料を奉納したこと、高市氏や丸川氏が閣僚の肩書きを記帳したことだ。(・・)

 菅官房長官が15日の会見で「閣僚の私人としての参拝は、個人の信教の自由に関する問題で、政府として立ち入るべきではない」と語っていたのだが。  
 近時は、閣僚に関しては、あくまでも個人の立場で(「私人」として)参拝や玉串料などを奉納するという形をとる&それを明言することで、参拝に反対する他国や国民への配慮を示し、摩擦を防いで来た。(・・)

 でも、安倍氏&超保守仲間は、もともと首相や閣僚は「公人」として靖国参拝するのが当然だと考えているわけで。どうも安倍政権の間に、自分たちで「私人として」の形を壊したいと目論んでいる感じが・・・。(~_~;)

 それこそ安倍氏としては、ホンネでは「内閣総理大臣」として参拝や奉納をしたいところなのだが。さすがにそれは難しいので(1回、思い切って参拝したら、米国にも厳しく怒られちゃったしね)、せめてもの抵抗で、わざわざ「自民党総裁」という公的な肩書きを使って、自らの信条をアピールしているのである。(-"-)

 そんな安倍首相&閣僚の言動を見ていると、ますます、早くこの政権を終わらせたいよ~という気持ちが湧き出て来るmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2016-08-17 12:46 | (再び)安倍政権について | Trackback

稲田、涙を浮かべ靖国断念~代わりにジブチ基地に訪問し、軍事力拡大PR

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超保守マドンナの稲田朋美防衛大臣が、毎年、終戦記念日に行なっていた靖国神社の参拝を断念。代わりにジブチの自衛隊基地を訪問することになったという。(@@)

 12日に「靖国の問題というのは心の問題であって、安倍内閣の一員として、適切に判断して」と記者に語ったた稲田大臣は、参拝できなくなったのがよほど悔しかったのか、何と涙を浮かべて言葉につまる状態に。(・o・)eizou de mita!
 何だか稲田氏がいかに超保守的な思想につかって(洗脳されて?)しまっているか、その一端が見えるような気がして、ちょっとコワイ&アブナイと感じを受けてしまったです。_(。。)_

『稲田氏は、行政改革相や自民党政調会長時代も含めて15日の終戦記念日に毎年靖国神社を参拝していたが、ジブチ訪問に伴い、今年は見送ることになる。稲田氏は記者団に対し、「靖国問題は心の問題だ。安倍内閣の一員として適切に判断していきたい」と述べるにとどめたが、目を潤ませ、言葉に詰まる場面もあった。(読売新聞16年8月12日)』

* * * * *
http://mewrun7.exblog.jp/24590004/
 昨日の記事(『安倍内閣の右翼化、稲田の防衛相就任を海外メディアに憂慮される哀しい国』)に書いたように、8月に発足した安倍第三次内閣は、75%を日本会議所属の閣僚が占める戦前志向の超保守派。
 しかも、安倍首相がスーパー保守タカ派の稲田氏に期待して、今月3日、防衛大臣に任命したことから、中韓はもちろん、米国からも「靖国参拝をしないように」とけん制球を投げられることになったのである。(~_~;) (『安倍っ娘の超保守・稲田が防衛相、首相になるなんて。問題起こす前に退任を』)http://mewrun7.exblog.jp/24576905/

 今、日米は中国と東シナ海、南シナ海を巡る問題で、一触即発の状況にあることから、安倍官邸は(米国や公明党の意向も受けて?)、稲田氏の靖国参拝によって下手に中国を刺激したくないと考えて、靖国参拝を控えるように指示した可能性が大きい。(・・)
<中国在住の日本人に、対日デモを警戒するような連絡が届いたという話もあったし。^^;>

* * * * *

 ただし稲田氏は05年に衆院議員に当選して以来、翌年作った自民党内の超保守集団「伝統と創造の会」の会長として、ず~っと靖国参拝を続けていて・・・。

 本人のHPにも『いかなる歴史観にたとうとも国家に殉じた人々に国民を代表するものが感謝と敬意を表することなくして、国の安全保障を全うすることはできません』『国家の代表たる首相の靖国参拝を阻止しようという忘恩の徒や、靖国神社に代わる国家追悼施設なるものを建築し、硬直化した国家財政をさらに圧迫しようとする勢力に、道徳や教育改革、さらには財政再建を唱える資格はありません』などとしているほど。(2006.08.15 靖国神社参拝/第20回戦没者追悼中央国民集会にてアピール/第二十回戦没者追悼中央国民集会」参加 (共催 英霊にこたえる会・日本会議)』

 それゆえ、12年に安倍内閣の行革大臣になった時も、参拝を行なって来たし。靖国参拝への思いは、人一倍強い。(++)

 それに、もし稲田氏がここで靖国参拝しないとなれば、超保守派の仲間に「結局、稲田氏も(ふだんはエラそ~なこと言ってて)政府内の思惑や中韓の圧力に屈してしまうのか」と失望や反感を買うおそれもある。<それを指示した安倍首相への反発や不満も生じちゃうかも。^^;>

 そこで、安倍官邸は、稲田防衛大臣を13~16日にアフリカのジブチにある自衛隊の基地視察に派遣することを決定。物理的に、稲田氏が終戦記念日&その前後に、靖国参拝できないようにしちゃったのだ。(>_<) <稲田氏本人を納得させ、その心を慰めるために。そして、超保守仲間に対して、靖国不参拝の大義名分を設けるためとも言えそう。_(。。)_>

 とはいえ、ジブチの基地は、自衛隊が海外に出て行くための拠点にするために作られた問題のある存在なわけで。稲田防衛大臣が就任して間もなく、ジブチまで赴いて、自衛隊を激励するというのも、これまたアブナイ話だったりする。(ーー)

ジブチの基地に関しては『自衛隊はジブチ基地を拠点に中東進出の予行演習+砂漠での軍事演習も実施済み』『漏れた年金で誤回答+海賊ゼロ件でも海自派遣+英語も都合よく解釈』>

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 昨日11日、安倍改造内閣第一号として、今村復興大臣が靖国神社を参拝。中国はこの参拝を批判をすると共に、事前に稲田氏をはじめ他の閣僚の参拝をけん制するメッセージを出していた。(*1)

<ちなみに今村氏(衆院7期)も、wikipediaによれば、日本会議、神道政治連盟に所属。さらに安倍氏が作った「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」、安倍氏が会長を務める実質的な安倍Gの議連「創生日本」のメンバーで、四拍子そろっている超保守議員のようだ。(~_~;)>

『中国政府が11日までに、日本政府に対して外交ルートを通じ、閣僚が靖国神社に参拝しないよう申し入れていたことがわかった。複数の日中関係筋が明らかにした。特に稲田朋美防衛相の名前を挙げて懸念を示した模様だ。中国では終戦の日の15日に向けて参拝への警戒が高まっている。(朝日新聞16年8月12日)』

 また、10日に中国とのパイプが強い自民党の二階新幹事長が程永華駐日大使と党本部で面会したのだが。その際に、中国側から靖国参拝を回避するようにとの話が出た可能性も大きい。^^;
 突然、ふってわいたように稲田大臣のジブチ訪問の話が出て。出発前日の12日に、あわただしく持ち回り閣議で正式決定されたという。(@@)>

『中国政府は稲田氏の防衛相就任を受け、外交ルートを通じて閣僚が靖国神社を参拝しないよう要請していた。沖縄県・尖閣諸島周辺で相次ぐ中国船による挑発行動も稲田氏の靖国参拝へのけん制との見方もあった。

 このため、与党内からは稲田氏に靖国参拝を見送るよう暗に促す発言が相次いだ。中国に太いパイプを持つ自民党の二階俊博幹事長は3日のテレビ番組で「相手が嫌と言っているものをなんでもかんでも参拝しなければいけないものでもない」とけん制。公明党の山口那津男代表も記者団に「さまざまな影響を総合的に判断されると思う」とクギを刺していた。

 「防衛相の立場はほかの閣僚とは違う。大人の対応をしたということだろう」。政府関係者は12日、稲田氏が防衛相としての職務を優先する形で15日の参拝を見送ったことを評価。政府・与党内では抑制的な対応に安堵の声も広がった。(日本経済新聞16年8月12日)』

* * * * *

 稲田大臣は12日、小松基地を視察。その際に、ジブチ訪問(=靖国不参拝)に関する取材に応え、涙ぐんだのである。(・・)

『稲田朋美防衛相は12日、終戦記念日の8月15日の靖国神社参拝を見送る意向を固めた。13~16日の日程でアフリカ東部のジブチを訪問するため。保守系の稲田氏はこれまで、終戦記念日に靖国を参拝しており、中韓両国のメディアが稲田氏の動向を注視していた。尖閣諸島や慰安婦問題で両国との関係が微妙な中で、防衛相として参拝すれば外交への影響も出かねないことを考慮したとみられる。

 ジブチでは、ソマリア沖の海賊対処に当たる海上自衛隊の拠点などを視察する。稲田氏は第2次安倍政権発足後、行政改革担当相だった2013、14年と、自民党政調会長だった昨年も終戦記念日に靖国を参拝。ただ、今月3日の防衛相就任以降は抑制的な言動に終始し、「韓国と連携し、中国との話し合いも大事だ」と述べていた。ジブチ訪問は出発前日の12日に行われた持ち回り閣議で正式決定。海外に赴くことで物理的に参拝できない状況を作ろうとしたようだ。

 稲田氏は12日の訪問発表に先立ち、視察先の石川県小松市で記者団に「靖国は心の問題で、私自身は安倍内閣の一員として適切に判断していきたい」と述べた。目を潤ませ、声を詰まらせつつ語った。(毎日新聞16年8月12日)』

『稲田氏は終戦記念日の8月15日の靖国神社参拝を今年は見送る。平成17年の初当選以降、参拝を欠かさなかっただけに、胸中は複雑なようだ。

 「靖国の問題は心の問題であり、安倍内閣の一員として適切に判断したい」
 稲田氏は12日、視察先の航空自衛隊小松基地(石川県小松市)で記者団に、こう語った。いつも通りの回答だったが途切れ気味に話し、目には涙がうっすらとたまっていた。

 稲田氏は平成17年以降、靖国神社に毎年参拝。第2次安倍晋三政権が発足してからも、行政改革担当相、自民党政調会長として8月15日と、サンフランシスコ講和条約が発効し日本の主権が回復した4月28日に欠かさず参拝していた。(産経新聞16年8月12日)』

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 ただ、先述したように、稲田氏が防衛大臣に就任して早速、ジブチの基地を訪問するというのは、今回の安倍内閣のタカ派的な側面をあらわしているように思える。(-_-)

  ここは、沖縄の米軍基地と同様、地位協定なども締結済みの日本の自衛隊の基地であって。主に海賊退治に従事するために海上自衛隊だけでなく、陸上自衛隊も航空自衛隊も常駐して活動。現在、600人体制をとっている。また、近くには、米軍やフランス軍の基地もある。^^;

 そしてリンクした記事にも書いたように、政府派、オモテ向きは海賊退治の活動の行なうために、自衛隊をソマリア沖に派遣&アフリカ東部のジブチに拠点を設けると説明していたのであるが。
 ここ2年、海賊があらわれた数は「ゼロ」、日本の艦船を護衛した回数も「ゼロ」で。実際には、もはや海賊退治は行なっていないのに、毎年、自衛隊の派遣を延長しているというのが実態なのだ。(・o・)

 以前、アップした記事とかぶるかも知れないが。中谷前防衛大臣は防衛省は、既にこの基地を他の用途にも利用する意図があることを明言している。(`´)

『政府は17日午前の国家安全保障会議(NSC)と閣議で、7月23日に期限を迎えるアフリカ東部ソマリア沖アデン湾での海上自衛隊による海賊対処活動の1年間延長を決めた。派遣延長は昨年7月に続き7回目。部隊はほぼ従来通り護衛艦2隻、P3C哨戒機2機など約600人体制を維持とする。
 アデン湾での海賊被害の発生件数は、ピーク時には年間200件を超えていたが、昨年初めて0件となった。中谷元(げん)防衛相は記者会見で「国際社会が取り組みを弱めれば、海賊活動が再び活発化する恐れがある」と指摘し、活動継続の必要性を強調した。(産経新聞16年6月17日)』

『中谷元防衛相は12日の衆院予算委員会で、アフリカ・ジブチに海賊対策で設けた自衛隊の拠点について、「南スーダンPKO(国連平和維持活動)派遣部隊の物資輸送、政府専用機の運航、国際緊急援助活動の中継地として利用している」と述べ、海賊対策以外の機能も持たせていることを明らかにした。
 共産党の笠井亮氏が「ジブチ拠点を海賊対処以外にも活用するのか」とただしたのに対する答弁で、政府がジブチの拠点の機能拡大を国会で認めたのは初めて。

 安倍政権が2013年12月に作成した防衛大綱は、ジブチ拠点について「一層活用するための方策を検討する」と記載。中谷氏は予算委で「中東・アフリカ地域での迅速かつ効率的な活用のために、拠点の重要性は非常に高まっている」と述べ、ジブチ拠点の強化に積極的な姿勢を示した。(朝日新聞16年1月12日)』

<しかも、近時になって、どうも中国もジブチに基地を作る動きが出ていることから、稲田防衛大臣は、そのことも懸念して、ジブチ訪問を急いだのではないかと察するです。^^;>

* * * * *

 こうして安倍政権は、「積極的平和主義」という名の「積極的に戦争に参加したいよ~主義」に基づいて、どんどんと日本の軍事力強化&海外活動の拡大をはかろうとしている上、稲田朋美氏が防衛大臣に就いたとなると、さらに暴走する危険性が大きくなってしまうのだが。

 おそらく多くの国民は、自衛隊が(本当は海賊退治なんて行なっていないのに)海賊退治を口実に、私たちの税金を使って、外国に基地を作っていることなど気づいていないと思われ・・・。
 もう少し、安倍政権下での安保軍事の動きに関心を抱いて欲しいと思うし。早く安倍政権を終わらせないと、マジに「日本がアブナイ」と思うmewなのだった。(@@) 

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by mew-run7 | 2016-08-13 06:49 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

稲田が「ともみ酒」訴訟でも敗訴+昭恵夫人の名言+閣僚の靖国参拝

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 最初にチョット目に止まったニュースを一つ。

 安倍昭恵夫人が、三重県桑名市で開催中のジュニア・サミットを視察した後、安倍首相にこんなことを言ったという。(@@)

『安倍昭恵夫人「ジュニアの方が首脳より世界を考えている」

 安倍晋三首相は27日、三重県桑名市で開催中の子供版サミット「ジュニア・サミット」に参加している先進7カ国(G7)の高校生らの表敬を官邸で受けた。首相はあいさつで、ジュニア・サミットを視察した昭恵夫人から「(主要国首脳会議よりも)ジュニアの方が純粋にもっといい議論ができるのではないか」と指摘されたことを紹介し、会場の笑いを誘った。

 26日にジュニア・サミットで高校生たちの白熱した議論を目にした昭恵夫人は、首相に「G7はそれぞれの首脳が国益を代表する立場だが、ジュニアの皆さんは本当に真に世界のためだけを考えている」と直言。

 首相はあいさつで「決してそんなことはないとは思うが、それも一つの貴重な意見かなと思う」と認め、「ジュニア・サミットの成果をG7のリーダーがしっかりと受け止めていかなければならない」と述べた。1カ月後に迫った本番の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に向け、改めて気を引き締めた。(産経新聞16年4月27日)』

 いや~、決してそんなことはあるでしょ~。(・・)

 とりわけ日本の首相は「国民より国家が先にありき」「国民の利益より国益優先」(さらには「自分の名誉や岸・安倍家のレジェンド残しが優先」で有名な人だからね~。(ーー゛)

 それに、昭恵夫人が指摘していたように、アブナイ本質を有している人だし。^^;(『安倍夫人が、首相の危険な本質を暴露+熊本の地震&原発&自民の調査』)

 で、今回の昭恵夫人の指摘も、なかなか鋭いものがあったかも、と感じたmewなのだった。(・・) <折角、いいこと言っても、結局はガス抜き役で終わっちゃうのよね。(~_~;)>

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 話は変わって・・・。

 先週、靖国神社では春季例大祭が行なわれたのだが。安倍首相は、毎度のごとく、私費で真榊を奉納。
 安倍内閣からは高市総務大臣、岩城法務大臣が参拝。さらに自民党三役では、稲田政調会長が28日の「主権回復の日」に合わせて参拝したという。(@@) 

『東京・九段北の靖国神社春季例大祭(21~23日)に合わせ、高市総務相は22日、同神社を参拝した。
 参拝後、高市氏は記者団に「私人として参拝した。玉串料も私費だ」と述べた。

 超党派の国会議員でつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長=尾辻秀久・元参院副議長)のメンバー92人も靖国神社を参拝した。政府からは高鳥修一・内閣府副大臣ら6人が参加した。党別では自民党79人、民進党4人、おおさか維新の会3人、日本のこころを大切にする党2人、無所属4人だった。(読売新聞16年4月22日)』

『岩城光英法相は23日午前、東京・九段北の靖国神社を春季例大祭に合わせて参拝した。2015年10月に法相に就任した岩城氏は、同年秋の例大祭にも参拝している。
 参拝後、岩城氏は記者団に「国のために戦われ、尊い命をささげられたご英霊に対し、感謝の誠を表すために参拝した」と述べた。玉串料は私費で納め、私人として参拝したとも語った。

 21~23日の春季例大祭期間中、安倍内閣の閣僚の参拝は高市早苗総務相に続いて2人目。安倍晋三首相は春季例大祭に合わせた参拝は見送り、祭具の真榊(まさかき)を奉納した。(時事通信16年4月23日)』 

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『自民党の稲田政調会長が靖国神社を参拝しました。64年前の4月28日、サンフランシスコ平和条約が発効し、日本が主権を回復したことに合わせての参拝です。

 稲田政調会長:「祖国のために命を捧げた方々に感謝と敬意と追悼の気持ちを持って参拝致しました。主権国家としてしっかりと歩んでいくという思いを込めて、この日に参拝を続けています」
 稲田政調会長は、自身が会長を務める議員グループ「伝統と創造の会」のメンバーと一緒に靖国神社を参拝しました。参拝は毎年、サンフランシスコ平和条約が発効した4月28日の「主権回復の日」に行われていて、今年で11回目です。自民党幹部の靖国神社参拝について、中国、韓国の反発が予想されることについて、稲田政調会長は「国民一人ひとりの心の問題だ」と強調しました。(ANN16年4月28日)』

* * * * *

 そして、これは『稲田が敗訴~在特会との関係を裁判所が認定+安倍復活の立役者』の続報になるのだが。
 その稲田朋美氏が、週刊新潮に連続して敗訴したという話を・・・。

 稲田朋美氏は、日本会議系の超保守派として活躍。自らも「伝統と創造の会」を率いるかたわら、安倍氏が会長を務める超保守議連「創生日本」にも役員として貢献。
 安倍首相は、稲田氏を次期(or次の次?)首相にしたいと考え、内閣特命大臣、政調会長と要職に起用して、実績を積み重ねさせようとしている。(-_-;)

 その稲田氏が、在特会との関係を週刊誌に取り上げられたことに怒り、名誉毀損で提訴したものの、敗訴したのであるが。
 もう一つ、稲田氏が「ともみ酒」を地元の献金企業に贈呈していたと報じた週刊誌を提訴した訴訟でも、敗訴してしまったという。(~_~;)

(関連記事・『安倍っ娘・稲田に「ともみ酒」の疑惑が+稲田のアブナイ経歴&首相にするな!』)

* * * * *

<スラップ訴訟・・・SLAPPは『Strategic Lawsuit Against Public Participation』の略語
公の場で発言したり、訴訟を起こしたり、あるいは政府・自治体の対応を求めて行動を起こした権力を持たない比較弱者に対して、企業や政府など比較優者が恫喝、発言封じ、場合によってはいじめることだけを目的に起こす加罰的あるいは報復的な訴訟。『公的に声を上げたために民事訴訟を起こされること』(SLAPP Information Centerのサイトより>

『稲田朋美サイドが在特会報道に続き「ともみの酒」問題で「週刊新潮」に敗訴! メディアはスラップ訴訟に臆するな

 稲田朋美氏といえば、かつてはその極右思想ばかりが有名だったが、いまや“未来の総理”などとも持ち上げられている自民党のエース議員だ。安倍首相とは普段は「ともちん」なんて呼ばれるほど親密で、4期目で政調会長に抜擢されるなど、永田町では“出世街道まっしぐら”である。

 ところがそんな「ともちん」も、法廷では負けが続いている。今年3月11日には、ヘイト市民団体「在特会」と稲田氏の“蜜月”を報じた「サンデー毎日」(毎日新聞出版)を名誉毀損で訴えた裁判で、稲田氏側が全面敗訴。めでたく、司法にヘイト勢力との親密ぶりを「真実」と認定された。

 そして今月も、またひとつ稲田氏の黒星が増える判決が下された。稲田氏への取材を巡って、弁護士の夫が「週刊新潮」(新潮社)に対して500万円の損害賠償と謝罪記事掲載を求めた裁判で大阪地裁が4月19日、稲田夫側の請求を棄却したのだ。

 この裁判はもともと、昨年「週刊新潮」が、稲田氏が地元の献金企業などに「ともみの酒」と銘打った日本酒を贈呈していたと報じたことがきっかけ。記事には元事務所スタッフによる証言も掲載されており、時効とはいえ道義的責任が問われてしかるべき公職選挙法違反の疑惑が浮上したのだ。

 このスキャンダル報道に「ともちん」はご立腹。記者会見で「全くの虚偽で断固抗議するとともに、裁判上の措置をとる」と鼻息を荒げたが、実際、「週刊新潮」が記事のため取材を申し込むと、稲田氏側はとんでもない逆ギレ行動に打って出た。
「週刊新潮」15年4月9日号によれば、「新潮」側が取材を申し込んだだけで、稲田氏の夫で弁護士の龍司氏が、記事掲載前にこんなファクスを送ってきたという。

〈仮に掲載を断行されるのであれば、直ちに貴社と編集長、記者に民事訴訟を提起し、併せて悪意による名誉毀損行為でありますから、刑事告訴するつもりであることをここに予め警告しておきます〉

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 ようするに、訴訟を予告して記事掲載を阻もうとしてきたのだ。だが負けじと「週刊新潮」は、ファクスによる稲田氏側の圧力騒動も含めて第二弾をうち、そこで、こう稲田氏側を痛烈に批判した。

 〈記事の中身もわからない段階で、ただ単に記事掲載を阻止せんがために、民事だけでなく刑事告訴まで持ち出してきた。それが、恫喝だと付かないなら、世間を知らない弁護士バカ以外の何ものでもない。〉

 まさにその通りとしか言いようがないが、しかし、この記事を見た稲田氏側は激昂。「弁護士バカ」と書かれたことで名誉を傷つけられたとして、前述のように新潮社に損害賠償を求めて、裁判を起こしたのだ。
 だが、司法は冷静だった。大阪地裁の増森珠美裁判長は、記事は「論評の域を出ない」として稲田氏側の訴えを棄却。訴訟をチラつかせた記事掲載阻止作戦も、逆ギレしてぶちあげたスラップ訴訟も、大失敗に終わったのである。

 それにしても、本サイトでは何度も繰り返してきたことだが、政治家など公人の疑惑や思想、支持勢力について報じ、論評することは、権力の監視が責務のマスメディアとして当然のこと。それを、自分の都合の悪いことを書かれそうになったら訴訟で潰そうなど、断じて許してよいわけがない。

 まったくどんな神経をしているのか疑わざるをえないが、しかし、こうしたやり口は安倍政権の十八番。安倍政権がテレビメディアに対して放送法を曲解し、圧力をかけていることは周知のとおりだが、週刊誌に対しては、今回「週刊新潮」が被害にあったように、訴訟圧力やスラップ訴訟による威嚇行為が安倍政権で常態化している。

 たとえば、昨年夏から秋にかけて、各週刊誌が相次いで安倍首相の“健康問題”を記事にしたが、安倍首相は法的措置をチラつかせる文書を送りつけ、記事の撤回を求めた。
 また、昨年7月には、高市早苗総務相の「後援会企業の不透明融資」問題を報じた「週刊ポスト」(小学館)に対して、高市氏の実弟が「週刊ポスト」の三井編集長や発行人などを民事、刑事両方で告訴するという高圧的手段に出て、揺さぶりをかけた。これは菅義偉官房長官の指示だったといわれるが、その結果、「ポスト」はこの圧力に屈し、編集長を更迭するにいたった。

 こうした訴訟ラッシュは、完全に安倍政権のメディア掌握、言論統制の一環だ。言うまでもなく、政府は記者クラブという珍妙なシステムを握っており、新聞やテレビなどに対しては抗議という形で圧力を加えることができる。だが、記者クラブに属さない週刊誌などの雑誌メディアに対しては、そうはいかない。そこで、政権側はむちゃくちゃな訴訟を持ち出して、スキャンダルや批判報道を攻撃、出版社と編集部を萎縮させようと企むのだ。

 しかし、現実にはこれらの訴訟のほとんどはスラップであり、政権寄りと言われる裁判所でさえ、その請求を認めることができないような代物なのだ。
 あらゆるメディアが、政権の露骨な恫喝で萎縮している昨今。今回、稲田氏のスラップ訴訟を跳ね返した「週刊新潮」のように、他の雑誌メディアも政権の圧力に負けず、踏ん張ってもらいたいものである。(宮島みつや)(リテラ16年4月28日)』

* * * * *

 メディア支配によって政治権力の強化を図る安倍官邸&自民党は、訴訟を用いてメディアを黙らせようと、そして「報道の自由」を萎縮させようとしている面もあるわけで。
 毎度ながら、早く安倍政権を終わらせなければと思うと同時に「絶対に稲田朋美を首相なんかにさせないぞ!」と、強く強く誓うmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2016-04-30 07:18 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

靖国参拝は安倍っ娘の超保守女性閣僚ばかり+安倍談話に対する各党の反応

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【書きたいことが山ほどあるのだが。指の負傷+αなどで、自分で文章を打つのがチョット大変な状況に。せめて重要な情報は届けたいと思うので、少しの間、コピペを活用した記事が多くなるかも知れませんけど、ご容赦を。m(__)m】


 毎年、この件について書いているので、資料として残すために、今年もとりあえず靖国参拝した閣僚について書いておこう。(-"-)

 8月15日、安倍内閣の3人の閣僚、そして稲田政調会長が靖国神社に参拝。安倍首相は、自民党総裁名で玉ぐし料を奉納した。(・・)

 おもしろいことに(=興味深いことに&呆れることに?)、昨日、靖国参拝した閣僚&党幹部は、毎度おなじみの高市早苗氏(総務大臣)、山谷えり子氏(国家公安大臣)、有村治子氏(女性活躍担当大臣)、稲田朋美氏(政調会長)で。4人とも、mewが安倍っ娘と呼ぶ、安倍首相の超超保守仲間の女性たち。(@@)

 そう。彼女たちは、安倍首相が率いる超保守議連「創生日本」に所属して、安倍シンパ&超保守派として熱心に政治活動を続けていた人たちなのだ。<その影響もあってか、彼女たちは閣僚や党三役になってから、右翼系の団体の人と会ってたとか、写真を撮ってたとかいうことが問題になったりして。(~_~;)>
 でも、そのお陰で安倍晋三氏からおぼえめでたき存在になって。一般の男性議員よりやや早く閣僚や党三役に起用されたのである。(++)

 そして、彼女たちは、自分の存在&超保守思想の強さを仲間や支持者にさらにアピールしたいがためなのか、それとも女性は自らの信念が強く&世間からの批判もいとわないからなのか、または女性なら世間からの批判を交わせると考えるのか・・・。安倍内閣が始まってから、(人によっては)例大祭なども含めて、靖国参拝を続けているのである。(-"-)

* * * * *

 安倍首相は、昨年同様、萩生田総裁特別補佐を代理人にとして靖国神社に送り、「自民党総裁」の肩書きで、玉ぐし料を納めたという。^^;

 先日の記事に「mew的にかわいくない&ウザイ安倍側近が2人がいる。ひとりは今回の主役・磯崎陽輔首相補佐官、もう一人は萩生田光一総裁特別補佐だ」という話を書いたのだけど。(『安倍が側近の問題発言でまたピンチに。本質的に問題がある安倍政権にNO!を。』)
 その萩生田くんが、今回もエラそ~に、安倍首相の心情を代弁していたです。(ーー゛)

<面白いことに、この2人はチョットずんぐりな体型やとっつぁん坊や的な顔などが、すごく似てるのよね。さらに言えば、安倍官邸の主で、外遊中、首相にぴったりくっついている世耕くんも、チョット近いものがある。^^;>

 尚、超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバー67人も、集団で参拝を行なった。(・・)

* * * * *

『高市総務相、山谷国家公安委員長、有村女性活躍相の3閣僚は終戦記念日の15日、東京・九段北の靖国神社を相次いで参拝した。
 いずれも私費で玉串料を納めた。高市氏は参拝後、「国策に殉じてかけがえのない命をささげられた方々に尊崇の念をもって感謝の誠をささげた」と記者団に語った。(読売新聞15年8月15日)』

『高市総務相は「参拝は、それぞれの国の国民の問題だ。外交問題になるべき事柄ではない」と述べた。(FNN15年8月15日)』

『安倍首相の代理人として参拝した自民党の萩生田総裁特別補佐は「自民党総裁 安倍晋三」と記帳し、私費で玉串料を奉納したことを明らかにした。
 萩生田総裁特別補佐「(安倍首相は)御英霊に対する感謝の気持ち、靖国への思いは変わらない、そのことだけはおっしゃっていました」
 萩生田氏は記者団に対し、安倍首相が2013年の参拝で、中国や韓国から反発を受けたことに触れ、「意が正しく伝わらず政治問題・外交問題化した。総合的に判断して、参拝を見送ったと思う」と述べた。(中略)

 この他、自民党の稲田政調会長や内閣府の小泉進次郎政務官、超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」のメンバーも参拝した。(NNN15年8月15日)』

* * * * * 

 また、安倍首相&超保守仲間は、以前から東京裁判の正当性に疑問を呈しており、稲田政調会長は、東京裁判の検証を行なうことに意欲を示していたのだが。
 
『自民党の稲田朋美政調会長は15日、靖国神社で開かれた戦没者追悼の集会に参加し、戦争指導者の責任が追及された極東国際軍事裁判(東京裁判)を検証する組織を党内に設置する意向を重ねて示した。
 稲田氏は「東京裁判で裁かれた日本の歴史をきちんと自分たち自身で総括する。何を未来に生かしていくかを政治家自身が踏まえる」と述べた』とのこと。(産経新聞15年8月15日)

 機会があれば、また改めて書きたいが。下手すると、この件は中韓だけでなく欧米との外交
にもマイナスに働くおそれがあるだけに、注目しておくきたい。(・・)

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 話は変わって、安倍談話に対する各党の反応が出ていたので、それをアップしておきたい。(・・)

『戦後70年談話 各党の反応 NHK8月14日

政府は臨時閣議を開いて、戦後70年にあたっての総理大臣談話を決定し、安倍総理大臣が記者会見で発表しました。総理大臣談話について、各党の幹部は次のような考えを示しました。

自民 谷垣幹事長

自民党の谷垣幹事長は、「先の大戦でのわが国の失敗の原因がどこにあり、戦後、その失敗を克服し、国際法の進化のもとでわが国が努力してきた成果を分析した上で、今後のわが国が取るべき方向性を示した、非常にバランスの取れた談話だ」とするコメントを発表しました。

公明 山口代表

公明党の山口代表は党本部で記者団に対し、「侵略や植民地支配、痛切な反省、心からのおわびなどのキーワードを使って歴代内閣の立場を引き継ぎ、それが今後も揺るぎないことを閣議決定したのは大きな意味がある。幅広い観点からバランスをとりながら、心を砕いて表明しており、中国や韓国にも談話の意味は伝わると思うし、政府にはこれを基に改善の努力を進めてほしい」と述べました。

民主 岡田代表

民主党の岡田代表は記者団に対し、「今回の談話は、今までの政治家、安倍晋三の歴史観とは明らかに異なるものだ。安倍総理大臣が大きく考え方を変えたのか。変えたということであれば内外の議論や指摘が影響を与えたということだろう。植民地支配、侵略、痛切な反省、心からのおわびといった表現はいずれも引用という形で述べているが、日本のことを言っているのか、一般論として言っているのか、定かではない。安倍総理大臣がどう考えているのかが伝わってこない」と述べました。

維新 柿沢幹事長

維新の党の柿沢幹事長は東京都内で記者団に対し、「バランスのとれた、『未来志向』だという安倍総理大臣のことばにかなっている、評価できる内容だと思う。この談話が、安倍総理大臣の心の中からにじみ出た本心であって、これから、談話にのっとって、国政の運営と日本のかじ取りをしていくことが、本当に行動になって現れてくるのかどうかが、何よりも大事だと思う」と述べました。

共産 志位委員長

共産党の志位委員長は党本部で記者団に対し、「反省とおわびについて、過去の歴代政権が表明してきたという事実に言及しただけで、みずからのことばとして、反省とおわびを一切述べていないので、大変欺まん的な内容だ。『村山談話』が示した、過去の歴史に対する日本政府の基本的な認識や価値を、事実上、投げ捨てるに等しいもので、国内外の厳しい批判は免れないと思う」と述べました。

次世代 平沼党首

次世代の党の平沼党首は、「未来志向の内容は支持する。また、次の世代に謝罪を続ける宿命を背負わせてはならないと発言したことは評価する。しかし、戦争の反省は重要だが、おわびはもうやめるべきだ。おわびを繰り返しても、未来は切り開けない。現在、アジア・太平洋の平和を乱す動きがあることへの批判も入れるべきだったと考える」というコメントを出しました。

社民 吉田党首

社民党の吉田党首は党本部で記者団に対し、「『侵略』と『おわび』の表現は盛り込まれているが、安倍総理大臣本人のことばとしては語られておらず、戦後50年の『村山談話』よりも大きく後退していると言わざるをえない。一方で、いわゆる従軍慰安婦について、直接的な言及は無かったが、女性の尊厳を傷つけたといった表現が入ったのはよかったと思う」と述べました。

生活 小沢代表

生活の党と山本太郎となかまたちの小沢代表は盛岡市で記者団に対し、「今まで日本は何度も謝罪してきたので、これ以上謝罪する必要はないと言わんばかりの文言だと思う。自分の本音を隠して取り繕おうという表現で、ことばの端々に戦前の日本を肯定するたぐいの表現が見られる。私には納得がいかない」と述べました。

元気 松田代表

日本を元気にする会の松田代表は、「『先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません』という言葉には共感した。しかし、そうであればこそ、安倍総理大臣は、もう1度、自分の言葉でおわびを表明し、それを最後にするという気概をみせてもよかったのではないか。全体としては、未来志向の言葉が多く、前向きに評価したいと思うが、重要なのは行動だ」というコメントを出しました。』

* * * * *

 まあ、次世代ほぼ全て、と維新、元気の半分は安倍首相と同じ超保守系なので、こういう意見になるのだろうけど。
 ここから安保法案の審議、改憲準備が進むにつれ、各政党&それぞれの議員の本性がどんどんあらわれて行くのではないかと思うので、国民には次の選挙では、投票する政党や候補者を見誤らないように、各党や候補の考えをしっかりチェックしておいて欲しいと思っているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2015-08-16 08:40 | (再び)安倍政権について | Trackback(1)

安倍娘、会談終われば即参拝+小泉の村山談話への思い+安倍が言葉狩りする意図

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あちゃ~!何か急にPCが固まって(最近では珍しい現象)、書きかけの記事がアウトに。(ノ_-。)すぐに全てを書き直しをする時間がないので、一部は後日に回すとして・・・。

 とりあえず、今週アップした記事に関わることを少し。

 まず、これは昨日の『安倍、おわびは絶対拒否+女性要職の靖国参拝は?+軍事より官邸の危機管理を+皐月賞』の関連になるのだが・・・。

 mewはこの記事の中で、いつも例大祭の時に靖国参拝する安倍内閣の女性閣僚らが、22日まで参拝に行かないのは、官邸から日中首脳会談が実現するまでは、参拝はするな(ワンコに対する「待て!」みたいな?)と指示を受けているからだと。
 で、22日に無事に参拝が実現したので、23日になったら参拝するかもという話を書いたのだけど。
 笑ってしまった&呆れてしまったことに、山谷、有村、高市大臣の3人の女性閣僚が本当に23日いなったら、待ってましたとばかり、本当に靖国神社の参拝を敢行したです。(~_~;)

<3人とも安倍シンパ&日本会議、創生日本に属する超保守派。mewは、山谷えり子氏は国家公安委員長として、さすがに前日に官邸屋上でドローン見つかった事件が起きた直後に、靖国参拝は控えるかな~と思うとこがあったのだけど。彼女には、そんなことはお構いなしなのね。(-"-)
 でもって、「靖国・命」の超保守マドンナ・稲田朋美政調会長は、今回は行かないのだろうか?こそっと別の日に行くor行ったのかな?(・・)>
 
* * * * *

『高市早苗総務相、山谷えり子国家公安委員長、有村治子女性活躍担当相の3閣僚は23日、春季例大祭(21~23日)に合わせて東京・九段北の靖国神社にそれぞれ参拝した。3人は昨年10月の秋季例大祭でも参拝している。

 高市氏は参拝後、記者団に「国策に殉じた皆さんの御霊に、尊崇の念を持って感謝の誠をささげた」と述べた。山谷氏も「国のために戦い尊い命をささげた英霊に感謝の誠をささげてきた」と説明。有村氏は「戦地に赴き命をささげた方々や、塗炭の苦しみを味わった遺族の歩みに思いをいたして参拝した」と語った。(産経新聞15年4月23日)』


『高市早苗総務相ら安倍政権の3閣僚は23日、春季例大祭に合わせて靖国神社を参拝した。前日のインドネシアでの日中首脳会談で、習近平国家主席が「歴史の直視」を求めた直後だけに、中国側は「断固反対」と早速批判。日本側は「主要閣僚ではなく、影響はない」(首相周辺)とみているが、日中関係改善の機運に水を差す可能性も否定できない。

 菅義偉官房長官は23日の記者会見で、「国のために戦って尊い命を犠牲にした方に尊崇の念を表すのは極めて自然なことだ」と述べ、3閣僚の参拝を容認。日中関係への影響についても「全くない」と言い切った。首脳会談成立を優先する首相官邸が高市氏らに22日の参拝を見送るよう求めたことが分かっているが、1日後の参拝は黙認した。

 首相周辺は「首相、副総理、外相、官房長官が参拝しないなら、外交的に影響はない。中国側も線引きして対応している」と指摘。また、別の政府関係者は「中国は日本にアジアインフラ投資銀行(AIIB)に入ってもらいたいのだろう」と述べ、歴史認識をめぐる中国の批判は抑制的との見方を示す。

 しかし、歴史問題での安倍政権への中国側の不信感が解消されたわけではない。安倍晋三首相は22日にアジア・アフリカ会議(バンドン会議)で行った演説で、大戦への反省を表明したものの、謝罪には言及しなかった。夏に発表する戦後70年談話でも、村山富市首相談話にあった「植民地支配と侵略」「おわび」の表現をそのまま使うことに否定的だ。

 こうした首相の姿勢に、閣僚の靖国参拝が加わり、野党側も厳しく批判。民主党の長妻昭代表代行は会見で「(戦時の召集令状の)赤紙を出した側がまつられているところに参拝する意味を考えたのか」と述べ、共産党の志位和夫委員長も「日本は侵略戦争を美化して恥じない国だと世界に発信したことになる」と懸念を示した。 (時事通信15年4月23日)』

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 昨日は、「村山談話」と「小泉談話」の全文をアップ。また、小泉元首相が、バンドン会議60周年の際に行った演説でも、村山談話の「侵略」や「心からのおわび」の言葉をしっかりと組み入ていたという話を書いたのだけど。
 小泉元首相は、「俺の歴史認識は村山談話と全く変わらない」「俺の談話では当然、文言も含めて村山談話を継承する」という考えが強かったという。(・・)

『小泉60年談話の舞台裏、村山談話踏襲の理由

 バンドン会議での安倍総理の演説は、夏に発表される戦後70年談話を前にどういった歴史認識を示すかという点で注目されました。というのも、前回の戦後60年で、当時の小泉総理のバンドンでの演説が談話につながったという経緯があるからです。小泉談話はどのようにでき上がったのか、その舞台裏です。

 「侵略、または侵略の脅威、武力行使によって、他国の領土保全や政治的独立を侵さない。(第1回)バンドン(会議)で確認されたこの原則を、日本は、先の大戦の深い反省と共に、いかなるときでも守り抜く国であろうと誓いました」(安倍晋三総理大臣)

 22日、安倍総理は、第1回のバンドン会議で採択された平和10原則を引用する形で、「侵略」を口にし、「深い反省」という言葉を用いました。ですが、過去の総理が引き継いできた歴史認識に関する4つのフレーズを語ることはありませんでした。そのフレーズとは・・・戦後50年の村山談話で語られた日本による戦時中の「植民地支配」と「侵略」、それに対する「痛切な反省」、そして「心からのお詫び」です。戦後60年、同じバンドン会議で、当時の小泉総理は・・・

 「我が国はかつて、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。こうした歴史の事実を謙虚に受け止め、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを常に心に刻みつつ・・・」(小泉純一郎総理大臣(当時) 2005年)

 ここで触れられた4つのフレーズは、その夏の戦後60年・小泉談話にも書き込まれました。小泉談話はどのようにして作られたのでしょうか。バンドン会議のおよそ10日後、小泉総理は極秘裏に談話の作成を指示しました。作成に関わったのはわずか3人。このとき、小泉総理はこう話したといいます。

 「俺の歴史認識は村山談話と全く変わらない。俺は、中国の盧溝橋に行った際も、韓国の記念館を訪ねた際も、同じことを言っている」

 当時、中国では反日感情が最高潮に達していました。ただ、小泉総理の戦前戦中の日本の歩みに対する歴史観は明快でした。

 「二度と戦争をしてはいけない。戦後60年間の日本の歩んだ道というのは、戦争の反省・教訓から歩んできた道」(小泉純一郎総理大臣(当時) 2005年8月15日)

 こうした考えから小泉総理は・・・

 「俺の談話では当然、文言も含めて村山談話を継承する」

 その上で、平和の道を歩んだ戦後の60年間が、それまでの戦争をしていた50年間を上回ったことを、談話に書き込みたいと強く考えていたといいます。

 「我が国の戦後の歴史は、まさに戦争への反省を行動で示した平和の60年であります。我が国にあっては、戦後生まれの世代が人口の7割を超えています」(戦後60年・小泉談話)

 今、戦後生まれの世代は人口の8割に達しています。4つのフレーズを「もう一度書く必要はない」としている安倍総理。今年の夏の戦後70年談話には、どのような歴史認識と戦後の歩みが示されるのでしょうか。(TBS15年4月22日)』

* * * * *

 mewは、このブログで、小泉純一郎氏のことをを史上最悪の首相だと書いたことがあるのだけど。
 村山談話の大事な部分はしっかりと継承したし。共謀罪の法案化や集団的自衛権の憲法解釈の変更は、断ったというし。近時になって、脱原発の活動をしているし。今の安倍首相に比べたら、何百倍もマシかも知れず・・・。(・・)
 やっぱ、安倍晋三氏が戦後史上最悪の首相になる可能性が大きいな~と思う今日この頃のmewなのだった。(@@) 

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 ところで、今週22日には『戦争法案」の表現修正を要求、憲法無視して国会でまで言論統制を強める自民』という記事を書いたのだけど・・・。

 共産党の志位委員長もお怒りの様子。(`´)

『共産党の志位和夫委員長は23日の記者会見で、新たな安全保障法案を「戦争法案」と批判した福島瑞穂社民党副党首に発言の修正を求めた自民党に対し、要求の撤回を求めた。「横暴かつ傲慢かつ恥ずべき要求は取り下げるべきだ」と述べた。
 同時に「(安保法案は)各党の自由な言論によって是非を争っていくべき問題だ。自分たちの立場にそぐわないから削除しろというのは許されない対応だ」と強調した。(産経新聞15年4月23日)』

 mewは、マジでこれは議会制民主主義を侮辱&破壊するようなゆゆしき事態だと思っているのだけど。この日のアクセス数は、ふだんの3割減だったりして。(~_~;)
 集団的自衛権や安保法案に関する記事もそうなのだけど。どうもmewが最も問題視していることに、世間はあまり関心がないようで。チョット残念&寂しい気持ちになったりもする。(ノ_-。)

 でも、しつこく書いちゃうのが、mewのmewたるところ。 (^ー^)

 先日アップしたリテラの『「平和と言い換えろ!」安倍政権が安保法制強行で「戦争」という言葉の取締りを開始』の後半部分も、しっかりとアップしておこう。(・・)

* * * * *

『なぜ安倍自民党があそこまで神経質になるかといえば、この言葉の言い換えによる誤魔化しこそが、安倍政権の本質といえるからだ。昨年4月に「武器輸出三原則」を「防衛装備移転三原則」と言い換えて閣議決定したのもそうだし、「残業代ゼロ法案」を「高度プロフェッショナル制度」(ホワイトカラーエグゼンプション)と呼んだり、「正社員首切り自由化」を「労働規制緩和」と言ったりするのも同じなのだ。いずれも、国民に対して正々堂々と説明できない、後ろめたい政策だから、言葉の言い換えによって誤魔化して乗り切ろうという、安倍首相らしいなんとも姑息な話なのだ。

 だからこそ、国民に法律の本質が丸わかりの「戦争法案」といった言葉が使われると、過剰な反応をするわけだ。今回は、たまたま国会が舞台だったので圧力が可視化されたが、実はこうした“言葉狩り”はマスコミに対しても日常的に行われているという。在京キー局の報道関係者はこう話す。
「最近話題の『公平・公正』と同じくらい言ってくるのが『意図をねじ曲げないように』というセリフですね。もちろん、ねじ曲げるつもりなど毛頭ありませんが、政権にとって都合の悪い解説をしたり、意見を紹介したりしただけで、意図をねじ曲げたことにされる。後方支援のための法案を『戦争支援』ととらえるか『平和支援』ととらえるかは事実ではなく評価の問題なのに。現場が萎縮するのは当然です」

 さらにここ最近はネトサポ(自民党ネットサポーターズクラブ、J-NSC)と呼ばれる連中の“活躍”も喧しい。ネットを使った自民党の応援団で、ネット上に自民党や安倍政権に批判的な言論を見つけては「事実のねじ曲げ」「レッテル貼り」「デマによる煽り」との書き込みを拡散させている。「一連の安保法制は戦争を推進させる」とか「自衛隊に死者が出る可能性がある」などと書こうものなら、たちまち袋叩きにあう。結果、政権に批判的な論評がマスコミからもネットからも姿を消すという寸法だ。

 国家に楯突く者は容赦なく取り締まる。「この道しかない」と異論をいっさい許さない。そして、自由にモノが言えない。安倍政権がいま粛々と進めているのは、そんな恐ろしい国づくりなのである。(野尻民夫・リテラ15年4月20日)』

* * * * *

 そうなのだ。安倍陣営が今、最も力を入れているのは、軍事力復活のための安保法制(=戦争法案)や軍事政策の実現、そして彼らの悲願である「憲法改正」の実現なわけで。
 安倍自民党がTVや国会で、言葉狩りとも思えるような「メディア統制、発言統制」を行なっている大きな理由の一つは、国民の支持や理解を得るために、安倍政権やこれらの実現にマイナスのイメージを与えるものを封じ込めてしまうことにある。(-"-)

 でも、もしこのようなことを許せば、日本の戦後の民主主義は壊されて、戦前のようにとりあえず選挙があっても、国政は独裁政権の政府の思うままに行なわれることになってしまうわけで。
 どうか早く多くの国民が、安倍政権のアブナさに気づいて欲しいと、いまや祈願、祈念したいような気持ちにさえなっているmewなのだった。(@@)
                        THANKS


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by mew-run7 | 2015-04-24 09:47 | (再び)安倍政権について | Trackback

安倍が日中会談のために玉虫色の合意で譲歩。米国は評価も、会談日程決まらず



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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

 
5日にアップした『安倍が気の重い宿題でも窮地に。日中首脳会談の実現のメドつかず。立ち話で終わりか?』(以下、前回の記事)の続報を・・・。

 安倍首相は、今日9日から中国を訪れ、10~11日に北京で開かれるAPECの首脳会合に出席する予定なのだが。
 何と安倍政権にとって大きな課題になっていた中国の習近平国家出席との首脳会談が実現する見込みが立ったという。 (@@)

 ただ、日本側はこれで「正式な首脳会談」を行なえると受け止めていたものの、中国側は、外務省のウェブサイトで『「首脳会談」との表現ではなく、「日中指導者の接触」との文言が使われており、安倍首相と習近平国家主席が会うことになっても、正式な首脳会談とは位置づけない姿勢を示している』という。(FNN14年11月8日)
 しかも、いまだに会談の形式だけでなく、具体的な日時も、決まっていないのが実情だ。(~_~;)

 昨日8日、岸田外務大臣が中国外相と会談を行なったので、外務省は、その際に首脳会談の日時も決めるつもりでいたのだが。中国側は具体的な協議に応じなかったようで、岸田氏は会談後に「まだ決まっていない」と語っていたとのこと。(-"-)

 安倍首相も、今朝、羽田空港を出発する際に「最終調整中だが、会談が実現すれば」と語り、会談の日時が今朝になっても、まだ決まっていないことを示唆していた。^^;

『安倍総理大臣は羽田空港で記者団に対し、中国の習近平国家主席との初めての日中首脳会談について、「最終調整中だが、会談が実現すれば、偶発的な衝突を避けるための海上連絡メカニズムを開始すること、そして国際社会の平和と安定に責任を持つ日中両国が、戦略的互恵関係の原点に立ち戻って両国関係を発展していくこと、そのメッセージを伝えたい」と述べました。(NHK14年11月9日)』

* * * * *

 もう一つ、今後、問題になりそうなのが、日中間で交わした合意文書の中身だ。^^;

 日中の政府は7日、首脳会談を実施する前提として、「日中関係の改善に向けた話し合いについて」という合意文書を作成し、同時に発表するという異例の対応をとったのだが。(全文は後ほど)(@@)
 両者の主張に配慮して、問題の核心となるような言葉は盛り込まず。できるだけ、曖昧で玉虫色っぽい内容の文言を用いたものの、客観的に見て、文書の内容や表現は、中国側が有利な解釈をしやすいものになっているし。日本側がかなり譲歩したな~という印象は、否めないようにも思えた。^^;

 この合意文書の件は、また別立てで書きたいと思うのだが。
 安倍首相は合意文書に関して、「首脳会談を行ううえでの条件整備を進めていくなかで合意することができた」と述べていたのだけど。mewは、そもそも会談実施の前提として、合意文書を作成&発表すること自体に、違和感や驚きを覚えるところがあったし。
 また、今後、この合意事項やその解釈を巡って、日本の中で、また日中間で、アレコレ問題が生じるおそれがあるのではないかと懸念している。(~_~;)

<実際、中国のメディアは、この合意を高く評価し、新聞は一面TOPで報じたとのこと。他方、安倍首相の支持層である超保守派から、合意に関する疑問や批判の声が出ていることからも、日本側の方がかなり譲歩したという見方が強いのではないかと思う。^^;>

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~ 

 前回の記事(5日)に書いたように、安倍首相は、米国と年内に日中首脳会談を行なうことを約束。公明党や自民党の親中派幹部、経済界の強い要望もあり、北京APECで首脳会談を実現できるように、福田元首相をはじめ様々な人脈やルートを通じて、呼びかけを行って来た。(・・)

 しかし、中国側が1・尖閣諸島の領有権問題の棚上げ、2・靖国不参拝の確約&歴史認識の是正を会談実施の条件として挙げて来たため、交渉が難航。
 日本側は、10月にはいってから、中国の主張を一部取り入れる形で、(まやかしの?)条件緩和案を提示。水面下で調整を続けていた。(~_~;)

 ところが、両者の主張が対立していたため、なかなか調整がつかず。このままでは、首脳会談の実現は不可能かという見方も出るようになっていたのだが。

<どうも6日辺りが大きなヤマ場だったようで。日本側では、同日、自民党の谷垣幹事長は『「立ち話なんかでない方がいいに決まっている」と述べ、正式な会談を行うのが望ましいとの考えを示した』とか。(産経6日)。菅官房長官は『「形式はどうあれ、首脳同士が胸襟を開き、本音で話すことが極めて大事だ」と述べ、正式会談にこだわらずに調整する考えを示した』とか。(同)『6日夜、首相周辺は「無理してまで会う必要はないチャンスは今回だけではない」と述べた』(NNN6日)などなど、中国をけん制するような発言&報道が出ていた。^^;>

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 APECの会合が数日後に迫る中、安倍首相が6~7日に、自らの外交ブレーンである谷内正太郎国家安全保障局長(NSC事務局長)を中国へ派遣。谷内氏は中国の楊潔O(よう・けつち)国務委員らと会って、合意文書の最終的な調整、確認を行なうことに。
 日中政府は7日に、合意文書の確認&APEC中の会談実施を確認。同日、夕方、2国の外務省が同時刻に合意文書を発表するに至ったという。(**)

『外務省は7日、「日中関係の改善に向けた話し合いについて」と題する文書を発表した。全文は次の通り。

 日中関係の改善に向け、これまで両国政府間で静かな話し合いを続けてきたが、今般、以下の諸点につき意見の一致をみた。

 1、双方は、日中間の四つの基本文書の諸原則と精神を順守し、日中の戦略的互恵関係を引き続き発展させていくことを確認した。

 2、双方は、歴史を直視し、未来に向かうという精神に従い、両国関係に影響する政治的困難を克服することで若干の認識の一致をみた。

 3、双方は、尖閣諸島など東シナ海の海域において近年、緊張状態が生じていることについて異なる見解を有していると認識し、対話と協議を通じて、情勢の悪化を防ぐとともに、危機管理メカニズムを構築し、不測の事態の発生を回避することで意見の一致をみた。

 4、双方は、さまざまな多国間・2国間のチャンネルを活用して、政治・外交・安保対話を徐々に再開し、政治的相互信頼関係の構築に努めることにつき意見の一致をみた。(産経新聞14年11月7日)』
 
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 これを受けて、日本側は一斉に「首脳会談実現の見通しが立った」と報道。安倍首相も7日夜に、会談への意欲を示していたのだが・・・。
 ただ、日本側は「正式な首脳会談」を行なう見込みが立ったととらえる関係者、メディアが多かったものの、中国政府は現段階では、その気はない様子。^^;
 安倍首相と近習平国家主席との会談をどのような形で行なうのか、2国間で会談直前までギリギリの交渉(攻防)が続けられそうだ。(@@)

『日中両政府は7日、安倍晋三首相と習近平国家主席との初の首脳会談を北京で開催することで合意した。日中首脳会談は2012年5月の野田佳彦首相と温家宝首相(いずれも当時)との会談以来、約2年半ぶりで、9日か10日に行われる。これに先立ち、両政府は沖縄県・尖閣諸島の問題について「異なる見解を有している」が、「対話と協議を通じて、不測の事態の発生を回避する」などとした4項目の合意文書を発表した。

 安倍首相は7日、公明党の山口那津男代表と首相官邸で会談し、「習主席と会い、しっかり握手を交わして対話をしたい」と明言した。
 
 首相は10、11両日のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため、9日に北京入りし12日まで滞在する。岸田文雄外相は7日夜、APEC閣僚会議出席のために訪れた北京で記者団に、外相会談を行うことで合意したと公表した。政府筋によると、8日に外相会談を開いた上で、首脳会談は9日か10日に行われる。形式については中国側から具体的な提示はないが、日本側は「正式会談」と受け止めている。(毎日新聞14年11月7日)』

『中国の外務省は、首脳会談に関する日本の報道について、ウェブサイト上でコメントを発表した。
そこでは、「首脳会談」との表現ではなく、「日中指導者の接触」との文言が使われており、安倍首相と習近平国家主席が会うことになっても、正式な首脳会談とは位置づけない姿勢を示している。(FNN14年11月8日)』

* * * * *

 昨日8日には、APEC閣僚級会合で中国に滞在している岸田外務大臣が、中国の王毅外相と安倍政権としては初、日本政府としては2年2ヶ月ぶりに正式な外相会談を実現。会談は約50分間に及んだという。(・・)
<中国は、親中ハト派系の旧・古賀派(現・岸田派)の長である岸田外務大臣には好感を抱いているようで。岸田氏は、既に8.9月に王氏と非公式ながら挨拶や対話をしているのよね。(++)>、
 
 ただ、日本側は、この外相会談の場で、首脳会談の具体的な日時や形式を決めたいと考えていたのだが。王外相は「日本側の立場はわかっている」と応じたものの、会談の日時の協議に至らず。岸田外務大臣は、会談後、報道陣に「まだ決まっていない」と語ったという。(~_~;)

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 岸田氏は、この会談で今後、日中関係を改善するために、閣僚、官僚レベルで、定期的に会合の機会を設けることを提唱。
 また、『初回に岩手、宮城、福島、沖縄県のいずれかを訪れることを条件に、有効期間内なら何回でも訪日できる中国人向け数次ビザ(査証)の発給要件を緩和すると表明。小笠原諸島(東京都)近海などでの中国漁船によるサンゴ密漁問題について「極めて遺憾だ。中国国内での取り締まりを強化してほしい」と要請した』とのこと。(毎日新聞14年11月8日)

<サンゴ密漁のことは、閣僚からもしっかり言って欲しかったので、これは評価したい。(・・)>

 しかし、合意文書の事項や首相会談に関しては、協議が進まなかったようなのだ。^^;

『日中間の懸案になっている沖縄県・尖閣諸島の問題や首相の靖国神社参拝については、岸田氏は会談後、「それぞれの立場を説明する場面があった」と記者団に述べるにとどめた。(中略)
 
 会談では首脳会談の日時は決まらなかったが、王氏は記者会見で「日本側が何度も(首脳会談実現を)要望したことを中国は重視している」と述べた。(毎日新聞14年11月8日)』

『岸田氏は会談後、記者団に「両国関係の改善に向けた流れを確かなものとし、率直な意見交換ができた」と強調。首脳会談については「まだ決まっていない。引き続き開催を視野に具体的な調整を行っていく」と述べた。
 王氏は「関係改善にはプロセスが必要だ」と強調し、岸田氏が提案した各種対話の再開は「両国関係が正しい軌道に戻れば全てできる」とした。その上で「日中双方が7日の合意文書に従い対応することが大事だ」と述べたという。(産経新聞14年11月8日)』

『中国国営新華社通信によれば、王氏は「日本側は正しい歴史認識を持ち、過去の侵略行為と決別すべきだ」と述べたとしている。(同上)』  

* * * * *

 ただ、前回の記事にも書いたように、安倍首相がここまで会談実現に向けて努力をしたのは、中国との関係改善をしたいからというより、米国との約束に応える必要があったからなわけで。
 首相自身は、ここまでこぎつけたことで、半分ぐらいは肩の荷がおろせたような気分でいるかも知れない。<安倍首相は、今週、オバマ大統領と日米豪首脳会談で会う予定があるので、尚更に?(++)>

 実際、米政府からは、次々と安倍内閣の努力を評価するコメントが寄せられている。^^;

『中国を訪問している岸田文雄外務大臣は7日夜、アメリカのケリー国務長官と会談を行いました。会談の中では、日中首脳会談の実現についてアメリカ側から「非常に前向きだ」との評価があったということです。(NHK14年11月8日)』

『アメリカ国務省のサキ報道官は7日の記者会見で「世界第2位と第3位の経済大国の関係は、地域だけでなく世界の平和と繁栄に影響する」と述べ、日中関係の重要性を強調したうえで、「日中両国が関係改善に向けて合意したことを歓迎する」と述べました。(NHK14年11月7日)』

『米国家安全保障会議(NSC)のメデイロス・アジア上級部長は7日の記者会見で、日中両政府が関係改善へ向け4項目で合意したことに対し「とても温かく歓迎する」と述べた。(中略)
 また、メデイロス氏は「日中合意の環境醸成に、米国が重要な役割を担った」とし、米国の外交努力の成果でもあるとの認識を示した。(産経新聞14年11月7日)』
<やっぱ、米国にも後押ししてもらっていたのね。(・・)>

* * * * *

『中国側は、靖国神社に参拝しないという約束や尖閣諸島の領有権問題を認めさせることを会談の条件にしています。これに対し、安倍総理は「会ってあげるという外交には屈しない」と条件なしでの会談を譲るつもりはありません。
 政治での関係悪化が経済にまで影響を及ぼしている現状を打破するためにも、これまでの「立ち話」以上の「会談」を実現したい安倍総理ですが、9日に北京入りして以降もぎりぎりまで中国側との攻防が続きそうです。(FNN14年11月7日)』

<mewは、中国側は、日本政府から、首相の靖国不参拝の確約をとることに、こだわっているのではないかと。できれば、安倍首相に近主席との会談の中で、そのことに言及させたいと考えているのではないかと。そして、安倍首相や日本政府が、この件でどこまで譲歩するかによって、会談の形式や時間を決めたいと考えているのではないかと邪推している。(・・);
 ただ、安倍首相にとって、自らの靖国参拝に言及することは「痛恨の極み」になってしまうことから、その点で最後まで攻防が繰り広げられることになりそうな気がしているです。^^;>

 果たして、安倍首相と近主席は、どのような形でどれぐらいの時間、会談を行なうのか、また水面下でどのような駆け引きや攻防が繰り広げられるのか、興味深くウォッチしたいと思っているmewなのだった。(@@)

                        THANKS 
 
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by mew-run7 | 2014-11-09 11:50 | (再び)安倍政権について | Trackback

小渕よ、おまえもか?+日中首脳会談はビミョ~な情勢&足を引っ張る安倍側近

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

 昨日、『安倍閣僚に問題噴出~松島「雑音」発言&江渡と塩崎に違法疑惑&高市は参拝予告』という記事をアップしたのだけど・・・。

 何と今回、安倍首相が起用した女性閣僚の中では、最も優等生だと思われていた小渕優子少子化担当大臣にも、公職選挙法に違反する行為を行なっていた疑いがあるという。(@@)
<記事のタイトルは「ブルータスよ、おまえもか」を文字ってみたです。>

『小渕優子経済産業相の関係する政治団体の政治資金を巡り、16日発売の週刊新潮(10月23日号)が、使途の不適切さを指摘する記事を掲載することが15日、分かった。

 タイトルは「小渕優子経産相のデタラメすぎる『政治資金』」。記事によると、東京・明治座で開かれた有名歌手らが出演する「観劇会」を巡り、地元の政治団体「小渕優子後援会」(群馬県中之条町)は2011年までの2年間で計約1690万円を明治座に支払った。一方、収入は約740万円しかなく、差額の約950万円を後援会が負担した形になっていると指摘。観劇会には有権者が招かれていることから、仮に収支が政治資金収支報告書記載の通りであれば、破格の安さで観劇させたことになり、有権者への利益供与を禁じた公職選挙法に違反する可能性があると指摘している。

 また、後援会など関係3団体が親族の経営するブティックに支出した資金について「秘書がネクタイやハンカチを購入し、ギフトラッピングして議員会館に送った」とする関係者の証言を紹介。さらに地元のネギ農家に支払った約100万円も、贈答用のネギ購入代だった可能性があると指摘している。

 政治資金に詳しい神戸学院大大学院の上脇博之教授は毎日新聞の取材に対し「贈答用ならポケットマネーで出すべきだ。政治資金を使うのは、公私の区別ができていないからだ。ネクタイやネギなどを、誰に配ったのかについても説明が必要だ」と話す。小渕経産相の事務所は取材に対し「確認してみる」としている。(毎日新聞14年10月15日)』

『政治団体は「小渕優子後援会」と「自民党群馬県ふるさと振興支部」。

 両団体の収支報告書によると、同後援会は22年分の収支報告書に、「観劇会」の収入として約370万円を記載。一方、同後援会と同支部は約850万円ずつ計約1700万円を劇場「明治座」(東京都中央区)に支出したと報告している。23年分の収支報告書でも、ほぼ同額の収支を記載していた。(

 このほかにも、小渕氏関連政治団体で22~24年、「東京ドーム巨人戦観戦ツアー」の収支が不一致▽小渕氏の実姉夫妻が経営するブティックに計330万円を支出▽地元農協や農家に計100万円以上支出-など不透明な収支があった。 こうした収支の詳細について、小渕氏の事務所は産経新聞の取材に「確認してみる」としている。(産経新聞14年10月15日)』

* * * * *

 つまり、観劇に関して言えば、たとえば、本当はひとり1万円かかる席料を、半額以下で提供。差額は後援会が負担していたってことだよね。(・・) <しかも、下手すると東京までの移動費用(バス借り切りとか)や食事代なんかも負担していた可能性も否定できないように思うです。>

 その昔、自民党の地方選出議員の中には、後援会の会員や地元有権者を東京などに招待する団体ツアーを実施する人が少なからずいて。オモテ向きは国政報告とか言って、国会などを案内したり、プチ講演を行なったりすることもあるのだが、あとは名所観光、観劇、宴会などを行なって参加者に楽しんでいただく上、費用はほとんど後援会持ちというような明らかに集票目的のサービス・ツアー(お土産つき)を、堂々と行なったりしていたものなのだけど。
 何だかそれを思い出しちゃったりもして・・・。(・・)

 近時は、公職選挙法がどんどん厳しくなって。飲食や物品、サービスの提供も「買収」に当たるとして禁じられるようになったので、(それこそ、うちわの配布さえ違法の疑いがあるぐらいで)、もはやこういうツアーをおおっぴらにやっている議員は、もうあまりいないかと思っていたのだが。

 小渕優子氏の場合、おそらく父親の小渕恵三元首相の後援会をそのまま継承するような形をとっているのではないかと思われ・・・。もしかしたら、小渕後援会は、今でも後援者の支持をつなぎとめるために、昔ながらのサービスを行なっていた(のかも知れない)ということではないかと察する。(~_~;)
 
<尚、小渕氏を含む群馬選出の自民党議員は、八ツ場ダムの受注企業から献金を受けていることなどでも問題視されているです。(・・)>

* * * * *

 安倍改造内閣では、ウリモノだったはずの女性閣僚が、次々と問題が指摘されており、物議をかもしているのだけど。ここでクリーンなイメージが強い小渕大臣にも、政治スキャンダルが出たのは、安倍首相にとっても小渕氏本人にとっても痛いところかも。(>_<)

 安倍首相は、国民からの印象がいい&母親でもある小渕経産大臣をオモテに立てることで、原発再稼動をスムーズに運びたいという思惑があったようなのだが。
 もし小渕大臣が違法行為に関与していることが明らかになった場合は、原発再稼動の計画にも影響が生じるおそれもある。^^;(期待込み?)

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 そして、こっからは『安倍、二階の棚上げ発言に追い込まれ&中国に接近するプーチンに追いすがる?』(以下、前回の記事)の続報になるのだが・・・。

 安倍首相は、またまた外遊へGO!昨日、ASEM(アジア欧州首脳会合)に出席するため、イタリアのミラノに向けて出発した。(・・)

 首相は、ASEMで、またまた「アベノミクス」や「積極平和主義」をアピールする予定なのだけど。今回のASEMでの最大の課題は、11月のAPEC( アジア太平洋経済協力)を控えて、中国、韓国と関係改善&首脳会談実現の道筋をつけることだと言われている。^_^;
 ただ、安倍首相本人が一番楽しみにしているのは、ロシアのプーチン大統領との再会だろう。(++)

<首相自身、出発前、報道陣に対して「プーチン大統領と話をする機会を作りたいと思っています。また、中国、韓国との対話については、こうしたマルチの機会を通じて話す機会があればいいと。日本の対話のドアは常にオープンであると」と語り、真っ先にプーチン大統領の名を挙げて、会談への意欲を示していたです。(中韓は話す機会があればいいという程度なのね。^_^;)>

 安倍首相は、前回の記事にも書いたように、ウクライナ問題がなかなか解決しないことから、今秋のプーチン大統領の日本招聘はあきらめたものの、何とかプーチン大統領との関係を維持したいと懸命になっていて。
 先月から森元首相を通じて親書を渡したり、お互いの誕生日にお祝いコール&プレゼントの交換をしたりして、年内にプーチン大統領と直接会う機会を作ろうとして動いていたのだけど。とりあえず、ASEMでは立ち話程度の短時間&非公式でもいいから、どうにか会談を行なおうと考えているようだ。(・・)
 
『安倍総理は、約7つの国との2国間会談を予定していますが、なかでも、北方領土問題の解決に向けて重視するロシアのプーチン大統領との会談がポイントです。まずは、来月のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)での日ロ首脳会談に向けて、短時間でも非公式会談を行っておきたい考えです。(TBS14年10月15日)』

* * * * *

 他方、肝心の中韓との関係改善に関して言えば・・・。

 韓国との首脳会談は、今回は見送られる可能性が大きいとのこと。^_^;

『同じくASEMに出席する韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領との首脳会談は見送られます。韓国で産経新聞の前ソウル支局長が起訴されたのを受けて、政府内では「とても首脳会談ができる雰囲気ではない」と諦めムードが漂っています。(同上)』

 また、日本政府は、安倍首相と中国の李克強首相との接触or会談を調整しているものの、現時点では実現し得るのかどうか「???」だという。(~_~;)

* * * * *

 そんな中、昨日15日、中国の程永華駐日大使が都内で講演を行ない、APECでの首脳会談の可能性について語ったというニュースが。(・・)

『中国の程永華(チョンヨンフア)駐日大使は15日、都内で講演し、11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせた日中首脳会談について「APECは重要なチャンスだ。中国側の『中日関係を改善し、健全で安定した友好の正常な軌道に戻そう』という考えは(日本側と)一緒だ」と述べ、実現に前向きな考えを示した。

 程氏は、安倍首相が9月29日の所信表明演説で日中間に「安定的な友好関係を築いていく」と言及したことに触れ、「前向きな態度に留意している」と語った。(読売新聞14年10月15日)』

 ただ、中国側は、前回の記事にも書いたように、1・尖閣諸島の領有権問題の棚上げ、2・首相の靖国不参拝、3・歴史認識問題(首相が侵略性を認めることなど)にこだわっているようで・・・。程大使も、そのことについてもしっかりと言及していたという。^_^;

『「最も大きな障害は歴史問題・領土問題。この2つの問題は日本側の一部の人が引き起こしたもので、両国関係を改善するには避けて通れない」(中国 程永華駐日大使)
 中国の程永華駐日大使は、都内で行った講演でこのように述べて、日中関係の改善や首脳会談の実現にあたっては、歴史認識や領土に関する日本側の譲歩が必要だという考えを改めて示しました。

 一方、11月に北京で開くAPEC(アジア太平洋経済協力会議)に合わせて日中首脳会談が実現するかどうかについては、「そういう時期にはまだなっていないと思う」と述べる一方で、「双方、外交ルートを通じて接触を続けている」と含みを残しています。(TBS14年10月15日)』

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 中国政府は、安倍氏らの超保守派が、以前から、日本が中国を侵略したことや南京大虐殺などを歴史的な事実として認めていないことに強い反発を示している。^^;

 これに対して、安倍首相は今政権になって、国会で「侵略性の定義に疑問がある」と発言。また、終戦記念日の式辞でも、歴代首相が示して来たアジア諸国に対する加害や反省にあえて触れないなど、日本の侵略性や加害責任を認めたくないという思いをあらわにすることがあるため、ますます中国からの反発が高まっているような感じがあるのだが。

 ただ、安倍首相はとりあえず、日本の侵略性や加害責任を認めて謝罪した村山談話は継承すると語っているので、その点はクリアできる可能性がある。(**)
<安倍陣営は、来年、終戦70年を迎えるに当たって、新たな首相談話を発表して、村山談話はなきものにすればいいと。それまでは、とりあえず村山談話は継承すると言っておこうって考えているのよね。^^;>

* * * * *

 また、靖国参拝に関しては、安倍首相は以前から「靖国神社に参拝するかしないかについては言及しない」と繰り返しているのであるが。<結局、昨年末に参拝を強行しちゃったのだけど。>
 首相としては、保守派の支持者の手前、また中国に無条件で首脳会談を行なうように要求していることからも、公の場で、自ら靖国参拝について言及することはないと思うが。でも、誰かを通じて、靖国参拝を控えるというメッセージを中国側に伝える可能性は十分にある。^^;
<中韓への配慮と言うより、今度、靖国参拝したら、どこよりも米国がめっちゃ怒りそうだし~。^_^;>

 実際、自民党の高村副総裁は、5月に訪中した際、中国要人との会談で、「首脳会談が実現し、日中関係が進展すれば首相が靖国神社に行くことはないと思う」との見解を伝えているし。
 福田元首相が、7月に訪中した際にも、首相は靖国参拝しないだろうという見立てを行なったと報じられている。(@@)

* * * * *

 しかし、安倍氏の超保守仲間の中には、日本の首相が中国なんぞの要求に応じて靖国参拝をやめるなんてことは、あるまじきことだと考える人もいるわけで。
 最近、安倍氏の超側近である萩生田総裁特別補佐は、9月末に、米紙のインタビューで、こんな発言を行なっていたという。(@@)

『29日のブルームバーグ・ニュースとのインタビューで語った。萩生田氏は、首相が「APECの前にわざわざ参拝するとは思っていない」と明言した。その後については「じゃあ永遠に行かないかというと、そういう人ではない」と指摘。年内に参拝するかどうかは「本人が自分で決める」との見方を示した。(中略)
 萩生田氏は、首脳会談の条件として中国側から靖国神社に参拝しないことを確約するよう求められた場合、「総理は蹴っ飛ばすと思う。行くか行かないかは個人の判断」と述べた。その上で、「首脳会談の席で靖国問題について向こうが意見を言うことはあるかもしれない」とも語った。(ブルームバーグ14年9月30日)』

『「日中首脳会談の後で靖国参拝を強行すれば、中国はメンツ丸潰れ。両国関係は今よりもっと険悪になる。さすがに、そこまで浅はかではないと信じたいですが、安倍首相は言っていることとやっていることが支離滅裂。この二枚舌には中国も激怒していると思います」(外交評論家・天木直人氏) (日刊ゲンダイ14年10月14日)』

* * * * *
 
 萩生田氏は、安倍氏が信頼する側近&コアな超保守派で、「総裁特別補佐」という肩書きで、安倍首相&党総裁がオモテ向きは言動しにくいこと(ホンネ?)を、本人に代わってアレコレと発言&行動を行なっている人。(-"-)

 教育再生(という名の改悪)では、自分たちと考えが合わない教科書会社を呼びつけて、圧力をかけたりしていたこともあるし。先述した村山談話と同様、河野談話も来年、新談話を発表することで、骨抜きにすることを提言している。^_^;(*1)

 また、靖国参拝に関しては、上の記事にもあるように、安倍総裁の代理として何度も参拝(安倍総裁の名を記帳)を行なっており、昨年も早い段階から首相は年内に参拝を実行すると明言。年末に首相に強く参拝を促したことでも知られている。^^;

<米政府が靖国参拝に抗議声明を出したことにも、講演会で「共和党政権の時代にこんな揚げ足を取ったことはない。民主党政権だから、オバマ大統領だから言っている」「日本がアーリントン(国立)墓地に参拝するのがけしからんと(言ったら)やめるのか。やめるわけがない」とオバマ政権を大批判する発言を行なっていたりもして。(~_~;)>

 でも、安倍首相は、萩生田氏がこのような言動をするのを放置しているわけで。<9月の役員改造でも、総裁特別補佐を留任させているしね。>
 その言動が、国民や中韓、米国などに知られても構わないと思っている部分があるのだろう。^^; <ただ黙って従うのは悔しいので、萩生田氏がこう言ってくれると、すっとしてストレス解消につながるとこがあるのかしらん?>

 とはいえ、もし安倍首相がAPECで中国との首脳会談を実現し損ねた場合には、外交上も経済上も大きな損失、信頼低下を被ることになりかねないわけで。
 そろそろ萩生田氏の好き勝手な言動が、安倍首相の足をぐ~んと引っ張ることになるかもな~と、(期待込みで?)思っているmewなのだった。(@@)

                          THANKS

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by mew-run7 | 2014-10-16 07:50 | (再び)安倍政権について | Trackback

安倍が対中外交でも悩めるコウモリに+終戦記念日の総裁代理人、閣僚等の靖国参拝

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】

 今日からお盆休み明けという人も多いのではないかと思うのだけど。蒸し暑い日々にもめげず、ゲリラ雷雨に気をつけて、頑張って行きませう! o(^-^)o

 mewは9月中旬までトンデモ多忙期間ゆえ、残念ながら、その間はゆっくり様々な分野のニュースを見たり、それについて調べたりする時間をとれそうになく・・・。
 それゆえ、先日も書いたように、当分は安倍政権の国政の問題(特に安保軍事系)、そして当ブログが勝手に展開している「地方首長選を通じて安倍政権にNO!を」キャンペーンに関する話を中心に書いて行きたいと思うです。m(__)m

 まず、先週、アップし損ねてしまった「終戦記念日の靖国参拝」の話を・・・。<毎年書いているので、資料保存を兼ねて取り上げておこうかと。>

 安倍首相は終戦記念日の靖国参拝を見送り、昨年同様、側近の萩生田総裁特別補佐を総裁の代理人として送り、玉串料を納めることに。<「自民党総裁 安倍晋三」の名で記帳。>

 安倍内閣からは、終戦記念日の当日に新藤総務大臣、古屋国家公安委員長、稲田行革担当大臣の3人の閣僚が参拝を行なった。(・・)
 新藤大臣は私人として参拝したと説明。稲田大臣は、自らが率いている超保守系の議員グループ「伝統と創造の会」の会長として参拝。<そのように記帳したとのこと。>ただし、古屋大臣は、「国務大臣 古屋圭司」と記帳したという。^^;

 また、安倍首相の実弟・岸信夫副外相、愛知副財務相、衛藤首相補佐官、小泉復興政務官ら副大臣5人と政務官4人が同日に参拝した。<根本匠復興相は記者会見で、(わざわざ?)今年春から夏の間に参拝したことを明らかに。>

* * * * *

『安倍晋三首相は終戦記念日の15日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝せず、自民党の萩生田光一・総裁特別補佐を通じ、党総裁として私費で玉串料を奉納した。萩生田氏は首相から「国のために尊い犠牲となられた御英霊のみ霊に尊崇の念を持ち、謹んで哀悼の誠をささげてほしい。揺るぎない恒久平和をしっかりと誓ってほしい」と伝えられたと記者団に明かした。(共同通信14年8月15日)』

『自民党の萩生田光一総裁特別補佐は同日午前、首相官邸を訪れ、玉串料の奉納を首相に報告した。首相からは「ご苦労さま」とねぎらわれたという。
 首相は、この日午後から再び夏休みに入り、山梨県内の別荘へ向かった。靖国神社参拝についての記者団の問いかけには、無言のままだった。「靖国参拝を外交問題化する意思がないことを明確化する」(首相周辺)狙いがあるようだ。
 公明党の山口代表は15日、東京都内で記者団に「首相は参拝が外交上の問題に結びついていると十分認識し、参拝を控えたのではないか」と述べ、中韓両国との関係改善に期待感を示した。(時事通信14年8月15日)』 

* * * * *

『新藤義孝総務相は15日午前、東京・九段北の靖国神社に参拝した。参拝後、新藤氏は記者団に「尊い英霊に尊崇の念を込めてお参りさせていただいた」と述べた。一方で今回の参拝は「私的な行為」と説明。中韓両国からの反発については「外交的な懸念を示されることにはつながらない」と強調した。玉串料は私費で納めた。
 安倍政権発足後、新藤氏は4月の春季例大祭や8月15日の終戦記念日、10月の秋季例大祭などに合わせて参拝を繰り返している。(日経14年8月15日)』

『古屋圭司拉致問題相は15日午前、東京・九段北の靖国神社に参拝した。古屋氏は参拝後、「自らの国のために命をささげた人たちに哀悼の誠をささげ、平和への誓いを改めて表することは、国会議員の責務である」とのコメントを発表した。
 安倍政権発足後、古屋氏は4月の春季例大祭や8月15日の終戦記念日、10月の秋季例大祭などに合わせて参拝している。(同上)』

『古屋氏は参拝後、記者団に「一国のために命をささげた方々に哀悼の誠をささげるのは当然だ」と説明。新藤氏は「私的な行為で、懸念を示されることにはつながらない」と述べた。稲田氏は「今の平和で豊かな日本が、国のために命をささげた方々の積み重ねの上に成り立っているという思いで参拝した」と語った。(日刊スポーツ14年8月15日)』

『稲田朋美行政改革担当相は終戦記念日の15日午後、自民党有志議員による「伝統と創造の会」会長として東京・九段北の靖国神社を参拝した。(中略)
 稲田氏は参拝後、外交への影響について記者団に「国のために命をささげた方々に感謝と敬意と追悼の意を表することは当然だ」と述べ、中韓両国の批判は当たらないと強調。玉串料は有志議員の会として支出したと説明した。(時事通信14年8月15日)』 
  
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 また、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の議員84名も同日、参拝したという。
<この会の会長の尾辻秀久氏は、日本遺族会の会長でもある。>  
 
 保守系の超党派議員でつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長・尾辻秀久元参院副議長)は終戦記念日の15日、東京・九段北の靖国神社を集団参拝した。同会によると参拝した衆参議員は計84人で、2013年の103人からは減少したが、12年夏の民主党政権下の55人は上回った。政府側からは、衛藤晟一首相補佐官、安倍晋三首相の実弟の岸信夫副外相、愛知次郎副財務相ら副大臣5人と政務官3人の計9人が参加した。

 党派別の内訳は自民党の68人が最多。次世代の党7人▽日本維新の会6人▽民主党2人▽無所属1人--と続いた。自民党は尾辻氏や高市早苗政調会長、民主党の羽田雄一郎参院幹事長、維新の松野頼久国会議員団代表、次世代の党の平沼赳夫党首らが参加した。参拝議員が昨夏からやや減ったことについて、同会は「昨年は当選直後だった議員も地元と関係が深まり、地元行事を優先したのではないか」とみている。

 同会とは別に、自民党の野田聖子総務会長や小泉進次郎復興政務官、次世代の党の石原慎太郎最高顧問らも同日参拝した。首相の参拝見送りについて、尾辻氏は集団参拝後の記者会見で「(大戦で)亡くなった方々のために首相が国益を判断したと思う」と理解を示した。一方、靖国神社の境内で開かれた保守系団体の会合で、次世代の党の山田宏幹事長は「首相が普通に参拝できない国は独立国ではない」と不満を見せた。(毎日新聞14年8月15日)』

* * * * *

 安倍首相が終戦記念日に参拝しなかった背景には、もちろん中韓への配慮もあったのではないかと思うのだけど。<今年は、11月のAPECで日中首脳会談を行なうことを要望しているので。>
 ただ、靖国神社にとって最も重要な祭祀は、春秋の例大祭であって。終戦記念日は特別な日ではないので、安倍首相らのようなコアな靖国神社の信奉者も、終戦記念日より春秋の例大祭での参拝を重視しているし。同日の参拝の見送りは「痛恨の極み」とまでは言えないのではないかと察する。(・・)

 とはいえ、安倍氏は単に参拝を見送ったという形をとるのはイヤなので、昨年から自分の代理人として萩生田氏を参拝させ、苦肉の策として「総理大臣」ではなくて「自民党総裁」の名で玉串料を奉納することにしている。^^;

<終戦記念日の参拝に最もこだわっているのは、日本遺族会。(今年も遺族会会長が官邸に行って、安倍首相に同日での参拝を要請していたです。)小泉元首相が、終戦記念日の参拝にこだわったのも、01年の総裁選の時に日本遺族会系の議員の支持を得るために、同日の参拝を公約にしていたから。>

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 むしろ安倍首相にとって、大きな問題は、中国側が日中首脳会談を行なうに当たって、「首相在任中の靖国不参拝」を強く求めていることだろう。(~_~;)

 その辺りのことは『日中会談実現のため、譲歩を迫られる安倍~靖国不参拝などの条件を呑むのか?』に書いたのだが・・・。
 安倍首相や菅官房長官は、あくまで首脳会談は条件をつけずに行なうべきだとの主張を続けているのだけど。自民党の高村副総裁は、5月の訪中時に中国要人と会談した際、「安倍晋三首相はもう靖国神社には行かないと思う」との見通しを伝えたことを明らかにしている。(~_~;)

 また7月には福田元首相が訪中して、習近平主席と会談を行なったのだが。その時も、中国側は安倍首相の譲歩を求めたと報じられているし。

 8月9日には、ミャンマーで岸田外務大臣が安倍政権発足後初めて中国外相と会談を行なったのであるが。この時も中国側は、首脳会談に関する条件を伝えたと見られている。(~_~;)

『岸田氏は9日深夜(日本時間10日未明)、ネピドーで中国の王毅外相と会談した。日中外相会談は、日本政府が尖閣諸島(沖縄県)を国有化した直後の2012年9月に米ニューヨークで行われて以来約2年ぶりで、第2次安倍内閣が発足してからは初めて。
 会談後、岸田氏は記者団に「関係改善をいかに進めるかについて、ゆっくりと長時間話をした。意見を率直に述べあった」と語ったが、内容の詳細は明らかにしなかった。尖閣諸島の問題などについて両国が立場を説明したとみられる。岸田氏は「私としてはこれをきっかけとして、両国の関係改善を進めていきたいと思っている」と述べた。(読売新聞14年8月11日)』

『(岸田氏は)11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせた安倍首相と習近平国家主席との首脳会談実現に向けて協力を呼びかけたとみられる。
 王氏は記者団に「初歩的な意見交換だ」とした上で、関係改善には日本側の「さらなる誠意」が重要だとの認識を示した。これまで中国側は、首脳会談開催の条件として、安倍首相が靖国神社を参拝しないと表明する▽尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領有権問題の存在を認める-ことを求めており、両外相は双方の立場を主張し合ったとみられる。(産経新聞14年8月10日)』

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 岸田氏は、ASEAN外相会合のためミャンマーを訪れていたのだが。9日には、韓国の尹炳世・ユン・ビョンセ外相とも会談。(日韓の正式な外相会談は2013年9月に米ニューヨークで開いて以来、約11カ月ぶり。)ケリー米国務長官単独の会談のほか、日米韓外相会談も実現させている。(・・)
<北朝鮮の李スヨン外相とも立ち話の形ながら会談を行なったようだ。>

『ミャンマー訪問中の岸田文雄外相は9日夜、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相と首都ネピドーで約45分間会談した。日韓の正式な外相会談は2013年9月以来、約11カ月ぶり。両外相は外相レベルを含めて政府間の対話を継続していくことで一致。尹氏は「歴史問題で日本が真摯な態度を示せば、両国で複雑に絡んだ糸を少しずつほぐせる」と述べ、首脳会談の実現に向けて日本の行動を要求した。

会談を前に笑顔で握手する、韓国の尹炳世外相(左)と岸田外相(9日、ネピドー)=共同
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会談を前に笑顔で握手する、韓国の尹炳世外相(左)と岸田外相(9日、ネピドー)=共同
 両外相は、ミャンマーで開催中の東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議の機会を利用して会談した。岸田氏は「両国には困難な問題が存在するが、良好な日韓関係は双方の利益だ」と関係修復を呼びかけた。

 尹氏は昨年12月の安倍晋三首相の靖国神社参拝や安倍政権が6月に公表した従軍慰安婦問題をめぐる河野談話検証などを相次ぎ批判。「来年は韓日国交正常化50周年を迎えるが、(話題に)取り上げることも難しい状況になった」と指摘した。(日経14年8月9日)』

* * * * *

 中国も韓国も、日本との関係改善をはかる気持ちはあるようなのだが。<日本にとっても、中韓にとっても両者の関係悪化は、経済的なデメリットが大きいしね。>
 中韓とも領土問題に関しては多少譲歩する(問題として取り上げない)ことはできたとしても、国民感情から考えて、安倍首相の歴史認識や靖国参拝だけは妥協できないと考えている様子。^^;
 
 今回、中韓の外相が岸田外務大臣とかなり友好モードで会談を行なったのであるが。<中国外相は初日に岸田氏に会った時に「SEE YOU(またね)」と挨拶。中韓外相とも会談の際には、笑みを浮かべて握手ショットを撮影。>
 ただ、それは岸田氏が宏池会派閥に属するハト派&中韓外交重視の政治家であることを認識していたからだという見方が強い。(~_~;)
<前も書いたけど。中韓政府は、日本のどの政治家がどのような思想を持っているか、かなりチェックしているんだよね。^^;>

* * * * *

 上のリンク記事にも書いたように、安倍首相は、保守層の支持者を意識して、オモテ向きは「日中首脳会談では条件をつけるべきではない」と主張しているものの、ウラでは「靖国参拝を2度と行なわない」と伝えるのではないかと見る人もいるのだけど。
 中国側は、靖国不参拝を公言することを求めているという報道もある。(~_~;)

『中国政府の複数の高官によると、中国政府は11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で、日中首脳会談を行うことを検討している。だが、「妥協してまで首脳会談を行う必要はない」というのが中国首脳の考えで、安倍首相がそれまでに参拝しないと明言しなければ首脳会談は行わない方針だ。日本側にはこうした意向を伝えているという。(中略)

 政府・与党内では、当面は参拝しない意向を水面下で中国に伝える案も出ているが、中国側は「水面下で伝えられても信じられない。信頼関係は既に壊れている」(中国政府高官)として、あくまで安倍首相が明言することを求めている。(毎日新聞14年8月11日)』

<3月の日米韓3国の首脳会談の前に、安倍首相が米韓の要望に応じて、国会で「河野談話の見直しをしない」と明言したのだが。中国側は、同じような形をとることを求めているのかも。^^;>

* * * * *

 安倍首相は、米国と11月のAPECまでに日中首脳会談を実現すると約束しているようだし。安倍首相を支援して来た経済団体や大企業も、輸出入への支障が深刻化していることから、早期に中国との関係改善を求める声が強くなっているようなのだけど。

 もし安倍首相が靖国不参拝を明言するなど、中国に対して大幅な譲歩をすれば、超保守派の議員や経済界人、国民からの支持を失いかねないだけに、暗礁に乗り上げている対ロシア外交と併行して、対中外交でも悩めるコウモリになっているのではないかな~と思うmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2014-08-18 13:08 | (再び)安倍政権について | Trackback